2019.06.17

【ボリビア】

■残る1人も遺体で発見 La Razónの記事
チリ北部、トコピーリャの鉱山で生き埋めとなり、安否不明となっていた最後の1人も、遺体で発見された。落盤事故により地下70メートルに3人が取り残され、1人は救助されたものの、22歳男性に続いてその父親の45歳男性も遺体で収容された。エボ・モラレス大統領はこの報道を受け、哀悼の意を表している。

■サモラ氏、正式に撤収 Correo del Surの記事
10月の大統領選から、ハイメ・パス・サモラ氏が正式に撤収した。同氏は先週、出馬を断念することを明らかにしていたが、この出馬取りやめの手続きが正式にとられたものだ。同氏はカトリック系政党PDCの後ろ盾を得ていたが、現時点でPDCは今後の選挙戦にどう臨むか、明らかにしていない。

■メサ氏、議会対策を語る Correo del Surの記事
10月の大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、議会対策について語った。大統領選と同時に議会選挙も行なわれるが、同氏が当選しても「少数与党」となり、議会対応に苦慮する可能性がある。これに備え、現職の議会議員らを含め一定の準備を進める姿勢を示した。同氏は2005年の大統領辞任時、議会との関係が影響した経験を持つ。

■外港と鉄道がテーマに La Razónの記事
ボリビア、ペルー間の共同閣議では、外港と鉄道が主要テーマになる。内陸国のボリビアは、外港機能を同国南部のイロ港に集約する姿勢だ。この件にはペルーからの協力は欠かせない。またボリビアが進める、国内鉄道網を活用した大陸横断鉄道計画でも、イロ港が太平洋側の出口になる。閣議は今月24、25日にイロで開催される。

■薬物輸送2機を摘発 La Razónの記事
軍と警察は、ベニ県内の空港で、薬物輸送に使用されたとみられる2機を摘発した。小型機による薬物輸送は現在、南米では国境を越えた問題となっている。この対応のため軍と警察は、ベニ県内の空港、飛行場に駐機中の機材について、詳細な調査を実施した。この結果、2つの機体に不審な点が多く、薬物機とみられるという。

■シマウマ、17日に復帰 Correo del Surの記事
スクレ市は、17日から市内で「シマウマ」が復活すると発表した。市内ではシマウマの着ぐるみの若者らが、交通整理や指導を行なう。市側の財政問題でこのシマウマは長期間、活動ができない状態となっていた。新たな財政が出動され、復活することが決まったものだ。このシマウマのモデルは、ラパスで導入されたものだ。

■オルーロ、献血運動 La Patríaの記事
オルーロではこの週末、献血運動が行われた。6月14日には献血の国際デーで、この直後の週末に催されたものだ。国内でも売血は終了し、今は輸血血液は献血に依存している。しかし各地の血液銀行では、慢性的なドナー不足が続いており、献血の重要性を市民に啓発するため県保健局側が実施したものだ。

■グラン・ポデール、ゴミ32トン El Díaの記事
15日にラパスで開催された「グラン・ポデール」では、実に32トンものゴミが排出されたという。ラパス最大のフォルクローレの祭典で、早朝から深夜にかけパレードが展開された。しかし過度のアルコール摂取などにより、大量のゴミがこのイベント全体を通じ排出されたという。

■オスタルで捨て子か El Díaの記事
サンタクルス市内の簡易宿オスタルで、捨て子があったとみられる。市内のラ・ラマダ市場近くのオスタルの室内に、生後3か月ほどの女児が放置されていた。宿側によると、この母親の名前が「ベルタ」であることしか分からないという。現在警察が、捨て子事件として捜査を続けている。

■サンフアン、たき火規制 La Patríaの記事
オルーロの環境行政は、23日の「サンフアンの夜」のたき火規制を強化する。国内ではこの夜、たき火をする習慣があったが、大気汚染の発生などを受け各地の行政が、この行為を禁じている。オルーロではそれでもたき火をする人が後を絶たないことから、環境行政はこの日市内で、大規模な摘発を行なう方針だ。


【ペルー】

■国境、あふれかえる El Comercioの記事
トゥンベス県のエクアドル国境は、足止めされたベネズエラ国民で溢れかえった。政府は大量の難民流入を受け、この15日から入国ベネズエラ国民にビザ取得を義務づけた。14日には駆け込みで9千人がこの国境を通過したが、時間切れで足止めされるベネズエラ国民が、今もなお国境にとどまっている。

■保健省、医薬品確保 El Comercioの記事
難病のギラン・バレー症候群発症者が激増したことを受け、保健省は対応のための医薬品の確保を急いでいる。この難病発生については、感染症などの影響の可能性が指摘されているが、未だ原因が特定されていない。同省はこの特定を急ぐとともに、必要医薬品を確保し発症者の治療、改善にも注力する。

■マチュピチュ入場券、一部停止 El Líneaの記事
マチュピチュの電子入場券について、一部が機能停止するという。文化省が明らかにしたもので、22日18時から23日にかけ、システム更新を行なう影響によるものだ。とくに23日の電子チケットについては、そのままでは使用できないとして、利用者らに注意が呼びかけられている。

■ビニクンカ、保護区へ La Repúblicaの記事
レインボー・マウンテンとして観光開発が進むクスコ県のビニクンカが、保護区に加えられる。議会がこの措置について承認したものだ。色とりどりの地層がみられるこの場所へは現在、毎日1000~1500人の観光客が訪れている。議会はこの自然環境を保護する措置について、承認した。

■ラ・リベルタ、トラック落ちる La Repúblicaの記事
ラ・リベルタ県で、トラックが谷に転落する事故が起きた。サンチェス・カリオン郡チュガイのラ・グリンガの道路で起きた事故だ。トラックが道路を外れて50メートル下に転落し大破した。この事故で7人が死亡し、3人が負傷している。乗っていたのは家族で、父の日を祝うため移動していたとみられる。

■食品表示、義務化 El Comercioの記事
市販される食品に対し、特定成分の表示が17日から義務化される。商品のパッケージ上に、糖分、脂分、トランス脂肪酸、塩分の表示が義務づけられるものだ。すでに一部の市販商品には、この注意表示がなされているが、この日からはすべての食品に表示が必要となる。


【チリ】

■鉱山、2人めの遺体収容 BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州トコピーリャのサンホセ鉱山から、2人めの遺体が発見、収容された。この鉱山ではボリビアの3人が、落盤事故の影響で地か70メートルに生き埋めとなった。その後1人は救助されたが、別の一人につづいて新たな遺体が収容されたものだ。現在死因などについて、調べが進めれている。

■アンゴル、火災が路上に Biobio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州のアンゴルで起きた火災が、周囲の路上にも広がった。市内の倉庫で起きた火災で、保管されていた燃油が面するカラブコ通りに流れ出し、ここに引火したものだ。この事態で、現場周辺の住民が一斉に避難するなど、混乱が広がった。この事態による人的被害は生じていない。


【アルゼンチン】

■国内全土で停電 Infobaeの記事
父の日でもある16日、前例のない規模の大規模停電が発生した。朝7時7分頃、パラグアイのヤシレタダムからの送電が絶たれたことから、全土に停電が広がった。停電は隣国ウルグアイほぼ全土と、パラグアイ、ブラジルの一部にも及んだ。その後段階的に送電が再開され、15時時点で95%の地域では回復している。

■停電、送電網への過重か La Nacionの記事
16日に起きた大規模停電の原因は、送電網に対する過重な送電であった可能性がある。パラグアイのヤシレタダムからの送電が絶たれて起きたこの事態だが、電力各社は現時点でメカニズムは解明されていないとしている。専門家らは、送電システムそのものに重大なトラブルが生じた可能性が高いとみている。

■停電、スブテは全線見合わせ Infobaeの記事
16日の大規模停電を受け、ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)は全線で、運転が見合された。全土で送電が止まったことによる措置だ。ブエノスアイレスの近郊鉄道の多くは、間引き運転を続けた。またエセイサ国際空港、アエロパルケでは便の発着は続けられ、市内を走るコレクティーボ(路線バス)の多くも運転が維持された。

■マクリ、徹底調査求める Los Andesの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、16日に起きた大規模停電を受け、原因などについての徹底調査を指示した。ツイッターを通じてコメントを出したもので、現時点でこの原因は特定されていないことを示した上で、再発防止のためにも徹底的な原因調査が必要との見解を示している。


【エクアドル】

■不明男性、20日ぶり救助 El Comercioの記事
トゥングラワ県バーニョス近郊のスニャグ自然公園で行方が分からなくなっていた65歳の男性が、20日ぶりに救助された。この男性は5月26日、この公園内のつり橋を渡ろうとした際、川に流され不明となっていた。しかし男性は下流域で川から這い上がり、飢えや渇きをしのいで生き延びていたという。

■キト、交通改革の必要性 El Comercioの記事
キト都市圏は、交通改革の必要に迫られている。市内では全長22キロにわたるメトロ(地下鉄)建設が進み、この年末か来年初めには、開業の見込みだ。この大量輸送機関整備の一方、市内に張り巡らされたバス路線網などの見直し作業は進んでいない実態だ。メトロとバスを合わせた新たな交通政策が求められる。


【コロンビア】

■ビジャビセンシオ道、不通長期化か Caracol Radioの記事
ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ道路の不通は、長期化するおそれがある。ジャノ付近で起きた大規模土砂災害で、この道路は13日朝から通行できなくなっている。土砂が大量であるうえ、この土砂災害現場付近でさらなる土砂災害リスクが高まっている状況だ。現時点で、通行再開の目途は立っていない。

■迂回路、混雑続く Caracol Radioの記事
ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ道路の不通を受け、迂回路の混雑が続いている。大規模土砂災害により13日から、この幹線道路は通行できなくなっている。この道路を通行する車輛のほぼすべてが迂回路に流れ、慢性的な混雑となっている。この事態を受けアビアンカ航空は、両都市を結ぶシャトル便を運航している。


【ベネズエラ】

■数千人、国境渡れず La Repúblicaの記事
数千人のベネズエラ国民が、ペルーに入国できなかったとみられる。大量の難民流入を受け、ペルー政府はこの15日から、入国するベネズエラ国民にビザ取得を義務づけた。とくにエクアドル国境が混雑し、14日には9千人以上が入国したとみられる。しかし時間切れで、数千人が入国を果たせなかったという。

■欧州、圧力強める El Universoの記事
欧州各国が、ニコラス・マドゥロ政権に対する圧力をさらに強めている。欧州の多くの国々は、フアン・グアイド暫定政権を承認しているが、スペインやフランスなどはマドゥロ政権関係者の入国などを禁じる措置を新たに発動する見通しだ。同様の措置はすでに、同政権に圧力を強める米国がとっている。

■カプリレス「誘惑に乗るな」 El Diarioの記事
前ミランダ州知事で野党指導者のエンリケ・カプリレス氏が「誘惑に乗るな」と呼びかけた。今週、前チリ大統領で国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が国内を訪れる。ニコラス・マドゥロ政権の招きによるものだが、カプリレス氏はバチェレ氏が、マドゥロ政権に「懐柔される」ことに重大な懸念を表した。

■グアイド「生きるか死ぬか」 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、今のベネズエラは「生きるか死ぬかだ」と述べた。今、改革の道をとらなければ将来はなく、改革なしではすべての国民が死ぬだけだと述べたものだ。議会議長の同氏は1月10日のニコラス・マドゥロ政権の「失効」を受け、暫定政権樹立を宣言している。

■国連、ペルーに特使派遣 Infobaeの記事
国連難民高等弁務官事務所は、ペルーに特使を派遣する。ペルーはこの15日から、入国するベネズエラ国民にビザ取得を義務づけた。大量の難民流入を受けた措置だが、この事態で多くのベネズエラ国民が、国境などで足止めされている可能性がある。この事態対応のため、この特使派遣を発表したものだ。

■消防士ら、バケツリレー Venezuela al Díaの記事
カラカスで消防士らが、消火のためにバケツリレーを行なった。ボリバール・デ・カティア通り沿いの建物で火災があったが、放水に必要な水が確保できず、やむを得ず住民らと協力しバケツリレーを行なったという。カラカスではメガ停電発生以降、水道水が十分に使用できない状況が地域により続いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■大規模停電発生 El Paísの記事
アルゼンチン、ウルグアイなどで大規模停電が発生した。アルゼンチン時間16日朝7時過ぎ、両国全土とパラグアイ、ブラジルの一部で停電となったものだ。ブエノスアイレスで発生した停電が、周辺国に波及したとみられているが、まだ原因特定はなされていない。15時の時点で、95%の地域では送電が回復している。

■ウルグアイ産業相「最悪」 El Observadorの記事
ウルグアイのギジェルモ・モンセッチ産業相は、16日朝に発生した大停電について「最悪の事態」と表した。アルゼンチンで起きた大規模停電の影響で、国内全土、およそ88%の世帯で電力が使用できなくなった。同大臣はこの事態が国内で起きた停電として最悪レベルで、政府としても復旧に全力を挙げているとした。

■ハイチ、デモ続く Kaos en la Redの記事
ハイチでは、大規模なデモが続いている。疲弊した経済に追い討ちをかけるように、ジョブネル・モイーズ政権への汚職疑惑が生じ、多くの国民が政権退陣を求め声を上げている。首都ポルトー・プランスなどでデモ行進や道路封鎖などが続けられ、この事態がさらに経済を停滞させているとの指摘もある。

■グアテマラは投票日 Caracol Radioの記事
グアテマラは16日、選挙の投票日を迎えた。この日800万人の有権者が同国大統領、下院議員、340の地域行政首長、そして20人の中米議会議員の投票に臨んでいる。現時点でこの投票について、同国内では混乱やトラブルは起きていない。大統領選については過半数候補はいない可能性が高く、決選投票に至る見通しだ。

■ホンジュラス、闘争続く La Prensaの記事
ホンジュラスでは社会闘争が続いている。政府は、公的分野の一部民営化方針を示したが、この対象となった教育、保健分野での反対運動が続いているものだ。教員や、医師など医療関係者らがテグシガルパやサンペドロ・スーラで抗議の声を上げている。政府側が対話を呼びかけているが、まだ実現していない。

■パラグアイ、刑務所暴動 El Universoの記事
パラグアイの刑務所で暴動があり、合わせて9人が死亡した。首都アスンシオンの北380キロにあるサンペドロの刑務所で起きた事態だ。所内で起きた騒ぎに乗じ、カリブ22口径銃が乱射されたもので、8人が負傷している。駆けつけた警官隊により、現在同刑務所内はコントロールされているという。

■NGO、マリファナの苗配布 El Universoの記事
パラグアイのNGO団体が、マリファナ(大麻草)の苗を配布した。同国ではマリファナは全面的に禁止されていたが、マリオ・アブド・ベニテス政権は緩和ケアなどの目的での個人栽培、使用などを解禁する措置をとった。これに基づき、家族に病人がいる家庭などに、マリファナの苗を合法的に配布したという。

■中米にサハラの砂 La Vanguardiaの記事
中米に、アフリカのサハラ沙漠の砂が到達しつつある。砂を含んだ西風が大西洋、カリブ海を渡り到達しつつあるもので、エルサルバドルなどで観測されているという。各国の保健省は、この砂を含んだ風の影響を受けるおそれがあるとして、市民に対しマスク着用などを呼びかけている。



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