2019.06.21

【ボリビア】

■生き埋めの3人が帰国 La Razónの記事
チリ北部、トコピーリャの鉱山事故で生き埋めとなった3人が、帰国した。鉱山から無事救助された1人と、遺体で収容された父子が専用機でエルアルト国際空港に帰還したものだ。救助された男性はそのまま病院に向かい、また2人の遺骸は家族とともに自宅に戻っている。

■メサ氏、広報指名 La Razónの記事
10月の大統領選に出馬するカルロス・メサ氏は、広報を指名した。10月20日の投票に向け、メサ氏サイドの広報となったのは政治学者のディエゴ・アヨ氏だ。メサ氏はこの人選について、アヨ氏が政治学上の見識が高く、メサ氏の政策を分かりやすく伝えられる存在であることを挙げている。

■チリ、9月18日に抗弁 La Razónの記事
チリは国際司法裁判所で、9月18日に抗弁する。チリ側の意向を同裁判所が受け入れ、日程を示したものだ。ボリビアは、ポトシ県のシララ水系の水をチリ側が100年にわたり、無断使用している問題をこの法廷に持ち込んでいる。ボリビア側は5月15日に、自国の立場をこの法廷で説明していた。

■コロンビアマフィアの脅威増す Página Sieteの記事
ベニ県で、コロンビアの薬物組織の脅威が増しているという。とくにベニ川沿いのルレナバケやサン・ブエナベントゥーラで、こうしたマフィアの暗躍が続いていると指摘された。同国でのコカイン生産、流通などが難しくなり、同県にその拠点を移し活動するケースが増えているとみられる。

■イロ港使用、増える El Díaの記事
ペルー南部のイロ港を通じたボリビアの貿易が、確実に増えているという。今年この港湾を通じた貿易は2万5千トンと、昨年より280%増える見通しだ。チリ北部の港湾を外港として使用してきたボリビアだが、同国との関係悪化からこの機能をイロに移転集約することを、政府が国策として進めている。

■トゥナリで火災 Correo del Surの記事
コチャバンバ県のトゥナリ国立公園で、また林野火災が起きている。この公園内の森林で火が広がっているもので、ティキパヤの消防が消火活動を続けている。この公園では5月31日、チンチェタとワイリャニの境界付近で牧草地が焼ける火災があり、2.5ヘクタールを焼失していた。

■ノル・ユンガスで衝突 La Razónの記事
ラパス県ノル・ユンガスのトリニダ・パンパで衝突が起きた。地域のコカ葉生産者らと警察との間で起きたもので、車輛が破壊されるなどしたという。この地のコカ葉生産をめぐっては、政府側との対立が続いている。政府警察側は、この事態は「コントロールされた」と発表している。

■オルーロ、ミニバス闘争 La Patríaの記事
オルーロで、ミニバスの運行会社間の闘争が起きているという。市民の重要な足となっているミニバスだが、その路線や運転体制などをめぐり運行会社間で争いになっている。この事態で、101番系統の路線を運転する会社が、街路を封鎖する動きに出た。市側の斡旋で、両者間の協議が行われることになった。

■ウィリュカクティ、国際デーに La Razónの記事
21日のアイマラ(アンデス)の新年を「Willkakuti」(ウィリュカクティ)として国際デーにしようという運動が始まった。この日は国内では新しい農業サイクルの到来を祝い、初日を迎える行事が各地で行われる。国際的な記念日を登録する機関に、このウィリュカクティを登録申請する準備が進められているという。

■たき火、ドローン監視 Página Sieteの記事
ラパス市は23日、無人航空機(ドローン)を使用したき火を監視する。サンフアンの夜であるこの日、伝統的にたき火をする習慣があるが、環境問題などをうけ多くの自治体がこれを禁じている。ラパスでも禁止対象だがそれでもたき火は後を絶たず、この監視のためドローンを活用するという。


【ペルー】

■ロレト、またオイル漏れ El Comercioの記事
ロレト県で、またパイプラインからのオイル漏れが発生したという。ペトロペルーが敷設したパイプラインから18日、原油が漏れ出たもので、ナティーボ(先住民)のコミュニティに影響を及ぼしている。現在現場では回収作業が続いているが、相次ぐオイル漏れ事故に批判の声が上がっている。

■ティア・マリア闘争、再燃 El Comercioの記事
アレキパ県ではティア・マリア闘争が再燃している。バジェ・デル・タンボで計画されている資源開発に、地域が強い反発を示しているものだ。この開発計画に反対する24時間の時限ストが20日、同県内で行なわれている。この開発が進められると、地域の農業に壊滅的被害が及ぶと地域は主張している。


【チリ】

■バルディビア、学生ら逮捕 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州都バルディビアでは19日夜、学生ら5人が逮捕された。市内のアウストラル・デ・チレ大学(UACh)の学生らが、学生運動で市内を行進した。この際、一部が暴徒化するなどし、警察が鎮圧展開を行ない、5人の逮捕者が出たという。この事態で警察官1人が負傷した。

■パスクア島、名称変更反対 BioBio Chileの記事
パスクア(イースター)島の行政は、島の名称変更には反対の姿勢だ。この島のラパ・ヌイのコミュニティは、パスクアの名は「侵略者に名づけられたものだ」として、ラパ・ヌイ島に名称を変更するよう主張している。しかし島の行政側はこの名称変更には慎重な姿勢を示し、正式な変更は難しいとの見解を示した。


【アルゼンチン】

■航空管制官らがスト Télamの記事
航空管制塔の職員らが20日、ストライキを実施した。ブエノスアイレスのアエロパルケとエセイサ国際空港でこの日の朝、1時間ずつストを実施し多くの便に遅れが広がった。賃金や待遇の改善を求めるもので、管制官らはこの日の夜、さらに22日と25日にも時限ストを行なうことを通告している。

■横断歩道が空色に Diario26の記事
ブエノスアイレス市内に、空色の横断歩道がお目見えした。アルゼンチンの「国旗の日」に合わせ、国旗の色である空色と白色に塗られた特別な横断歩道が準備されたものだ。またこの日には、鉄道駅やスブテ(地下鉄)駅、主な街路などにアルゼンチンの国旗が掲揚されている。

■リオ銀行、姿を消す iProfesionalの記事
国内から「リオ銀行」が姿を消すという。スペインの金融グループ、サンタンデール傘下の同銀行は、本社側の決定に従い「サンタンデール銀行」にすべて、名前を変えるという。サンタンデールは南米各国に進出しており、この変更によりそのブランド名を定着させたい考えだ。

■中国、リチウムに関心 Télamの記事
中国企業が、フフイ州でのリチウム資源開発に強い関心を示している。同州にはリチウム資源が多くあることが報告されており、電池需要で高まるこの開発が期待されている。欧米や日本などの企業に続き、中国資本もこの開発に名乗りを上げている。リチウムは国内とボリビア、チリの3か国に集中している。

■ノルウェージャン、ウシュアイアへ Expresoの記事
LCCのノルウェージャン・エアが、この10月にも国内南端のウシュアイアに乗り入れる。昨年10月に国内線に参入した同社は、ブエノスアイレスのアエロパルケとこの町を結ぶ路線の開設を発表した。とくにウシュアイアは、夏の時季には観光需要が増えることが期待されている。

■ジェットスマート、機材増強 Cronistaの記事
チリのLCC、ジェットスマートは機材を増強する。同社は今年、国内線に参入している。国内で使用する機材を2025年にかけて増強し、12機体制とする方針を示したものだ。新たに調達するのは、同社主力のエアバスA320型機に加え、A321型機も含める。同社は今後も、新路線の展開を積極的に進める。


【エクアドル】

■キトに降灰のおそれ El Comercioの記事
キト首都圏に、火山灰が降る可能性がある。地質機構が注意を呼びかけたものだ。ナポ県にある活火山、レベンタドールの活動により、この火山灰がキト上空に到達する可能性があるという。灰が到達すれば、安全上の理由でマリスカル・スクレ空港が全面閉鎖される可能性もある。

■脱ビザ、20万人 El Comercioの記事
エクアドル国内には、本来ビザが必要ながらビザなしで滞在しているベネズエラ国民が、20万人いるとみられる。隣国ペルーは、同国からの難民の流入を受け今月15日から、入国するベネズエラ国民にビザ取得を義務づけた。国内でも同様の状況が起きており、政府側が同様の判断をする可能性がある。


【コロンビア】

■国連、難民支援を強化 Caracol Radioの記事
国連は、コロンビア国内のベネズエラ難民支援を強化する。イバン・ドゥケ大統領は、アントニオ・ビトリオ国際移住機関総裁と会談した。隣国からは生活困窮を受け多くの国民が流出し、コロンビアは現時点で130万人の難民を受け入れている。国連はこの事態を受け、こうした難民への支援体制を強化するという。

■メデジン、7人逃亡 Caracol Radioの記事
メデジンの警察施設から、7人が逃亡したという。市内の警察署で取り調べを受けるなどし、拘留されていた容疑者らが集団脱走したものだ。この拘留施設は定員が20人ながら、実際には113人がいた状態で、警察側の管理も手薄になっていたとみられる。警察がこれら7人の行方を追っている。

■カルタヘナ、40度に Caracol Radioの記事
カリブ海岸の観光都市カルタヘナでは21日、気温が摂氏40度に達する可能性がある。気象機関が予報を示し、市民に注意を促しているものだ。夏を迎えた市内ではこの2週間にわたり、最高気温が34~36度に達している。この日はとくに気温が高くなる予想で、熱中症対策などが呼びかけられた。


【ベネズエラ】

■バチェレ、行動開始 Caracol Radioの記事
前チリ大統領で、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が行動を開始した。同氏はニコラス・マドゥロ政権の招きで国内を訪れており、国内の人権状況の視察などを開始したものだ。この滞在中、マドゥロ氏と会談するだけでなく、フアン・グアイド暫定大統領とも面会する予定となっている。

■バチェレ氏に市民が訴え El Universoの記事
国内を訪れたミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官に対し、国民が声を上げている。ニコラス・マドゥロ体制のもとで弾圧を受けた野党関係者や活動家らの家族らが、政治活動や表現の自由などを求め、バチェレ氏の訪問先でデモを行なったものだ。デモ参加者らは、マドゥロ政権による人権弾圧が続いていると表している。

■バチェレ氏、弾圧被害者との面会も El Universoの記事
国内を訪れているミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官は、「チャベス派」による弾圧被害者との面会も予定しているという。ニコラス・マドゥロ体制を支えるチャベス派は、意見の異なる野党関係者や活動家に対し、さまざまな弾圧を加えていることが報告されている。マドゥロ政権の招きで国内を訪れた同氏だが、こうした「被害者」の声にも耳を傾けるという。

■医薬品不足「米国のせい」 La Repúblicaの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、国内で起きている医薬品不足・涸渇は「米国のせい」と語った。国内を訪れたミチェル・バチェレ国連人権高等弁務官に対し、述べたものだ。国連側は国内で起きている医薬品不足を人権上の問題と捉えている。マドゥロ政権側は、この事態はあくまで、米国による「不当な圧力」により生じたと主張した。

■グアイド「国民のために闘う」 2001の記事
フアン・グアイド暫定大統領は、野党は「国民のために闘う」と断じた。国連が定める難民デーを受け、述べたものだ。ニコラス・マドゥロ政権による経済失政による生活困窮を受け、多くの国民が国外に流出し、難民生活を送っている。この事態打開のため、野党は全力を挙げていると断じた。

■国連、亡命の増加を指摘 Infobaeの記事
国連側は、ベネズエラからの「亡命」の増加を指摘した。国連が定める難民の国際デーを受け、2018年にベネズエラから各国にあった亡命し申請の件数が34万1800件にのぼったことを明らかにした。ニコラス・マドゥロ政権による弾圧などを受け、政治家や活動家などの亡命申請が増えたとみられる。

■2か国首脳、自由選挙求める Caracol Radioの記事
コロンビア、フランスの2か国は、ベネズエラに対し自由選挙の実現を求めた。イバン・ドゥケ大統領がフランスを訪れ、マクロン大統領と会談した。この場で、ベネズエラに対し自由公正選挙の早期実現を求めることで一致した。両政権はともに、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■エア・ヨーロッパ、カラカス宿泊へ Reporturの記事
スペインのエア・ヨーロッパの職員らは、カラカスで宿泊するようになる。同社はマドリードとカラカスを結ぶ路線を維持しているが、勤務する職員らはカラカスで宿泊することに重大な懸念を示し、即日出国するスケジュールを組んでいる。しかし同社側はこのスケジュールを見直し、勤務者が一泊するようくみなおすことを明らかにした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ホンジュラス、略奪発生 Criterioの記事
ホンジュラスでは略奪が発生しているという。テグシガルパやサンペドロ・スーラで、店舗が襲われ商品などが奪われた。国内では政府の民営化政策に反対する、教育・医療分野のデモやストライキが続いているが、これに乗じて起きた事態だ。警察や軍が、この鎮圧のために動き出した。

■ウルグアイ、8774人避難 El Paísの記事
ウルグアイでは合わせて8774人が、避難したという。大雨の影響で、国内中部を中心に8つの県で、住民らが避難する事態となった。川の増水や氾濫、住宅地の浸水などが各地で報告されているという。とくに被害が大きいのはドゥラスノで、同地域の70%がこの雨の影響、被害を受けた。

■対パンディージャ新政策 El Universoの記事
エルサルバドルのナジブ・ブケレ新大統領は、パンディージャに対する新たな政策を打ち出した。ギャングメンバーであるパンディージャの暗躍は、同国の治安に重大な影響を及ぼしている。新政権は警察、軍を通じ、このパンディージャに対する圧力を強める方針をあらためて示した。

■レオンに新病院 Prensa Latinaの記事
ニカラグア第二の都市、レオンに大型の病院が新たに設けられるという。ロサリオ・ムリーリョ副大統領が明らかにしたもので、158万ドルを投じ461床、3万5千平方メートルの新病院を建設する。新病院は国内最大となるもので、サンディニスタ党が打ち出した、新たな保健政策に基づくものだ。

■アエロメヒコ、バルセロナへ Jornadaの記事
メキシコ最大手のアエロメヒコが、スペインのバルセロナへの路線を開設した。同社が新たに運航を開始したのは、メキシコシティとバルセロナを結ぶ直行便だ。週3往復での運航で、同社にとっては5番めの欧州乗り入れ地点となる。使用機材はボーイング787型機だ。

■ユネスコ、パラグアイに謝罪 Ñandutiの記事
ユネスコが、パラグアイに対し謝罪した。パラグアイの国民食と言える、キャッサバ粉を使用したチーズパン、チパについて、ユネスコはアルゼンチンの食文化であるよう、誤って伝えたという。パラグアイからの抗議を受け、この内容が誤りであったことを認め、正式に謝罪した。


【サイエンス・統計】

■接種、先進国で信頼低下 Caracol Radioの記事
ワクチン、予防接種に対する信頼が、とくに先進国で揺らいでいるという。Gallupが行なった世論調査の結果だ。欧州の主な国々では、22%の人が接種について「安全ではない」と考え、とくにフランスではこの割合が33%まで上昇している。欧米などで麻疹(はしか)感染が広がる背景に、接種を受けない人が増えたことがあることが指摘されている。



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