2019.06.23

【ボリビア】

■BoA便乗客、動けず Los Tiemposの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の乗客らは、未だに動けない状況だ。サンタクルスからマドリードに向かった便が、安全上の理由からカナリア諸島の空港に緊急着陸した。この機材は今も動けず、BoAが用意したホテルに身を寄せる利用客らは未だにマドリードに向けて出発できていない。乗客らは「BoAから何の説明もない」と不満を口にしている。

■ビジャ・ファティマは正常化 La Razónの記事
ラパス、ビジャ・ファティマにあるコカ葉市場は、正常化しているという。ユンガス地方のコカ葉生産者団体Adepcocaに対する、警察による介入が起き、この市場にも混乱がみられた。しかしその後、この市場は正常化したという。コカインの原料になるコカ葉は、法令1008号においてその生産、流通は厳しく規制されている。

■IMFを介在させない La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、国内に国際通貨基金(IMF)を介在させない、との姿勢を示した。1990年代、IMF主導による「改革」が行われ、コチャバンバで水戦争が起きるなど大きな混乱を招いた。モラレス大統領は、国づくりは政府が主導し、IMFのような国際機関の「都合のいい政策」を持ち込ませないと断じた。

■オルーロ、トトラ火災 La Patríaの記事
オルーロ市南部で、葦の一種であるトトラが燃える、大きな火災が起きた。ウルウル湖に自生するこのトトラが燃えたもので、大量の煙が発生し、多くのオルーロ市民がその影響を受けた。現在環境局が、大気と水質の両面での影響を分析している。23日の「サンフアンの夜」にはたき火をする習慣があるが、オルーロ市はこれを禁じている。

■たき火、国レベルで規制 El Díaの記事
政府は、たき火を国レベルで規制する。23日の「サンフアンの夜」には伝統的にたき火をする習慣があるが、大気汚染などの問題から地域自治体単位での規制が行われている。政府、環境省はこのたき火の環境への影響は国全体の問題であるとして、全土での禁止の方針を示した。

■銀行預金、増える El Díaの記事
ボリビアの銀行への預金は、増えているという。金融監督の省庁であるASFIが明らかにしたものだ。この5月末時点の、国内銀行の預金残高は1792億3900万ボリビアーノと、4月末に比して3億ボリビアーノ増えた。また通貨ボリビアーノの安定から、ドル建てはさらに比率を下げ、ボリビアーノ建てが大きく増えている。

■オルーロ刑務所、整う La Patríaの記事
オルーロに新設される刑務所は、準備が整ったという。国内の刑務所はいずれも、定員オーバーの状態となっている。事態の改善のため、新たな刑務所がこの地に整備されているものだ。すでに建物などの設備面は準備が整っているが、一方でこの施設の使用開始時期はまだ具体化していないという。

■聖体祭、クイを楽しむ Correo del Surの記事
スクレでは聖体祭だった20日、多くの人がクイ料理を楽しんだ。クイ(テンジクネズミ)はアンデスの広い範囲で伝統的に食べられる食材だ。スクレではこの日、クイ料理のフェリアが開催され、主催側によるとこの日だけで2万5千ボリビアーノの売り上げがあったという。この日、クイの「ファッションショー」も開催された。

■サカバ、551キロ押収 Los Tiemosの記事
コチャバンバ県サカバの行政は、粗悪品のサルチーチャ(ソーセージ)551キロを押収した。23日の「サンフアンの夜」には国内ではサルチーチャが広く消費される。しかしこの高需要期に、多くの粗悪品が流通することから、行政が監視を強めている。同様の摘発はラパスやオルーロなど、各地で行われている。

■オルーロ、花火も規制 La Patríaの記事
オルーロでは、花火も厳しく規制されている。23日の「サンフアンの夜」にはたき火をする習慣があるが、同時に花火も広く販売される。環境問題からたき火が規制されるのと同時に、花火についても自粛が呼びかけられている。市内ではこの夜に向けたフェリアが開催されているが、花火の販売は例年より大きく規模が縮小している。


【ペルー】

■ギラン・バレー、アプリマック県でも El Comercioの記事
アプリマック県でも初めてとなる、ギラン・バレー症候群の発症者が確認された。同県の保健局が明らかにしたものだ。国内ではこの難病の発症者が激増しているが、この原因などはまだ特定されていない。保健省はこの新規発症者の数は減少しているとしているが、国内ではなお不安が続いている。

■ティア・マリア、政府は対話呼びかけ El Comercioの記事
アレキパ県のティア・マリア闘争を受け、政府側は地域に対話を呼びかけている。この地での資源開発計画に対し、農業関係者らがその影響を懸念し激しい反対運動を展開しているものだ。この20日には24時間の時限ストが行われ、地域経済にも深刻な翳を落とした。政府側は対話による解決に意欲を見せている。

■港湾3個所、整備へ Mundo Maritimoの記事
ペルー政府は、太平洋岸3個所の港湾のインフラ整備を予定している。国内には多くの港湾を抱えるが、チンボテ、マルコナ、チャンカイの3個所について、貨物需要の増大などを見据えて整備を進めるという。新たな埠頭の建設などが予定されている。とくにマルコナは、ボリビアからの貨物の拠点となる可能性がある。

■こども320万人、接種受ける El Comercioの記事
国内では320万人のこどもが、麻疹(はしか)、風疹、ポリオの複合ワクチンを受けたという。保健省が明らかにした数字だ。同省はこどもに対するこうしたワクチンの投与を続けているが、とくに昨年以降、麻疹の感染が世界的に広がっていることから、今年はこの体制をさらに強化した。


【チリ】

■入国ベネズエラ人にビザ義務づけ Ahora Noticiasの記事
政府は22日、観光などで単純入国するベネズエラ国民に、ビザ取得を義務づけた。大量の難民流入を受け隣国ペルーがこの15日から、同様にビザを義務づけた。チリはこれに倣い、この日からビザなしの観光目的のベネズエラ人の入国はできなくなった。ペルー国境では、ビザを持たない多くのベネズエラ国民が足止めを受けている。

■サンティアゴ、ゲイ・プライド BioBio Chileの記事
サンティアゴ中心部では22日、ゲイ・プライドのパレードが行われた。LGBTQの尊厳などを訴え毎年開催されているもので、今年は13万人が参加した。世界的にはこうしたパレードは50年前から行なわれているが、サンティアゴでの開催は19回めだという。


【アルゼンチン】

■航空管制スト、続く El Intransigenteの記事
航空管制塔でのストライキは22日も行なわれた。20日以降、時限で続けられているもので、この日は午前9時から11時、15時から17時の2回にわたり、行なわれた。これらの時間帯の便の多くが影響を受け、遅れなどが広がっている。管制官らは、賃金や待遇の改善などを求めている。

■皆既日蝕、準備進む Télamの記事
国内では皆既日蝕に向けた、準備が進んでいる。7月2日に南米の広い範囲で日蝕が観測でき、国内ではサンフアン州の一部などで皆既日蝕となる。この天体ショーを見ようと多くの人が集まる見込みのサンルイス州ロス・モリェスでは、米国のNASAの機関が人を派遣するなど、この特需に沸いている。

■空港のエスカレーターで事故 El Tribunoの記事
サルタのマルティン・ミゲル・デ・グイメス空港のエスカレーターで22日朝、事故が起きた。観光客の男性がこの設備の利用中に意識を失い、転落したという。男性は頭を打つなどし、救急により地域の病院に搬送されたが、目立った負傷などはないとみられる。

■クラブ・フライボンディ設立 Aviacionlineの記事
LCCのフライボンディは、新たに利用者向けのプログラム「クラブ・フライボンディ」を創設した。会員になると、情報提供がなされるほか、割引チケットなどかえられるようになるという。チケットを早めに購入すると、25%程度安くなる。一方、いわゆるマイレージなどのプログラムは設定されていない。


【エクアドル】

■リオ・ブランコ、住宅崩落 El Comercioの記事
トゥングラワ県バーニョス・デ・アグア・サンタのリオ・ブランコでは土砂災害で住宅1棟が倒壊し、ほかの住宅にも被害が及ぼうとしている。大雨の影響でブランコ川が増水し生じた事態で、少なくとも28世帯が現在、避難している状況だ。地域行政は、影響はこのエリアの108世帯に及ぶ可能性があるとした。

■道路7個所が不通 El Comercioの記事
国内の幹線道路7個所が現在、不通となっている。交通公共事業省が明らかにしたものだ。大雨による土砂災害の影響で、トゥングラワ、ナポ、コトパクシ、アスアイ、ロハ、カニャル、モロナ・サンティアゴの各県で被害が生じている。川の増水で、さらに被害が広がるおそれもあると警告した。

■バーニョス、観光中止 El Comercioの記事
トゥングラワ県のバーニョスでは、複数の観光アクティビティが中止となっている。大雨の影響で川の増水、さらに土砂災害などの危険性が増している。このため温泉保養地、観光地であるこの町のアクティビティの中止が判断されたものだ。この週末は連休で、とくにこの地は観光客で賑わっていた。

■キト、22歳青年が不明 El Comercioの記事
キト市内に住む22歳の青年が、消息不明となっているという。家族が訴えたものだ。市内の大学に通うケビン・アレクサンデル・ビレマ・イポさんが、今月14日に市内北部のカルデロンにある自宅を出たまま、行方不明となっている。家族は公開捜査に切り替え、市民などに情報提供を求めた。


【コロンビア】

■航空便利用、746%増 Caracol Radioの記事
ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ航空便の利用者は、実に746%も増加した。今月13日、ジャノ付近で大規模土砂災害が発生し、両都市を結ぶ陸路交通は大きな影響を受けている。アビアンカ航空とEasyFlyがシャトル便を運航しており、両都市間を移動する多くの人が、この選択肢をとっているという。

■プトゥマヨが水浸し Caracol Radioの記事
大雨で、プトゥマヨ県内では各地で、浸水が生じているという。同県とカケタ県の広い範囲で、この24時間に局地的大雨が降り続いた。この影響で、地域を流れるグアムエス川などが溢れ、この浸水が発生しているという。プトゥマヨ県側によると、現時点で20のコミュニティが孤立状態で、県都モコアとパストを結ぶ道路も通行が難しくなっている。

■チリ、斡旋に意欲 Caracol Radioの記事
チリ政府は、コロンビア政府と左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)との間の対話への斡旋に、意欲を示した。停戦に向けたこの対話は、この1月にボゴタで起きた、ELNによるテロ事件を受け、途絶えた状態にある。チリ側は、和平実現のためこの両者間の対話を再開させるべく、環境づくりを進める姿勢を示した。

■ボゴタ、HIVが急増 Caracol Radioの記事
ボゴタでは、HIVの新規感染者が、激増しているという。市の保健局側が明らかにしたもので、今年に入り市内でHIVの感染が確認された人が、早くも1000人に達したという。ラテンアメリカでは現在も、性交渉などからこの感染症に新規感染する人が多いが、この数は異常事態だ。同機関は、ベネズエラからの難民流入の影響があると指摘する。


【ベネズエラ】

■バチェレ、全員解放を迫る Caracol Radioの記事
前チリ大統領で、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏は、ニコラス・マドゥロ政権に「政治犯」の全員解放を迫った。マドゥロ政権の招きで国内を訪れた同氏は、国内の人権状況が「きわめて逼迫している」と総括した。マドゥロ政権による「弾圧」で拘束されている政治犯は、すべて解放されるべきと述べた。

■チリもビザ要求 El Universoの記事
ペルーに続き、チリも入国するベネズエラ人にビザの事前取得を求める。テオドロ・リベラ外相が明らかにしたものだ。この15日からペルーがこの措置をとったが、チリも同様にビザを要求するという。現在、ペルーとの国境では入国を待つベネズエラ国民500人が、足止めされていることが伝えられている。

■ビザ、エクアドルも検討か La Repúblicaの記事
入国するベネズエラ国民に対するビザ要求を、エクアドルも検討している。チリが、単純な観光目的入国のベネズエラ国民を事実上排除し、ビザ取得を義務づけた。エクアドル政府も、大量に国内に流入した難民対策の一環で、同様の措置をとることを検討しているという。

■チリ行き航空便、降ろされる El Pitazoの記事
チリ行きの航空便から、ビザを持たないベネズエラ国民15人が事実上、降ろされたという。カラカスに定期便を持つコパ航空がこの措置をとったものだ。チリが単純入国のベネズエラ国民に、ビザ取得を事実上義務づけた。この措置を受け同社は、パナマ経由でチリに向かおうとしたこれら15人の搭乗を、拒否した形となった。

■チリ外相、グアイドに説明 El Diarioの記事
チリのテオドロ・リベラ外相は、フアン・グアイド暫定大統領に、電話で説明したという。チリは単純入国のベネズエラ国民に対し、事前のビザ取得を義務づける措置をとった。この件について、チリ政府が承認するグアイド氏に対し、事前の説明を行なったという。

■LGBTQ、移民進む El Espectadorの記事
国内の性的マイノリティは、より移民を選択しているという。LGBTQの団体が指摘したものだ。ベネズエラ国内では、こうした性的マイノリティに対する差別意識が高く、経済的理由に比してこの理由から、国外移住を考えるケースが多いという。同団体によると、とくに多くは隣国コロンビアに逃れているとした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■国連、ハイチに制裁勧告 Hoyの記事
国連はハイチに対する、制裁を勧告した。昨年11月13日から14日、国内では社会闘争に対する「殺戮」が行われ、少なくとも26人が死亡した。国連側はこの事実を重く見て、政府側による行き過ぎた暴力があったことを指摘し、加盟各国に対し現政権への制裁を発動するよう求めた。国内では再び、モイーズ政権の退陣を求めるデモが続いている。

■ホンジュラス、デモで3人死亡 Télamの記事
ホンジュラスでは3日間にわたる激しいデモで、合わせて3人が死亡した。政府が進める改革に反対する教育、医療分野の社会闘争が5月から続いているものだ。3日間にわたり国内各地で激しいデモが続き、警察などとの間の衝突で死傷者が出たものだ。22日には国内は、比較的落ち着いた状態だが、ストやデモは再燃する可能性がある。

■ボウソナロ、議会批判 Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、議会を批判した。同大統領は、同国議会の「力が強すぎる」ことを嘆き、大統領が政治的実権のない「英国のエリザベス女王」のようになっていると述べた。この1月に誕生した同政権は極右の立場で、武器保有の自由化を図る議論を現在、進めようとしている。

■キューバ、食料不足のおそれ Portafolioの記事
キューバはこれから、食料不足に直面する可能性がある。米国ドナルド・トランプ政権が再び、キューバへの圧力を増している。渡航禁止などの経済面での「制裁」の影響で、国内では再び食料の不足、涸渇が生じる可能性があると専門家が指摘した。経済を支えてきたベネズエラからの援助が途絶えたことも背景にある。

■パンディージャ、一斉検挙 El Universoの記事
エルサルバドルでは21日、パンディージャの一斉検挙が行われた。パンディージャはギャングメンバーで、国内での暗躍が治安悪化の要因となっている。就任したばかりのナジブ・ブケレ大統領はこのパンディージャ対策を主要課題に挙げており、この一斉検挙にふみきった。

■モンテビデオ、自転車600台 El Observadorの記事
ウルグアイ、モンテビデオ市の公営貸自転車は、600台を用意する。近年、南米各国の主要都市でも公営貸自転車の導入が増えている。モンテビデオでも、こうした貸自転車を運営する実績のある企業と提携し、市内60個所に貸し借りを行なう「エスタシオン」を設け、事業化する姿勢を示した。



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