2019.06.25

【ボリビア】

■Adepcoca、反発強める El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉生産者団体、Adepcocaが反発を強めている。先週末、警察がノル・ユンガスの同組織の施設への介入を行なったが、その後23歳の青年が殺害されたことが明らかになった。Adepcocaはこの青年の死が、警察や政府側の行為によるものと断じ、抗議行動を展開し始めている。

■政府と警察、関与を否定 Página Sieteの記事
政府と警察は、ノル・ユンガスのトリニダ・パンパでの23歳青年の死亡への関与を否定している。コカ葉生産者団体への圧力が強まる中、この青年が殺害された。団体は政府、警察の関与を指摘するが、両者は団体内またはコミュニティ内の問題による事件だとして、一切の関与はないと説明している。

■実務者、イロ入り Opinionの記事
ボリビア、ペルー両国の実務者らが、続々とペルー南部のイロに入っている。この地では今週、両国の共同閣議が実施される。前回のコビッハでの合意内容をもとに、政府の実務担当者が現場に入り、準備を始めているものだ。港町イロには、内陸国ボリビアがその外港機能を移転集約する計画を進めている。

■エボ、中米2か国の姿勢支持 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、エルサルバドルとメキシコの政府姿勢を支持する方針を示した。就任したばかりのナジブ・ブケレ大統領と、マヌエル・ロペス・オブラドール大統領が、中米地域の双方向の発展に向けた覚書を交わした。モラレス大統領はこの動きを高く評価し、ボリビア政府として支持するとした。

■MAS、候補者選定へ El Deberの記事
与党MASは、議会議員選挙の同党候補者の選定を進めることを明らかにした。オルーロ県で7月7日に開始し、以後各県で候補者を選出する。10月20日、大統領選や各県知事選に合わせ、両院議会議員選挙の投票も予定されており、与党としてはこの選挙でも勝利を目指している。

■BoA、2週間でトラブル4件 El Deberの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旅客機のトラブルが、この2週間の間に4件も起きている。スペインに向かった便がカナリア諸島に緊急着陸する事態が週末に起きたが、その前にもオルーロの空港などでトラブルが相次いだ。同社は現政権により設立され2009年から便の運航を行ない、2012年のアエロスール破綻後はガリバー状態となっている。

■パラグアイ、薬物機3倍に Los Tiemposの記事
パラグアイでのボリビアの薬物機の摘発がこの半年で、3倍に増えたという。同国政府が明らかにしたものだ。小型機による薬物輸送は南米各国が共通で抱える問題だが、ボリビアの小型機による事件が激増していると指摘した。両国の大統領による会談で、この分野での協力関係を強めることが合意されている。

■警官、なたで襲われる El Díaの記事
ベニ県リベラルタで、男性警察官がなたで襲われた。23日朝5時頃、この警察官はパライソ地区の路上で襲われ、頭などに重傷を負った。襲ったのは男で、直後に現場から逃走したという。警察官は病院に運ばれたが、命に別状はない。襲った男は、警察官の携帯電話のバッテリーを奪った。

■たき火規制、効果なし Correo del Surの記事
スクレでは、たき火規制による目立った効果は、なかったという。23日の「サンフアンの夜」にはたき火をする習慣があるが、近年は大気汚染対策で禁止する自治体が多い。スクレでも禁止されたが、実際にはたき火は後を絶たず、24日朝にかけての大気汚染の数値は、悪化したという。

■モロコカラ、鉱山観光 La Patríaの記事
オルーロ県ワヌニのモロコカラ鉱山が、観光開発の検討を始めた。鉱山を運営する団体側が明らかにしたものだ。鉱山国ボリビアには多くの鉱山があるが、観光客が観光できる場所は少ない。オルーロ県の同地域には存在せず、この鉱山を観光に開くことで、地域経済の活性化につながるとした。


【ペルー】

■国境、「闘争」続く Ahora Noticiasの記事
チリ国境での「闘争」は続いている。タクナとチリ北端を結ぶ唯一の陸路国境で、多くのベネズエラ国民が足止めされている。チリが準備期間もなく、突然ビザ取得を義務づけたことから、行き場を失う人が続出し、現時点で200人に達しているとみられる。移民らはこの事態を受け、この国境道を封鎖するなどし、抵抗を続けている。

■トゥンベス、97人の入国を拒否 El Comercioの記事
トゥンベス県のエクアドル国境では、合わせて97人のベネズエラ国民の入国が拒絶された。大量の難民流入を受け、政府はこの15日から、入国する同国民にビザ取得を義務づけた。移民局によると、ビザの未取得や書類の不備などで、これら97人の入国を拒んだという。

■リマの交通は「カオス」 El Comercioの記事
リマ市内の道路交通は、未だ「カオス」の状態だ。市内の自動車交通は、BRTのメトロポリターノ・バスや、市営の「コレドール」普及による整理統合で、近年大きく変わっている。しかし依然として、3万台ものコレクティーボ(路線バス)が入り乱れており、ラッシュ時の市内交通はまさに混沌とした状態が続いている。

■アンカッシュ、初の血液銀行 El Comercioの記事
アンカッシュ県では初めてとなる、血液銀行が設けられた。国内でも売血などは廃止され、輸血血液は献血に頼る。しかし同県内にはこれまで血液銀行がなかったため、近隣県の施設に頼っている状態だった。同県のカスマ郡の病院にようやくこの施設が置かれ、輸血血液の管理が開始された。


【チリ】

■スカイ機、引き返す BioBio Chileの記事
LCCのスカイ航空機が、引き返した。この事態を起こしたのはサンティアゴの空港を発ち、ブエノスアイレスに向かった便だ。同社によると、この機体は離陸直後、エンジンに変調が生じたという。安全のため機長が引き返すことを決断した。この便の130人の乗客、乗員に負傷などはなかった。

■冬休み前倒しを否定 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州の教育局は、州内の学校の冬休みの前倒し実施の可能性を否定した。国内では教員らの団体が、全国規模で教育ゼネストを実施する可能性を示している。この事態を前に、現場の混乱を避けるため、冬休みを前倒しする案が示されているが、同州の教育局はこれを否定した。


【アルゼンチン】

■管制官スト、25日再開 Chaco Día por Díaの記事
航空管制官らによるストライキは、25日に再開される見通しだ。待遇や賃金の改善を求め、ブエノスアイレスの空港などで20日から、時限ストが断続的に繰り返されている。管制官らの団体はこの状況を今週も継続する姿勢で、25日から27日、そして29日のスト実施予定時刻を通告した。

■エセイサ、霧の影響 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港は23日夜、濃霧の影響を受けた。空港の管理側によると、21時台のLATAM航空サンパウロ行きや、アビアンカ航空のボゴタ行き、さらにアルゼンチン航空のロサリオ行き、ハバナ行きなどの便に、大幅な遅れが生じた。GOL航空は同空港行きの便を、別の空港に迂回させた。

■フライボンディCEOも強調 Info Negociosの記事
LCCのフライボンディのCEO、セバスティアン・ペレイラ氏も、市場残留を強調した。昨年1月に国内市場に参入した同社だが、赤字体質に陥ったことから、年内にも市場から撤退するとの観測、噂が広がっている。同CEOはこの噂を否定し、「フライボンディは市場から去ることはない」と強調した。

■冬の観光を第二のバカ・ムエルタに Río Negroの記事
ネウケン州は、冬の観光を第二の「バカ・ムエルタ」に育てたい姿勢だ。州内にあるバカ・ムエルタはエネルギー資源開発が進み、急速な経済発展が期待される地だ。スキーなどの冬の観光開発に今後州側は注力し、国内市場を牽引できる立場にしたいと意欲を示した。

■INDECのインフレ指標を否定 Télamの記事
国の統計機関INDECが示したインフレ指標を、民間コンサルタント会社が否定した。INDECは今年の第二四半期のインフレ率が、大幅に下がったと発表している。しかしこのコンサルタント会社は、統計上の「操作」に近い扱いがあり、実質的には物価上昇のペースは代わっていないとした。10月の選挙対策との見方も示している。

■LATAMもサルタ直行便 Misiones Onlineの記事
LATAMアルゼンチンもこの夏、プエルト・イグアスとサルタを結ぶ直行便を運航するという。この路線はアルゼンチン航空が運航し、近くLCCのジェットスマートも運航予定だ。同社はこの12月から、174人乗りのエアバスA320-200型機を使用し、この路線を季節運航することを明らかにした。


【エクアドル】

■インバブラ、衝突で数十人負傷 El Universoの記事
インバブラ県ウルクキ郡のラ・メルセで大規模な衝突があり、数十人が負傷したという。ブエノスアイレスにある鉱山を舞台に、銃弾が飛び交う事態が起きたものだ。鉱山労働者間の対立が背景にあったとみられ、重傷者は県都イバラや、キト市内に搬送されているという。

■難破漁船、8人救助 El Universoの記事
マナビ県のプエルト・ロペスの海岸で、難破漁船の8人が救助された。この漁船はプエルト・カヨのロス・タブラードス近海で漁をしていたが、この際に難破した。救難信号を受け、プエルト・ロペスの救助船が、この救助を行なった。8人はいずれも元気で、負傷などはないという。


【コロンビア】

■OEA総会、多国間主義がテーマに Caracol Radioの記事
この26日から28日まで、メデジンで開催される米州機構(OEA)総会では、多国間主義が主要なテーマとなる。米国のドナルド・トランプ政権が、自国第一主義を掲げる中、同国が影響力を強く持つこの枠組みの中で、多国間主義をどのように深めるかが重要と、カルロス・オルメス・トルヒーリョ外相が語った。

■カケタ川が氾濫 Caracol Radioの記事
大雨の影響でカケタ川が氾濫し、被害が出ている。プトゥマヨ県のプエルト・グスマンで起きた事態で、浸水エリアやその周辺の50世帯が現在、避難を強いられている。その多くが、少数部族であるムエリェ族で、行政側が支援にあたっているとした。今季国内では、各地で大雨による被害が報告されている。

■足止めサポーターら、ようやく移動 Caracol Radioの記事
パナマの空港で足止めされていた、ナショナルチームのサポーター120人が、ようやく移動できた。ブラジルで開催中のコパ・アメリカの試合観戦のため移動しようとした人々が、コパ航空の便キャンセルで足止めされていた。その後無事にサルバドールに移動でき、パラグアイ戦を観戦できたという。

■パラグライダー事故、19歳男性死亡 Caracol Radioの記事
メデジン近郊で、パラグライダーを楽しんでいた19歳の男性が、死亡した。ベジョのサンフェリクスの山間部で、この男性は1人でこのアトラクションに向かっていたが、墜落し死亡が確認されたという。パラグライダーのインストラクターによると、男性は操作方法を誤った可能性が高いという。


【ベネズエラ】

■兵と警察官6人逮捕 Caracol Radioの記事
この21日、カラカス近郊で兵と警察幹部、合わせて6人がインテリジェンス機関に拘束されたという。国内で活動する人権団体が明らかにしたものだ。国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が国内を訪れている間、逮捕状のない拘束が行われていたと告発したものだ。この逮捕についてニコラス・マドゥロ政権側は何も明らかにしていない。

■移民1000人、コロンビアに殺到 El Comercioの記事
移民1000人が先週末、コロンビアに殺到したという。コロンビア側の移民局が明らかにしたものだ。生活困窮から国外に逃れるベネズエラ国民が後を絶たないが、国境付近で「危険な事態が起きる」との噂が流れ、安全のため急遽コロンビアに向かったベネズエラ国民が増えたためとみられる。先週、国境では武装グループ襲撃で12人が死亡する事件があった。

■チリ国境、200人足止め Télamの記事
ペルーのチリ国境で、200人のベネズエラ国民が足止めされている。チリ政府は大量の難民流入を受けこの22日、入国するベネズエラ国民に突然、ビザ取得を義務づけた。15日から同様措置をとったペルーは準備期間を設けたが、チリの措置が突然だったため、同国に入国する予定だった者が身動きがとれない状態となった。

■グアイド、教員の帰国事業 El Carrabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、教育の帰国事業を進める方針を示した。生活困窮から多くの国民が国外に逃れているが、教員も例外ではない。この教員の流出で国内の教育現場の空洞化、空転が指摘されており、この事態の打開のため教員の帰国事業を暫定政権の政策として進めるという。

■マドゥロは恐怖政治 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ政権の政治姿勢は、まさに「恐怖政治」だという。国内で活動する人権団体が指摘したものだ。国内では政府に対する抵抗運動をする学生や活動家が、「突然姿を消す」事態が相次いでいる。インテリジェンス機関などに拘束された可能性があるものの、その存在が社会から抹殺される状態が相次いでいるという。

■病院、80%は停止 Descifradoの記事
カラカス首都圏の病院の機能は、80%が停止した状態だという。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政から、国内では物資不足などが続き、とくに医薬品の不足が続いている。さらに医師らの国外流出も進み、その規模に関わりなく多くの病院がその機能を失いつつある状況だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■カナダ、制裁強化 Repúblicaの記事
カナダが、ニカラグアに対する制裁を強めた。カナダ政府が明らかにしたもので、ダニエル・オルテガ政権による弾圧、人権問題などを受け、この措置をとったという。オルテガ氏の妻で副大統領のロサリオ・マリア・ムリーリョ氏、息子のラウレアノ・ファクンド・オルテガ氏らを新たな制裁対象に加えた。

■オルテガ「国内は平和」 El Comercioの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、国内は「平和である」と断じた。国内では昨年4月から反政府行動が続き、これに対するオルテガ政権による激しい弾圧が行われた。昨年6月23日には多くの死傷者を出す事態となり、これから一年がたった今は和平が実現したと断じた。一方、米国などからの制裁について同氏は一切触れなかった。

■ホンジュラス、闘争続く Vanguardiaの記事
ホンジュラスでの社会闘争は、今も続いている。政府が姿勢を示した改革に対し、教育、保健分野が激しく反対しているものだ。先週末には3日間のゼネストがあり、多くの死傷者、逮捕者を出した。週末は比較的平穏だったが、闘争の火種は残っている状況にある。国内の事態に、国連人権高等弁務官事務所も憂慮を示した。

■ゲイ・プライド、ボウソナロ批判 Caracol Radioの記事
ブラジル、サンパウロで行なわれた南米最大規模の「ゲイ・プライド」では、ジャイル・ボウソナロ政権批判が多く見られた。この1月に就任した極右の同大統領は、ホモフォビア(同性愛憎悪)発言を繰り返すなど、差別的言動が相次いでいる。LGBTQのコミュニティはこの姿勢を批判しており、このパレードの場ではこの傾向が強まった。

■ウルグアイ、予備選終幕 Télamの記事
ウルグアイでは10月の大統領選に向けた「予備選」が、事実上終幕した。与党FAのこの選挙での候補者を選ぶ予備選が行われていたが、この週末で選挙戦が終わったものだ。来る週末に、正式に候補者が決まることになる。多選規定がある同国では、現職は再出馬できないため、大統領は交代する。

■WINGO、サンホセ-ボゴタ線 La Repúblicaの記事
コパ航空傘下のLCC、WINGOが新たに、コスタリカの首都サンホセと、コロンビアの首都ボゴタを結ぶ路線を開設する。同社が明らかにしたもので、この9月3日から週2往復の体制で運航する予定だという。往復の最低運賃は130ドルで、この場合預け荷物は上限16キロとなるという。



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