2019.07.09

【ボリビア】

■アレナウイルスの医師、状態悪化 Correo del Surの記事
アレナウイルスに感染した医師の状態が、悪化している。ラパス県ユンガス地方カラナビで、この感染で2人が死亡し、医師ら2人が治療を受けている。医師が入院しているラパスの病院によると、この医師の容体は悪化し、重篤な状態となっているという。アレナウイルスはネズミを通じて感染し、ボリビア出血熱などを引き起こす。

■アレナウイルス、ワクチンはない El Díaの記事
アレナウイルスに対するワクチンは存在しない、と警告が発せられた。ラパス県ユンガス地方のカラナビでこの感染症が発生し、各方面に懸念が広がっている。専門家は、このウイルスに対するワクチンはなく、衛生面に気をつける以外の対策は難しいと断じた。このウイルスによるボリビア出血熱は、62年前に初めて確認された。

■アルゼンチン、コカ葉に警報 El Díaの記事
アルゼンチンでは、ユンガス地方産コカ葉に対する、警報が出された。ラパス県ユンガス地方でアレナウイルス感染症が報告された。この地方は国内のコカ葉の二大産地で、同国ではボリビア産コカ葉の使用を中止するよう、ネット上などで呼びかけがなされているという。ガブリエラ・モンタニョ保健相は、国産コカ葉は安全と強調した。

■サンタクルスでゼネストか La Razónの記事
サンタクルスでは再び、ゼネストが始まろうとしている。この10月に大統領選があるが、憲法の多選規定に関わらずエボ・モラレス大統領の再出馬を認めた選挙法廷に、批判が起きている。同法廷に憲法順守を求め、トップの辞任を求めた動きが、サンタクルスで活発化しているものだ。

■レビジャ市長に捜査へ La Razónの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長に対する、捜査が本格化する。警察機関が明らかにしたものだ。昨年10月、ラパスで行なわれたイベントに際し、同市政が支出した公金が不正に使用された可能性が高まったとして、この方針が示されたものだ。同市長はエボ・モラレス大統領の勢力とは袂を分かっている。

■オルーロ、新刑務所 La Razónの記事
オルーロで建設が進められていた「ラ・メルセ刑務所」が竣工した。政府側が明らかにしたもので、この使用を開始するという。1千万ボリビアーノが投じられソカマニ地区に建設されたこの施設は、合わせて352人を収容できる。国内では刑務所の定員オーバーが慢性化しており、対策が急がれていた。

■ベニ-ラパス、橋開通へ La Razónの記事
ベニ県のルレナバケと、ラパス県のサン・ブエナベントゥーラを結ぶ橋が9日、開通する。全長374メートルのこの橋は、2車線の道路が設けられ、両県間の交通の要衝となる。この橋の建設に合わせ、全長41キロ区間の道路舗装も行なわれた。竣工式には、エボ・モラレス大統領も参列するという。

■イロ港、71.4%増 La Razónの記事
ペルー南部、イロ港での今年上半期のボリビア貨物の取り扱いは、前年同期比で71.4%もの増加となった。内陸国のボリビアは外港としてチリ北部の港湾をしようしてきた。しかし両国関係の悪化を受け、この機能をイロに移転集約する方針だ。国策としてイロ港使用が進められ、この規模の増加となったという。

■コチャバンバ、渇水緊急事態 La Razónの記事
コチャバンバ県は、渇水の緊急事態を発令した。雨不足による渇水、旱魃の影響で、合わせて7千ヘクタールの農地、2300の品目で被害が生じつつあるという。とくに地域の主要の運品である、アルファルファやトウモロコシの被害が大きい。渇水はとくに、同県のバジェ地方に集中している。

■サンタクルス、H1N1でさらに死者 La Razónの記事
サンタクルスでは、インフルエンザH1N1型感染で、さらに3人が死亡したという。同県保健省が明らかにしたものだ。この感染により、54歳から60歳の3人の男性が相次いで死亡し、今季の死者数は14人となった。冬を迎えている国内ではインフルエンザが増えているが、この感染はとくに同県に集中している。

■オルーロ、肺炎の増加 La Patríaの記事
オルーロでは、比較的若い世代での肺炎が増加しているという。同県保健局が明らかにしたもので、6月最終週に肺炎と診断されたのは26人で、とくに20歳から39歳の世代に集中している。こどもや高齢者が発症すると危険性が増すとされる肺炎だが、同局は若い世代でも、留意するべきと指摘する。

■電子ゴミ、標準化を La Patríaの記事
オルーロでは、電子ゴミの標準化の必要性が指摘された。コンピュータ機器、精密機器の使用が増える一方、この廃棄物も増加の一途を辿っている。しかし国内では、こうした電子ゴミの処理方法は標準化されておらず、対応がまちまちとなっている。専門家は、リサイクルなどを含めた標準化を早期に図るべきと指摘した。

■パンダ社組合、経営権求める Página Sieteの記事
アイスクリーム製造販売の「パンダ」の労働組合が、経営権を求めている。同社は1年前にイナル社に買収されたが、以後の業績悪化で、先行きが不透明となっている。労働組合はイナル社の運営を諦め、組合主導による公営会社設立による移管を求めている。イナル社側は態度を明らかにしていない。

■カラコト、ミニバスの事故 Página Sieteの記事
ラパス、ソナ・スールのカラコトで7日、ミニバス事故が起きた。23番街を走行していたミニバスと、乗用車が衝突したもので、この事故により合わせて5人が負傷している。現在警察が、事故原因などの調べを進めているが、双方の運転手にアルコールの反応はなかった。


【ペルー】

■FP、国際社会に訴え Gestionの記事
政党フエルサ・ポプラールは、党を率いるケイコ・フヒモリ氏の即時解放を国際社会に訴える。ケイコ氏は汚職などの容疑で拘束されているが、同氏や同党はこれを否定している。先週、最高裁がケイコ氏の解放の是非を検討したが、結論が出ないまま判断は中止された。同党はこの扱いが不当として、国際社会にこれを訴えるとした。

■ロレト、スト続く El Comercioの記事
ロレト県内では、インディヘナ(先住民)層を中心としたストライキやデモが続いている。同県では、パイプラインからのオイル漏れが相次ぎ、インディヘナの伝統的生活に影響が生じている。こうした事態の抑止と対策を求め行動を起こしているもので、イキートスとナウタを結ぶ道路では封鎖も行なわれている。


【チリ】

■メトロ車輛、落書き被害 BioBio Chileの記事
バルパライソのメトロ(電車)車輛が、落書き被害を受けた。フランシア駅で日中、8人がこの車体にグラフィティと呼ばれるポップアートの落書きをしていたという。パトロール中の警官が気づき、1人を捕まえたものの7人は逃走した。公共物の破壊行為として、この7人の行方を警察が追っている。

■ロタ、ビオトレン求める BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のロタの行政が、チリ国鉄(EFE)に対し、ビオトレンの運行を求めた。ビオトレンは、コンセプシオン都市圏を中心に運行される都市交通列車だ。ロタの行政は、地域住民の利便性向上などのため、この運転網をこの地まで伸ばすよう、EFEに要請した。


【アルゼンチン】

■コレクティーボ停止、3日め Télamの記事
トゥクマン市内でコレクティーボ(路線バス)の運転が止まり、8日で3日めとなった。運転手の組合は、約束された賃金の即時払いなどを求め、6日から市内全路線で運転を停止している。要求が通るまで無期限でこのストを行なう姿勢で、8日も全線で運転が見合された。現時点で、9日以降の再開の目途も立っていない。

■サンタ・ロサも交通停止 Télamの記事
ラ・パンパ州都サンタ・ロサでも、コレクティーボ(路線バス)の運転が6日から止まっているという。サンタ・フェ社が運行する便が止まっているもので、同社の労使間の問題から施設が「ロックアウト」され、この事態に至った。現時点で同社便の運行再開の目途は立っていない。

■サンティアゴ、誤射で男性死亡 Diario Popularの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で、猟銃の誤射で28歳の男性が死亡した。ロス・パロスで猟が行われていたが、この際の銃弾がこの男性に命中したという。男性は病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。警察は、猟銃の取り扱いに問題がなかっかなど、調べを進めている。

■ビジャ20で火災 Télamの記事
ブエノスアイレス、ビジャ・ルガノで住宅火災があった。8日朝7時頃、ビジャ20のポラ通り沿いにある建物から火が出た。この建物に住む、妊娠中の女性が病院に搬送され、この3人の子は無事救出された。建物は全焼し、警察と消防が出火原因などの調べを進めている。

■操縦士ら、4社の問題指摘 Reporturの記事
操縦士らの組合は、国内航空4社の問題を指摘した。組合側はこの5日、ブエノスアイレスの2つの空港で突然ストを実施し、多くの便に影響をもたらした。この理由として、アビアンカ・アルゼンチン、アンデス航空、アルゼンチン航空、LATAM航空での賃金払いの問題などがあったことを、説明したものだ。

■線路上で眠り事故に La Nacionの記事
チャコ州で、線路上で眠り込んでいた19歳の男性が、列車に接触する事故にあった。アビア・テラシのベルグラノ貨物線で起きた事故で、男性は命を取り留めたものの、障碍が残ることとなったという。運転手がこの男性に気づきブレーキをかけたため、最悪の事態には至らなかったという。

■ウシュアイア空港、18%増 Sur54の記事
国内南端、ウシュアイアの空港利用者は今年上半期、前年同期比で18%増加したという。空港の管理側が明らかにしたものだ。この期の同空港利用者は41万2千人と、36万2千人だった前年同期から5万人増えた。とくに6月の月間利用者が、前年同月比で37%もの増加を示した。

■H&M、アルゼンチンに来ない Diario Velozの記事
ファストファッション大手、H&Mがアルゼンチン市場には一向に、姿を見せない。同チェーンは世界主要国の多くに出店し、近隣のチリ、ペルー、ブラジルなどにもすでに進出している。しかし国内には出店の兆しすらなく、同チェーンは経済問題などから国内進出を「リスク」と見なしているとみられる。


【エクアドル】

■サルマ、マリファナ摘発 El Universoの記事
エル・オーロ県のサルマで、マリファナ(大麻草)が摘発された。現地警察によると、この地にある農場の一角で、マリファナの苗36本が栽培されていたという。苗は高さ2メートルほどに育っており、すでに「産出」がなされていたとみられる。誰が植えたのかなど、調べが進められている。

■漁村でリンチ El Universoの記事
エスメラルダス県北部の海岸で、盗みをはたらこうとした3人がリンチ(私刑)を受けた。この3人は漁船などから盗みをしようとした際、漁船員や地域の住民らに捕えられたという。この地では1年前、盗みをきっかけに殺人事件も起きており、漁船員や住民はこうした事件に神経をとがらせていた。


【コロンビア】

■ELN、また攻撃 Noticieroの記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)による攻撃が、また起きた。北サンタンデール県のベネズエラ国境の検察機関がその標的となった。8日午前3時頃に爆発が起きたが、この事件による負傷者などは出ていない。ELNはこの1月にボゴタで大規模テロを起こし、イバン・ドゥケ政権は和平交渉をすべて打ち切っている。

■アマゾン、36の新種 Télamの記事
国内南部のアマゾンで、36もの新種が見つかった可能性がある。この地域の動植物の調査、巡検が行われ、この結果36種について、現時点で既存種か、新種かの判断ができていないという。アマゾン科学調査機構(SINCHI)はこれら一点、一点について確認作業を進める方針だ。

■国内でもマラリア懸念 Caracol Radioの記事
ベネズエラでのマラリアの「パンデミック」が、国内に波及するおそれがある。同国スリア州のインディヘナ(先住民)、ユクパ族の間でこの流行が起きている。国境を接するカタトゥンボなどで、この感染症の流入に対する警戒感が高まっている。この感染症はハマダラカが媒介するものだ。

■サンタンデール、新油田 Caracol Radioの記事
サンタンデール県で、新たな資源が確認されたという。エコペトロルが明らかにしたもので、同県のリオネグロで新たな油井が見つかったものだ。地下1万3900フィート付近で確認されたもので、埋蔵は2397バレル相当の原油とみられ、同機関はこの開発の可能性を探っている。


【ベネズエラ】

■グアイド、対話受け入れ Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定政権は、ニコラス・マドゥロ政権側との対話を受け入れた。ノルウェーの斡旋で、バルバドスでこの対話が行われるという。この対話について、グアイド氏側は「独裁政権との対話はできない」と難色を示していた。しかし早期の自由選挙実施などを念頭に、これを受け入れる姿勢に転換した。

■対話受け入れ、苦渋の決断 La Naciónの記事
ニコラス・マドゥロ政権側との対話受け入れは、フアン・グアイド暫定政権としても苦渋の決断だったとみられる。この受け入れについて、暫定政権支持者の間からも批判がある。この対話が、マドゥロ政権側の「時間稼ぎ」に利用されるとの指摘もあるためだ。それでもグアイド氏側は、膠着状態からの打開を優先したとみられる。

■国内農業、燃油危機 Diarioの記事
国内の農業生産体制は、ガソリンやディーゼルなど燃油の不足により、危機に瀕しているという。米国のメディアがレポートしたものだ。国内経済の疲弊の中、農業生産も厳しい局面にあるが、こうした燃油不足でトラクターなどの農機具の使用にも制限があり、十分な生産体制を維持できていないという。

■ユクパ族、マラリア危機 La Opiniónの記事
スリア州のインディヘナ(先住民)、ユクパ族がマラリアにより危機に瀕している。経済失政による混乱で保健衛生体制が危機にある中、ハマダラカが媒介するこの感染症の広がりが国内で報告される。このインディヘナコミュニティではこの感染症の発症が激増し、「パンデミック」が起きつつあるという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ラテンアメリカは危険 Caracol Radioの記事
国連は、ラテンアメリカは世界でもっとも危険な地域と報告した。殺人に関する報告書で、2017年のこの地域の人口10万人あたり殺人は17.2件と、アフリカの13件、欧州の3件、オセアニアの2.8件、アジアの2.3件を大きく上回る。国別ではエルサルバドルが62.1件と突出して高く、とくに組織犯罪の影響が大きいとしている。

■リベラシオン、市民が行進 ABC Colorの記事
パラグアイ、リベラシオンでは8日、市民による行進が行われた。この町では7日未明、およそ50人の武装グループにより市内のビシオン銀行の支店が襲われる事件があり、19歳の男性が死亡した。市民はこの死亡男性の遺影を掲げ、安全対策と早期の事件解決を求め、行進して声を上げた。

■クルーズ船から2歳児転落 El Comercioの記事
プエルトリコで、クルーズ船から2歳の女児が転落し、死亡する事故が起きた。サンフアンの港湾の埠頭に停泊していたローヤル・カリビアン社が運航するフリーダム・オブ・ザ・シーズで起きたもので、祖父母と一緒にいたこの女児は、船の窓から海の中に落ちたという。女児や家族の国籍、身元などは明らかにされていない。

■オルテガ政権、歩み寄り姿勢なし La Prensaの記事
ニカラグア、ダニエル・オルテガ政権には、歩み寄りの姿勢はみられないという。交渉に臨んでいる野党側が指摘したものだ。同国では昨年4月から反政府行動が続き、オルテガ政権による大弾圧が起きている。この事態打開のため与野党間対話が行われているが、オルテガ政権側の強硬な姿勢はまったく変化していないと野党は指摘した。

■グアテマラ、薬物機墜落 Infobaeの記事
グアテマラ南部の太平洋岸で、小型機が墜落する事故が起きた。空軍によると現場はエスクイントラのラ・コンフィアンサ農場付近で、この機材は全焼したという。状況などから、薬物を密輸するため運航されていた機材とみられる。この事態により死傷者が出たかどうかは、明らかにされていない。

■ブラジル、アビアンカショック Portafolioの記事
アビアンカ・ブラジル破綻のショックが、ブラジル航空界に広がりつつあるという。同社は昨年12月、破産法を申請し破綻した。国内4位の航空会社の破綻は、同国の航空市場にもじわじわと影響を及ぼしているという。とくに同社便のキャンセルが相次いだ4月以降、国内航空運賃は14%もの上昇を示している。

■エンカルナシオン、国境混雑 ABC Colorの記事
パラグアイのエンカルナシオンの国境では、また混雑がみられるようになっている。アルゼンチン国境のこの地で、国境橋の混雑が週末や休日などに顕著に起きているものだ。経済問題を抱えるアルゼンチンから、とくに買い物をするための同国民が、国内に押し寄せているためだ。

■エア・ヨーロッパ、提携強化 La Vanguardiaの記事
スペインのエア・ヨーロッパは、メキシコのアエロメヒコとの提携関係を強める。同じスカイチームに属する両社は、すでに一部の便でコードシェアなどを実施している。両社はさらに多くの便で、このコードシェアを図ることで合意した。エア・ヨーロッパは同様にアエロフロート、エア・セルビアとの関係強化も図る。



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