2019.07.10

【ボリビア】

■サンタクルスでゼネスト La Razónの記事
サンタクルスでは9日、ゼネストが行われた。10月の大統領選挙について、選挙法廷が憲法の多選規定に関わらずエボ・モラレス大統領の再出馬を認めた。この措置が憲法違反にいたるとして、見直しや選挙法廷トップの辞任などを求めた動きだ。県内の幹線道路では多くの個所で封鎖が行われている。

■サンタクルスは麻痺 Página Sieteの記事
ゼネスト実施を受け、経済都市サンタクルスの交通や経済活動は、麻痺に陥っている。2016年2月21日の国民投票結果尊重を掲げる「21F運動」などによるこの24時間ゼネストで、道路封鎖が行われ、中心部でもデモ行進も行われている。この日、ストのため学校のほとんども休校措置をとった。

■バス出発も停止 El Díaの記事
サンタクルス市のビモダルバスターミナルでは、バスの便の出発も停止となった。9日に行なわれた24時間ゼネストを受け、このターミナルから国内各地に向かうバスの便は、すべて休止された。ターミナルそのものは一般向けに扉を開けていたものの、開店休業状態となった。

■政府は「政治ショー」と批判 La Razónの記事
政府は、サンタクルスでのゼネストを「政治ショーだ」と批判した。9日、エボ・モラレス大統領の次期選挙再出馬に反発するストライキが行われた。批判の矛先となった与党MASはこのストを、プロパガンダの一つと断じて批判した。市民側が可能性を示す選挙ボイコットについても、くぎを刺している。

■保菌ネズミ、見つからず El Deberの記事
アレナウイルスを保菌したネズミは、まだ見つかっていないという。ラパス県ユンガス地方のカラナビで、このウイルス感染が発生した。媒介するとされるネズミを保健省が調べたが、このウイルスはまだ検出されていないという。この感染では2人が死亡し、発症した医師が重篤な状態に陥っている。

■大陸横断鉄道、ペルー離脱も Correo del Surの記事
大陸横断鉄道計画から、ペルーが離脱する可能性がある。ボリビア国内の鉄道網を活用し、ブラジルの大西洋岸とペルーの太平洋岸を結ぶ鉄道を整備する計画だ。しかしブラジルがこの計画に後ろ向きの姿勢を示しつつあることから、ブラジルが不参加の場合はペルーも離脱するとの考えが示されたという。

■ラパス-ベニ、橋開通 Página Sieteの記事
ラパス県のサン・ブエナベントゥーラと、ベニ県のルレナバケを結ぶ道路の橋が9日、開通した。国内の北東部を結ぶ新たな道路網の一部として、1324万ボリビアーノが投じられ整備された橋だ。全長3.2キロのこの橋の開業で、道路交通が大きく改善される。竣工式にはエボ・モラレス大統領も立ち会った。

■密輸、5ルート確認 La Razónの記事
ボリビアとチリを結ぶ、密輸ルート5本が新たに確認された。両国間のさまざまな物品の密輸が大きな社会、経済上の問題となっている。先週末にはオルーロ県で衝突があり、トラックなど5台が全焼する事態も生じた。軍と警察はこの対策に乗り出しており、チリ側も同様に対策を強めている。

■小型機、GPS搭載義務づけ La Razónの記事
小型機に対し、位置情報を把捉するためのGPSの搭載が、義務づけられる。カルロス・ロメロ大臣が明らかにしたものだ。小型機を使用した薬物などの密輸が横行し、南米各国間で問題となっている。この対応のため、GPS搭載を義務づけ、領空通過の小型機の管理徹底を図るものだ。

■医療費の相互免除で調印 La Razónの記事
ボリビアとアルゼンチンは、両医療費を免除する覚書に調印する。ビジャソン-ラ・キアカの国境でこの調印式が行われるものだ。この取り決めがなかったため、国内で負傷したアルゼンチン国民に多額の請求があったことから、この件の交渉が具体化していた。2月以来の協議で内容がまとまり、調印に至ることとなった。


【ペルー】

■眞子さま、ペルーへ IPCの記事
眞子さまがペルー、ボリビアに向け9日、出発された。移民120年を記念し、眞子さまが両国を訪問されることとなったものだ。民間機でリマに向け、東京を発たれたものだ。ペルーでは日系コミュニティとの面会に臨まれるほか、クスコ県マチュピチュの初代村長の末裔との懇談も予定されている。

■また新たなオイル漏れ El Comercioの記事
ペトロペルーは、新たなオイル漏れ事故が起きたことを明らかにした。今回事故があったのは、アマソナス県バグアのタユンツァにあるパイプラインだ。同社はこの量や回収方法などについて、調査しているとした。ロレト県では相次ぐオイル漏れにインディヘナ(先住民)コミュニティが、激しい抗議行動をとっている。

■メトロ駅、エスカレーターで事故 El Comercioの記事
リマのメトロ(電車)1号線のロス・ハルディネス駅で、エスカレーターの事故が起きた。駅を利用した7歳の男児が、落し物を拾おうとして両腕をエスカレーターに挟まれ、動けなくなったという。男児は助け出され、病院に運ばれたが、指を負傷したものの骨などに異常はないという。

■放置トラックから薬物 La Repúblicaの記事
クスコ県で、路上に放置されたトラックの中から、大量の薬物が見つかった。エチャラティとキジャバンバを結ぶ道路でこのトラックを警察が調べたところ、200キロにのぼるコカインとみられる薬物が見つかったものだ。警察はこのトラックが、薬物輸送に使用されていたとみて調べを進めている。


【チリ】

■5月の航空輸送、1140万人 Diario Financieroの記事
この5月、国内空港を発着する航空便の利用者は1140万人と、施栓年同月から100万人以上増えた。民間航空局が明らかにした数字だ。国際線は3.5%、国内線は20%の伸びを示している。国内線の各社のシェアはトップのLATAM航空が59.3%、スカイ航空が24.7%、ジェットスマートが14.9%となった。

■ペンコ、犬が大量死 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州コンセプシオンの海岸、ペンコでまた犬の大量死が報告された。プラヤ・ネグラ付近で、これまでに6匹の犬の死骸が発見されたという。何者かが、毒入りの餌を撒いた可能性があるとみられ、動物虐待事件として捜査が始まった。国内では各地で、同様の事件が相次いでいる。


【アルゼンチン】

■デ・ラ・ルア氏が死去 Télamの記事
1999年から2001年にかけて大統領を務めたフェルナンド・デ・ラ・ルア氏が9日、ブエノスアイレス市内の病院で81歳で死去した。法学博士の同氏は上院議会議員を務め、1996年には民選初のブエノスアイレス市長を務めた。大統領在任中は経済危機問題への対処に迫られた。マウリシオ・マクリ大統領も弔問に訪れている。

■トゥクマン交通停止、4日め El Tucumanoの記事
トゥクマン州都での交通停止は9日で、4日めを迎えた。コレクティーボ(路線バス)の運転手らの組合が、賃金の即時全額払いなどを求め、この6日からストライキに入っている。交渉が前進しないことから、運転再開の目途はまったく立っていない状況だ。運転手らは、このストについて「無期限」と通告している。

■航空利用、650万人増か La Nacionの記事
今年の国内空港発着航空便の利用者は、2015年に比して実に650万人も増える見通しだという。交通省が試算した数字を明らかにしたものだ。国内では近年、LCCの参入が相次ぎ、便の供給数が急激に増えている。このため利用者も急増し、この短期間で市場全体が大幅な成長を遂げているとした。

■サルタ空港、30人足止め El Tribunoの記事
サルタの空港で、30人が足止めされているという。アンデス航空の9日のブエノスアイレス行きの便が突然、キャンセルとなった。この便について同社は、12日に運航すると発表しており、利用者らは3日間、足止めされる事態となったものだ。サルタをベースとして2006年に就航した同社は、国内初のLCCに転換した。

■フライボンディ、新機材 Aviacionlinの記事
LCC、フライボンディが新たに調達したボーイング737-800型機が、国内に到着した。この機はインドネシアのジャカルタを発ち、マレ、ダルエスサラーム、ルアンダ、レシフェを経由しブエノスアイレスのエル・パロマール空港に着いたという。昨年1月に参入した同社は、この10月にはブラジルへの定期便も就航予定だ。

■エンパナダ選手権 Télamの記事
軽食として国内でも人気が高いパイ包み料理、エンパナダの選手権大会が行われる。北はラ・キアカから南はウシュアイアまで、10地点から15人の調理人がブエノスアイレスに集まり、その腕を競うものだ。この「エンパナダ祭」はマタデーロスで9日朝11時から18時まで開催される。


【エクアドル】

■アエロメヒコ、休止へ El Universoの記事
メキシコのアエロメヒコは、グアヤキルへの乗り入れを10月2日で休止する。同社はこの5月から、メキシコシティとグアヤキルを結ぶ路線の運航を開始したばかりだ。しかし同社によると、十分な需要を得られていないとして、この路線の休止を決めたという。

■キト、パン店で爆発 El Comercioの記事
キト市内北部のパン店で、爆発が起きた。9日朝5時30分頃、マリアナ・デ・ヘスス通りにある店で起きた事態で、この店舗の壁や天井が吹き飛び、周囲の建物のガラス窓が破れるなどした。店舗内にいた男女2人が負傷し病院に搬送されたが、命に別状はない。この街路はしばらく、車輛通行が制限された。


【コロンビア】

■カルタヘナ、水浸し Caracol Radioの記事
国内最大の観光都市、カルタヘナ市街地の一部が、水浸しとなった。局地的な大雨が降ったため、市内を流れる複数の運河、水路が溢れたという。複数の道路地点が浸水、冠水し、車輛交通に支障が生じたと消防が明らかにした。この事態による住宅などへの浸水被害は、報告されていない。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、説明を要求 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、国連に対し説明を要求した。人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏は先週、マドゥロ政権による国民に対する人権蹂躙行為があったことを指摘した。マドゥロ氏はこの件について、「認識を異にする部分がある」と反論し、この判断に至った理由開示などを求めた。

■オルテガ氏、提訴を支持 Noticieroの記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏は、国際刑事裁判所(ICC-CPI)への提訴を支持した。国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏がこの方針を先週、示したものだ。オルテガ氏はニコラス・マドゥロ政権の人権蹂躙は明らかで、速やかに提訴すべきと断じた。同氏はオルテガ政権による弾圧を受け、コロンビアに亡命している。

■グアイド「危機脱出の機運」 El Nacionalの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ベネズエラが「危機脱出の機運にある」との見方を示した。欧州連合の特使と会談し、述べたものだ。二重政権状態の国内は、まさに「分裂状態」だが、事態打開に向かう可能性を示した。同氏はノルウェー斡旋による、ニコラス・マドゥロ政権側との対話受け入れを表明したばかりだ。

■コルティソ、斡旋に言及 El Nacionalの記事
パナマのラウレンティノ・コルティソ大統領は、ベネズエラ問題の打開に向けた斡旋を行なう可能性を示した。米国メディアの取材に答え、語ったものだ。ベネズエラ危機はラテンアメリカ地域全体に影響を及ぼしかねない事態で、この事態解決、打開はパナマの利益にもなると断じた。

■自由選挙実施が焦点 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ政権、フアン・グアイド暫定政権間の対話は、自由選挙の実施が焦点だ。ノルウェー政府の斡旋で、両者間の対話がバルバドスで行なわれることになった。グアイド氏側が求める、早期の自由民主選挙の実施を、マドゥロ政権側が受け入れるかどうかが事態打開の最大の鍵だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■サンディニスタ革命から40年 El Universoの記事
ニカラグア現与党、サンディニスタ党による革命から40周年となった。同国では昨年4月から、現ダニエル・オルテガ政権に対する反政府行動が続き、オルテガ政権による激しい弾圧が続く。こうした事態で国の経済などにも大きな影響が生じる中、サンディニスタ党は静かに、この日を祝った。

■メキシコ、蔵相が辞任 Caracol Radioの記事
メキシコのカルロス・ウルスア蔵相が辞任した。昨年末に誕生した左派のアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール政権の中核を担う閣僚の辞任だ。同氏は現政権の経済姿勢を「受け入れられない」としてこの辞任を発表した。政権側はこの辞任を受け、アルトゥロ・エレラ氏を新蔵相に指名した。

■インディヘナ層が武装か Télamの記事
パラグアイ政府は、インディヘナ(先住民)層が武装した可能性を示した。8日夜、同国のブラジル国境地域で、農場を運営するブラジル人男性が武装グループに殺害される事件が起きた。この背景について、この農場に反対するインディヘナ層が武装し、事件を起こした可能性が高いとの見方を示した。

■ニン・ノボア外相、パラグアイへ El Diarioの記事
ウルグアイのロドルフォ・ニン・ノボア外相が、パラグアイを訪れる。両国は経済ブロック、メルコスルのメンバーで、メルコスルと欧州連合(EU)との間で合意された、貿易の枠組みなどについて意見調整を行なうため、訪問するものだ。外相だけでなく、マリオ・アブド・ベニテス大統領との会談も予定されている。

■ハイチ、観光に打撃 Prensa Latinaの記事
ハイチの観光は、大きな打撃を受けたまま、回復の兆しを見せていないという。同国の閣僚が指摘したものだ。国内では、新たな汚職疑惑浮上を受け、ジョヴネル・モイーズ政権の退陣を求めたデモが、広く展開されている。この混乱を受け、国内の観光業が不振に陥ったまま、復興の見通しが立たない状態だ。

■ウルグアイの失業、8.7% América Economíaの記事
ウルグアイのこの5月時点の失業率は、8.7%となった。国の統計機関INEが明らかにした数字だ。前年同月の失業率は8.1%で、0.6ポイント上昇したことになる。今年に入ってからは、3月時点の失業率9.5%に次ぐ、高い水準となった。国内では経済先行きに対する不安感が強まっている。

■エルサルバドル、強い雨 La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドルは9日、強い雨に見舞われた。活発な前線が国内に停滞したため、ほぼ全土で雨となり、地域的に局地的な降り方となったものだ。この事態による被害などは出ていないが、今後地盤の緩みなどが起きるおそれもある。気象機関は雨が降りやすい状況は、あと数日続くとの見方を示した。

■インテルジェット、15%増 Avación 21の記事
メキシコのLCC大手、インテルジェットのこの6月の利用は、15%と高い伸びを示した。同社が明らかにしたもので、この月の総利用者数は130万9千人、便の平均搭乗率は89%となった。国内市場では同社が急成長しており、最大手のアエロメヒコに肉薄していることが指摘されている。

■性教育とワクチンのブース ABC Colorの記事
パラグアイ保健省は、性教育とワクチン啓発のためのブースを設ける。アスンシオンでは国内産品などの見本市「エキスポ2019」が開催されるが、同省はこの2つの目的のための特別ブースを会場に備えることを明らかにした。この二点について、同省は国民などへのさらなる働きかけが必要と判断した。


【国際全般】

■スペインで洪水 El Universoの記事
スペイン北部で、局地的豪雨により洪水が発生した。この災害が起きたのはナバラの、エスプロギだ。8日夜に激しい雨が降り、川が溢れて道路や住宅地などが水に浸かった。この事態で現時点で、1人の死亡が確認されている。同県の県都であるパンプローナでは、この事態をうけ「牛追い祭」が中止された。



最近の記事