2019.07.11

【ボリビア】

■アレナウイルス、3人めの死者 La Razónの記事
アレナウイルス感染で治療を受けていた男性医師が死去した。ラパス県ユンガス地方のカラナビで、ネズミが媒介するとみられるこの感染症が生じ、これまでに2人が死亡している。もう一人、同じく男性医師がこの感染を受けラパス市内の医療機関で治療を受けているが、状態は悪化傾向にあるという。

■OPS、治療方法なし El Deberの記事
パンアメリカン保健機構(OPS)は、アレナウイルス感染症に対する有効な治療法は見つかっていないと断じた。ラパス県ユンガス地方でこの感染症が生じて3人が死亡し、今も男性医師1人が重篤な状態となっている。この感染症は62年前、ベニ県で見つかったもので、ボリビア出血熱を起こすことで知られる。

■モンタニョ、冷静な対応求める El Díaの記事
ガブリエラ・モンタニョ保健相は、国民に対し冷静な対応を求めた。ラパス県ユンガス地方でアレナウイルスの感染が広がり、3人めの死者が出た。国民の間で、この件についての動揺が見られるが、同大臣は冷静さを失わないよう呼びかけた。同大臣は新たに、2件の感染が疑われる事例があったことも明らかにしている。

■26日にゼネストか La Razónの記事
国内ではこの26日、ゼネストが行われる可能性がある。サンタクルスでは、憲法規定に関わらずエボ・モラレス大統領の次期選挙出馬が認められたことに対する抗議行動があった。この行動を呼びかけた市民グループは、この日に国内全土で同じ主張のゼネストを実施することを提案し、呼びかけた。

■スリナムとビザ免除で合意 La Razónの記事
ボリビア、スリナム両国は、相互に入国時のビザを免除することで合意した。エボ・モラレス大統領は同国を公式訪問し、デシ・ボーターセ大統領と会談した。このビザ免除で合意したほか、農業や環境対策での協力関係構築にも合意した。モラレス大統領は、両国は「同じ南米の国となった」と表した。

■航空機、90日以内に要件 El Díaの記事
領空を飛行するすべての航空機は、90日以内に新たな要件を満たす必要がある。政府は、小型機を含めたすべての航空機について、領空を飛行する場合、レーダー観測に対応することを義務づけた。具体的にはGPSの設営などが求められ、90日後以降にこれらの要件を満たさない航空機はすべて「違法飛行」となる。

■ラパス、キャンプ生活続く Página Sieteの記事
ラパス、リョヘタの住民のキャンプ生活が続いている。この4月末、この地で大規模な土砂災害が発生し、多くの住宅が倒壊した。住まいを失った住民らは、市などが用意した仮設キャンプでの生活を今も続けている。市側によると現時点で、51世帯がここで寝起きしているが、先行きについて不透明な状態だ。

■尿素輸送、新たな鉄道計画 Página Sieteの記事
国産の尿素を輸送するための、新たな鉄道計画が浮上している。コチャバンバ県のブロブロのプラントでこの生産がなされているが、主要な消費地であるブラジルへの輸送ルート確保が課題だ。新たに、コチャバンバ県のプエルト・ビジャロエルとサンタクルスを結ぶ鉄道を建設する計画が示された。

■オルーロ、冬休み延長 La Patríaの記事
オルーロ県では、冬休みを1週間、延長することが検討されている。標高の高いオルーロでは現在、朝晩の冷え込みが強まり、急性下気道感染症(LRTI)の流行が指摘されている。国内の学校は7月22日から授業が再開されるが、同県教育局はこの対策として、この開始を一週間遅らせ、29日からとすることを検討している。

■医師ら、12日にストか La Razónの記事
国内の主な医療機関ではこの12日、ストライキが行われる可能性がある。昨年12月に、医師らの団体と政府側が合意した内容11点の履行を求め、ストを行なうことを明らかにしたものだ。一方、ラパス県ユンガス地方でアレナウイルスによる感染症が生じ、緊急事態にあることから、このストに反対する動きもある。


【ペルー】

■フリオ・クロイワ氏死去 Correo Perúの記事
地震地質工学の第一人者である、フリオ・クロイワ氏が死去した。同氏は国立工業大学の教授を務め、現在もリマのホルヘ・チャベス空港の拡張工事やメトロ(電車)2号線の建設工事にも関わっていた。しかし数日前から肺の疾患で入院し、リマ市内の病院で83年の生涯を閉じた。同氏はルーツを持つ日本に、1960年代に留学も果たしていた。

■フードコードリノベーション Panamericana TVの記事
リマのホルヘ・チャベス空港のフードコートが、大改修を受ける。空港を運営するLAPが明らかにしたものだ。旅客ターミナル2階にあるフードコートについて、より利用しやすいようリノベーションを図るもので、2022年の完成を目指すという。同空港では第二滑走路建設が本格化し、ターミナルの改造計画も進められている。


【チリ】

■外国人の30%はベネズエラ人 CHVの記事
国内に移民している外国人の、実に30%はベネズエラ国民が占める。移民局が示したデータで明らかになったものだ。2018年12月時点で国内の移民は125万1千人で、このうち40万人をベネズエラ国民が占めている。政府はこの6月末、同国からの難民流入抑止のため、入国ベネズエラ国民にビザ取得を義務づけた。

■ロス・アンヘレス、不満 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州内陸のロス・アンへレスの議会は、不満を表した。エステバン・クラウセ首長が、この町にある飛行場への旅客定期便誘致の姿勢を示したが、議会は単なる選挙対策だとして不満を表した。同飛行場への定期便については、国の航空行政も、準備不足を理由に難色を示している。


【アルゼンチン】

■サルミエント線で集改札スト Página 12の記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道サルミエント線では10日朝、突然の集改札ストが行われた。労働組合は、逮捕拘束された組合員の即時解放を求め、改札をオープンにするこのストライキを実施したものだ。この職員は、利用者から暴言を吐かれたトラブルで、この拘束の憂き目にあったと組合側は主張している。

■リネアE、スト予告 Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアEは、ストライキを予告した。労働組合は11日朝5時30分から7時30分の2時間、全路線で運転を見合わせると発表した。同路線では間もなく延伸開業が予定されているが、この新駅の運営方法などについて組合側が要求行動をとつているものだ。

■コレクティーボ停止、5日め Tucumán a las 7の記事
トゥクマンでコレクティーボ(路線バス)が停止して、10日で5日めとなった。労働組合が、賃金の即時全額払いなどを求め、この6日からストライキに入っているものだ。都市交通を担うコレクティーボ全路線で、全便が停止された状態となっている。組合側によると交渉は進展しておらず、運転再開の目途は立っていないという。

■フフイでもコレクティーボスト El Tribunoの記事
フフイでも11日から、コレクティーボ(路線バス)のストライキが行われる。組合側が通告したもので、賃金払いが遅れていることに対する抗議行動だ。トゥクマンで6日からコレクティーボが止まっているが、この町にも同様の事態が起きるとみられる。ストは現段階で、12日までの2日間、予定されている。

■ノルウェージャン、米国へ Infobaeの記事
LCCのノルウェージャン・アルゼンチンは、新たに米国に乗り入れる。米国の航空当局から、乗り入れの認可を受けたものだ。現段階で具体的な路線は不明だが、国内と米国内を結ぶ国際定期便を近く就航するという。同社は昨年、国内市場に参入し、現段階で国内でのシェアは6%となっている。

■来訪外国人、19.6%増 Clarín.comの記事
アルゼンチンを訪れた外国人はこの5月、前年同月比で19.6%増と、高い伸びを示した。国の統計機関INDECが明らかにした数字だ。この月の来訪者総数は22万8500人と、4月との比較では6%の増加だ。一方、国外を訪れたアルゼンチン国民のこの月の数は16.3%減と、昨年以来の経済問題の影響を色濃く受けた。


【エクアドル】

■モレノ「限界がある」 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は、ベネズエラ難民の受け入れには「限界がある」との見方を示した。経済失政による生活困窮から、多くのベネズエラ国民が国外に流出し難民化している。モレノ大統領は、この受入数に限界があると断じ、ペルーやチリがとったビザ取得義務づけをエクアドルもとる可能性があることを示した。

■バナナ、緊急事態 El Uiversoの記事
エクアドルの主要農産物、バナナに緊急事態が起きつつあるという。生産者の団体が指摘したものだ。国内生産現場で、「Fusarium Raza 4」という新たな病害が、急速に広がりを見せているという。この対策が講じられなければ、国内生産が全滅する可能性もあると警告した。

■プラスチック対策、3か月以内に El Comercioの記事
政府は、プラスチック対策の指針を3か月以内にまとめる。海洋汚染が問題となり、世界的にプラスチック規制が進んでいる。アリアンサ・デル・パシフィコ(太平洋同盟)4か国がこの規制強化の方針を示し、オブザーバー参加のエクアドルもこれに追随する姿勢だ。とくに使い捨て製品の規制を進める方針を政府が明らかにしている。


【コロンビア】

■ボゴタ、操縦士学校 Caracol Radioの記事
ボゴタに、国内初となる操縦士養成学校がオープンした。アビアンカ航空と政府側が新たに設けたもので、年間2500人の操縦士を養成することができるようになる。LCC台頭などで航空便の需要が急増する中、操縦士の不足が指摘されており、この学校開設で「安定供給」を図ることが目的だ。

■タクシーのゼネスト Caracol Radioの記事
国内ではタクシー運転手らが、ゼネストに入った。ボゴタ、メデジンなど各地で、タクシーが営業を休止しデモ行進などを行なったものだ。国内ではいわゆる「白タク営業」の横行などで、正規のタクシー営業が影響を受けていることが指摘される。行政などに対し、こうした違法営業の対策強化などを求めたものだ。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「米国が邪魔をする」 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、対話を米国政府が「邪魔をしている」と断じた。フアン・グアイド暫定政権との対話が、ノルウェーの斡旋によりバルバドスで開かれることになった。マドゥロ氏はこの件について、この実現を「米国が阻もうとした」と指摘し、米国政府が事態正常化の障害になっているとの見方を示した。

■変死の司令官、埋葬 El Observadorの記事
6月29日に変死した軍のラファエル・アコスタ・アレバロ司令官が、カラカスの墓所に埋葬された。同司令官については、ニコラス・マドゥロ政権の指示を受けたインテリジェンス機関が、実質的に殺害したとしてフアン・グアイド暫定政権が告発を行なっている。同氏は6月22日から、同機関に拘束されていた。

■議会、バチェレ氏に提供 Infobaeの記事
野党が多数を占める議会は、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏に情報を提供する。バチェレ氏は先週、ニコラス・マドゥロ政権による人権蹂躙の存在を指摘し、国際刑事裁判所(ICC-CPI)に告発する姿勢を示した。この人権侵害、蹂躙の証拠などについて、議会が同氏側に情報を提供するという。

■グアイド「希望を捨てるな」 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は国民に対し、希望を捨てないよう呼びかけた。ニコラス・マドゥロ政権の早期退陣を訴える同暫定政権は、この移管プロセスに信じ、希望を捨てないよう呼びかけた。その上で、マドゥロ独裁政権に対し一致した対応をとるよう国民に呼びかけている。

■6月の物価上昇、24.8% El Universoの記事
国内のこの6月の物価上昇は、24.8%だったという。野党が多数を占める議会が、この数字を明らかにしたものだ。直近一年間の上昇率は44万5842.2%となっている。国内では一昨年10月からハイパーインフレ状態で、基準となる月間50%は二か月連続で下回ったが、定義上依然としてハイパーインフレは継続した状態だ。

■アルーバ、国境開けず Descifradoの記事
カリブ海のアルーバ島は、ベネズエラ国民に対し国境を閉じた状態を続ける。島の自治行政側が明らかにしたものだ。ベネズエラ政府側との関係悪化を理由に、この島はベネズエラ国民の入島を認めていない状態だ。行政側は、関係改善に向けた兆しがなく、この状況を維持する姿勢をあらためて示した。

■コンビアサ、キト線開始 VTVの記事
国営航空会社コンビアサが、エクアドルのキトへの路線運航を10日に開始した。カラカスとを結ぶ路線をこの日から運航し始めるもので、月、水曜の週2往復での運航となる。経済問題から外国航空会社の運休、減便が続く中、同社など国内航空会社による国際定期便就航が相次いでいる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、デングの流行 El Nuevo Díaの記事
キューバで、デングが局地的に流行しているという。同国保健省が明らかにしたものだ。夏を迎え気温が高くなるとともに、この感染症を媒介するネッタイシマカが増加しているとみられるという。同省は薬剤散布を徹底するなどし、蚊の発生抑止に努める方針だ。同じ蚊が媒介するジカ熱、チクングニヤ熱の感染は今期、確認されていない。

■コルティソ、NYへ El Diarioの記事
パナマのラウレンティノ・コルティソ新大統領が、米国ニューヨークを訪れる。パナマは6月、金融分野の「グレーリスト」に加えられたことから、この対策と善後策を講じるため、ニューヨークでは銀行など金融関係者との会談を積極的に行なうという。同大統領の就任後、初の国外訪問となる。

■LATAM、83%に Reporturの記事
ラテンアメリカ最大の航空グループ、LATAM航空のこの6月の平均搭乗率は、83%となったという。同社が明らかにしたもので、前年同月比でこの数字は2.7ポイント上昇した。同社は現在、314の機材を保有し、一日あたり1300便を運航し、年間6900万人を輸送する。乗り入れ地点は27か国、144個所だ。

■ハイチ、対麻疹ワクチン Prensa Latinaの記事
ハイチ保健省は、新たに国内で麻疹(はしか)に対するワクチン運動を展開する。麻疹は近年、世界的に感染拡大が広がり、ラテンアメリカでもその脅威が指摘されている。公衆衛生の観点から、同省は国内でもこどもなどを対象にこのワクチン運動を近く、開始するとした。

■ウルグアイ、6月の雨は最多 Ecosの記事
ウルグアイでは、この6月の雨の量は過去最多だったという。同国の気象機関Inumetが明らかにしたものだ。この月、大雨の影響で川が氾濫するなどし、ドゥラスノやフロリダなどで洪水、浸水などの被害が相次いだ。とくにチャマンガやアルティガスなどで、非常に多い降雨量となったとした。

■パナマ、局地的豪雨 TVN2の記事
パナマの首都は10日、局地的な大雨に見舞われた。雨季を迎えもともと雨が多い時期だが、この日は市内の各地でいわゆる「ゲリラ豪雨」的な雨が降った。この影響で、リオ・アバホに面するエスパーニャ通りなどが浸水、冠水するなどし、市内の車輛交通にも大きな支障が生じた。

■エルサルバドル、やや強い地震 El Salvador Gramの記事
エルサルバドルではこの9日21時5分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はラ・リベルタの海岸、プラヤ・エル・スンサルから38キロの地点で、震源の強さはマグニチュード4.9、深さは52キロだ。太平洋岸で揺れを感じたが、人や建物への被害報告はないという。

■カーボベルデ航空、ブラジルへ Aeroinの記事
西アフリカ沖、カーボベルデをベースとするカーボベルデ航空(旧名TACV)が、新たにブラジルに乗り入れる。サル島とポルト・アレグレを結ぶ直行便を、12月12日から運航する。使用機材はボーイング757-200型機だ。両国を結ぶ路線は、かつてのフラッグキャリアであったヴァリグが運航していたという。



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