2019.07.13

【ボリビア】

■ロドリゲス氏、出馬辞退 La Razónの記事
「ボリビアはNoと言った」から10月の副大統領選に出馬予定だったエドウィン・ロドリゲス氏が、出馬を辞退した。ポトシ選出の議員である同氏は、オスカル・オルティス候補とともに出馬予定だった。同氏は、現職のエボ・モラレス大統領の再選阻止のための野党共闘の必要性を訴え、この断念を判断したという。

■オルティス氏、選挙戦継続へ La Razónの記事
「ボリビアはNoと言った」から10月の大統領選に出馬する、オスカル・オルティス氏は選挙戦を継続する。副大統領候補だったエドウィン・ロドリゲス氏が出馬を辞退したが、同氏はこの選挙戦にこれまで通り突き進むと断じた。これまでの選挙戦で、同氏への有権者の「期待」が高まっているとも断じている。

■メサ氏、ロドリゲス氏断念を前向き評価 El Deberの記事
10月の大統領選に出馬するカルロス・メサ氏陣営は、「ボリビアはNoと言った」の副大統領候補、エドウィン・ロドリゲス氏の出馬断念を、前向きに評価している。メサ氏側は、現職のエボ・モラレス政権に対峙する上での判断との説明を評価し、ボリビアの民主主義回復に向けた決断だったとの見方を示した。

■オルティス氏、ブラジルに派遣要請 Página Sieteの記事
10月の大統領選候補者、オスカル・オルティス氏はブラジル議会に対し、選挙監視団の派遣を要請した。エボ・モラレス政権による「不正」を抑止するうえで国際監視の必要性があると訴えたものだ。極右のジャイル・ボウソナロ政権は左派政権を敵視しており、この要請に応じる可能性もある。

■医師、3つの臓器に危機 Opinionの記事
アレナウイルスに感染し手当てを受けているマルコ・オルティス医師は、腎臓、肝臓、肺臓に危機が生じているという。ラパス県ユンガス地方でこの感染症が生じ、医師1人を含む3人がこれまでに死亡した。同医師はラパス市内の病院に入院中だが、出血熱の症状を起こしており、きわめて重篤な状態にある。

■医師ら、アレナウイルスで行進 La Razónの記事
アレナウイルスに医師らが感染したことを受け、国内の医師らの団体が抗議デモを行なった。ラパス県ユンガス地方でこの感染症が生じ、感染した医師1人が死亡し、もう1人が重篤な状態となっている。この事態が起きたことについて、政府と保健行政が適切な判断を損なったと、医師らの団体は主張している。

■コカ葉流通に影響なし La Patríaの記事
ラパス県ユンガス地方産のコカ葉の流通に、影響はない。同地方でアレナウイルスが発生し死者が出たことを受け、同地方産のコカ葉への風評被害が懸念されている。隣国アルゼンチンが、国産コカ葉への注意喚起を出したほどだ。しかし国内での流通体制に支障はなく、ラパスやオルーロなどで供給消費は安定しているという。

■人工透析器、機能不全 El Díaの記事
ベニ県トリニダの病院の人工透析器が、機能不全に陥りつつあるという。市内のヘルマン・ブッシュ病院には9つの機材があるが、このうち4つが故障しているという。この病院の機材は市内だけでなく周辺部の、透析が必要な患者らの利用が多く、この状況を放置すると多くの患者が困難に直面しかねないという。

■観光、8億5千万ドル Boliviaの記事
ボリビアは観光で、年間8億5千万ドルを得ているという。マルセロ・アルセ観光副相が明らかにした数字だ。観光は国内総生産(GDP)に占める割合が年々高まり、まさに国の基幹産業に育ちつつあるとした。現在、国民のおよそ1割は、直接または間接的に観光業に関わっている。国内ではウユニが、観光地として急成長を遂げている。

■カラスコ、林野火災 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のカラスコ国立公園で、林野火災が起きている。ビジャ・トゥナリで起きているもので、すでに出火から4日が経過し、被害面積は1500ヘクタールに及んでいる。消火活動は続いているが火の勢いの強さから難航している状態だ。コチャバンバの空港ではこの火災により煙で、便の運航にも一部影響が及んでいる。


【ペルー】

■眞子さま、大統領と面会 El Peruanoの記事
ペルーを訪問された眞子さまは、リマの大統領府を表敬訪問され、マルティン・ビスカラ大統領と会談された。移民120周年を記念したこの訪問では、日系コミュニティの式典にも参加されている。眞子さまはこの後、マチュピチュを訪問され、その後にはボリビアを訪れられる。

■ケイコ氏、まるで政治犯 El Comercioの記事
大統領候補者だったケイコ・フヒモリ氏について、まるで「政治犯」のような扱いと告発された。同氏が率いる政党フエルサ・ポプラールが指摘したものだ。汚職容疑で拘束されたケイコ氏だが、具体的容疑が明らかにならず、一方で解放に向けた法的判断が遅らされている。同党は、人権上の問題と指摘する。

■ビニクンカ、ツアーバスが事故 Correo Perúの記事
7色の山として知られるビニクンカを訪れるツアーバスが、事故を起こした。クスコを発ったカパック・ニャンアドベンチャー社のバスが、サンヘロニモで衝突事故を起こしたものだ。この事故で外国人を含む18人が重軽傷を負っている。ビニクンカへのツアーは、観光客の間で人気となっている。

■ビバ・エア、機材計画を凍結 Semana Económicaの記事
LCCのビバ・エアは、予定していた機材計画を凍結した。2017年5月に国内参入した同社は、路線拡張のため新たな機材調達を計画していた。しかしペルーの税制上の問題から、予想以上のコストがかかることが判明し、今年の計画については見送ることを決めたという。新規路線計画にも影響が及ぶことは必至だ。


【チリ】

■オソルノ、正常化に一週間か BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州オソルノの水道正常化には、一週間程度を要する可能性がある。水源付近でのオイル流出事故を受け、市内では水道供給がほぼ停止した。復旧作業が続いているが、安全な水の供給には時間を要するとみられるという。市内ではこの事態で学校が休校となり、商店などの多くも店を閉じた。

■元選手、薬物輸送で逮捕 BioBio Chileの記事
元プロフットボールの選手が、薬物輸送の容疑で逮捕された。元ランヘルスの選手だったカルロス・ラミレス・ディアス容疑者が逮捕されたものだ。警察によると、コカイン入りカプセル400錠を運んでいたという。同容疑者は2003年から翌年にかけ、同チームにボランチの選手として所属した。


【アルゼンチン】

■コレクティーボ、各地でスト Infobaeの記事
国内各地で12日、コレクティーボ(路線バス)がストライキを行なった。賃金払いへの不満、要求などから起きている事態だ。トゥクマンでは5日間続いたストが終了したが、ブエノスアイレスやコルドバ、ロサリオ、フフイ、プエルト・イグアス、ウシュアイアなどストは各地に拡大している。

■イグアス、観光には影響なし El Territorioの記事
コレクティーボ(路線バス)のストが行われているプエルト・イグアスだが、観光への目立った影響はない。市内を運行するコレクティーボは12日、運転を見合わせている。しかし市内とイグアス国立公園を結ぶ観光客向けのサービスや、ブラジル、パラグアイとの間を往来する国際バスは通常どおり運転されている。

■濃霧、空の便に影響 La Capitalの記事
12日朝、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港とアエロパルケは、濃霧の影響を受けた。視界不良のため滑走路が一時、閉鎖されたもので、国際線と国際線の多くの便に遅れがひろがった。両空港を管理するアルゼンチン2000によると、午前8時30分頃には滑走路は全面再開され、以後は平常化しつつあるという。

■国境トンネル、入札へ Via Paísの記事
メンドサとチリを結ぶ、新たな国境トンネルの建設にかかる入札が、近く行なわれる。現行のクリスト・レデントールを通るルートは天候の影響を受けやすく、この新たな「カタツムリトンネル」は年間を通じて安定運用が可能なものとなる。この建設は、今世紀に入り最大の公共事業となる。

■また学校で肺結核 Télamの記事
ブエノスアイレス州の学校に通う生徒の、肺結核発症が確認された。ベラサテギのハドソンにある学校で確認されたもので、保健局が緊急に調べを行なったが周囲の生徒や教職員などへの感染はみられなかったという。州内では生徒の肺結核発症は、今年すでに3件となっている。

■クルミ、初めての輸出 Télamの記事
ネウケン州産のクルミが、初めて国外に輸出される。最初の20トンがブエノスアイレス港から積み出され、イタリアに向かうものだ。ネウケン州では2008年から、新たな産品としてクルミの生産が本格しており、初の輸出事例となる今回を州内の生産者団体も歓迎している。


【エクアドル】

■プラス・ウルトラが就航 El Comercioの記事
国内に12日、スペインのLCC、プラス・ウルトラが就航した。同社がマドリード-キト-グアヤキルを三角運航する路線をこの日から運航し始めたものだ。両空港ではこの日、第一便が放水による歓迎を受けた。使用機材はエアバスA340-300型機で、水、金、日曜の週3便の運航となる。

■クエンカ、自転車利用の増加 El Universoの記事
観光都市クエンカでは、自転車の利用が増加しているという。中心部が世界遺産に登録されるこの町では、キトに続き公営貸自転車事業がスタートした。この自転車利用が市民だけでなく、観光客にも広がっており、利用が大きく伸びているという。4月の利用者は1024件だったが、6月には3328件となっている。


【コロンビア】

■アスベスト、2021年までに禁止 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、2021年までに国内で、アスベスト(石綿)の使用を全面禁止する方針を示した。肺癌を誘発するおそれがあるこの物質について、禁止する法案を議会側が準備していた。ドゥケ大統領はこの流れを受け、この年までに全面禁止する方針を示したものだ。

■ドゥケ、和平プロセス期間延長 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は国連側に対し、和平プロセス期間の延長を求めた。政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は2016年から、この和平プロセスを進めている。しかしこのプロセスは予定よりも時間を要しているとして、この延長の承認を国連に求めたものだ。政府と民族解放軍(ELN)との和平交渉は1月に打ち切られている。

■ブカラマンガ空港、一時閉鎖 Alerta Bogotaの記事
ブカラマンガのパロネグロ空港の滑走路が、一時閉鎖された。12日16時頃、ボゴタから到着した小型機がトラブルを起こし、滑走路から外れて止まったという。この事態対応のため、同空港滑走路は一時運用を停止したものだ。この事態による負傷者などは出ていないという。

■ボゴタ空港への不満 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港への、利用者の不満が募っているという。空港では、飲食やサービスにかかるコストが、市中に対して高い傾向にあることは指摘される。しかし同空港のこの価格が「ぼったくり」に近く、またさらに上昇し続けていることに利用者が不満ツイートを相次いで投稿しているという。


【ベネズエラ】

■ノルウェー、斡旋継続 Caracol Radioの記事
ノルウェーは、ベネズエラの二つの政権の間の対話に向けた斡旋を継続する。今週バルバドスで、この斡旋によりニコラス・マドゥロ政権とフアン・グアイド暫定政権の間の対話が行われた。具体的成果は見られなかったが、ノルウェー政府は双方が対話の席に着いたことが重要として、今後も対話継続に力を尽くすとした。

■CIDH、招きに応じる El Nuevo Heraldの記事
米州機構の人権機関CIDHは、フアン・グアイド暫定政権からの招きに応じる方針を示した。国連のミチェル・バチェレ人権高等弁務官が、ニコラス・マドゥロ政権による人権蹂躙を指摘した。この指摘を受け、同機関にこの事実の有無確認のため国内を訪れるよう、暫定政権側が申し入れていたものだ。

■マドゥロ、反発続ける Télamの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏に対する、反発を強めている。同氏は国内を訪れた後、マドゥロ政権による人権蹂躙行為があったことを報告した。マドゥロ政権はこの報告に対し、「うがった見方」「フェイクニュース」といった反発の言葉を並べ続けている。

■司祭ら、退陣を要求 Aleteiaの記事
国内のカトリック教会の司祭らの団体は、ニコラス・マドゥロ政権に対し、事実上の退陣を迫った。国内で起きている混乱の事態を鎮めるためには、自由選挙の実施が唯一の方法であると断じ、この実現を迫ったものだ。選挙の実施は、すなわちマドゥロ政権の即刻退陣を意味することになる。

■ギリシャ、グアイド承認 El Universoの記事
ギリシャのプロコピス・パヴロプロス新大統領は、フアン・グアイド暫定政権を承認した。先週末の選挙で当選したばかりの同氏が表明したものだ。欧州連合(EU)ではスペインや英国、ドイツなどがグアイド暫定政権を承認しており、これに追随する形となった。世界の50か国以上が、グアイド暫定政権を承認している。

■毎時200人が流出 El Universalの記事
国内からは今もなお、毎時200人の国民が国外に流出しているという。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮から、多くの国民が国外に逃れ、難民化している。米州機構(OEA)側がこの実態をあらためて報告し、流出が未だ続いていることを明らかにした。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバ、観光に打撃 El Nacionalの記事
キューバにとって主要な産業である観光に、大きな打撃だ。米国、ドナルド・トランプ政権による新たな経済的締めつけで、同国を今年訪れる外国人観光客が10%程度減る見込みだという。観光業の成長を支えてきた、米国からの観光客の大幅な減少が響いた。キューバ側は米国政府の対応を批判している。

■CIDH、ニカラグアに懸念 Télamの記事
米州機構の人権機関CIDHは、あらためてニカラグアに懸念を示した。同国では昨年4月から反政府デモが続き、これに対するダニエル・オルテガ政権による激しい弾圧が起きている。CIDHは、同国での与野党間対話が5か月間にわたり停止しており、対話による解決の姿勢が損なわれている実態を指摘した。

■ブラジル、100世帯が避難 El Universoの記事
ブラジル北東部で、ダム決壊のおそれがあるとして、100世帯が避難した。この事態が起きたのはバイア州のペドロ・アレクサンドレで、大雨などの影響でクアティダムが決壊する可能性が生じたものた。地域を流れる河川は増水し、すでに一部で氾濫が起きている。この1月、同国のブルマディーニョではダム大決壊による甚大な被害が生じた。

■ホンジュラス、スト再燃 El Heraldoの記事
ホンジュラスでは、ストライキが再燃した。12日、国内では教育、医療分野の組合によるデモが首都テグシガルパや経済都市サンペドロ・スーラで行なわれた。政府が進める民営化などの改革に対する、組合の強い反発を受けたもので、6月にかけて行なわれていたストライキが再発した形となった。

■格付け会社、年金改革を評価 Télamの記事
ブラジルの年金改革を、ムーディーズやスタンダード・プアーズといった格付け会社は、高く評価している。ジャイル・ボウソナロ政権が取り組むこの改革は、支給開始年齢の引き上げなどを含む。格付け会社はこの改革で、ブラジルの安定的な年金体系に資すると評価する。一方国内では、反対運動も激化している。

■ベリーズ、観光高成長 Caribb Journalの記事
ベリーズの観光業は、高い成長を維持しているという。同国の観光は2018年、10.6%というきわめて高い成長率を示した。今年上半期についても、成長率はおよそ6%と、前年ほどではないものの高い数字を示している。とくに国際クルーズ船の立ち寄りによる効果が、大きいと分析された。

■ウルグアイ、TKに要請 La Red 21の記事
ウルグアイは、トルコのターキッシュ・エアラインズに国内乗り入れを要請する。観光、交通相がイスタンブールを訪れ、同本社にこの要請を行なうものだ。モンテビデオのカラスコ国際空港への定期便就航を求める。ウルグアイは2012年のプルーナ航空破綻以降、国際旅客定期便が不足した状態にある。

■TT、マリファナ合法化プロセス Global Voiceの記事
トリニダード・トバゴは、マリファナ(大麻草)の合法化プロセスに入った。昨年末、同国首相はこの合法化を進める方針を示していたが、これにかかる法的整備などに具体的に着手したものだ。現在はマリファナは保持、使用、流通すべてが禁止対象だが、個人使用や医療目的の使用などを解禁する方針だ。


【サイエンス・統計】

■2058年、7億6千万人に Caracol Radioの記事
ラテンアメリカ地域の総人口は、2028年には7億6750万人に達する見込みだという。ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(Cepal)が推計人口を示したものだ。地域内の人口は毎年600万人のペースで増えという。一方で高齢化も進み、2047年時点では5人に1人は65歳以上になるとも試算している。

■スペイン、クルーズ船に警鐘 El Paísの記事
スペイン保健省は、クルーズ船に警鐘を鳴らした。1日にバルセロナに入港したクルーズ船内で、女性乗客が麻疹(はしか)を発症したという。感染力の強いこの感染症が、この船内で広がるおそれがあるとして、56か国の2500人の乗客に対し、対応を行なっている。



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