2019.07.27

【ボリビア】

■アメリカンショック広がる El Deberの記事
アメリカン航空のボリビア路線撤退の衝撃が、広がっている。同社は11月27日をもって、マイアミ-サンタクルス線を休止することを発表した。民間航空局はこの事態による、国内と北米とを結ぶ空の交通が途絶えるわけではないとした。しかし長年、国民に親しまれた同キャリアの撤収は、大きな衝撃をもたらした。

■ボリビア路線撤収、5社め Los Tiemposの記事
アメリカン航空のボリビア撤収で、2015年以降国内への乗り入れを取りやめた航空会社は5社となる。この年以降、中米のTACA航空、チリのスカイ航空、パラグアイのTAMメルコスル、ペルービアン航空が国内乗り入れを休止している。相次ぐ乗り入れ停止に、国内の旅行業界が懸念を表している。

■米国、信頼再構築に意欲 La Razónの記事
米国は、10月の選挙後の政権と、信頼関係を再構築することに意欲を示した。この選挙においてはいずれの候補にも「支持」は表明せず、選ばれた新政権が民主主義と自由をもとに国づくりを進めることに期待を示した。2009年のパンド県での事件をきっかけに、両国は相互の大使を召還したままとなっている。

■エボ、リマへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はペルーの首都リマに向かった。26日、この町ではパンアメリカン競技大会が開幕し、モラレス大統領はこの開会式に立ち会う。ボリビアは2027年のこの大会の国内開催誘致を進めており、この立会いは重要な視察になるとした。また滞在中、同国のマルティン・ビスカラ大統領とも会談する。

■保健省と医師ら、1日に対話 Página Sieteの記事
ガブリエラ・モンタニョ保健相は、医師らの団体との対話を8月1日に行なうと発表した。ユンガス地方でのアレナウイルス感染症発生で、医師が感染し死亡したことを受け、医師らが保健医療体制に疑問を呈している。この件について、両者はこの日対話を行なうことで合意したという。

■サンタクルス、氾濫被害 El Deberの記事
サンタクルス県のバジェ地方で川の氾濫被害が生じた。大雨の影響で地域を流れる複数の河川が溢れ、農地80ヘクタールが水没したという。えんどう豆やさやいんげん、トマト、ニンジンなどの農作物がこの被害を受けた。国内の広い範囲は現在は乾季で、この時期にこうした被害は珍しい。

■雪の被害広がる La Razónの記事
西部ボリビアでは、今週降った大雪による被害が広がりを見せる。一時、オルーロとコチャバンバを結ぶ道路交通が絶たれるなどしたこの雪だが、農家2200世帯、700ヘクタールの農地に被害が生じた。さらにラクダ類などのの家畜1144頭がこの雪で死んだという。物流が絶たれたことで、商業にも広く影響が広がった。

■オルーロ、休校続く La Patríaの記事
オルーロ県では農村部を中心に、学校の休校が続いている。今週、国内西部では大雪となった地域があり、オルーロ県内の学校は一時全面休校となった。この雪のため、農村部では8つの行政地域で、授業を再開できない状態だ。チュキサカ県ではこの休校措置が、今週いっぱいとられた。

■ラパス、プレハブ仮設 El Díaの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、プレハブ仮設住宅の導入を発表した。市内のリョヘタではこの4月、大規模土砂災害が発生し、被災者らは今もテントに身を寄せている。この被災者向けのプレハブ仮設を近く、導入するとしたものだ。現時点で、9月中旬の入居を実現できるよう、準備しているという。

■壁崩落、作業員2人死亡 Correo del Surの記事
スクレの工事現場で、防護壁が崩落し、作業員2人が死亡した。現場となったのはティンタマヨのシルクバラシオン通りだ。建設現場で作業を行なっていた40歳と54歳の男性が、崩落したコンクリート製の壁の下敷きとなった。市側は、この防護壁の強度などに問題がなかったか、調べを進めている。


【ペルー】

■リマ、航空管制官スト Gestionの記事
リマのホルヘ・チャベス空港では26日19時から、航空管制官によるストライキが始まる。待遇改善などをも求めたもので、全体の20%の便に遅れなどの影響が出るとみられる。ストは28日19時までの48時間時限だ。26日からリマでは、パンアメリカン競技大会が開催されているが、この大会への影響はない。

■ペルーレイル、28日まで運休 Correo Perúの記事
クスコとプーノ、アレキパを結ぶ旅客鉄道便は、28日まで運休する。運行するペルーレイルが明らかにしたものだ。プーノ県内の社会闘争で、プーノとクスコを結ぶ道路封鎖が続いており、この線路でも封鎖が行われる可能性がある。このため28日までの便キャンセルを発表し、利用客の便変更や払い戻しに応じているという。


【チリ】

■バチェレ氏「もう出馬しない」 BioBio Chileの記事
二度大統領を務めたミチェル・バチェレ氏は、大統領選には「もう出馬しない」と断言した。多選が認められていないチリでは、同氏の次期選挙出馬に期待する声もある。しかし同氏は退任後、国連人権高等弁務官を務めており、チリのメディアの取材にもう大統領職を目指すことはないと語った。

■メトロ6号、環境行政に説明 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の運営側は、環境行政に「必要な措置はとっている」と説明した。開業から間もなく2年となるこの路線だが、プロビデンシアではこの運行による振動が続いているとの報告がある。この事態について調べている環境行政に対し、設備上の不備などはないとしたものだ。


【アルゼンチン】

■ビジャ・ラ・アンゴストゥーラ、緊急事態 Infobaeの記事
ネウケン州のビジャ・ラ・アンゴストゥーラは、まさに緊急事態となっている。先週末以降、この地では悪天候により大雪となった。降雪量はこの25年で最大で、多くの道路がこの影響を受けた。さらに国道40号の一部区間では土砂災害が発生し、陸路の往来がさらに制限される状態となっている。

■ビジャ・ラ・アンゴストゥーラ、交通事故も Télamの記事
大雪による緊急事態となっているネウケン州のビジャ・ラ・アンゴストゥーラで、大きな交通事故が起きた。トラックや乗用車ら3台がからむ事故があり、現場で車輛が炎上したものだ。この事故による死者数は錯綜し、メディアにより「1人死亡」「5人死亡」の両説が流れている。

■チャペルコではスキー場火災 Télamの記事
ネウケン州のチャペルコでは、スキー場施設で火災が発生した。26日朝、レストランから火が出たもので、この施設とリフトの乗降口が全焼する事態となった。この火災による、人的な被害は報告されておらず、出火原因も特定されていない。現在この地は、スキーシーズンの真っただ中だ。

■アテンダントがデモ Filoの記事
ブエノスアイレスのアエロパルケでは26日、アテンダントらがデモを行なった。前日、操縦士らがこの空港でデモを行なったのに続き、政府の「介入」に怒りの声を上げたものだ。アルゼンチン航空の機内で、操縦士が政府批判の声明を読み上げたことの波紋が、今なお広がっている。

■エル・パロマールに保税地域 Télamの記事
ブエノスアイレスのエル・パロマール空港に、保税地域が設けられる。貨物を関税を保留したまま置くスペースが設けられるものだ。もともと軍の基地であるこの空港は昨年2月から定期旅客便が就航し、現在は国際線の定期便もある。この設置で、この空港からの国際貨物の利用も、より便利になる。

■豚肉、2030年までに77%増 Télamの記事
国産豚肉の生産量を、2030年までに77%増やすという。アルゼンチンと言えば牛肉だが、豚肉の生産消費拡大も起きている。豚肉の生産者団体ArgenPorkは、生産体制の強化などを図り、現在は年62万1千トンの生産を、この年までに110万トンまで増やす方針を示した。


【エクアドル】

■ベネズエラ人にビザ要求 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は、入国するベネズエラ国民にビザ取得を要求することを26日、発表した。グアヤキルの記念日の式典で明らかにしたものだ。移民難民用のビザ2種類を新たに用意するという。この6月からペルー、チリ両国が同様の措置をとり、エクアドル政府も検討していることが伝えられていた。

■ベネズエラ人へのセンソ実施 El Universoの記事
政府は、ベネズエラ国民を念頭に、移民に対するセンソ(国勢調査)を実施する。マリア・パウラ・ロモ大臣が明らかにしたもので、センソに回答することは「義務」だという。国内には多くのベネズエラ難民が押し寄せているが、この実数や生活状況などを把握することが目的だという。

■サモラ・チンチペ、土砂災害 El Universoの記事
国内南部、サモラ・チンチペ県で土砂災害があった。ナンビハで、大雨による地盤の緩みから土砂崩れが発生し、住宅7棟が被害を受けたものだ。これらの住宅には合わせて20人が住んでいたとみられるが、現時点で人的被害が生じたかどうかは分かっていない。

■チンボラソ県でバス事故 El Comercioの記事
チンボラソ県でバス事故が発生した。26日未明、アンバトからグアヤキルに向かっていたトランスアンディーノ社のバスが衝突事故を起こし、路上に横転したものだ。このバスには30人が乗っていたが、このうち6人が軽傷を負い、リオバンバ市内で手当てを受けている。


【コロンビア】

■ボゴタ、ワクチン運動 Canal RCNの記事
ボゴタでは、新たなワクチン運動が展開される。保健局が行なうもので、麻疹(はしか)、風疹や黄熱病などの複合ワクチンを、11歳以下のこどもや60歳以上の高齢者などに、無料で行なうものだ。この27日と28日、市内の286個所でこのワクチン接種が行われるものだ。

■ドイツにマリファナ輸出 Caracol Radioの記事
コロンビアからドイツに、マリファナ(大麻草)が輸出される。国内で栽培が認められた医療用マリファナについて、同国に輸出されることになったものだ。クレバー・リーブス社が栽培した360グラムが、最初の輸出となる。来年までには、同国への安定供給が目指される見通しだ。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「経済テロだ」 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ政権下で外相の立場のホルヘ・アレアサ氏は、米国による「経済テロだ」と批判した。米国は新たに、マドゥロ氏の義理の息子とコロンビアの実業家を制裁リストに加えた。アレアサ氏は「理由のない制裁は、単なる経済上のテロだ」と述べ、この措置を判断したドナルド・トランプ政権を批判した。

■グアイドは歓迎 El Nacionalの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、米国による経済制裁追加を歓迎した。米国が、ニコラス・マドゥロ独裁政権への制裁を強めているが、新たにマドゥロ氏の息子らをこのリストに加えた。グアイド氏はこの措置について、私腹を肥やすマドゥロ氏一家に対するこの措置は好ましいと述べた。

■アルゼンチン、アムネスティと協力 Télamの記事
アルゼンチンのホルヘ・ファウリエ外相は、人権団体アムネスティ・インターナショナルと協力することを明らかにした。ニコラス・マドゥロ政権に批判的なアルゼンチンは、各国と協力しマドゥロ政権による人権侵害を告発する準備を進めている。この件において、アムネスティ側と連絡を密にしていることを明らかにした。

■グアイド、国家再建を呼びかけ Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は国民に対し、国家再建を呼びかけた。ニコラス・マドゥロ独裁政権により損なわれた、民主主義や自由を再建する必要があり、これは国民の意思によるものと断じたものだ。とくに自由については、国際社会に保証されるものではなく、国民みずからが選ぶべきものと表した。

■受刑者の死、59件 Infobaeの記事
今年上半期、国内の刑務所では受刑者59人が命を落としたという。NGO団体が明らかにした数字だ。死亡した内の61%は、健康上の理由によるものだ。国内ではニコラス・マドゥロ政権の経済失政で医療体制が崩壊中で、受刑施設においても例外ではないという。またこのほかの死亡は、暴力によるものだ。

■国境、日に日に治安悪化 Infobaeの記事
コロンビア国境地域は、日に日に治安が悪化しているという。難民流出や買い出しの人の越境が多い一方、この地では武装グループによる襲撃や組織犯罪の横行が目立つ。国境地域では新たな遺体の発見が連日のように報告されている状況だ。今月には、複数の生首を輸送していたグループが摘発される事態も報告されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■野党、アブド批判 Infobaeの記事
パラグアイの野党、リベラル党がマリオ・アブド・ベニテス大統領を激しく批判している。同政権がブラジルとの間で合意したエネルギー分野での政策について、「パラグアイの不利益になる」と指摘しているものだ。同党は同大統領について、法的責任を追及することも視野に入れているとした。

■プエルトリコ政治不信 El Universoの記事
プエルトリコの知事辞任は、市民の政治不信の根深さが表出したものだ。ロッセリョ知事が辞任を表明し、サンフアンなどではこれを喜ぶ市民の姿がみられた。同知事には、ハリケーン「マリア」からの復興資金の流用や、女性やLGBTQに対する差別的言動がみられ、2週間前から辞任を求める市民運動が激化していた。

■ニカラグア、43億ドル失う La Prensaの記事
ニカラグアは今年、43億3600万ドルの投資の機会を失っているという。中央銀行のデータをもとに、観光業界が試算した数字だ。昨年4月からの反政府行動と、これに対する政府弾圧を受け、同国の観光業は大きく落ち込んだ。この分野への国外投資だけで、この額が損なわれているとしたものだ。

■ディアス-カネル「米国のせい」 Cubanos Por el Mundoの記事
キューバのミゲル・ディアス-カネル議長は、国内でガソリンが不足しているのは「米国のせい」と断じた。国内ではガソリンの不足感が広がり、スタンドの前には給油を待つ車列が絶えない。同議長はこの原因が、米国からの一方的な経済圧力によるものだと断じ、ドナルド・トランプ政権を批判した。

■メタノール死者、昨年の倍に Naciónの記事
コスタリカでは、メタノールによる死者は今年、すでに昨年の倍になった。同国保健省が明らかにしたものだ。国内では6月以来、この人体に有害なアルコールを含む密造酒の影響で20人が死亡し、多くの人が治療を受けている。メタノール被害は毎年起きているが、今回の件は近年ではまれにみる規模だとした。

■キューバ大司祭死去 Infobaeの記事
キューバの大司祭のハイメ・オルテガ・アラミノ氏が82歳で死去した。1994年から枢機卿でもあった同氏は、癌を患い、闘病中だったという。同氏はバラク・オバマ政権下の米国と、キューバとの関係改善に向け、ローマ法王サンフランシスコ1世とともに、尽力したことで知られる。

■性暴力被害は下着のせい Caracol Radioの記事
ブラジルのダマレス・アルヴェス女性相は、インディヘナ(先住民)の少女らの性暴力被害が多いのは「下着をつけていないせい」と発言した。さらに下着をつけていないのは「貧困のせい」とも語っている。これらの発言に対し、SNSなどでブラジル国民から激しい批判が起きている。

■サンパウロ空港、金塊盗難 Caracol Radioの記事
ブラジル、サンパウロのグアルーリョス国際空港で、金塊が盗まれた。警察を装った車輛で乗りつけた8人組が白昼堂々、この盗みをはたらいたという。金など750キロの金属を、発砲などすることなく盗み出した。これらの金塊は、ニューヨーク、チューリヒなどに向かい輸送されるところだったという。

■パナマのメトロ、区間運休 La Estrellaの記事
パナマシティのメトロ(電車)2号線は26日、一部区間で運転を見合わせた。運営側によると、大雨などの悪天候の影響を受けたため、シンクエンタリオ駅とヌエボ・トクメン駅の間で、運転を休止した。大雨のために送電が不安定になったことが原因だという。シンクエンタリオとサンミゲルの区間は、通常通り運転された。

■モンテビデオ、カード払い拡大 El Observadorの記事
ウルグアイ、モンテビデオではこの10月から、ICカードにより決済できる範囲が広がる。市側によると、市内の路線バスなどで使用されている「STMカード」で、タクシーの運賃払いや近距離バス路線での支払いもできるようになるという。市内のタクシーでは昨年11月から、デビットカードでの支払いができるようになっていた。



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