2019.07.29

【ボリビア】

■エボ、メサ氏を「口撃」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、大統領選の対抗馬カルロス・メサ氏をことばで攻撃した。選挙運動で出生の地オルーロ県オリノカを訪れ、メサ氏の姿勢などを激しく批判したものだ。この中で、メサ氏が当選すればボリビアは「過去に戻る」と断じ、未来を志向するならばモラレス体制を継続するべきと述べた。

■エボ、「建設反対者は敵」 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、道路建設に反対する者は敵だと述べた。ベニ県のトリニダとサンイグナシオ・デ・モクソスを結ぶ道路の開通式典に参列し述べたものだ。この道路はコチャバンバ県のビジャ・トゥナリまで延伸されるが、国立公園内を通過するためインディヘナ(先住民)層が今も激しく反対運動を展開している。

■AA撤退、旅客航空全体に影響 El Díaの記事
アメリカン航空のボリビアからの撤退は、航空旅客全体に影響を及ぼすおそれがあるという。同社は11月27日をもって、マイアミ-サンタクルス線の運航を終了することを発表した。専門家は、メジャー航空会社の運航終了というだけでなく、ボリビアの航空旅客全体に翳を落としかねない事態と指摘した。

■足止め観光客らを救出 El Deberの記事
ラパス県インキシビのカバリで、足止めされた観光客らが救出された。先週、国内の標高の高い地域を中心に悪天候に見舞われ、大雪となった。この雪の影響で、これらの観光客は4日間にわたり、移動できず足止めされていたという。国防省が軍を派遣し、これらの観光客をオルーロ市内に移動させた。

■モンタニョ、楽観的 La Razónの記事
ガブリエラ・モンタニョ保健相は、楽観的な見方を示した。国内の医師らの団体が、政府と保健省の姿勢を厳しく批判している。一方的に導入を急いだ国民皆保険制度や、アレナウイルスの医師感染を招いた体制を批判したものだ。この31日に両者間の対話が行われるが、同大臣は必ず妥結点を見いだせる、との見方を示した。

■壁崩落、責任追及へ Correo del Surの記事
スクレ市は、市内で起きた壁崩落事故の責任を追及する姿勢だ。斜面のコンクリート製の防護壁が崩れ、作業員2人と消防士1人の合わせて3人が死亡したものだ。市側は、この防護壁の建設やメンテナンスの状況に問題があった可能性があるとして、責任追及を徹底する姿勢を示した。

■「危険運転」で操縦士追及 Página Sietteの記事
民間航空局は、小型機の危険な操縦をしたとして、操縦士への追及を行なう姿勢だ。6月26日、サンタ・アナ・デ・ヤクマでこの小型機が異常な低空飛行を行ない、広場にいた多くの人を怯えさせたという。同局は、大惨事につながりかねない危険な操縦だったとして、刑事告発を含めた追及姿勢を示した。

■国民の48%、読書ゼロ La Razónの記事
国民の実に48%は、一年間に読む本の数がゼロだという。サンタクルスの書籍フェアの場で明らかにされたものだ。ラパス、エルアルト、コチャバンバ、サンタクルスの4都市で調査を行ったところ、実に48%は読書ゼロの状態だった。国内では本を読む人と、読まない人が二分する傾向が強まっている。

■オルーロ、500匹にチップ La Patríaの記事
オルーロでは、500匹の犬へのチップ埋め込みが完了したという。国内では獰猛な性質の「危険犬」に対しチップ埋め込みが義務づけられているが、オルーロでは野犬急増のため、識別目的でチップ埋め込みが推奨されている。動物検疫課は残る220匹についても、早期に埋め込みを行なう方針だ。

■キルキンチョは文化遺産 La Patríaの記事
オルーロ県はキルキンチョ(アルマジロ)を文化遺産に指定した。アンデスの広い範囲に棲息していたこの動物は、乱獲などにより絶滅が危惧される状態となった。楽器などにこのキルキンチョを使用してきたオルーロは、この動物を文化的な遺産とすることを26日、決めた。


【ペルー】

■ビスカラ、選挙前倒しを発表 Perú21の記事
マルティン・ビスカラ大統領は、2021年に予定されている総選挙を2020年に前倒しする方針を示した。28日の独立記念日の式典で明らかにしたものだ。これを可能にするための法案を31日に議会に送ることも明らかにしている。前大統領の辞任にともない昇格した党政権は脆弱性を抱えており、安定化を図るための措置とみられる。

■チンチェロ空港、2020年着工へ El Comercioの記事
マルティン・ビスカラ大統領は、クスコのチンチェロ新空港の建設を2020年に開始する方針を示した。現行空港の拡張が難しいことから、バジェ・サグラド(聖なる谷)のこの地に新空港が建設される計画ですでに土地収用も終えている。しかし環境問題などから反対の声があり、ビスカラ大統領は計画を修正したうえで着工する姿勢を示した。


【チリ】

■原油4万リットル、海に流出 BioBio Chileの記事
第12(マガジャネス)州で、原油4万リットルが海に流出する事故が起きた。現場はプエルト・ナタレスから250キロのグアレリョ島で、この地のコンテナ基地から流出が起きたという。現在、回収と環境への影響調査とともに、原因についての調べが進められている。地域のインディヘナ(先住民)コミュニティは、この事態に重大な憂慮を示した。

■空軍ヘリ、離島から患者空輸 BioBio Chileの記事
空軍のヘリコプターが、重病患者を離島から空輸した。フアン・フェルナンデス島で発生した事態で、島内で対応ができないとして出動要請があり、この患者を第5州都のバルパライソまで運んだという。運ばれたのはベネズエラ国籍の19歳の男性で、現在も医療機関で手当てを受けている。


【アルゼンチン】

■シエテ・ラゴス、道路再開 Télamの記事
ネウケン州のビジャ・ラ・アンゴストゥーラとシエテ・ラゴスを結ぶ道路区間の通行が、再開された。大雪に見舞われたこの道路は通行できない状態だったが、除雪が完了し通行可能な状態となった。一方、ビジャ・ラ・アンゴストゥーラとバリロチェを結ぶ国道40号の土砂崩れ区間は、まだ復旧途中となっている。

■三重衝突、死者2人に Perfilの記事
ビジャ・ラ・アンゴストゥーラとシエテ・ラゴスを結ぶ道路区間で起きた三重衝突による死者は増えて、2人となった。トラック2台と乗用車がからむこの事故で、手当てを受けていた1人が新たに死亡したものだ。この事故について警察は、運転手の一人の過失が原因とみている。

■操縦士、4年で180人増加 Perfilの記事
国内の航空会社で働く操縦士の数は、この4年で180人も増えたという。操縦士らが加盟する労働組合が明らかにした数字だ。LCCなどの新規参入が相次ぎ、操縦士の数が増えた一方で、職域労働組合に加入する操縦士は頭打ちなっている。組合側は、この分野における影響力の低下に危機感を示している。

■リネアC、運転再開 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCは、18日13時に運転を再開した。オベリスコ付近での工事のため、同路線はこの日の朝から運休となっていたものだ。レティーロとコンスティトゥシオンを結ぶこの路線は、全路線の中でも利用者が多い。この工事を請け、リネアBやDとの乗り換え利便性が高まるという。

■マンテーロス、衣料品店に影響 Télamの記事
ブエノスアイレスの「マンテーロス」により、とくに衣料品店が大きく影響を受けている。商工会が明らかにしたものだ。マンテーロスは路上にマントを広げて営業する露天商だ。無許可、かつ税金を払わないこの違法営業で、とくに衣料品店は売り上げを食われるなどの被害を直接受けているという。

■トゥクマン、鉄道計画 La Gacetaの記事
サンミゲル・デ・トゥクマン市では、都市交通型の鉄道整備計画が動き出す。市側は、計画されている「タフィ・ビエホ」計画の推進に向け、動き出した。市内3路線、全長57キロの鉄道を整備するものだ。トゥクマン州の州都であるこの町は人口がおよそ50万人で、現在の都市交通は自動車に依存する。


【エクアドル】

■ベネズエラ人のビザ、8月25日から El Comercioの記事
入国するベネズエラ国民に対するビザ取得義務づけは、8月25日からとなる。レニン・モレノ大統領はこの25日、大量の難民流入を受けビザを義務づける方針を示した。政府は新たな政令を出し、この措置がこの日から行なわれることを明らかにした。すでに6月、ペルーとチリが同様措置をとっている。

■ベネズエラ人のビザは無料 El Comercioの記事
入国するベネズエラ人に取得が義務づけられるビザだが、コストはかからないという。ホセ・バレンシア外相が明らかにしたものだ。このビザ義務づけは大量の難民流入を受けたもので、入国難民の管理が目的のためビザは無料発給になるという。入国する同国民のため、2種類の専用ビザが用意される。

■国内のベネズエラ人、50万人の予想 El Universoの記事
国内に身を寄せるベネズエラ国民は、この年末には50万人に達する見込みだという。世界移住機関が明らかにした数字だ。現在国内には、コロンビア、ペルーに次いで3番めに多い33万人が滞在しているとみられる。今後この数はさらに増え、50万人となるとの予想が示された。

■ロハ-サモラ道、土砂災害 El Universoの記事
国内南部、ロハ県とサモラ・チンチペ県を結ぶ道路は、土砂災害の影響を受けている。ベロ・デ・ノビア付近で起きたもので、大量の土砂が道路を塞いでいるため同区間の車輛通行はできなくなっている。交通公共事業省が復旧作業を続けているところだ。


【コロンビア】

■ボリバール、デング出血熱 Caracol Radioの記事
ボリバール県で、デング出血熱の症例が報告された。国内ではネッタイシマカが媒介するデングは、大きな脅威となっている。この症状が重症化した出血熱が、ビジャグランデで発生したという。この状況にいたると、通常のデング感染に比して致死率が大きく上がる。

■自転車と車椅子2千台が駆ける Caracol Radioの記事
カルタヘナを2千台の自転車と車椅子が、一斉に駆け抜けた。シクロパセオと呼ばれるイベントで、自転車乗りと車椅子の身障者らが参加したものだ。コロンビアを含め南米各国では、二酸化炭素を排出しない自転車の、交通手段としての活用が広がりを見せている。


【ベネズエラ】

■対米戦争の準備はできている Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権寄りの制憲議会のディオスダド・カベリョ議長は、対米戦争の準備はできていると語った。同氏は米国が、ベネズエラに対する侵略戦争を企てていると断じ、とくにカリブ海岸側からの攻撃を仕かけてくる可能性があるとした。米国はフアン・グアイド暫定政権を承認している。

■グアイドは「失敗」 El Destapeの記事
アルゼンチンのメディアは、発足から半年となったフアン・グアイド暫定政権を「失敗」と分析した。ニコラス・マドゥロ政権が憲法上の失効を招いたことから、議会議長である同氏が暫定政権を立ち上げ、米国などからの承認を受けた。しかし未だに、軍からの支持を得られず、政権として実権を握れない状況となっている。

■ロシア「対話解決の環境ではない」 El Universoの記事
ロシアのセルゲイ・ロストフ外相は、ベネズエラ問題は対話による解決を図れる環境ではないと断じた。訪問先のスリナムで語ったものだ。ノルウェー政府の斡旋で、二つの政権の間での対話がバルバドスで開かれた。合意、結論は出されなかったが、同外相は今対話を行なっても、事態が前進することはないとの見方を示した。

■ディアス-カネル来訪 El Mundoの記事
キューバのミゲル・ディアス-カネル議長が、カラカスのマイケティア国際空港に到着した。ブラジル、サンパウロでのフォーラム参加の後、帰国の途中で立ち寄ったものだ。この滞在で、親密な関係にあるニコラス・マドゥロ氏と会談する見通しだ。ベネズエラ問題を受け、キューバではガソリン不足などが顕著となっている。

■米国、HIVの難民支援 Caracol Radioの記事
米国はHIVキャリアのベネズエラ難民に対する、支援を行なう。経済失政により国内では、HIV患者が必要とする医薬品などが涸渇し、多くの人が死に瀕していることが報告されている。コロンビアなど国外に逃れたこうした人々に対し、医薬品などを提供する協力を展開する。対象者はコロンビアだけで14万7千人とみられる。

■滑走路7本を摘発 Infobaeの記事
スリア州のコロンビア国境地域で、違法につくられた滑走路7本が摘発された。ラテンアメリカでは小型機を使用した、薬物などの輸送が国境を越えた問題となっている。これらの滑走路は、こうした小型機の発着に使用されたとみられる。現在、とくにこの国境地域では組織犯罪の暗躍が指摘されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ニカラグアで衝突 W Radioの記事
ニカラグア北部で27日、衝突があった。農場で働く労働者らと、パトロールをしていた警官らとの間で起きたもので、銃撃戦に至ったという。この事態で男性労働者1人が銃弾にあたり死亡し、警察官1人も負傷している。警察側によるとこの農場では、薬物や銃器の保持などが公然と行われていたという。

■ウルグアイ、アルマグロ支持せず News Frontの記事
ウルグアイ政府は、米州機構のルイス・アルマグロ総裁の再選を支持しない。アルマグロ氏はウルグアイの元外相だが、2020年に迫る改選において支持しないと、タバレ・バスケス政権側が明らかにした。アルマグロ氏はベネズエラ問題などで、ウルグアイ政府の姿勢と大きく異なる対応をとっている。

■パラグアイ、反政府行進 ABC Colorの記事
パラグアイでは、マリオ・アブド・ベニテス政権に対する行進が行われる。ブラジルとの間で合意されたエネルギー政策について、国民間からは「不当なものだ」との評価がある。これを受け、野党が8月10日から15日にかけ、アブド政権の退陣を求めた行進を行なう方針を示した。

■ブラジル、インディヘナに危機感 El Universoの記事
ブラジルのインディヘナ(先住民)層の間で、危機感が広がっている。アマゾンなどの開発を、ジャイル・ボウソナロ政権が進めようとしている。この積極性で、インディヘナの伝統的な生活が破壊されるおそれがあるとの見方が広がっているものだ。アマゾンでは乱開発で、インディヘナコミュニティはすでに大きな影響を受けている。

■パナマ、大量薬物摘発 El Comercioの記事
パナマで、大量の薬物が摘発された。警察によるとコロンビア国境近くのグナ・ヤラで、コカインとみられる3989の包みを押収したという。警察はこの包みを輸送していたコロンビア国籍の5人を拘束し、事情を聴いている。押収総量は4トン近くに達している。パナマでは2017年には薬物86.4トン、2018年は73トンが摘発されている。

■パナマ、肥満は社会的問題 Caracol Radioの記事
パナマでは、国民に広がる「肥満」が、生活習慣や文化を含めた根深い問題であると指摘された。国内ではこどもの実に27%、若者の25%が肥満であるとされるが、就学時代からの「食べ過ぎる習慣」がこの事実に直結していると医師が断じたものだ。事態打開のためには、こども時代からの生活習慣を見直す必要があるとした。

■パナマ、農薬押収 Costa Rica Hoyの記事
パナマでは、国内に違法に持ち込まれた農薬が摘発された。コスタリカ国境で摘発されたもので、押収された農薬は690パックとタンク1つだ。これらは一台のトラックに載せられ、国内に持ち込まれようとしていた。コスタリカ、パナマの業者が結託し、この密輸を図ろうとしたとみられる。

■エルサルバドルも少子化 La Prensa Gr´ficaの記事
エルサルバドルでも少子化の傾向が顕著に表れているという。正確なデータはないものの、1960年代には同国内では女性は平均で7人くらいの子を産んでいた。しかし今は1~2人が主流で、今後国内では高齢化と人口減少が進む可能性が高いという。少子化はラテンアメリカ各国でみられつつあるものだ。

■エルサルバドルで地震 El Diarioの記事
エルサルバドルで27日19時8分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると震源はラ・スンガネラの海岸沖48キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード4.3、震源の深さは46キロだ。揺れは広い範囲で感じたが、被害報告はない。環太平洋造山帯に位置する同国は、世界有数の地震国の一つだ。

■メロンとスイカ、欧州へ Agro Diarioの記事
コスタリカ産のメロンとスイカが初めて、欧州市場に輸出される。同国通商省が明らかにしたもので、国内企業が欧州市場での基準を満たし、この輸出が可能となったという。今週ちゅうにも、最初の1500キロが同市場に向けて積み出される。国産メロンとスイカは、ロシアや中東などにすでに輸出されている。



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