2019.07.31

【ボリビア】

■ポトシ、72時間ゼネスト Opiniónの記事
ポトシは30日、72時間のゼネストに入った。ポトシ市の市民グループによるもので、市内の幹線道路など15個所の封鎖を行なっている。同グルーブは、県内のウユニ塩湖のリチウム資源による利益の、県内への還元を求めている。この資源の利益は、ボリビアリチウム公社を通じ、政府に入る状況となっている。

■政府、道路に84億ドル投資 La Razónの記事
エボ・モラレス政権は2006年の誕生以来、道路整備に84億ドルを投じた。ボリビア道路管理局(ABC)が明らかにし、道路投資の意義を強調したものだ。同政権下で整備された道路は総延長で5400キロにものぼる。未舗装区間の舗装や、ラパス-オルーロ間などの4車線化工事など、内容は幅広い。

■医師ら「緊急事態は継続」 La Razónの記事
医師らは「緊急事態」は継続中と断じた。ラパス県ユンガス地方でアレナウイルス感染症で、患者から感染した医師が死亡した。医師らの団体はこの事態を重く見て、医療体制の見直しや整備を政府に求めている。保健省側の呼びかけに応じ、31日に対話の席につくが、一方でこの事態の緊急事態は変わっていないとメディアに訴えた。

■18歳徴兵、転落し死亡 Página Sieteの記事
徴兵された18歳の男性が職務中に転落し、死亡した。この事故が起きたのはオルーロの空軍機関だ。給水塔の上で作業をしていた男性が29日朝7時30分頃、6メートルの高さから落下した。男性は頭部などを強打し、搬送先の病院で死亡が確認されたという。この男性兵は第66部隊に所属していた。

■ティティカカ、3人が不明 El Díaの記事
ティティカカ湖で、3人が不明になっている。ペルー国境に近いスリキ島の近くで、ペルー国籍の48歳と46歳、20歳の男性3人の消息が不明となっているものだ。日常的な買い物のためスリキ島にボートで向かった際、難破したとみられる。ボリビア海軍が潜水夫を現地に向かわせ、捜索を続けている。

■BoA、チモレ線休止 El Deberの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)は、コチャバンバ県チモレへの路線を休止した。同社は2015年の同空港完成以来、旅客定期便を運航していたが、撤収したものだ。エボ・モラレス政権が3450万ドルを投じて建設したこの空港は旅客定期便を失うことになる。同空港については以前から「無駄な公共事業」との指摘があった。

■アリカ港、新料金 Página Sieteの記事
チリ北端のアリカ港は、新料金を発表した。内陸国のボリビアは、この港湾を外港として長く利用している。安定的なサービス提供のための新料金は、8月5日から適用になるという。ボリビア貨物の不適切な取り扱いなどが指摘され、ボリビア政府はこの外港機能をペルー南部のイロに移す計画を進めている。

■国産砂糖、コロンビアと米国へ La Razónの記事
国産砂糖の主な輸出相手は、コロンビアと米国だという。国の統計機関INEが明らかにしたものだ。サンタクルス県などではサトウキビ生産が行なわれ、砂糖が生産されている。1~5月の輸出は2万8638.1トンで、コロンビアが全体の65.6%、米国が26.0%を占め、この2か国が大半を占める。

■オルーロ列車、延期か La Patríaの記事
オルーロでこの9月から運転される予定の都市交通型の列車は、延期となる公算が高まった。市側はこの準備が整わず、開業が遅れる可能性が高いとの見方を示した。既存鉄道を活用し、レールバスを走らせる取り組みで、オルーロとウユニ、ビジャソンを結ぶ鉄道を運行するアンデス鉄道(FCA)が業務を担当する。

■ボリビアに寿司の伝道師 La Prensaの記事
アルゼンチンでもっとも有名な日本人寿司職人コミヤマ・イワオさんがボリビアを訪れている。同氏は以前からボリビア訪問を希望しており、今回コチャバンバで寿司に関するセミナーも開催した。同氏は世界に広がるこの日本料理の「伝道師」として、ボリビアにもこの料理を伝えたいと語った。


【ペルー】

■1日からプラスチック規制 El Comercioの記事
国内では1日から、プラスチック規制が強化される。海洋汚染などが世界的問題になる中、昨年12月19日にこの新たな規制法が議会で成立した。レジ袋や使い捨てのストローなどを対象に、新たな課税がなされるものだ。国内では年間23万トンのプラスチック廃棄物があり、レジ袋はこの10%を占める。

■マチュピチュ、新ルート検討 La Repúblicaの記事
マチュピチュ遺跡への観光客のアクセス新ルートの検討が始まる。国内随一の観光地への観光客が増えているが、環境負荷を増やさないようこの数をさらに増やすことが検討されている。遺跡をこの8月12日、専門部会が訪れこの新ルート策定についての実地調査を実施するという。

■ピサック道で正面衝突 El Comercioの記事
クスコ市とバジェ・サグラド(聖なる谷)のピサックを結ぶ道路で、車輛同士の正面衝突事故が起きた。29日、タライの展望台に向かう観光客を乗せたワゴン車と、乗用車が衝突したものだ。この事故で、スペインや米国籍の観光客ら24人が負傷している。警察は双方の車輛の運転手から事情を聴いている。

■低温への注意呼びかけ El Comercioの記事
気象機関は国内に、低温への注意を呼びかけた。今月、とくに標高の高い地域では強い冷え込みが続いているが、この寒さが8月4日頃まで続くとした。さらにクスコ県やプーノ県、アレキパ県などの標高4千メートルを超える地域では、朝の最低気温が氷点下20度に達する可能性があると警告した。


【チリ】

■失業率上昇は移民のせい BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、国内での失業率上昇は「移民のせい」と断じた。国内にはハイチから移民が殺到し、近年はベネズエラからの難民流入も続いた。この移民増加で生産年齢人口が一気に100万人増え、国内の労働市場を圧迫したと指摘した。同大統領は必要な対策を講じる、とした。

■カラマ空港、不審物騒ぎ BioBio Chileの記事
第2(アントファガスタ)州カラマのエル・ロア空港で30日、不審物騒ぎがあった。施設内に不審なかばんが残されているとの通報があり、爆発物のおそれがあるとして周囲の乗客や職員が避難した。警察が出動し調べだか、中身は衣類などで、単なる忘れ物だったことが分かった。

■コンセプシオンでバードストライク Diario Concepciónの記事
第8(ビオビオ)州コンセプシオンの空港で、航空機のエンジンに鳥が飛びこむバードストライクが起きた。この事態に見舞われたのはジェットスマートの旅客機だ。カラマに向けて離陸した便に起きたもので、この便は引き返し、欠航となった。このため多くの利用客に、影響が広がったという。

■二階建てバス、規制検討 BioBio Chileの記事
議会で、二階建てバスを規制することを検討する動きがある。サンティアゴからテムコに向かっていたこの型のバスが事故を起こし、6人が死亡し40人が負傷した。二階建てバスの構造が事故を重大化させた可能性が指摘されており、議会交通委員会がこの規制の是非について、協議しているという。


【アルゼンチン】

■大雪の損失、3千万ペソ Aire de Santa Feの記事
ネウケン州ビジャ・ラ・アンゴストゥーラでの大雪による損失は、3千万ペソにのぼるという。この地ではまれにみる大雪で、国道40号などが不通になり、多くの観光客が足止めされる事態となった。地域行政がこの15日間の被害額を算出したもので、とくにホテル、レストランなど観光業の被害が大きい。

■国道40号、31日から工事へ Télamの記事
国道40号の土砂災害現場の復旧工事は、31日にようやく着手する。先週末に起きたこの事態だが、大雪のため二次災害のおそれがあるとして、工事着手が延期されていた。再開には20日ほどの時間を要するとみられている。ネウケン州は大雪被害と合わせ、道路関連に7300万ペソを投じることを明らかにした。

■ジェットスマート、機材倍増 Télamの記事
チリのLCC、ジェットスマートは、アルゼンチン国内線向けの旅客機を倍に増やす。同社は今年、国内線に参入したが、利用が好調なことから便の拡充、拡張方針を示した。機材、雇用をともに増やし、11月には新たに5路線を開設するという。同社はブエノスアイレスのエル・パロマール空港をベースとしている。

■国民の13%、未接種 Télamの記事
国民の13%は、あらゆるワクチンを受けていないという。保健省が調査を行ない、試算した数字だ。麻疹(はしか)やポリオなど、国内ではこどもに対する接種が義務づけられているが、ワクチンに不信感を持つ国民も少なくなく、こどもに受けさせないケースもある。

■イグアスに搭乗橋 Primera Ediciónの記事
ミシオネス州、プエルト・イグアスの空港では31日から、ボーディング・ブリッジ(搭乗橋)の運用が始まる。空港を管理するアルゼンチン2000と交通省が、利便性向上を目的に新設したものだ。整備される4本のうち、2本がこの日から使用開始となる。同空港にはエア・ヨーロッパのマドリード線が間もなく就航する。

■アンテロープを摘発 El Litoralの記事
ブエノスアイレス、エセイサ国際空港でアンテロープ(レイヨウ)が摘発された。インドから、このウシ科の哺乳類の頭部の骨を大量に持ち込もうとした乗客が、拘束されている。X線検査で判明したもので、これらのアンテロープはインドから、スペインのマドリード経由で荷物として持ち込まれようとしていた。


【エクアドル】

■ホテル・キト、150人馘首 El Comercioの記事
キトの有力ホテル「ホテル・キト」が、150人の職員を一斉解雇した。突然のこの事態に、馘首された労働者らがホテル前でデモを行ない、警察が出動する事態となった。同社はホテルの維持とサービス改善のためこの措置をとったと説明しているが、職員らは納得していない。

■エル・アルタール、救出劇 El Universoの記事
チンボラソ県のエル・アルタール山で、遭難した観光客らの救出劇があった。29日、この山中で身動きがとれなくなったと4人グループから通報があった。これを受け山岳救助隊が出動したもので、悪天候のため8時間を要したが、4人全員を救助したものだ。4人に健康上の問題はないという。


【コロンビア】

■社会闘争でチリ女性が負傷 Caracol Radioの記事
カルタヘナでの社会闘争の現場で、チリの女性が負傷した。地域のインディヘナ(先住民)コミュニティが道路建設計画に反対し、バランキージャとを結ぶ道路を封鎖した。観光客として入国したこのチリ女性はこの運動に参加したが、警察とのもみあいの際に頭部を負傷したという。

■レヒオナル、22路線に Reporturの記事
アビアンカ傘下のコミュータ航空会社、レヒオナル・エクスプレス・アメリカは22路線体制となる。同社はメデジンをハブに、コミュータ路線を展開し始めている。アビアンカから地方路線の移管を受け、年内に22路線体制となることが明らかになった。同社はATR42-600型機、12機で路線を展開する。


【ベネズエラ】

■両政権、バルバドスで対話再開 El Universoの記事
フアン・グアイド暫定政権、ニコラス・マドゥロ政権はバルバドスで再び、対話の席に着く。ノルウェー政府の斡旋で、事態打開を目指し行なわれるものだ。先に行なわれた対話では、双方の間に歩み寄りの姿勢はなく、いずれも物別れに終わっていた。両政権の担当者が、バルバドスに近く入るという。

■アルバン氏家族、証拠公表 El Universoの記事
急死した議会議員、フェルナンド・アルバン氏の家族が、証拠写真を公開した。同氏はインテリジェンス機関による拷問により死亡したと家族や野党が指摘している。この拷問の証拠となる、遺体写真などを異例ながら公開したものだ。ニコラス・マドゥロ政権はあくまでアルバン氏は「自然死」と説明している。

■コロンビア国境、相次ぐ銃声 La Opiniónの記事
治安悪化が伝えられるコロンビア国境地域では、銃声が相次いで聞かれる状況だという。銃声や爆発物によるものとみられる爆発音は、コロンビア側の町でも耳にすることができる。同国境では殺人が相次ぐなど、治安の著しい悪化が報告されており、今月には生首を輸送していたグループも摘発された。

■国内中部、またガソリン不足 El Universoの記事
国内中部ではまた、ガソリン不足が顕在化している。ファルコン州のプント・フィホではガソリンスタンドの前に、給油を待つ長い車列ができている。この事態は、パラグアナの製油所の機能低下によるものとみられる。産油国であるベネズエラだが、経済失政による産油体制の陳腐化で、このような事態が頻発している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■刑務所暴動、死者57人に Infobaeの記事
ブラジル、パラ州の刑務所で起きた暴動による死者は、57人となった。アルタミラにある施設で、対立するグループ間の抗争が激化しこの事態に至り、16人は首を切断されていた。国内では同様の事態が繰り返されており、5月27日にはマナウスの施設で55人が死亡している。

■ウルグアイ、ベネズエラに揺れる El Universoの記事
ウルグアイが、ベネズエラに揺れている。この10月に大統領選挙を控えるが、与党の間でベネズエラについての見解、見方に隔たりが生じているものだ。タバレ・バスケス政権はニコラス・マドゥロ政権を承認するが、前大統領で影響力があるホセ・ムヒカ氏はマドゥロ氏を「独裁者」と呼ぶなど、批判している。

■ニカラグア野党、OEAに訴え El Diarioの記事
ニカラグアの野党が、米州機構(OEA)に対して訴えた。同国では昨年4月から反政府行動が続いたが、ダニエル・オルテガ政権はこうした動きに激しい弾圧を加えた。野党は、同国内では民主主義が危機にあり、人権が弾圧されているとOEAに対し訴えた。人権機関CIDHに対し、実態調査を求めた。

■弾圧で新聞ダウンサイズ El Universoの記事
ニカラグアの新聞「ヌエボ・ディアリオ」が、弾圧を理由に紙面サイズを縮小した。同メディアは、強権的なダニエル・オルテガ政権を厳しく批判してきたが、同政権からの弾圧で紙面づくりに必要な紙の入手ができなくなった。苦肉の策として、小さなサイズの新聞の発行にふみきったものだ。

■キューバ人、米国は遠い El Universoの記事
キューバ国民にとって、米国はやはり遠い場所になりつつあるという。多くの同国民が、米国への移民を夢見るが、その機会が近年、失われているという。関係正常化前は、非合法でも米国内に辿りつけば同国で生活することもできたが、現在は合法、非合法いずれの入国も難しくなっている。

■コスタリカ、2銘柄に被害集中 Costa Rica Noticiasの記事
コスタリカで問題が表出している密造酒だが、とくに2つの銘柄による被害が多いという。同国保健省が明らかにし、注意を呼びかけた。6月以降、メタノール入り密造酒を飲んだ20人が死亡し、多くの人が医療機関で手当てを受けている。複数の銘柄にこの危険性があるとしたが、とくに2種類に被害が集中している。

■メリダ、滑走路外れる En Cambio Quintana Rooの記事
メキシコ、ユカタン半島のメリダの空港で、小型機が着陸時、滑走路を外れた。29日21時30分頃、2人が乗ったこの機体が着陸したが、滑走路近くで止まり、動けなくなった。この事態のため同かっうろは一時閉鎖され、ボラリス、アエロメヒコ、ビバ・アエロブスなどの旅客便に影響が広がった。

■トクメン空港、3.46%増 Metro Libreの記事
パナマシティのトクメン国際空港のこの1月から7月19日までの総利用者は820万8408人と、前年同期から3.46%の増加となった。同空港はコパ航空がハブとしているほか22社が旅客定期便を就航しており、37か国の88都市と結ばれている。利用者数が多いトップ3路線はマイアミ、ボゴタ、ハバナだ。

■インテルジェット、10便欠航 Jornadaの記事
メキシコの航空会社インテルジェットの10便がこの29日、突然キャンセルとなった。メキシコシティと国内各地を結ぶ路線が多くを占めるが、この影響で国際線を含む多くの便に遅れも生じたという。この理由等について同社は説明していない。同国の消費者保護行政がこの事態を問題視し、調査を行なう姿勢を示した。

■キューバの30人が足止め El Observadorの記事
ウルグアイ、モンテビデオの空港でキューバの30人が、足止めされている。この2日、同国では記念日を迎えるため、国外在住のキューバ人が一時帰国しようとしている。しかし在外キューバ人の帰国許可を得ていないとの理由で、航空会社により搭乗を拒絶されたという。


【サイエンス・統計】

■エボラ感染、3割はこども El Comercioの記事
コンゴ民主共和国(DRC)東部で発生しているエボラだが、感染者の3割はこどもが占めるという。国連とユニセフが明らかにしたものだ。昨年8月からこの感染が続いているが、これまでに2671件の感染が確認されており、このうち718件がこどもだ。地域の都市であるゴマでも感染例が報告され、危機感が高まっている。

■ブルンジ、マラリア急増 Outbreak Newsの記事
アフリカ中東部のブルンジで、マラリア感染が急増している。同国保健省が明らかにしたもので、今年初めからこの7月21日までの感染件数は573万8661件と、昨年同時期より97%も増えた。とくに5月末からの感染件数が320万件と、急増している状況だ。ハマダラカが媒介するこの感染症は、アフリカの多くの国で今も脅威となっている。



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