2019.08.19

【ボリビア】

■コスタス知事、災害を宣言 Los Tiemposの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事は、火災を災害と宣言した。ロボレの大規模林野火災など、県内では火災が相次ぎ、今もコントロールに至っていない。県側は県民を脅かす災害と認定し、国に対しても適切な支援を行なうよう求める方針を示した。一連の火災で、県内では40万ヘクタールが焼失している。

■エボ、ロボレ「派兵」判断 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、サンタクルス県ロボレへの「派兵」を判断した。この地では大規模林野火災が起きており、地域の部隊が消火に協力している。事態が悪化しているとしてモラレス大統領は、全国各地の部隊からの消火のための兵の派遣を指示した。この火災ですでに、緊急事態が宣言されている。

■火災、都市部波及への懸念 El Díaの記事
サンタクルス市民は、県内で相次ぐ火災が、市内都市部に波及することに懸念を持っている。ロボレを中心に各地で林野火災が起きているが、17日にはビルビル国際空港の近くでも火災が起きた。県内を含む東部では現在、チャケオと呼ばれる焼き畑の時季で、都市部でもこうした火災が起きかねない状況にある。

■森林破壊の影響指摘 Página Sieteの記事
サンタクルス県で起きている林野火災について、森林破壊の影響を指摘する声がある。これらの火災が広がった原因の一つが、雨不足による渇水、旱魃で、この事態を引き起こした発端が森林破壊にあったという主張だ。とくにインゲンマメ開発がなされたサンイグナシオ・デ・ベラスコで、異常渇水が起きていることを根拠としている。

■メサ氏、サンタクルスへ La Razónの記事
10月の大統領選に出馬しているカルロス・メサ氏は、選挙運動でサンタクルスを訪れた。支持者を前に同氏は、積極的な雇用開発を図る政策と、「汚職のない警察」の実現を強く訴えた。現職のエボ・モラレス大統領と激しく競っている同氏だが、過去の疑惑浮上で現在、逆風が吹いている。

■フランコ氏、エボ不信訴える Correo del Surの記事
「ボリビアはNoと言った」の副大統領候補、シルレイ・フランコ氏は、エボ・モラレス大統領に対する不信を訴えた。オスカル・オルティス氏を大統領候補に擁立しているこの政党は、今回の選挙でのモラレス大統領の出馬そのものが、憲法に抵触すると主張している。選挙戦においてこの党が、台風の眼となりつつある。

■アルゼンチン人が求職 El Díaの記事
タリハ県の国境の町ヤクイバで、アルゼンチン人が求職しているという。求職する同国民は、以前に比して4割ほど増えていると地域の人は指摘する。同国の経済問題を受け、経済の状況がより安定しているボリビアに,職を求める動きだ。最低賃金額は、ボリビアよりもアルゼンチンのほうが高い。

■密輸、元軍人や兵らが背後に El Díaの記事
チリ国境で社会問題化している密輸について、元軍人や兵が背後にいる可能性が高いという。先週、オルーロ県のピシガの国境で警官らと密輸組織の間での衝突が起きている。近年活発化しているこの密輸組織の背後で、糸を引く元軍人、兵がいるとみられ、軍の内部をよく知る人物の関与が確実視されるという。

■狂犬病ワクチン運動 El Díaの記事
サンタクルス県中部のモンテロでは、飼い犬に対する狂犬病ワクチン運動が始まった。すべての哺乳類が感染するこの感染症は、発症すると致死率がほぼ100%という危険なものだ。国内ではこの感染リスクが今もあり、とくにサンタクルス県は国内各県の中でもっとも感染数が多い。

■アチュマニにプマ・カタリ El Díaの記事
ラパスのアチュマニで、市営のBRT、プマ・カタリの運行が始まった。アチュマニとサンペドロを結ぶ路線の運転が開始されたもので、カラコトのアルト・アチュマニ、アチュマニ、とオブラヘスが結ばれることとなった。プマ・カタリはソナ・スールでの運転開始以降、確実に路線網を広げてきている。


【ペルー】

■チョケキラオ飛行に批判 La Repúblicaの記事
アプリマック県のチョケキラオ上空のヘリコプター飛行に、批判が起きている。マチュピチュに続くインカの遺跡として観光開発が期待されるこの遺跡の上空を飛行している動画が、SNSなどで批判されているものだ。こうした飛行が、遺跡に影響を与えるおそれがある。マチュピチュの場合、飛行は全面的に禁止されている。

■パラシュート降下訓練で死亡 El Comercioの記事
カハマルカで、軍のパラシュート降下訓練中に事故があり、36歳の男性兵が死亡した。空軍の兵らがこの訓練に参加し、この地の基地に向けて降下した。この際、この男性兵は施設の屋根に激突し、搬送先の病院で死亡したという。この訓練は全国の部隊が参加する、大がかりなものだった。


【チリ】

■バルパライソで火災 BioBio Chileの記事
バルパライソ中心部で18日未明、建物の火災があった。フランカ通りとビクトリア通りの角で起きた事態で、1棟が全焼し、周囲の建物の一部にも類焼した。この火災で会社事務所や店舗など22個所が被害を受け、46世帯が焼け出されて避難している。この消火活動にはビーニャ・デル・マールの消防も出動した。

■国境道、通行27%減 BioBio Chileの記事
国境道カルデナル・アントニオ・サモレを通過する車輛がこの冬、大きく減っている。7月下旬、アルゼンチンのビジャ・ラ・アンゴストゥーラとバリロチェを結ぶ国道40号で土砂災害があり、今も不通となっている。この影響で、国内から同地域に車で旅行する人が大きく減ったためとみられる。


【アルゼンチン】

■貧困層、これから劇的に増える Télamの記事
ブエノスアイレスではこれから貧困層が、劇的に増えると予告された。市長選に出馬しているマティアス・ラメンス氏が、今後数か月以内に8万6千人が貧困層に、4万人が極貧層に陥ると断じた。アルゼンチンが今直面している経済危機の最大の影響を、最大都市であるこの町が受けると断じたものだ。

■プンタ・カーナで感電死 Infobaeの記事
ドミニカ共和国の観光地プンタ・カーナで、アルゼンチンの17歳の女性が感電死した。サンフアン州から、祖父母とともに観光でこの地を訪れたこの女性は、誤ってケーブルに触れ、感電したという。病院で手当てを受けていたが、死亡が確認された。この女性は今回の旅を、SNSでリポートしていた。

■鉄道貨物、13.4%増 Infobaeの記事
国内の鉄道貨物輸送は今年上半期、前年同期比で13.4%の増加だった。国内では鉄道は1990年代にかけて著しく斜陽化したが、現在は貨物輸送を中心に勢いを盛り返している。とくに農産物を、積出港があるブエノスアイレスやロサリオに向け輸送する需要が高く、今期もこうした需要増加で利用が伸びた。

■ネウケン、プマ・パニック El Diario de Carlos Pazの記事
ネウケンの住宅地に野生のプマ(ピューマ)が出現し、パニックとなった。イポドロモ地区の建設現場に現れたもので、この事態に周囲にいた人々が逃げ惑う状況となった。この地域の住宅では先週、屋内に一頭のプマが迷い込んでいたことが伝えられており、同じ固体である可能性がある。


【エクアドル】

■バナナ病害、この71年で最悪 El Comercioの記事
国内ではバナナの病害に対する懸念が増している。中米を中心に「フザリウム1」という型の病害が広がり、この71年間で最悪の状態となっている。国内にもこの病害が到達するおそれがあり、主要輸出農産物に対する懸念が高まっているものだ。隣国コロンビアではさらに危険な「フザリウムR4T」が発生したばかりだ。

■グアヤス、M5.1の地震 El Comercioの記事
グアヤス県で18日朝4時28分頃、地震があった。観測機関によるとエル・トリウンフォから22キロの地点で、震源の強さはマグニチュード5.1、深さは66.26キロだ。震源付近を中心に強い揺れが感じられたが、被害報告はない。国内では2016年4月、エスメラルダス県とマナビ県でM7.8の地震の大きな被害を受けた。


【コロンビア】

■博物館、盲導犬を拒む Caracol Radioの記事
博物館が、視覚障碍者が連れた盲導犬の入館を拒んだという。この事態が起きたのは、ボゴタの軍博物館だ。スペインから来た視覚に障碍を持つ男性が犬とともに入館しようとしたところ、「ペット連れ込み禁止」を理由に拒まれた。国内法では、盲導犬については拒んではならないとの規定があり、博物館側の対応が批判を受けている。

■エル・ラギート、魚が大量死 Caracol Radioの記事
カルタヘナの海岸近くの池「エル・ラギート」で魚が大量死している。ヒルトン・ホテル近くのこの池は、観光エリアにある。この池で、大量の魚が死んで浮いているのが発見されている。専門家によると、富栄養化などで水中の酸素量が低下し、この事態が起きたとみられ、背景に汚染があるとした。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「トランプはヒトラー」 Auroraの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、米国のドナルド・トランプ大統領をナチスドイツを率いたヒトラーに例えた。同氏はベネズエラへの全面的経済制裁を敷いたトランプ氏について、「ユダヤ弾圧、虐殺を行なったヒトラーに等しい」と述べた。この上で英語で「ノー・モア・トランプ」と声を上げた。

■マドゥロは国民と向き合わない Kien y Keの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ氏について「国民と向き合わない」と批判した。バルガス州を訪れたグアイド氏は、マドゥロ氏について「国民と向き合うことに恐れを抱いている」と表し、このために国際的な孤立を招いていると断じた。国内では1月以来、二重政権状態が続いている。

■マドゥロ、選挙実施を打診 El Pitazoの記事
バルバドスでの両政権間の対話で、ニコラス・マドゥロ政権側が大統領選の前倒し実施を打診していたという。米国のニューヨークタイムズが報じたものだ。ノルウェー政府斡旋のもとでこの対話が行われたが、マドゥロ政権側がこの可能性に触れたという。フアン・グアイド暫定政権側は、選挙の早期実施を主張していた。

■コロンビア、難民の30%は違法 Caracol Radioの記事
コロンビアに身を寄せるベネズエラ難民の、実に30%は違法滞在の状態だという。同国で新たに報告されたものだ。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮から、同国には140万人のベネズエラ難民が押し寄せている。このうちの30%は、国内にとどまる合法的理由を持っていない状態だという。

■葬儀、最低賃金の60倍 Descifradoの記事
国内では、葬儀にかかる平均的費用は、最低賃金の60倍に相当する額だという。現在、ニコラス・マドゥロ政権が定める最低賃金は4万ボリバール・ソベルノだが、葬儀には290万Bsが必要だという。ハイパーインフレにより給与生活者が最低賃金で生活することはもはや無理で、今後「埋葬難民」が発生するおそれもある。

■4万4千台の家電が被害 Versión Finalの記事
国内で相次ぐ停電により、一般家庭などの4万4938台の家電製品が、故障などの被害を受けたという。国内ではこの3月から4月に「メガ停電」が発生し、7月22日にも大規模停電が起きた。この突然の停電のため、故障する家電製品が家庭などで相次いだことが報告されていた。

■ボリバール、小型機不明 El Carabobeñoの記事
ボリバール州で、小型機が不明になっているという。16日に起きた事態で、この小型機は飛行中に機体トラブルが生じ、不時着したとみられる。操縦士は、この事故後にツイッターを更新していることから、生存しているとみられる。消息を絶ったのはアンゴストゥーラのエントレ・リオスから5.2キロほどの地点だ。

■メトロ1号、通常通り VTVの記事
カラカスのメトロ1号線は18日、通常どおり運行しているという。運営側が明らかにしたものだ。この前日、同路線のドス・カミーノス駅で車輛が脱線する事故があり、8人が負傷した。以後この日は一部区間で運転が見合されていたが、この日は朝から、通常の体制で運転しているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アブド、任期全う30% Télamの記事
パラグアイ、マリオ・アブド・ベニテス政権が任期を全うすると考える国民が、30%にとどまるという。CIESによる世論調査の結果だ。ブラジルとの間のエネルギー合意が国益を損なうとして批判を浴び、政治裁判にかけられる見通しとなっている。このため国民の53.6%は、2023年までの任期を全うせず退陣に追い込まれると考えている。

■ボウソナロ、アルゼンチン批判 Infobaeの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、アルゼンチンを猛批判した。11日のアルゼンチン予備選(PASO)で中道左派の候補が優勢となったことを受け、極右の同大統領はアルゼンチンの「ポピュリズム政治の結果だ」と断じ、批判した。同大統領は左派政権が誕生すれば、メルコスルから脱退する可能性があるとしている。

■ニカラグア野党、弾圧批判 Infobaeの記事
ニカラグアの野党は、ダニエル・オルテガ政権による弾圧を批判した。同国では昨年4月から反政府行動が続き、オルテガ政権による力による排除、弾圧が起きている。対オルテガ政権で一致結束した野党は、オルテガ政権のこの姿勢を批判し、人権を損なうような弾圧をすぐにやめるべきだと断じた。

■ホンジュラスも闘争長期化か Kaos en la Redの記事
ホンジュラスでも社会闘争が長期化する可能性がある。先週、学生らが中心となり、首都テグシガルパ近郊でフアン・オルランド・エルナンデス政権の退陣を求める大規模デモが行われた。参加者らは同政権を「独裁者」と呼び、厳しく批判している。政権側にこの事態を受けた変化はなく、事態長期化の可能性を帯びている。

■パンターナルで火災 ABC Colorの記事
パラグアイのパンターナルで、大規模な火災が起きている。南米最大規模の湿地で起きたこの火災は、バイア・ネグラから16キロの地点で発生し、これまでに1万5千ヘクタールを焼いている。現時点でまだコントロールされておらず、陸と空から消火活動が続いている。この湿地は同国とブラジル、ボリビアにまたがる。

■パンディージャ、周辺国へ El Heraldoの記事
エルサルバドルの「パンディージャ」が、周辺国に逃れているという。ギャングメンバーであるパンディージャの暗躍で、同国では治安が著しく悪化した。同国政府はこの対策を強めているが、この影響でこれらパンディージャが、グアテマラやホンジュラスなどに逃れ、新たな拠点を形成しつつあるという。

■グアテマラ、コカイン422キロ El Pitazoの記事
グアテマラで、コカイン422キロが摘発された。同国国防省によると17日、薬物組織の摘発が行なわれ、この量のコカインを押収したという。この摘発で、メキシコ国籍の11人とコロンビアの1人の、合わせて12人が拘束されている。この組織は、小型機を使用しこれらの薬物を輸送したとみられるという。

■エルサルバドルで銃撃戦 El Salvadorの記事
エルサルバドルで18日朝、銃撃戦があった。現場となったのはサンビセンテのパンアメリカン道のケブラダセカ橋付近だ。警察が不審車輛に近づいたところ発砲を受け、この車輛と警察官らの間で銃撃戦となった。この事態で男1人が死亡し、警察官1人が負傷している。この車輛からは、大量の武器が見つかっている。

■キューバ観光10%減 Reporturの記事
キューバを訪れる外国人観光客は今期、昨年に比して10%ほど減少しているという。同国観光省が明らかにしたものだ。米国ドナルド・トランプ政権からの締めつけが強まり、米国からの観光客が大きく減っている。さらにカナダや欧州からの観光客も影響を受け、全体として観光客が減っている状況だという。

■エアロヨーロッパは大型化 Ciber Cubaの記事
エア・ヨーロッパは、キューバのハバナへの路線の使用機材を大型化する。同社はスペイン、マドリードとハバナを結ぶ路線を運航している。この需要が多いことを受け、同社は使用機材をより大型のボーイング787(ドリームメーカー)に変更することを明らかにした。キューバでは、欧州からの観光客の減少が指摘されている。

■ホンジュラス、デング落ち着く El Heraldoの記事
ホンジュラスでのデング感染は、落ち着きを見せ始めたという。同国では今季、北部のカリブ海岸を中心に、ネッタイシマカが媒介するこの感染症が激増した。保健当局が、蚊の抑止などの対策を進めた結果、新たな発症数は大きく減るに至ったという。しかしそれでも、依然として感染数そのものは多い状況だ。

■サポーター衝突で3人死亡 El Comercioの記事
ホンジュラスで、フットボールのサポーター同士の衝突で、3人が死亡した。テグシガルパで17日に行なわれたモタグア-オリンピア戦で起きた事態だ。モタグアの選手らを乗せたバスが襲撃を受け、3人が死亡し、選手3人を含む数十人が負傷したものだ。この一戦はクラシコと呼ばれ、伝統の試合となっている。

■記念コイン、流通停止 La Estrellaの記事
パナマ中央銀行は、発行した記念コインの流通を停止した。首都パナマシティの開府500年を記念し50セントの記念硬貨が発行された。しかしこのデザインに使用した肖像画が、所有権などに触れるおそれがあるとして流通を停止したという。すでに流通している分については、これまで通り使用できる。

■メキシコ、麻疹は7例のみ Dabateの記事
メキシコで今季、麻疹(はしか)の感染例は7例にとどまるという。保健省が明らかにし、国内に冷静な対応を呼びかけたものだ。この感染症の発生を受け、国内各地でワクチン接種を希望する人が増加し、ワクチンそのものの不足、涸渇が生じている。保健省は調達を急ぐとともに、国民に冷静さを求めた。



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