2019.08.20

【ボリビア】

■ロボレは70%コントロール La Razónの記事
サンタクルス県ロボレで起きている林野火災は、70%はコントロールされた。エボ・モラレス大統領が明らかにした数字だ。この地では大規模火災で、40万ヘクタールが焼失している。消防や軍が消火活動を続け、着実に下火に向かっているとした。一方、同県のチャラグアで起きている林野火災が現在、拡大している。

■2県、消防を派遣 La Razónの記事
ラパス、コチャバンバ両県は、サンタクルス県に消防士を派遣した。ロボレなど複数個所で大規模火災が起きているサンタクルス県は、緊急事態を発令している。この事態を受け2県は、県内の消防士を応援に向けたものだ。政府側はこの事態を受け、周辺コミュニティの人々の避難を検討し始めた。

■21Fストは中止 La Razónの記事
サンタクルスで予定されていた市民団体によるストは、中止となった。エボ・モラレス大統領の再選出馬阻止を掲げる21F運動の24時間ゼネストが予定されていた。しかし県内のロボレなどで大規模林野火災が起きていることを受け、今の時点でストの実施は適切ではないと判断した。

■首長が訴え、エボは否定 Correo del Surの記事
サンタクルス県のサンイグナシオ・デ・ベラスコの首長が国際社会に、支援を訴えた。大規模林野火災に見舞われていることから、この町を含む複数の行政地域で、緊急支援が必要と訴えたものだ。これに対しエボ・モラレス大統領は、緊急事態ではあるが、国際支援を求める段階ではないと否定した。

■医療、無期限ストに突入 La Razónの記事
医師などの団体が、無期限のストに突入した。政府の保健政策を批判し、開始したものだ。保健省側は対話の扉は開いているとしているが、医師らは対話を行なうことなく、ストの圧力を選んだ。選挙対策で政府側が、医療現場の意見をまったく無視して国民皆保険(SUS)を導入したことに、医師らが強い反発を示している。

■モンタニョ「ストは25%」 Página Sieteの記事
ガブリエラ・モンタニョ保健相は、ストに突入した医療機関は、全体の25%であることを明らかにした。政府に対し批判を強める医師らの団体が、無期限のストに突入した。モンタニョ大臣は影響は限定的であることから、国民に冷静な対応を求めた。一方医師らに対してはあらためて対話を呼びかけた。

■3月6日通り封鎖 La Razónの記事
エルアルトの幹線道路、3月6日通りが19日朝、ブロック封鎖された。市内の学校にこどもを通わせる保護者らの団体が、この封鎖を行なった。教育現場の改善、投資などを行政に求めた動きだ。この封鎖のため、通勤通学者らはこの道路を歩いて移動した。また市内交通だけでなく、オルーロとの間の車輛の往来も大きく影響を受けた。

■カラナビでリンチ El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のカラナビで、リンチがあった。車を盗もうとした20代後半くらいの男が捕まえられ、服を脱がされ暴行され、さらに町の中を引きまわされた。インディヘナ(先住民)社会では盗みは重罪で、法の正義の前にこうしたリンチが行なわれることが珍しくなく、リンチを受けた者が死ぬケースもある。

■コチャバンバ、ミクロの事故 El Díaの記事
コチャバンバ市内南部で、ミクロ(路線バス)とトラックが衝突する事故が起きた。現場となったのはアルト・コボル通りで、走行中のミクロが突然コントロールを失い、トラックを巻き込んだという。この事故でミクロの乗客ら23人が負傷したが、重傷者はいない。事故原因の調べが進められている。

■ペルーと密輸対策強化 El Díaの記事
ボリビア、ペルー両国は、国境での密輸対策を相互に強化することで合意した。ボリビアでは密輸が今、大きな社会問題となり、先週にはオルーロ県のチリ国境で大規模な衝突も起きている。この対策はペルーでもやはり喫緊の課題で、この分野で両国が協力することで合意がなされた。


【ペルー】

■ボリビア国境道、封鎖 El Comercioの記事
プーノとボリビア国境のデサグアデーロを結ぶ道路が19日、封鎖された。同県のワルテル・アドゥビリ・カリサヤ知事がティア・マリア開発で告発を受けたことを受け、同知事の支持者らによる抗議行動だ。24時間、この道路の複数個所で封鎖が行なわれる。またプーノとマドレ・デ・ディオス県を結ぶ道路の一部でも封鎖が行なわれた。

■地震が土砂災害を誘発 El Comercioの記事
ワンカベリカ県で地震により、土砂災害が起きた。フニン県で19日未明、マグニチュード4.6の地震が発生した。この揺れに誘発され、ワンカベリカとイスクチャカを結ぶ道路で土砂崩れが発生し、岩石が道路を塞いだ。この事態に巻き込まれた車輛はなかったという。


【チリ】

■リベルタドーレス、雪で閉鎖 BioBio Chileの記事
サンティアゴ近郊のロス・アンデスと、アルゼンチンのメンドサを結ぶリベルタドーレスの国境ルートは19日、積雪のため閉鎖された。この日の未明から降雪があり、午前8時からこの措置がとられたものだ。このため両都市を結ぶバスの便などの出発が、見合されている。

■環境団体、湿地開発に懸念 BioBio Chileの記事
環境団体が、第10(ロス・ラゴス)州での湿地開発に懸念を示した。プエルト・モント近郊のこの湿地が売却され、今後大規模な開発が行なわれる可能性がある。しかし環境団体は、地域環境に及ぼす影響は計り知れないとして、この計画に反対している。Apecを控えたチリが、明らかな環境破壊を行なおうとしていると政府姿勢を批判した。


【アルゼンチン】

■国道40号、通行再開へ Bariloche Opinaの記事
ネウケン州内の国道40号の不通区間は、20日に通行が再開される。先月末、ビジャ・ラ・アンゴストゥーラ近くで大規模土砂災害が起き、復旧作業が続いていた。州側によるとこの日の15時から、この区間の車輛通行ができるようになるという。この不通の影響で、地域の観光業が不振に陥っている。

■イナゴ被害、広がる Cronicaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州のイナゴ被害が、広がっている。パラグアイからイナゴの大群が飛来し、各地に飛び火している状態だ。州都でも、市街地南東部にイナゴの大群が押し寄せ、多くの人々が不安を訴えた。このイナゴによる農業被害の規模などは、まだ明らかになっていない。

■カミニート、改修へ Télamの記事
ブエノスアイレス、ラ・ボカの観光地「カミニート」の建物の改修作業が始まるという。この街路沿いには、色とりどりの特徴的な建物が並び、多くの観光客をひきつける。これらの建物の外壁の塗り直しや補修などの、改修作業がこの21日から始まると、地域の運営財団が明らかにした。

■玩具商戦も不振 Télamの記事
国内では、玩具商戦も不振だった。先週末、国内は「こどもの日」で、玩具商戦が繰り広げられていた。しかし玩具生産の団体によると、今期の販売は昨年同時期に比して、12%のマイナスとなったという。国内で経済への先行き不透明性が広がったためとみられる。この時期の玩具販売は、年間の実に60%を占めるという。


【エクアドル】

■コトパクシ山噴火訓練 El Comercioの記事
コトパクシ火山の噴火を想定した訓練が、この9月11日に行なわれる。コトパクシ県都のラタクンガや、サルセドで行なわれるもので、住民や地域の学校の生徒などが実際に避難の動きに参加するという。この火山では、火山性の地震が相次いでいることもあり、噴火を懸念する声が上がっていた。

■グアヤキルで断水 El Universoの記事
グアヤキルの一部地域で、10時間にわたる断水が発生した。この事態が起きたのは市内南西部の14の地域だ。ロセンド・アビレス通りとアウレリオ・ウラガ通りの角の主要水道管が傷つけられる事故があり、送水が止まったものだ。この間、市側は給水車を出して対応した。


【コロンビア】

■ラ・メカレナ空港でオーバーラン Caracol Radioの記事
アマソニア県のラ・メカレナの空港で、旅客機のオーバーラン事故が起きた。ボゴタから到着したサルパ社のエンブラエルE120型機が、滑走路を外れ、傾いて停止したものだ。乗客29人、乗務員3人に負傷などはなかった。当時この空港一帯は、悪天候に見舞われていたという。民間航空局は重大インシデントとして、原因調査を開始した。

■リンチでパンディージャ死亡 Caracol Radioの記事
ボリバール県のアルホナで、リンチを受けたパンディージャの23歳の男が死亡した。地域のスポーツ施設で暴力を受け、刃物で刺されるなどして死に至ったという。パンディージャはギャングメンバーで、この存在が地域の治安に大きな影響を及ぼしている。組織間の抗争などが背後にあるとみられる。


【ベネズエラ】

■現体制での選挙は受け入れられない Télamの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、現体制での選挙は受け入れられないとした。ニコラス・マドゥロ政権が、両政権間の対話の際、大統領選の前倒しを提案したことが明らかになった。選挙の実施は暫定政権が求めるものの一つだが、マドゥロ政権下での選挙は「自由、公正性が担保されない」として暫定政権側が拒絶したという。

■米国、カベジョ氏と接触 El Universoの記事
米国が、制憲議会のディオスダド・カベジョ議長と接触したという。ニコラス・マドゥロ政権の意のままに動く制憲議会の同議長は、マドゥロ氏の側近の一人だ。同議長と、ドナルド・トランプ政権側の「特使」がカラカスで秘密裏に接触したことが明らかになった。トランプ政権は、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■ロドリゲス氏、モスクワへ El Carabobeñoの記事
ニコラス・マドゥロ政権で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏が、ロシアのモスクワに向かう。外務省側が明らかにしたもので、この訪問でセルゲイ・ラフロフ外相と会談する予定だという。ロシアは、マドゥロ政権の後ろ盾の一つで、米国や欧州からの圧力が増す中、マドゥロ政権との関係をより強めている状況だ。

■国境閉鎖から4年 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権が、コロンビアとの陸路国境を最初に閉鎖してから19日で4年となった。2015年のこの日、同政権はすべての国境の閉鎖を命じた。密輸の防止やコロンビアからの圧力が表向きの理由となっている。以後、この国境閉鎖はマドゥロ政権のカードとなり繰り返されたが、国境地域での人道問題を引き起こす事態となっている。

■国連、難民支援の必要性指摘 El Carabobeñoの記事
国連難民高等弁務官事務所は、ブラジル国境のベネズエラ難民への支援の必要性を指摘した。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮から、多くの国民が国外に流出し、難民化している。同機関は国境地域の難民キャンプなどを視察し、難民らの生活の困窮ぶりを新たに報告したものだ。

■カナダも期限読み替え El Pitazoの記事
カナダも、ベネズエラ国民の期限切れパスポートの期限読み替えを認めた。経済的な混乱が続く中、パスポートを入手することも難しい状況となっている。この期限切れパスポートを有効とする措置はすでに米国やブラジルなど、複数の国々が採用している。フアン・グアイド暫定政権を承認するカナダも、この動きに追随した。

■中国社、制裁を受け停止 El Universoの記事
中国のオイル会社が、ベネズエラからの原油調達をやめたのは、米国の経済制裁がきっかけだったという。ニコラス・マドゥロ政権の後ろ盾の一つである中国企業の判断に、国内では衝撃が走ったとみられる。中国社側は、ドナルド・トランプ政権が全面的経済制裁を敷いたことを受け、今月からこの調達を見合わせたことを明らかにした。

■ベネズエラの船2隻が沈む EVTV Miamiの記事
トリニダード・トバゴ近海で、ベネズエラの船2隻が相次いで沈んだという。この事態が起きたのはトリニダ島の南西、セドロス海岸だ。この事態で同国の救助船が現場に向かい、乗っていた8人を救助したものの、1人は死亡したという。これらの船の運航目的などははっきりせず、移民目的の密航であった可能性がある。

■脱線はメンテナンス不足 Aporreaの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)1号線で起きた脱線事故は、メンテナンスの不足から起きたものだという。運営側のエンジニアが断じたものだ。ロス・ドス・カミーノス駅で起きたこの事故で、利用客8人が負傷している。経済問題から十分なメンテナンスができず、同路線は不完全な状態の車輛がそのまま使われている状態だという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■対アブド、圧力続く Télamの記事
パラグアイ、マリオ・アブド・ベニテス大統領に対する、野党からの圧力が続いている。同政権とブラジルとの間でのエネルギー合意が国益を損なうとして批判され、同政権はこれを撤回した。しかし野党は、政治裁判の実施などの圧力をかけ続けている状態だ。アブド政権の求心力が急速に低下している。

■ボウソナロ、取り付け騒ぎを予告 El Carabobeñoの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は、アルゼンチンで人々が銀行から預金を一気に引き出す「取り付け騒ぎ」が起きると予告した。11日の予備選(PASO)で中道左派候補が優勢となったことを受け、左派政権が誕生すればこうなると断じたものだ。極右の同大統領は、左派政権となれば、アルゼンチンが第二のベネズエラになる、と警告している。

■ボウソナロ、誤る El Universoの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、誤ったツイートをした。同国の森林保護の基金からノルウェーが資金を引き揚げたことを批判し、同国で行なわれているというクジラ漁の写真をツイートした。しかしノルウェー側が、同国でのクジラ漁の写真ではないと否定したものだ。同政権は森林破壊を「フェイクニュース」と位置づけている。

■アマゾン破壊、止まらず El Universoの記事
ブラジル、アマゾンの森林火災が、止まらない状況だ。2018年に破壊された森林面積は、実に6600平方キロメートルに及んだという。しかし1月に就任したジャイル・ボウソナロ大統領は、さらなる開発に積極的で、森林保護の必要性はないとの姿勢を強めている。俗に「地球の肺」と呼ばれるアマゾンに、危機が迫っている。

■オルテガ、活動家ら弾圧 El Universoの記事
ニカラグアでは、活動家ら6人が新たに拘束された。同国では昨年4月からダニエル・オルテガ政権に対する反政府行動が続き、政府側は弾圧を加え続けている。今回拘束された6人は、こうしたデモなどに組織的に関与していたとの容疑がかけられた。このオルテガ政権の姿勢に対し、国際社会からの圧力も強まっている。

■ヒズボラ、ハマスをテロ組織と認定 El Diarioの記事
パラグアイ政府は、ヒズボラとハマスを国際テロ組織と認定した。フアン・エルネスト・ビラマヨール内務相が19日、明らかにしたものだ。同政府は両機関を、アルカイダやイスラミック・ステート(IS)と同等に位置づけたことになる。この措置を受け、両機関の国内資産などが凍結される。

■フットボール襲撃、死者4人に La Prensaの記事
ホンジュラスで17日に起きた、フットボールの試合現場での襲撃による死者は、4人に増えた。オリンピア、モタグア間の「クラシコ」と呼ばれる試合で、モタグアのバスが襲撃を受けたものだ。この事態で、同チームの複数の選手も負傷している。国内ではこの7人で、フットボールをめぐり50人が命を落としているという。

■ツーリストカード、異例の停止 El Economistaの記事
パナマは、キューバ国民に発行しているツーリストカードを一時停止すると発表した。このカードは、パナマに向かう際の事実上のビザの役割を示す。入国するキューバ人はこのカードを購入する必要があるが、管理システムにバグが生じたことから、この発行を一時停止するとしたものだ。

■キューバ人ら、詐欺被害 Subrayadoの記事
ウルグアイで、20人のキューバ国民が、詐欺被害にあったという。住まいとなる不動産の賃貸をめぐるトラブルで、パイサンドゥやエルマノ・ダマッセノの架空の物件での取引の被害にあったという。この扱いをしたのは同国の同じ男で、キューバ人らを狙った詐欺事件だとして、同国警察署に被害届を出した。

■ブラジル、牛肉に注力 Ruralesの記事
ブラジルが、牛肉生産に注力しているという。この第二四半期(4~6月)の同国での牛肉生産は、実に800万頭にのぼり、過去最高を記録した。この量は、世界生産の4%を占めるに至った。牛肉はアルゼンチンやウルグアイの伝統的産品で、ブラジルのこの生産増加が地域市場、経済に甚大な影響を及ぼす可能性がある。

■アビアンカ・ブラジル、脱退へ Hispavicionの記事
アビアンカ・ブラジルは9月1日、スターアライアンスを正式に脱退する。運営するサンパウロのオーシャンエアが明らかにしたものだ。同社は昨年12月、再生を前提とした破産を申請し、現在もその処理方法での検討が続いている状況だ。この事態を受け、この航空連合から脱退するものだ。コロンビアのアビアンカグループへの影響はない。

■デング死者、101件に EFEの記事
ホンジュラスでのデング感染による死者は、101人となった。今年、同国北部のカリブ海岸地域で、ネッタイシマカが媒介するこの感染症の激増が報告されている。同国保健省によると、この数日間で出血熱などを起こした12人の死亡が確認されたという。近隣のニカラグア、ベリーズでもこの感染増加が報告されている。


【国際全般】

■カナリア諸島、8000人避難 El Universoの記事
スペイン、カナリア諸島では8000人が避難した。この島では大規模な林野火災が起きており、この火の手が住宅地に迫ったためだ。火は、この諸島の観光地でもあるタマダバ国立公園にも迫っている状態だという。中心都市ラス・パルマスや、観光客に人気のビーチ周辺などは、影響を受けていない。



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