2019.08.24

【ボリビア】

■スーパータンカー、活動開始 El Díaの記事
空中消火航空機、スーパータンカーがボリビアでの消火活動を開始した。サンタクルス県ではチキタニアを中心に、大規模林野火災が起きている。この事態を受け、政府がこの機を保有する米国会社からチャーターしたものだ。15万リットルの水を輸送できるこの機材はビルビル国際空港を起点に、消火のための飛行を行なう。

■チキタニア、住宅類焼も La Razónの記事
サンタクルス県チキタニアの林野火災では、複数の住宅も類焼しているという。政府住宅省側が明らかにしたものだ。現時点ですでに、類焼により焼け出された世帯があるものの、今の時点で被害規模などは明らかになっていない。これらの林野火災ではすでに、70万ヘクタール以上が焼け落ちている。

■各国、ボリビアに支援表明 El Díaの記事
ボリビアの火災に対し、支援表明する国々が相次いでいる。スペインのサンチェス首相はツイッターを通じ、消火と環境対策での支援を表した。またアルゼンチンのマクリ大統領も、消防士や軍の派遣などを打診している。ボリビアとの関係悪化が続くチリのピニェラ大統領も、同様の打診を行なっている。

■エコジェット、輸送支援 Página Sieteの記事
民間航空会社エコジェットも、輸送支援を行なっている。サンタクルス県の林野火災を受け、消防士の輸送や、消火活動に必要な物資の輸送を同社が無料で引き受けているものだ。参入から数年の同社は国内市場では存在感を示していないが、国家的危機に立ち向かう姿勢を示している。

■サンタクルス、雨の予想 La Razónの記事
サンタクルス県の林野火災エリアではこれから、雨が降る予想だという。気象機関が明らかにしたものだ。国防省はこの雨の予報を受け、消火活動には大きくプラスになるとしている。しかし一方で、火災エリアでは風も強まる見通しで、火の勢いが増す可能性も否定できない。

■インディヘナ、火災は人災 Correo del Surの記事
アマゾンのインディヘナ(先住民)層は、サンタクルス県で起きている大規模林野火災は「人災」であると断じた。伝統的生活を踏襲するインディヘナ層もこの火災の影響を受けているが、この責任はエボ・モラレス政権にあると断じたものだ。ブラジルでも、ジャイル・ボウソナロ政権の責任を追及する声が上がっている。

■ワヌニの15万7千Bs取り戻す Página Sieteの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山から奪われた15万7千ボリビアーノを取り戻したという。この鉱山では、産出物が横流しされる「フク」と呼ばれる犯罪の横行があり、被害額が60万ボリビアーノに達している。警察の捜査強化を受け、このうちの15万7千ボリビアーノを取り返すことができたという。

■救急車事故、医師が死亡 La Razónの記事
コチャバンバで救急車とミニバスが衝突する事故があり、救急車に乗務していた医師1人が死亡した。妊婦を輸送していた救急車にミニバスが衝突したもので、救急車は路上に横転した。妊婦とほかの乗務員は無事だったが、医師1人がこの事故により死亡した。事故原因の調べが進められている。

■滑走路状況で質問状 El Deberの記事
航空業の団体が、空港の管理会社SABSAに質問状を出した。ラパスのエルアルト国際空港の滑走路の傷みがひどいことを、国内メディアが伝えた。団体側はこのことに憂慮を示し、現状の説明と今後の対策について、文書で質問したものだ。滑走路上に、多くの「穴」があることが指摘されている。

■煎り豆、文化遺産に La Patríaの記事
オルーロ県のチャリャパタでは、「煎り豆」が文化遺産となった。この地では伝統的に、煎ったソラマメが市民の間で親しまれている。オルーロ県議会はこの煎り豆が、この地の食文化の上で重要な位置を占めるとして、文化遺産にすることを採択し、宣言した。同県ではシナモンアイスなども、この宣言を受けている。


【ペルー】

■アマゾン火災、国内でも警戒 El Comercioの記事
アマゾン火災を受け、国内でも警戒が広がっている。ブラジル、ボリビアなどで火の手が上がり、すでに国内の東部上空には煙が入っていることが報告されている。現時点で国内アマゾンでの火災はないが、気候変動に直面する中国内でも同様被害が起きかねないとして、警戒が強まっているものだ。

■PPKが入院 El Comercioの記事
前大統領のペドロ・パブロ・クチンスキー氏が23日、リマ市内の医療機関に入院した。同氏は汚職疑惑の追及を受ける立場で在宅逮捕中だが、サンイシドロの自宅からこの日、医療機関に移り、検査を受けているという。現在、同氏について身柄を拘束するべきとの意見表明が相次いでいる。

■マチュピチュ、ヌードで放擲 El Comercioの記事
マチュピチュ遺跡公園で裸になったとして、オーストラリア国籍の男2人が、放擲された。一方の男が裸になり、もう一方が撮影していたものだ。この遺跡公園はインカの聖なる場所で、こうした行為は文化省により禁じられている。2人は現場で拘束され、すぐにクスコ市内に身柄が移された。

■ベネズエラの4人、18か月の予備逮捕 Correo Perúの記事
アレキパの司法は、ベネズエラ国籍の4人に対し、18か月の予備逮捕を認めた。この4人は、イカ県ピスコ出身の2人に発砲し、殺害した容疑がかけられている。捜査、起訴に至るまでの予備逮捕が認められたことになり、4人に対する追及がこれから本格化することになる。


【チリ】

■トロリーバス、特別法準備 BioBio Chileの記事
バルパライソのトロリーバスの維持に向け、特別法が準備されることになりそうだ。1952年から運転されているこの交通機関は今、存続の危機にある。この存続を前提に、運営会社を協同組合が引き継ぐことができるようにする、特別法の制定がなされる可能性が高まった。交通通信省と議会との間で、調整が行なわれている。

■空港トランビア計画 En el Subteの記事
サンティアゴの空港に、トランビア(路面電車)が乗り入れる計画が進展している。メトロ(地下鉄)1号線のパハリートス駅と空港を結ぶ12キロ区間に、軌道を新設する計画だ。一方、新設される7号線との駅を結ぶ6.5キロ区間での整備計画もあり、どちらかが実現する可能性が高まっている。


【アルゼンチン】

■アマゾンの煙、国内にも Infobaeの記事
アマゾン火災による煙は、国内上空にも達している。衛星による解析によると、ボリビアやブラジルで発生している火災による煙は国内北部上空に達しており、この週末にはブエノスアイレス首都圏に至る可能性がある。この時期は北風が吹きやすく、この風に乗りさらに南へと煙が到達する可能性もあるという。

■ラ・トロチータはスト Diario Jornadaの記事
観光用蒸気機関車、ラ・トロチータは23日、ストライキにより止まっている。チュブ州のパタゴニア観光の人気スポットだが、鉄道会社に対する職員の要求行動などから、ストとなっているものだ。エスケルなどの町で、影響が出ているが、この鉄道は24日には運転が再開される見通しだ。

■盗んだ高齢者、殴り殺される Cronicaの記事
ブエノスアイレスのサンテルモで、盗みをはたらいた高齢男性が、従業員らに殴り殺された。この極貧層とみられる男性は、この店からチョコレート一個を盗んだ。職員らに取り押さえられ、腹などを殴られ意識を失い、搬送先の病院で死亡が確認された。職員らの過度の暴力に対し、批判の声が上がっている。

■馬420頭を保護 Perfilの記事
ブエノスアイレス、エセイサの農場で、馬420頭が保護された。この農場では多くの馬が飼育されていいたが、十分に餌を与えられていないなど「虐待」と認識されたという。当局側はこの虐待容疑で、農場の2人を拘束している。保護にも関わらず、少なくとも25頭が栄養不足などで死んだ。

■移民医師、多いのは精神科医 Télamの記事
国内に移民したベネズエラ人医師のうち、多いのは精神科医だという。国際移住機関が明らかにしたものだ。国内には646人の医師が移民したが、このうち168人を精神科医が占めるという。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮から、とくに専門職の分野の移民が増えている。国内移民医師のうち女医は131人だ。

■古代のリスを発見 Télamの記事
サンフアン州で、古代のリスの化石が発見されたという。イスチグアラストで発見されたのは、25センチほどの大きさのリスの「先祖」とみられる動物の化石だ。現在から2億3100万年前、氷河期に棲息したと推測される。この種のリスが発見されたのは、世界でも初めてだという。


【エクアドル】

■グアヤキル大学で爆発 El Comercioの記事
グアヤキル大学構内で、爆発があった。22日20時20分頃、レクトラードの建物で起きた事態だ。この爆発は、何者かが投げ込んだ手榴弾によるものとみられる。この爆発によるこの建物と周囲で、ガラス窓が破れる被害があったが、負傷者などは出ていない。この大学では同様の事件が、以前にも発生していた。

■アンバトでバス事故 El Comercioの記事
トゥングラワ県都アンバト付近で、バス事故が起きた。23日未明、リオバンバからキトに向かっていたトランスアンディーノ社の便が衝突事故を起こし、横転したものだ。この事故で1人が死亡し、13人が負傷している。現場はパソ・ラテラル未知の、ラス・フルティーリャス地区だ。


【コロンビア】

■高層階から犬が投げ落とされる Caracol Radioの記事
カルタヘナの高層住宅から、犬が投げ落とされる事件が起きた。この犬は路面にたたきつけられ、死んだという。警察はこの事件が、動物に対する虐待行為であるとみて、事件に関わったとみられる2人への追及を行なっている。しかし現行の虐待防止法では、投げ落としの事例はカバーされていないという。


【ベネズエラ】

■グアイド、ボイコット宣言 Al Nativoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ政権主導のもとの選挙はボイコットする、と断じた。暫定政権は早期の自由公正選挙の実施を求める姿勢だが、マドゥロ政権のもとでは民主主義は期待できないとしている。グアイド氏は、マドゥロ政権について、「早期に退陣してもらう」ことを求める姿勢をあらためて示した。

■オルテガ氏、あらためて汚職指摘 Miami Diarioの記事
前検察長官のルイサ・オルテガ氏は、あらためてニコラス・マドゥロ政権の汚職の実態を指摘した。同氏は同政権が、ブラジルのOdebrechtから裏金を受け取っていたと断じ、国際社会に追及を訴えた。同氏は在職中、マドゥロ政権への追及姿勢を貫いたことから弾圧を受け、コロンビアに亡命している。

■また大規模停電発生 Debateの記事
国内では23日午後、また大規模停電が発生しているという。カラカス都市圏では16時40分、ほぼ全域で送電が止まっている。さらに停電はミランダ州やアラグア州、バルガス州などでも起きている。国内ではこの3月から4月にメガ停電が発生し、7月22日、8月20日にも大規模停電が起きた。

■カナダ外相がキューバへ Notiboomの記事
ベネズエラ問題を話し合うため、カナダの外相がキューバ入りした。キューバは、ニコラス・マドゥロ政権を支持承認する国の一つで、一方のカナダはフアン・グアイド暫定政権を承認している。二重政権によるねじれの打開を目指すため、同外相がキューバ政府側との対話に臨んだものだ。

■難民、エクアドルに殺到 Caracol Radioの記事
ベネズエラ難民が今、エクアドルに殺到している。難民流入の増加を受けエクアドル政府は、この26日から入国するベネズエラ国民にビザ取得を義務づける。これを前に、同国に駆け込み入国が増えているものだ。コロンビア国境のルミチャカには、ベネズエラ人の長い行列ができている。ビザ義務づけはペルー、チリに続く措置だ。

■工業生産、80%減少 Contra Replicaの記事
国内の原油分野以外の工業生産はこの第二四半期、前年同期比で80%ものマイナスとなったという。ベネズエラ工業連盟(Coindustria)が明らかにしたものだ。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による、経済の落ち込みで、国内の工業生産はその能力を維持できない状態となっている。

■牛の密輸団摘発 RCNの記事
ベネズエラとコロンビアの間、牛の密輸団が摘発された。ベネズエラから、無許可で牛をコロンビアに連れ出した一団が摘発されたものだ。こうした牛の移動は、口蹄疫などの病害の問題があるため、検疫上禁じられている。ベネズエラ国内の混乱から、売り払うため牛を移動させるケースが増えているとみられる。

■MLB、ベネズエラ参戦を禁止 Infobaeの記事
米国メジャーリーグは、全選手に対しベネズエラリーグへの参戦を禁じた。米国紙が伝えたものだ。ベネズエラでは若い世代向けのウィンターリーグが開催されるが、MLBの選手がこれに参加することをリーグ全体として禁じたものだ。米国政府による、ニコラス・マドゥロ政権への経済制裁の一環だ。

■メトロ1号、一部止まる Efecto Cocuyoの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)1号線は23日、一部区間で運転が停止されている。運営側によると、電気系のトラブル発生のため、プロパトリア駅とパロ・ベルデ駅の区間で運転が見合されているという。同路線では17日、駅で脱線が起き、8人が負傷する事態が起きたが、この事態もメンテナンスの不足によるものと報告されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アマゾン火災、コントロール不能 El Universoの記事
ブラジル、アマゾンで起きている火災はコントロール不能の状態だという。エコロジストで元大統領候補のマリナ・シルヴァ氏が指摘したものだ。同氏はこのような事態に陥った理由として、地球規模の気候変動だけでなく、極右のジャイル・ボウソナロ政権の無策があると断じた。前の政権は、こうした準備を欠かさなかったとも指摘している。

■南米各国、消火協力を打診 Heraldo de M&eactue;xicoの記事
ブラジル、ボリビアで発生しているアマゾン火災について、南米各国が消火への協力を打診している。チリのセバスティアン・ピニェラ大統領、コロンビアのイバン・ドゥケ大統領、エクアドルのレニン・モレノ大統領が相次いで表明したものだ。いずれの首脳もこの事態が、南米大陸全体の危機であるとの認識を示した。

■ボウソナロ、軍派遣へ Caraco Radioの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、アマゾン火災の消火のため軍を派遣することを決断した。極右の同大統領は、この火災が「NGOによるでっちあげ」などとし、フェイクニュースだとしていたが、ようやく事態を認識したとみられる。この火災エリアについて、非常事態の宣言も視野に入れ始めた。

■スーパータンカー、アマゾンへ El Universoの記事
米国の空中消火用航空機、スーパータンカーがアマゾン火災の消火活動に参入する。ボリビア政府の依頼でサンタクルスに着いたもので、今後ブラジルでも活動の可能性があるものだ。このボーイング747-400型機は一度に15万リットルの水を輸送できるが、一方で一度の飛行で1万6千ドルのコストがかかる。

■対ボウソナロ抗議行動 Caracol Radioの記事
ブラジルをはじめ各国で、ジャイル・ボウソナロ政権に対する抗議行動が起きている。アマゾンで起きている火災について、同政権の環境面での無策、無理な開発が原因とし、若者らが抗議の声を上げたものだ。在コロンビアやパナマの大使館前などに集まった若者らが、環境対策を訴える声を上げた。

■バスケスの癌、奇跡的発見 El Universoの記事
ウルグアイ、タバレ・バスケス大統領の肺癌は、奇跡的発見だったという。医師が明らかにしたものだ。定期健診で肺に影が見つかり、同大統領は肺癌とみられると発表した。医師によるときわめて初期のもので、手術し3週間程度の入院で済むとみられるという。ウルグアイ医療界は国民に、検診の重要性をアピールしている。

■ニカラグア野党、OEAに要請 Télamの記事
ニカラグアの野党は、米州機構(OEA)に対し、危機打開のための協力を求めた。同国では昨年4月から反政府行動が続いたが、ダニエル・オルテガ政権による激しい弾圧も続いた。このため多くの死傷者が出ており、さらに政治犯が今も拘束されたままだ。この人道危機の打開のため、OEAに特別委員会を作ることを求めた。

■新しい国境開設 ABC Colorの記事
パラグアイ、アルゼンチンの間に新たな国境が設けられた。パラグアイのアヨラスと、アルゼンチンのイトゥサインゴを結ぶ国境で、この開設にマリオ・アブド・ベニテス大統領、マウリシオ・マクリ大統領が立会った。この2地点は、これまでは相手国との往来に200キロを移動する必要があった。

■アスンシオン-イグアス線 ABC Colorの記事
スペインのエア・ヨーロッパが、パラグアイの首都アスンシオンと、アルゼンチンのプエルト・イグアスを結ぶ路線を開設した。同社は今月、プエルト・イグアスとマドリードを結ぶ直行便を開設したばかりだ。これに合わせ、アスンシオンとの間の便も週1往復、運航し始めた。地域では観光の利用増加に期待が高まっている。

■ハイチ、エネルギー危機のおそれ Radio la Primerismaの記事
ハイチは今後、エネルギー危機に陥る可能性が高まっているという。政府側もこの危機感について、語り始めている。供給してきたベネズエラの不安定さに加え、原油などに対する支払いの滞りなどが起きているためだ。すでにこの数か月、国内ではガソリンの品薄感などが広がっている状態にある。

■毎日80人がデングに El Diarioの記事
ニカラグアでは現在、毎日80人がデングにかかっている状態だという。同国保健省が明らかにしたものだ。このネッタイシマカが媒介する感染症は、隣国ホンジュラスで大流行しており、ニカラグアにも影響が及び始めている。7月30日以降の感染者は1830人にのぼり、都市部、農村部を問わず流行の懸念が高まっている。

■メキシコ、麻疹9例に El Imparcialの記事
メキシコ国内の麻疹(はしか)感染例は、9件に拡大した。新たに、キンタナ・ロー州で2件の感染例が明らかになったものだ。国内でこの感染が疑われる事例がじわりと広がり、麻疹の予防接種を希望する人が急増したため、国内各地で現在、ワクチンの不足や涸渇が起きている。保健省は国民に、冷静な対応を呼びかけている。



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