2019.08.25

【ボリビア】

■スーパータンカー、2日め El Díaの記事
消火用航空機スーパータンカーでの国内での活動は24日、2日めとなった。サンタクルス県で起きている大規模火災を受け、政府が米国の企業からチャーターしたものだ。一度に15万リットルの水を輸送できるこの機は、一日3~4回、火災エリアを飛行している。一方、このコストは一日当たり1万6千ドルかかる。

■チキタニア、非常事態求める El Díaの記事
大規模林野火災に見舞われたサンタクルス県のチキタニアは、法令741号に基づく非常事態宣言を求めている。地域のインディヘナ団体が求めたもので、この適用がなされれば復興に向けた費用負担の多くが国に属することになる。政府側はこの要求に対し、現時点では消火に注力するとしている。

■インディヘナ、エボにも責任 Página Sieteの記事
インディヘナ(先住民)層は、サンタクルス県で起きている林野火災の責任が、エボ・モラレス大統領にもあると断じた。ブラジルのボウソナロ政権が、各国のインディヘナ層から批判を浴びているが、モラレス大統領もこの事態を看過した責任は避けられないと国内インディヘナが指摘しているものだ。

■火災、悪化との指摘も Página Sieteの記事
サンタクルス県の林野火災は、むしろ悪化しているとの指摘もある。政府側はチャーターした消火航空機スーパータンカーにより、事態は改善していると評価した。しかし現場では、一度消火した地点の再燃が報告されるなど、悪化しているとの見方を示す消防士が続出している。

■21日にクーデター企図 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、この21日に国内で、クーデターを企図する動きがあったと断じた。退役軍人と市民グループがこの動きを見せていたもので、モラレス大統領がコチャバンバ滞在中にラパスで実権を掌握しようとしたという。しかし軍と政府の動きにより、これが未然に防がれたとした。

■オルティス氏はオルーロへ La Patríaの記事
10月の大統領選挙に出馬しているオスカル・オルティス氏は、選挙運動でオルーロ入りした。先日、副大統領候補に指名されたシルレイ・フランコ氏も同行している。各候補は選挙に向け各地を行脚しているが、両候補が同時にオルーロに入るのはこれが初めてだ。オルーロ市民に対し、支持を訴えた。

■118歳女性が死去 La Razónの記事
国内最高齢、118歳のフリア・フローレス・コルケさんが、地元コチャバンバの病院で死去した。1900年生まれの同氏は、体調を崩して先週から、病院に入院していた。病院側によると、老衰による死去だという。ボリビアの戸籍制度の信頼度の低さから、同氏はギネス記録には認定されていない。

■BoA機、また重大事態 Correo del Surの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旅客機が、また重大事態に見舞われた。コチャバンバからサンタクルスに向かっていた国内線のボーイング767型機の片側エンジンの壁面の一部が、飛行中に剥がれ落ちたという。この便の乗客らは、エンジン音の異常さに気づいていた。同社の機材トラブルがこの数か月、頻発している状態だ。

■ワヌニ、トラック事故 El Díaの記事
オルーロ県のワヌニで、小型トラック同士の事故が起きた。ワヌニとポトシ県のジャジャグアを結ぶ道路で衝突事故が起きたもので、一方が道路を外れて転落し横倒しとなった。この事故で、トラックに乗っていた7人が負傷しているが、命に別状はない。トラックはいずれも、ワヌニ鉱山の関係とみられている。

■文化省、ペルーに抗議の書簡 El Díaの記事
文化省はペルーに対し、抗議の書簡を送った。リマで開催されたパンアメリカン競技大会で、同国が自国起源文化として「ディアブラーダ」のダンスを披露した。しかしこのダンスはボリビア起源で、同国の「文化盗用」に抗議したものだ。ペルーはすべてのアンデス文化を自国のものと主張する傾向があり、軋轢が起きている。


【ペルー】

■リマ、テレフェリコ整備へ Perú21の記事
リマでは新たに、都市交通型のテレフェリコ(ロープウェイ)が整備される。市側が計画を明らかにしたものだ。インデペンデンシア-サンフアン・デ・ルリガンチョ、エル・アグスティノ-サンタアニータに建設されるもので、メトロ(電車)と連携し都市交通の中核となる。この2路線は2022年までに開業させたいという。

■アプリマック林野火災 El Comercioの記事
アプリマック県のアンパイ自然保護区で、林野火災が起きている。ウスパッコチャ湖近くのモヨルッコ付近で起きているもので、消防など150人による消火活動が行なわれている。この保護区には、プマ(ピューマ)などの野生動物も多く棲息している。現在同保護区への、観光客の立ち入りは規制されている。


【チリ】

■水道の砒素汚染を否定 BioBio Chileの記事
当局は、国内北部の水道水の砒素汚染を否定した。世界銀行が、世界保健機関(WHO)のデータをもとに、砒素汚染とこの対応の経済に与える影響を分析した。この結果、国内北部でこの砒素汚染が起きている可能性があるとしたが、当局側は国際基準を満たしており、この汚染の事実はない、と否定した。

■キラコ、イナゴ発生 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のキラコで、イナゴの大群が発生したという。地域の農業生産現場で、このイナゴによる食害がすでに発生している。農業生産機構(Indap)はこの事態を受け、対応策をすでにとっていることを明らかにした。現時点で、このイナゴによる被害の規模については明らかになっていない。


【アルゼンチン】

■ユナイテッド、NY線休止 Clarín.comの記事
米国のユナイテッド航空は、ニューヨークとブエノスアイレスを結ぶ路線の休止を発表した。ニューアークとエセイサ国際空港を結ぶ路線の運航は10月26日までだという。アルゼンチンの経済状態や、国際経済の先行き不透明などを受けた措置だ。一方同社は、ヒューストンとエセイサ国際空港を結ぶ路線は維持する。

■アマゾンの煙、北西部に影響 Perfilの記事
ブラジルやボリビアのアマゾン火災による煙が、国内北西部にすでに到達している。気象機関が明らかにしたもので、フフイ、サルタ、トゥクマン、カタマルカ州など北東部や、サンタ・フェ、コリエンテス州などの一部の上空に煙が入っているという。今後ブエノスアイレス都市圏にも影響する可能性があると指摘した。

■候補者、万引きで逮捕 Télamの記事
ブエノスアイレス市議選の候補者が、万匹の容疑で逮捕された。エリアナ・シアラッバ容疑者は、レコレタのスーパーで菓子類などを盗もうとしたところを検挙されたという。二重底のカバンを用意するなど、計画的にこの盗みをはたらこうとしたとみられる。同候補を擁立した政党は「ショックを受けている」とコメントした。

■ジェットスマート、プロモ実施 Cronistaの記事
LCCのジェットスマートが、プロモーション販売を実施する。この10月から来年2月までのチケットを最大30%引き、来年3月から8月までのチケットを最大50%引きで販売する。対象は国内線、国際線双方だ。チリの同社は今年、国内市場に参入し、ブエノスアイレスのエル・パロマール空港を拠点とする。


【エクアドル】

■ベネズエラ人の駆け込み続く El Comercioの記事
ベネズエラ人の国内への駆け込みが続いている。難民流入の増加を受け政府は、この26日より入国ベネズエラ人にビザ取得を義務づける。これを前に多くの同国民が国内に入ろうとしているものだ。コロンビアとの陸路国境ルミチャカでは、一日に7千人近くが入ったとみられるという。

■アマゾン、小型機事故 El Universoの記事
国内のアマゾンで、小型機の事故が起きた。アマソニア・ベルデ社のセスナ機が23日、飛行中に墜落したとみられる。現場はモロナ・サンティアゴ県とサモラ・チンチペ県の県境付近で、現場では捜索が続いている。この機はメカスからワリンツに向かおうとしていたとみられる。


【コロンビア】

■ゼノフォビア暴力が増加 Caracol Radioの記事
国内では、ゼノフォビア(外国人憎悪)による暴力が増加している。法医学機関によると、この1~7月に起きた外国人に対する暴力は1000件を超え、この7割はベネズエラ人に対するものだ。国内に身を寄せるベネズエラ難民が140万人に達し、在来のコロンビア国民間でゼノフォビア感情が高まっている実態とみられる。

■難民受け入れ、限界 Yucatánの記事
国内のベネズエラ難民の受け入れは、すでに限界に達しているという。生活困窮から同国を離れるベネズエラ国民が増加し、各国で難民化している。最大の受け入れ国コロンビアには140万人がいるが、公的、私的な支援体制はすでに限界となったという。一方、コロンビアが受け入れをやめれば難民がどこに向かうか、誰にも予測できない状態だ。

■ブラジル大使館前で抗議 Caracol Radioの記事
ボゴタのブラジル大使館前で、抗議行動が行なわれた。国内アマゾンのインディヘナ(先住民)コミュニティが中心となり、ジャイル・ボウソナロ政権に対する抗議の声を上げた。同国でアマゾン火災が広がっている背景に、ボウソナロ政権がアマゾンの乱開発を容認していることがあると指摘し、インディヘナの尊厳を損なわせていると批判した。

■犬投げ落とし、捜査続く Caracol Radioの記事
カルタヘナの警察は、高層住宅から犬を投げ落とした男の捜索が続いている。市内の建物の19階から犬が落とされ、この犬は死んだ。警察は悪質な動物虐待事件として捜査している。投げ落とした男の自宅を調べたところ、この男は覚醒剤中毒者とみられることが明らかになっている。


【ベネズエラ】

■グアイド、カラボボへ El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は24日、カラボボ州を訪れた。1月に暫定政権樹立を宣言した議会議長の同氏は、以後国内各地を行脚し、暫定政権への支持を市民に訴えている。この日朝、州都バレンシアに入り、その後州内のサンディエゴも訪れている。市民に向け、一致結束しニコラス・マドゥロ政権退陣を実現させようと呼びかけた。

■公定レート、1万6千Bs突破 Descifradoの記事
公定レートでは1ドルは、1万6千ボリバール・ソベルノを突破した。中央銀行が定めるこのレートは24日時点で、1万6075Bsとなった。ニコラス・マドゥロ政権が定める最低賃金額4万Bsは、このレート換算では2.48ドルとなったことになる。平行(闇)市場では1ドルは、すでに1万7千Bsを突破している。

■レケセンス氏、未だ裁判至らず Panoramaの記事
野党議員フアン・レケセンス氏の裁判は、未だ始まる気配がないという。家族が明らかにしたものだ。ニコラス・マドゥロ政権は昨年8月、テロ未遂があったと主張している。この事件への関与を一方的に指摘されたレケセンス氏が、インテリジェンス機関に拘束されたままだ。しかし法的手続きがまったく進んでいない。

■タチラ州でまた停電 EVTV Miamiの記事
24日朝、タチラ州でまた停電が発生した。市民らのツイートなどによると、およそ8時間にわたり送電が止まったという。地域にある変電所のトラブルが原因とみられる。国内では停電が相次いでおり、この20日に大規模停電が発生、前日の23日にもカラカス首都圏やミランダ州などで広範囲の停電が起きていた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アマゾン火災、悪化 El Universoの記事
ブラジル、アマゾンで起きている火災はむしろ悪化している。10日頃から同国内で火災が発生し、今もなお新たに100個所ほど、毎日火の手が増えているという。国内のNGOによると22日から23日の時点で、同国内では1663個所で火災が起きている。この事態は、同国での森林破壊と気候変動によるものとの指摘がある。

■アマゾン、軍が消火開始 El Universoの記事
ブラジル軍が、消火活動を開始した。アマゾンで起きている大規模火災だが、ジャイル・ボウソナロ政権がようやく、この活動への軍の投入を決めたものだ。現場に向け4万4千人の兵が入り、この活動に入ったという。極右のボウソナロ政権は、この事態が環境上の危機であることを、今も認めていない。

■ボウソナロ「ありふれたこと」 Infobaeの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、森林火災は「ありふれたことだ」と述べた。アマゾンで現在、大規模な火災が生じ、地球環境への影響すら指摘されている。しかし同大統領は「火災は世界じゅうで起きていることだ」として、国際社会が「騒ぎすぎだ」とした。また出火責任の追及についても消極的な姿勢を示した。

■一酸化炭素、影響残る ABC.esの記事
ブラジル、アマゾンの火災で発生した一酸化炭素の影響は、しばらく残る見通しだという。不完全燃焼時に発生する一酸化炭素は、血中のヘモグロビンと結びつきやすく、人体にも大きな影響をもたらす。南米各国で、空気中の一酸化炭素濃度が上昇しており、米国のNASAはこの状況が1か月は続くとの見方を示した。

■ブラジル各地で黒い雨 La Rep&ucute;blicaの記事
ブラジル各地で、黒い雨が降っているという。アマゾンで起きている大規模火災の影響で、この灰を含んだ雨が各地で観測されているものだ。19日には、最大都市サンパウロでもやはり、黒い雨が降った。環境の専門家は、こうした雨により、ブラジルの都市生活を支える水源が、汚染される可能性を指摘した。

■パラグアイも消火に注力 ABC Colorの記事
パラグアイも、消火に注力している。隣接するボリビアで大規模林野火災が起きており、国内のチャコ地方にこの火が広がる可能性がある。パラグアイ政府はボリビア政府と協力し、この火の拡大を阻止するため消火活動を続けている。季節的に北風が強い状態で、現場は予断を許さない状況にあるという。

■メルコスル-EFTA、進展 Télamの記事
メルコスルと欧州のEFTAとの間の、自由貿易協定に向けた交渉が、大きく進展しているという。交渉に臨んでいるアルゼンチンの通商相が明らかにしたものだ。メルコスルと欧州連合(EU)との間での交渉と並行し、EFTAとの交渉も進められている。EFTAはスイス、ノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタインで構成される。

■バスケス「いい状態」 El Nuevo Heraldの記事
ウルグアイ、タバレ・バスケス大統領の状況は「いい」という。現在79歳の同大統領は20日、肺癌であることを明らかにした。この24日、モンテビデオ市内の病院で詳しい検査を受け、この日は帰宅したことを大統領府が明らかにした。この癌の発見は定期健診で見つかったもので、きわめて初期のものだったと医師側は説明している。

■アブド人形が燃やされる ABC Colorの記事
パラグアイでは、マリオ・アブド・ベニテス大統領を模した人形が、燃やされた。アスンシオンの議会前で、市民らがデモを行ないこの行為に及んだものだ。同政権とブラジル政府とのエネルギー合意が国益に反するとして批判を受け、同政権の退陣を求めた市民の動きが強まっている。この合意はすでに破棄されている。

■テグシガルパ、捨て犬多すぎ El Heraldoの記事
ホンジュラスの首都テグシガルパでは、捨て犬が多すぎるという。都市圏で捨てられ、野犬化した犬が10万匹を超えたとみられると、動物保護団体が明らかにした。こうした野犬の存在が、この町の大きなリスクとなっていると指摘した。こうした野犬が集まりやすい「ホットスポット」も7個所に形成されている。

■薬物でチェコ人逮捕 Subrayadoの記事
ウルグアイで、薬物保持の容疑でチェコ国籍の男が逮捕された。モンテビデオのカラスコ国際空港を発とうとしたこの男の荷物から、5キロのコカインが発見されたという。通常検査で見つかったもので、男は便を乗り継ぎ、香港に向かおうとしていた。ウルグアイでは薬物事件が増加し、摘発が強化されている。

■ニカラグア、デング流行 La Prensaの記事
ニカラグアでも、デングはもはや流行状態だ。保健省は今月、国内で感染が確認された人がすでに1935件にのぼることを明らかにした。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、隣国ホンジュラス北部で流行中で、この流行が国内にも波及したことになる。国内では都市部、農村部を問わずこの感染症が発生している。



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