2019.09.02

【ボリビア】

■エボ、マクロン氏と会談 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、フランスのマクロン大統領と会談する。マクロン氏は、先日行われたG7の場で、南米で起きている大規模林野火災への重大な懸念を示し、支援をとりまとめたばかりだ。援助対象となったボリビアの大統領として、国連総会の機会に両者の会談が行われることとなったと外務省が明らかにした。

■火災、国内初の死者 Correo del Surの記事
国内東部で起きている大規模林野火災で、初めての死者が出た。サンタクルス県ビジャ・アニマスの山間部の火災現場で、22歳の男性が死亡したものだ。この男性は消火活動に参加していたが、この際に誤って火にまかれたとみられる。この報道を受けエボ・モラレス大統領は、この男性に哀悼の意を示した。

■小型機一機も燃える Página Sieteの記事
サンタクルスのエル・トロンピーリョ空港内で、小型機一機が燃えた。この機材は空軍が、大規模林野火災への対応のためこの地に派遣した機材だった。メンテナンスなどの不備から、何らかの原因で火が出たとみられるが、現時点で出火原因は分かっていない。空軍側は、大きな損失だ、としている。

■チキタニア、消火は進展 La Razónの記事
サンタクルス県チキタニアの大規模林野火災は、消火が確実に進んでいるという。ハビエル・サバレタ国防省が現地を視察し、メディアに語ったものだ。国内東部で起きている火災のうち、この地がもっとも大きな被害を出している。政府は15万リットルの水を輸送できるスーパータンカーを米国からチャーターし、対応している。

■火災被害、11億4千万ドル El Díaの記事
サンタクルス県チキタニアの大規模林野火災による被害額は、現時点で11億4千万ドルと試算されるという。現地の森林保護組合が、この8月24日までの被害について試算した数字だ。すでにこの地だけで、140万ヘクタールが焼失しており、環境が前の水準を回復するまで、100年単位の時間が必要との指摘もある。

■大統領選、エボがリード Página Sieteの記事
10月20日投票の大統領選では、現職のエボ・モラレス大統領がリードしている。メルカド社が行なった世論調査の結果だ。モラレス大統領に投票するとした人は34%で、カルロス・メサ氏が27%、オスカル・オルティス氏が13%で続く。過半数候補がいない場合、上位2候補による決選が行なわれる。

■決選ではメサ氏がリード Página Sieteの記事
10月の大統領選が決選に至った場合は、カルロス・メサ氏がリードしている。メルカド社が行なった世論調査の結果だ。10月20日投票の選挙ではエボ・モラレス大統領がリードしているが、決選に至った場合はカルロス・メサ氏が45%と、モラレス大統領の38%を7ポイントリードしている。一方、態度未決定の国民は17%だ。

■メサ氏陣営、選挙活動再開 La Razónの記事
10月の選挙に向け、カルロス・メサ氏陣営は選挙運動を再開した。サンタクルス県など東部で大規模林野火災が起きたことから、与党MASとエボ・モラレス大統領の陣営が活動の凍結を打ち出し、メサ氏陣営もこれに応じていた。しかしメサ氏陣営は、この週末から選挙活動を再開し、メサ氏は遊説を行なっている。

■コビッハにシクロビア計画 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、パンド県都コビッハに、シクロビア(自転車道)を整備する計画を示した。1日は「歩行者の日」と位置づけられ、自動車の使用が制限され、あらためて自転車が注目を浴びている。公共交通機関の利便性が低く、一方で地形が平坦なコビッハに、シクロビアを整備したいと、この日にモラレス大統領が明らかにした。

■オルーロ、レールバス開始 Correo del Surの記事
オルーロでは、レールバスの運転が開始された。既存鉄道の旅客利用再開に向け試運転を経て、交通行政から営業認可が下りたことから、アンデス鉄道がこの運転を開始したものだ。アンデスギツネを意味する「カマキ」との愛称で、月曜から土曜の朝6時50分から22時までの運転となる。運転区間はオルーロとサンペドロの間だ。


【ペルー】

■ワスカラン近くで火災 El Comercioの記事
アンカッシュ県のワスカラン国立公園近くで、林野火災が起きた。1日朝に起きたもので、駆けつけた消防による消火活動で、すでに火はコントロールされている。この火災で、草原およそ1ヘクタールを焼いた。野焼きの火が移り、火災に至った可能性が高いとみられている。

■イロ、M4.8の地震 El Comercioの記事
モケグア県のイロでは1日16時32分、地震が起きた。観測機関によると震源はイロの南112キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード4.8、震源の深さは32キロだ。イロでは広い範囲で揺れを感じたが人や建物への被害はなく、また津波の発生もなかった。環太平洋造山帯に位置するペルーは、世界有数の地震国だ。


【チリ】

■チュキカマタで事故 BioBio Chileの記事
国内有数の銅山、第2(アントファガスタ)州のチュキカマタで事故があった。作業で使用するダイナマイトが誤って爆発したもので、男性作業員1人が重傷を負い、このほか2人が軽傷を負った。3人はいずれもコブレ病院に運ばれ、手当てを受けている。3人は事故当時、側溝をほる作業中だった。

■テムコ、男性が列車に轢かれる BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州都テムコで、男性が列車に轢かれ死亡した。この事故が起きたのは、ラス・オランダス通りと215号線にかかる踏切だ。死亡したこの26歳の男性は、歩いて踏切を渡っていたが、イヤホンで音楽を聴いていたため、接近してきた列車に気づかなかったとみられる。


【アルゼンチン】

■死亡女性、転落死か Datachacoの記事
フフイ州のウマワカ渓谷で死亡した日本人女性は、転落死とみられる。宿に荷物を預けたまま、予定を過ぎて帰らないことから、捜索が行われ、遺体が発見されたものだ。死亡したキケガワ・トシコさん(60)の死因はまだ特定されていないが、散策中に転落して死亡したとみられる。

■スブテ、アスベスト被害 Real Politikの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)職員らが、アスベスト被害にあっている可能性が高いという。構内などに使用されているアスベスト(石綿)が肺に蓄積するなどしているもので、今後発癌する可能性などがある。利用者に比して長時間、構内にいる職員らに、重大な労働災害が起きている可能性があると環境学の専門家が指摘した。

■サルタ、旅客鉄道便 El Tribunoの記事
サルタではこの2日から、新しい旅客鉄道サービスが開始される。サルタ市内とグエメスを結ぶ区間で、旅客便の運転が始まるものだ。この鉄道はこれまで、貨物便のみが運転されていたが、地元が旅客便の復活を長期にわたり要望し、ようやく実現することになった。

■マイアミの邦人、平静 Télamの記事
米国、フロリダ半島のマイアミに居住、滞在するアルゼンチン国民は、平静を保っているという。在マイアミの領事館が明らかにしたものだ。カテゴリー5のハリケーン「ドリアン」の接近の可能性が指摘されているが、目立った混乱は出ていないとした。このハリケーンは1日、バハマ諸島に接近している。


【エクアドル】

■ベネズエラ人、農業と建設業に El Comercioの記事
国内では農業と建設業が、ベネズエラ難民の雇用の受け皿になっているという。コロンビア国境のカルチ県の行政が明らかにしたものだ。大量の難民が国内にも流入しているが、この2つの分野に就労する同国民が多いという。このほか、路上などでの物売りで生計を立てる難民も多い。

■滑走路補修、250人体制 El Universoの記事
グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港の滑走路補修は、250人体制で行なわれている。この週末から、週末ごとに同空港は一定時間閉鎖され、この作業が行なわれる。このため、同空港発着の便のスケジュール変更やキャンセルが起きている。子の補修には、5百万ドルかかる見通しだ。


【コロンビア】

■FARCの7人を拘束 NTN24の記事
ベネズエラ国境地域では、コロンビア革命軍(FARC)の7人が先週以降、拘束されたという。政府と和平合意したこの組織だが、一部勢力が先週、再武装化を宣言した。この動きを受け軍は、この「残党」の摘発に動いている。この一部武装化について、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権の支援があるとの見方が強い。

■カルタヘナ、魚への注意 Caracol Radioの記事
カルタヘナでは、魚への注意が呼びかけられた。エル・ラギート地区でとれた魚について、汚染が起きているため食用には適さないとの警告が発せられたものだ。専門家によると、食用とするには不適切な物質を含み、健康被害が生じるおそれがあるという。


【ベネズエラ】

■ドゥケ、マドゥロ告発 El Carabobeñの記事
コロンビアのイバン・ドゥケ大統領が、国連に対しニコラス・マドゥロ氏を告発した。ゲリラ組織だったコロンビア革命軍(FARC)の一部が再武装化を宣言したが、ドゥケ大統領はこの勢力をマドゥロ政権が支援していると断じている。テロ支援の重罪を犯していると、国連に対し訴えるものだ。マドゥロ氏側はこの指摘を否定している。

■グアイド、ゲリラ問題に触れる El Carabobeñoの記事
アラグア州を訪れたフアン・グアイド暫定大統領は、集まった人々への演説でゲリラ問題に触れた。コロンビアの左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)がベネズエラ国内に拠点を置いていることが指摘されている。グアイド氏はこのような「異常な状態」が放置されていることに疑問を示し、マドゥロ政権に忠誠を誓う軍側に、しかるべき対応を求めた。

■記者ら、脅迫受ける NTN24の記事
フアン・グアイド暫定大統領につき、アラグア州で取材を行なっていた記者らが、脅迫を受けたという。記者らの団体が明らかにしたもので、脅しをかけたのはグアイド暫定大統領の警備兵らだった。脅迫を受けた記者らは少なくとも7人にのぼる。グアイド氏側の対応の問題点が指摘されるのは、初めてとみられる。

■ホンジュラスも期限切れ容認 El Universalの記事
ホンジュラス政府もこの30日から、ベネズエラ国民の「期限切れパスポート」を容認した。多くの国民が生活困窮を逃れ国外に向かっているが、パスポートの新規取得が難しい状況にある。このためすでに米国やブラジル、カナダなどか、期限切れパスポートを正規の書類とみなし、入国などの手続きを認めている。

■カラカスは「天国」 Venezuela al Díaの記事
地方出身者にとって、今もカラカスは「天国」だという。西部マラカイボからこの町に来た男性によると、地元では停電が一日12時間にも及び、生活が成り立たないが、カラカスではまだ経済活動があり、ましだという。このカラカスでも停電や断水が頻発し、物資不足が続いている。

■1ドル、2万5千Bs突破 RPPの記事
カラカスの平行(闇)市場ではすでに、1ドルは2万5千ボリバール・ソベルノを突破している。昨年8月20日に実質デノミで導入されたこの通貨だが、下落が続き、ここにきてこの下落ペースが増している。同市場では1日時点で、1ドルは2万5950.42Bsとなり、1ユーロは2万8643.30Bsとなっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アマゾン、今も発火 TelesurTVの記事
ブラジル、アマゾンの火災では、今もなお新たな発火点が生じている状態だ。多くの火災が起きているパラ州の警察が明らかにしたものだ。消火に向けた活動が続く一方、新たな発火は抑えられておらず、コントロールに至っていない状況だ。また大統領令で禁じられた新たな野焼きを行なう動きもあるという。

■煙のせいで交通事故 La Prensaの記事
ブラジル、アマゾン火災のせいで、交通死亡事故が起きたという。大規模火災のため煙が国内上空を覆っていることが報告されているが、サンパウロ州でこの煙による視界不良でトラックとミニバスの衝突事故が起きた。この事故で、合わせて6人が死亡したという。現場から火災地点までは、数千キロ離れていた。

■ドリアン、バハマへ Caracol Radioの記事
ハリケーン「ドリアン」は1日、バハマ北部に接近した。カリブ海で発生したこの低気圧はさらに発達し、最高度の「カテゴリー5」となった。直近の進路予想では、懸念されたフロリダ州の直撃は避けられそうだが、同州やジョージア州などへの接近の可能性は否定できない。現在このハリケーンは、最大風速70メートルとなっている。

■航空便の欠航広がる Prensaの記事
ハリケーン「ドリアン」の影響で、航空便の欠航が広がっている。フロリダ州マイアミ、フォート・ローダーデールの空港は離着陸が可能な状態だが、コパ航空やスピリット航空、アメリジェットなどが欠航を決めている。さらにエミレーツ航空も、マイアミ線の一時休止を発表した。

■ハイチ、闘争再燃へ Kaos en la Redの記事
ハイチでは、市民による社会闘争が再燃しつつある。国内では経済の疲弊や政権の汚職報道が相次ぎ、ジョブネル・モイーズ政権の退陣や新憲法制定などを求める市民による闘争が今年、起きていた。鎮静化していたが、この動きが再び起きつつある。ラテンアメリカ・カリブ海地域の最貧国である同国の、さまざまな矛盾が表出している。

■ボウソナロ、入院へ El Universoの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、10日ほど入院するという。大統領府が明らかにしたもので、悪化したヘルニアの手術による治療を受けるためだ。同大統領は選挙戦中の昨年9月6日、腹部を刃物で刺され、この事後治療のため大統領就任後にも数度、入院治療を受けていた。

■殺人、この27年で最少 Ultima Horaの記事
エルサルバドルでこの8月に起きた殺人は、月別としてはこの27年でもっとも少なかった。同国ではナジブ・ブケレ新大統領が就任し、いっそうの治安対策を示している。国内ではパンディージャと呼ばれるギャングメンバーの台頭で、殺人などの重大犯罪が高止まりしていた。一日あたり殺人は6月1日時点で9.2件だったが、今は7.7件まで下がった。

■サポーター157人を拘束 ABC Colorの記事
パラグアイの警察は、フットボールチームのサポーター157人を拘束した。30日、試合会場でサポーター同士の衝突が発生し、銃弾を受けた28歳の男性が死亡した。この衝突に関与した、複数のサポーターグループが摘発され、この規模の拘束となったものだ。スポーツ施設、会場での暴力禁止の法規定に抵触するとの理由からだ。

■ホンジュラス、また記者殺害 Caracol Radioの記事
ホンジュラスでは、また記者が殺害される事件が起きた。Canal6のエドガル・ホエル・アギラール氏が殺害されたものだ。銃撃を受け、複数の弾丸を浴びて死亡したという。周囲によると同氏は、ここしばらくの間命の脅迫を受け続けていたという。記者らの団体は、暴力による表現報道の自由への脅しと、反発している。

■パナマ大使館、破綻状態 Criticaの記事
キューバ、ハバナにあるパナマ大使館が、破綻状態だという。キューバ国民はパナマを訪れる際、ビザに相当する、ツーリストカードを入手する必要がある。このカード取得の手続きを行なう人が同大使館に殺到し、業務に滞りが生じている状態だ。先月には、このカードのシステムの不良で、数日間カード発行ができなくなる状態も生じた。

■大司祭、デング抑止を祈る Procesoの記事
ニカラグアの大司祭が、デングの抑止を祈った。1日に行なわれた日曜のミサの場で、この祈りがささげられたものだ。ネッタイシマカが媒介するデングが、国内で急速に広がっている。同大司祭はマナグアの大聖堂でのミサで、この異例の動きを見せた。国内では今年、デング感染ですでに15人が命を落としている。

■パラグアイ、UAEビザ免除 Gulf Newsの記事
パラグアイは、アラブ首長国連邦(UAE)のパスポートホルダーへのビザを免除した。在アブダビのパラグアイ大使館が明らかにしたものだ。両国の相互免除が9月24日に合意され、この措置がとられたという。これまではエントリービザが発給されていたが、100ドルほどのコストがかかっていた。


【国際全般】

■法王、救助される Caracol Radioの記事
ローマ法王フランシスコ1世が、消防に救助される事態が生じた。1日、日曜のミサに向かおうとした法王が、エレベーター内に閉じ込められる事態となった。バチカンの警備兵では対応ができず、消防が出動する事態となった。高齢の法王が脱水症状を起こすことなどが心配されたが、大事には至らなかった。


【サイエンス・統計】

■スペイン、成人にも接種 El Paísの記事
スペインでは、成人に対しても麻疹(はしか)の予防接種が行なわれる。同国保健省が明らかにしたもので、ワクチンの効果が薄いと分析された1970年から1980年に生まれた人に対し、再度接種を行なう方針だという。麻疹は現在、世界的に感染が増加しており、欧州各国でもこの対策が進められている。



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