2019.09.03

【ボリビア】

■火災、2人めの死者 La Razónの記事
国内で起きている大規模林野火災で、2人めの死者が出た。ラパス県ユンガス地方のコロイコで、林野火災の消火活動にあたっていた消防士が誤って300メートルの高さから転落し、その後死亡したものだ。消火活動にあたっていた22歳の男性が死亡したケースに続き、2人めの死者となった。

■スーパータンカー、10日め La Razónの記事
空中消火用航空機スーパータンカーの国内での活動は、2日で10日めとなった。このボーイング747型滝はこの日、サンタテレシータでの消火活動を行なった。一度に15万リットルの水を輸送できるこの機材は、東部での大規模林野火災を受け、政府が米国企業からチャーターし、8月24日から消火に参加している。

■消火、5地域で難航 La Razónの記事
サンタクルス県のチキタニアの5地域では、消火活動が難航している。東部で起きている大規模林野火災でもっとも大きな被害を出しているのが、このチキタニアだ。アクセス困難地など5地域では、消火活動がままならず、難航していることが伝えられた。一方、大きな被害が生じたロボレでは2日から、すべての学校が再開された。

■ベニ、渇水の影響も El Díaの記事
ベニ県での林野火災は、渇水の影響も確実に受けているという。東部で大規模林野火災が起きているが、同県でも発生し消火活動が続けられている。同県の広い範囲では昨季、雨の量が少なく、乾季に入ってもこの影響が残存していた。乾燥が進んだことで、火が広がりやすい状況となっているという。

■ワヌニ、警官500人派遣 Página Sieteの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山には、警察官500人が派遣されたという。この鉱山では、産出物を横流しする「フク」という犯罪の横行が指摘される。県警はこの緊急対策として500人を派遣し、一斉検挙を行なっているという。国内最大の錫鉱山であるこの鉱山だが、このフクのため収支が著しく悪化していることが指摘されている。

■LGBTQ、野党候補に猛反発 Página Sieteの記事
LGBTQ団体が、野党PDCの大統領候補、チ・ヒュンチュン氏に猛反発している。韓国出身の同氏は、国内の同性愛者などに対し「適切な治療を行なう」などの発言をしたという。性的マイノリティをあたかも「病気」であるかのように捉えた発言で、容認できないとし、猛批判しているものだ。

■アリカ港に強い反発 La Razónの記事
ボリビア港湾局が、チリ北端のアリカ港に強い反発を示した。ボリビアが外港として使用するアリカ港だが、この港湾側が貨物扱いなどの手数料の引き上げを発表した。同局の解析によると、200%もの値上げとなっている事例があり、反発したものだ。政府は外港機能をペルー南部のイロ港に移転習やする計画だが、このアリカ港の措置がこれを後押しする可能性がある。

■テレフェリコ内で暴力 El Deberの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)のゴンドラ内で、利用者が暴力を受ける事件が起きた。白線で起きた事件で、暴力をふるった男は当時、酒に酔っていたとみられる。この告発を受け、運営するミ・テレフェリコは事件の解明を進めるとともに、再発防止に取り組むとした。現在、10本のテレフェリコ路線が営業中だ。

■市と運転手、5日に対話 La Razónの記事
ラパス市と、市内の交通事業者らは、この5日に対話を行なう。市営のBRT、プマ・カタリの拡張を受け、経営上の圧迫を受けるとして運転手らが反発しているものだ。運転手らが大規模ストライキを示唆する中、両者間の話し合いがこの日、行なわれることになった。プマ・カタリは8月25日から、アチュマニに乗り入れたばかりだ。

■ヌード広告に批判 Página Sieteの記事
ヌード女性を採用した、野外広告に批判が上がっている。OPAL社が、缶入りクバ・リブレ(カクテル)の広告を設置したが、女性のヌード写真が使用された。ラパスのシモン・ロペス通りなどに設置されているが、女性活動家団体などが反発し、「品性に欠ける」となどと批判しているものだ。


【ペルー】

■アビアンカ、国内線は維持 Gestionの記事
アビアンカ航空は、ペルー国内線については維持する姿勢だ。同社CEOが語ったものだ。同社は財政上の問題を抱え、経営の再建策を示している。この中で、前身となるTACAペルー以来運航してきた、リマからの国際線の多くを休止する方針だ。しかし、国内線については現在の体制を維持するとした。

■ワスカラン、プラスチック回収 Perú21の記事
アンカッシュ県のワスカラン国立公園では、プラスチックゴミ1000キロが回収された。プラスチックによる汚染は海洋のみならず、地上にもわたっている。公園側と地域の人々が、この公園内でこうしたゴミを集める作業をしたものだ。国内ではプラスチックゴミ対策として、この8月1日からレジ袋に新たな課税が始まっている。


【チリ】

■癌のハイチ女性、面会求める BioBio Chileの記事
末期癌となっている25歳のハイチ移民女性が、両親との面会を懇願している。この女性は国内で生活していたが、激しい身体の痛みを感じ、診療を受けたところ膵臓癌と診断された。すでに末期のため自らハイチを訪れることはできず、ビザなどの関係で難しい、両親の来智を各方面に求めているという。

■少雨に関わらず大気は好転 BioBio Chileの記事
雨が少ないにも関わらず、サンティアゴ都市圏の大気汚染は、軽減しているという。サンティアゴは南米有数の大気汚染都市で、スモッグ警報が後を絶たない。しかしこの4月から8月、75%の日はこうした警報が出なかった。雨は少なかったものの、汚染原因となっているまきの使用などが抑えられたためとみられる。


【アルゼンチン】

■マクリ、ドル購入制限 Caracol Radioの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、米ドルの購入制限を敷いた。国内では8月11日の予備選(PASO)結果を受け、通貨ペソが対米ドルで暴落する事態が生じていた。マクリ政権は経済への影響が大きいと判断し、この購入制限を支持し、この措置を12月31日までとることを明らかにした。一人あたり1万ドルを超える額を月に購入することはできなくなる。

■ペソ、購入制限で上昇 El Paísの記事
マウリシオ・マクリ政権が発表した米ドル購入制限を受け、通貨ペソは対米ドルで2日、上昇した。為替市場では先週末の終値は1ドルはおよそ61ペソだったが、この日は57ペソまで上昇している。マクリ政権は先週末、為替安定化のための新たな施策をとることを明らかにしていた。

■日本人女性死亡、事故と結論 Clarínの記事
フフイ州の警察は、ウマワカ渓谷で日本人女性が死亡した件について、事故と結論づけた。キケガワ・トシコさん(60)が不明との通報があり、捜索の結果遺体が見つかったものだ。現場の状況から、誤って転落死したと結論づけられ、この女性の荷物に荒らされた形跡もなかったという。

■リネアB、集改札スト Perfilの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアBでは2日朝、改札をオープンにする集改札ストが行なわれた。朝7時頃から、この路線のフェデリコ・ラクロセ駅で行なわれたものだ。スブテでは、アスベスト(石綿)が使用されており、職員に健康被害が及ぶおそれが指摘され、職員らがこの抗議のためこのストを行なったという。


【エクアドル】

■リャンガナテス、2人救助 El Comercioの記事
トゥングラワ県のリャンガナテス国立公園で不明となっていた観光客2人が、無事救助された。8月30日、この2人は同公園に入ったが、以後連絡がないと家族が通報していた。山岳救助隊が陸と空から捜索し、14時間後にこの2人を発見し救助したという。

■グアヤキル、バス炎上 El Universoの記事
グアヤキルの道路で、バス車輛が炎上した。2日朝、67番の系統のバス車輛がペリメトラルへの道路を走行していた際、突然火が出たという。乗っていた30人はすぐに避難したが、火の回りは早く、その後5分ほどで車輛は炎上した。この車輛の電気系統の断線が、出火原因とみられる。


【コロンビア】

■ELN構成員、戦闘で死亡 Caracol Radioの記事
アラウカ県のアラウキータで、軍とゲリラ組織民族解放軍(ELN)との戦闘があり、同組織の戦闘員1人が死亡した。政府とELNは和平交渉を行なっていたが、この1月にボゴタでELNが大規模テロを起こしたことから政府側が態度を硬化させ、軍による掃討展開が行なわれている。このELNの背後に、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権があることが指摘されている。

■カルタヘナ、殺人のない10日間 Caracol Radioの記事
カルタヘナではこの10日間、殺人が一件も起きていないという。警察が明らかにしたもので、政府や警察による治安対策が奏功したものとしている。コロンビアでは殺人件数は概して多いが、2017年と2018年のこの町の殺人件数を比較すると9%の減少となつており、治安対策が効果を示しつつあるという。


【ベネズエラ】

■米国「軍事は使いたくない」 Stereo100の記事
米国政府は、ベネズエラへの「軍事オプション」は使いたくない、と断じた。同国はコロンビア、ボゴタにベネズエラ問題を扱う専門の部署を置いた。この部署への取材で語られたもので、同国が「独裁政権」と位置づけるニコラス・マドゥロ政権が円滑に退けば、このオプションを使用する必要はないと述べた。

■グアイド「ゲリラは放擲せよ」 Kien y Keの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ゲリラ組織を国内から放擲せよと述べた。コロンビアの元左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の一部が、再武装化を発表した。また民族解放軍(ELN)が国内に拠点を置いていることが指摘されている。グアイド氏は、これらの組織の背後にニコラス・マドゥロ政権の支援があることを前提に、放擲するべきと述べた。

■難民を選挙の材料にするな El Pitazoの記事
コロンビアのカルロス・オルメス・トルヒーリョ外相は、ラテンアメリカ各国に対し、ベネズエラ難民問題を選挙の材料としないよう求めた。大量の難民が発生し、各国が大量に苦慮する中、一部で選挙のテーマとしてこの難民の排除を掲げる動きなどがあるという。同外相は、これをテーマ化することは「重大な誤りだ」と警告した。

■アルバン氏の死、警察官のせいに El Universoの記事
野党議員フェルナンド・アルバン氏の変死の責任が、2人の警察官にかぶせられた。昨年10月、同議員はインテリジェンス機関から一方的に拘束され、この拘束先の建物から転落死した。インテリジェンス機関やニコラス・マドゥロ政権はこの死との関与を否定しており、現場にいた2人の警察官の責任と位置づけられたという。

■8月の原油輸出、史上最低に Diario de Cubaの記事
国産原油のこの8月の輸出は、過去最低水準となったという。ベネズエラは世界有数の産油国だが、ニコラス・マドゥロ政権の経済失政により生産体制が維持できず、輸出などが落ち込んでいることが報告されている。OPECによると、この月のベネズエラの輸出は一日当たり62万5806バレルと、2003年以来の低さだという。

■グアイド、対話回帰準備か Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定政権側も、ニコラス・マドゥロ政権側との対話の再開の準備を始めたとみられる。ノルウェー政府の斡旋で、この対話がバルバドスで行なわれていたが、今は中断中だ。マドゥロ政権側かこの再開に意欲を示したことを受け、グアイド暫定政権側もこの動きを見せ始めたという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ドリアン、バハマで1人死亡 Caracol Radioの記事
ハリケーン「ドリアン」が接近通過したバハマでは、これまでに1人が死亡している。同国の諸島では、合わせて1万3千棟の住宅にこの被害が及んだ。気象機関によるとこの接近で、同国では最大風速83メートルを記録したという。とくに北部の島では2日、海岸部の多くの人に、避難勧告が出されていた。

■ボウソナロ、国連との対話模索 El Universoの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は、国連側とアマゾン火災について対話を行なうことを模索しているという。今月、ニューヨークで行われる国連総会の場で、この件をテーマとした話し合いができないか、探っているものだ。同政権の対アマゾン政策について、各方面から非難が上がっている。

■支援は受領、干渉は拒絶 El Universoの記事
ブラジル国民は、アマゾンへの国際的関心が高まり、火災への支援について「ありがたい」と思う一方、他国からの過干渉については拒絶する姿勢だ。世論調査の結果だ。国際社会からの理解、支援は76%が歓迎したが、一方で75%は国内アマゾンの動向を決定するのはブラジル人だとの意識を持っている。

■ハイチで抗議デモ El Diarioの記事
ハイチの首都ポルトー・プランスでは、また大規模なデモが行われた。同国ではベネズエラの経済問題を受け、供給が減ったことからガソリンの不足が起きている。この事態に抗議する市民のデモが行われ、一部が暴徒化する事態となった。ベネズエラの石油会社を舞台とした汚職疑惑もあり、市民の怒りが高まっている。

■クエルナバカで乱射 El Universoの記事
メキシコ、クエルナバカのバスターミナルで2日朝、銃の乱射事件があった。武装したグループがこの施設内で突然銃撃を行なったもので、これまでに5人が死亡し、1人が負傷している。この町を州都とするモレロス州では、組織犯罪の横行が続いており、州警察はこの関与について調べを進めている。

■パラグアイ、6万9千ha焼失 ABC Colorの記事
パラグアイのチャコ地方では、これまでに6万9千ヘクタールが、火災で焼失したという。政府側が2日、示した数字だ。ブラジル、ボリビアとともに同国内でも大規模な林野火災が発生し、消火活動が続けられていた。しかし2日の時点では、衛星からのデータではすべての火が消えた状態となったという。

■史上最悪のデング流行 ABCの記事
ホンジュラスは今期、史上最悪のデング流行に見舞われている。国内の北部、カリブ海岸を中心に、ネッタイシマカが媒介するこの感染症が流行状態となっている。同国保健省によると、この感染による今年の死者はすでに117件で、感染総数は6万6千件を超えている。この感染は隣国ニカラグアにも広がっている。

■パラグアイでもデング増 ABC Colorの記事
パラグアイでもデングが増加している。同国保健省によると、このネッタイシマカが媒介する感染症は国内のアマンバイ、アルト・パラナ、セントラルで多く、今年の感染数は8602件に達した。通常、感染数が減少する8月だけでも、278件の感染が報告されている。同じ蚊によるチクングニヤ熱、ジカ熱の感染も続いている。

■インテルジェット、破綻の疑い SDP Noticiasの記事
メキシコのインテルジェットは、破綻の可能性がより高まっていると指摘された。同社の経営側は先週、メディアからのこの指摘について全面的に否定している。しかし企業財政の専門家は、同社が抱える巨額の負債が経営を圧迫し、破産法適用などの可能性があることを明確に指摘した。

■ウルグアイ、緊急電話変更 El Observadorの記事
ウルグアイでは、緊急通報の電話番号が、変更された。これまで消防の通報番号は「104」だったが、警察、事件通報の「911」に統合され、一本化されたという。この措置は2016年からとられていたが、当面この「104」も使用できる状況だったが、この9月からは使用できなくなったものだ。

■ネハパの火祭り Euronewsの記事
エルサルバドルのネハパでは8月31日、伝統の火祭りが行なわれた。首都サンサルバドルの北30キロにあるこの町では毎年この日、火の玉を投げ合う、奇祭が開催されている。この祭は、1658年に起きた火山噴火を今に伝えるため、行なわれているものだ。


【国際全般】

■ドリアンで空港閉鎖 El Universoの記事
ハリケーン「ドリアン」の接近を受け、米国フロリダ州の空港の閉鎖が相次いだ。フォート・ローダーデールやオーランドの空港は完全に閉鎖され、多くの便が欠航している。一方でマイアミ、タンパの空港は閉鎖はされておらず、運航するかどうかは各航空会社の判断となった。南米大手のアビアンカは、3日の同地域発着路線全面停止を決めている。



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