2019.09.07

【ボリビア】

■消火、一進一退 El Díaの記事
東部で起きている大規模林野火災の消火は、一進一退の状態だ。とくに被害が大きいサンタクルス県のチキタニアでは依然として、11の行政地域で火が出ている状態だ。米国の空中消火航空機スーパータンカーが出動するなどしているが、火の完全なコントロールの道筋はまだ、見えていない状況にある。

■ロシアのヘリが到着 El Díaの記事
ロシアから提供を受けた消火用ヘリコプター、Chinookがサンタクルスのビルビル国際空港に到着した。このヘリは、一度に1万2千リットルの水を輸送できる。スーパータンカーよりは規模は小さいが、小回りの利く消火活動が可能になる。ロシアは、合わせて3機を提供する予定だ。

■マクロン氏と電話会談 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領と、フランスのマクロン大統領が電話会談した。マクロン氏はG7サミット開催時から、アマゾン火災への懸念を示しており、この消火への協力などについて申し出るため、この会談を行なったという。モラレス大統領は6日、コロンビアで開催されたアマゾン保全の6か国会議に参加した。

■日本、ボリビアに物資提供 El Mundoの記事
日本政府は、火災と闘うボリビアに物資提供を行なう。JICAを通し、消火活動に参加する消防士、軍人などへの支援物資や、消火に必要な物資を送るとしたものだ。消防士が使用するマスクや衣料品、さらに飲み水が対象とみられる。日本政府は、この措置は2011年の地震被害を受け出された、仙台の防災宣言に基づくものだという。

■オルーロ知事、法的追求へ El Díaの記事
政府と警察は、オルーロ県のビクトル・ウゴ・バスケス知事に対し、法的追求を行なう。同知事はタリハからオルーロに車で移動中、飲酒運転の容疑で摘発されていた。本人は否定していたが、ポトシ県警がこの動画を公開し、事実であることを伝えた。バスケス知事が運転していたのは、公用車とみられている。

■警察、キジャコジョ封鎖阻止 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県警は、キジャコジョでの道路封鎖を阻止した。地域の交通事業者らが要求行動の一環で、コチャバンバとを結ぶ幹線道路を封鎖しようとした。しかし警官隊が催涙ガス弾を使用してこれを制圧し、封鎖そのものを阻止したという。この際、抵抗した運転手ら8人が、拘束されたという。

■BoA、広告費使い過ぎ Página Sieteの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)が、過度に広告費を使っていたと報告された。BoAの財政上の問題を指摘している、野党のジェルコ・ヌニェス上院議員が報告したものだ。FacebookやインスタグラムなどのSNSを通じ、250万ボリビアーノもの広告費を支出していたという。同社は国内市場の79%を占めるガリバーだ。

■ワヌニ、フク20人拘束 La Razónの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山で、「フク」20人が拘束された。同県警が明らかにしたものだ。フクは産出物を組織的に横流しする犯罪で、この鉱山ではこれによる多額の被害を受けていた。警察と軍による一斉摘発が行なわれ、このフクの容疑でこの規模の容疑者が摘発されたものだ。

■Boltur、6万4千人利用 La Razónの記事
国営旅行会社Bolturのパック旅行を、国内の延べ6万4千人が利用したという。国内観光の促進を目的に政府が5年前に、この国営会社を設立した。以後、長期休暇の時期などを中心に、ウユニ、ティティカカ湖などの人気の観光地向けのパックを販売している。

■サンクリストーバル、2個所でスト Página Sieteの記事
ポトシのサンクリストーバル鉱山の労働者らが、2個所でストを実施している。ラパス市内とポトシ市内の、それぞれの労働省の庁舎前で座り込みなどを行なっているものだ。労働者らは、本来受け取れるはずの手当金の支払いなどを求めている。この支払について、同省の「誤った認識」があったと指摘している。

■ペドロ・シモセ氏、日本から表彰 El Deberの記事
日系ボリビア人で詩人、作家のペドロ・シモセ氏が、日本から表彰を受けた。現在生活しているスペイン、マドリードの大使館で、長年の文化功績を称え表彰されたものだ。同氏はベニ県のリベラルタ生まれの79歳で、現在はスペイン国籍を取得している。日本側は、日本文学と欧州、ラテンアメリカ文学の橋渡しを高く評価した。

■クエカ・オルレーニャ、予行練習 El Deberの記事
10月6日に行なわれるクエカ・オルレーニャの大会の予行練習が、行なわれた。国民的ダンスであるクエカだが、ラパス、コチャバンバ、チュキサカ、タリハのメジャー4種に比し、オルーロはマイナーな存在だ。フォルクローレの首都として新たなダンスを発信するため、この大会が今年初めて、開催されるものだ。


【ペルー】

■サティポ、中毒で5人死亡 Perú21の記事
フニン県サティポ、リオ・タンボで、魚を食べた人々が中毒を起こし、これまでに5人が死亡した。パリハロのコミュニティで生じた事態で、死亡した内の3人はこどもだ。現時点で何らかの病害なのか、または化学物質の汚染などによるものか、原因は分かっていない。現地では29人が、中毒症状で手当てを受けている。

■保健省、担当者派遣 El Comercioの記事
保健省はフニン県のサティポに、担当者を急遽派遣した。リオ・タンボのコミュニティで、魚を食べた人々が中毒症状を起こし、5人が死亡、29人が手当てを受けている。今の時点で中毒の原因は分かっておらず、なんらかの病害や伝染病である可能性もあり、保健省が緊急対応をとったものだ。

■リマ、選挙を求めるデモ El Comercioの記事
リマでは6日夕方、議会選挙の前倒し実施を求める、デモが行われた。前大統領の辞任にともない、副大統領から昇格したマルティン・ビスカラ大統領は、この選挙前倒しを行なう姿勢を示している。この姿勢を支持し、議会を「解散」して早期の選挙を求める市民らが、デモ行進を実施したものだ。

■インカの壁、また受難 Correo Perúの記事
クスコ市内の「インカの壁」がまた、落書き被害を受けた。中心部のマルリ通りのスコティアバンクの建物の壁の一部が、白くペンキで塗られていたという。クスコでは、こうした文化財に対する落書きなどの行為は重罪とされている。現在文化省が修復の計画を進め、また警察が容疑者の特定を急いでいる。


【チリ】

■メトロ延伸、具体化へ BioBio Chileの記事
バルパライソのメトロの延伸計画が、具体化する。バルパライソとリマチェを結ぶこの鉄道を、ラ・カレラまで延伸する計画が浮上している。この実現に向け、エンジニアらが今後2年をかけ、具体的計画をまとめることが明らかになった。この鉄道は、バルパライソとビーニャ・デル・マールを結ぶ区間は地下化されている。

■コキンボ、油流出か BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州の海岸で、油が流出した可能性がある。エラドゥラ湾で、海面に大量の油が浮いているのが6日、明らかになったものだ。現在この規模などの確認が行なわれており、回収に向けた準備が進められている。今の時点で、油がどのように流出したのかは分かっていない。


【アルゼンチン】

■フェルナンデス氏、ポルトガルへ Télamの記事
大統領候補者、アルベルト・フェルナンデス氏は、スペインに続き、ポルトガルを訪れた。同氏はリスボン市内で、同国のアントニオ・コスタ首相と会談している。8月11日の予備選(PASO)で同氏は優勢となり、政権交代の可能性が高まっている。メルコスルと欧州連合の関係性を見据えた、欧州訪問となっている。

■イナゴ、アンタへ El Tribunoの記事
イナゴの大群は今、トゥクマン州のアンタを襲っているという。パラグアイで発生したこの大群は、フォルモサ、チャコ、サンティアゴ・デル・エステーロ州を経てトゥクマン州に入った。この地には大群は2週間ほど居座っており、地域の農業被害が深刻化するおそれがある。イナゴにより、視界不良が起きている地域もある。

■スブテ、運転再開 Página12の記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)は運転を再開した。6日13時から17時にかけ、全路線で運転が止まったものだ。運転の安全性などを経営側に求めた要求行動で、この数日前には朝の時間帯に2時間の時限ストが行なわれていた。今回のストは、利用者への影響はより広がったとみられる。

■不幸せなアルゼンチン人 Infocieloの記事
アルゼンチン国民は、幸せを感じにくいという。イプソスが世界28か国で調査を行ない、各国民がどれほど幸福感を得ているかを調べたのこの結果アルゼンチンは、幸福を感じる人が34%と最下位だったという。オーストラリアとカナダがトップでともに86%だった。


【エクアドル】

■プール利用者らが中毒 El Comercioの記事
キト、ミラフローレスの屋内プールの利用者らが、中毒を起こした。水泳の競技者らが利用するこのプーノを使用した後、頭痛や吐き気などの症状を示す人が続出したものだ。消毒用に使用されている化学物質の影響とみられている。中毒の重症者はおらず、当局側が原因などを調べている。

■キト、露天商が増加 El Comercioの記事
キトでは、露天商が増加しているという。店舗を持たず、路上などで無許可の販売営業をする人が増えているものだ。こうした露天商は、場所代や税金などを負担しておらず、店舗で営業する商店主らとの軋轢が生じている。この露天商は、ベネズエラ難民の流入により増加したとみられる。


【コロンビア】

■アビアンカ、カナダ路線開設へ Reporturの記事
アビアンカ航空は、新たにボゴタとカナダ国内を結ぶ路線を、開設する方針だという。同社は現在、経営上の危機にあり、路線再編などを進めている途上だ。とくにペルー発着路線を大幅に削減するなどする一方、高収益が期待できるカナダへの新路線開設を準備していることが明らかになった。

■住宅に重量トラックが転落 Caracol Radioの記事
カルタヘナの住宅に、砂を運んでいた重量トラックが転落した。サンベルナルド・デ・アシスのラ・マリア地区の住宅に、上部の道路からこのトラックが転落したものだ。この住宅は大破したが、住民4人は外出中だったため、難を逃れた。トラックの運転手は負傷したものの、命に別状はない。


【ベネズエラ】

■検察、グアイドに捜査 El Comercioの記事
検察は、フアン・グアイド暫定大統領に対する新たな捜査を開始するとした。ガイアナとの間で領有紛争が続いているエスキボについて、同氏が放棄を企てたと主張し「大逆罪」に該当するとしたものだ。検察を含め国内の司法システムは、ニコラス・マドゥロ政権の言いなり状態となっている。

■野党、グアイド支持を確認 EFEの記事
議会で多数を占める野党のグループは、フアン・グアイド暫定政権の支持を確認した。会合を持ち、民主選挙の結果による新政権誕生まで、暫定政権を支えることを確認したものだ。1月、ニコラス・マドゥロ政権が憲法上失効したことを受け、議会議長のグアイド氏が暫定政権を立ち上げ、50か国以上から承認を受けている。

■マドゥロ、国境に3千人配備 El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、コロンビア国境に兵ら3千人を配備した。同政権は、この国境地域について、上から2番めのランクの「オレンジ色警報」を出している。同政権はこの国境地域で大規模軍事演習を行なう姿勢も示している。コロンビアのイバン・ドゥケ政権は「軍事的脅しだ」と反発している。

■ククタの難民、事態を憂慮 E Carabobeñoの記事
コロンビアのベネズエラ国境の町、ククタに住むベネズエラ人らは、軍事的緊張を憂慮している。マドゥロ政権がこの緊張を煽り、兵の増強などを図っているものだ。国内での生活困窮から、この町に逃れ身を寄せるベネズエラ国民は数が多く、この事態でこの移民生活をも脅かされるおそれがあると懸念している。

■マスターカード、取り扱い停止 Contra Réplicaの記事
マスターカードは、軍人や兵向けの金融機関の取り扱いを停止した。これまで同社は、この金融機関に口座を持つ者のクレジット、デビットカードを扱っていたが、これを停止したものだ。この措置について同社は、理由など詳細を明らかにしていない。この停止を受け、農業銀行の口座などにも影響が及んでいるという。

■経済、ドル化が進む El Venezolanoの記事
国内では着実に、通貨の「ドル化」が進展しているという。ニコラス・マドゥロ政権は昨年8月、実質デノミとなる、新通貨ボリバール・ソベルノを導入した。しかし以後も通貨の下落が続き、国内通貨を持つことに国民が不安を抱いている。また物価上昇から通貨不足も起きており、日々の支払いなどが事実上、ドルに切り替わっているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バハマ、死者は30人に El Comercioの記事
強いハリケーン「ドリアン」の被害を受けたバハマでの死者は、30人となった。被害はこの諸島の北部、グラン・バハマ島とアバコ島に集中している。現在同国政府は、避難者のために無料の航空便を運航しているという。同国には、米国を中心に国際社会からの支援も届きつつある。

■レティシア、6か国会議 El Universoの記事
コロンビアのレティシアでは、南米6か国による会議が行なわれた。アマゾンの火災を受け、同国のイバン・ドゥケ大統領の呼びかけで、アマゾン保全をテーマに行なわれた緊急会議だ。コロンビア、ペルー、エクアドル、ボリビアの大統領とスリナムの副大統領、ブラジルの外相が参加した。

■H&M、ブラジル産牛革中止 Caracol Radioの記事
ファストファッション大手のH&Mは、製品へのブラジル産牛革の使用を中止した。アマゾンでの火災が問題となっているが、この背景に同国での牛の飼育の急増があることが指摘されている。アマゾン保全のためにも、同国産の牛革を使用しないという態度を示す必要があるとして、この使用中止を発表した。

■ブラジル経済相が謝罪 ABC.esの記事
ブラジルのパウロ・グエデス経済相が、フランスに対し謝罪した。G7サミット開催時、同国のマクロン大統領とボウソナロ大統領の間の舌戦があった際、同大臣はマクロン大統領夫人を「本当に醜い」と中傷し、国内外から批判を浴びていた。当初は冗談と説明していたが、批判が日増しに大きくなり、謝罪したものだ。

■ボウソナロ、暴行から1年 Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、選挙戦時に暴力を受けてから6日で1年となった。極右の同氏は昨年のこの日、遊説先で腹部を殴られ、重傷を負った。同政権の支持者らが、この「1周年」とそ復帰を祝った。一方で、同政権に対するブラジル国民からの支持は、大きく下がっている。

■サンパウロで交通スト Télamの記事
南米最大都市であるブラジル、サンパウロでは5日午後、交通ストライキが行なわれた。労働者らによる要求行動で、一部の路線バスが停止または減便したものだ。この影響で、対象路線ではバスの便を待つ人の長い行列ができた。市内のメトロ(地下鉄)は増便対応をとったが、それでも大混雑している。

■アブド、イバンカ氏と面会 RFIの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領は6日、米国ドナルド・トランプ大統領の娘、イバンカ氏と面会した。イバンカ氏はコロンビアに続き同国を訪れている。アスンシオンの大統領府で両者が面会したもので、女性の地位向上などのテーマで話がなされたとみられる。

■ハイチ、混乱続く El Transigenteの記事
ハイチでの混乱は続いている。同国ではガソリンの不足、涸渇が生じ、国民による激しいデモが起きているものだ。同国にはベネズエラがエネルギーを供給しているが、同国の混乱やオイル会社ペトロカリベを舞台とした汚職事件などが、影響しているものだ。この事態に、モイーズ政権の退陣を求める声も高まっている。

■ニカラグアの人権侵害指摘 Caracol Radioの記事
国連人権高等弁務官事務所は、ニカラグアの人権侵害を指摘した。同国では昨年4月から反政府行動が激化したが、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧が続いた。弁務官のミチェル・バチェレ氏は、オルテガ政権による過度の武器使用や暴力が蔓延したことを指摘し、人道上の危機にあると断じた。

■ニカラグア・マーキング La Vanguardiaの記事
ニカラグアで、野党党員の自宅などに「マーキング」がなされているという。反政府行動を受け、ダニエル・オルテガ政権による弾圧が強まる中、野党党員が人権侵害を受けるケースが相次いでいる。レオンのある野党党員の自宅には、俗語で銃弾を意味する「鉛」という単語が書かれていた。

■パナマ、航空利用増 Excelencias Panamáの記事
パナマシティでの航空利用は増加した。トクメン国際空港の利用はこの1~7月、前年同期に比して8%増えたと空港側が明らかにした。この空港をハブとするコパ航空の利用が堅調に推移し、また同社傘下のLCC、Wingoの利用も好調だったという。この期の便の運航数は、前年同期比で17%の増加だった。

■エア・パナマ機、緊急着陸 Prensaの記事
エア・パナマの旅客機が、緊急着陸した。5日16時頃、同社のフォッカー50型機が、パナマ・パシフィコ空港に緊急着陸したという。同社によるとこの機体の、技術的トラブルが生じたもので、機長がこの着陸を判断した。この便はダビド、チリキに向け離陸したばかりだったが、この直後に着陸したという。

■ボラリス、1500万人輸送 Aviación21の記事
メキシコのLCC、ボラリスはおよそ1500万人を今年、輸送しているという。同社が1~8月の輸送実績を示したものだ。この期の総輸送客数は1447万9千人と、前年同期比で20.8%の増加だった。同社は右肩上がりに実績を伸ばし、国内線においてはレガシーキャリアのアエロメヒコの輸送を上回っている。

■パラグアイ、観光列車運行 ABC Colorの記事
パラグアイでは来週から、観光列車の運行が始まる。「エル・イングレス」という愛称の蒸気機関車を使用し、イパカライ、イタウグア、アレグアを結ぶ便が運転されるものだ。観光省はこの「トレン・デル・ラゴ」(湖の列車)の運行で、地域の観光開発が進むとの期待感を示した。



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