2019.09.09

【ボリビア】

■消火活動、新たな死者 El Díaの記事
大規模林野火災に見舞われているサンタクルス県チキタニアで、消火活動を行なっていた男性消防士が死亡した。この男性はラパス県から、自主的に消火活動に参加していたという。倒れている男性を仲間が見つけたもので、外傷などはなく、肺に汚れもなかったことから、火や煙の影響ではなく心疾患によるものとみられている。

■Chinook、活動開始 La Razónの記事
ロシアから提供を受けた消火用ヘリコプター「Chinook」の活動が開始された。一度に1万2千リットルの水を輸送でき、航空機より小回りの利く活動が可能になるものだ。サンタクルス県のサンイグナシオ・デ・ベラスコで、最初の消火活動を行なったという。ロシアはこの機材を3機、ボリビアに派遣予定だ。

■スーパータンカー、視界不良の影響 Página Sieteの記事
米国からチャーターを受けた消火用航空機スーパータンカーは、煙による視界不良の影響を受けた。8月24日から、一度に15万リットルの水を輸送できるこの機材が、消火活動に参加している。しかし火災で発生した煙のため、有視界飛行を必要とするこの機材は、運航が制限されたという。

■トゥナリ、新たな出火 Los Tiemposの記事
コチャバンバ県のトゥナリ国立公園では、新たな林野火災の火の手が上がったという。この公園でも火災が発生し、当局側はおおむねコントロールされたとしていた。しかしレウケ・パンパ付近で新たな火の手が上がっていることが確認されたという。現在空軍も出動し、消火活動が行なわれている。

■選挙運動凍結、今週も Página Sieteの記事
10月の総選挙に向けた運動の凍結は、今週も続く見込みだ。東部で起きている大規模林野火災を受け、エボ・モラレス大統領と与党MASが、選挙運動を自粛しているものだ。対火災の対応が今も続いていることから、今週もこの自粛が続くものとみられる。野党陣営は、すでに選挙運動を再開している。

■エボ、スクレで3つの公約 Correo del Surの記事
スクレを訪れたエボ・モラレス大統領は、この町で3つの大型公共事業を進める約束をした。市内に癌など腫瘍疾患の専門病院を設けること、大型のスポーツ競技施設を建設すること、またアバスト市場の建て替えを行なうことの3件だ。10月20日に迫る総選挙に向けた、公約とみられる。

■サンクリストーバル、和解 Página Sieteの記事
ポトシ県のサンクリストーバル鉱山では、労使間での和解が成立した。労働者らが、不当に削減された手当金の支払いを求め、ポトシとスクレで座り込みなどを行なっていた。労働省斡旋で労使間対話が行われ、経営側が労働者一人当たり3万5千ボリビアーノを支払うことが、合意されたという。

■ユンガス、タンクローリー転覆 El Díaの記事
ラパス県のユンガス地方で、タンクローリーが転覆する事故が起きた。カラナビとアルト・ベニに結ぶ区間で、サンボルハから来たこの車輛が丸太に乗り上げ、コントロールを失った。衝突事故を起こし、路上に転覆する事態となった。運転手の男性は負傷したものの、命に別状はない。

■サンタクルスでキヌア生産へ Página Sieteの記事
サンタクルス県では2020年から、キヌアの生産が開始される。アンデス原産の穀物であるキヌアは、国内ではラパス、オルーロ、ポトシ県の高地地方が産地だ。熱帯の低地で生産する取り組みが進められており、サンタクルス県内ではすでに試験的な栽培も行なわれている。来年から、商業生産が開始されるという。

■モレナーダの日を祝う La Patríaの記事
フォルクローレの都オルーロでは7日、「モレナーダの日」が祝われた。アンデス発祥のモレナーダは、国内でもっともポピュラーなフォルクローレのダンスだ。2014年からこの日がモレナーダの日と制定され、市内では実際にこのダンスを多くの人が踊り、この日を祝った。ユネスコ無形文化遺産のオルーロのカルナバルでも、このダンスは花形となっている。


【ペルー】

■中毒、合わせて70人が手当て Radio Nacionalの記事
フニン県サティポの集団中毒で、医療を受けた人は70人となった。保健省が明らかにした数字だ。アシャニンカ語をは話すパリハロのコミュニティの祭で食事をした人が症状を呈し、5人が死亡したものだ。保健省はヘリを出して中毒者を近隣の町に搬送した。汚染物質を含んだ魚が、中毒の原因とみられている。

■イキートス、強風被害 El Comercioの記事
ロレト県都イキートスでは8日早朝、強風による被害が生じた。風速25メートルに近い風が吹き、建物などへの被害が相次いだものだ。プンチャナ、ベレンなどでは一部、住民が自主的に避難する動きもあった。気象機関によると暑い空気が交わって生じた風で、異常気象にともなうものだったという。


【チリ】

■移民法反対デモ、15人逮捕 BioBio Chileの記事
サンティアゴ中心部では移民法改正に反対するデモがあり、暴徒化した一部の15人が拘束された。セバスティアン・ピニェラ政権が、増え続ける移民に対応するため条件の厳格化などを図ったものだ。これに対しデモ参加者らは、外国人への無用の差別にあたるとして、反対の声を上げた。

■ビジャリカ、警戒据え置き BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州と第14(ロス・リオス)州の境界にあるビジャリカ火山の、警戒ランクは据え置きとなった。火山活動の兆候がみられるものの、現在出されている、上から3番めのランク「黄色警報」のままとなったものだ。現時点で、火口がある山頂から500メートル圏内は、立ち入り禁止となっている。


【アルゼンチン】

■IVA免除、一定の効果 Télamの記事
政府による付加価値税(IVA)の免除は、インフレ対策として一定の効果があったという。8月、経済危機を受け、日本の消費税にあたるIVAについて、主要食糧品目について免除する措置をとった。この措置のため、高い水準で続いていたインフレが、この8月下半期は数字上、落ち着く結果となったという。

■マル・デル・プラタ、霧の影響 0223の記事
ブエノスアイレス州のマル・デル・プラタは8日朝、霧の影響を受けた。濃霧に覆われ、視界不良となつたことを受け、アストル・ピアッソリャ空港の滑走路は午前9時過ぎに全面閉鎖された。気象機関によるとこの悪天候は10日頃まで続く見通しで、今回と同様の霧が発生する可能性もあるという。

■イナゴ対策、始動へ Corrientes Hoyの記事
イナゴ対策が、本格始動する。パラグアイから到来したイナゴの大群がフォルモサ、チャコ、サンティアゴ・デル・エステーロ州を経て、現在サルタ州のアンタ郡で猛威を振るっている。各州と農業省はこの対応に本腰を入れることとなった。現時点での農業被害の概要は明らかになっていない。

■2か月で2000便が飛来 Río Negroの記事
バリロチェの空港には、この7、8月の2か月間で、合わせて2000便が飛来したという。地域の観光局が明らかにした数字だ。冬の観光シーズンを迎えたこの地には、とくにブラジルなどからのチャーター機の飛来が今季、多かった。さらにLCCを含めた国内線の新路線就航もあり、この数字を後押しした。

■コンドル6羽、放たれる Infobaeの記事
リオ・ネグロ州でコンドル6羽が放たれ、自然に還された。保護され、ブエノスアイレス、パレルモの動物園で一時飼育されていた個体が、野に戻されたものだ。コンドルは個体数が激減し、アンデス全体で絶滅が危惧されている。これら6羽は、国内各地で保護されてきたものだという。

■交通警察官、轢かれて死傷 Te´lamの記事
ブエノスアイレス、パレルモの路上で交通警察官2人が車に轢かれ、1人が死亡、1人が重賞を負った。警察官らは交通整理にあたっていたが、乗用車がこの事故を起こした。この車輛は現場近くに放置され、運転していた者は現場から逃走したという。死亡したのは28歳の女性警察官で、負傷は30歳の男性警察官だ。


【エクアドル】

■アルゼンチン危機、邦人にも影響 El Universoの記事
アルゼンチンで起きつつある経済危機が、現地で生活するエクアドル国民にも、影響を及ぼしている。家族とともに生活する男性によると、通貨下落と物価上昇が著しく、生活そのものの逼迫感が否めないという。ブエノスアイレスには、エクアドルからの留学生も多く、学生生活にも支障が生じつつある。

■5G、来年から El Universoの記事
新しい通信の規格である5Gの試験運用は、来年にも国内でスタートするという。ラテンアメリカではウルグアイですでに開始され、アルゼンチンやチリ、ブラジルなどで試験運用が開始されているが、国内ではまだ準備段階となっている。通信行政は来年から試験をスタートするが、サービス開始の時期は不明だという。


【コロンビア】

■ペルー、エクアドルに難民受け入れ要請 Caracol Radioの記事
オンブズマン機関は、ペルーとエクアドル政府に対し、ベネズエラ難民の受け入れを要請した。大量の難民が発生しているが、両国はそれぞれ、入国ベネズエラ人にビザ取得を義務づける措置をとっている。国境などを視察したオンブズマン機関は両国のこの措置を批判し、無条件に難民を受け入れるよう求めた。

■商業施設の天井が落ちる Caracol Radioの記事
ボゴタの商業施設ウニセントロで7日午後、建物の天井部分が崩落する事故が起きた。買い物客でにぎわう中突然起きた事態で、落下物に巻き込まれた合わせて14人が負傷した。また現場周辺からは事故直後、多くの人が逃げ惑ったという。この事態による重傷者はいない。


【ベネズエラ】

■ボルトン氏、グアイド氏支持強調 RunRunの記事
米国政府のジョン・ボルトン補佐官は、フアン・グアイド暫定政権を支持すると、あらためて強調した。ニコラス・マドゥロ政権の意のままの司法が、グアイド氏を「大逆罪」で捜査すると先週、発表している。この動きを牽制するための発言とみられる。米国をはじめ、50を超える国々が暫定政権を支持承認している。

■マドゥロ、香港のデモを批判 El Pitazoの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、香港で長引いているデモを批判した。政権として声明を出したもので、香港市民によるこのデモは違法であると非難し、一刻も早く鎮静化することを求めた。デモ隊が批判の矛先を向けている中国は、マドゥロ政権の後ろ盾の一つとなっている。

■マドゥロも自殺行為と知っている El Tiempoの記事
アナリストのモイセス・ナイム氏は、「ニコラス・マドゥロ氏もコロンビアとの戦争が、自殺行為と知っている」と述べた。国境での兵増員や大規模演習など、同国への挑発行為が目につくが、同氏はこの件について、マドゥロ政権の「恐れと焦り」が背景にあると断じた。

■レデスマ氏「時間の猶予はない」 Noticieroの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、もう時間の猶予はないと断じた。フアン・グアイド暫定政権に呼びかけたもので、ニコラス・マドゥロ「簒奪」政権を一刻も早く終わらせなければならないと述べたものだ。同氏はマドゥロ政権批判から、弾圧を受け、これを逃れてコロンビアに亡命した。

■スペインにも難民1万5千人 Europa Pressの記事
スペインにも、ベネズエラ難民が押し寄せている。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮を逃れ、多くの国民が国外に流出し難民化している。スペインの移民局によると、人道的見地から国内居住が認められたベネズエラ国民は今年、1万5315人に達している。もっとも多くの難民を受け入れたコロンビアには、140万人がいるとみられる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バハマ、軍が被災地支援 The Guardianの記事
バハマの兵ら900人が、ハリケーン「ドリアン」の被害を受けた島々に派遣された。同国北部のアバコ島、グラン・バハマ島では甚大な被害が生じており、政府がこの派遣を決めたものだ。現時点で43人の死者が出ているが、今もなお多くの不明者がいることを政府側が明らかにしている。

■バハマ、人道上の危機に Caracol Radioの記事
強いハリケーン「ドリアン」による甚大な被害を受けたバハマは、人道上の危機に立ちつつある。アバコ島では、今も収容されていない遺体が残存しているとの報告がある。こうした状況から、被害を受けた島々では、衛生上の危機に直面する可能性がある。このハリケーンにより、同国では7万人が住まいを失った。

■森林破壊ペース、早まる El Comercioの記事
ブラジルでは森林破壊のペースが、確実に早まったという。1~8月の破壊面積は6404.4平方キロメートルと、前年同期より91%も増加した。また8月に限ると、この面積は前年同月から3倍に増えている。1月に就任した極右のジャイル・ボウソナロ大統領は、森林破壊を「フェイクニュース」と位置づけている。

■ボウソナロ、4度めの手術 Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は8日、就任後4度めとなる手術を受けた。サンパウロの医療機関で受けたものだ。同氏は昨年9月の選挙戦中、腹部を刺されて重傷を負っており、就任後もこの対応手術を受けているものだ。この手術のため、コロンビアで開催されたアマゾン会議は、衛星回線を通じた参加となった。

■司祭、ブラジルに結束呼びかけ El Universoの記事
ブラジル、カトリック教会の司祭らの協会が、国民に対し結束を呼びかけた。7日の独立記念日にメッセージを出したものだ。協会を代表しワルモール・オリヴェイラ・デ・アゼヴェド枢機卿は、暗に国内で社会的な分断が深まっていることを示しながら、国民に対し結束することを呼びかけた。

■パンディージャ20人拘束 El Universoの記事
グアテマラの警察は、パンディージャ20人を拘束した。パンディージャはギャングメンバーで、この暗躍により中米各国では治安の悪化が起きている。今回ケツァルテナンゴで拘束されたこれらのパンディージャには、32人に対する殺人などの容疑が課せられている。

■ニカラグア、送金増加 Procesoの記事
ニカラグアが国外から受け取った送金額は今年、増加している。同国中央銀行が明らかにしたものだ。国外から国内に向けた送金はこの1~6月、7億9660万ドルに達している。この額は、前年同期比で9.9%の増加だ。4~6月の区分では、米国からが56%を占め、以下コスタリカ17.5%、スペイン13%となった。

■ニカラグア、観光フェア Cadena Gramonteの記事
ニカラグアでは初めての、観光フェアが開催された。首都マナグアで開催された「NICATUR」では、国内外の観光業者、関係者らが参加した。ニカラグアの観光は堅調に推移していたが、昨年4月からの反政府行動とダニエル・オルテガ政権の弾圧で、大幅な落ち込みを記録している。

■パラグアイの牛肉は打撃 Última Horaの記事
パラグアイの牛肉は、大きな打撃を受けることになるという。メルコスルと欧州連合との間の新たな、貿易の枠組みなどが合意されている。この内容によると、パラグアイ産の牛肉については、欧州圏への輸出が25%減る可能性が高いという。メルコスル、欧州間のこの合意は、アルゼンチン、ブラジルの主導で行われた。

■非識字が増加 ABC Colorの記事
パラグアイではこの数年で、非識字者の割合がむしろ増加しているという。政府機関が2018年に行なった調査で、国民に占める非識字者の割合は6.0%だった。この数字は2015年時点では4.4%で、3年で実に1.6ポイントも上昇したことになる。15歳以上の国民の非識字者は29万人いるという。

■パナマーコーヒー、価格新記録 Prensaの記事
パナマ産コーヒーの価格が、過去最高に達した。先週、中東ドバイの市場で、国産コーヒーの価格が1万ドルの値をつけた。コーヒー生産者の団体は、国産コーヒーの品質が評価されたものと歓迎している。現在、コーヒーを飲む人の著しい増加で、コーヒー価格の高騰が起きている。

■パナマ-ダビド、50ドルか Criticaの記事
新たに計画が浮上しているパナマシティとダビドを結ぶ鉄道の運賃は、50ドル程度の設定になる見込みだという。中国による投資で、この鉄道が新たに整備されることになった。両都市を結ぶ交通は現在はバス、航空機が主流で、一日8万人が移動しているとみられる。鉄道開業で、1万1千人がこの交通機関を利用すると試算された。


【国際全般】

■ドリアン、カナダで洪水 El Nuevo Sigloの記事
ハリケーン「ドリアン」は、カナダで洪水を引き起こした。バハマに甚大な被害をもたらしたこのハリケーンは、勢力を弱めながら北上した。カナダの太平洋岸、ハリファクスに近いエドワード王子島ではこの接近により、洪水が発生した。またハリファクス市内では、建設現場のクレーンが倒れる事故も起きている。

■カタール、ルアンダへ Gulf Timesの記事
カタール航空が新たに、アンゴラの首都ルアンダに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、来年3月29日から、ドーハとルアンダを結ぶ直行便を週5往復の体制で運航する。使用機材はビジネス22席、エコノミー232席のボーイング787型機だ。この路線開設で同社のアフリカ乗り入れは17か国24都市となる。


【サイエンス・統計】

■ノルウェー、犬が大量死 El Universoの記事
ノルウェーで、犬が大量死しているという。当局側が7日、明らかにしたもので、嘔吐や出血などの症状を呈した犬がすでに、数十匹死んでいる。その多くは首都オスロ付近で起きているが、現時点では何らかの感染症なのか、ほかの原因なのかなどは分かっていない状況だ。多くの犬は突然、この症状に陥っている。



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