2019.09.10

【ボリビア】

■チキタニア、依然困難 La Razónの記事
大規模林野火災に見舞われたサンタクルス県チキタニアは、依然困難な状況だ。エボ・モラレス大統領は、懸命の消火活動にも関わらず、出火地点が今も増えていることを明らかにした。米国のスーパータンカー、ロシアのChinookといった消火用航空機材が導入されているが、コントロールの兆しが見えていない。

■警察、5件で捜査中 La Razónの記事
東部で起きている大規模林野火災について、警察は5件について、容疑者特定に向けた捜査を行なっているという。これらの火災は、この時期に行なわれるチャケオと呼ばれる野焼きが原因とみられる。出火原因をつくった容疑者の特定を、政府側も進める姿勢を示しており、警察も捜査に本腰を入れている。

■イリューシン機が飛来 La Razónの記事
林野火災の消火用にロシアから派遣された、イリューシン機がサンタクルスの空港に到着した。この機材は一度に5万リットルの水を輸送でき、初日はサンイグナシオ・デ・ベラスコで消火活動を行なった。ロシアはヘリ「Chinook」も国内に送っており、さらに政府は米国のスーパータンカーをチャーターしている。

■トリニダでも火災 El Díaの記事
ベニ県都トリニダ近郊でも、林野火災が起きている。地域消防によると9日、サンペドロ2地区などにまたがる山林で、火災が生じたという。気温の急上昇にともなう、自然発火の可能性があるとした。東部では現在、大規模林野火災が起きているが、ベニ県内でも複数個所で、火の手が上がっていた。

■エボ、リード広げる La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、選挙戦でのリードを広げた。10月20日の大統領選に向けたCISモリ社の与論調査の結果だ。モラレス大統領に投票するとした人は36%と、次点のカルロス・メサ氏の25%を11ポイント上回った。しかし3位のオスカル・オルティス氏が11%で、決選に至った場合の行方は不透明だ。

■チ氏、また差別発言 La Razónの記事
カトリック系政党から大統領選に出馬する、韓国出身のチ・ヒュンチュン氏が、またLGBTQに対する差別発言をした。同氏は性的マイノリティを「病」に例え、LGBTQ団体がこれを法的に告発した。この件を受け同氏は、同性愛者などは「正常な人間ではない」とまた、差別発言を繰り返した。

■ラパス、10日のストは中止 La Razónの記事
ラパスで10日に実施が通告されていた交通ストライキは、中止となった。市営BRTのプマ・カタリの路線拡大に反対する、既存業者らが通告していたものだ。しかしこのBRTについての再調査を受け入れ、この日のスト実施については回避することを決めた。それでも、ストの再実施に含みを見せている。

■オルーロ-コチャバンバ道で事故 La Razónの記事
オルーロとコチャバンバを結ぶ道路で、バスとトラックがからむ事故が起きた。ジャジャグア社が運行するバスが、トラックと衝突したもので、バスの乗客ら7人が死亡し複数の負傷者が出ている。一方の車輛が丸太と衝突し、コントロールを失ったとみられる。トラックの運転手は一時、現場から逃走した。

■エコジェットに説明求める El Díaの記事
交通通信監督庁は、航空会社エコジェットに説明を求めた。同社のこの8日のコチャバンバ発コビッハ行きの便が、実に8時間も遅れたという。利用者に重大な影響を及ぼしたおそれがあるとして、会社としての説明を求めたものだ。同社は、利用客に機材のトラブルと説明していた。

■ラパス-オルーロ道封鎖 La Razónの記事
ラパスとオルーロを結ぶ道路が9日、一部封鎖された。エルアルト郊外付近でこの封鎖が行なわれたもので、住民らがパタカマヤ-コロ、コロ-ナサカラ間の道路改善工事などを求めた動きだ。この封鎖で両都市を結ぶ物流、交通に影響が広がったほか、エルアルト市内でも渋滞が生じた。


【ペルー】

■フヒモリ氏、また入院 El Comercioの記事
元大統領のアルベルト・フヒモリ氏が8日夜、また入院した。在任中の人権問題で25年の刑を受けている同氏だが、循環器系の問題が生じたことから、リマ市内の病院に入ったという。同氏は近年、舌癌の手術を受けるなど健康問題が取りざたされている。一時恩赦により解放されたが、この措置は取り消されている。

■シリャパタ、緊急事態 El Comercioの記事
ワヌコ県ドス・デ・マヨ郡のシリャパタに、60日間の緊急事態が宣言された。この地では大規模な土砂災害が生じており、この被害がさらに拡大するおそれがあるとされる。10日、この宣言が出されたもので、緊急対応のため個人の権利などが制限を受けることになる。

■チリからの鶏肉など輸入停止 Gestionの記事
チリからのニワトリ、鶏肉、鶏卵の輸入が停止された。同国で飼育されているシチメンチョウから、鳥インフルエンザが検出された。この事態を受け、農業省が同国産のこうした産品の輸入停止を決めたものだ。タクナの陸路国境では、検疫体制が強化されるに至っている。

■フリアカ空港、滑走路改修へ Gestionの記事
プーノ県フリアカの空港の、滑走路の回収が行なわれる。空港を運営するアンディーノス社が明らかにしたもので、170万ドルを投じて再舗装などを行なうという。標高3800メートルにあるこの空港は、国内の商用空港の中でもっとも高地にあり、滑走路は4200メートルと長い。

■アビアンカ、クスコ線は維持 Gestionの記事
アビアンカ航空は、クスコ線を維持するとした。同社は経営難に陥り、合理化策のため、TACAペルーに起源をもつリマ発着線の大幅削減方針を示している。とくに国際線は12月以降休止が相次ぐが、リマとクスコを結ぶ路線については維持すると、本社側が明らかにした。

■パンパマルカでバス事故 Correo Perúの記事
アプリマック県のアヤクチョ県境、パンパマルカでバス同士の事故が起きた。ナスカとアバンカイを結ぶ国道26号で起きた事故で、エスプレッソ・インテルナシオナル・パロミノ社のバスが横転したものだ。この事故で7人の乗客が負傷し、アバンカイ市内の病院に搬送されている。


【チリ】

■ビジャリカ、警戒引き上げ BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州と第14(ロス・リオス)州の境にあるビジャリカ火山に対する警戒度が引き上げられた。この火山には上から3番めの「黄色警報」が出されていたが、これが2番めの「オレンジ色警報」へと変わった。この措置により火口から半径2キロ圏内への立ち入りは禁止される。同火山では活動の高まりが指摘されている。

■第8州、浸水も BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州の広い範囲は9日、大雨や強風と言った悪天候に見舞われた。州内では風速20メートルを超える風が吹き、多いところでは24時間雨量が33ミリに達した。このため州都コンセプシオンを含む都市部で、浸水や冠水などが報告されている。内陸のロス・アンヘレスでは、広い範囲が水に覆われた。


【アルゼンチン】

■マクリ、教育政策に注力 Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、教育政策に注力する姿勢を示した。教育界の表彰の場で明らかにしたものだ。現在アルゼンチンは、再び経済危機に見舞われているが、こうした事態を打開し、貧困に立ち向かう上で重要な手段が教育であるとマクリ大統領は断じ、将来を見据えた教育政策を展開するとした。

■マクリ、24日に訪米 Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領はこの24日に、訪米する。ニューヨークで行われる国連総会参加のための訪問だ。総会の場で、マクリ大統領は演壇に立つ予定となっている。またこの訪問中、米国をはじめ各国首脳との会談が予定されているという。この訪米には、蔵相なども同行する。

■フェルナンデス氏は帰国 Télamの記事
大統領候補者のアルベルト・フェルナンデス氏は9日、帰国した。同氏はスペイン、ポルトガルを訪問していたが、アルゼンチン航空の便でブエノスアイレスのエセイサ国際空港に戻った。同氏は記者らの質問に、有意義な訪問だったと答えている。8月11日の予備選(PASO)では、同氏が優勢となっている。

■ポサーダス、煙に覆われる El Territorioの記事
ミシオネス州都、ポサーダスの上空は、煙に覆われているという。パラグアイ、チャコ地方で起きた大規模林野火災の煙が、この空に流入しているものだ。ブラジルで起きたアマゾン火災の煙は一時国内のヒロイン範囲に達していた。気象機関によると、この煙の影響はしばらく続くとみられるという。

■イナゴの大群、二手に Nuevo Diarioの記事
イナゴの大群は今、二手に分かれて被害をもたらしている。パラグアイから到来したこの大群はフォルモサ、チャコ州からサンティアゴ・デル・エステーロ州やサルタ州に到達した。現在カタマルカ州のラバリェと、サンティアゴ・デル・エステーロ州のグアサヤンで、このイナゴの大群による食害が起きている。

■低体温症で遊泳断念 La Nacionの記事
イギリス海峡の遊泳横断に挑戦していたマティアス・オラ氏は、低体温症のため断念した。同氏は中途まで挑戦したものの、想像以上の水の冷たさから低体温症となったという。現在34歳の同氏は、持病だった喘息の克服を目指して水泳を始め、今は世界各国を泳ぎで結ぶ挑戦を行なっている。


【エクアドル】

■難民、通過ビザを検討 20 Minutosの記事
政府は、ベネズエラ難民に対するトランジットビザの発給を検討し始めた。大量の難民流入を受け、この8月26日から入国ベネズエラ人はビザ取得が必要となった。しかしこの措置で、ペルーやチリなどに向かう難民の陸路通過が難しくなっているとの指摘があり、この対応策として通過ビザの発給の検討に入ったものだ。

■コトパクシ、バス事故 El Universoの記事
コトパクシ県でバス事故があった。県都ラタクンガ近郊のプヒリ、サルセドを結ぶ道路で9日朝6時40分頃、水を運んでいたトラックがコントロールを失い、衝突を受けたバスが横転した。この事故でこれまでに3人が死亡し、20人が負傷している。バスはライビサからサルセドに向かっていた。


【コロンビア】

■お尻にマリファナで逮捕 El Espectadorの記事
ボゴタのエルドラード空港で、臀部にマリファナ(大麻草)を隠していた男が逮捕された。サンアンドレス島への便に乗ろうとしたこの観光客の男は、臀部にマリファナ4キロを巻きつけ、運ぼうとしていたという。薬物の捜査犬が反応し、この事実が明らかとなった。

■パスト空港、年内に工事 Caracol Radioの記事
国内南部ナリーニョ県都、パストの空港では年内に、施設の改善工事が始まるという。民間航空局が明らかにしたもので、230億ペソを投じてこの工事を行なう。2300メートルの滑走路を持つ同空港には現在、アビアンカとTACが乗り入れ、ボゴタ、カリとの間の路線が運航されている。


【ベネズエラ】

■バチェレ氏、拷問の存在指摘 Caracol Radioの記事
国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏は、ベネズエラで拷問が存在することを指摘した。7月に国内を訪れた同氏は、国内で人権侵害が起きていることを報告していた。この裏づけの一つとして、ニコラス・マドゥロ政権による拷問の存在を指摘した。身体的のみならず、精神面の拷問も含まれる。

■グアイド、軍事介入探る ABC.esの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、米国やコロンビアなどによる軍事介入の機会を探っている。ニコラス・マドゥロ政権の退陣に向けた道筋の一つとして、有力な選択肢と同氏は考えているという。同暫定政権は、米州機構(OEA)内の軍事的枠組みであるリオ条約への再加盟の手続きもとっている。

■米国、EUに制裁強化求める Télamの記事
米国は欧州連合(EU)に、制裁強化を求めた。米国はフアン・グアイド暫定政権を承認し、ニコラス・マドゥロ政権への圧力を強めている。米国側は新たにEUに対し、マドゥロ政権と同政権を支えるチャベス派に対する、経済制裁などのいっそうの強化を求めた。欧州の多くの国々も、グアイド暫定政権を承認している。

■ベネズエラはテロ支援国家 Descifradoの記事
コロンビアは国際社会に対し、ベネズエラはテロ支援国家だと呼びかけている。ニコラス・マドゥロ政権が同国の民族解放軍(ELN)を支援しているとの指摘がある。さらに、政府と和平合意したコロンビア革命軍(FARC)の一部が再武装化宣言した背後にも、マドゥロ政権があると、同国のカルロス・オルメス・トルヒーリョ外相が断じた。

■テロ支援の主張は「まぼろし」 El Diarioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、コロンビアが主張する「テロ支援」は幻であると断じた。同政権で観光副相の立場のホルヘ・ロドリゲス氏が断じたものだ。コロンビアのゲリラ組織、民族解放軍(ELN)やコロンビア革命軍(FARC)に対する、マドゥロ政権の支援の事実はないとし、コロンビア政府の幻想の中の主張だと反論した。

■アルーバ、入国禁止延長 Noticias Curazaoの記事
カリブ海のアルーバ島は、ベネズエラ国民の入国禁止を3か月延長した。自治政府が明らかにしたものだ。大量の難民が流入しかけたことから、船や航空便を通じた入国を規制している。この状況に変化がないとして、この措置を3か月延長したものだ。船で逃れる動きは、トリニダード・トバゴなどでも起きている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バハマ、不透明感 El Universoの記事
バハマは不透明感に満ちている。強いハリケーン「ドリアン」の被害で、北部の島を中心に壊滅的被害が生じた。現時点で死者は45人だが、不明者がまだ数多くいるとみられ、捜索が続く状況だ。住まいを失った人は7万人にのぼり、被災者にどのような支援が行なわれるかも見えていない。

■バハマ、犬の保護 Página 7の記事
バハマのハリケーン被災地では、犬の保護も行なわれている。家庭で飼われていた犬がこの被害により、野犬化の危機にある。国内外の動物保護団体がこれらの地域での犬97匹を保護した。もともとの飼い主のもとに戻れるかは不明だが、引き取りを前提に世話をしているという。

■バチェレ、ボウソナロ批判 Tée;lamの記事
国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が、ブラジルのジャイル・ボウソナロ政権を批判した。アマゾンで起きている火災について、同政権による「誤った認識」と政策がこの事態を悪化させたとしたものだ。極右のボウソナロ政権はアマゾン開発に積極的で、森林破壊について「フェイクニュース」と断じている。

■アブド、チャコをヘリ視察 ABC Colorの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領が、同国のチャコ地方をヘリコプターで視察した。この地域では大規模林野火災が発生し、広範囲が焼け落ちいている。ホアキン・ロア緊急事態相とともに現地を訪れ、再森林化など今後の復旧、復興に向けた計画づくりのための視察を行なった。

■ボウソナロ、10日に職務復帰 Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、10日に職務復帰する。昨年9月、選挙戦中の同氏は刃物で腹部を刺され、重傷を負った。この回復に向けた4度めの手術がこの週末、サンパウロの医療機関で行なわれていた。手術は成功し、術後の経過も順調なことから、この日から職務に戻るという。

■ハイチ、学校再開 La Vanguardiaの記事
ハイチ国内の学校の授業は9日、再開された。国内ではガソリンなどのエネルギーの不足の事態を受け、8月から学校が休校措置をとっていた。ガソリンをめぐる状況は変わっていないものの、この日から授業再開となったものだ。この事態を受け、モイーズ政権の退陣を求める、市民によるデモも相次いでいた。

■パラグアイで大規模停電 ABC Colorの記事
パラグアイでは9日昼過ぎ、大規模停電が発生した。首都アスンシオンやフェルナンド・デ・ラ・モラ、サンロレンソなどの複数の町で、送電が途絶えたものだ。電力機関によると、国内にある送電網のトラブルが原因で、すでに16系統は復旧したものの、23系統がまだ、使用できない状態だという。

■OPS、デング警報 Caracol Radioの記事
パンアメリカン保健機構(OPS)は、ラテンアメリカ全体に、デングについての警報を出した。現在ホンジュラスやニカラグアなどで、このネッタイシマカが媒介する感染症の流行が起きている。今期、両国だけでなくこの感染症が地域各国で多い水準にあるとして、警戒を呼びかけたものだ。

■ホンジュラスで抗議デモ El Nuevo Heraldの記事
ホンジュラスの複数個所では9日、市民らによる抗議デモが行われた。首都テグシガルパから4キロのラ・ティグラの森林を開拓し、住宅開発を進める計画が進展していることに、抗議したものだ。複数のコミュニティがこれに反対し、道路封鎖を実施した。警官隊が催涙ガス弾を使用し応戦したケースもあった。

■リオ市長、違法と繰り返す Caracol Radioの記事
ブラジル、リオデジャネイロの市長は「違法だ」と繰り返した。ブックフェアにおいて、いわゆるボーイズラブ作品の出展停止などを、プロテスタント系の同市長が差し止めようとしたが、司法が表現の自由を理由に市長側の「検閲」を禁じた。しかし同市長はこの措置に不満を募らせているという。

■ブケレ政権で殺人減少 El Tiempo Latinoの記事
ナジブ・ブケレ政権誕生から100日が経過したエルサルバドルでは、殺人が顕著に減少している。同国はパンディージャと呼ばれるギャングメンバーの暗躍などから殺人が多く、人口当たりの数では世界トップ水準だ。しかし同政権誕生後、「殺人が発生しない日」が数年ぶりに確認されるなど、殺人数の減少が進んでいる。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■南アからナイジェリア人帰国 El Universoの記事
南アフリカ共和国から帰国するナイジェリア人が相次いでいる。ヨハネスブルクなどで、ゼノフォビア(外国人憎悪)に基づく襲撃や暴力が相次ぎ、これまでに10人が死亡している。多くのナイジェリア人が標的となったことから、この一週間ほどで600人が帰国したという。この帰国のためのチャーター便の運航が始まっている。



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