2019.09.13

【ボリビア】

■火災、4地域に集中 La Razónの記事
大規模林野火災は、サンタクルス県の4行政地域に集中している。8月から国内東部で火災が続き、被害が広がっている。現時点ではチキタニアのサンイグナシオ・デ・ベラスコ、サンマティアス、ロボレ、チャラグアの4地域に集中している状態だ。気象機関によるとこれら地域はこれから、風が強まるという。

■サンタクルス、祝賀行事中止へ Página Sieteの記事
サンタクルス県は、県の記念日である9月24日の祝賀行事を、今年は中止する方針だ。同県内で大規模林野火災が起きており、未だに収束していないためだ。24日に向け、さまざまな祝賀行事が予定されているが、これらの大半は中止となるという。サンタクルス市については、実施される見通しだ。

■ベルギーから支援物資 Página Sieteの記事
ベルギーから、支援物資が到着した。東部で起きている大規模林野火災を受け、ペギー政府が消火活動に必要な物品や避難生活に必要な物資などを提供したものだ。この支援総額は22万ユーロにのぼるという。この火災を受けボリビアは、アルゼンチンやペルー、米国、日本、フランスなどから支援を受けている。

■チキタニア、牛7万頭の危機 La Razónの記事
サンタクルス県チキタニアでは、牛7万頭が危機に瀕しているという。東部で起きている大規模林野火災の影響で、ロボレやサンマティアス、サンイグナシオ・デ・ベラスコでの畜産業が、崩壊の危機にあるという。同地域では合わせて、すでに210万ヘクタールが焼失している。

■チキタニア、魚の大量死 El Díaの記事
サンタクルス県のチキタニアでは、魚の大量死が起きているという。この地域では8月から大規模林野火災が起きており、この灰により川や湖などの、水質に影響が生じているためとみられる。この大量死で、地域の水の衛生環境が悪化するおそれもあり、漁業者の生活にすでに影響が出始めている。

■副大統領、2候補を批判 Los Tiemposの記事
アルバロ・ガルシア・リネーラ副大統領は、大統領選に出馬しているカルロス・メサ氏、オスカル・オルティス氏を批判した。副大統領は、両候補が公約に掲げているテーマの大半が、与党MASの政策の「焼き直し」であると断じ、オリジナルな政策はとくにないと批判した。

■バスケス知事、警察と敵対せず El Díaの記事
オルーロ県のビクトル・ウゴ・バスケス知事は、警察に対する敵対的対応は取らないとした。タリハからオルーロに向かう公用車で飲酒運転をした疑惑が持ち上がり、警察が同知事を撮影した動画を公開した。同知事はこの公開を批判していたが、警察にこの対応についての裁判を起こすなどの行動はとらない、とした。

■MASの事務所、襲われる Página Sieteの記事
サンタクルスの、与党MASの選挙事務所が、襲われた。10月20日の総選挙に向け、議会議員選や知事選などの選挙戦の拠点となる事務所だ。国内では、モラレス大統領の再出馬が憲法に抵触すると考える人が今も少なくなく、この「21F運動」の暴徒化で起きた事件とみられている。

■女性、衝突で片腕を失う La Razónの記事
オルーロ県で起きた社会闘争による衝突で、女性が片腕を失ったという。同県警が明らかにしたものだ。県都南部のラ・ホヤ地区で、土地の所有権の闘争から住民同士の衝突が生じた。この事態で負傷した31歳の女性が、市内の病院で片腕を切断する手術を受けたという。

■ペルー海軍と共同演習 El Deberの記事
ボリビア海軍とペルー海軍が、ティティカカ湖で共同演習を実施した。反社会的行動への対処や、この湖での救助活動などの演習を実施したものだ。この湖は現在、密輸のルートの一つになっており、両軍の役割が高まっている。内陸国のボリビアだが、19世紀に創設された海軍が今も存続している。

■アリカ港値上げでインフレも Página Sieteの記事
財界は、チリ北部のアリカ港の港湾使用料の値上げで、国内でインフレが進行する可能性があると警告した。アリカ港側が、この事実上の値上げを一方的に通告したものだ。内陸国のボリビアは、この港湾を主な外港として使用している。政府はこの外港機能を、ペルー南部のイロに移転集約する計画を進めている。

■オルーロでサヤを踊る La Patríaの記事
フォルクローレの都オルーロで、サヤが踊られた。サヤは、アフリカ系黒人音楽とアンデス音楽が結びついた、ラパス県ユンガス地方発祥のリズムだ。この音楽は、アフロボリビアーノと呼ばれる黒人系文化の代表格で、ボリビアの歴史を今に伝えるものでもある。オルーロで開催中のブックフェアの会場で、このダンスが披露された。


【ペルー】

■ケイコ氏、拘束期間短縮 El Comercioの記事
最高裁は元大統領候補、ケイコ・フヒモリ氏の拘束期間の短縮を決めた。同氏は汚職疑惑を受け、36か月の予備拘束が認められていた。同氏や同氏の政党が解放を求めた判断を最高裁に求めていたが、解放は認めず、この拘束期間を18か月に短縮することのみを決定した。

■ウビナス、また爆発 El Comercioの記事
モケグア県のウビナス火山は12日朝、また火山性爆発を起こした。観測機関によると午前7時26分に起きたもので、火口からは大量の火山灰が噴出し、周囲に灰を降らせたという。2000年代中盤に噴火活動が起きたこの火山は、この7月から再び活発な状態が続いている。

■7歳児、父親のために歩く Perú21の記事
アンカッシュ県の高地地方で、7歳の男児が父親のため、極寒の中数時間を歩いたという。35歳の父親が運転する車が事故を起こし、この父親が重傷を負った。近くに民家などがないため、動ける状態だったこの7歳児が助けを求め、夜道を歩き続けたという。その後この父親も、無事救助された。

■ジャガーに襲われ女性死亡 Perú21の記事
プーノ県最大都市のフリアカで、ジャガーに襲われた女性が死亡したという。18歳の女性が、市内の路上で死亡しているのが発見されたものだ。事件として捜査が始まったが、頭部にできた傷の形状などから、ジャガーに襲われた可能性が高いと判断された。この報を受け、周囲では警戒が高まっている。


【チリ】

■ビジャリカ、オレンジ維持 BioBio Chileの記事
ビジャリカ火山に出されている、上から2番めのランクの「オレンジ色警報」は維持されている。第9(ラ・アラウカニア)州と第14(ロス・リオス)州の境にあるこの火山の火口から、噴煙と溶岩流の噴出が確認された。以後、落ち着いた状態となっているが、防災機関はこの警報レベルを維持する姿勢だ。

■メトロ5号、一時止まる BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)5号線は12日、一時運転を見合わせた。運営側によるとプラサ・マイプとモンテ・タボールの区間で、16時58分から運転が止まったという。この理由については、同社は明らかにしていない。その後17時19分には再開され、全線での運転となったため、利用者への大きな影響はなかった。


【アルゼンチン】

■食糧危機、全会一致で可決 Télamの記事
上院議会は提出された食糧危機宣言法案を、全会一致で可決した。下院で可決されたこの法案は上院に送られ、与党のみならず左派も賛成に回り、全会一致となった。経済問題、さらにペソの大幅下落などで、国民が食事をとれなくなる事態が生じかねないとして、2022年12月までこの宣言が有効とされる。

■8月のインフレは4.0% Télamの記事
この8月の国内の物価上昇は、4.0%だった。中央銀行が明らかにした数字だ。8月11日の予備選(PASO)結果を受け、通貨ペソが暴落する事態となり、物価上昇が顕著となっていた。しかし政府は、基本的食料について、日本の消費税にあたる付加価値税(IVA)を免除する措置をとり、食料品物価の上昇は4.5%にとどまったという。

■リオ・ネグロ、脱線事故 Infobaeの記事
リオ・ネグロ州で、鉄道の脱線事故が起きた。パタゴニア北線を走行していた貨物列車が、線路上にいた牛と衝突し、機関車が脱線し横転したものだ。この事故で、機関車に乗っていた運転士2人が負傷し、病院に搬送されている。この貨物列車はリオ・コロラドから、チョエレ・チョエルに向かっていた。

■ジェットブルー、撤収示唆 America Retailの記事
チリのLCC、ジェットスマートは、アルゼンチン市場からの撤収を示唆した。同社は今年、国内線に参入したばかりだが、ハブと位置づけるブエノスアイレスのエル・パロマール空港の夜間離着陸が制限され、運航体制に重大な影響が出ているという。競争が激化している背景もあり、撤退もありうるとの見方を示した。


【エクアドル】

■入国ベネズエラ人は激減 El Comercioの記事
ホセ・バレンシア外相は、入国ベネズエラ人数が激減したことを明らかにした。大量の難民流入を受け、政府はこの8月26日から、入国ベネズエラ人にビザ取得を義務づけた。この発動前、一日当たりの入国数が6千人に達していたが、これ以後は40~60人に減少し、まさに「正常化」したという。

■ガラパゴス、観光客救出 El Universoの記事
ガラパゴス諸島で、行方不明となっていたスペイン人観光客が、救助された。サンクリストーバル島で、この男性観光客は消息を絶っていたという。国立公園と警察が協力して捜索を行ない、およそ4時間後に無事発見したものだ。この男性は脱水症状気味ではあったが、元気だという。


【コロンビア】

■ドゥケ、対話を拒絶 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権との対話を拒絶した。国境地域での緊張を受け、国連のアントニオ・グティエレス事務総長が、緊張緩和に向けた対話を呼びかけた。しかしドゥケ大統領はマドゥロ「簒奪・独裁」政権との対話を拒絶するとした。ドゥケ政権は、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■EU、3000万ユーロ支援 Caracol Radioの記事
欧州連合(EU)は、コロンビアに3000万ユーロの支援を行なう。イバン・ドゥケ大統領とEUのフェデリカ・モゲリーニ外相が会談し合意されたものだ。コロンビアは140万人のベネズエラ難民を受け入れており、難民支援のためこの額を拠出する。国連はベネズエラ難民数が今後、倍増する可能性をも指摘している。


【ベネズエラ】

■国連、対話を促す Caracol Radioの記事
国連のアントニオ・グティエレス事務総長は、ベネズエラとコロンビアに対話を促した。ニコラス・マドゥロ政権がコロンビアからの侵攻を煽り、国境地域で大規模軍事演習を展開し、緊張が高まっている。同総長は対話により緊張緩和を探るべきと語り、両国に自制を促した。

■ポンペオ氏「マドゥロは危険」 El Universoの記事
米国のマイク・ポンペオ国務長官は、ニコラス・マドゥロ氏を「危険」と断じた。同長官はマドゥロ政権について、「ラテンアメリカ地域の平和と安全を脅かす存在」と位置づけた。コロンビアからの侵攻を煽り、国境で軍事演習を行ない、同地域での緊張が高まっていることを受けた発言だ。

■パナマ「大統領はグアイド」 La Estrellaの記事
パナマ政府はあらためて、大統領はフアン・グアイド氏だと断じた。この1月、ニコラス・マドゥロ政権が憲法上失効したことを受け、議会議長の同氏が暫定政権を立ち上げた。パナマ政府は暫定政権側を早々と承認しており、この立場を改めて明らかにしたものだ。現在、50を超える国がグアイド暫定政権を承認している。

■マドゥロ「バチェレは嘘つき」 Expresoの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏を「嘘つき」と表した。バチェレ氏はこの7月に国内を訪れ、その後国内で数々の人権侵害、蹂躙がみられたと国際社会に報告した。マドゥロ氏は人権侵害の事実はないと主張し、バチェレ氏報告が嘘に固められたと批判した。

■エクアドル、トランジットビザ発行 Caracol Radioの記事
エクアドル政府は、ベネズエラ国民に対するトランジットビザ発行を正式に発表した。難民の大量流入を受け同国は、入国ベネズエラ人に8月26日からビザ取得を義務づけた。しかし同国を経由し陸路でペルー、チリに向かう難民が多いことから、トランジットビザの発給方針を示していた。

■チリへの難民入国、80%減 El Comercioの記事
チリへのベネズエラ難民の入国は、ビザ要求を受け80%減ったという。同国の移民局が明らかにしたものだ。大量の難民流入を受け、同国政府はこの6月25日から、入国ベネズエラ国民にビザ取得を義務づけた。この措置により、入国する難民が大きく減ったものだ。一方この措置には、非人道的との批判もある。

■医療現場危機、続く ABC Diarioの記事
国内の医療現場の危機は続いているという。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政により、国内では物資不足が蔓延しているが、とくに医薬品は涸渇が続く。これに加え、大きな医療機関でも水道、電気の供給が不安定化し、医療システムそのものが崩壊の危機にあることが指摘されている。

■カラカス、2度の停電 Efecto Cocuyoの記事
カラカスでは12日、2度の停電が起きた。この日の早朝時間帯、カラカス首都圏や周辺の州で送電が途絶え、その後復旧した。さらに同日14時16分にまた、別の停電が生じ、およそ15分続いたという。国内ではこの3月から4月に、メガ停電が発生し、7月と8月にも大規模停電が起きている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バハマ、不明者1300人に修正 Univisiónの記事
ハリケーン「ドリアン」の被害を受けたバハマでの不明者は、1300人に下方修正された。北部のアバコ島、グラン・バハマ島を中心に甚大な被害が生じ、当局側はこの不明者が2500人と発表していた。現時点で確認されている死者は50人で、合わせて7千人が住まいを失ったとみられている。

■バハマ、次の低気圧 Perfilの記事
ハリケーン「ドリアン」の甚大な被害を受けたバハマには、次の低気圧が近づく可能性がある。メキシコ湾付近で発生する熱帯性低気圧が、あと5日程度でこの諸島に近づくとの予報が示されたものだ。バハマの被災地では、被害概要の把握すら難しい状況にあるが、新たな低気圧の接近でさらに混乱が広がる可能性もある。

■ブラジル外相「気候主義」主張 Caracol Radioの記事
ブラジルのエルネスト・アラウジョ外相は、イデオロギーとしての「気候主義」(クリマティズム)を主張した。世界的に蔓延するこの新しいイデオロギーから、国家主権を守る必要があるとしたものだ。極右のジャイル・ボウソナロ政権はアマゾン開発に積極的で、気候変動を懸念する国際社会から非難を浴びいている。

■キューバ、ガソリン涸渇か Caracol Radioの記事
キューバのミゲル・ディアス-カネル議長は、国内でガソリンが涸渇する可能性を指摘した。原油供給が10日から途絶え、次の供給は14日になるためだ。このインターバルの影響で、自動車の燃油の不足だけでなく、発電などにも影響が生じる可能性がある。同議長は国内に、省エネを呼びかけた。

■ハイチ、議会占拠 El Diarioの記事
ハイチの上院議会が、野党やデモ隊に占拠された。ジョブネル・モイーズ政権が新たに指名した首相の任命をボイコットするための措置だ。同国では経済の疲弊に加え、燃料の不足、またモイーズ政権の相次ぐ汚職疑惑などから、国民の不満が高まり、野党が対政権で連携を表明したばかりだ。

■キューバ、ツイッター停電 Télamの記事
キューバでは突然、ツイッターが広く、使用できなくなったという。国内ではメディアなどもこのツールを活用しているが、政府系メディアGranma、レベルデラジオ、クーバデバテ、さらには前議長のラウル・カストロ氏のアカウントの表示ができなくなった。ツイッター側の制限が加わった可能性が高い。

■メキシコ、119人の遺体 Télamの記事
メキシコ、ハリスコ州の森の中から、119人の遺体が発見されたという。同州の警察が明らかにしたもので、遺体は袋などに入れられ、10メートルの深さの穴に埋められていた。当局側は何らかの組織犯罪間の抗争などで大量殺戮があり、この遺体が隠されていたものとみている。

■LATAM、フィンエアーと提携 Travel Daily Newsの記事
LATAM航空グループは、フィンランドのフィンエアーと提携する。LATAMのサンパウロ、サンティアゴ、フィンエアーのヘルシンキをゲートとする路線で、コードシェアを行なうことに合意したものだ。欧州とラテンアメリカのそれぞれのネットワークを補完し合う。両社はともに、ワンワールドのメンバーだ。


【国際全般】

■DRC、脱線事故で50人死亡 El Universoの記事
コンゴ民主共和国(DRC)で鉄道の脱線事故があり、50人が死亡したという。現場は南部、タンガニーカ湖近くのマイバリディで、このほか23人が負傷している。当局側は、脱線車輛の下敷きになっている人がいる可能性があり、死傷者がさらに増える可能性を示している。事故原因などはまだ分かっていない。

■スペイン南東、この100年で最悪の雨 El Universoの記事
スペイン南東部では、この100年で最悪の雨が降ったという。11日、局地的大雨が降ったもので、バレンシアの南100キロのカウデテでは、水没した車の中から2人の遺体が見つかっている。バレンシア市内でも川に人が流され、現地消防がヘリを使って救助した。この24時間の地域最大の雨量は180ミリだった。



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