2019.09.15

【ボリビア】

■林野火災、290万ha焼失 Los Tiemposの記事
東部で起きている大規模林野火災での焼失面積は、290万ヘクタールとなった。環境保護のNGO組織が明らかにした数字だ。このうちの75万5209ヘクタールは、自然保護地域内での焼失面積だ。被害はとくにサンタクルス県のチキタニアに集中しており、今も消火活動が続いている。

■消火活動、人員は減少 Página Sieteの記事
東部の大規模林野火災で、消火活動にあたる人員数は減少している。一時、消防士やボランティアの参加数は7千人に達したが、現在は5500人ほどだ。火災規模が軽減したことに加え、長期にわたる消火活動での疲れなどから、この減少に至ったとみられる。一方、チキタニアの火災はまだコントロールには至っていない。

■コロンビアから物資支援 Eju.tvの記事
コロンビアからの支援物資が、サンタクルスの空港に到着した。同空軍機が輸送したのは、東部の大規模林野火災への対応に必要な支援物資だ。イバン・ドゥケ政権の判断で送られたもので、エボ・モラレス大統領は謝意を示している。すでに米国やフランス、アルゼンチン、ペルー、日本などから物資などの支援を受けている。

■ウユニは正常化 Erbolの記事
ポトシ県ウユニの町は14日には正常化した。13日、市議7人の辞任を求める社会闘争で道路封鎖が行なわれ、外部との往来ができなくなり、200人の観光客が足止めされた。この封鎖は強制解除され、交通が正常化したものだ。しかし現段階でウユニの行政機能と市議会は、機能停止状態に陥っている。

■ウユニへの鉄道も再開 El Díaの記事
ポトシ県のウユニと、ビジャソン、オルーロを結ぶ鉄道も再開された。13日のウユニでの社会闘争を受け、安全上の理由からアンデス鉄道が、すべての貨物、旅客鉄道便を休止した。しかし道路封鎖の強制解除以降、市内が落ち着きを取り戻したことから、運転を全面再開したものだ。

■襲撃の8人、予備拘束 El Díaの記事
ラパス県チュルマニの選挙事務所襲撃に関わったとされる8人が、予備拘束された。10月の選挙に向けた、与党MASの事務所が襲撃され、物品などが破壊され火が放たれたものだ。この反社会的行動は、モラレス大統領の再出馬反対を掲げる「21F運動」の参加者らによるものとみられている。

■エボ、コチャバンバを祝う La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はツイッターを通じ、14日のコチャバンバの記念日を祝った。この日はコチャバンバの解放記念日で、独立戦争時の大きな一歩となった史実だ。モラレス大統領はこの解放209年を祝うコメントをし、ボリビアは自由と尊厳を希求する姿勢を保つ必要があるとした。

■医師ら、対話を受諾 Correo del Surの記事
医師らは、政府側との対話を受諾した。医師らは現在、保健行政の対応改善などを求める闘争を行なっており、無期限のストライキを通告している。保健省側は医師らに対し対話を呼びかけていたが、これを受諾したものだ。しかし現段階で、スト中断などの判断には至っていない。

■「フク」、すでに30件 Página Sieteの記事
オルーロ県のウユニ塩湖で、警察が扱った「フク」の案件はすでに30件に達している。「フク」は、産出物を組織的に横流しする犯罪で、同鉱山会社はこの犯罪で多額の損失を受けている。警察による摘発や、フクのグループとの衝突も今、相次いでいる状況にある。同鉱山は国内最大の錫鉱山だ。

■受取送金、6億6千万ドル El Díaの記事
この1~7月、ボリビアが国外から受け取った送金額は、6億6千万ドルとなったという。中央銀行が明らかにした数字だ。移民から、国内家族へのこうした送金は、ボリビアの国内総生産(GDP)のおよそ10%を占めている。しかし同行によると、アルゼンチン、ブラジル経済の鈍化などから、今期の受取額は前年同期比で4.7%のマイナスだ。


【ペルー】

■フヒモリ氏、再収監 El Comercioの記事
循環器系の問題から入院していた元大統領、アルベルト・フヒモリ氏が退院し、また獄中に戻った。同氏は在任中の人権問題などから25年の刑を受けている。しかし舌癌の手術を繰り返し受け、心疾患を起こすなど健康の悪化が続いている状況だ。家族などは恩赦の実施を求めるが、国民感情から難しい状況にある。

■シェラトン、撤去求める El Comercioの記事
司法は、クスコ市内中心部に建設中のホテル・シェラトンの建物の「撤去」を命じた。サフィ通り沿いに建設中のこの建物が、インカ由来の壁を毀損するおそれがあるとして、この判断を下したものだ。R&G社によるこの工事で、すでに壁の一部が損壊していることが報告され、工事はストップしたままとなっている。


【チリ】

■ビジャリカ、観光客減 BioBio Chileの記事
このパトリアス祭、ビジャリカ火山周辺の観光客は減るという。プコンの観光局が明らかにしたものだ。第9(ラ・アラウカニア)州と第14(ロス・リオス)州の境にあるこの火山は噴火警戒から、上から2番めのランクの「オレンジ色警報」が出されている。観光地として名高いが、今期は観光はマイナスとなる見通しだ。

■エレベーター2基、年内再開へ BioBio Chileの記事
バルパライソの交通機関エレベーター2基は、年内に再開するという。公営となっているもののうち10基は現在、修繕工事などが行なわれている状態だ。しかしこのうちのモンハス、ビジャセカについては、この第4四半期内に再開される見通しであると、地域選出の上院議員が明らかにした。


【アルゼンチン】

■ノロ集団感染、1200人に La Capitalの記事
バリロチェで起きたノロウイルスの集団感染は、1200人に及んでいる。修学旅行でこの町を訪れた学生らが、嘔吐や下痢などの症状を次々と呈したものだ。さらに人から人への感染が広がり、この規模の集団感染となった。現在、治療対応にあたる医療機関側でも混乱が生じている状況だという。

■麻疹、さらに3人 Télamの記事
麻疹(はしか)の感染例がさらに3件確認され、今期の国内感染は10例となった。ブエノスアイレス市内で2件、同州内で1件確認されたものだ。麻疹が世界的に広がる中、保健省はこどもを対象にこの接種を義務づけたが、この3件はいずれも未接種だったという。

■エル・パロマール問題、150万人に波及も El Onceの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港問題で、150万人が影響を受けるおそれがある。地域住民の訴えを受け司法が、夜間の離着陸の停止を指示した。しかしこの措置で、同空港に乗り入れるLCC2社が、撤退を示唆しているものだ。すでにチケットを購入した150万人が、利用できなくなる可能性がある。

■イナゴの大群、カパヤンに El Esquirの記事
イナゴの大群は、カハマルカ州南東のカパヤンに到来している。パラグアイから飛来してきたこの大群は、フォルモサ、チャコ、サンティアゴ・デル・エステーロ州を経て現在、この州とサルタ州にある。農政局がこの被害地域の分析にあたっているが、現時点で被害規模は分かっていない。

■バカ・ムエルタでガス漏れ Perfilの記事
ネウケン州のバカ・ムエルタで、ガス漏れが生じたという。14日未明に生じたもので、この地にあるガス田の一つであるロマ・ラ・ララ・オエステからガスが漏れたものだ。現在、国営石油会社YPFが対応にあたっている。このバカ・ムエルタは国内最大のガス生産地だ。

■国民の半数は高血圧 Télamの記事
アルゼンチン国民の実に53%は、高血圧症だという。アルゼンチン高血圧症学会(SAHA)が明らかにした数字だ。まさに国民病と言える状況でありながら、この28.6%は、自身が高血圧症であることに気づいていない状況だという。9月14日は、高血圧症の国際デーとなっている。


【エクアドル】

■サンボロンドン、警察大学 El Universoの記事
グアヤキル近郊のサンボロンドンに、新たに「警察大学」が創設される。警察官、とくに対組織犯罪の専門捜査官などを養成する新たな学校だ。政府が1200万ドルを投じて、広さ21ヘクタールの用地にこの大学を設ける。政府は国内に、718の反社会組織があると認定している。

■キト、新たなリンチ El Universoの記事
キトでまたリンチ事件が報告された。市内北部のマルチンギ、サンフアン地区で、盗みをはたらいた男2人が住民らに取り押さえられ、下着姿に剥かれて暴行を受けたものだ。2人はその後、警察官らに保護され、カヤンベの警察署に連行されている。先住民の考えで盗みは大罪で、法の正義の前にこうしたリンチが行なわれるケースは少なくない。


【コロンビア】

■国境、1500人足止め Caracol Radioの記事
エクアドルとの主要国境ルミチャカでは、1500人のベネズエラ人が足止めされている。8月26日、エクアドルは入国ベネズエラ人にビザ取得を義務づけた。この措置により、同国に入国できず足止めされているベネズエラ人が残存しているという。エクアドル政府はこの事態を受け、通過ビザの発給を行なう方針を示している。

■メデジン、断水続く Caracol Radioの記事
メデジンの一部の地域では、断水が長期化している。犯罪組織が、主要水道管を傷つけたことから、市内の8地域でこの11日夕方から、水道が利用できなくなっている。現時点で1万7千世帯がこの影響を受けている。被害個所の修繕、復旧にはまだしばらく時間を要する見通しだ。


【ベネズエラ】

■グアイド氏、関係を否定 El Comercioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、「不適切な関係」を否定した。同氏とコロンビアのギャング組織幹部との写真が公開され、波紋を広げているものだ。6月に同氏が同国を訪れた際に撮影されたものとみられるが、同氏は指摘されているような、反社会勢力との関係はない、と否定した。

■検察、捜査を開始 Caracol Radioの記事
検察は、フアン・グアイド暫定大統領に対する捜査を開始した。グアイド氏が、コロンビアのギャング組織幹部との写真が存在することが明らかになり、この反社会勢力との関係が取りざたされている。検察は不適切な関係があったとみて捜査に着手した。検察を含め司法システムは、ニコラス・マドゥロ政権の言いなりとなっている。

■米国、コロンビアを守る Infobaeの記事
米国政府は、コロンビアを守るとあらためて断じた。ニコラス・マドゥロ政権が、コロンビアからの侵攻を煽り、国境で軍事演習を行なうなど緊張が高まっている。米国政府側は、ベネズエラ軍がコロンビア側に一歩でも侵入すれば、米軍が動くと警告した。ドナルド・トランプ政権は、疑いなくイバン・ドゥケ政権を支援するとした。

■ディアス-カネル、リオ条約批判 Télamの記事
キューバのミゲル・ディアス-カネル議長は、リオ条約が地域の緊張を高めていると批判した。フアン・グアイド暫定政権が米州の安全保障のリオ条約を承認したことから、ベネズエラとコロンビアの間で有事に至れば、地域12か国が参戦することになる。この事態についてディアス-カネル議長は、むしろ平和安定を損なうと断じた。

■ウルグアイもリオ条約批判 Última Horaの記事
ウルグアイの国防相も、現在のリオ条約の状況を批判した。米州12か国が、ベネズエラの有事の際、参戦する可能性を示しているが、この事態はニコラス・マドゥロ政権を倒す目的に変化していると指摘したものだ。ウルグアイはマドゥロ政権を承認し、二重政権問題では中立的立場を守ろうとしている。

■グアイド氏、訪米へ Ecuavisaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は今月末、米国ニューヨークを訪れる。開催される国連総会に、ベネズエラの大統領として参加すると断じたものだ。演壇では、ニコラス・マドゥロ政権がコロンビアのゲリラ組織を支援し、結託している事実を訴えるとしている。米国が大統領とは見なしていないマドゥロ氏は、訪米を断念した。

■コロンビアへの流出、さらに増加 NTN24の記事
ベネズエラ国民のコロンビアへの流出がこの数日、さらに増加している。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮から、多くの国民が国外に流出し難民化している。マドゥロ政権がコロンビアからの侵攻を煽り、国境での緊張が高まる一方で、この事態を悲観し隣国に逃れる国民が増加しているとみられる。

■カラカスにビットコインATM El Nativoの記事
カラカス市内に、ラテンアメリカでは初めてとなる、暗号通貨ビットコインの自動機(ATM)がお目見えした。コロンビア企業が設置したものだ。通貨ボリバール・ソベルノの暴落が続き、自国通貨への信頼が揺らぐ中、多くのベネズエラ国民がこのビットコインを利用している。

■メトロ、時速15キロ 2001の記事
カラカスのメトロ(地下鉄)の運行速度が、時速15キロまで落ちている。市民の重要な足となっているこの交通機関だが、経済問題によるメンテナンス不足などから、運休なども相次いでいる。運転されている場合でも、通常よりも速度を落としており、現在は自転車並みのスピードしか出せないという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バハマ、死者52人不明1300人 Caracol Radioの記事
強いハリケーン「ドリアン」による甚大な被害を受けたバハマでは、死者は52人、不明者は1300人となった。このハリケーンにより、アバコ島とグラン・バハマ島で壊滅的被害が生じ、現地行政によると首都ナッソーでも2千人が避難を続けた状態だ。国連のアントニオ・グティエレス総長もこの状況に憂慮を示した。

■バハマにウンベルト近づく El Universoの記事
「ドリアン」被害から2週間となったバハマに、次の熱帯性低気圧「ウンベルト」が近づいている。気象機関によると、ドリアンにより壊滅的被害を受けたアバコ島、グラン・バハマ島にも、この低気圧の影響が生じるおそれがあるという。国内の広い範囲では物資不足なども続いており、この低気圧の動きによってさらに状況が悪化する可能性もある。

■キューバ、ガソリン不足拡大 El Universoの記事
キューバでは、ガソリン不足が拡大している。車輛を動かすのに必要なガソリンが入手できず、ハバナ首都圏でも公共交通機関の供給が大幅に減っている。共産党政権はこの事態は、米国による経済的圧力が増したことによるものとした。同国には5日間にわたり、輸入原油が到着していない。

■ボウソナロ「よくなった」 Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は「よくなった」とのメッセージを14日、発した。昨年9月、大統領選挙運動中に刃物で刺されたことから先週、4度めとなる手術をサンパウロの医療機関で受けていた。当初予定の復帰時期が遅れたが、ボウソナロ大統領は以前よりもよくなったとし、復帰が近いとした。

■警察官デモで首都混乱 Infobaeの記事
メキシコシティでは13日午後、警察官による大規模なデモと道路封鎖があり、交通が大きく乱れた。警備員の編入問題への批判から、メキシコシティの空港の第一ターミナル付近で8時間にわたりデモを行なったものだ。市内交通だけでなく、空港利用者にも影響が広がる事態となった。

■デングでさらに3人死亡か El Heraldoの記事
ホンジュラスではデングにより、さらに3人が死亡したとみられる。同国では北部、カリブ海岸を中心にこの感染症が流行状態となっている。これまでに131人の死亡が確認されているが、保健省によると新たにさらに3人が、出血熱の症状を起こし死亡したという。現在、デング感染の有無の確認が行なわれている。

■盗難医薬品で診療所を捜査 La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドルの警察は、サンサルバドル市内の診療所を窃盗容疑で捜索した。この診療所では、保健省や同省の外郭機関などから盗まれた医薬品が、治療などに使用されていた疑いがあるという。医薬品の専門家を交え、警察がこの施設に踏み込み、捜査を続けている。

■パナマ湾、湿地の危機 El Diarioの記事
ラムサール条約にも登録されている、パナマ湾の湿地が今、危機にあるという。同国の科学者らが明らかにしたものだ。マングローブ林となっているこの湿地だが、このマングローブが損なわれ、同時に大量の投機ゴミがみられるという。この湿地は動植物の宝庫となっており、環境破壊が進んでいると警告がなされた。


【国際全般】

■スペイン水害、死者6人に El Universoの記事
スペイン南東部での局地的大雨による死者数は6人に膨らんだ。新たにアリカンテから55キロのオリウエラで、この水害で死亡したとみられる男性の遺体が見つかったものだ。短時間に局地的な雨が降り、現時点でムルシア、バレンシアの行政管内で孤立地域が存在しているという。



最近の記事