2019.09.16

【ボリビア】

■コンセプシオン、消防の3人死亡 El Díaの記事
サンタクルス県チキタニアのコンセプシオンで、大規模林野火災の消火に参加していた消防ボランティア3人が死亡した。消火活動中に一人が穴に転落し、これを助けようとしたほかの2人も穴に落ち、いずれも溺れて死亡したという。死亡したのは18歳、22歳、38歳のいずれも男性だ。一連の火災による死者は6人となった。

■UMSA、国家災害を求める Los Tiemposの記事
ラパスのマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)のチームは、政府に対し国家災害宣言の発出を求めた。このチームは、サンタクルス県チキタニアを訪れ、大規模林野火災の状況とその影響を視察、分析した。この結果、国家災害に相当する規模であると結論づけ、政府にこの宣言を求めた。

■女性消防士、大臣に直訴 Página Sieteの記事
東部の大規模林野火災の消火に参加した女性消防ボランティアが、ルイス・アルセ経済相に国家災害宣言を直訴した。エレン・テハダさんは、航空機での移動でアルセ大臣と乗り合わせ、この場でこの宣言を早く出すよう、求めた。テハダさんとともに活動していた消防士が、現場で死亡したことも合わせて訴えたという。

■火災、2か国から援助 El Díaの記事
東部の大規模林野火災を受け、オーストリア、スウェーデンの2か国から支援物資が国内に届いた。消火活動に資する物資などの供給を受けたことを、ディエゴ・パリー外相が明らかにした。この火災を受け米国やアルゼンチン、ペルー、コロンビア、フランス、日本などから支援物資が届いている。

■ウユニ、封鎖は解除 El Deberの記事
ポトシ県ウユニの道路封鎖は、解除となった。市民グループが、市議7人の辞職を求めた社会闘争に入り、この10日間にわたり道路封鎖などが行なわれた。13日には観光客200人が足止めされる事態となり、異例ながらディエゴ・パリー外相が対話の斡旋を図っていた。市民グループ側はこの斡旋を受け入れたという。

■ウユニ「無政府状態」 El Díaの記事
社会闘争が長引いたポトシ県のウユニの町は、無政府状態となっている。市議7人の辞任を求めたこの闘争の長期化で、現在ウユニの首長と議会が機能停止に陥っているものだ。この町は国内最大の観光地、ウユニ塩湖のゲートで、この町の無政府化が国内の観光経済に及ぼす影響が懸念されている。

■スクレ、事故で多数の搬送か Correo del Surの記事
スクレ付近で15日、交通事故があり、サンタバルバラ病院に10人以上が搬送されているという。事故の詳しい状況は不明だが、乗用車とバイクがからむ事故があり、この病院に次々と負傷者が搬送されているという。ただし重傷者はなく、個別に病院に来た状態で、緊急搬送でもなかった。

■鶏肉生産、14%減 Los Tiemposの記事
ボリビアでの鶏肉生産は今期、前期比で14%減っているという。養鶏業の団体が明らかにしたもので、今期国内市場に出荷された鶏肉は、合わせて2200万羽だ。昨年、供給過剰で価格が下がった反動で、今年は出荷数が減少し、販売価格も一定ラインを維持しているという。鶏肉は国民にとって重要な食材だ。

■水痘、集団感染か La Patríaの記事
オルーロの学校で、水痘(水ぼうそう)の集団感染が起きた可能性がある。市内の私立学校で、2つのクラスに所属する15人の生徒が、相次いで発症したものだ。水痘は感染力が強く、市内では散発的な流行が繰り返されている状況だ。市内の学校では、おたふくかぜの集団感染も起きている。

■アリカ港、嫌がらせを否定 Página Sieteの記事
チリ北端のアリカ港は、ボリビア貨物への「嫌がらせ」を否定した。内陸国のボリビアはこの港湾を主要外港として使用しているが、貨物の通関がわざと遅らされているとの指摘がトラック運転手からあった。港湾側はこうした事実はないとしている。ボリビア政府はこの外港機能を、ペルー南部のイロ港に移転集約する計画を進めている。


【ペルー】

■ケイコ氏が入院 Télamの記事
元大統領候補のケイコ・フヒモリ氏が入院した。汚職容疑で予備拘束中の同氏だが、循環器系の問題からリマ市内の病院に搬送され、入院したという。詳しい状況は、検査後に発表されると医師側は示した。同氏について司法が、予備拘束期間を36か月から18か月に短縮する判断をしたばかりだ。

■ピサック、遺跡の毀損行為 Perú21の記事
クスコ近郊、バジェ・サグラド(聖なる谷)のピサックで、遺跡の毀損行為が報告された。この地には階段状の遺跡が残存するが、観光客を輸送するミニバスがこの階段に乗り入れようとしていた。地域の文化局は、遺跡を破壊しかねない行為として文化省に報告したという。


【チリ】

■蒸気機関車、直前に中止 BioBio Chileの記事
この週末に予定されていた蒸気機関車の運転は、直前に中止となった。第9(ラ・アラウカニア)州都テムコとビクトリアを結ぶ区間で「トレン・ア・ラ・アラウカニア」の運転が予定されていた。しかし鉄道会社によると、直前に技術的問題が発覚したことから、中止せざるを得なくなったという。

■テムコ、市場再建に全力を BioBio Chieの記事
第9(ラ・アラウカニア)州都テムコの中央市場の再建が、商工会から求められた。2016年4月、この古くからある市場が火災に遭い、今も閉鎖されたままとなっている。巨額の費用がかかるため再建計画が遅々として進展していないが、テムコの商工会はこの状況を放置すれば中心部の経済的地盤沈下が起きると警告した。


【アルゼンチン】

■ルラ氏、フェルナンデス氏に期待 Télamの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏は、アルベルト・フェルナンデス氏に期待を示した。8月11日の予備選(PASO)で、同氏は現職のマウリシオ・マクリ大統領を上回り、優勢に立っている。ルラ氏はフェルナンデス氏が大統領となれば、アルゼンチンとブラジルの関係は改善に向かうと断じた。

■ノロとの闘い続く Télamの記事
観光地バリロチェでは、ノロウイルスとの闘いが続いている。スキーの修学旅行で訪れた学生らがこのウイルスに感染し、嘔吐や下痢などの症状に見舞われた。この感染が広がり、現地保健省は発症者が1200人に達したことを明らかにした。ノロウイルスは感染力が強く、現場ではこの抑止の闘いが続いている。

■実質賃金、7%減 Télamの記事
国内の給与生活者の実質賃金は今年、7%のマイナスとなる見込みだ。エコラティーナ社が分析した数字だ。国内ではインフレが続き、また通貨の下落が起きているため、受取賃金の実質価値が日を追うごとに下がっている。同社によると、2018年の実質賃金も12%の減少で、2年連続のマイナスとなる見込みだ。

■2空港、霧の影響 Infobaeの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港とアエロパルケは15日、霧の影響を受けた。朝9時頃、両空港を含む広い範囲が濃霧に覆われ、視界不良のため離着陸に影響が生じた。アエロパルケは一時完全に閉鎖され、エセイサ国際空港でも多くの便に遅れが生じた。その後13時頃には、平常化している。

■ミトレ線、一部制限 Télamの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、ミトレ線の一部は15日午後、運転が制限される。レティーロ駅とホセ・レオン・スアレス間、バルトロメ・ミトレ間の運転は、15時30分以降、休止となる。この路線上の工事の影響によるもので、利用者に注意が呼びかけられた。16日は始発から、通常運転となる予定だ。

■対イナゴ、薬剤散布始まる El Ancastiの記事
カタマルカ州のカパヤンでは、イナゴ対策のための薬剤散布が始まった。パラグアイで発生したイナゴの大群が国内に入り、フォルモサ、チャコ、サンティアゴ・デル・エステーロ州を経てこの地に到来している。農作物への被害を抑止するため、この薬剤散布が開始された。現時点で農業被害規模は明らかになっていない。

■LCCの継続性に疑念 La Capitalの記事
国内行政の間で、LCCの運航継続性への疑念が生じている。LCCの拠点となっているブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港の運用時間制限問題で、LCCが体制見直しや撤退の可能性を示唆している。国内各地の行政はLCCの誘致を進めてきたが、この事態でこの誘致そのものの再検討を図る行政も現れている。

■メンドサで地震 Diario la Provincia San Juanの記事
メンドサ州で15日朝9時51分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると震源はメンドサ市の北8キロの地点で、震源の強さはマグニチュード3.8、震源の深さは37キロだ。メンドサ市内でははっきりとした揺れがあったが、この地震による人や建物への被害などは報告されていない。


【エクアドル】

■インバブラ、ヘリ墜落事故 El Comercioの記事
インバブラ県で、ヘリコプターが墜落する事故が起きた。15日朝6時45分頃、アビオアンデス社のヘリがクアンボ付近に墜落し、大破した。現地に消防が向かい、救出活動を行なったが、乗っていた2人は遺体で収容されたという。現場はインバブラ県とエスメラルダス県の県境近くの山間部だ。

■サンタ・ロサへ新路線 Nicolas Larenasの記事
クエンカをベースに国内市場に参入した航空会社、アエロレヒオナルが、エル・オーロ県のサンタ・ロサ空港に乗り入れる。同社が明らかにしたもので、キトとを結ぶ路線の運航を週2往復の体制で開始するという。同社が保有する唯一の機材であるボーイング737-400型機が使用される。


【コロンビア】

■ベネズエラ難民、年内に180万人 El Tiempoの記事
国内に身を寄せるベネズエラ難民の数が、年内に180万人に達するとの試算がなされた。移民局は6月末の時点で、国内に140万人の難民がいると発表している。その後も1日あたり4500人のベネズエラからの移民が国内に流入している状況だ。この難民流入で、国内の労働市場がまず影響を受けている。

■ボゴタ川に遊歩道 Caracol Radioの記事
ボゴタを流れるボゴタ川沿いに、遊歩道が整備される。市側が明らかにしたもので、2020年から整備事業を進めるという。この遊歩道は、川沿いに全長45キロにわたり整備されるものだ。ソアチャのサンニコラス公園や、モスケラのポルベニール公園などが、この遊歩道を通じて結ばれる。


【ベネズエラ】

■マドゥロに踊らされるな Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、「ニコラス・マドゥロ政権に踊らされるな」と呼びかけた。同氏とコロンビアのギャング幹部との写真が公開され、マドゥロ政権と検察は捜査を着手したことを明らかにした。しかしグアイド氏は反社会勢力との関係を否定し、マドゥロ政権が「ゲームを仕かけた」ものと断じた。

■「野党は反社会勢力に資金源」 Últimas Noticiasの記事
ニコラス・マドゥロ政権で経済副相の立場のタレック・エル・アイッサミ氏は、野党が反社会勢力に資金源を持つ、と断じた。フアン・グアイド暫定大統領とコロンビアのギャング幹部の写真公開を受けた発言だ。野党勢力とこの反社会勢力の結びつきは「致死的だ」と同氏は断じ、状況の徹底解明が必要とした。

■グアイドは適切な対応 El Universalの記事
フアン・グアイド暫定政権は、薬物など反社会勢力対策を適切にとっていると反論がなされた。同暫定政権の対米関係担当であるカルロス・ベッチオ氏が語ったものだ。ニコラス・マドゥロ政権が、暫定政権や野党と反社会勢力の関係を指摘するが、むしろ根深いのはマドゥロ政権側だと断じている。

■グアイド氏訪米で有事か Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領の訪米時、国内で「有事」があることをニコラス・マドゥロ政権は恐れている。この24日、国連総会にグアイド氏が参加する。一方、例年欠かさず参加していたマドゥロ氏側は欠席を決めた。このグアイド氏不在の間に、国内でクーデターや、またはリオ条約各国による侵攻がある可能性をマドゥロ政権が考えている。

■拘束議員の解放要求 El Universalの記事
野党が多数を占める議会は、拘束されている議員3人の即時解放を求めた。ニコラス・マドゥロ政権による事実上の「弾圧」で、フアン・レケセンス氏は404日、ロベルト・マレーロ氏は179日、エドガル・サンブラノ氏は130日にわたり、拘束されている。司法は、ニコラス・マドゥロ政権の言いなり状態だ。

■児童生徒、学校に戻れず Panoramaの記事
国内の児童や生徒は、戻りたくても学校に戻れない状態だ。ハイパーインフレと通貨暴落の影響で、最低賃金額はおよそ2ドル相当まで下がっている。学業で必要な教科書や文房具をそろえられる状況ではなく、国内の教育はほぼ崩壊状態となっている。教員らによると、80%の児童生徒が、教育を受けることを断念している状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バハマ、こども1万8千人に影響 La Repúblicaの記事
ハリケーン「ドリアン」に見舞われたバハマでは、こども1万8千人に影響が及んでいるという。ユニセフが明らかにした数字だ。現時点で52人死亡、1300人不明の甚大な被害が出ているが、とくに避難生活をしているこどもの精神的影響が大きいと同機関が指摘し、カウンセリングの必要性を訴えた。

■チョボレカ、再び火災 ABC Colorの記事
パラグアイ、アルト・パラグアイのチョボレカ山付近で、また林野火災が勢いを増している。消火活動が続けられているものの、強風に煽られるなどして火の勢いがぶり返しているという。ブラジル、ボリビアとともに同国ではこの8月以来、林野火災の激化などが続いている状況だ。

■オルテガ、OEA追い返す El Universoの記事
ニカラグア、ダニエル・オルテガ政権は、米州機構(OEA)の特使7人の入国を拒絶した。国内では昨年4月から反政府行動が激化したが、これに対するオルテガ政権の弾圧も続いた。この人権状況視察などのために特使が派遣されたが、オルテガ政権がこれを拒んだ。同政権と米州機構との間の溝が深まっている。

■ボウソナロ、復帰に時間か RCN Radioの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領の復帰には、まだ時間がかかる可能性がある。サンパウロの医療機関で4度めの外科手術を受けてこの15日で一週間となったが、同大統領は現在も流動食が続いている状態だという。復帰予定が17日に延期されていたが、再延期される可能性もある。

■キューバ、交通供給抑止中 Ciber Cubaの記事
キューバでは、公共交通機関の便数の抑止が広がっている。国内へのガソリン供給が途絶え、すでに品薄感が全土で広がっているものだ。カマグエイでは市内のバスなどの運転本数が大幅に削減され、市民の足に影響が広がった。同様の状況はハバナやサンティアゴ・デ・クーバなど、各地に広がっている。

■ベネズエラから原油到着 Cuba Netの記事
ガソリンなどエネルギーの不足感が続くキューバに、ベネズエラから原油が届いた。シエンフエゴスの港に到着したもので、4万7千トンのキャパシティがある船が到着したものだ。この船はベネズエラの石油会社PDVSAによるもので、およそ一週間ぶりの原油供給となったとみられる。

■バラデロに新ホテル Ciber Cubaの記事
キューバのリゾート観光地、バラデロに新しい大型ホテルがオープンした。新たに営業を開始したのは「ホテル・メリア・インターナショナル」で、このオープニングにはミゲル・ディアス-カネル議長も参加した。観光はキューバ経済を支える重要な産業だが、米国からの圧力の影響で今後への不透明感が生じている。

■ブラジルのカンクン計画 El Universoの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ政権は、国内にメキシコのカンクンのような、リゾート観光地を設ける計画を進めようとしている。リオデジャネイロ州南部のアングラ・ドス・レイスを開発しようとしているものだ。この地は自然保護地域だが、開発に積極的なボウソナロ政権がリゾート化を検討している。

■パナマ、大量コカイン Procesoの記事
パナマの海上で、大量のコカインが押収された。不審船を警察が追及していたところ、これらのコカインを海に投げ出し、逃走したという。現場に残され、海上から回収されたコカインは1596包みにのぼる。海を通じた船での輸送や、小型航空機を使用した空の輸送は、ラテンアメリカ全体で問題となっている。

■パナマの非識字、9万人 La Estrellaの記事
パナマでは非識字者が、9万1797人いるという。2000年時点ではこの数は16万8140人、人口に占める割合で7.6%で、この時点よりは改善が図られている。しかし基礎教育の在り方は大きく変わっておらず、また非識字の成人への教育プログラムなどは欠陥を抱えている状況だという。



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