2019.09.18

【ボリビア】

■チキタニア、270万ha焼失 La Razónの記事
サンタクルス県のチキタニアでは、すでに270万ヘクタールが焼失している。東部では大規模林野火災が相次いでいるが、その被害の中心はチキタニアだ。当局側によると17日昼の時点で、チキタニアでは58個所で依然、火の手が上がっているという。国際協力を得ながらの消火活動が続いている。

■消火薬剤に一定の効果 La Razónの記事
東部の大規模林野火災で、消火薬剤の投入が一定の効果を生んだという。サンタクルス県チキタニアのコンセプシオンでの事例が報告されたものだ。通常の消火活動とともに、この消火用の薬剤が投入されたが、火災拡大を抑止するうえで効果があったと、現地で活動する消防が明らかにした。

■サマはコントロール La Razónの記事
国内南部、タリハ県サマ山地での火災は、コントロールされたという。東部で大規模林野火災が起きる中、この地でも新たな火災が生じ、同県とポトシ、チュキサカ県の消防が消火活動を行なった。この結果、火はおおむねコントロールされたという。この火災原因を作った3人について、身柄が拘束されている。

■エボ、さらにリード La Razónの記事
10月20日の大統領選で、現職のエボ・モラレス大統領がさらにリードを広げている。ビアセンシア社の調査で、モラレス大統領に投票するとした人は43.2%で、次点のカルロス・メサ氏の21.3%を20ポイント近く上回った。3位のオスカル・オルティス氏は11.7%、4位以下はそれぞれ2%未満となっている。

■モンタニョ「残念」 El Díaの記事
ガブリエラ・モンタニョ保健相は、「残念」と述べた。医師らの団体が国の保健政策に反発し、無期限のストに突入している。この打開のため、同省と団体との間での協議がサンタクルスで行なわれたが、対立は根深く物別れに終わった。モンタニョ大臣はこの結果を残念としながら、今後も対話再開に向け努力する姿勢を示した。

■ラパスの運転手ら、分裂 Página Sieteの記事
ラパスの運転手らの間で、意見対立が起きている。市営BRT、プマ・カタリの拡大で民業が圧迫されているとして、運転手らはストを通告した。しかし司法がこのストを違法とし、中止を命じたことで、これに反発する勢力と、受け入れる勢力の間で対立が起きているものだ。

■チュキサカ、悪魔騒ぎ Correo del Surの記事
チュキサカ県ワカレタの学校で、「悪魔つき騒ぎ」が起きている。12歳から19歳の生徒、若者ら25人が突然泣きわめいたり、恐怖を訴えるなどの不可思議な言動を始めたものだ。地域のカトリック教会は、「悪魔祓い」のための特別のミサを実施した。調べにあたった保健省は、少なくとも何らかの中毒症状ではないと結論づけた。

■オルーロ、歩道橋崩落 El Deberの記事
オルーロ市内の幹線道路にかかる歩道橋が、崩落する事故が起きた。6月24日通りに設置されたこの歩道橋に、トレーラーに積まれていた工事車輛が接触し、この事態を招いた。目撃者によると、このトレーラーが歩道橋をくぐろうとした際、工事車輛が突然動きだし、接触に至ったという。

■ポトシ、M4.7の地震 Los Tiemosの記事
ポトシ県で17日朝5時17分頃、地震が起きた。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はノル・リペス郡で、震源の強さはマグニチュード4.7、震源の深さは192キロだ。震源が深かったため地表の揺れは小さく、この揺れを感じた範囲はきわめて狭かったという。被害報告はない。

■2鉱山、対「フク」共闘 Página Sieteの記事
オルーロ県のワヌニ、コルキリ両鉱山は、対「フク」で共闘する。フクは産出物を組織的に横流しする犯罪で、国内鉱山の経営上の脅威となっている。このフクを行なう犯罪グループなどの情報を共有し、フク掃討に向け協力することに両鉱山の運営会社が合意した。


【ペルー】

■ヒグチ氏、ケイコ氏を見舞う Perú21の記事
元大統領候補ケイコ・フヒモリ氏のもとを、母親のスサナ・ヒグチ氏が訪れた。ケイコ氏は汚職容疑で18か月の予備拘束中だが、高血圧症などの悪化を受け、リマ市内の病院に入院している。ヒグチ氏は、ケイコ氏の妹であるサチ・フヒモリ氏とともに、入院中のケイコ氏を訪れたという。

■交通通信省、不備を否定 El Comercioの記事
交通通信省は、調査の不備を否定した。クスコ近郊、バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロに、新空港が建設される予定だ。しかし気候条件や風の吹き方から、この地での航空便離着陸は不適切との指摘が相次ぎ、同省による調査の不備の可能性が指摘されていた。同省は十分な調査を行なっているとして、この指摘を否定した。

■スカイ、50万人達成 Gestionの記事
スカイ航空は、ペルー国内線の輸送50万人を達成したという。チリのLCCである同社は今年4月、ペルー市場に参入した。参入から間もなく半年を迎えるが、早くも50万人を輸送したことが明らかになった。同社はリマを起点に、クスコやアレキパ、トルヒーリョ、イキートスなどへの路線を展開している。

■ベネズエラ人標準化問題 El Comercioの記事
30万人のベネズエラ難民の「標準化」が課題となっている。生活困窮から国外に逃れ、難民化する同国民が増えており、国内には85万人が身を寄せる。しかしこのうちの30万人は当局からの滞在許可を正式に受けておらず、国内で就労することなどが難しい。支援するNGO団体は、この標準化の道筋を早期につける必要があると指摘した。


【チリ】

■第5州、旱魃宣言 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、第5(バルパライソ)州に旱魃災害を宣言した。ラパ・ヌイ(イースター島)、フアン・フェルナンデス諸島を除く36地域に、12か月間の災害を宣言したものだ。雨不足による渇水、旱魃が同州内で広がっており、農作物や家畜への被害が出始めている。

■メトロ、運転延長 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)は、18日の「パトリアス祭」のため、運転時間を延長する。前夜祭となる17日から21日にかけ、1号、2号、6号線では運転時間が午前0時30分まで延長される。また近郊鉄道メトロトレンなども、この期間中、運転時間を延ばすという。


【アルゼンチン】

■ノロ、観光経済直撃も Perfilの記事
バリロチェの観光経済を、ノロウイルスが直撃する可能性がある。8月15日以降、この町ではこのウイルスの感染で救急搬送、手当てを受けた人が1400人に達した。その多くは、スキーの修学旅行でこの町を訪れた学生らだ。このウイルスは感染力が強く、保健局は症状が現れた場合の適切な対応を呼びかけている。

■対イナゴ、低温で好機に El Esquiuの記事
カタマルカ州でのイナゴの大群への対応は、気温が下がったことで好機となった。パラグアイから飛来したこの大群はフォルモサ、チャコ、サンティアゴ・デル・エステーロ州を経てこの州に入った。農作物が荒らされる被害が続くが、農政局や保健局が共同で薬剤を散布するなど、対応にあたっている。

■8月の物価上昇、11.2%に Infobaeの記事
この8月の物価上昇は11.2%と、高い水準となった。国の統計機関INDECが明らかにしたものだ。この月の11日に行なわれた予備選(PASO)の結果を受け、通貨ペソが暴落するなど、再び経済の問題が噴出している。こうした中、ペソ安に引きずられ物価が上昇したものだ。政府は食品の一部品目で、付加価値税(IVA)を免除する措置を急遽、とった。

■フライボンディ、空港問題に言及 El Intransigenteの記事
LCCのフライボンディのCEOが、エル・パロマール空港問題に言及した。セバスティアン・ペレイラ氏はこの空港の夜間発着が制限された件について、「政治上の問題だ」とし、この空港政策の失敗から同社は、1000人規模の整理解雇を行なう可能性があると警告した。この制限は、モロンの住民が訴え、司法が判断したものだ。

■アンデス、機材売却 Torre elDoradoの記事
アンデス航空は、機材の売却に着手した。同社が保有するマクドネル・ダグラス機を売却するというものだ。2006年から運航を開始した同社はLCCに転換し、一時は国内市場で優位に立った。しかし競争激化で経営そのものに翳が生じており、320人の職員への賃金払いのため、機材売却を判断したという。

■ペリト・モレノ、崩落の季節 Télamの記事
ペリト・モレノ氷河の、アーチ崩落の季節が始まった。サンタクルス州のこの氷河は、パタゴニア氷原からの氷河だ。先端部分が崩落する「アーチ崩壊」が毎年繰り返され、この光景は多くの観光客をひきつける。国立公園によると、この現象が始まりつつあり、近くこの崩落が起きるという。

■ウシュアイア、クルーズの季節 Télamの記事
国内南端、ティエラ・デル・フエゴ州のウシュアイアでは、クルーズ船の季節が始まった。これから夏に向け、南極海クルーズ船の寄港が相次ぐ。この季節の始まりを告げる寄港が始まったもので、この年末から来年初めにかけての寄港数は、前年同期比で10%増える見通しだという。

■エセイサ、新貨物ターミナル América Retailの記事
ブエノスアイレス、エセイサ国際空港に、新たな貨物ターミナルが完成した。国際航空便の拠点であるこの空港の新ターミナルは、とくに国産農産品の輸出の重要拠点となる。このオープニングにはマウリシオ・マクリ大統領、交通相に加え、農業相も姿を見せた。


【エクアドル】

■情報のフィルタリングで捜査 El Comercioの記事
検察は、情報のフィルタリングを行なっていた容疑で、Novaestrat社に対する捜査を開始した。同社が、エクアドル人2千万人を対象に、データ上のフィルタリングを行なっていたという。検察は、同社のこの行為が国民の権利を損ない、またプライバシー権を犯すものとして17日、捜査に着手した。

■キト襲撃、4人を拘束 El Universoの記事
キトの警察は、市内の結婚パーティ襲撃に関わった容疑で、4人を拘束した。この週末、市内南部のカヤンベで起きた事件で、2人が死亡し多くの負傷者を出した。防犯カメラの解析や証言などから容疑者グループが割り出されたものだが、一方で動機などは分かっていない。


【コロンビア】

■ジャノ道、限定オープン Caracol Radioの記事
ジャノの道路は17日、限定的ながら通行が再開された。7月に大規模土砂災害が生じて不通となり、ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ交通、物流が影響を受けていた。この日から、午前10時から16時までの時間限定で、通行が可能となった。イバン・ドゥケ大統領は、年内にこの区間の通行正常化を図るとした。

■カウカ、3日間の喪 RCN Radioの記事
カウカ県は、3日間の服喪を宣言した。同県のオスカル・ロドリゴ・カンポ・ウルタド知事が政令を出したものだ。ポパヤンの空港を発ったばかりの小型機が墜落し、7人が死亡、3人が負傷する事故が起きた。この犠牲者追悼のため、この服喪を宣言したものだ。

■インテルジェット、カルタヘナへ Caracol Radioの記事
メキシコのLCC、インテルジェットが新たに、カルタヘナに乗り入れる。現在メキシコシティ、カンクンとボゴタを結ぶ路線を運航する同社は、メキシコシティとカルタヘナを結ぶ直行便を開設することを明らかにした。現時点で乗り入れ開始時期や使用機材などは明らかにされていない。

■カルタヘナで停電 Caracol Radioの記事
観光都市カルタヘナ中心部で17日午前、停電があった。ユネスコ世界遺産に登録される地域で朝6時から9時にかけ、送電が止まったものだ。電力会社が行なった計画停電によるもので、地域の送電システムのメンテナンスと更新のための一時的措置だったという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、議会に復帰 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、野党が圧倒的多数を占める議会に、与党議員を復帰させるとした。この理由として、野党側との対話の機会を持つためとしている。ノルウェー政府斡旋による対話が行なわれていたが中断し、フアン・グアイド暫定政権はこの離脱を表明したばかりだ。

■グアイド、チャビスタ復帰は一部の「暴走」 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、野党の一部の「暴走」を憂えた。ニコラス・マドゥロ政権を支えるチャビスタの、議会復帰が発表された。この背景に、野党の一部と、マドゥロ政権側との交渉があったもので、グアイド氏はこの交渉や合意は、一部の暴走によるもので、野党の総意ではないとした。

■議会、大統領はグアイド El Universoの記事
野党が多数を占める議会は、現在の大統領はフアン・グアイド氏と断じた。ニコラス・マドゥロ政権が1月10日、憲法上の地位を失いながらも政権に居座っていることを受け、議長のグアイド氏が暫定政権を立ち上げた。議会は、マドゥロ政権はあくまでも「簒奪政権」でありもはや権力ではないとあらためて断じた。

■独裁者、ばかげた表現 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、自身に対し「独裁者」という呼称がつくのは、「ばかげた表現だ」と断じた。国内野党やリマ・グループ各国、欧米各国などが同氏を独裁者と位置づけている。しかし同氏は、独裁体制であることを否定し、「ばかげたレッテル張りだ」と批判した。

■EUは対話支持 Caracol Radioの記事
欧州連合(EU)は、両政権間の対話を支持した。ノルウェー政府斡旋のもとで、フアン・グアイド暫定政権とニコラス・マドゥロ政権との対話が行われたが、中断している。グアイド氏側が今後の再開を拒絶したが、EU側はこの再開に期待を示した。EU議会内では事態が膠着化していることへの、有力も示された。

■赤十字、さらなる支援必要 El Intransigenteの記事
国際赤十字は、ベネズエラに対するさらなる人道支援が必要とした。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政により、国内では人道危機が生じている。マドゥロ政権は赤十字からの支援については受け入れており、これまでに医薬品などの援助が行なわれた。しかし同機関は、現状では支援が足りていない状況とした。

■マラリア、制御不能 France24の記事
国内ではマラリアが、制御不能の状態に陥っている。ハマダラカが媒介するこの感染症は、もともとは南米大陸では感染例が少ない。しかしニコラス・マドゥロ政権の経済失政による物資不足で衛生環境が悪化し、国内のとくにアマゾンで、この感染症が蔓延している状況だ。

■パン・デ・ハモン、今年も困難 NTN24の記事
今年のクリスマスも、国民が「パン・デ・ハモン」(ハムのパン)を得ることは、困難だ。ハムなどの具材のこのパンは、クリスマス特有の料理となっている。しかしニコラス・マドゥロ政権の経済失政で食材などの物資不足や価格高騰が生じ、一般家庭でこの料理を作ること自体が、できなくなっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチのデモ、2日め Diario Libreの記事
ハイチの首都ポルトー・プランスでのデモは17日で2日めとなった。同国ではガソリンなどのエネルギーの供給不安が表出し、これに抗議するデモが行われている。デモ隊の一部が暴徒化したことから、警官隊が催涙ガス弾を使用する事態となっている。経済が疲弊した上のエネルギーの不足で、国民は鬱積している。

■バハマ、被害見えず El Tiempoの記事
ハリケーン「ドリアン」に見舞われ2週間となったバハマでは、依然として被害概要が見えていない。この災害による死者数は52人のまま変わらず、一方で不明者数1300人も変わっていない。甚大な被害を受けたアバコ島、グラン・バハマ島での被害規模を政府側は未だに示していない状況だ。

■キューバ、不足は全土に Cubanos por el Mundoの記事
キューバでのガソリンなどエネルギーの不足は、全土に広がった。先週、ミゲル・ディアス-カネル議長は、国内への原油到着が滞り、不足が起きると警告した。以後、ハバナやサンティアゴ・デ・クーバなどで公共交通の便縮小などがあったが、その後も事態は打開せず、影響が全土に及んでいるという。

■メキシコ、29人の遺体 El Periódicoの記事
メキシコで、ビニール袋に入れられた29人の遺体が発見された。ハリスコ州で見つかったもので、13人の遺体は完全な形で、16人は解体された状態で見つかった。土の中に埋められていたもので、27人は男性、2人は女性だという。ギャング間の抗争事件などによる大量殺人の可能性が高い。

■テグシガルパ、闘争続く La Prensaの記事
ホンジュラスの首都、テグシガルパでの社会闘争が続いている。近郊のエル・アティーリョの森林を切り開き、住宅開発を進める計画に対し、反対運動が起きているものだ。このデモ隊と警官隊との間の衝突が頻発しており、警官隊によるガス弾を使用した展開で負傷者も出ている。

■ニカラグア、300人死亡 Hispanidadの記事
ニカラグアの社会闘争ではこれまでに300人が死亡し、600人が収監されたという。カトリック教会側が明らかにした数字だ。同国では昨年4月から反政府デモが激化し、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧が続いた。同教会は、国内での「危機」は未だに続いているとしている。

■パラグアイ、検疫強化 El Diarioの記事
パラグアイは、国境での検疫体制を強化する。ブラジル、アルゼンチンとの三国国境で、とくに麻疹(はしか)の国内流入を防ぐため、この体制をとるものだ。麻疹は世界的に感染が増えており、ブラジルでは全土で、感染が広がりつつある。現時点でパラグアイでは感染例は報告されていない。

■操縦士のコメントが炎上 Infobaeの記事
メキシコのLCC、インテルジェットの女性操縦士のコメントが、SNSで炎上している。この15日の独立記念日の際、この操縦士はメキシコシティ中心部の広場「ソカロ」に爆弾を落とすかのような発言をした。この発言がテロ、大量殺戮を意味するとして波紋を広げたものだ。インテルジェット側もこの発言を「遺憾」としている。



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