2019.09.21

【ボリビア】

■ラパス県、災害宣言 El Díaの記事
ラパス県も災害を宣言した。現在東部では大規模林野火災が続くが、国内北部にあたる同県のマディディでも林野火災が生じ、今も広がっている。現時点で300ヘクタールを焼失しており、県側はこの事態が重いとしてこの宣言を出した。パッチ県知事は国などに対しても、消火協力などを要請した。

■タリハ、消火に200人動員 Correo del Surの記事
タリハ県は、県内のベジャ・ビスタで起きている林野火災の消火に、200人を動員した。現在東部で大規模火災が起きているが、南部の同県でも火災が相次いでいる状態だ。サマ山地での火災がコントロールされたばかりだが、新たにベジャ・ビスタで発生したこの火災は、今も広がり続けている。

■コカ葉農家ら、行進開始 Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家らが、ラパス市に向けた行進を開始した。サンタクルス県チキタニアで起きている大規模林野火災について、国に国家災害を指定するよう求めた動きだ。ユンガスとチキタニアは離れており、文化や歴史の接点は薄いが、自然災害であり、インディヘナ(先住民)が直面する問題として、行進アピールを開始した。

■畜産業も宣言求める La Razónの記事
サンタクルス県の畜産業界も、国に対し国家災害の宣言を求めている。チキタニアで起きている大規模林野火災の影響で、地域の畜産業、酪農業も大きく影響を受けている。この対策、復旧には国の支援が必要で、この前提として国家災害の認定が欠かせないとし、業界団体として宣言を求めることを採択した。

■エボ、フェルナンデス氏と会談 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領派サンタクルスで、アルゼンチンの大統領候補アルベルト・フェルナンデス氏と面会した。フェルナンデス氏は、8月11日の予備選(PASO)で優勢となっていることが伝えられている。同じ左派の立場の両氏は、ともに10月の選挙での勝利を誓い合った。

■メサ氏「密約がある」 Página Sieteの記事
大統領候補のカルロス・メサ氏は、密約があると断じた。世論調査で選挙戦をリードする現職のエボ・モラレス大統領と、3位のオスカル・オルティス氏の間で、秘密の約束が結ばれていると断じたものだ。オルティス氏は「ボリビアはNoと言った」の代表で、モラレス大統領の再選出馬反対を訴え立ち上がっていた。

■メサ氏、「破局」はフェイク Página Sieteの記事
大統領候補のカルロス・メサ氏は、ラパスのルイス・レビジャ市長との協力関係の「破局」報道は、フェイクニュースとした。メサ氏の出馬政党と、レビジャ市長の政党が選挙戦に向け協力体制を築いている。一部のメディアがこの破局を報じたが、メサ氏はこの報道は事実はないと否定した。

■イナゴ、国内に到達 El Díaの記事
イナゴの大群が、ついに国内に到達したという。6月にパラグアイで発生したこの大群は、アルゼンチン国内北部から西部を移動していた。この大群の一部が、タリハ県のチャコ地方に上陸したことが明らかになった。地域の農業関係者の間では、この出現への懸念が広がっている。

■ラパスとベニ、小型機摘発 El Díaの記事
ラパス県とベニ県で、薬物輸送に使用されたとみられる小型機の摘発が相次いだ。カルロス・ロメロ大臣によると、警察の捜査で3機が摘発され、その周囲では武器も見つかっているという。薬物の小型機による輸送は、国内だけでなく南米全体での社会問題となっている。

■医師との対話、コチャバンバで再開 La Razónの記事
保健省と医師らとの団体との間の対話が、コチャバンバで再開された。国の保健政策への批判から、医師らは1か月にわたりストライキを続けている。この事態打開のため、ガブリエラ・モンタニョ大臣の呼びかけであらためて、対話が行われたものだ。5月に国が施行を強行した国民皆保険(SUS)の問題が尾を引いている。

■CBBA、おたふくかぜ増加 Los Tiemposの記事
コチャバンバで、おたふくかぜが増加しているという。保健局が明らかにしたもので、この週に新たに23人が感染し、今期の感染例が401件となった。感染の大半は15歳から17歳の世代で、その多くは学校を通じ感染したとみられている。国内ではオルーロでも、やはり学校での感染が報告されている。

■プマ・カタリで協議前進 La Razónの記事
ラパス市と市内のバス事業者との間の協議が、前進した。ラパス市は市営のBRT、プマ・カタリの路線拡大を発表したが、バス事業者らは民業圧迫になると反発し、ストの可能性を示唆していた。両者は、アチュマニの新路線の影響などを相互に分析することなどに合意した。


【ペルー】

■フヒモリ氏への恩赦、再審議へ Noticieroの記事
元大統領のアルベルト・フヒモリ氏への恩赦が、司法により再審議される。フヒモリ支持派が新たな書類などを提出したものだ。人権問題などで25年の刑を受けた同氏は、クチンスキー前政権から恩赦を受けたが、同大統領が辞任後司法がこれを取り消していた。フヒモリ派はこの取消の無効を求めた訴えを起こした。

■取り壊しにも多額費用 El Comercioの記事
クスコ中心部の、ホテル・シェラトンの建物の取り壊しにも、数百万ソルの費用がかかる。サフィ通り近くに建設中だったこの建物が、インカ由来の壁に被害を与えるおそれがあるとして、司法が取り壊しを命じた。この命令に従い、建物は数か月以内に取り壊される見通しとなっている。


【チリ】

■Uターンラッシュ、始まる BioBio Chileの記事
パトリアス祭の旅行者のUターンラッシュが始まっている。独立記念日を含む連休を、観光地や故郷で過ごした人々などの、都市部への帰還が始まり、交通機関や道路が混雑しているものだ。サンティアゴ首都圏に戻る国道68号では、合わせて3万8千台が帰還するとみられる。同都市圏から各地に向かった観光客は57万人だ。

■ヒツジ窃盗団摘発 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チロエ島のアンクーで、ヒツジの窃盗団が摘発された。地域で飼育されているヒツジを組織的に盗もうとしたとして、警察が6人を拘束したものだ。この地では同様手口でヒツジが盗まれる事件が多く発生しており、この窃盗団による余罪が多くあるものとみられる。


【アルゼンチン】

■ネウケン、男性2人凍死 Infobaeの記事
ネウケン州で男性2人が雪の中で凍死した。宗教行事参加のため国道13号を移動中、乗用車が大雪により動けなくなった。52歳と27歳の男性2人が、32歳の女性1人を車内に残し、助けを求めて歩いたが、この2人は雪の中で死亡しているのが発見された。車の中で待ち続けた女性は、無事保護されている。

■航空6社、ストへ Perfilの記事
国内の航空6社は、23日の13時から、ストライキに突入する見通しだ。アルゼンチン航空、アンデス航空など6社の操縦士の組合がこの時間から、会議を行なう。マウリシオ・マクリ政権の航空開放政策などに対する抗議から、この時間帯からストが行なわれる可能性が高まっている。

■エル・パロマールで火災 iProfesionalの記事
ブエノスアイレス、モロンのエル・パロマール空港で19日夜、火災が起きた。滑走路近くのポイントから火が出たもので、火は駆けつけた消防に消し止められたが、発着する便に影響が生じた。同空港は夜間飛行が司法に差し止められ、安全性の問題が地域住民に糾弾される中、起きた火災となった。

■フフイ新空港、使用開始 Infobaeの記事
リノベーションされたフフイ空港の使用が開始された。ターミナルが拡張され、オープンしたもので、この機にノルウェージャン航空がブエノスアイレスとを結ぶ路線を開設している。2009年、同空港の利用は7万5千人だったが、2018年には5倍近い40万人まで増加していた。

■イグアス-メンドサ線、休止 El Territorioの記事
LCCのフライボンディは、プエルト・イグアスとメンドサを結ぶ路線を突然、休止した。同社はウェブサイト上でこれを告知し、すでにチケットを購入した人に全額を返還するとした。同社が起点とするエル・パロマール空港の夜間飛行が26日から規制されるのを受け、スケジュールくみ直しによる措置とみられる。

■イナゴ、メカニズム解明へ Infocampoの記事
イナゴの大群発生についての、メカニズム解明への取り組みも進められている。6月にパラグアイから飛来した大群が、フォルモサ、チャコ、サンティアゴ・デル・エステーロ、カタマルカ州を経て現在、ラ・リオハ州を荒らしている。イナゴ被害は国内で繰り返されており、対応策だけでなくメカニズムの解明努力が続けられている。

■サンタ・フェ、若者の自殺 La Nacionの記事
サンタ・フェ州の小さな町で、若者の自殺が今、急増しているという。人口1万7千人のサンホルヘの町では今年、すでに22人の若者が自ら命を絶った。15歳から21歳の世代のこの町の死因の80%を自殺が占める状況だ。ラテンアメリカは概して自殺件数は少ないが、近年は各国で増加傾向にある。

■スブテ、アスベスト調査 AIMの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)では、アスベスト(石綿)の有無を調べる調査が行われている。各路線の労働組合が、この設備や車輛にアスベストが使用され、職員の健康被害が生じかねないと指摘し、経営側に圧力をかけていた。運営側がこの指摘を受け、実際のアスベストの有無などを調べ始めた。


【エクアドル】

■サンガイ、ヘリの事故 El Universoの記事
サンガイ国立公園内で、ヘリコプターの事故が起きた。アエロスアレス社のヘリが、この公園付近を飛行中に不明となった。民間航空局や警察にによる捜索により、不時着しているヘリが発見され、乗っていた全員の無事も確認された。このヘリは乗客を乗せ、グアヤキルからこの地に飛来していたが、緊急信号を発信していた。

■プヨ-テナ道、再開 El Comercioの記事
パスタサ県都プヨと、ナポ県都テナを結ぶ道路の通行は、36時間ぶりに再開された。アマゾンの両都市を結ぶこの道路は、パスタサ県内のサンタ・クララ付近で土砂災害が生じ、通行できない状態となっていた。交通公共事業省によると、復旧工事が完了し、通行が可能な状態となったという。


【コロンビア】

■ベネズエラ難民、280万人に RCN Radioの記事
国内に身を寄せるベネズエラ難民の数は、来年末には280万人に達するという。カルロス・オルメス・トルヒーリョ外相が示した数字だ。移民局が示した現時点の難民数は140万人で、来年にかけて倍増するとの予想だ。国連は現時点での難民総数が400万人としており、来年末にはやはり800万人になると試算している。

■ボゴタ空港、霧の影響 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は20日朝、濃霧の影響を受けた。朝5時頃から、霧による視界不良の影響で便のキャンセルや遅れが相次いだものだ。欠航便は合わせて21便にのぼり、多くの利用客に影響が広がった。昼頃までには視界は回復し、その後は運航状況は平常化に向かっている。

■ジャノ道、また閉鎖 Caracol Radioの記事
通行再開されたばかりのジャノの道路は20日、また閉鎖された。7月に大規模土砂災害を受けたこの道路は今週、時間制限などの中再開されていた。しかしこの区間でまた新たな土砂崩れが発生したことから、再び通行止めとなったものだ。この土砂災害で、ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ物流、交通が支障を受けていた。

■カルタヘナ、埠頭で事故 Caracol Radioの記事
カリブ海に面するカルタヘナ港の埠頭で事故が起きた。20日、この埠頭で使用されているクレーンが崩落する事態が生じ、29歳の男性1人が死亡している。事故を起こしたクレーンは可動式のもので、この男性は高所から転落したという。警察が管理上の問題がなかったかなど、調べを進めている。


【ベネズエラ】

■米国、マドゥロ提案を拒絶 El Impulsoの記事
米国はニコラス・マドゥロ政権からの提案を事実上拒絶した。マドゥロ政権は18日、米国との外交関係復活を探る発言をしていた。しかし米国政府はツイッターを通じこれに「回答」を寄せ、問題の巣窟となっているマドゥロ政権ではなく、今後もフアン・グアイド暫定政権との関係を強める、と断じた。

■反社会勢力との関係を強調 Descifradoの記事
ニコラス・マドゥロ政権は20日、フアン・グアイド暫定大統領と反社会勢力との関係を再び強調した。グアイド氏とコロンビアのギャング幹部との写真が公開されたものだ。マドゥロ政権側は、暫定政権の背後にこうした反社会勢力があると断じているが、コロンビアや米国などはこの件を「不問」にする姿勢を貫いている。

■グアイド、サンブラノ氏と会談 EVTV Miamiの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、エドガル・サンブラノ議会副議長と会談した。サンブラノ氏はインテリジェンス機関から4月末に拘束を受け、今週解放されたばかりだ。この拘束はニコラス・マドゥロ政権による明らかな弾圧とされている。サンブラノ氏は、今後もグアイド暫定政権を支えると断じている。

■マドゥロ、ロシアへ NTN24の記事
ニコラス・マドゥロ氏は、近くロシアを訪れるという。ロシアは中国とともに、マドゥロ政権の大きな後ろ盾となっている国だ。マドゥロ氏は近くモスクワを訪れ、プーチン大統領らと会談すると同政権側が明らかにした。一方同氏は、毎年参加してきた米国での国連総会は今年、欠席する。

■FAO、ベネズエラを飢餓国に Diario Méxicoの記事
国連食糧農業機関(FAO)は、ベネズエラを飢餓国に加えた。この指定により、同機関が飢餓が蔓延する国と見なす国は41か国となった。この飢餓国認定は、国民の半数以上が、緊急の食糧支援が必要な状態であると判断した場合になされる。飢餓国認定を受けるうちの31か国は、アフリカが占める。

■15州でまた停電 El Impulsoの記事
20日、国内の少なくとも15の州で、停電が発生した。国内東西の広い範囲で生じたもので、カラカス首都圏では起こらなかったが、タチラ州やカラボボ州、ミランダ州などが含まれる。国内では経済問題を受けたメンテナンスの不足などから停電が頻発し、この3月から4月にはメガ停電も起きていた。

■ペルー、150人放擲 El Universoの記事
ペルーは、書類などをもたないベネズエラ国民を国外に放擲した。エクアドル国境で、パスポート保持やビザ取得などの要件を満たさないベネズエラ人の入国を認めず、エクアドルに追い返したものだ。同国はベネズエラ難民の大量流入を受け、入国ベネズエラ国民にこの6月から、ビザ取得を義務づけている。

■エアロポスタル、国営化 El Universalの記事
民間航空会社アエロポスタルは、事実上国営化されたという。財政問題から昨年8月以降、便を休止していた同社は、近く運航を再開する。この再開に向け、同社は事実上、国有となったことが明らかになった。カラカスのマイケティア国際空港によると、10月じゅうにも再開となる見通しだという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、3人死亡か Hoyの記事
社会闘争に揺れるハイチでは、3人が死亡したという。同国の野党が明らかにしたものだ。国内ではガソリンなどのエネルギーの不足、涸渇が生じ、首都などで激しいデモが行われ、警官隊との間の衝突が起きた。デモではジョブネル・モイーズ政権の退陣を求める声も上がり始めている。

■キューバ、エネルギー危機深刻化 Reutersの記事
キューバのエネルギー危機はさらに深刻化している。ガソリン、家庭用ガスなどの不足が、輸入の途絶えから生じているものだ。交通機関の便が大幅に削減され、家庭ではまきを使用し調理し、またハバナなどの大型建設現場は作業が停止している。この事態は米国からの圧力の強まりと、ベネズエラの経済問題を受けたものだ。

■バハマ、漁業の80%壊滅 IPの記事
ハリケーン「ドリアン」の被害に見舞われたバハマの2つの島では、漁業分野のインフラの80%が壊滅したという。このハリケーンでは、アバコ島とグラン・バハマ島で甚大な被害を受けたが、多くの人々の生計を支える漁業が、現状では再建できない状況にあるという。特産のイセエビなどにも大きな被害が生じた。

■アマゾン、中国人入植計画 Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ政権はアマゾンへの中国人入植計画を示した。手つかずの自然が残るスリナム国境地域に、中国資本による開発と中国人の入植を計画しているというものだ。同政権はアマゾン開発に積極的で、森林破壊をフェイクニュースと位置づけ、環境団体からの批判を受けている。

■ボウソナロ訪米に太鼓判 Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領の訪米に、医師が太鼓判を押した。同大統領は先週、サンパウロの病院で外科手術を受け、未だ公務に復帰していない。国連総会参加のため訪米する予定だが、担当医師は同大統領の訪米には問題はないとの見方を示した。同大統領は選挙戦中の昨年9月、腹部を刃物で刺され重傷を負った。

■サンディニスタの侵食訴える EFEの記事
ニカラグアのインディヘナ(先住民)層が、伝統的生活が脅かされている実態を指摘した。ダニエル・オルテガ大統領が率いるサンディニスタ党により、インディヘナの生活地域が奪われ、損なわれ続けている実態だという。武装部隊により、こうした土地が奪われる事態が、各地で相次いでいるとした。

■ニカラグア、農作大きく落ち込み La Prensaの記事
ニカラグアの農作が、大きく落ち込んでいる。同国や中米各国の広い範囲では今、雨不足による渇水、旱魃が起きている。この水不足の影響で、トウモロコシやインゲンマメなど主要農産物の収穫量が、30~40%程度落ち込んでいることが、農業団体により報告された。この不作は、37の行政地域で生じている。

■グアテマラ、レジ袋禁止 La Horaの記事
グアテマラ政府は、レジ袋などの使い捨てプラスチックの禁止を図る政策を発表した。プラスチックによる海洋汚染などが世界的に問題になる中、同国でもレジ袋の使用規制などが図られることになる。この規制が実現すれば、中米ではパナマに続く措置となる。



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