2019.09.22

【ボリビア】

■選挙運動、熱を帯びる La Razónの記事
10月20日の総選挙まで1か月を切り、選挙運動は熱を帯びている。大統領選、各県知事選、上院下院議員選が行われるものだ。候補者や各政党幹部などは、全国各地を回り、自身または政党への投票を強く訴えている。大統領選では、過半数候補がいない場合は、上位二候補による決選が行なわれる。

■ロメロ「サンクルス財界は与党を支持」 Correo del Surの記事
カルロス・ロメロ大臣は、サンタクルスの財界は与党MAS政権を支持していると断じた。サンタクルスではルベン・コスタス知事が反与党の再先鋒となっている。しかしロメロ大臣は、現与党の政策で貿易、通商などの利点が大きく、サンタクルスの財界は与党を支持しているが「公然と言えないだけ」と断じた。

■チ氏、炎上戦略 Correo del Surの記事
カトリック政党から大統領選に出馬しているチ・ヒュンチュン氏は、「炎上戦略」であることを認めた。韓国出身の同氏は、性的マイノリティや女性に対する差別的な言動で、国内外から批判を浴びている。しかし同氏は、こうした批判を受けることで注目度が上がり、支持が上昇すると述べた。

■エボ、コチャバンバでの勝利に自信 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は、コチャバンバでの選挙勝利に自信を示した。10月20日の大統領選で、同県では70%を得ると断じたものだ。オルーロ県生まれの同大統領だが、コチャバンバ県熱帯地方でのコカ葉農家、そしてこの組織の中での活動が、政治参画への原動力となった。

■エクスポクルスが開幕 Correo del Surの記事
サンタクルスでは、国内最大の見本市「エクスポクルス2019」が開幕した。例年、このオープニングは盛大に行われるが、今年は県内チキタニアで大規模林野火災が起きていることから、自粛がなされた。その一方で、開幕の場ではチキタニアへの連帯が表明されている。この見本市には24か国、2300社が参加している。

■タリハ、消火活動続く La Razónの記事
タリハ県では、消火活動が続いている。国内南部に位置する同県のベジャ・ビスタで現在、新たな火災が広がりを見せているものだ。同県やポトシ、チュキサカ県の消防が参加し、懸命な消火活動が続けられている。現在、この消火活動には空軍などのヘリ5機も参加しているという。

■ヤクイバ、イナゴ対策 El Díaの記事
タリハ県チャコ地方では、イナゴ対策が本格化している。6月にパラグアイで発生したイナゴの大群がアルゼンチンを荒らし、その一部が19日、同県に入ったことが確認された。到来地点に近いヤクイバでは、この拡大を食い止めるための対策がとられている。現時点での国内被害規模は不明だ。

■太陽光発電、100メガワットに Página Sieteの記事
オルーロ県に整備されている太陽光発電公園の発電能力は、100メガワットになるという。先週、この一部が発電を開始した。108ヘクタールの用地に発電パネルが設置されたもので、2020年の感染竣工後はこの発電規模となるという。この公園整備は80%をフランスが負担し、欧州連合が15%、ボリビアが5%を負担した。

■プエルト・ビジャロエル、密輸拠点か Página Sieteの記事
水路交易の拠点とされるプエルト・ビジャロエルの「密輸」の拠点化が懸念される。この後背地で、コチャバンバ県から持ち出されたとみられる、大量の木材が発見された。この港を通じて、この木材が売買されようとしていたとみられる。内陸国のボリビアは、水路交易の拡大を図っていた。

■ラパスの都市交通、改善されず Página Sieteの記事
ラパスの乗合自動車による交通は、改善されていないとの指摘がなされた。市内では市営のBRT、プマ・カタリの路線拡大が続いている。しかしながら、既存の540路線のミクロ、ミニブス、トルフィを含め利便性の改善にはつながっていないとされたものだ。これらの交通には3万台の車輛が使用されている。

■サンタクルス宝石店強盗 La Razónの記事
サンタクルスの宝石店で、強盗事件が起きた。市内エキペトロルの「カラスコ」に3人組の強盗が警備員らに暴力をふるった上で店に押し入った。駆けつけた警察官によりこのうち1人は拘束されたが、残る2人は逃走した。現在、警察はこの2人の行方を追うとともに、拘束した1人の取り調べを行なっている。

■ポジェラ、フェミニズムのシンボルに El Deberの記事
インディヘナ(先住民)女性の伝統衣装であるロングスカート、「ポジェラ」が国内フェミニズムのシンボルとなりつつある。ラパスやオルーロなどで一般的なこの衣装だが、女性差別と民族差別を同時に受ける対象となっている。こうした社会状況と向き合う上で、このポジェラがシンボル的役割を果たしつつある。


【ペルー】

■ケイコ氏、獄中に戻る El Comercioの記事
リマの病院に一時入院していた元大統領候補、ケイコ・フヒモリ氏が予備拘束中の施設に戻った。同氏は高血圧にともなう循環器系の問題で、この14日から入院していたものだ。同氏は汚職の疑惑を受け36か月の予備拘束が命じられたが、今月司法はこの拘束期間を18か月に短縮したばかりだ。

■難民、密入国が増える El Comercioの記事
ベネズエラ難民の、国内への密入国が急増しているという。大量の難民流入を受けこの6月から、ペルー政府は入国ベネズエラ国民にビザ取得を義務づけた。表面的に入国者は減少したが、エクアドル国境から密入国する同国民が急増しているという。北端のトゥンベスでは、密入国とみられる350人が摘発されたばかりだ。

■テレフェリコ、2社の争い Gestionの記事
リマで計画されている観光用テレフェリコ(ロープウェイ)の入札に向けた動きは、欧州2社の争いとなっている。市内中心部とサンクリストーバル山を結ぶテレフェリコの計画だ。世界的に受注争いを繰り広げる、オーストリアのドッペルマイヤー社と、フランスのポマ社が激しく競っている。

■ラ・リベルタ、水痘への注意 Perú21の記事
ラ・リベルタ県で、水痘(水ぼうそう)が流行しつつあるという。同県保健局によると、この地の学校で集団感染があり、24人の感染が明らかになり、このほかにも症状を示す生徒が少なくない。国内では今年4400件の感染例が報告されており、このうちの3440件は0歳から11歳までのこどもだ。


【チリ】

■4地域に火災の注意報 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州内の4地域に、林野火災への注意報が出された。同州では雨不足が続き、極度の乾燥状態に陥っているところがある。気象機関によるとこの21日から23日にかけ、これら4地域では気温が大きく上昇する見込みで、林野火災が起きやすい条件が揃うという。同州には国から緊急事態が宣言されている。

■オソルノ、学期延長 BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州のオソルノでは、今期の学期が延長される。この地では、教員による社会闘争の影響で、学校が長期間休校する事態となった。授業時間が確保できなかったため、今学期を1月まで延長すると教育当局が明らかにしたものだ。現時点で、今学期終了は1月15日となる見通しだという。


【アルゼンチン】

■交通省、900人失業と警告 TNの記事
ギジェルモ・ディエトリッチ交通相は、ブエノスアイレスのエル・パロマール空港で900人が失業するおそれがあると警告した。地域住民の訴えを受け司法は、この26日からの同空港の夜間飛行の停止を命じた。しかしこの措置で、LCC2社が撤退を含めた検討をしていることが伝えられている。

■観光業界も重大な懸念 Misiones Onlineの記事
国内の観光業界も、エル・パロマール空港問題に重大な懸念を示した。26日からの夜間飛行差し止めの司法判断を受け、同空港に乗り入れるLCC2社の運航体制に、支障が生じる。観光業界はこの事態を受け、国内で拡大してきたLCCの事実上の「規制」にあたり、観光業全体が影響を受けると警告した。

■乱気流で8人負傷 Perfilの記事
アルゼンチン航空の旅客機が乱気流に巻き込まれ、乗客や乗務員8人が軽傷を負った。マイアミからブエノスアイレスに向かっていた便が、アンデス山脈上空を飛行中にこの事態に遭遇した。機内で乗客が撮影した写真では、床に多くのものが散乱している。この機は緊急着陸はせず、エセイサ国際空港に向かった。

■イナゴ、カパヤンに戻る El Ancastiの記事
イナゴの大群が、カタマルカ州のカパヤンに戻ったという。6月にパラグアイから飛来したこの大群は、国内北部、北西部を動き、各地で農作物を荒らしている。このカパヤンから大群はラ・リオハ州に入っていたが、逆戻りしこの地にとどまっているという。


【エクアドル】

■グアヤキル空港、工事完了へ El Comercioの記事
グアヤキルのホセ・ホアキン・デ・オルメド空港は、この週末で予定されていた工事を終える。滑走路補修などのため、この週末ごとに4度にわたり、一時運用が停止されていた。この週末で一連の工事は終了し、23日からは通常の体制に戻ることになる。この一時閉鎖で、国内線、国際線の多くの便に影響が及んでいた。

■デモ隊、大統領府を襲う El Universoの記事
キトの大統領府、カロンデレをデモ隊が襲った。中絶の合法化を求める一団が市内でデモを行ない、大統領府前でも声を上げた。この際、参加者らが大統領府の建物に落書きをしたり、塗料を投げるなどの行為に及んだという。外壁の一部が汚されたが、内部への被害はなかった。


【コロンビア】

■スパイ行為を否定 Caracol Radioの記事
カルロス・オルモス・トルヒーリョ外相は、スパイ行為を否定した。ベネズエラのメディアが、国境地域でコロンビア当局や軍などによるスパイ行為があると伝えた。しかし同外相はこの指摘を根拠がないと否定し、同時にスパイ行為そのもものの存在を否定した。

■アビアンカ機が緊急着陸 Canal1の記事
アビアンカ航空の旅客機が、ポルトガルのテルセイラ島の空港に緊急着陸した。この事態を起こしたのはマドリードを発ち、メデジンに向かっていたAV17便だ。機体トラブルではなく、乗客の一人が急激な体調悪化を示し、この乗客を医療機関に運ぶため、この着陸を選んだという。

■ビバ機に落雷 Diario La Libertadの記事
LCCのビバ・エアの飛行中の機体に、落雷があった。この事態に見舞われたのはメデジン発、サンタ・マルタ行きのVH8058便だ。この事態を受け同機はメデジンの空港に引き返し、緊急着陸した。一時も乗客の一人が死亡と伝えられたが、これは誤報であることが分かっている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、反社とのつながり強調 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、フアン・グアイド暫定大統領と反社会勢力のつながりをあらためて強調した。先週、グアイド氏とコロンビアのギャング幹部との写真が示された。マドゥロ政権はこの写真もとに、グアイド暫定政権や野党の背後に、こうした反社会勢力があると主張している。

■運転手、反社とのつながり否定 Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領を乗せた車の運転手は、反社会勢力とのつながりを否定した。グアイド暫定大統領とギャング幹部の写真流出を受け、検察がこの件を捜査している。この写真は、2月にグアイド氏がコロンビアを訪れた際のものとされるが、この運転手は同氏、グアイド氏ともにこうした勢力とのつながりはないと証言した。

■チャベス派が発砲 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ政権を支えるチャベス派が、発砲したという。カラカスのサンフアン地区を、フアン・グアイド暫定大統領が訪れ、その支持者らが集まった。この場で、チャベス派の人物がこの群衆に向け発砲したという。この事態による負傷者などはないが、グアイド氏のこの訪問は中途で中止された。

■国連、対マドゥロ調査へ Periodistaの記事
国連は、ニコラス・マドゥロ政権による人権侵害行為などについて、具体的調査に着手する。同国を訪れた人権高等弁務官、ミチェル・バチェレ氏が同政権によるこの侵害行為を報告した。この報告を受け、同「独裁政権」によるこの侵害の内容などについて、国連側が調べを進めることとなった。

■自由公正選挙が必要 Noticieroの記事
人権活動家のアルフォンソ・ボリバール氏は、ベネズエラは早い段階での自由公正選挙が必要との見方を示した。国内では昨年大統領選挙があったが、野党が多数を占める議会が、自由公正性を否定し結果を承認せず、憲法規定上の要件を満たさないことからニコラス・マドゥロ政権は「簒奪政権」となっている。

■レケセンス氏も解放を Noticeroの記事
弁護士のホエル・ガルシア氏は、野党議員フアン・レケセンス氏の即時解放が必要と断じた。先週、拘束されていたエドガル・サンブラノ氏が解放されたが、「同じ容疑」であるはずのレケセンス氏だけが長期拘束されていることは不適切との見解を示した。レケセンス氏はテロ関与を一方的に指摘され、すでに400日を超える拘束となっている。

■国内、ホモフォビア蔓延 El Dinamoの記事
ベネズエラは今もなお、ホモフォビア(同性愛憎悪)大国だという。LGBTQ団体が明らかにしたものだ。ラテンアメリカでは近年、性的マイノリティの人権にかかるさまざまな変化がみられるが、ベネズエラは無風状態で、旧態依然とした差別が現存するという。先週、与党幹部がホモフォビア発言をし物議をかもしたばかりだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ闘争、死者も El Comercioの記事
ハイチの社会闘争では、死者も出ている。国内では再び、ガソリンなどのエネルギー不足が生じ、首都ポルトー・プランスなどで市民が激しい抗議デモを行なっている。新たに、この制圧を図った警官隊との衝突が起きたことが報じられ、少なくとも1人が死亡したという。この闘争は、モイーズ政権の退陣を求める動きに至りつつある。

■バハマ死者、53人に El Diarioの記事
バハマでのハリケーン「ドリアン」による死者は、53人となったという。同国警察が21日、明らかにしたものだ。このハリケーンによる甚大な被害が生じてから2週間となったが、依然として不明者が1300人いるとみられている。大きな被害を受けたアバコ島、グラン・バハマ島では、被害概要の把握も難しい状況だ。

■14時間で17人殺害 El Universoの記事
エルサルバドルでは殺人事件が相次ぎ、わずか14時間の間に17人が殺害された。この20日に起きた事態で、これらの事件のほとんどはパンディージャと呼ばれるギャングメンバー間の抗争などから生じたとみられる。国内はこのパンディージャの暗躍で、殺人などの重大犯罪がきわめて多い水準となっている。

■ブケレ、マラに警告 Última Horaの記事
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は、マラ(ギャング組織)に警告した。この21日、殺人事件が国内で相次いだことを受け、ギャングメンバー、パンディージャへの圧力を強める姿勢を示したものだ。就任から3か月となった同政権は、パンディージャ対策、治安改善にとくに注力している。

■すべてのスポーツイベント中止 Ciber Cubaの記事
キューバ国内ではこの週末の、すべてのスポーツイベント、試合が中止となった。同国では現在、ガソリンなどの燃油の不足が生じ、混乱を避けるためこの措置が取られたものだ。このエネルギー危機は、米国からの経済的締めつけと、ベネズエラの混乱が原因となったものだが、国民間の不満が鬱積している。

■ニカラグア、デモで3人負傷 Caracol Radioの記事
ニカラグアではデモとその鎮圧工作で、合わせて3人が負傷した。野党が国内の人権状況の改善を求めデモを行なった。国内では昨年4月から反政府デモが続き、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」と見なして大弾圧を加えている。今回のデモでも警官隊が、催涙ガス弾などを使用し、激しい鎮圧を行なった。

■ニカラグア、7万人脱出 El Nuevo Heraldの記事
ニカラグアでは昨年4月以降、7万人の国民が国外に脱出している。米州機構の人権機関CIDHが明らかにした数字だ。反政府行動に対するダニエル・オルテガ政権による弾圧を受け、国外に逃れる国民が続出したものだ。とくにコスタリカの国境地域には、事実上の「ニカラグア難民」が存在する状況となっている。

■バスケス、最初の治療終える Télamの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は、最初の治療サイクルを終えたという。同大統領はこの8月、初期の肺癌であることを公表し、公務を行なうとともに放射線治療などを受けていた。79歳の同大統領は、手術は受けない方針を示している。ウルグアイでは10月27日、新たな大統領を選ぶ選挙が予定されている。

■ベリーズ、独立38年 Breaking Belize Newsの記事
ベリーズは21日、独立38年を祝った。かつて「英領ホンジュラス」と呼ばれた同国は、1981年のこの日、英国から独立した。ベリーズの独立は、世界各地で未独立地域の独立が相次いだ1950年代から胎動し、事実上の無血革命によりこの独立が勝ち取られた。首都ベルモパンでは、式典が予定されている。

■ウルグアイ、殺人減少 Prensa Latinaの記事
ウルグアイでの殺人は今年、大きく減少しているという。同国では昨年、殺人件数が異様と呼べるほど激増し414件と、前年比で45.8%も増えた。同国警察によると、今年はこの反動もあり、殺人件数は一昨年の水準まで減っているという。この突然の殺人増加の原因などは、分析結果が示されていない。

■JICA理事長、パラグアイへ IPの記事
日本の国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長が、パラグアイを訪れる。在パラグアイの米崎紀夫事務所長が明らかにしたものだ。JICAのパラグアイでの活動が40周年を迎えることから、北岡理事長がこの11月8日に同国を訪れる。現在、青年海外協力隊員ら65人が、パラグアイに派遣されている。


【国際全般】

■DRC、新たなワクチン La Vanguardiaの記事
コンゴ民主共和国(DRC)では、エボラに対する新たなワクチンが投入される。同国東部では昨年8月から、新たなエボラ感染が起きており、依然としてコントロールされていない。大手のジョンソン&ジョンソンが開発した新たなワクチンの投与を、この地域の人々に開始すると同国保健省が明らかにした。



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