2019.09.23

【ボリビア】

■教会、チキタニアに祈り Página Sieteの記事
国内のカトリック教会は22日のミサで、サンタクルス県のチキタニアに祈りを捧げた。チキタニアでは8月から大規模林野火災が生じ、今もなお続いている。サンタクルスの大司祭は日曜のミサでこの件に触れ、早期の鎮火と復旧、そして地域への連帯を示すための祈りを捧げた。

■コスタス「イデオロギーの問題」 El Díaの記事
サンタクルス県のルベン・コスタス知事は、イデオロギーの問題を挙げた。同県のチキタニアでは大規模林野火災が起き、甚大な被害が出ているが政府は国家災害の宣言を出していない。この件についてコスタス知事は、左派、右派のイデオロギー対立から、政府側がこの宣言を出し渋っているとの見方を示した。

■空中消火、1500万リットル La Razónの記事
東部で起きている大規模林野火災の空中消火には、これまでにすでに1500万リットルの水が投じられている。政府は米国の大型消火用航空機スーパータンカーをチャーターするなど、空中消火に力を入れている。軍側が、これらの消化で使用された水の量を22日、明らかにしたものだ。

■ヤグアル、水の危機 El Deberの記事
サンタクルス県のヤグアルの行政が、水についての緊急事態を発令した。もともと雨不足で渇水となっている中、大規模林野火災と高温により、一般家庭などへの給水も危ぶまれる事態に陥っているという。この地域では2016年頃から異常渇水が起きており、地球規模の気候変動の影響を受けているとみられる。

■野生動物、アルゼンチンに Los Tiemposの記事
国内東部の野生動物が、アルゼンチンに逃げ込んだとみられる。大規模林野火災が起きた地域から、もともとのこの地の在来生物が難を逃れ、同国に向かったという。このためアルゼンチン側では、通常見られない動物の個体が、北部を中心にみられるようになっている。

■EUミッションが来暮へ El Deberの記事
欧州連合(EU)のミッションが22日にも来暮する。この10月20日、国内では総選挙が予定されているが、EUはこの自由公正性の監視のため監視団を国内に送る。この下準備のため、担当者らが国内を訪れるものだ。EUはボリビアには選挙のたびに、このような監視団を送っている。

■エボ、ニューヨークへ La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は22日、米国ニューヨークに専用機で向かった。今週行なわれる国連総会参加のための訪米だ。モラレス大統領はこの演壇で、現在東部ボリビアで発生している大規模林野火災の現状を訴える姿勢だ。またこの火災に強い関心を持っているフランスのマクロン大統領との会談などが予定されている。

■チ氏、中絶には反対 El Deberの記事
カトリック系政党から大統領選に出馬しているチ・ヒュンチュン氏は、中絶合法化には絶対反対する姿勢を示した。カトリックは中絶をタブーとしており、この考えに基づき絶対反対の立場を守ると断じたものだ。韓国出身の同氏は、女性や性的マイノリティに対する差別的発言などで物議を醸している。

■エルアルト、下水システム工事 El Díaの記事
ラパスの衛星都市、エルアルトの第8区では、下水システムの建設工事が着工された。急激に宅地化が進み、人口が増えたエルアルトでは、生活インフラの整備が遅々として進んでいない面がある。この第8区でも、下水システムの欠陥が指摘されていた。この工事は2020年まで行なわれ、域内の99%以上に下水システムの恩恵がもたらされる。

■ペットボトル1100キロ回収 Página Sieteの記事
オルーロでは1100キロものペットボトルが、回収された。環境問題への取り組みとして、世界各地で一斉清掃が行なわれた。オルーロでも環境局の呼びかけでこの活動が行われ、ごみとして捨てられていたこの量のペットボトルが回収されたものだ。オルーロではレジ袋などの規制が検討されているが、未だに結論が出ていない。

■電気自動車、関心集める El Díaの記事
サンタクルスで開催されている国内最大の見本市、エクスポクルスでは電気自動車が高い関心を集めている。欧州などで一般化しつつある電気自動車だが、国内ではまだまれな存在だ。電池技術の改良などで、一度の充電で走行できる距離が伸びていることもあり、国内でもこの関心が高まっているという。

■オルーロ墓所問題、進まず La Patríaの記事
オルーロの中央墓所問題は、まったく進展していない。国内の墓所では壁龕(へきがん)と呼ばれるくぼみを持つ壁が墓として整備される。しかしこの中央墓所ではこの壁龕の数が不足し、緊急に新たな壁を建設する必要性が高まっている。しかし、用地確保や予算などの問題から、この議論が空転したままとなっている。


【ペルー】

■フヒモリ氏への恩赦、法廷へ Correo Perúの記事
元大統領、アルベルト・フヒモリ氏への恩赦無効の停止を求め、法廷闘争となる可能性がある。同氏の弁護士、セサル・ナガサキ氏が語ったものだ。2017年12月、当時のクチンスキー政権が恩赦を決めたが、同大統領辞任後にこれが無効となった。しかしフヒモリ氏側はこれを不服とし、再び法廷闘争に入る可能性があるという。

■列車に轢かれ男性死亡 Perú21の記事
アレキパ県で、列車に轢かれ男性が死亡した。ユラ郡のアソシアシオン・ミラグロスで22日午前2時頃、起きたものだ。貨物列車の機関車に男性が轢かれたもので、男性の身元はまだ明らかになっていない。この男性は、線路上を歩いていたところ、この事故に見舞われたとみられる。


【チリ】

■ピニェラ「大統領はグアイド」 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、「ベネズエラの大統領はフアン・グアイド氏だ」と断じた。前大統領で国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が、同国大統領はニコラス・マドゥロ氏とした。これに反駁し、チリ政府はグアイド暫定政権を承認しているとしたものだ。国連総会参加のため国内を離れる直前、メディアに語った。

■竜巻被害、9割復旧 BioBio Chileの記事
この5月、竜巻被害を受けた第8(ビオビオ)州の住宅の9割は、復旧したという。同州の住宅局が明らかにしたものだ。この自然現象で、ロス・アンヘレスやタルカワノ、コンセプシオンの住宅に被害が生じていた。同局によると、現時点までに600棟の修繕が完了しているという。


【アルゼンチン】

■マクリ、米国へ Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、米国ニューヨークに向かう。今週行なわれる国連総会参加のため、訪米するものだ。マクリ大統領は総会で演壇に立つだけでなく、ドナルド・トランプ大統領との夕食会も予定されている。経済問題に加え、ベネズエラ問題についても各国首脳と意見を交わす見通しだ。

■160人、謎の中毒 Agencia Feの記事
サンタ・フェ州サン・ヘロニモのマシエルで、謎の中毒が広がっている。気分が悪くなり、嘔吐や下痢などの症状を呈する人が、160人にのぼっている。3日前から発生している事態だが、現時点で原因が特定されていない。保健局は、地域に供給されている水が原因である可能性を示し、調べを続けている。

■フライボンディ、3位に Pilara Diarioの記事
LCCのフライボンディが、国内航空会社で輸送数で3位となったという。民間航空局が明らかにしたものだ。昨年1月に国内市場に参入した同社は、低価格を武器に利用者を大きく増やしてきた。この8月の総利用者が14万3千人と、アルゼンチン航空、LATAMアルゼンチンに次ぐ規模となったという。

■井戸に落ちた女児、総出で救出 Periodistaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で、井戸に落ちた女児が、警察や消防、家族、そして近所の人々総出で救出されたいう。幅50センチ、深さ5メートルの井戸に落ちたのは生後1年8か月の女児で、犬と遊んでいるうちにこの事態に見舞われた。井戸の周囲を掘り返すなどして救出された女児は、軽傷で済んだ。


【エクアドル】

■モレノ、ニューヨークへ El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は、米国ニューヨークに到着した。今週、国連総会が開かれ、これに参加するため同大統領は訪米したものだ。この訪米には外相や保健相、環境相が同行している。同大統領はこの滞在中、複数の首脳や世界的企業の幹部などの会談を予定しているという。

■キト、全裸の男女遺体 El Universoの記事
キト市内の住宅地で、全裸の男女の遺体が見つかった。発見されたこの遺体は、男性が30代半ば、女性が20代後半くらいとみられる。この二人は、3階の住宅のベランダからともに落下し、死亡したとみられるが、事件、事故、自殺のいずれなのかは分かっていない。


【コロンビア】

■サンタンデール、M5.2の地震 Caracol Radioの記事
サンタンデール県では21日19時36分頃、地震が起きた。観測機関によると震源はメサ・デ・ロス・サントス付近で、震源の強さはマグニチュード5.2、深さは152キロだ。同県内だけでなく、ボゴタやメデジン、イバゲ、トゥンハなど広い範囲で揺れを感じたが、人や建物への被害はない。

■グアイマラル、小型機緊急着陸 Caracol Radioの記事
ボゴタの「第二空港」であるグアイマラルに、小型機が緊急着陸した。21日、ビジャビセンシオを発ちこの空港に向かっていたアエロジャノス社の小型機が、機体トラブルからこの事態に至ったものだ。着陸は無事に行われ、負傷者などもなく、また空港もその後すぐに正常に戻った。

■カルタヘナ空港、9.3%増 Caracol Radioの記事
カリブ海岸の観光都市カルタヘナの空港利用は今年、9.3%増えている。空港の管理側が明らかにしたもので、今年の延べ利用者数は385万3434人で、このうち国内線が315万8千人、国際線が69万5千人となっている。空港側は、今年の年間利用者数が、600万人を突破するとの見方を示した。

■一週間、殺人なし Caracol Radioの記事
カルタヘナは、「殺人のない一週間」を達成した。警察によると16日にタクシー運転手が殺害される事件が起きて以降、この一週間は殺人が起きていないという。市内では今月初め、10日間にわたり殺人が起きない期間が続いており、警察や行政はこの記録の更新に期待を示している。


【ベネズエラ】

■グアイド、訪米を中止 Caracol Radioの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、訪米を中止した。国連総会参加のためニューヨークを訪れる予定だったが、これを取りやめ、外相のフリオ・ボルヘス氏を派遣するという。ニコラス・マドゥロ政権による暫定政権への圧力の強まりを受け、現時点でベネズエラ国内を離れることを危険と判断したという。

■マドゥロ、グアイドを告発 Clarínの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、フアン・グアイド暫定大統領を国連に告発する。同政権で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏が明らかにしたものだ。グアイド氏とコロンビアのギャング幹部との写真流出を受け、グアイド氏と反社会勢力のつながりがあると告発するとしたものだ。コロンビアのイバン・ドゥケ政権も同様理由で告発する準備があるという。

■コロンビア、粛々と否定 Caracol Radioの記事
コロンビアのカルロス・オルメス・トルヒーリョ外相は、粛々と否定した。ニコラス・マドゥロ政権が、イバン・ドゥケ政権と国内の反社会勢力とのつながりがあると指摘し、国連に告発する用意があるとした。しかしトルヒーリョ外相は、この主張には根拠はなく、またマドゥロ政権はコロンビアが認める政権ではないと断じた。

■トランプ氏「テーマはベネズエラ」 Caracol Radioの記事
米国のドナルド・トランプ大統領は、会談テーマはベネズエラになると断じた。今週ニューヨークでは国連総会があり、各国首脳が米国に集まる。ラテンアメリカ各国首脳との会談の場では、ベネズエラ情勢と経済、そして難民問題が主たるテーマとなるとしたものだ。同政権はフアン・グアイド暫定政権を承認している。

■FARC-ELN、連携か Europa Pressの記事
コロンビア革命軍(FARC)と民族解放軍(ELN)が、ベネズエラ-コロンビア国境で連携する可能性があるという。両左翼ゲリラ組織は本来別だが、ともにニコラス・マドゥロ政権から背後で援助を受けているとの指摘がある。コロンビアでのテロ行動などを強める両組織が、この分野で連携する可能性もあると指摘された。

■23日は年金支給日 El Universalの記事
23日、国内は高齢者、退職者に対する年金支給日となる。一人あたりの支給額は、最低賃金と同じ4万ボリバール・ソベルノだ。しかし経済失政による通貨暴落で、この額はすでに2ドルを下回っている状態で、年金受給者らはこの年金額で生計を維持することはもはやできなくなっている。

■鶏肉とタマゴは高級食材に Descifradoの記事
鶏肉とタマゴは、国内ではすでに高級食材だ。Descifradoの調べで、現在市況では鶏肉はキロ当たり3万8千Bs~4万Bs(およそ2ドル)、タマゴは30個入りパックで8万Bs(およそ4ドル)となっている。最低賃金額が4万Bsとなっている中、多くの国民はこれらの食材を給与で得ることは難しい。

■バルガス州など、低気圧の影響 El Pitazoの記事
バルガス州などはカリブ海で発生した熱帯性低気圧の影響を受けた。国内中部から西部地域では強い雨が降ったが、同州ではこの雨の影響で各地で浸水などの被害が生じている。またハリケーンに成長する可能性がある「カレン」が国内北東に接近するおそれもあり、警戒が呼びかけられている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、複数の死傷者 Hoyの記事
ハイチでの社会闘争で、少なくとも1人の死者と複数の負傷者が出ている。同国ではガソリンなどエネルギーの不足、涸渇が生じ、市民らが首都ポルトー・プランスで抗議デモを展開した。警官隊が催涙ガス弾やゴム弾を使用し鎮圧を図ったが、この際に死傷者が出たという。市民らはモイーズ政権の退陣をも訴えている。

■ハイチ、大雨被害も Al Momentoの記事
エネルギー不足による社会闘争の混乱に見舞われるハイチでは、大雨被害も起きた。同国西部で4日間にわたり強い雨が降り、各地で浸水や冠水が生じた。プティ・グアーブでは85%の市街地が水に浸かり、住宅数棟が損壊している。この強い雨は、カリブ海で発生した熱帯低気圧の接近によるものだ。

■バチェレ、ボウソナロに不快感 Caracol Radioの記事
国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏は、名指しはしないもののブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領に不快感を示した。ブラジルの環境政策を批判したところ、ボウソナロ氏がピノチェト独裁政権下でバチェレ氏の父親が殺害されたことを「祝福」するコメントをした。この件を受け、「大きな悲しみを負った」と初めて言及した。

■バハマ、見えぬ再建の道 La Vanguardiaの記事
バハマ国民は、再建への道筋を未だに見つけられない。今月初め、ハリケーン「ドリアン」による甚大な被害を受け、これまでに53人が死亡、1300人が不明となっている。アバコ島、グラン・バハマ島での被害が大きく、この島での生活をどのように再建するか、生存者らはその方法さえ分からない状況だ。

■ボウソナロ、30日延長 Infobaeの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は、軍の派兵を30日延長した。同国アマゾンでは8月以来、大規模林野火災が続いている。この火災対応のための派兵の延長を、この20日に指示したものだ。この派兵の期限は24日までとなっていた。この火災対応や森林破壊への認識について、同政権への国際社会からの批判が高まっている。

■ハバナ、ゴミ問題 Ciber Cubaの記事
キューバの首都、ハバナではゴミ問題が起きている。10月10日街区にあるルヤノでは、数週間にわたりゴミ回収が滞り、街路にゴミが溢れ、悪臭がただよう状態だ。さらにこのゴミに誘われ、多くの野犬がこの地区に集まっているという。この背景にはエネルギー不足問題があり、ハバナ全体にこの状態が広がる可能性もある。

■OEA「弾圧停止を」 Notimericaの記事
米州機構(OEA)はニカラグアのダニエル・オルテガ政権に対し、弾圧をやめるよう求めた。この21日、国内では野党の呼びかけでデモが行われたが、すべてのデモを「テロ」と見なす同政権が力づくで排除し、死傷者が出た。OEAはニカラグアでは弾圧により表現の自由すら損なわれていると断じ、同政権に自戒を求めた。

■パナマ運河、水不足に直面 El Comercioの記事
太平洋とカリブ海を結ぶ水運の動脈、パナマ運河が水不足に直面している。雨不足の影響などで、運河の水量が減少し、大型の船の航行に支障が生じているものだ。水量調整などの上で重要な役割を占める、中途のガトゥン湖、アラフエラ湖はその調整能力を損なっている。この雨不足は、地球規模の気候変動の影響とみられる。

■エルサルバドル、毎日9人が消える El Sigloの記事
エルサルバドルでは毎日、9人が失踪しているという。同国検察によると、今年すでに2311人が消息を絶ち、行方が分からなくなっている。この背景には、マラと呼ばれるギャング団の抗争があるとみられ、秘密裏に「処理」される人が少なくないとみられている。ギャングメンバー、パンディージャの暗躍は、同国の治安悪化の要因となっている。

■デング、カリブ海岸に集中 El Heraldoの記事
デングの大流行が起きているホンジュラスでは、感染はカリブ海岸の北部に集中している。ネッタイシマカが媒介するこの感染症により、同国では今季135人が死亡しているが、このうち97人は北部5県が占めている。国全体での感染者数は、すでに7万5千人を超えている状況だ。

■ドイツ人観光客が不明 Prensa Libreの記事
中米を旅行しているドイツの19歳の男性観光客が不明になっている。ベリーズから、グアテマラのアンティグアに向かっていたテオ・キルチゲオルグさんが、消息を絶った。現在ドイツ大使館が、グアテマラとベリーズに専用回線を設け、この男性の情報提供などを求めている。


【国際全般】

■アルバニア、M5.8の地震 El Salvadorの記事
アルバニアで21日16時5分頃、強い地震があった。震源は港町ドゥラスの北30キロで、震源の強さはマグニチュード5.8だ。ドゥラスや首都ティラナなどで強い揺れを感じ、105人が負傷し、住宅562棟が損傷を受けた。この地震は同国ではこの30年で最大で、この事態を受け同国首相は国連総会参加を見合わせた。



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