2019.09.25

【ボリビア】

■エボ、海岸線問題を語る La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は国連総会の演壇で、海岸線問題について触れた。ボリビアはチリに対し主権ある海岸線を求めているが、昨年10月に国際司法裁判所はボリビア側の実質「敗訴」となる判断を示した。モラレス大統領は、ボリビアは今後も海岸線を求める主張には変わりはないと、この場で断じた。

■ニューヨークで対エボのデモ La Razónの記事
国連総会が行なわれているニューヨークでは、エボ・モラレス大統領に対するデモが市民などにより行なわれた。この10月20日に選挙を控えるが、モラレス大統領の再選出馬については憲法に抵触するとの見方が根強い。出馬に固執する政権と、網疏(法の抜け穴)を通じこの出馬を認めた司法に対し、人々が声を上げた。

■UNのメサ氏支持は「残り物」 La Razónの記事
野党UNのカルロス・メサ氏への支持表明は「残り物」に対するものと断じられた。与党MAS所属のアドリアナ・サルバティエラ上院議長が語ったものだ。実業家のサムエル・ドリア・メディナ氏が率いるUNのこの支持表明について、ほかに選択肢がなかったからだと一蹴した。

■UNは沈む船に乗った Correo del Surの記事
「ボリビアはNoと言った」のオスカル・オルティス氏は、サムエル・ドリア・メディナ氏は「沈む船の乗った」と表した。同氏が率いる政党UNが、カルロス・メサ氏への支持を表明したことを受けた発言だ。オルティス氏の政党はエボ・モラレス大統領にNoをつきつけることが目的だが、現在モラレス政権への接近が指摘されている。

■サンタクルス、静かな記念日 La Razónの記事
サンタクルスは静かな記念日となった。24日はこの町、この県の記念日で、例年はさまざまな行事が行われる。しかし今年は、東部チキタニアで起きている大規模林野火災を受け、県や市がこうした行事を自粛したため、静かな日となったものだ。規模を縮小し行なわれた式典では、チキタニアへの連帯が示された。

■アリカ港、38%値引き示す El Díaの記事
チリ北端のアリカ港は、ボリビア貨物の手数料の38%値引きを提示した。同港湾は扱い手数料の値上げを示していたが、ボリビア側の反発を受けこの対応についての協議が開かれた。内陸国のボリビアはこの港湾を主要な外港としているが、政府側はこの外港機能をペルー南部のイロに移転集約する計画を示している。

■オルーロ県知事への包囲網 El Díaの記事
オルーロのビクトル・ウゴ・バスケス県知事に対する包囲網が狭まっている。同知事はこの8月24日、タリハからオルーロに戻る途中、飲酒運転で検挙されたことが伝えられた。この報道を受け、野党が中心に同知事の罷免を求める動きを活発化させているものだ。

■モンタニョとは協議しない El Díaの記事
医師らの団体は、ガブリエラ・モンタニョ保健相とは協議しない、との姿勢を示した。政府の保健政策などを批判し、医師らは1カ月以上前からストライキに突入している。この間、モンタニョ大臣側との協議が数度行われたが、いずれも合意形成には至らなかった。医師らは、同大臣との交渉の先には何もないと判断したとみられる。

■医師らをCIDHに告発する動き La Razónの記事
37日にわたりストを続ける医師らを、米州機構の人権機関CIDHに告発する動きがある。医師らは政府の保健政策を批判しこのストを続けているが、このストにより困っているのは国民だとして、人権侵害にあたると告発する動きがエルアルトで起きているものだ。

■エルアルト高速道で事故 Página Sieteの記事
ラパスとエルアルトを結ぶ高速道で24日朝、ミニバス3台がからむ事故が起きた。ラパス側の高速道入口付近で起きたもので、スピードを出しすぎたミニバスが暴走し、ほかの2台に衝突したものだ。この事故で合わせて4人が負傷している。現場はモンテス通りと接続する、ビール工場付近だ。

■テレフェリコ駅でスケートボード Página Sieteの記事
ラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)駅前に、スケートボード場が整備された。スケートボードは若者に人気だが、安全に楽しめる場所は市内には少ない。オレンジ線のアルメンティア駅前に、この施設が設けられ、運営するミ・テレフェリコの社長がこのボードを楽しんだ。

■リャフタイマンタ、新動画 La Patríaの記事
オルーロのフォルクローレグループ「リャフタイマンタ」が、新たなビデオクリップを公開した。新たに発表したモレナーダの楽曲「アスタ・トゥ・アルタール」の動画で、オルーロの聖母ソカボンに捧げる内容の通り、市内で撮影されたものだ。リャフタイマンタはオルーロ、そして国内のフォルクローレ音楽界を牽引し続けている。


【ペルー】

■海岸鉄道、具体化へ Gestionの記事
リマとイカを結ぶ、海岸鉄道計画が具体化する。交通通信省はこの計画が、民間企業主導で進められることを明らかにした。全長323キロの鉄道を新たに整備するもので、必要な予算は32億ドルに達すると試算される。この鉄道はリマの鉄道網と接続し、自動車依存の交通体系に一石を投じる。

■フローレス社のバスが横転 Correo Perúの記事
アレキパ県内のパンアメリカン道で、フローレス社のバスが横転する事故が起きた。アレキパを発ちリマに向かっていたこの便は、カラベリ郡内で衝突事故を起こし、横倒しになった。このバスには38人が乗っていたが、軽傷者はいるもののいずれも命に別状はない。フローレス社は国内南部にネットワークを持つバス会社だ


【チリ】

■ピニェラ、気候変動を語る BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、気候変動に多くの時間を割いた。ニューヨークでの国連総会の演壇に立った同大統領は、地球環境対策がもはや時間の猶予がない状態であることを訴えた。国内第5(バルパライソ)州内で起きている渇水、旱魃の状態にも触れ、世界各国が一致して取り組む必要があると断じた。

■チジャンの灰が降る BioBio Chileの記事
チジャン火山から噴出された灰が、周辺コミュニティに降ったという。地質鉱山機構が明らかにしたもので、第16(ニュブレ)州にあるこの火山が活発化し、火口から15キロ範囲のコミュニティに灰が降った。現在同機関は、今後の活動の状況についての分析を進めている。この火山は昨年、大きな噴火を起こしている。


【アルゼンチン】

■エセイサ空港で事故 La Nacionの記事
ブエノスアイレス、エセイサ国際空港で24日夕方、事故があった。ターミナルの建設現場で足場の崩落があり、1人が死亡し10人が負傷したものだ。死者の身元は分かっておらず、4人は重傷で病院に搬送されている。この事故現場近くに居合わせた利用客は「飛行機が墜落したかと思った」と当時の状況を述懐した。

■マクリ、イランに言及 Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、国連総会の演壇で、イランに言及した。現在、対イランでの緊張が高まっているが、マクリ大統領はイランに対し、核合意の遵守などを要求した。1990年代に国内で起きたテロ事件から、アルゼンチンとイランの間には今も確執がある状態だ。

■コールセンターがストライキ Infobaeの記事
アルゼンチン航空のコールセンターがストライキに入り、影響が広がっている。同社が合理化策の一環でこの業務を外注委託する計画を示したことに反発し、198人の職員全員が業務を停止したものだ。この事態で同社の利用者7万人に影響が生じたとみられる。

■LCC2社、スケジュール変更続く Infobaeの記事
LCC2社は、運航スケジュールの変更手続きを進めている。住民らの要求から司法が判断し、ブエノスアイレスのエル・パロマール空港の夜間離着陸がこの26日から制限されるためだ。フライボンディ、ジェットスマートの2社は運航便の変更作業を進めており、運休となる路線も生じる見込みだ。

■パロマール整備計画、止めず Misiones Onlineの記事
政府は、ブエノスアイレスのエル・パロマール空港の整備計画を止めない。昨年2月から旅客便の使用が開始されたこの空港はLCCの拠点で、ターミナルや駐機場の整備計画が進んでいる。司法が夜間飛行の差し止めを命じたことで体制が変わりつつあるが、政府側はこの整備を進める方針に変更はないとした。

■ゴールの悲劇 Infobaeの記事
ブエノスアイレス州の大西洋岸、バレリア・デル・マールで「ゴールの悲劇」があった。フットボール競技場に設置されていたこのゴールポストが倒れ、12歳の少年が下敷きになり死亡したものだ。少年は22日夜から不明になっており、23日朝に死亡した状態で発見された。このゴールは、地面に固定されていなかったという。

■イナゴ、拡散中 El Tribunoの記事
国内北西部で、イナゴ被害が拡散している。6月にパラグアイから飛来したイナゴの大群が同地域で農作物に被害をもたらしている。現在、ラ・リオハ州やカタマルカ州、サルタ州などの複数地点にこの大群が現れており、一部はボリビアにも流出した。現場は対応に苦慮している。

■スーパー販売、12.7%減 Télamの記事
国内スーパーでの販売の落ち込みが止まらない。スーパーの団体は、この7月の販売が前年同月比で12.7%減ったことを明らかにした。国内では再び通貨安が進むなど、経済先行きに対する不安感が増しており、消費控えが広がっている。とくに中小スーパーの販売減少が、顕著に進んでいる。


【エクアドル】

■ルミチャカ、封鎖される El Comercioの記事
コロンビアとの国境である、ルミチャカの橋が封鎖された。24日、国境のカルチ県で労働組合や社会団体などが、中央政府に投資などを求めるストライキを展開した。この一環で、この国境橋が封鎖されたもので、車輛などの通行に支障が生じた。このほか同県の複数個所でも、封鎖が行なわれている。

■ママ・ネグラ始まる El Comercioの記事
コトパクシ県都ラタクンガでは、「ママ・ネグラ2019」が始まった。聖母ラ・メルセを祝うこの伝統の祭は23日から始まり、市内は特徴的な黒塗りにした人々や、花々、菓子類などで華やかに飾られている。観光客も多く訪れるこの祭の警備には、キトやアンバト、リオバンバからも警察の応援が入っている。


【コロンビア】

■リオネグロ、水に浸かる Caracol Radioの記事
アンティオキア県東部のリオネグロが、水に浸かったという。この23日、この町一帯では激しい雨が降り、町の排水能力を超えたため広い範囲が水に覆われる状態となったものだ。多いところでは水かさは40センチに達し、床上浸水の被害を受けた住宅も続出したという。

■ボゴタ空港対策、待ったなし Portafolioの記事
ボゴタの航空をめぐる政策は、すでに待ったなしの状態だ。市内のエルドラード空港は、乗り入れる便の需要が右肩上がりで続いており、キャパシティは今後、早い段階で限界を迎える。近郊のマドリードの空港の拡張、旅客運用開始が計画されるが、この議論は時間的余裕がない状態にあると指摘された。


【ベネズエラ】

■リオ協定、反社会勢力との関係指摘 Caracol Radioの記事
米州の防衛の枠組みであるリオ協定側は、ニコラス・マドゥロ政権と反社会勢力との緊密な関係を指摘した。薬物組織やコロンビアのゲリラ組織と同政権がつながっているとしたものだ。こうした勢力の犯罪やロンダリングに、マドゥロ政権が密接に関わっているとしている。フアン・グアイド暫定政権はリオ協定に復帰したばかりだ。

■リマ・グループ、対マドゥロ制裁強化 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権に批判的な国々によるリマ・グループは、同政権への制裁を強化する。同政権が反社会勢力とのつながりを強めていると分析し、この新たな制裁について米国側と協議中であることを明らかにしたものだ。リマグループ各国はマドゥロ政権ではなく、フアン・グアイド暫定政権を承認している。

■チャビスタ、議会に復帰 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ政権を支えるチャビスタ(チャベス派)が、議会に復帰した。議会では野党が圧倒的多数を占め、チャビスタらはこれまでボイコットを続けていた。しかし両政権間の対話によりこの復帰が合意されたとして、復帰したものだ。一方この復帰により、制憲議会を立法府とするとのマドゥロ政権の主張が、崩れたことになる。

■ロシア軍用機がまた飛来 El Pitazoの記事
ロシアの軍用機がまた、カラカスのマイケティア国際空港に飛来した。24日、同空港に降り立ったのはアントーノフAN124型機だ。この機は、ロシアの命を受け同国の兵らを輸送したとみられている。ロシアは、ニコラス・マドゥロ政権の後ろ盾の一つで、同政権との間での軍事的関係を強めている。

■ニューヨークで反マドゥロデモ Infobaeの記事
米国ニューヨークで、ニコラス・マドゥロ政権に対するデモが行われた。国連総会が行なわれているこの町で、ベネズエラ出身者らが中心となり、マドゥロ退陣を求める声を上げたものだ。マドゥロ政権が国民に対し弾圧を行ない、人権侵害を続けているとし、「マドゥロにより国民が殺される」と訴えた。

■最後の氷河、消滅寸前 Jornadaの記事
国内最後の氷河が、消滅寸前になっているという。メリダのロス・アンデス大学の研究者らが報告したものだ。国内最後に残されたウンボルト氷河の消滅が近づいているとしたものだ。経済失政による混乱の中、為政者がこの保護、対策を怠ったことが最大の原因とし、ベネズエラは南米で初めて「すべての氷河を失った国」となると断じた。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■議員発砲で緊張高まる El Españolの記事
デモ隊に向けた議員の発砲で、ハイチではさらに緊張が高まりかねない。ガソリン不足への抗議やモイーズ政権の退陣を求めるデモが同国で行なわれているが、議会前でフェティール上院議員がデモ隊に発砲し、写真家など2人が負傷したものだ。議員本人は「神経質になりつい発砲してしまった」と後に弁解している。

■ハイチ国境、厳戒態勢に Dario Libreの記事
ドミニカ共和国はハイチ国境で厳戒態勢をとっている。同国でデモが相次ぎ、緊張が高まっているうえ、不足しているガソリン調達のため越境者が増えている。不測の事態と密輸を防ぐためドミニカ共和国側は、国境に兵らを送り、警戒態勢を強めているものだ。国境付近はものものしい状況となっている。

■バハマ、不明者倍増か Teleindiscretaの記事
ハリケーン「ドリアン」による被害で、バハマでの不明者は発表の倍近くにのぼる可能性があるという。アバコ島、グラン・バハマ島で甚大な被害を受けた同国政府は、不明者を1300人している。しかし実際には2500人にのぼる可能性があるとの指摘がなされた。家族や近親者を探す人の姿も続いている。

■米国、責任を否定 Ciber Cubaの記事
キューバ、ハバナの米国大使館は「責任」を否定した。現在キューバではガソリンなどのエネルギーを筆頭に、食料品や医薬品、石鹸、タバコなどさまざまな物品の不足、品薄が続いている。ミゲル・ディアス-カネル議長はこの原因が米国による制裁のためとしているが、米国側はキューバ政府の経済失政が原因と一蹴した。

■ボウソナロ「人類の遺産ではない」 El Comercioの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、アマゾンは「人類の遺産ではない」と断じた。米国での国連総会の演説で述べたものだ。大規模火災を受け同政権の対アマゾン政策に批判が起きる中、同大統領はアマゾンへの口出しは「植民地主義によるもの」との主張を繰り返した。同大統領はアマゾン開発に積極的な立場だ。

■ウルグアイ、マリファナ輸出 El Universoの記事
ウルグアイから、初めてマリファナ(大麻草)が輸出された。緩和ケアなど医療目的に使用されるマリファナ10キロが、オーストラリアに向け輸出されたものだ。ウルグアイは世界に先駆け、2013年から段階的にマリファナを合法化している。医療目的のマリファナについて輸出も可能となっていた。

■オルテガ、背後に米国と指摘 Télamの記事
ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は、国内の反政府デモの背後に米国大使館があったと断じた。国内では昨年4月からこうした動きが続き、同政権は激しい弾圧を加え続けている。この反政府行動の背後で、在マナグアの米国大使館が援助、支援などを行なっていたと、警察の記念式典の場で断じた。

■カンクン、破綻の影響 Télamの記事
メキシコのリゾート地カンクンは、英国の老舗旅行会社トーマス・クックの破綻の影響を受けているという。この地の観光業界によると、この破綻のためこの地のホテル稼働率が、10ポイント程度下がる可能性がある。もともと今の時期はオフシーズンにあたるが、この破綻で英国からの観光にさらに冷や水が浴びせられるとした。

■タトゥー、脱タブー Infobaeの記事
ホンジュラスでは、タトゥーがタブーから外れつつあるという。同国ではマラと呼ばれるギャング団のメンバー、パンディージャが全身に入れ墨を入れることから、タトゥーはタブー視されてきた。しかし世界的な傾向から、同国でもタトゥーパーラーが多く営業し、気軽に好きな絵柄や文字を入れる人が増えているという。

■ランボルギーニ、パラグアイへ Gestionの記事
イタリアの高級車輛メーカー「ランボルギーニ」が、パラグアイへの進出を検討しているという。同社は新たなラテンアメリカ市場戦略の中核を、この地に置くことを考えている。今後市場拡大が予想される電気自動車の開発や製造などの拠点を設けることだ。マリオ・アブド・ベニテス政権とも意見を交わしているとした。

■輸血でHIV感染か ABC Colorの記事
パラグアイで、輸血を通じたHIV感染の可能性が告発された。小児癌を患う12歳の少年が、HIVに感染していることが明らかになったという。この少年は4歳の時から、リンパの癌と闘っており、性交渉等の経験や母子感染がないことから、治療の過程で行なわれた輸血を通じ感染したと、その母親が訴え出たものだ。


【国際全般】

■アルジェリア、新生児8人死亡 El Comercioの記事
アルジェリアの病院で火災があり、新生児8人が死亡した。この事態が起きたのは首都アルジェから500キロのウエドスフで、24日午前4時頃に火が出たものだ。こども11人を含む76人は救出されたが、これら新生児らは煙を吸うなどし、窒息して死亡したという。出火原因は断線とみられている。



最近の記事