2019.09.28

【ボリビア】

■運輸、国境封鎖を示唆 El Díaの記事
運輸業がチリ国境の封鎖を示唆した。ボリビアが外港として使用するアリカ港が、ボリビア貨物の取扱手数料を引き上げた。この措置に反発し、1904年に結ばれた平和条約に抵触するものとして圧力を強めている。オルーロ県のタンボ・ケマード、ピシガなどの国境の封鎖を行なう可能性があるとした。

■アリカ、トラック1400台足止め Página Sieteの記事
チリ北端のアリカ港では、ボリビアのトラック1400台が足止めされている。アリカ港は港湾での取扱手数料を引き上げたが、ボリビアの貨物については値上げ幅が10%にとどまった。港湾関係者がこの措置に怒り、ボリビア貨物の扱いをボイコットしているものだ。政府は外港機能をペルー南部のイロに移転集約することを計画している。

■ウユニ塩湖で事故、9人負傷 Correo del Surの記事
ポトシ県のウユニ塩湖で観光車輛が事故を起こし、9人が負傷した。27日に塩湖上で起きた事故で、負傷者の中にはボリビア国籍者のほか、ペルー人やフランス人が含まれるという。地元紙は車輛同士の衝突事故と伝えているが、現時点でこれ以上の詳細は伝わってきていない。

■チキタニア、大幅改善 La Razónの記事
サンタクルス県チキタニアの大規模林野火災は、大きく改善したという。雨の恩恵もあり、出火個所が5行政地域の272個所まで減っているという。この火災は8月中旬から続いているもので、国内外の消防などが集結し、今も消火活動が続けられている。自然保護機関は一連の火災で、国内では530万ヘクタールが焼失したと発表した。

■ラパスで若者らが行進 El Díaの記事
ラパスでは27日、多くの若者らが行進を行なった。東部で起きた大規模林野火災を受け、政府による環境保護対策の不十分さを指摘し、いっそうの取り組みを求めたデモだ。国連で演説した16歳少女の呼びかけに、反応した動きでもある。行進はマヨール・デ・サンアンドレス大学(UMSA)から、新大統領府前まで行なわれた。

■エボ「二人とは相いれない」 Correo del Surの記事
エボ・モラレス大統領は、カルロス・メサ氏、サムエル・ドリア・メディナ氏とは政治的に「相いれない」と語った。来る大統領選で、ドリア・メディナ氏が率いる政党が、メサ氏を支持することが表明された。モラレス大統領は、与党MASとこの2人は、政治イデオロギー的にまったく相いれないと断じた。

■BoAのエアバス戦略、否定的 El Díaの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)が新たにエアバス機を調達することを発表した件について、航空の専門家は否定的な見方を示している。これまでBoAはボーイング機のみを扱っており、エアバス機導入のコストや手間は、BoAにとって大きな負担になると指摘したものだ。BoAはエアバスA330型機を、ボーイング767型機に置き換える姿勢だ。

■ワヌニ排水対策に100万Bs El Díaの記事
政府は、オルーロ県のワヌニ鉱山の排水対策に100万ボリビアーノを投じる。この鉱山は国内最大の錫鉱山だ。国内の鉱山からの排水により、河川や湖沼などの汚染が起きていることが指摘されており、この環境対策にこの額が当てられる。環境省はこの措置で、流域の54コミュニティにプラスの効果があると分析した。

■サンタクルス、警官増員 La Razónの記事
警察を管轄するカルロス・ロメロ大臣は、サンタクルス市内の警察官を200人、増員することを明らかにした。都市中心部などでの治安対策強化の一環でとられるものだ。また同時に、中心市街地などでの防犯カメラ設置をさらに拡大する方針も示した。サンタクルスでは、国外からの犯罪組織流入などが指摘されている。

■ポトシ県で事故、8人死亡 La Razónの記事
ポトシ県で交通事故があり、7人が死亡した。バレロの学校に通う生徒らを乗せたミニバスが、マルミサ山で800メートル下に転落したものだ。車輛は大破し、生徒5人、教員2人、運転手の合わせて8人が死亡した。生徒2人は重傷を負い、ポトシ市内の病院で手当てを受けている。


【ペルー】

■ビスカラ、選挙システム改革へ Gestionの記事
マルティン・ビスカラ大統領は、方針を示していた選挙システム改革に週明けから乗り出す。同政権は議会選挙の前倒し姿勢を示しているが、選挙法廷がこれに疑念を示している。これを受け、選挙法廷の在り方そのものの改革を議会に働きかけるものだ。あくまで議会選挙の前倒し姿勢を保つ状態だ。

■ベネズエラ人ら、差別を感じる El Comercioの記事
国内に身を寄せるベネズエラ難民の実に62%は、差別を受けたと感じている。国連難民高等弁務官事務所が、リマ、クスコ、アレキパ、トゥンベス、タクナの5都市で行なった調査の結果だ。就労機会が国籍に阻まれていると感じるケースが多く、また女性、高齢者はよりこの差別を感じやすい状況だ。

■サバンカヤ、また爆発 Perú21の記事
アレキパ県のサバンカヤ火山が、また爆発を起こした。地質機構によると27日朝9時20分頃、この火山の火口で火山性爆発が生じ、溶岩流が西から南西方向に流れ出たという。この新たな活動による、地域の住民などへの影響は報告されていない。この火山の活動は8月5日以来の観測となる。

■リマ空港、2380万人予想 Viajando Por Perúの記事
リマのホルヘ・チャベス空港の今年の年間利用者総数は、2380万人と予想されている。空港の管理会社LAPが示した数字で、この数は前年実績から6.4%のプラスだ。同空港からの便では、国内線ではクスコとアレキパ、国際線ではサンティアゴ、ボゴタ、マドリード線の利用が多い。


【チリ】

■サンティアゴ空港爆弾騒ぎ BioBio Chileの記事
サンティアゴ空港で、また爆弾騒ぎがあった。27日、同空港を発ちアントファガスタに向かうLATAM324便で、乗客の男が「爆弾を持っている」と宣言し、一度搭乗した乗客らが避難する事態となったものだ。この男は拘束されたが、爆発物は持っていなかった。騒ぎを起こした理由などは、明らかになっていない。

■リベルタドーレス、新施設へ BioBio Chileの記事
リベルタドーレスの国境施設はこの30日から、新しく建設された施設に移る。アルゼンチンとの主要陸路国境のこの新施設は、500億ペソを投じて2012年から整備が進められていたものだ。現行の国境施設から300メートル離れた地点に設けられたもので、面積は3万5千平方メートルだ。開業には、セバスティアン・ピニェラ大統領も立ち会う。


【アルゼンチン】

■クリスティナ、選挙運動中断 Télamの記事
前大統領で、次期副大統領候補のクリスティナ・フェルナンデス氏は選挙運動を中断する。同氏の娘がキューバで倒れ、体調上の問題から空路移動ができず同国に長期間とどまっている。同氏は娘のもとを訪れるためこの28日から10月7日まで、すべての選挙運動を中断することを明らかにした。

■氷河、8484平方キロメートル Télamの記事
アルゼンチンが国土に抱える氷河は、8484平方キロメートルの規模だという。環境省が、現在の国内環境の報告をまとめた中で、明らかにした数字だ。このうちの4646平方キロメートルは、12の州にある保護地域内にある氷河だ。地球規模の気候変動の影響を受けると想定され、さらなる保護が必要としている。

■難民、イグアス経由 La Voz de Cataratasの記事
イグアスの3国国境から、国内に入国するベネズエラ難民が急増しているという。同国の経済問題を受けた生活困窮から、多くの国民が国外に流出し難民化している。アルゼンチン国内への流入も続くが、ここにきてイグアス経由での入国が急増中だ。現在、毎日60~80人がこの国境を通過しているという。

■若年層、広がる肥満 Téalmの記事
国内では、若者の間で肥満が急速に広がっているという。保健省の調査で明らかになったもので、5歳から17歳の世代では、実に40%が肥満または体重過多の状態だ。ラテンアメリカ各国の中でアルゼンチンは、比較的低い肥満率だったが、近年は生活習慣の変化などで、肥満が急増していることが指摘されていた。

■パロマール、初日は6便欠航 Cronistaの記事
ブエノスアイレスのエル・パロマール空港では26日、6便が欠航した。地域住民の騒音の訴えから司法が、この日より夜間飛行を停止した。乗り入れるLCC2社はスケジュールくみ直しなどの対応をとったが、合わせて6便が欠航となったという。スケジュール変更などで影響を受けた人は、この日だけで5千人とみられている。

■エセイサ、警官3人逮捕 Perfilの記事
ブエノスアイレスのエセイサ国際空港で、警官3人が逮捕された。国際線の預け荷物の検査などで、実に255キロものコカインが検出され、この事件に関わった16人が逮捕されたが、このうち3人が警察官だったという。この事件は今月24日、エア・ヨーロッパの便で起きたもので、薬物はスペインに運ばれようとしていた。


【エクアドル】

■キルチネル像、仕舞われる El Comercioの記事
アルゼンチンの元大統領、ネストル・キルチネル氏の像は、倉庫にしまわれた。キトには南米諸国連合(Unasur)の本部があり、初代総裁のキルチネル氏の像があった。しかしエクアドルはこのUnasurから脱退したことを受け、この像も仕舞われた。Unasurはイデオロギー対立などから、空中分解している。

■ベネズエラの4500人が登録 El Comercioの記事
26日の初日、ベネズエラ難民4500人が登録を行なった。市民登録局は、国内に身を寄せるベネズエラ難民の標準化のため、この日から登録受けつけを開始した。初日に国内15個所でこの登録事務を行なった人が、この規模になったという。この登録は、難民実態を図るためのセンソ(国勢調査)の意味合いがある。

■カルチ闘争、4日め El Comercioの記事
カルチ県での社会闘争は、27日で4日めとなった。同県では、中央政府からの公共事業などの投資を求めるこの闘争が続き、コロンビアとの国境、ルミチャカ橋の封鎖なども行なわれた。4日めとなっこの日は、県都トゥルカンやサンガブリエルなどで、市民や公務員などによるデモ行進が行われた。

■キト、交通再編へ El Comerioの記事
キト市内の交通網は、今後再編される。市内で建設中のメトロ(地下鉄)が、来年10月にも開業する見込みとなった。これを受け、自動車交通に依存した体系となっている市内交通網の再編が図られるものだ。メトロは全長22キロで、15の駅が設けられ、バスなどの交通機関はこれらの駅をベースに、再編されるとみられる。


【コロンビア】

■ボゴタでオクトーバーフェスト Caracol Radioの記事
ボゴタでも「オクトーバーフェスト」が開催される。ドイツ、ミュンヘンで祝われるビールの祭がこの週末、市内で行われるものだ。アウトピスタ・ノルテのイベント会場で行われ、国内ビール会社や輸入会社の協力で、さまざまな銘柄のビールを楽しめるという。

■EasyFly、新路線 Torre El Doradoの記事
EasyFlyが、新路線を開設する。同社が明らかにしたもので、11月1日からボゴタとキンディオ県都アルメニアを結ぶ直行便を開設する。税、施設使用料込で9万9501ペソで、すでにこの20日から、ウェブサイト上で販売を開始している。同社は国内初の、LCCだ。


【ベネズエラ】

■国連、ベネズエラへの調査着手 Caracol Radioの記事
国連は、ベネズエラの人権問題についての調査を開始する。この6月に国内を訪れた人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が、ニコラス・マドゥロ政権による人権侵害を報告していた。さらにマドゥロ政権に批判的なリマ・グループ各国も、人権についての告発を行なった。こうした動きを受け、国連としての調査を開始することとなった。

■国連、難民枠組みを El Universoの記事
国連は世界各国に対し、ベネズエラ難民受け入れについての枠組み整備を求めた。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮から、多くの国民が国外に流出し、難民化している。国連側はこの事態が緊急事態であることを認め、一方で各国で受け入れに温度差が生じていることに懸念を示した。

■プーチン氏「転向」か Kon Zapataの記事
ロシアのプーチン大統領が「転向」するかもしれない。ロシアはニコラス・マドゥロ政権の後ろ盾の一つで、マドゥロ氏はモスクワを訪れ、プーチン氏と会談したばかりだ。しかしこの際の態度などから、同氏は50を超える国が承認したフアン・グアイド暫定政権に、承認を切り替える可能性があるとの見方が浮上している。

■エルサルバドル、大使受け入れ La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドルのナジブ・ブケレ政権は、フアン・グアイド暫定政権が派遣した大使を受け入れた。同政権は「グアイド暫定政権のもとで、ベネズエラが民主主義と自由を取り戻すことを期待する」と述べ、親書を受け取った。この上で同政権は、マドゥロ政権ではなく、グアイド暫定政権を承認するとした。

■マドゥロ、ウルグアイに謝意 El Observadorの記事
ニコラス・マドゥロ氏はウルグアイのニン・ノボア外相と面会し、ウルグアイ政府への謝意を示した。米州の防衛の枠組みであるリオ協定により、マドゥロ政権に対する軍事的圧力が強まっている。この事態を受け、マドゥロ政権を承認するウルグアイ政府が、リオ協定脱退を含めた圧力を各国にかけたことに対する謝意だ。

■米国、トリニダード・トバゴにも支援 El Carabobeñoの記事
米国はトリニダード・トバゴにも、150万ドル規模の支援を行なう。生活困窮を逃れ多くのベネズエラ国民が国外に逃れ、各国で難民化している。トリニダード・トバゴにも多くのベネズエラ国民が押し寄せており、米国がこの対応のためこの支援を決めたものだ。米国は140万人を受け入れたコロンビアなどにも、同様の支援を行なっている。

■少なくとも10州で停電 Efecto Cocuyoの記事
27日、国内では少なくとも10の州で、停電が発生した。メディアの集計によるとタチラ州やスリア州、カラボボ州などでこの日の昼頃から停電となったという。国内では経済問題を受けたメンテナンス不足から大規模停電が頻発している状態で、この26日にもスリア州で長時間にわたる停電が起きたばかりだ。

■メトロ2号、止まる NTN24の記事
カラカスのメトロ(地下鉄)2号線が27日、止まった。運営側によると運転に必要な電力供給が絶たれ、運転できない状態に陥ったという。メトロでは電力だけでなく、運転車輛やシステムの問題などから、こうした運休が頻繁に起きている状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■スカイチーム加入は遠い Chocaleの記事
LATAM航空グループのスカイチーム加入は、現時点では遠いとみられる。デルタ航空との包括提携を発表し、ワンワールド脱退方針を同グループは示した。しかし航空連合を移籍すれば、現在同社が築いているカンタス航空やイベリア航空などとの関係を損なうおそれがあり、現時点ではスカイチームへの加入は優先課題ではないとみられる。

■ハイチ首都、また混乱 Kaos en la Redの記事
ハイチの首都はまた、大きく混乱した。同国ではガソリン不足と政権内の汚職疑惑が重なり、市民による抗議デモが各地で相次いでいる。首都ポルトー・プランスではまた大規模デモが行われ、警官隊との間で激しい衝突が生じた。国内ではモイーズ政権の退陣を求める声が、高まり続けている。

■ハイチ、略奪も発生 Noticias SINの記事
社会闘争に揺れるハイチでは、略奪も発生したという。ガソリン不足などの問題を受け、モイーズ政権の退陣を求めるデモが、ポルトー・プランス市内で激しく行なわれた。この際、デモ隊の一部が暴徒化し、警察施設になだれ込んで略奪を行なった上、所内にあった複数の車輛に火を放ったという。

■バハマ、死者56人に Diario de Burgosの記事
ハリケーン「ドリアン」による甚大な被害を受けたバハマでの死者数は、56人となった。同国政府側が明らかにしたものだ。もっとも大きな被害を受けたアバコ島での死者が47人、そして残る9人はグラン・バハマ島での被害だ。当局側が認めた不明者数は、現時点で608人となっている。

■ディアス-カネル、米国を批判 Télamの記事
キューバのミゲル・ディアス-カネル議長は、米国のドナルド・トランプ政権を批判した。米国政府は、ベネズエラへの支援を理由に、ラウル・カストロ前議長を制裁対象に加えることを明らかにした。この発表を受け同議長は、「米国はラテンアメリカ全体を支配しようとしている」と批判した。

■カマグエイ、石鹸に長蛇の列 Ciber Cubaの記事
キューバ、カマグエイでは石鹸を買い求める人々の長い列ができた。米国からの経済締めつけとベネズエラの経済問題を受け、同国ではガソリンを中心に、物品の品薄が拡大している。とくに石鹸は不足感が強まっており、カマグエイでは1人2個を上限に販売した店に、長い列ができたものだ。

■ニカラグア、2紙が紙媒体中止 El Universoの記事
ニカラグアの新聞2紙が、紙媒体での発行を中止した。この措置をとったのはエル・ヌエボ・ディアリオとメトロの2紙だ。国内では昨年4月からの反政府行動に対するダニエル・オルテガ政権の弾圧の強まりがあるが、政府に批判的なメディアに対する紙の供給が滞る状態が続いている。2紙は今後、インターネット発信に注力する。

■43人不明、実態解明を El Universoの記事
メキシコでは26日、43人不明事件の実態解明を求める声が各地で上がった。2014年のこの日、ゲレロ州で、デモに参加するため移動していた学生らが忽然と姿を消したものだ。政治弾圧である可能性が世界じゅうから指摘される中、未だにこの事件の実態は明らかになっていない。国内各地でこの日、デモが行われた。

■赤十字、デング警告 Voz de Américaの記事
国際赤十字は、デングに対する警告を発した。ラテンアメリカ地域で、このネッタイシマカが媒介する感染症が激増しているとして、各国保健行政に対応を求めたものだ。ホンジュラス北部のカリブ海岸で今年、劇的に感染が増加し、近隣のニカラグア、ベリーズでも感染増加が報告されている。


【国際全般】

■サウジアラビア、観光ビザ発給へ Caracol Radioの記事
サウジアラビアは、観光ビザの発給を開始することを明らかにした。同国はこれまで、メッカ巡礼などを除き、観光目的でのビザの発行は行なってこなかった。欧米、アジアの49か国を対象に、新たに観光ビザの発給を数週間以内に開始すると同国観光委員会が明らかにした。同国は石油依存の経済体質からの脱却を図っており、この一環による政策だ。



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