2019.09.29

【ボリビア】

■コイパサ、車輛19台燃やされる El Díaの記事
オルーロ県のコイパサで、車輛19台が燃やされたという。警察が明らかにしたものだ。現在ボリビア-チリ国境では密輸の横行が生じ、警察がこの取り締まりを強化している。燃やされたのはチリから違法に持ち込まれた車輛で、事実上の戦闘の中で火が放たれた。盗難車などが国内に持ち込まれる「カーロンダリング」がとくに問題となっている。

■火災の責任はエボ、56% Página Sieteの記事
ボリビア国民の実に56%は、東部で発生した大規模林野火災の責任がエボ・モラレス政権にあるとみている。メルカド社が行なった世論調査の結果だ。甚大な被害が出ているこの火災について、同政権の責任が大きいと過半数の国民が考えている。また政府の火災発生後の対応を不充分と考える国民は67%だ。

■観光、8億5千万ドル El Deberの記事
ボリビアは観光で、年間に8億5千万ドルを得ているという。文化観光省が明らかにした数字だ。近年、この観光による収入は大きく伸び、ラテンアメリカ各国の平均の3倍のペースで増加しているという。国内ではウユニ塩湖の観光地としての人気が高く、このほかティティカカ湖やラパスなども多くの観光客をひきつける。

■医療スト、ついに40日 Correo del Surの記事
医師らによるストライキは、ついに開始から40日となった。国の保健政策を批判し、見直しを求めた動きだが、保健省側と医師ら団体側による対話は頓挫し、完全に膠着化している。エボ・モラレス大統領もこの動きを受け、「医療を政治の道具にするべきではない」と苦言を呈したばかりだ。

■7候補、SUS増強方針 Correo del Surの記事
大統領選に出馬している8候補のうち、実に7候補は「SUS」の拡大増強の姿勢を示している。SUSは与党MASがこの5月に導入した、国民皆保険制度だ。1候補はこのSUSの廃止を盛り込んでいるが、ほかの7候補はこの制度そのものは評価し、改革は必要ながら維持する姿勢を示している。

■エボ、国産EV支援方針 La Razónの記事
エボ・モラレス大統領は、国産の電気自動車「Quantum」を支援する姿勢を示した。コチャバンバの企業が生み出したこの車輛は、サンタクルスで開催されている見本市エクスポクルスに出展され、注目を浴びた。ただし現行法制で、この車輛は今、ボリビア国内の公道を走行できない状態で、モラレス大統領は対応を約束した。

■サンタクルス、パンディージャ抗争 El Díaの記事
サンタクルスで、ギャングメンバー「パンディージャ」間の抗争事件が起きた。パンパ・デ・ラ・イスラのトボロチで26日夜、25歳の男性が暴行を受け死亡した事件だ。調べにより、対立するギャング同士の抗争が、この事件を招いたことが明らかになった。中米で暗躍が続くパンディージャだが、国内でもこの活発化が報告されている。

■チ氏、エボの宗教観を批判 La Razónの記事
ノルテ・ポトシを訪れた大統領候補のチ・ヒュンチュン氏は、エボ・モラレス大統領の宗教観を批判した。カトリック「原理主義」である同氏は、アンデスの大地神パチャママ信仰を否定し、この信仰を大事にするモラレス大統領を批判した。一方でチ氏は、この訪問地でパチャママ信仰につながりのある「トナーダ・ポル・ティンク」を踊っている。

■FCA、停留所を整備 La Patríaの記事
アンデス鉄道(FCA)は、オルーロのレールバス「カマキ」の停留所を整備した。待合の屋根や座席を設けたものだ。このカマキは、既存鉄道網にレールバスを走らせるもので、この8月末から運転が始まったものだ。この便は朝7時から21時にかけ、毎日10便が運転されている。

■エントラーダは禁酒 La Patríaの記事
オルーロで29日に開催される、学生たちのフォルクローレダンスの祭典「エントラーダ」では、禁酒措置がとられる。こうしたダンスイベントの際、沿道などではビールなどのアルコール類が売られ、過度の摂取が毎回問題となる。市側はこうした事態に備え、今回は禁酒措置を発動した。


【ペルー】

■ゼノフォビア増加を指摘 El Comercioの記事
在リマのベネズエラ大使が、同国民に対するゼノフォビア(外国人憎悪)感情の高まりを指摘した。現時点で85万人の難民が身を寄せる国内で、ベネズエラ人に対する身体、言葉の攻撃が顕著に増加しているという。カルロス・スクル大使は、「多くのベネズエラ国民が、ペルー国内で困難な時を過ごしている」と表した。

■ラ・リベルタ、殺人激増 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県で殺人が激増している。今年、同県内で殺害された人の数は121人と、すでに2017年、2018年それぞれの年間数を超えている。とくに県都トルヒーリョでは71人が今年、殺害されている。警察側もこの重大事件の増加を把握しているが、現時点でこの理由などの具体的分析はなされていない。


【チリ】

■皆既日蝕で休日化へ BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州では皆既日蝕を受け、この日を休日化しようという動きがある。来年12月14日、同州ではこの自然現象を観測できる。この日には世界じゅうから多く観光客が押し寄せる見込みで、これに合わせ特別休日とする法制化を議会の一部が検討している。皆既日蝕はこの7月、第4(コキンボ)州でも観測された。

■12歳女児、10年待った移植へ BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州チロエのダルカウエに住む12歳の少女が、腎臓移植を受けられることになった。幼少時から重い病に苦しみ、実に10年にわたりこの日を待っていたという。サンティアゴで適合するドナーが現れ、両親とともにペダウエルの空港に降り立った。市内の病院で28日夕方、手術を受ける。


【アルゼンチン】

■パロマール、集団訴訟の動き Clarínの記事
ブエノスアイレスのエル・パロマール空港問題で、利用者などの間で集団訴訟の動きがある。モロンの住民らの訴えから、司法が夜間飛行の差し止めを命じ、26日からこの措置がとられた。しかしLCC利用者らがこの措置で一方的に不利益を受けたとして、訴訟の動きがコルドバやネウケンで起きているものだ。

■交通相「影響が大きい」 El Intrasigenteの記事
ギジェルモ・ディエトリッチ交通相も、エル・パロマール空港の制限が「経済への影響が大きい」と断じた。司法が夜間飛行の差し止めを命じ、このためにLCC2社でスケジュールくみ直し、欠航などが広がっている。この司法判断は、マウリシオ・マクリ政権が進めた航空自由化策に真っ向から反するものであるとの指摘もある。

■対イナゴ、風に阻まれる El Ancastiの記事
カタマルカ州カパヤンでのイナゴ対策が、風に阻まれた。パラグアイから飛来したイナゴの大群が国内北部、北西部で農作物を荒らしている。カパヤンでもこの襲来が生じ、薬剤散布などの対応策がとられているが、強風に阻まれ作業ができない状態に陥っているという。

■麻疹、18例に Télamの記事
国内で今年、確認された麻疹(はしか)の感染例は、18件に拡大した。保健省によると直近の2週間に6件の感染が確認されているという。麻疹は世界的に感染が増えているが、南米では隣国ブラジルで現在、急速に感染が増えていることが指摘される。保健省はワクチン運動を展開するなど、対応策をとっている。

■コルドバで林野火災 Télamの記事
コルドバ州のプニリャ谷で、大規模な林野火災が起きている。ラ・クンブレ、ラ・クルス付近で火の手が上がっているもので、地域消防ら250人が、消火活動を続けている。この週末、同地域では気温が上昇しており、さらに火が燃えやすい状況になる可能性もある。

■トゥクマン、30日は商業休み El Sigloの記事
トゥクマン市内ではこの30日は、多くの商店が営業を休む。国内ではこの26日が「商業の日」とされているが、トゥクマンではこの30日を商業の日にともなう「労働者の日」と位置づけ、休息日とするという。個人経営の店だけでなく、チェーンスーパーの中にもこの動きに参加する店もある。


【エクアドル】

■ルミチャカ、1000人足止め El Universoの記事
コロンビア国境のルミチャカでは、1000人が足止めされている。国境のカルチ県で、中央政府からの投資などを求めるデモが行われ、28日で5日めとなった。この事態で国境橋も封鎖されており、越境者が足止めされている状態だ。国の交通行政もこのデモ隊に対し、通行の自由を求めている。

■バス強盗、67%は武器使用 El Comercioの記事
国内でのバス強盗の実に67%は、拳銃や刃物などの武器が使用されている。キト市内のバスでは、とくに携帯電話や金品を狙った強盗事件が頻発している。こうした強盗は組織化しているとみられ、同様の傾向はグアヤス、マナビ、エスメラルダス県などでもみられるという。


【コロンビア】

■11大学がデモ Télamの記事
国内11の大学の学生らが27日夜、ボゴタでデモを行なった。教育機関を舞台とした汚職疑惑が持ちあがり、これに抗議する動きだ。参加したのは市内の大型の大学の学生らで、市内複数個所でこの鎮圧を図ろうとした警官隊との衝突も発生している。

■ジャノ道、通行緩和 Caracol Radioの記事
ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ道路のジャノの区間では、車輛通行の緩和が図られた。7月に大規模土砂災害が発生し、2か月の復旧作業を経て軽車輛などの通行が再開されている。交通省は、28日から、19人までの旅客車輛の通行を再開したことを明らかにした。大型バスなどは今もまだ、制限を受けている。


【ベネズエラ】

■マドゥロ「ドゥケはおばかさん」 Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ氏が、コロンビアのイバン・ドゥケ大統領を「おばかさん」と表した。国連の場でドゥケ大統領は、マドゥロ政権と反社会勢力とのつながりを証明する資料を添えたが、この資料の中に誤りがあることが分かった。マドゥロ氏は、コロンビアがベネズエラに侵攻する理由をつけたがつているだけと述べた。

■ロドリゲス氏、侵攻企図を強調 Noticias SINの記事
ニコラス・マドゥロ政権で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏は、米国やコロンビアからの侵攻企図を強調した。国連総会の場で、衛星回線を通じて演説したものだ。マドゥロ政権の退陣を理由に両国が侵攻を企図し、さらに国連がこれを後押ししようとしていると批判した。

■ロドリゲス氏「難民400万人は嘘」 Noticieroの記事
ニコラス・マドゥロ政権で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏は、ベネズエラ難民400万人が発生しているとの報道は「フェイクニュース」と断じた。国連総会の場で強調したものだ。マドゥロ政権の経済失政による生活困窮から、多くの国民が流出し難民化しているが、同政権は今も「嘘である」と断じている。

■ロシア、接触を否定 El Horizonteの記事
ロシア政府は、フアン・グアイド暫定政権側との接触を否定した。ニコラス・マドゥロ政権の後ろ盾となっている同国政府関係者が、国連総会の場でグアイド暫定政権の外相であるフリオ・ボルヘス氏と接触したと報じられた。しかしロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、この事実はないと否定した。

■サパテロ氏、対話を支持 Télamの記事
スペインのサパテロ元首相は、ニコラス・マドゥロ政権とフアン・グアイド暫定政権の対話再開を支持した。ノルウェー政府の斡旋で、バルバドスでこの対話が行なわれていたが、今は中断したままとなっている。サパテロ氏は、緊張緩和の上でもこの対話の再開、継続が望ましいとの見方を示した。

■グアイド氏、ゼノフォビア批判 NTN24の記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ペルーで発生したゼノフォビア(外国人憎悪)事件を非難した。ベネズエラ人女性が負傷したこの事件について、訪問先のペタテで触れたものだ。ペルーには85万人のベネズエラ難民が身を寄せているが、こうした難民に対するペルー国民からのゼノフォビア感情の高まりが指摘されている。

■アエロメヒコの搭乗拒否に物議 Noticieroの記事
アエロメヒコによるベネズエラ女性の搭乗拒否が、物議を呼んでいる。同社便でメキシコシティからフランスに向かおうとした乗客が、拒絶されたものだ。同社側はこの便が、米国領空を飛行することから、ベネズエラ国籍者を搭乗させるわけにはいかないと説明した。

■物資不足で望まぬ妊娠が増加 Aporreaの記事
物資不足の影響で、とくに若い世代で、望まぬ妊娠が増えているという。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政により、基本物資の不足がこの数年、国内で続く。妊娠を避けるためのコンドームも不足しているものの一つで、この事態で避妊できず、妊娠してしまうケースが急増しているという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、焼き討ちも RTの記事
社会闘争が激化しているハイチでは27日、焼き討ちもみられた。ガソリン不足に端を発したこの動きは、汚職疑惑が相次ぐモイーズ政権の退陣を求める声に代わりつつある。首都ポルトー・プランスで行なわれた激しいデモは一部が暴徒化し、建物の焼き討ちや略奪に至った。警官隊はガス弾を使用し、応戦している。

■バハマ、保健医療復興に9千万ドル Télamの記事
ハリケーン「ドリアン」による甚大な被害を受けたバハマでは、保健医療分野の復興に9千万ドルが必要だという。同国保健省が明らかにしたもので、とくに被害が大きいアバコ島、グラン・バハマ島での医療機関の復旧には、相当額の費用と時間が必要だとした。同国では600人を超える不明者が今もいる。

■LATAM株式、30%上昇 El Paísの記事
市場では、LATAM航空グループの株式が30%も上昇した。先週、同グループとデルタ航空が包括提携する一報が入った。このことに好感を受け、市場で同株式が大きく値を上げたものだ。この提携に当たりデルタ側がLATAMの20%の株式を取得し、一方でLATAMは航空グループ「ワンワールド」を脱退することが発表されている。

■GOLはとばっちり El Universoの記事
LATAM航空グループとデルタ航空の包括提携発表の裏で、ブラジルのGOL航空はとばっちりを受けた。GOLはデルタ航空と資本を含めた関係を強めていたが、LATAMに提携先が「切り替わった」形で、デルタ側から捨てられた状態となっている。GOLはデルタ航空が率いる、スカイチームには加入していない。

■キューバ、強気の430万人 Télamの記事
キューバのマヌエル・マレロ観光相は、今年の同国を訪れる観光客が430万人になるとの強気の見方を示した。現在、同国の観光客増加を牽引した米国が、新たな経済的締めつけを増している。しかし同大臣は、欧州やロシアなど、ほかの国々からの観光需要が好調に推移しているとして、強気の数字を示した。

■キューバ、動物たちの受難 14 y Medioの記事
キューバの動物保護団体は、同国内では動物たちが難を受けつつあると指摘した。米国からの経済締めつけとベネズエラの経済問題を受け、国内では燃料や物品の不足が急速に広がりつつある。こうした状況下で、ペットを飼育できなくなる家庭が今後、劇的に増える可能性があると警告したものだ。

■ニカラグア、表現の自由なし Religion en Libertadの記事
ニカラグアには、もはや表現の自由はないという。同国では昨年4月から反政府行動が高まり、これに対するダニエル・オルテガ政権の弾圧が強まった。政府からの締めつけを受け、国内では独立系メディアの廃刊が相次いで報じられている。オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」と見なし、力による弾圧をも加えている状況だ。

■ブラジル、麻疹は流行 El Territorioの記事
ブラジルでは麻疹(はしか)が、流行段階に入ってきている。昨年以降、世界各国で麻疹の局地的流行がみられるが、ブラジルでもこの感染増加が止まらず、すでに感染者は4500人に達し、このうち6人が死亡している。南米最大都市であるサンパウロや、リオデジャネイロ、ペルナンブコ州などで感染が多い状況だ。

■エルサルバドル、デング抑止 Última Horaの記事
エルサルバドルは、デング感染の抑止に向けた取り組みを続けている。隣国ホンジュラス北部、カリブ海岸地方でこのネッタイシマカが媒介する感染症が流行し、この感染が中米全体に広がりつつある。こうした中、国内ではこの蚊の発生を抑止するための薬剤散布などが着々と進められている。

■漁の若者2人、依然不明 ABC Colorの記事
パラグアイ川で漁をしている間に行方不明となった若者2人は、依然として手がかりも見つかっていない。この7月31日、ピケテ・クエ付近で漁を行なっていた24歳と18歳の男性2人が、不明となった。以後捜索がなされたが、発見には至っていない。家族らは当局側に、捜索の再開を求めている。



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