2019.09.30

【ボリビア】

■第二ラウンドでメサ氏 El Díaの記事
メルカド社による世論調査で、大統領選は第二ラウンドでカルロス・メサ氏が勝利する。来月に迫る選挙だが、エボ・モラレス大統領は33%、メサ氏は26%で、決選でメサ氏が優勢との数字が示された。一方で15%の国民は無回答または未決定、11%は投票しない・白票と回答している。

■オルティス氏「GDPの10%を保健医療に」 El Díaの記事
大統領選の各社調査で3位につけるオスカル・オルティス氏は、国内総生産(GDP)の10%を保健医療にあてると語った。選挙運動でベニ県を訪れ、語ったものだ。同氏は与党MASがこの5月に導入した国民皆保険制度(SUS)を改革しながら発展させる姿勢を示しており、同時に医療体制の強化を図りたいとした。

■チ氏、3%に「不満」 Página Sieteの記事
カトリック系政党から大統領選に出馬しているチ・ヒュンチュン氏は、メルカド社の調査で支持が3%にとどまったことに不満を表した。この支持率は全体では4位だが、上位候補とは大きく開きがある。韓国出身の同氏は、とくにLGBTQに対する差別的言動で物議を醸しており、「炎上商法」との指摘もなされている。

■在外投票、5301人 La Razónの記事
10月20日の総選挙では、国外在住の5301人の有権者が投票を行なう。総選挙での在外投票は定着し、投票ができる国は33か国に拡大している。今回の選挙投票に向け、5301人が投票登録していることを選挙法廷が明らかにしたものだ。在外投票が多いのは米国、スペイン、アルゼンチン、ブラジルの4か国だ。

■Unasur議員投票、行なえず La Razónの記事
10月20日の総選挙の際、南米諸国連合(Unasur)議会議員選挙は行えないという。ディエゴ・パリー外相が明らかにしたものだ。南米12か国で結成されたこの機関だが、イデオロギー対立が空中分解状態となっている。通常、総選挙時に議員改選の選挙が行われるが、現在は行なえる環境にないとした。

■ウユニ、10月7日にゼネスト Correo del Surの記事
ポトシ県のウユニの市民らは、10月7日にゼネストを開始する。市民運動の末首長が事実上辞任したウユニでは、議会議員7人の辞任を求めた動きが強まり、現在は行政、立法とも機能不全に陥っている。市民グループはさらなる圧力をかけるため、この日から再びストを行なうとした。国内最大の観光地ポトシ塩湖への観光が、影響を受ける可能性がある。

■チキタニア、一進一退 El Díaの記事
サンタクルス県のチキタニアは、一進一退の状況だ。8月から大規模林野火災が続き、各国の協力を得ながら消火活動が続けられている。火の大半はコントロールされたと軍側は発表していたが、この週末には新たに7個所で火の手が上がっていることが報告された。一連の火災で国内では530万ヘクタールが焼失している。

■感染医師、驚異の回復 Página Sieteの記事
ラパス県ユンガス地方でアレナウイルスに感染し、重篤な状態となっていた医師が、驚異の回復を見せている。マルコ・アントニオ・オルティス医師は7月上旬から、ラパス市内の病院で手当てを受けていた。このウイルスには対症療法しかなく、一時は臓器の大半が機能不全となったが、会話できるまで回復しているという。

■ポトシ、35人死傷事故 El Díaの記事
ポトシ県で、18人が死亡、17人が負傷する事故が起きた。28日17時頃、チュキウタの道路を走行していたトラックが衝突事故を起こし、路上に横転したものだ。このトラックは多くの人を乗せ、ジャジャグアからポコアタに向かっていた。警察はこのトラックが、当時スピードを出しすぎていたとみて、調べを進めている。

■3社、ビルビルに関心 El Deberの記事
フランスの2社、アルゼンチンの1社の合わせて3社が、サンタクルスのビルビル空港の「ハブ化」計画に関心を示している。政府はこの空港を南米のハブに育てるため、インフラ整備などを計画している。現時点でこの3社が、この計画への参画に関心を示しているという。この計画は中国社の協力で進められるはずだったが、中途で頓挫していた。

■ボリビア、ウユニを推す El Díaの記事
ボリビア政府と民間は一致して、ウユニ塩湖を南米最大の観光地に推す。広大な塩の平原であるこの塩湖は、年々観光地としての知名度を上げ、現在は国内最大の観光地となっている。政府と民間は、このウユニをさらに世界じゅうにアピールするため、各地での観光フェアでの扱いを強化する方針だ。

■ロストロ・アサードがトップ La Patríaの記事
オルーロの郷土料理として、ロストロ・アサードがもっとも高い人気を得た。地域料理の投票が行われたもので、52.4%がこの「ヒツジの頭部を焼いた料理」を選んだ。次点は干しリャマ肉の料理であるチャルケカンで31.7%となっている。オルーロは地域料理をベースに、観光振興を図る方針だ。


【ペルー】

■Canatur、工事遅れに懸念 Correo Perúの記事
観光議会(Canatur)は、リマのホルヘ・チャベス空港の工事着工遅れに懸念を示した。同空港では第二滑走路建設と、新ターミナル整備が事業化されている。しかしこの着工が遅れていることを受け、空の便の増加に対応できず国内観光業が影響を受けるおそれがあるとの警告を発した。

■ペルー政府、マドゥロに反論 Perú21の記事
ペルー政府は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ政権に反論した。国内に逃れたベネズエラ難民が、ゼノフォビア(外国人憎悪)のリスクにさらされているとの報告がなされた。マドゥロ氏はペルーを非難したが、ペルー政府はこの事態はマドゥロ政権の経済失政によりもたらされたものだと反論した。


【チリ】

■マウレ、強い地震 BioBio Chileの記事
第7(マウレ)州で29日12時57分頃、強い地震が起きた。チリ大学の観測機関によると震源はコンスティトゥシオンの西70キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード6.6、震源の深さは309キロだ。この地震で同州のタルカや第8(ビオビオ)州都コンセプシオンなどでメルカリ震度5の揺れを観測している。

■地震で62歳女性が死亡 BioBio Chileの記事
29日に起きた強い地震により、第8(ビオビオ)州都コンセプシオンでは、62歳の女性が死亡した。12時57分頃に第7(マウレ)州で発生したこの地震でこの町は、メルカリ震度5の揺れに見舞われた。死亡した女性はこの揺れで倒れた家具に挟まれ、この事態で急性の心疾患を起こしたとみられる。

■余震、30回超える BioBio Chileの記事
29日に第7(マウレ)州で起きたM6.6の地震によるとみられる余震は、すでに30回を超えている。観測機関によると、現時点でもっとも大きい余震は17時11分にコンスティトゥシオンの西15キロで起きたM5.0の地震だという。しばらく余震が続く可能性があるとして注意が呼びかけられた。一方、これらの地震による津波の発生はなかった。

■未曾有の旱魃のおそれ BioBio Chileの記事
公共事業省は、国内が未曾有の旱魃に見舞われるおそれがあるとの見方を示した。今月、第5(バルパライソ)州が旱魃発生を宣言したばかりだ。しかし同省によると渇水、旱魃は全国的な傾向で、今期の農産は前年比でマイナスとなることがすでに予想されている。記録のある1968年発生の旱魃レベルを大幅に上回る被害が生じるおそれがあるとした。


【アルゼンチン】

■クリスティナ、またキューバへ Noticias del 6の記事
前大統領のクリスティナ・フェルナンデス氏が再び、キューバに発った。娘のフロレンシア氏が同国で病に倒れ、航空機に乗れないため国内に戻れない。フェルナンデス氏は現在、副大統領候補として臨む選挙戦の最中だが、これを中断してコパ航空の便でブエノスアイレスを発った。同氏は10月8日まで、同国に滞在予定だ。

■ノロウイルス、500人に Rosario Nuestroの記事
サンタ・フェ州マシエルで起きたノロウイルス感染は、感染者が500人を超えた。一週間前から、こちで発熱や嘔吐、下痢などの症状を示す人が急増し、これがノロウイルス感染であることが判明した。地域の医療機関によると、新たにこの症状を示す人が続出している状態で、鎮静化の兆しは見えていないという。

■観光、1.5%増 Télamの記事
アルゼンチンの観光はこの上半期、前年同期比で1.5%のプラスだった。エコラティーナ社が明らかにした数字だ。このペースを維持すれば、2019年の観光は2.5%のプラスとなる可能性があるという。ペソの急落などで外貨を持つ観光客にとってはアルゼンチン旅行の割安感が強まっている状況にある。

■バンダリスモで20人摘発 Télamの記事
公共物の破壊行為「バンダリスモ」で、ブエノスアイレスでは20人が摘発された。8月21日、スブテ(地下鉄)リネアAのサンホセ・デ・フローレス駅で、車体への落書きがあり、止めようとした職員数人が暴力を受けた。警察は防犯カメラ映像解析などを進め、この犯行に加わった一団を摘発したものだ。

■混合ワクチンが不足 Uno Entre Ríosの記事
エントレ・リオス州では、新生児向けの混合ワクチンが不足しているという。保健局によると、この不足により数千人の乳幼児が接種を受けられないおそれがある。同州では新生児への接種に力を入れており、2016年には82%だった接種率は2017年には92%に上昇していた。

■気温、40度予想も El Tucumanoの記事
国内北西部ではこの週末、気温が摂氏40度に達すると予想される地点がある。サンティアゴ・デル・エステーロ州のイスペロで予想が40度となり、サンミゲル・デ・トゥクマンでも予想は38度だ。国内は現在冬が終わり、春に至る次期だが、夏の暑さが厳しい北西部ではすでに暑さが始まっている。


【エクアドル】

■トゥルカン、緊張続く El Comercioの記事
社会闘争が続くカルチ県では、県都トゥルカンでの緊張も続いている。公共投資の拡大などを国に求めた動きで、この24日から道路封鎖などが起きているものだ。28日夜には、市民らが鍋やフライパンを撃ち鳴らすデモが行われている。このストで、コロンビア国境のルミチャカ橋では、多くの人が足止めされている。

■ストで市場が日曜営業 El Comercioの記事
カルチ県内の多くの公共市場は、日曜日である29日も営業した。県内では24日から大規模ストライキが行なわれ、各地で道路封鎖などが行なわれている。物流の滞りで食料品などの不足感が広がっていることを受け、各市場がこの日、異例の営業をしたものだ。


【コロンビア】

■ボゴタで浸水 Caracol Radioの記事
ボゴタでは28日午後、街路などが浸水する事態が生じた。市内のテウサキリョで、46番街や20番街が水に浸かったもので、これらの街路では電柱が倒壊する地点もあった。この浸水は、同地域でいわゆる「ゲリラ豪雨」が降ったことによるもので、この水が引くのに数時間を要したという。

■メデジン、殺人増加に Caracol Radioの記事
メデジンでの殺人件数が、3年9か月ぶりに、増加に転じた。フェデリコ・グティエレス市長のもと、組織犯罪の一斉摘発などが進み、市内では殺人数が減少の一途をたどっていた。この間、実に57日もの「殺人のない日」も記録した。しかし今月市内で起きた殺人件数は、前年同月を上回ったという。

■狂犬病、25年間発生なし Caracol Radioの記事
カルタヘナでは、狂犬病の発生が途絶え、25年となったという。市側が明らかにしたもので、この間飼い犬や人だけでなく、野生動物のこの感染症の発生もなかった。狂犬病はコロンビアを含む南米各国で今も脅威となっている感染症だ。市側は予防接種の展開が、功を奏したと分析している。

■交通省、スト打開に動く Caracol Radioの記事
交通省が、ストライキの打開に向け動き始めた。ボゴタではトラック運転手らのストライキが続き、とくに物流に大きな影響が生じている。違法業者の取り締まり強化などを求めた動きで、交通省はストを展開する運転手らの組合との対話に、動く姿勢を示した。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、ペルーを非難 El Universoの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、ペルーを非難した。マドゥロ政権の経済失政による生活困窮を逃れ、ペルーには85万人のベネズエラ難民が身を寄せる。こうした難民に対するゼノフォビア(外国人憎悪)による事件が増加していると警告が発せられ、マドゥロ氏が非難したものだ。一方マドゥロ政権は、難民の発生そのものをフェイクニュースと位置づけている。

■農業、金詰り危機 El Universalの記事
国内農業は、金詰りの危機にあるという。ニコラス・マドゥロ政権による経済失政で、国内経済は悪化の一途となっているが、農業分野は技術刷新などに対する投資が滞り、産業全体が陳腐化しつつある状況だ。国内では食料を含む多くの物品が不足に陥っているが、この農業の逼迫もこの一因となっているという。

■アエロメヒコ、基準適用しただけ Descifradoの記事
アエロメヒコは、米国の基準を適用しただけだとした。同社便でフランスに向かおうとした母子が、便が米国領空を通過することからこの搭乗を拒否した。同社はこの措置について、運航ポリシーに基づくものだとのみ説明した。この母子は未だに、メキシコシティの空港で足止めされている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ政府、暴力を非難 La Estrellaの記事
ハイチ政府は、社会闘争による暴力を非難した。国内では燃料不足と政界の汚職疑惑をきっかけに激しいデモが繰り返され、27日には首都ポルトー・プランスで衝突や焼き討ち、略奪が起きた。モイーズ政権はこうした暴力を非難し、国民に冷静な行動を呼びかけた。一方デモ隊は、モイーズ政権の早期退陣を求めている。

■ドミニカ共和国、厳戒態勢 Acentoの記事
隣国ハイチでの社会闘争の激化を受け、ドミニカ共和国は国境での厳戒態勢を継続している。デモの暴徒化などが報道されるが、ドミニカ共和国側はこの影響を避けるため、国境への兵の増員措置をとっている。またハイチへのガソリンなどの密輸を避けるための取り締まりも、強化している。

■バハマ、観光客つなぎ留め El Diarioの記事
バハマ政府は、同国を訪れる観光客のつなぎ留めに必死だ。ハリケーン「ドリアン」による甚大な被害が生じている同国だが、復興のためには観光の振興が欠かせない。この被害はアバコ島、グラン・バハマ島に集中しており、これ以外の島々の観光は可能な状態で、同国政府は観光客にこの点をアピールしている。

■キューバ、食料不足が拡大 Periódico Cubanoの記事
キューバでは、食料不足が顕著に拡大しているという。同国では、米国からの経済締めつけとベネズエラ経済問題を受け、ガソリンなどの燃料が不足に陥っている。この影響で食料の生産、流通体制にも支障が生じ、全体として食料品が品薄になりつつある。基本食料品は国内では、あと10日しか持たないとの分析がある。

■国連、ニカラグアに懸念 Infobaeの記事
国連はニカラグアに、重大な懸念を示した。人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が表したもので、国内で政治弾圧により表現の自由が損なわれている現状を指摘したものだ。国内では反政府行動に対するダニエル・オルテガ政権の弾圧が続き、批判的なメディアへの圧力で3紙が休刊に追い込まれたばかりだ。

■インディヘナリーダー殺害 La Prensaの記事
ホンジュラスで、森林保護活動を続けていたインディヘナ(先住民)指導者が殺害された。ヨロ県で、ミルヘン・イダン・ソト・アビラ氏が殺害されているのが見つかったものだ。この29歳の指導者は以前から脅迫を受けており、警察が関与を調べている。この指導者はとくに、経済活動による森林の侵食を批判していた。

■ボウソナロは火災を喜んでいる Télamの記事
ブラジルの元大統領、ジルマ・ルセフ氏は、ジャイル・ボウソナロ現大統領はアマゾンでの大規模火災を喜んでいると断じた。労働党大会で述べたもので、この火災により同氏が目指すアマゾン開発が前進すると考えているとした。ボウソナロ氏は、森林破壊そのものを「フェイクニュースだ」と断じている。

■エルサルバドル、兵2人死亡 Debateの記事
エルサルバドルで、新たに兵2人が死亡した。軍側が明らかにしたもので、現時点ではこの死亡と、国内での暗躍が続く、パンディージャと呼ばれるギャングメンバーとの関与は不明だ。国内ではパンディージャの活動などにより治安悪化が続き、今年すでに兵15人、警察官24人が死亡している。

■ニカラグア、サーフ不況 Today in Nicaraguaの記事
ニカラグアのサーフィン業界が、不況に陥っている。同国は中米ではサーフィンのアクティビティがもっとも活発な国の一つで、波を求める旅行者を多く受け入れる。しかし昨年からの社会闘争の激化などで、国外からサーフィン目的で同国を訪れる観光客が激減している状況にあるという。

■アメリカン、チケット販売停止 Panrotasの記事
アメリカン航空は、LATAM航空との共同運航便のチケット販売を停止した。先週、LATAM航空はデルタ航空との包括提携を発表し、航空連合ワンワールドから脱する方針も示した。これまでアメリカン航空とLATAM航空は南米路線などで相互補完を図ってきたが、このLATAMの「転向」によりアメリカン側が対応したものとみられる。

■ジェットコースター事故で死者 El Paísの記事
メキシコシティでジェットコースターの事故があり、2人が死亡した。遊園地にある「フェリア・デ・チャプルテペック」で使用車輛が衝突事故を起こし、ともに25歳の男性2人が死亡したものだ。この遊具は25年前に米国から輸入されたもので、1964年開園のこの遊園地では人気アトラクションだった。

■アスンシオンで大きな火災 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンで29日朝10時、大きな火災があった。リカルド・ブルガダ地区の住宅から火が出て、周囲に類焼したものだ。合わせて12棟が被害を受け、8世帯が焼け出された。消防による消火活動は難航したが、数時間後までに沈下している。被害を受けた建物が崩落するおそれがあるとして、現場では警戒が続いている。


【国際全般】

■テネリフェで大停電 El Díaの記事
スペイン、カナリア諸島のテネリフェ島では29日、大停電が起きた。13時10分頃、この島全体で送電が途絶えたものだ。自治州都サンタクルス・デ・テネリフェでは信号機が消えるなど交通にも支障が生じたが、空港や主な病院は自家発電に切り替え影響は軽微だった。この停電は6時間後に解消したが、原因はまだ分かっていない。



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