2019.10.09

【ボリビア】

■キスペ氏、血の闘争を予告 Página Sieteの記事
与党UDの上院議員、ラファエル・キスペ氏は、大統領選でエボ・モラレス大統領が勝利した場合、「血の闘争」に突入すると予告した。同氏はモラレス大統領が再選されてもその結果を認めず、国民とともに大統領府の奪還に向けた闘争を開始するとした。同氏はラパス県知事選に出馬している。

■インディヘナ、国連にエボを告発 El Díaの記事
東部のインディヘナ(先住民)層が、国連にエボ・モラレス大統領を告発した。8月以降東部では大規模林野火災が相次ぎ、530万ヘクタールを焼失した。インディヘナ層は、この火災被害の責任はモラレス大統領にあり、同政権の初動対応に問題があったとして、国連に対しこの申し立てを行なったものだ。

■ラパスでもエボ再出馬にNo El Díaの記事
ラパスで10日に行なわれる市民行進でも、エボ・モラレス大統領の再出馬への「No」の声が上がる。サンタクルスで先週行われた同様行進で、モラレス大統領の再出馬が憲法に違反するとの声が上がった。政権のおひざ元であるラパスでも、同様の声が上がる可能性が高まっている。

■ポトシ、17個所で封鎖 Página Sieteの記事
ポトシでは8日、合わせて17個所で道路封鎖が行なわれている。市民団体は、県内のウユニ塩湖のリチウム開発にともなう利益の県内への還元を求め、7日から無期限の社会闘争に入った。2日めとなったこの日も道路封鎖が行なわれ、参加者らが街路で声を上げている。

■投票用紙撮影は禁止 La Razónの記事
20日に行なわれる選挙の投票所で、選挙用紙を撮影する行為は全面禁止される。選挙法廷のアントニオ・コスタス氏が明らかにしたものだ。円滑な投票と、公正性を重視するため、写真撮影を禁止し、違反が発覚した場合はこの票を無効とする措置をとるという。

■選挙、警察官2万人態勢で警備 La Razónの記事
20日の選挙投票日、警察官2万871人が警備などにつくという。警察と選挙法廷側が明らかにしたものだ。選挙の円滑な進行や自由公正性を確保するため、警察も全面協力する。また開票作業が続く21日についても、警察は警備体制を維持する姿勢だ。警察官の増員は、選挙時には毎回行なわれている。

■選挙監視員228人が国内へ La Razónの記事
20日の選挙投票に向け、国際機関からの選挙監視員228人を、ボリビアは受け入れる。この選挙監視のため米州機構(OEA)から91人、欧州連合(EU)から2人、米州選挙機構から22人、メルコスルのオブザーバー5人などが来暮するという。このほか国内機関の監視員らを合わせると、228人規模となる。

■スーパータンカーら、帰国へ El Díaの記事
東部での大規模林野火災を受け、米国からチャーターしていた消火航空機スーパータンカーが、活動を終え帰国する。8月24日から消火に参加していたこの機材だが、国内の火災がコントロールされたことを受け活動を終えた。またロシアから派遣されていた航空機、ヘリコプターも近く、同国に戻る。

■BoA機材、ラパスには制限 El Díaの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)の旧型のボーイング737型機在について、ラパスのエルアルト国際空港への乗り入れが10日から制限される。民間航空局が判断したものだ。同社の同型機のトラブルが頻発していることを受けた措置だという。同局によるとこの措置は一時的なもので、近い将来に解除される可能性があるとした。

■トランビア、軌道へ Los Tiemposの記事
コチャバンバで最初のトランビア(路面電車)車輛が、軌道に乗った。既存鉄道網に軽車輛を走らせる鉄道計画が進んでいるものだ。この鉄道サービスに使用される車輛が市内に到着しており、最初の据えつけが、クレーンを使用して行われたものだ。この都市交通計画には、4億4700万ドルが投じられている。

■境界未画定策を示す La Patríaの記事
オルーロ県では、地域行政の境界未画定をそのまま残す新たな方策を示した。県内では、市境などの未確定区間が多く、この線引きをめぐる社会闘争が頻発している。この事態を打開するため、あえて線引きを確定させない方法が提案されたものだ。同県と、ポトシ県、ラパス県の間でも未確定区間が残存している。

■ヤクイバ、汚職疑惑告発 El Díaの記事
タリハ県ヤクイバのバジェホス・ビジャルバ市長が、前カルロス・ブル市政時代の汚職疑惑を告発した。市側の公共工事などの価格設定が、市況よりも高い状態となっていたという。何らかの形で、こうした利益が前市長のもとに還元されていた可能性を示したものだ。両氏はともに与党MASの推薦を受けた立場だ。

■SABSA、不満表明 Página Sieteの記事
国内の空港の管理会社SABSAの職員らの組合が、不満を表明した。同組合は賃上げなどの約束を、ミルトン・クラロス公共事業相との間で交わしたが、一向に実施されないとした。この件への不満表明として、職員らはハンガーストライキに入る準備をしているという。

■ボナンサ、新曲をリリース Correo del Surの記事
チュキサカ県出身のフォルクローレグループ「ボナンサ」が新曲をリリースした。同グループは来年、30周年を迎えることから、記念アルバムを準備中だ。この中の1曲を先行発表したものだ。発表された「Ya no te quiero」はトナーダ・ポル・ティンクのリズムの楽曲となっている。


【ペルー】

■修学旅行、エクアドルで足止め El Comercioの記事
修学旅行でエクアドルを訪れた100人の学生らが、足止めされている。同国では3日から社会闘争が激化し、トルヒーリョから同国を訪れた学生らが、国内に戻れない状態となっている。学生らは健康上の問題はないが、移動の方法を失い行き暮れている状態だ。外務省は学生らの「救出」を検討している。

■LATAM、一部肩代わり Semana Ecónomicaの記事
国内最大手のLATAMペルーは、4日に停止したペルービアン航空の利用者の一部を肩代わりする。同社が明らかにしたもので、今月13日までの便のチケットの保有者に対し、代替利用の相談に応じるとした。この事態を受け民間航空局が、LATAMなど各社に柔軟な対応を求めていた。

■1000年前の犬を発見 El Comercioの記事
リマの北370キロのセチンの遺跡群で、1000年前に埋葬されたとみられる犬が見つかった。考古学者が明らかにしたもので、頭部、四股と一部の毛が残った状態で出土したという。この地には、カラルよりもさらに古い、4000年前に都市が形成されたと推定されている。当時から、犬と人間社会が身近であったことをこの出土が証明したという。

■アンカッシュ、ミニバンが転落 Perú21の記事
アンカッシュ県で、ミニバンが谷に転落する事故が起きた。この事故が起きたのはフィデル・オリバ・エスクデロで、リマからサナチガンに向かっていたこの車輛が、200メートル下に転落した。この事故で車輛は大破し、3人が死亡し、6人が重傷を負っている。警察が事故原因の調べを進めている。


【チリ】

■コパウエ、警戒引下げ BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州とアルゼンチンの境にあるコパウエ火山の警戒度が引き下げられた。この火山活動にともなう地震の増加などを受け、同火山には上から2番めのランクの「オレンジ色警報」が出されていた。しかしこの活動が落ち着きを示したことから1ランク引き下げられ、黄色警報に変わった。

■マガジャネス、極寒の春 BioBio Chileの記事
春を迎えている国内だが、南端の第12(マガジャネス)州の各地は8日、真冬のような寒さとなった。プエルト・ナタレスでは雪が降り、冷たい風が吹き仕切ったという。また州内の観光地トーレス・デル・パイネも再び、雪化粧の姿に戻った。気象機関は10日にかけ、各地で朝の最低気温が氷点下になると予想している。


【アルゼンチン】

■パラナ川、水量減少 Télamの記事
パラナ川の水量が、非常に少ない水準となっている。上流部での雨不足の影響によるもので、現在のこの川の水量はこの10年間で最低レベルとなっている。現時点で水運や地域農業への影響は生じていないが、このままさらに水量が減る可能性も指摘されている。イグアス川も同様に水量が減り、滝の観光への影響が懸念されている。

■アルゼンチン航空の回答待ち Perfilの記事
アルゼンチン航空の操縦士の組合は、同社経営からの回答待ちの状況だ。組合は賃上げなどの要求を掲げ先週末、48時間のストを企図したが、労働省の斡旋を受け入れ回避した。操縦士の組合は新たな会合を開いたが、経営側から態度が示されていないため、ストの今後の展開などの結論は先送りした。

■ネウケン空港、火災の影響 Río Negroの記事
ネウケンで牧草地を焼く火災があり、空港に影響が生じた。サバレタの牧草地で起きた事態で、大量の煙により同空港の視界不良が生じ、便の離着陸に問題が生じたものだ。消防による消火活動は続けられており、その後煙の影響は軽減したため、欠航便などは生じなかった。

■アンデス、プエルト・マドリン線休止 El Diario de Madrynの記事
アンデス航空が、ブエノスアイレスとチュブ州のプエルト・マドリンを結ぶ路線を休止した。チュブ州では1カ月以上にわたり、公務員らによる社会闘争が続いている。この影響で同州への観光が影響を受け、この路線の利用が低迷していたためだ。同社はこの路線の廃止は否定している。


【エクアドル】

■マドゥロとコレアが画策 Caracol Radioの記事
レニン・モレノ大統領は、国内で起きている混乱がベネズエラのニコラス・マドゥロ政権と、前大統領のラファエル・コレア氏により画策されたものと断じた。ガソリン助成廃止に端を発した混乱が続いているが、この背後で両氏が動いているとしたものだ。この理由として、モレノ政権の弱体化を狙ったものだとした。

■7か国、マドゥロ政権を批判 El Univeroの記事
ラテンアメリカ7か国が一斉に、ニコラス・マドゥロ政権を批判した。国内で起きている社会闘争の背後に同政権があるとレニン・モレノ大統領が発表した。これを受けアルゼンチン、ブラジル、コロンビア、エルサルバドル、グアテマラ、パラグアイ、ペルーの各国が相次いで、非難声明を出したものだ。

■インディヘナ行進でキト厳戒 El Comercioの記事
インディヘナ(先住民)層の行進がキトに到達し、市内は厳戒態勢となっている。ガソリン助成廃止にともなう社会闘争に突入したインディヘナ層が、政府に圧力をかけるため行進を続け、キトに到達したものだ。一団は大統領府であるカロンデレ宮殿前に集結し、現場はものものしい状況となっている。

■モレノ、グアヤキルで会合 El Comercioの記事
レニン・モレノ大統領は8日、グアヤキルで各トップらとの緊急会合に臨んだ。インディヘナ(先住民)層の行進が首都キトに到達し、大きく混乱していることから、司法や立法府の長らとの会合を持ったものだ。この会合が開かれた政府施設前には、軍が厳重な警備を敷いている。

■インディヘナ層、退陣を迫る El Comercioの記事
インディヘナ(先住民)層の団体は、国防相などの辞任を要求している。ガソリン助成廃止に端を発した社会闘争で、インディヘナ層は各地で道路封鎖を行ない、キトに向けて行進した。コトパクシ県のインディヘナ層のリーダーは、国防相など数人の閣僚の名を挙げ、辞任を要求した。

■6県でガソリン不足 El Comercioの記事
現在国内6つの県で、ガソリン不足が起きている。先週3日からの社会闘争の激化で、ガソリンなどの燃油の輸送ができなくなっているためだ。不足、涸渇が起きているのはアスアイ、ボリバール、カニャル、カルチ、コトパクシ、インバブラの各県だ。今の時点で輸送再開、正常化の目途は立っていない。

■国内、略奪相次ぐ El Universoの記事
社会闘争の混乱に乗じた略奪も、国内で相次いでいる。グアヤキルでは一連の闘争の中で起きた略奪事件で、これまでに75人が検挙されている。略奪は国内広くで起きているとみられるが、インディヘナ層行進で混乱が続くキトの実態は、現時点で不明な状況だ。

■航空各社、電話連絡を El Universoの記事
航空各社は、航空便利用者に対し、電話連絡を求めている。国内での社会闘争による混乱で、キト、グアヤキルの空港を発着する便にも、影響が生じている。利用者に対し、空港に来る前に便の運航状況を確認するよう、呼びかけがなされているものだ。


【コロンビア】

■エクアドルの領事部を停止 Caracol Radioの記事
外務省は、エクアドル国内の領事部の業務を停止した。同国ではガソリン助成廃止に絡む社会闘争の激化で、大きな混乱が続いている。キト、グアヤキルにある領事部は機能を停止し、同国内に滞在するコロンビア国民向けの専用回線を開設し、相談に応じているという。この措置は「新たな発表があるまで」とられる。

■小型機が緊急着陸 Caracol Radioの記事
ビジャビセンシオの空港で、小型機が緊急着陸した。6人が乗った双発機から、同空港の管制に「片側の車輪が出ない」との連絡があった。この小型機は飛行を続けて燃料を減らし、その上で同空港に胴体着陸した。機体は無事に止まり、炎上は避けられた。この機はビチャダのクマリボの飛行場から、この空港に向かっていた。


【ベネズエラ】

■グアイド、米国からの支援合意 Télamの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、米国との間で支援の受け入れについての合意を果たした。米国はベネズエラ国内のNGO団体などに、9800万ドル規模の財政支援を行なうという。ベネズエラとワシントン政府との間でこのような合意がなされるのは、実に65年ぶりのことだ。米国はグアイド暫定政権を承認している。

■エクアドル混乱の背後にマドゥロ NTN24の記事
エクアドルで起きている大混乱の背後にニコラス・マドゥロ政権があると、フアン・グアイド暫定大統領が断じた。エクアドルではガソリン助成廃止にからむ社会闘争の激化で、緊張が高まっている。グアイド氏は、この事態はマドゥロ政権と、同国のラファエル・コレア前大統領が画策し、起きた事態だと断じた。

■マドゥロ、国境警戒継続 RTの記事
ニコラス・マドゥロ政権は8日、国境警戒の継続を指示した。同政権はコロンビアからの侵攻の可能性を煽り、国境地域での緊張を高めている。同政権に忠誠を誓う軍に対し、上から2番めのランクの「オレンジ色警報」を出して、警戒態勢を高めている状態だ。同政権はこの警報を継続するとした。

■マドゥロ、記者入国を拒絶 TNの記事
ニコラス・マドゥロ政権は、英国のジョン・カルリン記者の入国を拒んだ。同記者は、アルゼンチンの有力紙「Clarín」へのコラム寄稿のため国内訪問を予定し、カラカスの空港に到着したが、入国を認められなかったという。過去に同氏がしたためた、人権についての書籍を問題視したとみられる。

■Adobe、利用できず NTN24の記事
写真管理、編集ソフトのAdobeは、ベネズエラ国内で利用できなくなったという。同サービスの運営側が明らかにしたものだ。米国による、ニコラス・マドゥロ政権に対する制裁のため、すべての同サービスを停止している状態で、この状況は少なくとも10月28日まで続くとした。

■国民、ドルを好む El Pitazoの記事
通貨の「ドル化」は、大きく進んでいる。国内通貨ボリバール・ソベルノや、政府が導入した暗号通貨「ペトロ」よりも、国民の多くは米ドルを使用したやりとりを優先し、好んでいるという。ボリバールの不安定さや、ペトロの不透明さから、国民の多くがこれらの通貨を信用していない状況だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、経済停止状態 Azteca Americaの記事
社会闘争が続くハイチでは、経済が停止した状態だ。9月中旬から、ガソリン不足に端を発した抗議行動が激化し、今はモイーズ政権退陣を求める動きに変わっている。闘争開始から4週間めとなったが、行動は今も続いており、全土での経済活動が事実上止まっている。もともと経済が疲弊した状態で、これにさらなる追い討ちをかける状態だ。

■ダハボン、ハイチ人入れず CDNの記事
ドミニカ共和国の国境の町ダハボンに、ハイチ人が入れない状態となっている。ハイチ国内で起きた社会闘争や物資不足を受け、国境管理が厳格化されたためだ。火曜日にはハイチ人向けの市が立つが、バイクなどでの越境ができず閑散とした状態となった。通常手続きの越境には今、相当の時間がかかる状況となっている。

■アレマン氏、再結集を ADNの記事
ニカラグアの学生運動リーダー、レステル・アレマン氏は国民に、再結集を呼びかけた。同国では昨年4月から反政府行動が激化し、これに対するダニエル・オルテガ政権による弾圧が続いた。アレマン氏は弾圧を受け米国に事実上亡命したが、今般帰国したものだ。同氏はオルテガ政権の退陣に向け、国民が再結集する必要があると断じた。

■ボウソナロ「外国のせい」 El Universoの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は「外国のせいだ」と一蹴した。同国の海岸132個所に、謎の油染みがあることが指摘されている。未だ原因不明だが、同大統領は「外国からもたらされたものだ」とのみ語り、その根拠も示さなかった。この油染みの出現は9月初めころから、起きているという。

■デング死者、182人に Diario Libreの記事
ホンジュラスでのデング感染による今年の死者は、182人となったという。同国保健省が明らかにした数字だ。今年同国では、北部のカリブ海岸を中心に、このネッタイシマカが媒介する感染症が流行している。これまでに8万1千人以上が感染しており、死者に占めるデング出血熱の人数は38件だという。

■サハラの砂、カリブ海へ El Nuevo Díaの記事
アフリカ西部、サハラ沙漠の砂が再び、カリブ海に到達している。強い西風に乗り、この砂が同地域の空を曇らせているものだ。プエルトリコやトリニダード・トバゴで、この事態による視界不良などが報告されている。砂の到達は珍しいことではないが、当局側は住民らに呼吸器への注意を呼びかけている。

■アマスソナス、新機材お披露目 ABC Colorの記事
アマスソナス・ウルグアイが、新たに調達したエンブラエル機をお披露目した。同社は主力とするボンバルディア機のみをこれまで保有していたが、より大型、112座席のエンブラエル190型機を調達した。今後モンテビデオとアスンシオン、サンタクルスを結ぶ路線などで、この新機材が使用される。

■アエロメヒコ、変更応じる Contra Réplicaの記事
アエロメヒコ航空は、利用者の便変更に無料で応じている。メキシコシティでは先週、大規模な社会闘争によるデモがあり、航空便利用者の移動に問題が生じた。この事態を受け、便を利用できなかった利用者が続出している状態となっている。同社はこうした変更に応じているもので、インテルジェットなども同様措置をとっている。



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