2019.10.19

【ボリビア】

■暗黒の十月広告、検察が捜査へ El Díaの記事
エルアルトの街路に「暗黒の十月」の犠牲者写真を使用した広告が置かれた問題で、検察が捜査を開始する。2003年のこの月、ガス戦争が起こり国内では50人以上が死亡した。この法的責任を求める広告だが、生々しい写真に市民が拒否反応を起こしていた。当時副大統領だったカルロス・メサ氏批判のためにおかれた広告である可能性がある。

■野党、キンタナ大臣の責任追及 Página Sieteの記事
エルアルトの「暗黒の十月」広告問題で、野党は大統領府のフアン・ラモン・キンタナ大臣の責任を追及する姿勢だ。生々しい犠牲者写真を使用したこの不適切広告が、政府により置かれたことは明白と、UD所属の野党議員が指摘している。この広告に対しては、与党MAS支持者層からも批判がある。

■ウルキス知事の不正選挙告発 El Díaの記事
チュキサカ県から上院議員選に出馬しているイラリオン・チャベス氏が、同県のウルキス知事を選挙違反で告発した。与党MASが支持表明している同氏が再選されることが、すでに「決まっている」と同氏は選挙法廷に告発をする姿勢を示した。知事選を含む総選挙は、20日に投票が行われる。

■バチカンへの蓄財はフェイク La Razónの記事
スクレのヘスス・フアレス大司祭は、エボ・モラレス大統領がバチカンの金融機関に蓄財しているとの報道は「フェイクニュースだ」と断じた。一部のメディアが、モラレス大統領が数百万ドルを不正に蓄財していると報じた。しかし同大司祭は完全な「嘘」と断じ、このような案件とバチカン、カトリック教会は何のかかわりもないとした。

■ベニ、難破で選挙に影響か La Razónの記事
ベニ県で、川を航行していた船が難破し、20日の選挙に影響が生じる可能性がある。ロレトのグランデ川で起きた事態で、少なくとも1人が死亡している。この船は、20日の選挙に使用されるさまざまな物品やスタッフを輸送しており、この事故で準備が遅れる可能性があるという。

■プマ・カタリも停止 La Razónの記事
総選挙投票日の20日、ラパス市営のBRT、プマ・カタリも運転を停止する。選挙投票日は移動制限がかかるため、航空便を除く都市間交通、都市交通の多くが差し止められる。このプマ・カタリもこの日、終日運転を見合わせるとラパス市側が明らかにした。テレフェリコ(ロープウェイ)もこの日、全線が止まる予定だ。

■最終はオルーロ行き19時発 FM Boliviaの記事
ラパスのバスターミナルの、この19日の最終出発便は19時発のオルーロ行きとなる。20日の総選挙の日の移動制限のため、このターミナルは同日は全便が停止し、再開は21日未明となる予定だ。19日の同ターミナル発の便も漸次停止され、このオルーロ行きが最終となるとターミナル側が明らかにした。

■キロガ氏、選挙運動を批判 Página Sieteの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、エボ・モラレス大統領の選挙運動を批判した。モラレス大統領は投票が近づくこの10月、大統領専用機に記者らを招いて精力的にインタビューに答えた。この姿勢は、公務に名を借りた選挙運動だとし、この費用は国が出している実情を嘆いた。

■ポトシ-スクレで脱線事故 Página Sieteの記事
ポトシとスクレを結ぶ鉄道区間で、貨物列車が脱線事故を起こした。13日、ポトシ県内のドン・ディエゴ付近で起きたもので、複数の車輛が脱線し、転覆した。この事態による負傷者などはないが、現時点で脱線の発生原因などは明らかになっていない。この事故については、地元紙のみが伝えていたという。

■タンタワワス、価格上昇 La Razónの記事
ラパスでは、「タンタワワス」の価格が今期、上昇しているという。11月2日の万霊節の際、家庭に戻る先祖の魂のため祭壇が設けられ、この人型のパンが飾られる。国内各地でこのタンタワワスの生産、販売がなされているが、今期の市中価格は200ボリビアーノと、昨季の175~185Bsから上昇している。


【ペルー】

■アマソナス、20集落孤立 Perú21の記事
アマソナス県で、20の集落が孤立している。ウトゥクバンバ郡のカハルロの道路で土砂災害が発生したためだ。陸路による連絡がとれなくなっただけでなく、この道路沿いの送電線も被害を受けたため、広い範囲で停電しているとみられる。この土砂災害は、地質上の問題で起きたと専門家は指摘している。

■エビ1500キロの料理 Correo Perúの記事
アレキパ県で11月3日、エビ1500キロを使用する伝統料理が調理される。カマナ郡内の複数の行政地域が共同で行なうイベントだ。地域の記念日を祝うため、地域に伝わるエビ料理「カスピスカ・デ・カマロン」を調理する。企画者側は、世界記録を集めた「ギネスブック」登録を目指すという。


【チリ】

■メトロ5路線、完全停止 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ5路線が18日、完全停止した。運賃値上げなどに反対する学生デモが激化し、デモ隊が駅になだれ込む事態が生じた。このため1、2、4、4a、6号線の各線が全路線で停止した。市側はこの代替に、トランサンティアゴのバス700台を動員し対応している。一方、運転再開の目途は立っていない。

■チリ国鉄便にも影響 BioBio Chileの記事
チリ国鉄(EFE)の列車の便にも影響が生じた。学生デモが予告され、大量のデモ隊による駅なだれ込みのおそれがあるとして、サンティアゴの中央駅と第6(オイヒンス)州都ランカグアを結ぶ便は、一部のみの運行になっているという。EFEは、利用者に対し、運行状況を事前に確認するよう呼びかけている。


【アルゼンチン】

■ラ・マタンサ、帰宅にあと数日か El Díaの記事
ブエノスアイレス、ラ・マタンサの住民らの帰宅には、あと数日を要するとみられる。先週末の大雨の影響でこの地では市街地が浸水し、一時5千人が避難を強いられた。以後水は引きつつあるが、依然として数千人が避難したままで、自宅に戻れるようになるにはあと数日が必要とみられるという。

■アンデス危機、深まる Reporturの記事
アンデス航空の危機が、日ごとに深まっている。同社は現在経営が困難に直面し、職員に対する給与遅配が4か月続いていることが報じられている。組合がストに踏み切ったため、この24日までの全便の休止を同社が発表した。2006年にサルタをベースとするリージョナル航空会社として誕生した同社は、その後いち早くLCCに転換した。

■イナゴ被害、なお拡大中 El Esquiuの記事
イナゴの大群による農業被害は、なお拡大しているという。カタマルカ州のカパヤンで報告されているものだ。6月にパラグアイから飛来した大群が国内北部、北西部の農地を荒らしている。カパヤンでは新たなエリアがイナゴの侵食を受けるなど、依然として被害拡大が続き、コントロールに至っていないという。

■アスベストでストへ Infobaeの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)の各路線の労働組合は、来週にもストライキを行なう。リネアBに導入された車輛に、アスベスト(石綿)が使用されていることが分かった。発癌性のあるこの物質は国内では使用が禁止されており、職員らはこの使用差し止めなどを求めている。

■ARの降機命令に批判も BioBio Chileの記事
アルゼンチン航空が、20歳の英国人女性乗客に降機を命じたことで、波紋が広がっている。この女性はブエノスアイレスからエスケルに向かう便に搭乗したが、ピーナッツアレルギーがあることから出発直前に降機を命じられたという。同社は、機内でアレルギーを発症しても対応できないためこの措置をとったとしたが、内外から批判を受けている。

■H&Mに女性客殺到 Clarínの記事
ファストファッションの「H&M」の店舗に、女性客が殺到した。ブエノスアイレス、パレルモのアウトレットモールに、同社が出店したものだ。この開店日、オープン前から女性客を中心とした長い行列が形成されていた。この店舗はルハンにある同業態店の倍の規模で、初日の売り上げは記録的なものになったという。


【エクアドル】

■キト、後片づけ続く El Comercioの記事
キトでは、市民による後片づけが続いている。3日から11日間にかけ、市内では社会闘争の嵐が駆け抜けた。政府がガソリン助成廃止を示し、インディヘナ(先住民)層と合意形成がなされるまでキト市内は混乱が続いたものだ。中心部を中心にバンダリスモと呼ばれる公共物破壊行為も続き、この後片づけが今も続いている。

■TAME、トップ交代 El Universoの記事
公営航空会社TAMEのトップが交代した。新たに会長に就任したのはミゲル・レジェス氏だ。同社は空軍の旅客部門を改組して発足し、33年前から旅客事業を展開している。しかし国内のみならず南米全体の航空業の再編が進み、競争が激化する中、同社は苦境にあることが指摘されている。


【コロンビア】

■殺害されるインディヘナ Caracol Radioの記事
国内ではインディヘナ(先住民)が殺害される事件が、今も相次いでいるという。この17日、国内ではインディヘナ指導者が殺害される事件が新たに発生した。インディヘナ団体によると、昨年8月のイバン・ドゥケ現政権発足後、国内ではインディヘナ115人が、犠牲になっているという。

■ボゴタ空港、4千万人規模に Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は、旅客4千万人のキャパシティ規模に拡張される。新たなインフラ投資計画が明らかになったものだ。駐機場の拡張、離着陸にかかる技術向上などを図り、増え続ける航空需要に対する対応をとるものだ。ボゴタでは新空港建設計画もあるが、なかなか進んでいない現状にある。


【ベネズエラ】

■グアイド、地方議員不審死告発 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、スクレ州の地方議員の死について、ニコラス・マドゥロ政権を告発した。野党所属のエドムンド・ラダ氏が変死したもので、グアイド氏は同氏の死が「マドゥロ独裁簒奪政権からの大きなメッセージだ」と断じた。この変死事件については、捜査当局もすでに動いている。

■グアイド「国連は信用を失う」 NTN24の記事
フアン・グアイド暫定大統領は、国連が「信頼性を損なう可能性がある」とした。国連人権委員会で、来年から3年間の任期でベネズエラが議席を獲得した。この議席は、多くの国々が批判するニコラス・マドゥロ簒奪独裁政権によるもので、「人権侵害、蹂躙を続ける立場」がこの一席を占めることに批判が起きている。

■リマ・グループも国連非難 El Carabobeñoの記事
ニコラス・マドゥロ政権に批判的な国々によるリマ・グループも、国連を非難した。人権委員会の席をマドゥロ独裁簒奪政権が占めたことを受け、グループの13か国は連名でこの事態を批判した。この中で、ベネズエラをこの委員会に含めることは、国連や同委員会のこれまでの努力が水泡に帰すと警告している。

■マドゥロは7千人を殺害した El Impulsoの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、ニコラス・マドゥロ政権が7千人の国民を殺害したと告発した。同政権が国連人権委員会で一席を占めることを受け、同政権の誤った政策でこの規模の国民が死に追いやられている事実を告発したものだ。同氏はマドゥロ政権からの弾圧を受け、スペインに亡命した立場だ。

■11月16日、大規模デモ呼びかけ El Nacionalの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、この11月16日に全土で、大規模デモを行なうことを国民呼びかけた。ニコラス・マドゥロ政権が憲法上の効力を失ったことを受け発足した同暫定政権は、あらため簒奪独裁政権への圧力を示すため、新たな大規模デモを計画していることをこの18日、表明した。

■レケセンス氏解放、見通し立たず El Carabobeñoの記事
野党議員フアン・レケセンス氏などの政治犯解放の見通しは立っていないという。議会で、この件を扱う弁護士が会見し、明らかにしたものだ。レケセンス氏はテロ関与を一方的に指摘され昨年8月からインテリジェンス機関に拘束されているが、以後裁判なども行なわれず、外部との接触も困難な状態となっている。

■ガソリン不足、悪化中 2001の記事
国内では再び、ガソリン不足が悪化している。世界有数の産油国であるベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ政権の経済失政により産油体制が維持できず、ガソリンの不足、涸渇が繰り返されている。現在再びガソリン不足感が広がり、カラカスやマラカイボなどで給油を待つ長い車列が形成されているという。

■最低賃金、タマゴひとパック 100% Noticiasの記事
新たな最低賃金で買えるのは、タマゴの1ダースパックだけだという。ニコラス・マドゥロ政権は今週、最低賃金を4万ボリバール・ソベルノ(2ドル相当)から、15万Bs(7.6ドル相当)に引き上げた。しかしこの新たな最低賃金でも、この量のタマゴしか買えない状況だという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、また大規模デモ Diario Libreの記事
ハイチの首都ポルトー・プランスでは18日、また千人規模のデモが行われた。同国ではガソリン不足に端を発したデモが9月16日から始まり、現在はモイーズ政権の退陣を求める動きに変わっている。1か月以上にわたるこれらの社会闘争で、もともと疲弊している同国経済には、すでに追い討ちとなっている。

■ハイチからの出国者が増加 Hoyの記事
やはり、ハイチから逃れる人が増えているという。ドミニカ共和国側によると、パスポート提示など正規の手続きを経ずに越境し、送還される人の数が今、激増しているという。1か月以上にわたる社会闘争による混乱を受けた動きで、送還者数はこの8日で6191人にのぼる。

■パラグアイ領事、薬物輸送か ABC Colorの記事
在ブエノスアイレス領事館のパラグアイ領事が、薬物保持の容疑で摘発を受けた。ホルヘ・ラモン・リケルメ・イバラ容疑者は車輛の中に30キロのマリファナ(大麻草)を持っていたものだ。同領事はこの薬物を、自ら輸送していたとみられる。パラグアイ外務省は、同領事を即日で解任している。

■バハマ、メンタル懸念 El Imparcialの記事
バハマ政府は、国民のメンタル面に懸念を示している。同国では9月初め、ハリケーン「ドリアン」による甚大な被害を受けた。とくに被害が大きいアバコ島、グラン・バハマ島の住民らの間では、この被害で将来を悲観し、自殺を図る人が増える懸念があるとしたものだ。両島とも、復興の道筋は遠い状況にある。

■大統領兄弟に有罪 El Universoの記事
米国司法は、トニー・エルナンデス容疑者に有罪を言い渡した。同氏はホンジュラスのフアン・オルランド・エルナンデス大統領の兄弟だ。薬物や武器の輸送に関わったとして米国内で拘束され、起訴されていた。この裁判所の外では、およそ60人のホンジュラス国民がこの判決を祝っている。

■ラグビー、日本に謝罪 El Observadorの記事
ワールド・ラグビーが日本に謝意を示した。開催中のワールドカップに出場したウルグアイ代表選手が、日本国内の飲食店で店員に暴力行為をはたらき、また備品を壊したことが伝えられている。同機関はラグビー精神に反するものと謝罪した。またウルグアイのラグビー協会も、日本に対し謝罪の意を示している。

■パラグアイ、感染症警戒 La Naciónの記事
パラグアイ保健省は、国内に麻疹(はしか)とデングに対する警戒を呼びかけた。麻疹は現在、世界的に感染拡大が起きており、国内でも同様事態が起きるおそれがある。またネッタイシマカが媒介するデングは、これから夏や雨季が本格化するにつれ、やはり流行に至るおそれがあるとした。

■サンサルバドル空港で停電 El Salvadorの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルの空港で停電が起きた。17日夜、変電施設のトラブルで送電が滞り、滑走路の照明などが消える状態となった。このため、パナマから到着したコパ航空の便が滑走に降りられない状況となった。この停電は18日未明までに解消している。

■カタール、デルタに対抗 América Retailの記事
カタール航空は、デルタ航空に対抗する姿勢だ。提携するLATAM航空が、デルタ航空と包括提携し、ワンワールドを脱退する方針を示した。デルタ航空はLATAMの株式20%を取得する方針を示したが、カタール航空もこれに対抗し、LATAMの株式保有を20%に増やす方針を示した。

■パナマ、最大のパタコン El Universoの記事
パナマでは、世界最大の「パタコン」(トストーネ)がつくられた。パタコンは調理用バナナを二度揚げした伝統料理で、中南米の広い範囲で食べられる。国内のインディヘナ(先住民)文化発信の行事でつくられたのは111.4キロの重さのパタコンだ。主催側は世界記録を集めたギネスブック登録を目指す方針だ。



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