2019.10.20

【ボリビア】

■本日、総選挙の投票 La Razónの記事
ボリビアでは20日、総選挙の投票が行われる。大統領、副大統領、議会議員、各県知事が選出される選挙の投票が行われるものだ。この日を前にした19日、エボ・モラレス大統領はメディアを通じ、平和的に投票に臨むよう呼びかけた。ボリビアでは投票は義務で、理由なく棄権した場合は罰金支払いが命じられることもある。

■在外投票は日本から Opinionの記事
総選挙の在外投票は、時制の関係で日本からスタートする。20日の総選挙では33か国86都市で、34万1001人の有権者が在外投票を行なう。日本では249人が、東京で投票する予定だ。在外投票者がもっとも多いのはアルゼンチンの16万1千人で、以下スペインの7万2千人、ブラジルの4万5千人が続く。

■国内は禁酒期間に Correo del Surの記事
国内はすでに禁酒期間に入っている。選挙投票日の48時間前から、投票日翌日の正午まで、アルコール類の販売、提供などが禁止されている。選挙を円滑に進めるため、法で決められている措置だ。また選挙日には移動制限が課せられるため、都市間交通のバスの便などは軒並み休止となる。

■スーパーも休業 La Razónの記事
国内では選挙投票日の20日、スーパーも休業となる。選挙について定めた法で、大型の店舗については休業することとなっているものだ。小型店については各店舗の判断にまかされる。フードコートなどの営業も規制され、この日国内の多くのレストラン、ファストフード店も一時休止する見通しだ。

■メサ氏、透明性への懸念伝える Página Sieteの記事
大統領候補者カルロス・メサ氏は、選挙の透明性についての懸念を口にした。20日の投票に合わせ、米州機構(OEA)から派遣された選挙監視団員とメサ氏が面会した。この場でメサ氏は、国内で行なわれる選挙の透明性についての疑問を示したという。この選挙には欧州連合なども監視員を派遣している。

■副大臣殺害関与で6年の刑 La Razónの記事
ロドルフォ・イリャネス副大臣殺害に関与した容疑の5人に、6年の刑が言い渡された。2016年8月25日、鉱山の社会闘争の調整のためオルーロ県を訪れた同副大臣が暴力を受け、殺害されたものだ。直接この殺害に関わってはいないこの5人に対する裁判が行われ、この量刑が判断された。

■新規4車線化道、事故の抑止へ El Díaの記事
オルーロ県のカラコリョとコチャバンバ県のコンフィテルを結ぶ道路について、事故の抑止策が図られる。この道路は4車線工事が完了し、全線開通したばかりだ。しかしボリビア道路管理局(ABC)によると、スピードの出しすぎの事案が多く、事故を誘発しかねないという。スピード抑止を中心に、事故を防ぐための緊急措置をとるとABCが明らかにした。

■運輸業者、アリカ港告発 Página Sieteの記事
運輸業者の団体が、チリ北端のアリカ港を告発した。団体によると、ボリビアの貨物についてこの港湾側が、意図的に扱いを遅らせるなどの、公然とした「嫌がらせ」を続けているという。内陸国のボリビアはこの港湾を主要な外港としているが、政府はこの機能をペルー南部のイロ港に移転集約する姿勢を示している。

■オルーロ県で地震 La Patríaの記事
オルーロ県で17日午前6時頃、軽度の地震が起きたという。ラパスのサンカリクスト地震機構によると、震源はラディスラオ・カブレラの北部で、震源の強さはマグニチュード3.0、震源の深さは230キロだ。地表の揺れは小さく、被害報告などはない。アンデス高地では、震源の深い小規模な地震は多い。

■墓所、準備進む Página Sieteの記事
国内各地の墓所では、準備が進んでいる。11月2日の万霊節は日本のお盆にあたる行事で、各家庭に先祖の霊が戻る日とされる。この日と前日の万聖節には墓参する習慣があり、国内各地の墓地では、参拝客を迎える準備が進んでいる。ラパスの中央墓地では通常よりも丁寧に清掃がなされている。


【ペルー】

■合法滞在難民、54万人 El Comercioの記事
国内に合法滞在するベネズエラ難民は、54万人となった。政府はこの6月から、入国ベネズエラ国民にビザ取得を義務づけるなど、難民管理に力を入れている。すでに国内にいる難民に対し、一時滞在を合法化する許可を出しており、この手続きをとった難民数がこの数に達したという。この難民到来で、労働市場が圧迫を受けているとの指摘もある。

■通信アンテナが倒壊 El Comercioの記事
チクラヨで、通信会社Claroのアンテナが倒壊する事故が起きた。この事故が起きたのはポマルカにあるアンテナで、突然倒壊し、巻き込まれた若い男性が負傷したという。同社によるとアンテナは定期点検をしており、直近ではこの7月に行なっていた。この倒壊により、同エリアを中心に通信に影響が生じているという。

■ユンガキで衝突事故 La Repúblicaの記事
クスコ県アンタ郡ユンガキの道路で、乗用車とトラックの正面衝突事故が起きた。19日未明に起きたこの事故は、乗用車側が対向車線にはみ出し、生じたとみられている。乗用車に乗っていた24歳と33歳の男性2人が死亡したが、トラックの43歳の男性運転手は無事だった。

■ブドウ、15%増見込み Gestionの記事
農業生産大手のベタ社は、ブドウの産出が今季、15%増えるとの見方を示した。コスタ(海岸)の広い範囲が地中海性気候の国内では、ブドウの生産が盛んで、このブドウによるワインやピスコの生産も多い。同社は増産を図り、サウジアラビアやアラブ首長国連邦など中東市場への輸出拡大を図る姿勢を示した。


【チリ】

■ピニェラ、緊急事態発令 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、首都サンティアゴを含むメトロポリターナ州に緊急事態を発令した。交通運賃値上げ反対のデモ隊が市内でバンダリスモ(公共物の破壊行為)などを繰り返し、大きく混乱が生じたためだ。この宣言を受け最高裁も、個人の権利を一部制限するこの措置の発動を認めた。

■トランサンティアゴ、燃やされる BioBio Chileの記事
サンティアゴでは交通システム、トランサンティアゴのバス車輛が少なくとも16台燃やされた。交通運賃値上げ反対のデモが激化し、各方面で破壊行為が行われた。このバス車輛も標的となり、市内各地で火が放たれたものだ。この影響で市内ではトランサンティアゴの運転が打ち切られ、公共交通がない状態となった。

■メトロ駅19個所が被害に CHV Noticiasの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)では19の駅が、放火や破壊の被害に遭った。運賃値上げ反対のデモの暴徒化で、各駅にデモ隊がなだれ込み、破壊行為が行われた。このうち4号線のエリサ・コレア駅では、ホームに停車していた車輛もこの火の被害に遭い、燃やされている。

■ピニェラ、値上げ中止 BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、交通運賃の値上げを中止した。国内各地でこの反対デモが行われ、サンティアゴでは18日夕方以降デモ隊が暴徒化し、政府が緊急事態を発令する事態となった。この事態の収束を図るため、ピニェラ政権はこの値上げ政策を一時凍結するとした。デモ隊はこの発表に、歓喜の声を上げている。

■ほかの交通機関にも影響 BioBio Chileの記事
サンティアゴでのデモの暴徒化を受け、ほかの交通機関にも影響が広がった。チリ国鉄(EFE)は、サンティアゴとランカグアなどを結ぶ鉄道の運転を休止した。また同じくデモの標的となるおそれがあるとして、バルパライソのメトロ(電車)も全線で運転を見合わせた。長距離バス大手のプルマンは19日、全便の運転を見合わせるとした。

■サンティアゴ、略奪被害も BioBio Chileの記事
サンティアゴ市内では、商店などの略奪被害も相次いだ。中心部を中心に複数の店舗がこの被害に遭い、19日は多くのスーパーやドラッグストアなどが、営業を見合わせているという。市内ではこのデモなどを受け、これまでに180人が逮捕され、対応にあたった警官156人が負傷している。


【アルゼンチン】

■ラ・マタンサ、依然250人避難 Télamの記事
ブエノスアイレスのラ・マタンサでは依然として、250人が避難している。この地では先週末、局地的な大雨が降り、多くの家屋が浸水被害を受けた。一時は5千人に達した避難者は、水が引くとともに減っているが、依然として250人は家に戻れずにいる。現在域内の住宅などでは、後片づけの作業が続いている。

■スブテ、集改札ストへ Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)は21、22日に、改札をオープンにする集改札ストを実施する。ストを行なうのはリネアBとDで、それぞれ時間を決め、この措置をとる。リネアBに導入された車輛に、発癌性があるアスベスト(石綿)が使用されていることが分かり、職員らが抗議し、対応を求めた動きだ。

■居住ベネズエラ人、6倍に Total Newsの記事
国内に居住するベネズエラ人の数は、7年前と比較すると6倍に増えている。経済失政による生活困窮を逃れ、多くの同国民が国外に流出し、各国で難民化している。国境を接していないアルゼンチンにも多くが到来し、7月末時点の合法居住者は17万人となった。ブラジル、ボリビア、チリの国境から、入国するベネズエラ国民は一様に増加している。

■麻疹、38件に Télamの記事
国内での今期の麻疹(はしか)感染件数はさらに増えて、38件となった。麻疹は世界的に感染が拡大しており、国内でも「反ワクチン主義者」のこどもなどの感染が相次いでいる。保健省の統計ではワクチン接種率は高い水準だが、この反ワクチン主義者は国内にも一定数いるとみられ、さらなる感染拡大が懸念されている。

■ルハンでノロ集団感染 Télamの記事
保健局が、ノロウイルスの集団感染を認めた。ブエノスアイレス州ルハンのサンルイスの病院で9月末、ノロウイルスとみられる症状を30人が示した。同局の調べで、いずれもこのウイルスの影響であったことが確認されたという。この病院で使用されている水を通じて、感染が広がった可能性が高いとした。

■観光客を狙った強盗 La Voz de Cataratasの記事
ミシオネス州のプエルト・イグアスで、観光客を狙った強盗事件が発生した。15日23時頃、イグアスの滝観光で訪れた母親と娘が、バイクに乗った2人組の男に襲われたものだ。男らは刃物で二人を脅し、持っていたカバンを奪ったという。この女性らは、宿泊先のホテルに歩いて戻る途中だった。


【エクアドル】

■人権団体、相次ぎ来依 El Comercioの記事
国際的な人権団体の関係者が今、相次いで国内を訪れている。レニン・モレノ政権がガソリン助成廃止を発表後、国内では11日間にわたり激しい社会闘争が起きた。この闘争の現場で、警官などが過度の武器を使用したとの報告があり、人権上の問題がなかったかの調べをするため、来依しているものだ。

■リハビリテーション・マフィア El Comercioの記事
当局は、国内のリハビリテーション施設の実態調査に踏み切る。薬物、アルコール依存などからの回復を図るための施設が国内に多くあるが、その多くは基準を満たさず、運営者の暴利のためのみに置かれているケースがある。グアヤキルで、こうした施設の火災などが相次いだことを受け、調べが始まるものだ。


【コロンビア】

■ボゴタ空港で男性が客死 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港で、米国の54歳の男性が客死した。この男性はターミナル内で突然倒れ、一緒にいた家族が係員などに対応を求めたが、死亡が確認されたものだ。心疾患を起こしたものとみられるが、家族は救急車到着が20分遅れたことなどから、空港側の対応を強く批判している。

■エル・カルメンが浸水 Caracol Radioの記事
ボリバール県のエル・カルメンで浸水被害が生じた。この地域では、この時期によくみられる大雨が降り、川が溢れるなどしたという。とくに大きな被害を受けたコンタガリョの集落では、合わせて15棟が浸水する被害が生じている。住民の生活の水を供給する井戸に汚水が流れ込んだとの指摘もある。


【ベネズエラ】

■グアイド、教員らを支持 El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、教員らによるストライキの動きを支持した。教員らは、現行賃金では生活ができないとして、この22日と23日に国内全土で大規模デモを企図している。グアイド氏はこの動きを支持する姿勢を示した。またグアイド氏は11月16日に大規模デモを計画しており、教員らにも参加を呼びかけた。

■レデスマ氏「さらなる抵抗必要」 El Faro de Melillaの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、野党などによる「さらなる抵抗」が必要と断じた。ニコラス・マドゥロ政権による大弾圧を逃れ、同氏は2017年にスペインに亡命している。同氏が依然としてマドゥロ体制が跋扈している状況を嘆き、野党は国民を巻き込み、さらなる抵抗運動を図る必要があると述べた。

■国境でまた銃撃戦 Caracol Radioの記事
コロンビア国境地域でまた、銃撃戦があったという。サンクリストーバルとククタを結ぶルートで19日朝に起きたものだ。国境エリアで暗躍するグループ間の闘争とみられ、突然起きたこの銃撃戦を逃れようと多くの人が逃げ惑った。この事態で少なくとも2人が死亡しているという。

■最低賃金、169回分必要 ADNの記事
ベネズエラの標準的な世帯が生活をするには、最低賃金の169倍の収入が必要だという。ニコラス・マドゥロ政権は先週、最低賃金を4万ボリバール(2ドル相当)から15万Bs(7.6ドル相当)に引き上げた。しかしこの額では、タマゴ1ダースを買うことしかできず、賃金生活者は生活ができない状況だ。

■ハイチ、キューバを下回る El Intranewsの記事
ベネズエラの最低賃金は、ラテンアメリカの最貧国であるキューバやハイチをも下回る。ニコラス・マドゥロ政権は先週、最低賃金を引き上げ、実質7.6ドル相当(公定レートでは15ドル)とした。この額は、キューバの13ドル、ハイチの67ドルをも下回るレベルだ。国内ではもはや、賃金では生活が成り立たない。

■医薬品生産、52%減 El Impulsoの記事
国内での医薬品生産は、実に52%もの落ち込みとなっているという。医薬品会社の団体が明らかにしたものだ。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政で輸入が滞り、原材料の輸入が難しくなっている。このため国内生産の医薬品についても生産ができなくなっている現状だ。国内では必要とされる医薬品の8割以上が、不足または涸渇している。

■スペイン、難民に5千万ユーロ La Opiniónの記事
スペインは、コロンビアのベネズエラ難民に5千万ユーロの支援を行なう。同国のホセ・ボレル外相が同国のククタを訪れた。大量の難民を受け入れている同国内の実態を視察し、この支援を表明したものだ。国連の分析では、現時点でコロンビアには160万人の難民が身を寄せるとみられる。

■カラカスで強い雨 NTN24の記事
カラカスで19日、強い雨が降った。気象機関によると雷や強風をともなった活発な雨雲が首都圏上空に入り、雨を降らせたという。この雨は、カリブ海で発生した熱帯低気圧の影響だ。この強い雨で、経済混乱から街路に放置されていたゴミなどが拡散したという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、機能停止 El Caribeの記事
ハイチでは行政や経済の機能が、停止状態となっている。同国ではガソリン不足を受けデモが9月16日に始まり、現在はジョブネル・モイーズ政権の退陣を求める声に変わっている。首都ポルトー・プランスなどで激しいデモが繰り返され、社会が停滞状態になっているもので、疲弊した経済がさらなる追い討ちを受けている。

■ハイチ情勢、隣国に影響 El Caribeの記事
ハイチの社会闘争は、国境を接するドミニカ共和国の経済にも影響を及ぼしている。ドミニカ共和国の財界が指摘したもので、闘争が顕在化した9月16日以降、国内経済にもこの翳が及んでいるとした。この事態で大量のハイチ国民が国内に到来するおそれがあるとして、ドミニカ共和国は国境の体制を厳格化している。

■ペルナンブコの油、拡大 El Comercioの記事
ブラジル、ペルナンブコ州の海岸に到達している油は、今も拡大しているという。流出したとみられる油が、この海岸一帯に到達しているものだ。9月以降発生しているこの事態で、被害を受けた海岸線は2千キロにのぼるという。ブラジル政府はベネズエラからの流出の可能性を指摘しているが、同国はこれを否定している。

■ホンジュラスでデモ Telesur TVの記事
ホンジュラスの首都テグシガルパでは、フアン・オルランド・エルナンデス政権の退陣を求めるデモが行われた。同大統領については再選を違法とみなす国民が多く、また相次ぐ汚職疑惑を受け、批判の声が高まっている。同大統領の兄弟が米国で、薬物輸送の容疑で有罪判決を受けたばかりでもある。

■エルサルバドル小型機事故 La Prensa Gráficaの記事
エルサルバドルで19日朝、小型機の事故が起きた。中部、エル・ボケロンのサンクリストーバル農場付近で、飛行していた小型機が山の中腹に通楽したものだ。この事故で機材は大破し、1人が死亡し、3人が重傷を負っている。現在、事故原因の調査などが続けられている。

■ニカラグア、薬物摘発 Contacto Hoyの記事
ニカラグアでは、薬物52キロが摘発された。同国警察が明らかにしたもので、太平洋岸のカラソの道路を走行していたトラックを調べたところ、この量の薬物が見つかったという。このトラックに乗っていた31歳と24歳の男2人に、事情聴取が行われている。薬物はコカインとみられ、50の包みに分けられていた。

■コパ航空、事実追及へ La Estrellaの記事
コパ航空は事実を追及する。パナマシティのトクメン国際空港で、到着便のアテンダントが、不振な荷物を係員に渡している光景が撮影された動画が、SNSで拡散しているものだ。職務の立場を悪用し、薬物などを輸送していた可能性があるとの指摘がある。コパ航空側は事態を重く見て、徹底調査の姿勢を示した。

■米国を軸とした航空再編 Reporturの記事
ラテンアメリカでは、米国大手を軸とした航空再編が起きつつある。先月末、LATAM航空グループとデルタ航空が包括提携を発表した。これによりデルタから縁を切られたブラジルのGOLは、アメリカン航空と接近している。また同じくブラジルのアズールは、ユナイテッド、コパ、アビアンカ航空と接近を図っている。



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