2019.10.28

【ボリビア】

■野党各党、態度を先鋭化 El Díaの記事
野党各党は、態度を先鋭化させている。20日の大統領選の開票で、選挙法廷が不正をはたらいたとの指摘が相次ぐ。当初、野党などは12月に決選を行なうことを求めていたが、この姿勢を転換し今回の選挙を無効とすることを主張し始めた。この選挙後の闘争は今も続き、各地でストや道路封鎖が続いている。

■メサ氏「エボは終身大統領を企図」 El Díaの記事
カルロス・メサ氏は、エボ・モラレス大統領が「終身大統領」を企図していると断じた。20日の大統領選でメサ氏はモラレス大統領に敗れたと発表されているが、選挙法廷による組織的な不正の可能性が指摘されている。この背後に、モラレス大統領が権力の座に居座りつづけようとしていることがあると断じた。

■エボ「クーデター企図だ」 El Díaの記事
エボ・モラレス大統領は、カルロス・メサ氏や野党が「クーデターを企図している」と警告した。20日の選挙で早々と勝利宣言した同大統領だが、この結果を覆そうとクーデターが模索されていると訪問先のミスケで語ったものだ。この上で、憲法上も当選者は自身であると断じ、不法行為は認められないとした。

■鉱山層、エボが勝者 El Díaの記事
鉱山労働者層の団体Fencominは、エボ・モラレス大統領が選挙の勝者であると断じた。20日の選挙では、選挙法廷による組織的不正があったとの指摘があり、野党などはこの無効などを訴えている。しかしモラレス政権の支持基盤の一つである同団体は、こうした野党に対する「徹底抗戦」を宣言した。

■ラパスは28日0時からストに El Díaの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長は、市内は28日午前0時から、市民ストに突入すると断じた。行政主導による異例の市民スト指令は、レビジャ市長がカルロス・メサ氏と選挙協力体制を築いたことが背景にある。同市長は市民に対し、この動きをもって、政権の「独裁化」を阻止しなければならないとした。

■サンタクルス、混乱続く La Razónの記事
サンタクルス市内の混乱は続いている。選挙後の闘争が国内各地で続いているが、もともと反エボ・モラレス層が根強い市内では、激しい闘争が今も続いている。このため各地で道路封鎖やデモなどが続き、市民生活にも影響が及んでいるものだ。混乱が収束していないため、これらのストの打開の見通しも立っていない。

■スクレでも封鎖再開 Correo del Surの記事
スクレでも道路封鎖が再開されている。選挙後闘争により、市内では選挙法廷の不正に抗議し、決選投票を求める動きから封鎖が行なわれていた。一時これらの封鎖は解除されていたが、27日から再び始まった。20日の大統領選ではチュキサカ県は、カルロス・メサ氏の得票が、エボ・モラレス大統領を上回っている。

■ポンペオ氏、嘆く Página Sieteの記事
米国のマイク・ポンペオ国務長官が、ボリビアの選挙について嘆くツイートをした。20日の選挙の結果を受け、国内で大きな混乱が続いていることについて嘆き、国民に鎮静化を求めたものだ。一方、開票の不正などについて同氏は言及していない。隣国ブラジルの極右、ボウソナロ大統領は、この選挙結果を認めない可能性を示している。

■価格つり上げの不満広がる Página Sieteの記事
国内各地で、価格つり上げに対する不満が広がっている。選挙後闘争の混乱で、国内では物流も大きな影響を受けている。これを理由に、都市部では食料品などの価格の著しい上昇が起きているという。消費者の多くは、この混乱に便乗した過度の価格つり上げだと非難している。

■ラパスの教員ら、ストへ Página Sieteの記事
ラパス、エルアルトの教員らは28日、24時間のストを行なう。選挙後の混乱を受け各方面でストなどが続くが、教員らもこの動きに乗じた。教員らの団体は、エボ・モラレス政権が自主的に政権の座から降りることを求め、このストを行なうとした。ラパスでは28日から、市民ストが予定されている。

■ポオポ湖、今季は安定 La Patríaの記事
オルーロ県のポオポ湖の水量は、今季は安定している。国内第二の面積を誇るこの湖だが、近年は地球規模の気候変動の影響で雨の降り方が変わり、干上がる事態が起きている。2015年12月には地域行政が、一時「消滅」を宣言し波紋が広がった。今季は水の量は安定しており、消滅に至る可能性は低いとの見方が示された。

■タンタワワス価格対立 Página Sieteの記事
ラパスでは「タンタワワス」の価格をめぐる対立が起きている。11月2日の万霊節の際、各家庭の祭壇にこの人型のパンが飾られる。生産者らは原材料費の高騰を理由に、この価格を大きく上げたい姿勢だが、価格を監督する行政側はインフレ率の2%以内を求めている。このタンタワワスは、現在が生産のピークだ。


【ペルー】

■INEI、危険な街路リスト El Comercioの記事
国の統計機関INEIは、リマの危険な街路100を発表した。市内の街路では窃盗や強盗などの被害届がこの3年間で、44万5356件出されているという。これらの事件の発生場所を分析し、とくに危険とされる100個所を発表したものだ。中心部のセルカドでは毎日、18件の事件が起きているという。

■車椅子男性、マチュピチュ訪問叶う Correo Perúの記事
車椅子で生活するアルゼンチン男性の、マチュピチュ訪問の願いが叶った。この男性は世界旅行を弓目見ていたが、友人2人の協力を得て7週間の旅に出、このマチュピチュ訪問の願いを遂げたという。多くの階段で構成されるマチュピチュ遺跡構内では、友人らに抱きかかられ移動した。


【チリ】

■非常事態は解除 Infobaeの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は、国内に出されていた非常事態を、27日午前0時に解除した。国内では18日から交通運賃値上げ反対の社会闘争が激化し、バンダリスモ(破壊行為)が横行したことからこの宣言が出された。この措置により、個人の権利の一部が留保されていたが、解除となった。

■ピニェラ支持、過去最低に Infobaeの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領の支持率が、過去最低となった。Cademが行なった緊急世論調査の結果だ。同大統領を支持すると答えた国民は14%と、歴代大統領の中でも最低水準となった。18日からの社会闘争に対し、デモ隊への人権侵害行為が報告され、また市民からは夜間外出禁止令に対する批判が起きている。

■国連ミッション、国内へ Telesur TVの記事
国連のミッションが28日、国内に到着する。前大統領で国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が国内に送るものだ。18日からの社会闘争を受け、警察などによる過度の武器使用や暴力、拷問が行なわれたとの告発がある。この事実を確認するため送られるミッションで、11月22日までに報告書がまとめられる。

■60か国の団体が暴力を非難 The Clinicの記事
一連の社会闘争で、国内で蔓延したとみられる人権侵害行為や暴力を、世界60か国の団体、機関が避難している。国内の団体などが各国語を通じ、SNSなどでこれらの事態を報告し続けている。多くの人権団体などが、「重大な侵害行為があった」との声明を出すに至っている。

■軍、瀉下薬使用を否定 BioBio Chileの記事
軍は、下痢などを引き起こす「瀉下薬」の使用を否定した。国内で広がった社会闘争のデモの現場で、この薬剤を使用し多くのデモ参加者に下痢などの症状を引き起こさせたとの噂が国内で広がっている。軍側はこの噂を否定し、このような薬剤の使用の事実はないと断じた。

■トランサンティアゴ、運転延長 BioBio Chileの記事
サンティアゴの市内交通システム、トランサンティアゴは26日、24時まで運転を続けた。18日からの社会闘争激化で、25日夜までは夜間外出禁止令が出されており、この運転は夕方までとなっていた。この禁止令がこの夜は発令されなかったことから、通常の体制に近い24時頃まで、運転が行われた。

■学校、対応分かれる BioBio Chileの記事
国内の学校では28日の対応が、分かれている。社会闘争の影響を勘案し、コンセプシオンではこの日も学校は休校になると発表された。一方でバルディビアはこの日から授業を再開するとしているが、一部の学校は休校継続の姿勢を示している。国内のほとんどの学校は、先週は完全に休校となった。

■男性、性的拷問訴え BioBio Chileの記事
男性が、警察で性的拷問を受けたと告発している。この男性は21日未明、略奪の容疑で拘束されペドロ・アギレ・セルダの警察署に連行された。この場で警察官による数々の暴力を受けたうえ、性的な嫌がらせを受けたうえ卑猥な発言を強要されたという。


【アルゼンチン】

■投票率は80%前後 Télamの記事
27日の総選挙の投票は終了し、投票率は80%前後となるとみられる。18時、すべての投票所が閉じられ、開票に向け動きが加速している。17時時点の投票率は70%前後で、8月に行なわれた予備選(PASO)を上回る数字となっている。大統領選の大勢判明には、もうしばらく時間が必要とみられる。

■ダイビング男性、車に轢かれ死亡 Telefe Noticiasの記事
スカイダンピングをしていた33歳の男性が26日午後、着地直後に車に轢かれ死亡した。ブエノスアイレス州のルハンでこの男性はパラシュート降下時、風に流され地域の高速道路上に着地した。この直後、通りかかったトラックに轢かれたという。トラック側も、これを避ける猶予がなかったとみられる。

■ラ・トロチータ、11月16日から Noticias Netの記事
パタゴニアの観光列車「ラ・トロチータ」は、11月16日から運転が再開される。ハコバッシとオッホス・デ・アグアを結ぶこの列車は、蒸気機関車が使用され、観光客に人気が高い。毎年夏に運転されており、今回はこの日から、来年のセマナサンタ(聖週間)までの運行が予定されている。

■サンティアゴ、炎暑の投票日 El Liberalの記事
サンティアゴは、炎暑の投票日となった。27日、総選挙の投票がこの町でも行われたが、この日は気温がぐんぐんと上昇し、15時には摂氏41.6度の最高気温を記録した。国内は春から夏に向かう時季だが、夏本番の暑さに見舞われた週末となった。この日、フォルモサ州のラス・ロミータスでは国内最高の42.9度を記録した。


【エクアドル】

■若者はキャッシュレス El Comercioの記事
国内では若者の世代で、急速にキャッシュレス決済が広がっている。クレジットカード、デビットカード、さらに電子マネー決済を行なう人は、18歳から29歳の世代では67%を占める。とくにクレジットカードの利用では、若者世代は与信限度額に最大の注意を払う傾向がみられる。

■グアヤキル-サリナス道で事故 El Universoの記事
グアヤキルとサリナスを結ぶ高速道路で、死亡事故が起きた。27日未明、リオ・ベルデ付近でコスタ・アスール社のバスが衝突事故を起こしたものだ。この事故でこのバスに乗っていた4人が死亡し、5人が負傷している。この前夜国内北部カルチ県ではトラックが転落する事故が起き、25人が負傷している。


【コロンビア】

■ヘリの事故、兵6人死亡 El Universoの記事
空軍のヘリコプターが墜落し、兵ら6人が死亡した。クンディナマルカ県のアルバンで飛行中のこの機材が不明となり、捜索の結果墜落していることが分かった。この機材はイバン・ドゥケ大統領のほか、国内を訪れたローマ法王やベネズエラのフアン・グアイド暫定大統領の輸送にも使用されたことがあった。

■国境は16時まで閉鎖 Caracol Radioの記事
陸路国境は27日16時まで、完全に閉鎖となっている。国内ではこの日、全国で地方選挙の投票が行われている。この投票を円滑に行なうため、国境の一時閉鎖の措置がとられているものだ。エクアドル、ベネズエラ、ブラジル、ペルーとのすべての国境がこの時間に再開される予定だ。


【ベネズエラ】

■ブリュッセルでベネズエラ難民会議 NTN24の記事
ベルギーのブリュッセルで、ベネズエラ難民についての国際会議が開かれる。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮を受け、難民が発生している。その多くはラテンアメリカ各国に向かっているが、今後さらなる拡大が予想されるとして、さまざまな国際機関が参加する会議が開催されることとなった。

■グアイド「25倍の賃金必要」 EVTV Miamiの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、教員らは現行の25倍の賃金が必要と、理解を示した。教員らは現行の賃金では生活が成り立たないとして、30日に一斉にストを行なう構えだ。ニコラス・マドゥロ政権は今月、最低賃金を引き上げたものの、この新たな額は7.6ドル相当で、賃金生活者の生活困窮の解決、改善には至っていない。

■大学講師も生活苦 NTN24の記事
大学で教壇に立つ講師らも、生活苦に喘いでいる。国内では賃金で生活が成り立たないとして、教員らがこの30日に一斉にストを行なう。大学の講師らも同様の状況で、その多くがすでに貧困生活に入っていると指摘された。一部の講師らは、ニコラス・マドゥロ政権は教育現場を「破壊している」と主張する。

■メトロ、またトラブル La Patrillaの記事
カラカスのメトロ(地下鉄)では27日、またトラブルだ。カニョ・アマリージョ駅で電力の問題が生じ、編成が足止めされる事態が再び起きたものだ。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政により、こうした交通機関のメンテナンスが十分にできず、トラブルが相次いでいる状況だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、国境警戒 Noticias SINの記事
ドミニカ共和国は、ハイチ国境の警戒を27日、強化した。ハイチでは9月16日から反政府デモが続き、経済活動の停滞が続いている。この日、同国内で大規模デモが行なわれるとの観測が広がったことから、唯一国境を接するドミニカ共和国は警戒態勢を強化した。このデモは、モイーズ政権の退陣を求める動きとなっている。

■ハイチ、電力危機に Telesur TVの記事
ハイチは今、電力危機に直面しているという。同国の電力会社Sogener社が27日、明らかにしたものだ。国内で電力を供給するための燃料が28日分までしかなく、現状では29日以降の発電、送電ができなくなるという。国内で9月16日から続く反政府デモは、ガソリンの不足がそのきっかけだった。

■ドミニカ共和国、緊張高める Kaos en la Redの記事
ドミニカ共和国は、さらに緊張を高めた。隣国ハイチの電力会社Segenerが、29日以降国内が大停電となる可能性を示した。この混乱で、同国民が安定した生活を求め国内に殺到する可能性がある。混乱を避けるため、同国政府は国境地域への軍備を拡大する措置をとる方針を示した。

■バスケス「希望の中の投票」 Caracol Radioの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は、国民は希望の中で投票していると語った。27日、同国では新しい大統領を選ぶ選挙が行われている。この選挙では、3期続いた左派政権か、または右派政権への転換かが大きな焦点となっている。同国では憲法で、連選が認められていない。

■ボウソナロ、地域への懸念 El Carabobeñoの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、ラテンアメリカ地域への懸念を示した。これまで地域の懸念はベネズエラに集中していたが、今月に入りエクアドル、チリで社会闘争の激化が生じ、さらに今ボリビアで選挙結果をめぐる混乱が起きている。さらに27日投票のアルゼンチン大統領選での左派候補の勝利に、同大統領は強い警戒感を示した。

■ニカラグア、反政府デモ El Periódicoの記事
ニカラグアのマナグアとティピタパでは、ダニエル・オルテガ政権に対する反政府デモが行われた。同国では昨年4月から反政府行動が激化し、オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」と見なして激しい弾圧を加えてきた。こうした中、2都市で市民らが「政治的圧力からの自由」を求め、声を上げた。

■サンサルバドルで断水 El Salvadorの記事
エルサルバドルの首都サンサルバドルでは27日、広い範囲で断水となった。市内に水道水を供給するラス・パバスの浄水場施設で、主要なメンテナンス作業が必要となったための措置だ。断水が広範囲にわたるため、市側は給水車80台を用意し、各地に水を運んでいる。

■グアテマラ、首都近くで土砂災害 Prensa Libreの記事
グアテマラシティ近くで土砂災害があり、道路通行に支障が生じている。この事態が起きたのは首都から56キロのチマルテナンゴの道路で、首都と西部を結ぶ高速道の一部が塞がれた。現在当局側は、来週の万聖節、万霊節の連休前までに、道路通行を復旧させる方針だ。

■違法操業の漁業者を拘束 Nueva Yaの記事
ニカラグア当局は、領海内で違法操業していた漁業者を拘束した。同国の太平洋側の領海内で海軍の船に拘束されたのは、ホンジュラスの23歳の男性漁業者だ。現場はエル・ビエホのプンタ・サンホセの沖で、この男性は小型ボートに乗り、無許可で漁を行なっていたという。

■電力融通の恩恵、ほぼなし ABC Colorの記事
パラグアイには、電力融通の恩恵はほぼない状態だという。同国とアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルの4か国は、電力の融通についての枠組みを定め、送電網を整備している。しかしパラグアイは、時折アルゼンチンに輸出をすることはあっても輸入はなく、この枠組みに基づく融通にはほぼ参加していない状態にある。



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