2019.11.15

【ボリビア】

■アニェス政権が発足 La Razónの記事
13日午後、ヘアニネ・アニェス政権が正式に誕生した。12日、上院議長から大統領となったアニェス氏が組閣し、内閣が発足したものだ。13日夕方に新閣僚が認証されている。外相にはカレン・ロンガリック氏、大統領府相にはヘルヘス・フスティニアノ氏、国防相にはルイス・フェルナンド・ロペス・フリオ氏が就任した。

■アニェス「MASの有無に関わらず選挙」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス大統領は、エボ・モラレス氏が率いた政党MASの参加の有無に関わらず、総選挙をやり直すと宣言した。上院議長から大統領に就任した同氏は、選挙を成功させることを第一義の目的と位置づけている。MAS党員の扱いは今後の議論として、政権として選挙準備を進めると断じた。

■パリー氏「外相は自分だ」 El Díaの記事
エボ・モラレス政権で外相を務めたディエゴ・パリー氏は「外相は今も自分だ」と主張した。同氏は政権末期の閣僚辞任ドミノの際にも辞任表明をせず、今はニカラグアに逃れている。同氏は辞任はしていないため今も自分が外相であり、アニェス新政権がロンガリック氏を外相に任命したのは違法と主張した。

■メサ氏「政治活動禁止を」 El Díaの記事
カルロス・メサ氏はメキシコ政府に、エボ・モラレス氏の政治活動禁止を求めた。生命の危険があるとしてメキシコ政府は、モラレス氏の亡命を受け入れている。メサ氏は、モラレス氏が政治活動を続け、国内の政界に一定の影響力を持ち続けることに懸念を示し、同国政府にこの禁止措置を求めた。

■カマチョ氏、閣僚に「興味ない」 El Díaの記事
サンタクルス市議会のルイス・フェルナンド・カマチョ議長は、閣僚になることに「興味ない」とした。エボ・モラレス氏に辞任の最後通牒を突きつけた同氏は、まさに時の人となった。モラレス氏が亡命しアニェス政権が誕生後、同氏は社会闘争の終了を呼びかけている。同氏の入閣の可能性が広く指摘されたが、本人は関心がないと述べた。

■国連、仲裁者派遣へ La Razónの記事
国連のアントニオ・グティエレス総長は、ボリビアに仲裁者を派遣する方針を示した。10月20日の選挙で大規模な不正があり、結果としてエボ・モラレス氏が辞任し亡命した。国連はアニェス新政権が公正選挙を行なう方針であることを支持し、これを後押しするため仲裁者を派遣する方針だという。

■米国、チリとの改善図る El Díaの記事
カレン・ロンガリック新外相は、米国、チリとの関係改善を図ると断じた。エボ・モラレス政権と両国との関係は、悪化に悪化を重ねていた。アニェス新政権はこうした事態の改善を図り、両国との対話の道筋をつける姿勢だと同外相は語った。モラレス政権時代の外交について、新政権は再検討を進める。

■ロシア、アニェス政権を承認 La Razónの記事
エボ・モラレス政権ときわめて近い立場にあったロシアが、ヘアニネ・アニェス新政権を承認した。同国のリアブコフ副外相が言及したものだ。ロシアは、アニェス大統領が選挙成功、新政権へのバトン渡しを第一義に掲げていることを評価し、正式な政権として認めるとの声明を出した。

■エルアルト、先鋭化 El Díaの記事
ラパスの衛星都市エルアルトでは、市民の動きが先鋭化している。エボ・モラレス氏への支持が高いこの町では、モラレス氏が正式な大統領だと主張し、アニェス政権を認めないとの声が上がり続けている。内閣発足から一夜が明けた14日も、中心部などで新政権に対するデモが大規模に行われた。

■クルス広報官、収監 El Díaの記事
選挙法廷のルーシー・クルス広報官が収監された。エボ・モラレス政権の崩壊のきっかけとなった、不正選挙を指揮した選挙法廷の全メンバー34人が、拘束を受けている。こうした中、クルス氏の「容疑が固まった」として、検察は同氏をラパス、オブラヘの拘置所に送ったものだ。

■アニェス-MAS、対話を開始 Página Sieteの記事
ヘアニネ・アニェス政権と、エボ・モラレス氏が率いた政党MASとの間の、対話が始まった。現在国内では、新政権支持者とMAS支持者との間で世論が二分し、社会闘争が起きている。この事態鎮圧のた、両者が直接対話に臨んだものだ。アニェス政権側は、来る選挙へのMAS候補者の扱いなどについて、説明したとみられる。

■米国、アニェス政権承認 TNの記事
米国政府は、ヘアニネ・アニェス新政権を承認した。米国政府はボリビアの憲法に従い、上院議長から大統領に就任したプロセスを正当と評価し、アニェス政権誕生を祝福した。2009年以来冷え切った状態にある米国とボリビアの関係が、新政権との間で改善されることに期待を示している。

■エボの部屋、公開される El Díaの記事
新大統領府内にある「エボの部屋」が初めて公開された。昨年竣工したこの新大統領府内で、大統領の居住区間として整備された部屋が、メディアに公開されたものだ。ロクサナ・リサラガ新広報官は、この新大統領府の正当性についても今後評価するとした。カルロス・メサ氏はこの22階建ての建物を批判していた。

■ラパス、ガソリン不足のおそれ La Razónの記事
ボリビア石油公社(YPFB)は、ラパスでガソリン不足が生じるおそれがあるとした。社会闘争の影響で、市内にガソリンを輸送することができなくなったためだ。同じく闘争による混乱で、ラパスやオルーロ、コチャバンバでは家庭用の都市ガスの供給が、途絶える可能性も指摘されている。

■グティエレス氏解放 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家団体指導者、フランクリン・グティエレス氏が解放された。同氏はコカ葉農家の闘争の責任を問われ、拘束を受けていた。エボ・モラレス氏はコチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家を支持基盤とするが、一方でユンガスのコカ葉農家団体への事実上の弾圧も続けていた。

■ラパス、バンダリスモ被害9100万Bs La Razónの記事
ラパスではこの闘争によるバンダリスモ(公共物の破壊行為)被害額が9100万ボリビアーノに達した。ルイス・レビジャ市長が明らかにしたものだ。とくに市営のBRT、プマ・カタリの車輛が放火された件の被害が大きい。一方国内財界は、この闘争によるボリビア財界全体の被害が11億ドルにのぼると明らかにした。


【ペルー】

■ボリビア国境封鎖 El Comercioの記事
14日、ボリビアとの陸路国境、デサグアデーロが封鎖されている。同国でヘアニネ・アニェス新大統領が就任したことに反発する動きで、この封鎖が実施されたものだ。現在、国境を車輛が通過することはできず、人々は歩いて封鎖地点を移動している。もう一つの国境ユングーヨも、同様の状態と報告された。

■ケイコ氏の夫、ハンスト突入 RFIの記事
元大統領候補、ケイコ・フヒモリ氏の夫、マーク・ヴィト氏がハンガーストライキに突入した。ケイコ氏はブラジルの建設会社を舞台とした汚職容疑でこの1年、予備拘束されている。ヴィト氏はこの拘束は、政治的な弾圧にあたると抗議し、ハンストに突入したものだ。


【チリ】

■商店主ら、略奪に懸念 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州ビーニャ・デル・マールの商店主らは、略奪の横行に重大な懸念を表した。社会闘争の混乱の中、商店などが襲われ、火をつけられるなどの事件が多発し、44人が逮捕された。こらの略奪は、混乱の機会に乗じて事前に計画されたものである可能性が高まっている。

■プエルト・モント、金属弾使用か BioBio Chileの記事
第10(ロス・ラゴス)州都プエルト・モントでは、警官隊がデモ隊に対し、金属弾を使用した疑いが生じている。10月18日からの闘争の現場で、公権力による過度の武器使用や暴力が今、問題となっている。こうした中、この町で鎮圧展開の際、金属弾が使用されたとの告発が検察に寄せられているという。

■バス車輛放火、6人特定 BioBio Chileの記事
サンティアゴ市は、トランサンティアゴのバス車輛に放火した6人を特定したとした。10月18日からの社会闘争で、こうした車輛がバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、17台が燃やされた。防犯カメラ映像などの解析によりこの放火の「実行犯」ら6人を特定したとした。今後法的追求を進める。

■メトロトレン休止 BioBio Chileの記事
サンティアゴと第6(オイヒンス)州都ランカグアを結ぶ鉄道、メトロトレンの運転は14日午後、休止された。社会闘争の一環で、この軌道の一部がブロック封鎖されたためだ。チリ国鉄(EFE)によると、16時50分以降の、全便の運転を停止しているという。現時点で再開の目途は絶っていない。

■コンセプシオンで停電 BioBio Chileの記事
国内第二の都市コンセプシオンでは14日午後、停電が起きた。13時30分頃、市内中心部のエリアへの送電が止まったもので、2392世帯が影響を受けた。その後段階的に送電は再開され、14時20分には復旧している。送電システムの問題とみられ、社会闘争とは関係はないとみられる。

■年末花火を中止に BioBio Chileの記事
コンセプシオンとタルカワノの行政はそれぞれ、年越し時の花火大会を中止することを発表した。国内では年越しの際、各地で花火大会が行われる。両行政は、今の社会情勢から、この実施と準備が難しいとして、早々と中止を決めた、国内最大のバルパライソの大会については、とくにアナウンスはない。


【アルゼンチン】

■フェルナンデス氏、モラレス氏参列を希望 Télamの記事
12月に大統領に就任するアルベルト・フェルナンデス氏が、ボリビアの大統領を辞任したエボ・モラレス氏の就任式参列を希望した。左派の同氏はモラレス氏と政治的スタンスが近く、選挙結果をめぐる混乱の中でもモラレス氏支持を表明していた。メキシコに亡命したモラレス氏が、就任式に参加するかどうかは不明だ。

■ボリビア領事館前でデモ Telefeの記事
ブエノスアイレスのボリビア領事館前で、国内在住のボリビア国民がデモを行なった。同国ではエボ・モラレス氏が退陣し、上院議長のヘアニネ・アニェス氏が大統領となった。デモではこのアニェス氏就任は「クーデターだ」と抗議の声が上がった。この政権交代には同国内でも賛否の声が分かれている。

■リネアCでもアスベスト Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアCの車輛にも、アスベスト(石綿)が使われている可能性があるという。発癌性があるとして国内では使用が規制されているこの物質が、リネアBの新型車輛に使用されているとの指摘があり、現場が揺れている。新たにリネアCにもこの疑惑が及んだことになる。

■ARAサンフアン事故から2年 Télamの記事
海軍の潜水艦ARAサンフアンの事故から、15日で2年となる。2017年のこの日、チュブ州沖でこの潜水艦は消息を絶ち、その後1年以上にわたり不明となった。その後海底に沈んでいるのが発見されたが、乗っていた44人の遺体回収などは行われていない。乗組員の家族らはこの日、ミサを行なう。

■10月のインフレ、3.3% Télamの記事
この10月の国内の物価上昇は、3.3%だった。国の統計機関Indecが明らかにした数字だ。この上昇を受け、1~10月の物価上昇は42.2%となっている。国内では経済の先行き不透明感が今も続いており、インフレに加え、通貨ペソの為替市場での下落傾向も続いている状態だ。

■アイスクリーム週間到来 Télamの記事
国内では「アイスクリーム週間」が始まっている。この12日から18日にかけ、アイクリーム週間と銘打ち、国内200のアイスクリーム店がイベントなどを開催している。中にはアイスクリーム4キロを、50セントで販売する店もある。国民の9割は夏の間、一度はアイスクリームを口にしている。


【エクアドル】

■クンバヤに拠点バス停 El Comercioの記事
キトの東に隣接するクンバヤに、拠点バス停が整備される。この町とキト中心部を結ぶ交通機関の利用者は多いが、今は拠点がないためこの運転は混沌とした状態となっている。バスターミナルほどの規模ではないものの、キト市内との交通を円滑に進めるための拠点バス停が、新たに整備される。

■マクド、セルフレジ設置 El Universoの記事
ファストフードのマクドナルドは、注文から会計までをセルフで行なうレジを設置した。このレジが置かれたのはグアヤキル近郊、サンボロンドンにある店舗だ。同チェーンは世界的にこのレジの設置を進めており、国内では2021年までにすべての店舗に導入する方針だという。


【コロンビア】

■メデジン-ボゴタ道、不通に Caracol Radioの記事
メデジンとボゴタを結ぶ高速道路が、不通となった。13日夜、このルートのサンルイス付近で大規模な土砂災害があり、土砂が道路を塞いだためだ。この土砂に巻き込まれた車や人はいないとみられている。この復旧には時間を要するとみられ、両都市間の車輛通行は迂回を強いられている。

■ビバ・エアが好調 Portafolioの記事
LCCのビバ・エアが好調だ。今年の同社の延べ利用者数は600万人に達するとみられ、前年比で43%もの増加となる見通しだ。同社は国内ではEasyFlyに続きLCCとして市場に参入し、国内線のほか国際線も展開し、さらにペルーのリマをベースに同国国内線も展開している。


【ベネズエラ】

■マドゥロに揺さぶりをかける El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ体制に揺さぶりをかける、と断じた。カラカス市内の大学を訪れ、学生らに語りかけたものだ。同暫定政権は16日、国内全土で大規模デモを計画している。このデモを通じて、簒奪独裁政権の終焉を目指し、国民が協力して声を上げようと述べたものだ。

■軍、排除展開の姿勢 Télamの記事
ニコラス・マドゥロ体制に忠誠を誓う軍側は、排除展開の姿勢だ。16日、フアン・グアイド暫定政権が国内に、大規模デモ参加を呼びかけている。国内全土でこうしたデモが繰り広げられる見通しだが、軍側は「粛々と排除展開をする」姿勢を示した。各地で、衝突が発生する可能性がある。

■カベジョ、ブラジルに警告 NTN24の記事
政権議会のディオスダド・カベジョ議長は、ブラジルに警告した。ブラジリアにあるベネズエラ大使館の一部を、フアン・グアイド暫定政権支持派が掌握する事態が生じた。この背後に、グアイド氏側を承認するブラジル政府の関与があったとみられる。カベジョ議長はブラジルの対応を批判し、警告を発した。

■レケセンス氏の妹、インフルエンサーに NTN24の記事
拘束されている野党議員、フアン・レケセンス氏の妹ラファエラ・レケセンス氏が、TIME紙が選ぶ「影響力のある100人」に選ばれた。同氏はベネズエラ中央大学の学生連盟の元リーダーで、現在は民主主義回復と兄の解放を目指す運動を展開しいる。レケセンス氏はテロ未遂への関与を一方的に指摘され、拘束された。

■対難民、13億5千万ドル必要 El Periódicoの記事
国連は、ベネズエラ難民対応に13億5千万ドルが必要と試算した。難民高等弁務官事務所と国際移住機関が共同で示した数字だ。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮を受け、国外に流出した国民が難民化している。同機関は来年末までに、この難民数が600万人に膨らむとも予想した。

■カード上限引き上げ Efecto Cocuyoの記事
クレジットカード決済の上限額が、引き上げられた。銀行などの金融の監督行政側が明らかにしたものだ。クリスマスの高需要期を迎える前に、この上限額が100万ボリバール・ソベルノに増額されたものだ。国内では通貨暴落などを受け、現金の不足が生じており、カードの重要性が高まっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ、忘れられた危機 El Tiempoの記事
ハイチ危機はまさに、国際社会から忘れられた状態にある。同国で活動する国連の機関が指摘したものだ。同国では9月16日から社会闘争が続き、モイーズ政権の退陣が求められている。長期化する闘争でもともと疲弊した経済はさらに悪化し、国民生活は危機に瀕するが、国際社会はこの件にほぼ無関心の状態だ。

■ブラジル経済、0.99%成長 Télamの記事
ブラジルのこの1~9月の経済は、0.99%の成長だった。同国中央銀行が示した数字だ。この9月の月間成長は0.44%で、直近1年間の成長は0.80%だったという。今年1月に極右のジャイル・ボウソナロ政権が誕生した同国では、経済の緩やかな回復が進み、とくにこの第三四半期は堅調だったと同機関は分析した。

■パラグアイ、電子投票推進 ABC Colorの記事
パラグアイは、選挙の電子投票を推進する。タッチパネル式の電子投票が実験的に導入されたが、同国最高裁はこの投票方式について「不正や不具合などの影響は感知されなかった」との結論を出した。この投票により開票の手間が省けることなどから、今後この方式を同国は推進することになる。

■タバスコ州、泡まみれ El Universoの記事
メキシコ、タバスコ州の町が泡まみれになった。13日午後、この事態が起きたのはカルデナスで、大量の泡が発生し、街路などを埋め尽くした。海水温の影響で、海から自然発生したものとみられ、プエルト・サンチェス・マガジャネスの住宅にも影響が及んだ。

■ボラリス、コスタリカ戦略見直し Costa Rica Hoyの記事
メキシコのLCC、ボラリスはコスタリカ路線の戦略を見直す。同社はサンホセをベースに、新たな路線を拡張する計画を示していたが、これにストップをかけた。運航コストが想定以上にかかることや、コスタリカ政府による同社のカテゴリー分類に不満が生じたためだ。当面路線計画は凍結する。

■イェルバ・デ・マテ経済 El Diarioの記事
パラグアイは、マテ茶の茶葉「イェルバ・デ・マテ」経済の振興を図る。南米南部各国で一般的に好まれるマテ茶だが、冷水で入れる「テレレ」は同国独自のものだ。このテレレについて、ユネスコが無形文化遺産登録の姿勢を示した。パラグアイはこれをきっかけに、国産茶葉のさらなる発展を図ろうとしている。



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