2019.11.21

【ボリビア】

■アニェス、選挙法案提出 La Razónの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は議会に、選挙実施のための法案を送った。エボ・モラレス氏辞任を受け就任した同大統領は、公正選挙の実施を第一義に掲げている。この選挙実施については、米州機構(OEA)35か国のうち26か国が、支持を表明している。同政権はこの法案成立を待ち、選挙日程を探ることになる。

■MAS、選挙法案に反対の姿勢 El Díaの記事
エボ・モラレス派で議会最大のMASは、ヘアニネ・アニェス暫定政権が提出した選挙法案に、反対の姿勢を示した。アニェス政権は不正があったとされる10月20日の選挙結果を無効とする方針だが、この選挙で勝利したとされるMASはこの無効方針に抗う姿勢を示している。法案審議が順調に進むかは不透明な情勢だ。

■アルマグロ「選挙は緊急」 El Díaの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、選挙が緊急に必要なものであると訴えた。同総裁はパラグアイで声明を出し、憲法序列に従い暫定大統領となったアニェス氏の姿勢を全面的に承認するとした上で、同暫定政権が行なう選挙に、国内全土が協力し参加するよう呼びかけた。

■センカタの死者9人に TelesurTVの記事
エルアルト、センカタでの衝突による死者は9人、負傷者は40人となった。エボ・モラレス氏の辞任、亡命を受けた抗議闘争で、この場でデモ隊と治安部隊の衝突が生じた。この地にはボリビア石油公社(YPFB)の製油所があり、ラパスなどへのガソリン輸送を差し止めようとした動きがあったとみられている。

■歩道橋、爆破される Los Tiemposの記事
エルアルト市内では、歩道橋がダイナマイトで爆破され、倒壊したという。ヘルヘス・フスティニアノ大臣が明らかにしたものだ。センカタでの衝突に揺れるこの町では緊張状態が続いているが、この衝突現場近くの歩道橋が、爆破により破壊されたという。エルアルトはエボ・モラレス氏への支持率が高い町だ。

■エルアルト、服喪行進 La Razónの記事
エルアルトの人々は、センカタでの衝突で多くの死傷者が出たことを受け、追悼のための行進を静かに行うという。センカタを含む第8区の住民らを中心に、21日朝7時から、ラパスにむけての行進を行なうとした。エルアルト市内すべての地域の人々に、この参加が呼びかけられている。

■プナタ、警察署燃やされる El Díaの記事
コチャバンバ県のプナタでは、警察施設が燃やされた。同県内ではエボ・モラレス氏の最大の支持基盤んであるコカ葉農家らによる闘争が、今も激しく続いている。この動きの中、プナタでは警官隊とデモ隊の衝突により、警察施設に火が放たれ、建物は全焼したという。

■モラレス氏、反社と連絡か El Díaの記事
前大統領のエボ・モラレス氏が、反社会勢力と接触をとっていた証拠が出された。麻薬組織を率いるファウスティノ・ユクラ容疑者と、携帯電話で話す場面の動画が公開されたものだ。同氏のメキシコ亡命後、国内では抗議闘争が続くが、こうした反社が闘争行動に影響を及ぼしている可能性が指摘されている。

■ユクラ容疑者の息子拘束 Página Sieteの記事
麻薬組織を率いるファウスティノ・ユクラ容疑者の息子が拘束された。同容疑者はエボ・モラレス氏と連絡を取り、国内で蔓延する社会闘争に影響を及ぼしたとみられている。同容疑者の息子であるアレハンドロ・ユクラ容疑者が警察に拘束されたが、同容疑者は父親の行方について、知らないと供述している。

■モラレス氏を歓迎せず Página Sieteの記事
メキシコの議会議員、アメリカ・ランヘル氏は、エボ・モラレス氏を「歓迎していない」と議会内で断じた。左派の与党がモラレス氏の亡命を受け入れたが、これがメキシコ国民、メキシコ立法府の総意ではないと断じたものだ。野党などは、モラレス氏の亡命受け入れそのものが違法と指摘していた。

■チャペトン市長、安全を求める La Razónの記事
エルアルトのソレダー・チャペトン市長は、政府に対し安全の担保を求めた。エルアルトでは現在、社会闘争の嵐が吹き荒れるが、こうした中チャペトン市長の自宅が襲撃され、火が放たれる事件が起きている。またセンカタでの衝突を受け、ヘアニネ・アニェス暫定政権に対し、安全担保を図るよう求めた。

■スクレ-CBBA、封鎖解除 El Díaの記事
スクレとコチャバンバを結ぶ道路について、封鎖の解除がなされた。両県警が共同で、封鎖個所の強制解除を実施し、平和的に完了したという。この解除を受け、両都市間を結ぶ交通、物流が再開されている。国内では幹線道路の多くの個所で封鎖が行なわれ、とくに都市部で食料品や燃料の不足が顕著となっている。

■スクレ-ポトシ、歩いて12時間 Correo del Surの記事
移動が必要な人は今、スクレとポトシの間を12時間かけて歩いているという。国内では抗議闘争が各地で発生し、この道路区間も地域のカンペシーノ(農業)層による封鎖が行なわれている。地理的、文化的に近くこの両都市間を移動する人は多く、多くの人が封鎖個所を歩いて移動している状況だ。

■航空2社、食肉を輸送 El Díaの記事
国営ボリビアーナ航空(BoA)とアマスソナスは、食肉を輸送している。抗議闘争による道路封鎖の蔓延で、都市部で食料不足が起きている。両社はサンタクルスから、鶏肉などをラパスオルーロ、スクレ、ポトシなどに輸送しているという。また両社は、これらの都市間のシャトル便の運航も開始している。

■オルーロ空港、役割果たす La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港が、思わぬ役割を果たしている。「無駄な公共事業」とまで指摘されていたこの空港だが、国内で道路封鎖が蔓延する中、交通や物流の重要な拠点となっているものだ。国営ボリビアーナ航空(BoA)がラパスなどとの間のシャトル便を運航し、バスなどが止まる中重要な役割を担っている。

■ラパスの病院、酸素と医薬品が涸渇 El Díaの記事
ラパスの病院では、酸素と医薬品が涸渇状態だ。抗議闘争による道路封鎖の蔓延で、ラパス市内では食料品やエネルギーの不足が顕著となっている。医療機関も同様の状況に見舞われており、治療や手当を必要な酸素と医薬品が、ほぼ涸渇した状態となってしまったという。


【ペルー】

■修学旅行生、ボリビアで足止め Correo Perúの記事
アレキパ県カイリョマ郡の学校の生徒らが、修学旅行で訪れたボリビアで足止めされている。ボリビアでは前大統領の辞任にともなう社会闘争が続いている。ラパスとペルー国境のデサグアデーロを結ぶ道路が封鎖され、国境も停止状態にある。このためこれらの学生らは、ラパス市内から動けない状態となっているという。

■デング死者、17人に Perú21の記事
マドレ・デ・ディオス県内でのデング感染による死者は、17人に増えた。現在同県では、ネッタイシマカが媒介するこの感染症が流行状態で、感染者は3千人を超え、県都プエルト・マルドナード市内の医療機関は機能停止状態に陥っている。保健局はこの事態を受け、薬剤を散布するなど蚊の退治に乗り出している。


【チリ】

■警察、武器使用停止 El Paísの記事
警察は、平和的なデモなどに対する武器使用を停止することを発表した。10月18日からの社会闘争の鎮圧行動で、警察による過度の武器使用があったことが指摘され、これまでに23人が死亡、2千人以上が負傷している。国際社会からの批判に加え、各地の司法が使用停止を判断し、この発表に至った。

■略奪は「再生産」 BioBio Chileの記事
国内では略奪が「再生産」されているという。ホルヘ・アボット検察長官が明らかにしたものだ。社会闘争の混乱に乗じた略奪が、今も続いている。同長官によると組織的略奪は、同じメンバーにより繰り返し行われている状態で、もはや社会闘争との関連はない状態にあるという。

■メトロ4A、再開へ BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)リネア4Aは、21日から一部が再開する。10月18日からの社会闘争開始直後、メトロの駅や車輛はバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、甚大な被害を受けた。4Aは以後休止していたが、この日から一部区間の運転が再開される。また5号線も、運転区間がプダウエルまで再開される。

■Movilh、ホモフォビア暴力告発 BioBio Chileの記事
国内のLGBTQ団体、Movilhはプエルト・モントで起きたホモフォビア(同性愛憎悪)暴力を告発した。郊外住宅地の路上で、性的マイノリティの男性が男3人に激しい暴力を受けたという。Movilhのロス・ラゴス州の支部は、現場の動画や診断書などを検察に提出し、犯人の検挙を求めたことを明らかにした。


【アルゼンチン】

■メンドサ州で強い地震 Infobaeの記事
メンドサ州で19日20時10分頃、強い地震が起きた。観測機関によると震源はメンドサ市の南東198キロ、サンルイス州との境付近で、震源の強さはマグニチュード6.3、深さは14キロだ。国内ではブエノスアイレスやロサリオなど広い範囲で揺れを感じ、その後には余震とみられる揺れも相次いで起きている。

■財界、観光税を批判 Télamの記事
ブエノスアイレスの財界や商工会は、観光税創設を批判している。ブエノスアイレス市は市内のホテルに宿泊する外国人観光客から、1.5ドル程度の徴収を行ない、観光振興に充てる計画を示した。しかしホテル業の団体や中小企業団体などが、この計画に対し反対を表し、批判した。

■スブテ、スト決行 Ambitoの記事
20日、ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)ではスト決行となった。リネアA、B、Dの3路線は朝5時半から8時半まで、全線で運転を見合わせた。スブテ車輛に発癌性があるアスベスト(石綿)が使用されていた問題で、対応を求めたものだ。さらにリネアC、E、Hでは同日20時半から終電まで、運転が見合される予定だ。

■ジェットスマート、ウシュアイアへ Infofueginaの記事
チリのLCC、ジェットスマートが国内南端のウシュアイアに乗り入れる。ブエノスアイレスのエル・パロマール空港とを結ぶ路線をこの22日から、月、金曜の週2往復の体制で就航するものだ。ウシュアイアへのLCC乗り入れは、ノルウェージャンエアに次ぐ。同社は今年、国内線に参入した。

■AR会長、退任へ Télamの記事
アルゼンチン航空のルイス・マルビード会長が、退任する。この12月10日、左派のアルベルト・フェルナンデス政権が誕生する。国営航空会社の同社に対する政権のスタンスは、この政権交代で大きく変わることが予想されている。これを受け、マルビード会長は自ら、退任することを明らかにした。

■Sancor、トゥクマン工場閉鎖 La Gacetaの記事
食品大手のSancorは、トゥクマン工場を閉鎖する。同社は乳製品やドルセ・デ・レチェなどを生産するが、こうした食品の需要低下と合理化策の一環で、トゥクマンにある工場を廃止することを明らかにした。同工場で雇用される43人は、解雇されることになる。


【エクアドル】

■略奪、63人に捜査 El Comercioの記事
キトでは略奪の容疑で、63人に対する捜査が行われている。国内では10月上旬、ガソリン助成廃止反対の社会闘争が激化し、キトではこの混乱に乗じた略奪が横行した。警察は現場の映像の解析などを進めるとして、現時点で63人の容疑者を特定しているという。

■キト、計画断水 El Comercioの記事
キトでは22日から23日にかけ、広い範囲で計画断水となる。アメリカ大通りに敷設されている主要水道管の交換工事が行われるため、中心部から北部の広い範囲で、22日20時以降、水道水の供給が絶たれるものだ。送水再開は23日夜となる見込みで、市側は市民に水を汲み置くなどの準備を呼びかけている。


【コロンビア】

■ドゥケ、準備万端 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、準備を整えたとした。21日、同政権の社会保障政策への抗議や要求のためのゼネストが国内全土で行なわれる。ドゥケ大統領は、この日の安全対策などで、打てる手を打ったと断じた。また同時に、国民は自身の意見を平和的である限り、表出する権利があるとも述べた。

■陸路国境、閉鎖 RunRunの記事
国内とベネズエラ、ブラジル、ペルー、エクアドルとの陸路国境は21日、閉鎖される。この日国内全土で行なわれるゼネストを受け、とられる措置だ。国境の閉鎖は22日午前5時までとられる予定となっている。とくに多くの移民、難民、買い出し客が多いベネズエラ国境では、厳戒態勢がとられている。

■ボゴタ空港、天候の影響 Caracol Radioの記事
ボゴタのエルドラード空港は20日、天候の影響を受けた。航空機の飛行ルートが悪天候に見舞われた影響で、同空港と国内南部を結ぶ路線の多くに遅れや欠航が生じたものだ。さらにアビアンカ航空のカルタヘナ行きの1便は、行き先をバランキージャに変更した。

■アンティオキア、大量マリファナ Caracol Radioの記事
アンティオキア県南西部で、大量のマリファナ(大麻草)が摘発された。ピンターダの道路検問で交通警察が乗用車のドライバーに質問をした際に不審な点があり、車内を調べたところ840キロものマリファナが見つかったものだ。この車輛は、県都メデジンに向かっていたとみられる。


【ベネズエラ】

■ボリバール、黄熱病警報 Analiticaの記事
ボリバール州議会は、州内に黄熱病に対する警報を出した。国内では14年ぶりとなる、このネッタイシマカが媒介する感染症が州内で確認されたものだ。この感染症は接種により防げるが、ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による問題で、このワクチンの調達が難しい状況となっている。

■グアイド、350万ドル消費 El Heraldoの記事
フアン・グアイド暫定大統領はその活動にこれまで、350万ドルを消費したという。議会側が明らかにした数字だ。この1月、ニコラス・マドゥロ政権がその効力を失効し、議会議長の同氏が暫定政権を樹立した。この活動費については、米国をはじめとする国際社会からの支援があてられている。

■捨て子、94万人か ABC.esの記事
国内では93万3117人もの、捨て子が生じているという。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政による生活困窮を受け、多くの国民が国外に流出している。移民をするため、「足手まとい」となるこどもを国内などに置き去りにするケースが多く、NGO団体がこの数にのぼると発表したものだ。

■バルキシメトで停電 El Impulsoの記事
バルキシメトでは19日夜、また停電が生じた。19時頃から、市内のほとんどの地域で、送電が途絶えたものだ。ニコラス・マドゥロ政権の経済失政によりインフラのメンテナンスが整わず、3月から4月にはメガ停電が発生するなど、国内では停電が頻発している状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バハマ死者、69人に Tribunaの記事
バハマでのハリケーン「ドリアン」による死者は、69人となった。9月上旬、このハリケーンにより同国ではアバコ島、グラン・バハマ島が壊滅的被害をこうむった。政府側はこの被害による死者が67人としていたが、2人増えて69人となったと20日、発表した。現時点で282人が依然不明の状態だ。

■アルマグロ、抵抗にあう Télamの記事
米州機構のルイス・アルマグロ総裁が、パラグアイで「抵抗」にあった。同氏はアスンシオン大学を訪れる予定だったが、同氏訪問に反対し抗議する運動が展開し、訪問できなかったものだ。デモ隊はボリビアのエボ・モラレス氏の退陣を評価した同氏を「クーデター企図者」「テロリスト」などと呼んだ。

■ウルグアイ、選挙運動終了 Télamの記事
ウルグアイの選挙運動は20日、終了した。10月27日の大統領選では決着がつかず、この24日に上位二候補、ダニエル・マルティネス氏とルイス・ラカジェ・ポウ氏との決選投票が行われる。両候補とも規定に従い、この日に選挙運動を終えた。直近の各社調査では、ラカジェ・ポウ氏の優勢が伝えられている。

■ルラ氏、就任式は欠席 Télamの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏は、12月10日のアルゼンチンの大統領就任式は欠席する。同じ左派の立場のアルベルト・フェルナンデス氏が、ルラ氏の参列を希望していた。ルラ氏はこの招待に謝意を伝える一方、収監から解放されたばかりの立場であることから、参列を断念したという。

■教会立てこもり、強制解除 Télamの記事
ニカラグア、マナグアのカテドラルでの立てこもりは、24時間を経て強制解除となった。昨年4月から反政府行動が続いた同国では、ダニエル・オルテガ政権による弾圧が強まっている。この弾圧を受け、教会関係者や学生、野党などがこの立てこもりに参加した。しかし政府サンディニスタ党の支持者らがこれを強制解除したという。

■エベロップ、コスタリカへ Tico Timesの記事
スペインのチャーター航空会社、エベロップ航空が来年6月、コスタリカのサンホセに乗り入れる。同社は8週間にわたり、マドリードとサンホセを結ぶ路線を定期チャーター便として運航する。同社はこれまでメキシコや、キューバ、ジャマイカへの乗り入れ実績がある。



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