2019.12.01

【ボリビア】

■マドゥロ氏の干渉、容認せず La Razónの記事
カレン・ロンガリック外相は、ベネズエラのニコラス・マドゥロ体制からの「干渉」を容認しない姿勢を示した。エボ・モラレス氏と盟友関係だった同氏は、ヘアニネ・アニェス暫定政権に対するさまざままな干渉をし、さらに工作をはたらいていることが指摘される。同外相はこういった姿勢を一斉容認しないと断じた。

■プマリ氏、共闘否定せず El Díaの記事
ポトシ市民団体を率いるマルコ・プマリ氏は、サンタクルス市議会議長ルイス・フェルナンド・カマチョ氏との共闘を否定しなかった。ヘアニネ・アニェス暫定政権が実施を準備する選挙に、両氏が協力し出馬するとの観測が広がった。メディアの取材に対しプマリ氏は、カマチョ氏が望ましいパートナーであることを語った。

■プマリ氏「新世代のリーダーが必要」 El Díaの記事
ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏は、新世代のリーダーが必要であるとの見方を示した。エボ・モラレス政権退陣の一役を担った同氏は、ボリビアが前進するためには旧体制ではなく、新世代の台頭が必要とした。10月20日の大統領選で次点となったカルロス・メサ氏を牽制した発言とみられる。

■政府、メキシコ大使館に註文 Los Tiemposの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、ラパスのメキシコ大使館に註文をつけた。同大使館には、政府が法的追求を構えるフアン・ラモン・キンタナ前大臣らが身を寄せているとみられる。ムリーリョ大臣はメキシコ大使館に対し、「犯罪者をかくまう行為」はやめるよう、求めた。

■アニェス「秩序と民主主義回帰」 Los Tiemposの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は30日、国内に秩序と民主主義が回帰したと宣言した。国内では10月20日の選挙後の闘争、そしてモラレス氏辞任後の抗議闘争が長期化し、混乱が続いていた。暫定政権は秩序安定のためさまざまな措置を展開し、この宣言に至ったものだ。

■カマチョ氏、議員を辞職 La Razónの記事
サンタクルス市議会議長のルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、議長と議員の辞職願を出した。同氏は、ヘアニネ・アニェス暫定政権が準備を進める総選挙で、大統領選に出馬する方針とみられ、この準備のため、この職を辞することを決めたとみられる。議会で承認されれば、辞職が認められることになる。

■マドゥロ氏「COBが裏切った」 El Díaの記事
ベネズエラのニコラス・マドゥロ氏が、国内の有力労働組合連合COBを「裏切り者」と批判した。COBはエボ・モラレス氏の支持母体だったが、モラレス氏辞任を早々に受け入れ、抗議闘争では目立った動きを見せなかった。モラレス氏の盟友であるマドゥロ氏は、こうしたCOBの「変わり身の早さ」を批判した。

■アニェス、お国入り El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、就任後初めて地元のベニ県に入った。ラパスから空路でトリニダに入り、インフラ整備の公共事業の現場などを訪れた。同大統領は前の週にお国入りを予定していたが、国内が安定せず、ラパスを離れることのリスクを考え、延期していた。

■パイプライン、12月10日までに復旧 El Díaの記事
コチャバンバ県カラスコのガスパイプラインは、12月10日までに90%、復旧するという。国内産のガスを送る重要な施設だが、エボ・モラレス氏辞任後の闘争で、コカ葉農家による破壊を受け、機能が停止していた。復旧作業が進み、この日までに一応の機能回復となる見通しとなった。

■プマ・カタリも再開へ El Díaの記事
ラパスの市営BRT、プマ・カタリも再開する。エボ・モラレス氏の辞任を受けた抗議闘争で、この専用車輛の多くがバンダリスモ(破壊行動)で燃やされ、運転が停止されている。しかしラパス市側は、今月7日か8日頃から、残った車輛を投入して運転を再開することを明らかにした。

■カルナバルのプロモ、実施へ El Díaの記事
観光省は、オルーロのカルナバル2020のプロモーションを、しっかりと実施するとした。選挙後闘争や政権の交代などで、こうした文化行事にも少なからぬ影響が生じている。しかし観光省は、2月に予定されるこのユネスコ無形文化遺産の祭の成功に向け、誘客に努力する方針を示した。

■トリニダ、給油を待つ航空機 El Díaの記事
ベニ県都トリニダの空港には、給油を待つ航空機の列ができている。社会闘争の長期化による混乱で、燃料調達ができない状態が続いていた。ベニ県は県土の大半が森林で、道路交通に脆弱性があり、航空機が交通手段として活用されている。この燃料不足で、交通や物流に大きな影響が出ていた。

■ユンガスで車の事故 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタで、死亡事故が起きた。29日早朝、走行中の乗用車が道路を外れて谷に転落したもので、乗っていた若者3人が死亡したものだ。この若者らは、地域で行なわれるフットボールの試合のため移動していた。ユンガス地方は巨大な崖の地形で、道路事情はよくない。

■ホテル稼働率、5%に FM Boliviaの記事
社会闘争が激化していた期間中、国内のホテル経営は「厳冬」を迎えていた。観光業の団体によると主なホテルの客室稼働率は軒並み下がり、とくにルレナバケやウユニなど観光地ではその影響が大きかった。ホテルによっては客室稼働率が5%まで下がったところもあったという。


【ペルー】

■ケイコ氏、母を訪ねる RPPの記事
元大統領候補のケイコ・フヒモリ氏は、母親のスサナ・ヒグチ氏のもとを訪れた。妹のサチ氏の申し立てを受け最高裁が同氏の釈放を命じ、これが実施された。ブラジルの建設会社を舞台とする汚職容疑については今も捜査が続いており、今後同氏の身柄がどのように扱われるかは不透明だ。

■イキートス、青空学級 El Comercioの記事
ロレト県都イキートスの学校では、「青空学級」となっているという。サンタロサ・デ・アマソナス学校では、校舎が老朽化で崩落のおそれがあるとして、青空のもとで授業が行われている状態にある。およそ300人の生徒らが風雨にさらされながら勉学に励んでいるところだ。


【チリ】

■逮捕者9126人、略奪4900件 BioBio Chileの記事
国内での10月18日以降の逮捕者は9126人、混乱に乗じ発生した略奪は4900件だという。ヒューマン・ライツ・ウォッチが明らかにした数字だ。この間の拘束者総数は1万8千人にのぼる。交通運賃値上げ反対から始まったこのデモは全土に広がり、今も各地でデモが続けられている。

■人権機関、6件の侵害認める BioBio Chileの記事
国の人権機関INDHは、バルパライソで起きた人権侵害6件を新たに認定した。一連の社会闘争で、警察など公権力による過度の武器使用など、人権侵害の告発が相次いでいる。同機関は訴えがあったうちの6件を新たに侵害と認定した。この人権侵害については、国際社会からも批判がある。

■医療体制危機、12月末まで延長 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州のコンセプシオン、アラウコに出されている医療体制危機は、12月31日まで延長された。社会闘争の影響で医療機関で診療、手当を受ける人が急増し、域内の医療機関が危機的状況にあるとして出された宣言だ。とくに今、闘争を目にして精神的な不安定さを訴える市民が続出しているという。

■巡礼の中止はフェイク BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州は「巡礼中止」はフェイクニュースと断じた。この7日、8日にロ・バスケスの聖母巡礼が行なわれるが、これが中止になったと一部で報じられた。社会闘争の影響だが、州側は中止にした事実はないとした。闘争の影響で年末の花火やクリスマスのイルミネーションの中止などが国内で広がっている。


【アルゼンチン】

■マクリ、最後の外遊 Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は1日、スペインに向かう。チリが開催権を返上したCOP25が同国で行なわれることになり、これに参加するため訪問するものだ。この10日にアルベルト・フェルナンデス新大統領が就任予定で、マクリ大統領にとっては在任中の最後の外遊とみられる。

■ノルウェージャン、すでに売却交渉 Infobaeの記事
LCCのノルウェージャンエアは、すでに事業売却に向けた交渉に入っているという。同社は国内で十分なシェアが得られないことから、撤収の方針を示した。今年国内に参入したチリのジェットスマートへの売却を目指し、交渉をすでに始めていることが明らかになった。

■巨大ヒキガエルでパニック Diario de Cuyoの記事
サンタ・フェ州のカミーノ・ムエルトで、巨大なオオヒキガエルが見つかり、住民らがパニックとなった。一件の住宅から消防に通報があったもので、見つかったカエルは25センチ大で、重さが2キロもあった。オオヒキガエルは南米大陸北部に棲息するが国内では外来種で、猛毒を持つことでも知られる。

■4日に鉄道スト Télamの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ではこの4日、ストライキが行なわれるという。サンマルティン線、ウルキサ線、ベルグラノ線の組合が通告したものだ。労働組合員の身分資格保全などを求めた動きで、24時間の時限ストになるという。現在、運営側と交渉が進められており、回避となる可能性もある。

■ジャンボベビー誕生 Cronicaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロ州で、ジャンボベビーが生まれたという。ヘネラル・タボアダのロス・フリエスの産院で26歳の女性が出産したのは、5450グラムの男児だ。立ち会った医師にるとこの出産は難しい状態だったが、普通分娩で生まれ、母子ともに順調だという。

■麻疹、サンタ・フェ州でも El Litoralの記事
今季初めて、サンタ・フェ州でも麻疹(はしか)の感染例が報告された。州保健局によると、生後11か月の乳児の感染が明らかになったという。この乳児は、ブエノスアイレス州で感染し、州内に持ち帰ったものとみられる。保健省は先週時点で、今季61件の感染が確認されたことを明らかにし、この多くはブエノスアイレスだ。


【エクアドル】

■LATAM、マンタ線開設 El Universoの記事
LATAMエクアドルが、キトとマナビ県のマンタを結ぶ路線を開設した。11月28日から週3往復の体制で、122座席のエアバスA319型機で運航を開始したものだ。マンタは米軍基地跡に整備された空港だが、旅客定期便が根づかない状態だった。片道運賃は37ドルからとなっている。

■一番人気はテレビ El Comercioの記事
ブラックフライデー商戦で、国内でもっとも人気が高かったのはテレビだった。国内でもこの11月29日、この商戦が展開され、参加した各店には多くの買い物客が押し寄せた。キトのモール・デル・ソルではとくに家電店が人気を集め、この中でももっとも人を集めたのがテレビ売り場だったという。


【コロンビア】

■デモで1人死亡、769人負傷 Caracol Radioの記事
国内で行なわれたデモで、1人が死亡し、769人が負傷したという。国内では11月21日、イバン・ドゥケ政権に対するデモが全土で行なわれ、その後もボゴタなどでデモが継続した。ボゴタでは18歳の学生、ディラン・クルスさんが警官の銃弾に倒れ、このほか各地で衝突などにより負傷者が出た。

■アビアンカ、6.5%減 La Repúblicaの記事
アビアンカ航空の利用者はこの10月、6.5%のマイナスだったという。同社が明らかにしたもので、昨年同月の利用者は260万人だったが、今年は244万人にとどまった。同社は経営環境の悪化から合理化策を進めており、21路線を休止したことなどがこうした数字にも響いたとみられる。


【ベネズエラ】

■偽りの選挙に意味はない El Pitazoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は「偽りの選挙に意味はない」と断じた。暫定政権を含む野党は、公正選挙の実施を求めている。しかしニコラス・マドゥロ体制下での選挙は公正性、自由性がともに損なわれ、意味がないと断じたものだ。昨年行なわれた大統領選では、不正が横行したとして議会が、その結果を承認しなかった。

■送還はゼノフォビアと訴え El Universalの記事
ニコラス・マドゥロ体制は、コロンビアによる59人の送還がゼノフォビア(外国人憎悪)であると訴えた。同国で行なわれたデモに参加したベネズエラ難民らが、送還されたものだ。同体制はこれを不服として、国連に対し「人道上の犯罪」であるとの訴えを起こす方針を示した。

■マドゥロ氏「デモは目くらまし」 El Heraldoの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、コロンビアのデモは「目くらまし」であると断じた。イバン・ドゥケ政権と米国政府は、ベネズエラ侵攻を画策しており、この事実から国民の目をそらすためデモを放置したと断じたものだ。同氏は以前から、コロンビアが侵攻を企図していると繰り返している。

■電力安定化に兵投入 El Comercioの記事
ニコラス・マドゥロ氏は、国内の電力安定化のため、兵6950人を投入すると断じた。国内ではこの3月から4月にメガ停電が発生するなど、電力供給の問題が繰り返されている。この打開を図るため、軍の兵らをこの分野に投じるとした。軍は今も、マドゥロ政権に忠誠を誓っている。

■金700キロを売却か El Carabobeñoの記事
ニコラス・マドゥロ体制が、金700キロを売却したとみられる。ドイツ、フランクフルトの空港にベネズエラの航空機が緊急着陸した。この機材がこの金を運んでいたもので、中東のドバイに向かっていたという。マドゥロ体制は資金捻出のため、中央銀行が保有する金を売却しているとの指摘がある。

■制憲議会議員が事故死 NTN24の記事
制憲議会のヤヒリス・リバス議員が、交通事故で死亡したという。同制憲議会の労働委員長がツイッターを通じて明らかにしたものだ。30日朝に事故に遭い、死亡が確認されたという。制憲議会はニコラス・マドゥロ体制のもとで動く議会で、議会から立法権の剥奪を企図している。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■イデオロギー「汚染」のない社会を Infobaeの記事
ウルグアイの次期大統領に決まったルイス・ラカジェ・ポウ氏は、「イデオロギーに汚染されない社会」を訴えた。国民に対し呼びかけたもので、同時に「独裁者を独裁者と呼べる社会」の構築も目指す姿勢を示した。中道右派の同氏の勝利で、ウルグアイは左派から右派への政権交代が15年ぶりに実現する。

■ハイチ国民、米国に訴え Diario Libreの記事
ハイチ国民はデモを通じ、米国に訴えた。国内では9月16日から、ジョブネル・モイーズ政権の退陣を求める社会闘争が続いている。30日、首都ポルトー・プランスなどで行なわれたデモでは、米国政府に対し、モイーズ政権への支援をやめるよう求める声が上がった。米国の態度が変わらなければ、ハイチも変わらないと訴えた。

■ディカプリオ氏、冷静に突っ込む Télamの記事
米国の俳優レオナルド・ディカプリオ氏は、冷静に突っ込み返した。ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、アマゾン火災はディカプリオ氏のせいだと語った。ディカプリオ氏はこの批判に対し、ボウソナロ大統領が指摘した、保護団体への資金供与などはないとし、保護活動と火災の因果関係もないと指摘した。

■パラグアイ川、さらに低下 ABC Colorの記事
パラグアイを流れる大河、パラグアイ川の水位低下がさらに進んだ。上流部の雨不足などの影響で、この川の水位が下がり続けている。首都アスンシオンでは水位はついに66センチまで低まった。こ水位低下のため、大型船はこの川の航行ができなくなり、物流に大きな影響が生じつつある。

■キューバ大使館前で抗議デモ Ciber Cubaの記事
複数の国のキューバ大使館前で30日、抗議デモが行われたという。デモはアルゼンチン、コスタリカ、チリ、スペインで行なわれている。ベネズエラの野党が、ニコラス・マドゥロ体制や国内経済へのキューバの影響を批判し、ツイッターを通じこのデモ実施を呼びかけたものだという。

■ブラジルで牛肉価格高騰 Caracol Radioの記事
ブラジルで、牛肉価格が上昇している。サンパウロの市場では、牛肉はキロ当たり16.12レアル(3.85ドル)と、過去もっとも高い水準となった。この背景に、ブラジルから中国への牛肉輸出の急増があるという。輸出の増加で国内に流通する牛肉が相対的に減り、この価格上昇を招いている。



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