2019.12.02

【ボリビア】

■70%「クーデターではない」 Télamの記事
国民の実に70%は、クーデターではないと捉えている。11月10日、エボ・モラレス氏が大統領を辞任し、その後メキシコに亡命した。同氏やモラレス派、さらに左派各国はこの事態をクーデターと表しているが、世論調査の結果7割の国民はこの事態はクーデターではなく、憲法にのっとった政権交代とみている。

■カマチョ氏、本日判断 El Díaの記事
サンタクルスの前市議、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、2日じゅうに判断する。同氏とポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏は共同で、来る選挙に出馬することが濃厚だ。この立候補の是非などについて、この日に判断すると断じたものだ。同氏は立候補を前提に、市議を辞任したばかりだ。

■カマチョ氏の出馬は確定か El Díaの記事
サンタクルスの前市議、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏の大統領選出馬は、確定的とみられる。エボ・モラレス氏の退陣を求める運動で連携したポトシのマルコ・プマリ氏の協力を得て、新たな政権の青写真づくりにすでに入っているとみられる。ヘアニネ・アニェス暫定政権は、来年の早い時期に選挙を実施する方針だ。

■ロンガリック外相「理解を得る」 El Díaの記事
カレン・ロンガリック外相は、ヘアニネ・アニェス暫定政権の姿勢などについて、周辺国の理解を得られるよう努力する姿勢を示した。力量が未知数だとして、暫定政権に対し周辺国からの不安の声があることを、同外相は認めた。この上で、来る選挙を成功させるための暫定政権として、理解を得られるよう力を入れるとした。

■アニェス「民主主義は摑むもの」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は「民主主義は享受するものではなく、自ら摑むもの」との認識を示した。地元のベニ県を訪れ、語ったものだ。同暫定政権は、選挙不正を受け辞任したエボ・モラレス氏の後をついだもので、選挙を通じた民主主義の回復が、同暫定政権の最大の役目となっている。

■CCはあくまでメサ氏擁立の姿勢 El Díaの記事
政党CCはあくまで、来る大統領選でカルロス・メサ氏を擁立する姿勢だ。ポスト・モラレスのこの選挙について、右派の野党各党が統一候補を立てるべきとの意見が国内で出されている。政党UNはルイス・フェルナンド・カマチョ氏を念頭に候補者選定を進めている。しかしCCは現時点で、引き続きメサ氏を擁立する姿勢を示した。

■プマリ氏、辞任に「びっくり」 El Díaの記事
ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏は、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏のサンタクルスシギ辞任に「びっくりした」と語った。両氏は来る選挙での連携が図られる見通しだが、カマチョ氏からプマリ氏に、辞任の相談や報告はなかったという。それでもカマチョ氏への信頼感は損なわれていないとした。

■国民の70%「不正は重大」 Página Sieteの記事
国民の70%は、10月20日の総選挙で不正があったことを「重大」と捉えている。世論調査の結果だ。米州機構がこの不正を認定し、エボ・モラレス氏が辞任するに至った。70%は不正があったと人ん指揮しており、「誤りがあった」と認識しているのは23%、「何ら問題はなかった」は3%だ。

■メサ氏「モラレス氏は対立を煽った」 El Díaの記事
大統領候補者のカルロス・メサ氏は、エボ・モラレス氏が「ラジカルな対立を煽った」と表した。辞任し亡命したモラレス氏が、その後の国内の大きな混乱を煽ったと断じたものだ。この煽りは、社会階層や民族にくさびを打ち込むもので、メサ氏は「適切な行為ではなかった」との認識を示した。

■エバ・コパ氏「180度変わった一か月」 Los Tiemposの記事
上院議長のエバ・コパ氏は、この1か月ですべてが「180度変わった」と語った。同氏はモラレス派であるMAS所属だ。モラレス氏の辞任と前後し、政権幹部やMAS幹部の辞任が相次ぎ、この党に所属することで「きわめて困難な時間を過ごした」という。今も議会ではMASは最大だが、これをまとめる人材がいない状態だ。

■政府、公共事業の再評価急ぐ El Díaの記事
ジェルコ・ヌニェス公共事業相は、現在進められている公共事業の再評価を急ぐ姿勢だ。エボ・モラレス政権の瓦解を受け、国内の公共事業は休止状態となっている案件もある。暫定政権はこの選別を進め、必要なものは優先的に進める姿勢を示したものだ。混乱が相次いだ国内だが、今は安定化しつつある。

■観光復興図る El Díaの記事
政府は、観光の復興も図る方針だ。選挙後闘争、エボ・モラレス氏の辞任を受けた抗議闘争で国内が混乱する中、観光業はほぼ全機能が停止する状態となった。ボリビアにとって観光は、外貨を得る主要な産業で、この復興は国内安定化に欠かせない要素だ。間もなくオルーロのカルナバルやウユニ塩湖の水鏡など、新たなシーズンを迎える。

■コチャバンバ-オルーロ道で事故 Los Tiemposの記事
コチャバンバとオルーロを結ぶ道路で1日朝5時20分頃、事故があった。オルーロ市郊外のエミサの工場付近で、ワゴン車とトラックが正面衝突したものだ。この事故で2人が死亡し、3人が負傷して病院に運ばれている。現在警察が、事故原因についての調べを進めている。

■スクレ、大雨被害 Correo del Surの記事
スクレでは1日、大雨による被害が生じた。局地的な強い雨が降り、また一部地域では雹が降った。この影響で、市内では住宅への浸水被害が報告されている。また郊外のアルカンタリ空港でもこの雨の影響が生じ、一時滑走路が閉鎖され、アマスソナス航空の1便が欠航した。

■テレビ118台摘発 El Díaの記事
オルーロ県では、テレビ118台が摘発された。チリ国境に近いロス・ピノスで、密輸グループがこれらのテレビを密輸しようとしていたという。現在チリ国境では、密輸グループの横行が続いており、税関や警察による監視が強化されている。こうした密輸グループと、監督側との間の衝突も相次いでいる。

■30人、HIVとともに20年 La Razónの記事
国内には、HIVに感染しながら20年を過ごすキャリアが、30人いるという。1日のAIDSデーに、保健省が明らかにした数字だ。国内で最初にHIV感染が確認された人は、現在も77歳で国内で生活しているという。一方、国内では今も、とくに若い世代で新たな感染が増えている現状でもある。


【ペルー】

■ケイコ氏、父を訪問 RPPの記事
釈放されたケイコ・フヒモリ氏は、父親の元大統領、アルベルト・フヒモリ(フジモリ)氏のもとを訪れた。ケイコ氏は汚職容疑で予備拘束されていたが、妹のサチ氏の申し立てを受け最高裁が解放を判断した。ケイコ氏はリマの受刑施設を訪れ、父親とおよそ1年ぶりの再会を果たした。

■HIVキャリアの81%に医薬品支給 El Comercioの記事
国内ではHIVキャリアの実に81%に対し、無料で医薬品が支給されている。HIVキャリアは、AIDS発症を避けるため、定期的に投薬が必要で、ペルーでは毎日2錠の医薬品が支給されている。ラテンアメリカでは無料支給制度は、メキシコ、ブラジルに次ぎ3か国めの導入となった。

■3保護地域、開発に揺れる El Comercioの記事
国内の3つの自然保護地域が今、開発に揺れているという。国内各地で現在、新たな鉱産資源を開発する動きがあるが、サンフェルナンド自然保護地区などが違法開発にさらされている状態にあるという。この開発により、地域の動植物などが壊滅的被害を受ける可能性もある。

■モケグア、M3.9の地震 El Comercioの記事
モケグア県で1日12時18分頃、軽度の地震が起きた。観測機関によると震源は県都モケグアの西13キロで、震源の強さはマグニチュード3.9、震源の深さは22キロだ。この地震による人や建物への被害はない。世界的な地震大国であるペルーだが、モケグアでは2001年の地震で甚大な被害を受けた。


【チリ】

■国内、鎮静化の傾向 BioBio Chileの記事
国内は鎮静化の傾向にあると、内務省が明らかにした。国内では10月18日から社会闘争が続き、各地でデモが行われ、混乱に乗じた略奪が蔓延している。しかしこの数日、デモの暴徒化などの件数は大きく減ってきていると同省が指摘したものだ。この鎮静化により逮捕者や負傷者の数も、減っている。

■デモによる失明者、241人 Bio Bio Chileの記事
10月18日から続く社会闘争により、片目または両目を失明した人は、241人にのぼるという。国の人権機関INDHが明らかにした数字だ。デモの鎮圧展開で警察がガス弾、空気銃などを使用し、この影響で目を負傷し失明する人が相次いでいることが報告されている。

■ラ・アラウカニア、観光テコ入れ BioBio Chileの記事
政府は第9(ラ・アラウカニア)州の観光にテコ入れを図る。10月18日からの社会闘争の激化蔓延を受け、国内では観光業が不振に陥っている。とくに影響が大きいとされるこの州に対し、3億ペソを投じてテコ入れを図ることを政府側が明らかにした。周辺州と組み合わせ、プロモーションを展開するという。

■4WD救急車を導入 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州アラウコのモチャ島に、4WDの救急車が導入された。人口559人の小さなコミュニティであるこの島だが、道路状況が悪く、オフロード走行できる救急車がないため、病人などをバイクで搬送しなければならない事態があったという。この車輛は、島内のさまざまな道路を走行できる。


【アルゼンチン】

■マクリ、スペインへ Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は1日、スペインに向かった。社会闘争の影響でチリが国内開催を断念したCOP25が同国で行なわれることになり、これに参加するためだ。間もなく任期を終えるマクリ大統領としては、在任中最後の外遊になるとみられる。10日、アルベルト・フェルナンデス新政権が誕生する。

■ノルウェージャン、通常通り運航 Diario26の記事
LCCのノルウェージャン・エアの国内線運航は、通常通り行われている。同社は国内から撤退し、事業売却についてジェットスマートと協議中であることを明らかにしている。運航体制への不安が国内で生じたが、通常の体制で運航されているとしたものだ。

■ガソリン、6%値上げ Infobaeの記事
国内では1日、ガソリンなどの価格が6%値上げされた。燃油にかかる税率が上昇したことから、午前0時から販売価格が上昇したものだ。さらに来週末からは、ガソリンそのものの国際価格の変動から、さらなる値上げとなることが見込まれている。輸送業者、農業者などからの反発が強まる可能性がある。

■LCCのジレンマ iProfesionalの記事
10日に大統領となるアルベルト・フェルナンデス氏は、LCCに対するジレンマを口にした。現マクリ政権の開放政策でLCCの参入が相次いだ。しかし同氏はアルゼンチン航空など既存会社の活性化を掲げており、LCCに対して否定的だ。それでも、国内で多くの人がLCCを利用している状態で、まさにジレンマにあるとした。

■HIV、98%は性交渉感染 Rosario Nuestroの記事
国内でのHIV感染の実に98%は、性交渉を通じたものだという。1日のAIDSデーに明らかにされた数字だ。感染を防ぐための備えや知識の不足から、とくに若い世代の感染が多い状態が続いている。この一年間で、国内で新たに感染が確認された人は5800人で、この半数は15~24歳の世代が占める。

■26年ぶり鉄道便再開 Télamの記事
ブエノスアイレスの6月20日駅に、26年ぶりに鉄道の旅客定期便が戻った。ベルグラノ・スール線のゴンサレス・カタン支線が通るこの地だが、1993年以来、旅客列車は運転されていなかった。新たに全長9キロの区間が再整備され、旅客列車がこの駅まで延伸されたという。


【エクアドル】

■アロアグ-サント・ドミンゴ道で土砂災害 El Comercioの記事
アロアグとサント・ドミンゴを結ぶ道路のピチンチャ県内の区間で30日、土砂災害が生じた。土砂が崩れ、大量の土砂や岩石が道路を塞いだもので、1日時点で再開されていない。雨による地盤の緩みが原因とみられている。この道路はキトと、エスメラルダスなどを結ぶ幹線道路だが、現時点で再開の目途は立っていない。

■パスト、エクアドル人を誘う El Comercioの記事
コロンビア南部のパストが今、多くのエクアドル人を惹きつけているという。国境を接するコロンビアの町、イピアレスへは旅行や買い物に訪れるエクアドル人がもともと多い。パストはイピアレスの北にある町で、今この町を訪れるエクアドル国民が急増しているという。


【コロンビア】

■クルスさん殺害の裁判、不透明 RCN Radioの記事
18歳の学生、ディラン・クルスさん殺害事件の裁判の先行きは、不透明だ。ボゴタの社会闘争の場で、警官の放った銃弾の犠牲になったものだ。多くの国民がこのクルスさんの死に思いを寄せ、裁判の先行きに関心を示すが、責任追及の在り方が未だにはっきりしない状態となっている。

■ホットドッグスタンドで火災 Caracol Radioの記事
カルタヘナの中心部で、路上のホットドッグスタンドが燃える火災があった。この事態が起きたのは旧市街のボカグランデ地区のサンマルティン通りだ。調理に使用するガスボンベからガスが噴出し、これに引火し炎上したものだ。この事態による負傷者などはないが、現場は消火活動でものものしい状況となった。


【ベネズエラ】

■グアイド「汚職の厳罰化を」 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、汚職の厳罰化の必要があるとの見方を示した。同氏は国内の経済を蝕んでいる元凶が、まさに汚職であると断じた。現時点で国内では最大の犯罪であり、対峙するニコラス・マドゥロ体制の最大の犯罪の温床であるとした。

■難民へのゼノフォビアが増加 Infobaeの記事
国連は、コロンビアでベネズエラ難民に対するゼノフォビア(外国人憎悪)が増加していると指摘した。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による生活困窮から大量の難民が発生しているが、もっとも多くの難民を受け入れたコロンビアで、難民に対する差別や暴力が今、拡大しているという。またペルーやエクアドルでも同様の傾向だ。

■HIVの7万人、手当ても受けられず El Pitazoの記事
国内ではHIVキャリアの7万人が、手当てや投薬も受けられない状態にある。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政により国内では医療システムが破綻状態だ。HIVキャリアは継続的に、AIDS発症を避けるための投薬を受ける必要があるが、この状況で医薬品も入手が困難で、いわば放置されている状態にあるという。

■ネット停電発生 NTN24の記事
国内では1日、インターネット停電が発生した。複数の通信企業によるサービスがこの日、使用できなくなったものだ。ネット通信だけでなく、モバイル通信も広い範囲で影響を受けた。この状態は午前8時頃から始まり、15時頃まで続いた。国内では実際の停電も、頻発している状態だ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■カリブ7か国、プラスチック規制 Caracol Radioの記事
カリブ海7か国は来年1月1日から、使い捨てプラスチックを原則禁止とする。この措置をとるのはジャマイカ、ベリーズ、バルバドス、ドミニカ、グラナダ、トリニダード・トバゴ、バハマの各国だ。使い捨てプラスチックの国内での提供や輸入が禁止となる。プラスチックによる汚染抑止のための措置だ。

■メルコスルの蝶番に Infobaeの記事
ウルグアイの次期大統領に決まったルイス・ラカジェ・ポウ氏は、同国はメルコスルの蝶番(ちょうつがい)になると語った。12月10日にアルゼンチンで左派のアルベルト・フェルナンデス政権が誕生し、極右のブラジル、ジャイル・ボウソナロ政権との「軋轢」が生じる可能性がある。ウルグアイはこの両国の緩衝的役割を果たすとした。

■メキシコ北部で衝突 El Universoの記事
メキシコ北部で衝突があり、21人が死亡した。コアウィラ州のビジャ・ウニオンで、警察が地域で暗躍する麻薬組織の摘発に動いた。この現場で衝突に至り、銃撃戦となったものだ。警察によるとこの組織は、銃器やダイナマイトを使用し「抵抗」してきたという。現場は米国国境の近くだ。

■ニカラグア、抵抗続く Télamの記事
ニカラグアでは、野党による抵抗が続いている。同国では昨年4月からの反政府行動を受け、ダニエル・オルテガ政権による野党などへの大弾圧が起きている。野党の16人が拘束され、起訴されたことを受け、多くの野党関係者が今、ハンガーストライキに入っているものだ。

■コーヒー不足は全国に 14 y Medioの記事
キューバでのコーヒー不足は、全国に拡大している。国民にとって親しい存在のコーヒーだが、首都ハバナで品薄となっていることが報じられていた。この状況は今、全国に拡大しているという。原因は明確ではないが、米国からの経済締めつけの影響である可能性が高い。

■HIV、若い世代に集中 ABC Colorの記事
パラグアイでは、HIV感染は若い世代に集中しているという。12月1日のエイズデーに、同国保健省が明らかにしたものだ。国内では現時点で、2万1千人がHIVのキャリアと確認さるが、この53%は15歳から24歳の世代だという。この感染症への備えや知識がないまま、性行為に及び感染するケースが多いとみられる。



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