2019.12.07

【ボリビア】

■アルセ氏、メキシコに「亡命」 La Razónの記事
エボ・モラレス政権下で経済相を長く務めたルイス・アルセ氏が6日、メキシコに「亡命」した。同氏は在任中に健康上の問題で退任したことがあり、この治療等を含めリマ経由でメキシコに向かったものだ。同氏はモラレス氏からの信頼も厚く、国内のモラレス派「残党」であるMASは、来る大統領選にアルセ氏を擁立する可能性も示していた。

■ギャランティ法への反対の声 La Razónの記事
議会が「ギャランティ法」を可決し、国内では反対の声が広がっている。10月20日の不正選挙を受け、選挙後闘争とエボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争が激化した。国内正常化のため、これらの闘争の主導者らを罰しない措置を法制化された。この法案には、モラレス派であるMASも賛成に回っている。ヘアニネ・アニェス暫定大統領はこの法を承認しない姿勢だ。

■メサ氏、表現の自由に懸念 El Díaの記事
大統領選に出馬したカルロス・メサ氏が、表現の自由について懸念を表した。ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏がコチャバンバの大学を訪れた際、学生らとの間で騒ぎとなり、命の危険も生じかけていたことが明らかになった。メサ氏は、力により表現を弾圧する方法が、国内に蔓延していると苦言を呈した。

■モラレス氏は「犯罪国家」にしようとした El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、エボ・モラレス氏がボリビアを「犯罪国家」にしようとしたと断じた。フランスのメディアの取材に答え、語ったものだ。モラレス氏は先の選挙で不正を主導し、その後辞任し亡命した。この際、社会闘争を起こして暴動を促し、国家の転覆を図り、犯罪国家を作り上げようとしたと述べたものだ。

■アニェス、プマ・カタリに言及 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、プマ・カタリ放火事件に言及した。エボ・モラレス氏が辞任した直後の11日未明、ラパスの市営BRTプマ・カタリの車輛36台が、放火され全焼した。アニェス大統領はこの事件について「下劣な行為だ」と断じ、こうしたバンダリスモ(破壊行為)は容認しえないとの考えを示した。

■レジェス氏も帰国へ Los Tiemposの記事
藻とコチャバンバ県知事のマンフレド・レジェス・ビジャ氏も、1月中旬に帰国するという。同氏は在任中の公共工事を巡る汚職疑惑などが指摘され、2009年に事実上、米国に亡命していた。エボ・モラレス政権が瓦解し、状況が変化したとして帰国の意思を示したものだ。

■モラレス氏「選挙は盗まれた」 La Razónの記事
メキシコに亡命したエボ・モラレス氏は、選挙が「盗まれた」と述べた。10月20日の選挙について、監査を行なった米州機構は不正があったと報告書をまとめた。しかしこの件についてモラレス氏は、「国外からの力」により同氏勝利の選挙結果が盗まれたと断じた。同氏のこの選挙への出馬辞退が憲法違反だったとの指摘も、国内外で根強い。

■選挙無効化、78%が賛成 Página Sieteの記事
10月20日の選挙結果の無効化について、国民の78%が賛成している。この選挙に不正があったことを米州機構が指摘し、エボ・モラレス氏が辞任、亡命した。その後誕生したヘアニネ・アニェス暫定政権が選挙無効化とやり直しの手続きを進めている。無効化に反対と答えた国民は17%にとどまった。

■センカタ、政府対応に不満 El Díaの記事
エルアルトのセンカタは、政府対応に不満を持つ。この地では、エボ・モラレス氏の辞任への抗議闘争の際、多くの死傷者を出す衝突が起きた。ヘアニネ・アニェス暫定政権は、犠牲者家族に見舞金を出す政令を公布するなどしたが、犠牲者家族や負傷者らは、この事件の責任追及をするべきと考えている。

■COB「干渉は受けない」 El Díaの記事
有力労働組合連合COBのフアン・カルロス・ワラチ委員長は、「外国からの干渉は受けない」と断じた。エボ・モラレス政権の支持母体だったCOBだが、同氏辞任表明をいち早く受け入れたことを、ベネズエラのニコラス・マドゥロ氏が批判していた。同委員長は同氏の批判について「大きなお世話だ」との態度を示した。

■グアナイ、氾濫被害 La Razónの記事
ラパス県ユンガス地方のグアナイで、大雨による川の氾濫で被害が生じている。地域を流れるマピリ川が氾濫し、この町と外界を結ぶ橋が、通れない状態となっているという。地域行政は、現時点で急病人発生や物資の不足などは起きていないとしながら、今後についての懸念を示した。

■グラン・ポデール「心配ない」 La Patríaの記事
オルーロ市は「グラン・ポデール」の動向を心配していない。この14日、ラパスのフォルクローレダンスのこの祭が、ユネスコ無形文化遺産に登録される可能性がある。先に登録を受けているオルーロのカルナバルと「キャラが被る」ことから、フォルクローレ委員会が懸念を表していた。しかし市側は、この点にとくに懸念は抱いていないという。


【ペルー】

■マチュピチュ列車に落石 El Comercioの記事
クスコとマチュピチュを結ぶペルーレイルの観光列車が、落石の被害を受けた。オリャンタイタンボ付近で石が、この車輛を直撃したものだ。この車輛の一部は破損し、ガラス窓が破れるなどしたが、ペルーレイルによると人的被害は避けられているという。この沿線はこれから雨季となり、土砂災害が多い時期となる。

■モケグア、水の緊急事態 El Comercioの記事
モケグア県は県内の5つの地域に、水の緊急事態を出した。水源となっている場所が化学物質の汚染を受けたという。対象はチョハタ、マタラケ、キニスタキリャス、コアラケ、オマテの各地域で、県側はこの汚染対策と水道供給の早期の正常化を目指す方針だ。


【チリ】

■ピニェラ、アルゼンチンへ BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領は10日、アルゼンチンを訪れる。この日同国では、アルベルト・フェルナンデス氏が大統領に就任する。この就任式について、国内情勢を受け参加の是非をこれまで明らかにしていなかった。国内では10月18日から社会闘争が蔓延し、これ以降ピニェラ大統領は初の国外訪問となる。

■イタリア広場でまた衝突 BioBio Chileの記事
サンティアゴのイタリア広場で6日午後、また小規模ながら衝突が生じた。国内では10月18日から社会闘争が続くが、この広場はとくにこのデモが活発に行われている場だ。この日、デモ隊の一分がまた暴徒化し、警官隊との間で小競り合いが起きたものだ。


【アルゼンチン】

■LATAM、突然のスト Infobaeの記事
LATAMアルゼンチンが、突然ストライキを行なった。5日、ブエノスアイレスのアエロパルケとエセイサ国際空港を発つ35便が欠航となり、5千人の利用者に影響が広がった。同社職員らの3つの労働組合が、朝5時からこのストに突入したもので、労使交渉の調停を求めた動きだという。

■サンフェルナンド、小型機墜落 Télamの記事
ブエノスアイレスのサンフェルナンド空港近くで、小型機が墜落する事故が起きた。ブラジルから来たこの小型機は、同空港に着陸しようとした直前、燃料切れを起こしたという。機体は住宅に墜落し、乗っていた4人は負傷したものの重傷者はいない。また地上で巻き込まれた人はいなかった。

■公共交通、危機的状況 Télamの記事
バスなど公共交通の団体は、国内の公共交通の体制が「危機」にあると宣言した。同団体は現マウリシオ・マクリ政権のこの4年で、公共交通をめぐる環境が著しく悪化したとした。この上で、事態打開を図るためには相当の投資が必要と断じ、10日に誕生するアルベルト・フェルナンデス政権に声を上げる方針を示した。

■フライボンディ、ポルト・アレグレ就航 Cronistaの記事
LCCのフライボンディは、ブラジル南部のポルト・アレグレへの乗り入れを開始した。昨年1月に国内参入した同社は、ハブであるブエノスアイレスのエル・パロマール空港からの国際線も増やしている。このポルト・アレグレ線は同社にとって、ブラジル4地点めの乗り入れとなる。

■少年スポーツ団輸送バスが事故 La Nacionの記事
少年スポーツ団の選手らを輸送していたバスが6日朝、事故を起こした。チャコ州からブエノスアイレスに向かっていたこのバスは、サンタ・フェとロサリオを結ぶ高速道で別の車輛と衝突した。この事故で、バスを運転していた55歳の男性が死亡し、乗っていた44人のうちの数人が負傷したという。

■ビジャ31にマクド開店 Sin Mordazaの記事
ブエノスアイレスの「ビジャ31」に、マクドナルドの店舗が5日、開店した。このビジャ31は、市内最大のスラム街として知られていた。2009年から都市再開発がスタートし、今は人口も増えている。こうした中、このファストフード店が進出し、100人の若者が新たな職を得たという。


【エクアドル】

■キト、485周年 El Universoの記事
キトは6日、開府485周年を迎えた。この日は1978年以降、キトでは休日となっており、中心部の歴史景観地区を中心にこの日を祝う動きが広がった。またこの週末と合わせた連休となることから、多くの市民がコロンビアのイピアレスやトゥングラワ県のバーニョス、コスタ(海岸)などに旅行している。

■リオバンバでゲリラ豪雨 El Universoの記事
チンボラソ県都リオバンバで、いわゆるゲリラ豪雨が降った。市内のエル・ポルベニル、エル・パライソ、メディオ・ムンドなどで局地的豪雨が降ったもので、これらのエリアの住民らはこの雨の降り方に恐怖を感じたという。この雨で街路の冠水などが生じたが、人的被害は報告されていない。


【コロンビア】

■ストの損失、1兆5千万ペソ Caracol Radioの記事
11月21日から続くストライキで、国内の商業は1兆5千万ペソの損失を被ったという。経済団体のFenalcoが明らかにした数字だ。イバン・ドゥケ政権への抗議、要求行動で2度にわたりゼネストがあり、この間もデモが続いた。とくにボゴタ、カリ、ブカラマンガの3都市で、この影響が大きいとした。

■ストの背後にキューバ Caracol Radioの記事
政府は、国内で11月21日から続くストの背後に、キューバ政府の存在があるとの見方を示した。11月21日のゼネスト以降、国内ではストやデモが続いている。この背後で、イバン・ドゥケ政権に圧力をかけ、ゆさぶりをかけたいキューバ政府が糸を引いていると政府側が見方を示したものだ。

■アビアンカ、100周年 Portafolioの記事
アビアンカ航空は、運航開始から100年を迎えた。同社は1919年12月5日に、商業航空便の運航を開始した。この5日で100年を迎えたもので、同社はラテンアメリカの航空会社の中でも最古参の一社となっている。一方現在同グループは、経営問題が表面化し、合理化策を進めている。

■リオネグロ空港、ドローン妨害 Caracol Radioの記事
メデジンのリオネグロ空港で、無人航空機ドローンによる「妨害」があったという。5日16時過ぎ、同空港の滑走路近くにドローンが出現し、安全のため離着陸が停止された。この状況はおよそ20分間続いたという。意図的な妨害行為であった可能性があるとして、捜査機関が捜査を開始した。


【ベネズエラ】

■グアイド「軍の協力が欠かせない」 El Tiempoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ体制を終わらせるには「軍の協力が欠かせない」とした。世界50か国以上から承認を受ける同暫定政権だが、軍が今もマドゥロ体制に忠誠を誓うため、事実上身動きがとれない状態となっている。軍人や兵の一部は、暫定政権に「造反」しているが、絶対数が足りない状態だ。

■カラカス市民らがデモ El Universalの記事
カラカスでは5日夜、市民らがデモを行なった。ウルダネタ通り、バラルト通りに市民が集まり、街路を塞いだものだ。市民らは、相次ぐ断水に抗議の声を上げた。国内では停電が相次いでいるが、カラカスではポンプで水をくみ上げるのに電力が必要で、その都度断水も発生している。

■マドゥロは裁きを免れない El Impulsoの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏はニコラス・マドゥロ氏について、「国際法廷での裁きを免れない」と断じた。同氏はSNSを通じ、マドゥロ体制が数々の人権侵害を繰り返していることを指摘し、こう述べたものだ。同氏はマドゥロ体制からの弾圧を逃れ、スペインに亡命している。

■難民はもとには戻らない Aporreaの記事
国連難民高等弁務官事務所は、難民は同じペースではもとの場所には戻らないとした。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による困窮から、多くの国民が国外に逃れ難民化している。同機関は、体制変更などが起きても、一度国を離れた難民は、簡単にはもとの場所には帰らないとした。

■ガソリン不足、また広がる Informe21の記事
国内ではまた、ガソリン不足、涸渇が広がりを見せている。産油国であるベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で生産体制を維持できていない状態だ。ガソリン不足は繰り返されているが、現在再びカラボボ、アラグア、ララ、モナガス、ボリバール州でこの状況に陥りつつある。

■アビオール機、緊急着陸 El Carabobeñoの記事
アビオールの旅客機が6日、ペルー北部のタラポトの空港に緊急着陸した。この機は同日朝8時にリマを発ち、カラカスに向かっていた。この出発は機体不良のため3時間遅れており、再び機体不良が生じたためこの緊急着陸となったという。133人の乗客らに、負傷などはない。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■バスケス、ラカジェ・ポウ氏を誘う El Observadorの記事
ウルグアイのタバレ・バスケス大統領は、次期大統領となるルイス・ラカジェ・ポウ氏をアルゼンチンに誘った。この10日、同国では新大統領の就任式があるが、これにともに参加することを呼びかけたものだ。ウルグアイでは左派から右派へ、アルゼンチンは右派から左派へ政権が交代することになる。

■ボウソナロ、ルラ氏を上回る T´lamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、元大統領のルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏を上回ったという。FSBが行なった世論調査の結果だ。今、大統領選があれば誰に投票するかを尋ねたところ、極右のボウソナロ氏が45%、左派のルラ氏が40%だった。両者は、互いに「政敵」の関係にある。

■パラグアイ川、やや回復 ABC Colorの記事
パラグアイ川の水位は、やや回復した。パラグアイを流れるこの大河は、上流部での雨不足の影響などで水位低下が続き、大型の船の航行ができない状態となっている。しかし首都アスンシオンでは、この水位が6センチ回復し、92センチとなったという。同国を含む広い範囲はこれから、雨季となる。

■大統領府、一部一般開放 ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンの大統領府のパティオ(中庭)が特別に、一般開放される。クリスマスのツリー、イルミネーションが施され、市民が訪れ写真を撮ることが可能になるものだ。18時から22時まで、ツアーガイド同行の形でこの訪問が受け入れられる。

■JAL、LATAMとの関係継続望む The Point Guyの記事
日本航空(JAL)は、南米最大手LATAM航空グループとの関係継続を望んでいる。同社副社長が、羽田空港をハブとした米国路線拡充の方針をセミナーで表明した。この場で同時に、デルタ航空と包括提携しワンワールド脱退の方針を示したLATAMとは、「これまで通りの関係を維持したい」と述べた。

■コンドル、コスタリカへ Costa Rica Star Newsの記事
ドイツのコンドル航空が、来年10月にもコスタリカに乗り入れる。同社が明らかにしたものだ。同社が開設するのはフランクフルトとサンホセを結ぶ直行便で、255座席のボーイング767-300型機を使用し、週2往復で運航する。トーマス・クックグループの同社だが、同社破綻後も運航を継続している。

■アエロメヒコ、ベリーズ線延期 Breaking Belize Newsの記事
メキシコのアエロメヒコは、ベリーズ路線の運航開始を延期している。同社は昨シーズンから、11月から4月までベリーズシティへの路線を季節運航している。しかし今期、エチオピア航空の事故を受け一部の機材の使用が停止されていることから、この運航開始が遅らされているという。


【サイエンス・統計】

■サモア、麻疹で活動停止 La Horaの記事
サモアでは、麻疹(はしか)対策のため5日、経済活動などが停止した。同国では麻疹感染が広がり、これまでに62人が命を落としている。このため同国ではこの日、外出が禁止され、医師や保健係員が各世帯を回り、予防接種を受けていない世帯には「赤い旗」が立てられた。麻疹は今、世界各地で局地的な流行が起きている。



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