2019.12.09

【ボリビア】

■アニェス、招待受けず Télamの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、招待を受けていない。10日、アルゼンチンではアルベルト・フェルナンデス新大統領が就任する。近隣国首脳は慣例的に招待されるが、アニェス大統領のもとに招待状は届いていない。左派のフェルナンデス氏はエボ・モラレス氏を招待していることを明らかにしている。

■カマチョ氏、本格始動 El Díaの記事
前サンタクルス市議の留守・フェルナンド・カマチョ氏が、本格始動した。ヘアニネ・アニェス暫定政権は来年の早い時期に、やり直し総選挙を実施する。カマチョ氏はこの選挙への出馬を正式表明し、地元のサンタクルスでこの選挙戦に向けた環境整備を開始したものだ。副大統領候補については、人選を進めているとした。

■プマリ氏、金銭要求か El Díaの記事
マルコ・プマリ氏が金銭要求したとの疑惑が生じている。大統領選出馬をカマチョ氏が表明したが、ポトシの市民団体を率いるプマリ氏が副大統領候補となるとの公算が高まっていた。しかし両者の話し合いの中で、プマリ氏が25万ドルの現金を要求し、物別れとなったという。この際の音声も公開された。

■プマリ氏、否定し不快感 El Díaの記事
ポトシ市民団体の指導者、マルコ・プマリ氏は否定し、同時に不快感を示した。大統領選出馬を表明したカマチョ氏との話し合いの中で、25万ドルの金銭要求があったとされたものだ。プマリ氏はこれを否定し、カマチョ氏との話し合いの音声が「下劣な目的で使用された」と不快感を表した。

■メサ氏、分断に警鐘 La Razónの記事
大統領選に出馬する意向のカルロス・メサ氏は、国内が「分断された」状態に警鐘を鳴らした。同氏は国内が、右派と左派、都市と農村などのさまざまな階層で、分断されている状態であると断じた。この状態を招いたエボ・モラレス前政権への直接批判は避けたが、この中で新たな選挙を行なう難しさも示している。

■モラレス氏「勝利しよう」 Página Sieteの記事
大統領を辞任しメキシコに亡命したエボ・モラレス氏が、政党MASに対し「勝利しよう」と呼びかけた。7日MASはコチャバンバで党大会を開き、リーダーにモラレス氏を再選出した。来年の早い時期に選挙が行われる見通しで、健康診断のためキューバを訪れたモラレス氏が、MASに対し勝利を呼びかけたものだ。

■選挙法廷、502人が出馬 Infobaeの記事
選管の役割を果たす選挙法廷検事に、502人が立候補した。10月20日の選挙で、選挙法廷による不正が発覚したことから、ヘアニネ・アニェス暫定政権はこの刷新を図っている。出馬した内訳は男性が319人、女性が183人だ。検事となるのは7人で、うち3人以上は女性、2人以上はインディヘナ(先住民)が占めることになる。

■チ氏、独自出馬を検討 El Díaの記事
10月20日の大統領選に出馬したチ・ヒュンチュン氏は、独自政党からの出馬を検討している。カトリック系政党から前は出馬したが、同党がチ氏の擁立に難色を示している。このため、出馬要件となっている政党を設立し、独自の立場で出馬することを検討している。同氏のラジカルな言動は、さまざまな方面に波紋を広げた。

■CIDH、説明責任を El Díaの記事
米州機構の人権機関CIDHは、ヘアニネ・アニェス暫定政権に説明責任の履行を求めた。エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争で、コチャバンバ県サカバとエルアルトのセンカタの社会闘争で、多くの死傷者が出た。政府は見舞金を出す方針を示したが、CIDHは賠償を行なっても、説明責任は全うしたことにはならないとした。

■教会「新しいボリビアを」 El Díaの記事
カトリック教会は「新しいボリビア」を求めた。サンタクルスのセルヒオ・ヘアルベルティ猊下が8日のミサで語りかけたものだ。モラレス氏の辞任、ヘアニネ・アニェス暫定政権が進める新たな選挙を通し、ボリビアが過去の姿を脱皮し、新しいボリビアに生まれ変わることに期待を示した。

■アニェス、軍の卒業式に El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は8日、コチャバンバの軍学校で行なわれた卒業式に参列した。新たな幹部軍人を養成するこの学校ではこの日、233人が卒業した。大統領としてこの式に参列し、祝辞を述べたものだ。今回の卒業生の中で、女性は63人を占めている。

■リサラガ、記者らと懇談へ El Díaの記事
ロクサナ・リサラガ政府広報官は、記者らと懇談する姿勢を示した。11月12日に発足したヘアニネ・アニェス暫定政権だが、広報官と記者らとのコミュニケーションが「しっくりきていない」との指摘があった。同広報官はこの指摘を受け入れ、記者らとより突っ込んだやり取りをする懇談の場を設けることを明らかにした。

■フクの3人を拘束 Los Tiemposの記事
オルーロ県のワヌニ鉱山で、「フク」の3人が拘束された。フクは鉱山の産出物を組織的に横流しする犯罪行為で、同鉱山はこの横行で多額の損失を被っている。警察が新たな摘発を行ない、この行為に及んでいた3人を拘束したものだ。同鉱山は国内最大の錫鉱山として知られる。

■クリスマスに安堵の声 La Patríaの記事
オルーロの商業界では「季節の風物詩」に安堵の声が広がっている。クリスマス時期に消費が増えるパンケーキ、パネトン(パネットーネ)の生産現場への査察が行われた。国内では10月から11月、社会闘争が蔓延し、商業界ではクリスマスが通常の体制で迎えられるか不安が広がっていた。この査察に、多くの店主らが安堵したという。


【ペルー】

■ワンカバンバで氾濫 El Comercioの記事
ピウラ県のワンカバンバで、大雨により川が氾濫した。7日、山間部の峡谷でこの事態が発生し、住宅14棟が全半壊しているという。またこの氾濫で、川にかかる橋梁3個所が被害を受け、9台の車輛が流されている。またこの影響で、地域の複数のコミュニティの300人が、孤立している状態だ。

■メトロ1号、メンテナンス不足指摘 Gestionの記事
リマのメトロ1号線の、メンテナンス不足が指摘された。ビジャ・エルサルバドルとサンフアン・デ・ルリガンチョを結ぶこの鉄道は、沿線の人々の重要な交通手段となっている。しかし開業以来、必要なメンテナンスが足りていない状態で、今後このしわ寄せが起きる可能性が指摘された。

■インカコーラを逆転 Gestionの記事
リマで、コカコーラがインカコーラを逆転したという。インカコーラはペルーの国民的清涼飲料で、今も人気が高い。しかしリマで行なわれた調査で、より好きな清涼飲料の項目で、コカコーラが44%と、インカコーラの43%を上回り、逆転した。国内ではファストフードチェーンでも、インカコーラが選べるのが一般的だ。

■ベラスコ・アステテの今後 Perú21の記事
クスコのアレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港の今後について、議論が進んでいない。この空港のキャパシティは限界に達しており、バジェ・サグラド(聖なる谷)のチンチェロに、新空港が建設される。新空港稼働後の、この60万ヘクタールの用地の利用方法について、議論が行われていない状態だという。


【チリ】

■メトロ、4月復旧目指す BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の運営は、来年4月の完全復旧を目指す姿勢を示した。10月18日の社会闘争初日、メトロ網はバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、甚大な被害を受けた。今は段階的に正常化が進められているところだ。当初は完全復旧には1年を要するとの見方が示されていた。

■受刑施設の人権侵害告発 BioBio Chileの記事
オンブズマン機関が、受刑施設内での人権侵害行為を告発した。第10(ロス・ラゴス)州のプエルト・モント、オソルノの施設で、受刑者に対する「不適切な扱い」が複数、報告されたという。同機関は検察に告発状を提出し、検察側もこれを受領した。さらに先の闘争で、「理由のない拘束」が多くあった事実も付されている。

■チジャン、活発さ続く BioBio Chileの記事
第16(ニュブレ)州のネバドス・デ・チジャン火山の活発な状態は、続いている。観測機関によると8日朝4時37分頃に、やや強い爆発を起こし、噴煙が立ち上ったという。この火山の爆発は6日頃から続いている状態だ。この火山は標高3212メートル、上から3番めのランクの「黄色警報」が出されている。

■コキンボで断水 BioBio Chileの記事
第4州都コキンボでは8日、断水となっている。水道会社による水道管の工事の影響で、市内の広い範囲で水道水が利用できなくなっているもので、長い場所ではこの断水は20時間に及ぶ。現在も作業が続いており、9日朝5時には断水は解消される見通しだ。行政側は各地に、給水車を派遣している。


【アルゼンチン】

■現新大統領、揃ってミサに Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領と、10日に就任するアルベルト・フェルナンデス氏が揃って、ミサに参列した。8日、ブエノスアイレス州ルハンの大聖堂でこのミサが執り行われた。右派から左派への政権交代を前に、アルゼンチンの結束を内外に示すものだ。このミサには、双方の政権を支える支持者層も参加した。

■フェルナンデス氏、貧困対策に注力 Telesur TVの記事
10日に大統領に就任するアルベルト・フェルナンデス氏は、貧困対策に注力する姿勢をあらためて示した。就任を前にカタマルカを訪問し、こう述べたものだ、この志を同じくする人と、閾を設けることなく政策を展開する姿勢を示した。今回、右派から左派への政権交代となる。

■麻疹、この20年で最悪 Perfilの記事
国内では麻疹(はしか)が、この20年で最悪のペースで拡大している。現在麻疹は、世界各地で局地的な流行となっているが、国内では今季の感染者が73人に達した。この感染増加は、とくに反ワクチン主義の世帯のこどもに多く、保健省はワクチン接種の徹底の姿勢を示している。

■ベルギー製車輛、ルハンへ Agencia Novaの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアAで100年にわたり使用されたベルギー製車輛が6日、ルハンに搬送された。2013年に使用終了し、保存車輛となっていた車輛が、展示目的のためルハンに持ち込まれたものだ。この「87号」車輛は1913年に製造され国内で活躍し、ほかの車輛とともに引退した。


【エクアドル】

■キトでM4.2の地震 El Comercioの記事
キトでは8日午前3時56分頃、地震があった。震源は中心部から30キロ北のサンアントニオ・デ・ピチンチャ付近で、震源の強さはマグニチュード4.2だ。この揺れで、グアイバンバとコチャスキを結ぶ道路で大規模土砂災害が生じたが、人的被害は報告されていない。

■平和度、71位 El Universoの記事
平和度指数ランキングで、エクアドルは世界71位となっている。経済平和研究所が世界163か国を指数でランクしたものだ。前の年のランク75位からは4ランクの上昇となっている。上位にあるのはウルグアイ、コスタリカ、スペイン、ハンガリー、ノルウェー、スウェーデンだ。


【コロンビア】

■記者の逮捕を告発 Télamの記事
記者らの団体が、記者の不当な逮捕を告発した。国内では11月21日にゼネストがあり、イバン・ドゥケ政権に対する声が全土で上がった。このデモの暴徒化があり、警官隊により多くの人が逮捕されたが、この中に取材中の記者も含まれていたという。団体はこうした記者の逮捕は、表現の自由を損なうものだと非難した。

■倒木で4人負傷 Caracol Radioの記事
ボゴタでは7日夕方、倒木に車輛が巻き込まれ、4人が負傷した。この時間帯、ボゴタでは大雨が降り、この影響で街路樹1本と、電柱1本が142番街で倒れた。通りかかった乗用車がこの下敷きになり、大破したものだ。また53番街でも倒木があったが、こちらでは被害は報告されていない。


【ベネズエラ】

■グアイド、ポンペオ氏発言を歓迎 NTN24の記事
フアン・グアイド暫定大統領は、米国のマイク・ポンペオ国務長官の発言を歓迎した。米国からの援助金をめぐり、暫定政権を支える野党に汚職疑惑が生じている。こうした中ポンペオ氏は、あらためてグアイド暫定政権支持を表したものだ。この発言に対しグアイド氏は「心強い」と歓迎した。

■ドル化で格差拡大 ABC.esの記事
通貨の事実上の「米ドル化」で、国内では格差がさらに拡大しているという。通貨ボリバール・ソベルノは暴落が続き、国内で流通する現金の半分以上は今、米ドルが占めている状態だ。こうした中、ドルを持つ者と持たない者の間の格差の拡大が、続いている状態だという。

■カラカス、爆弾騒ぎ NTN24の記事
カラカスの商業施設で、爆弾騒ぎが起きた。市内にあるメトロ・センテルのパン店前で7日、爆発物とみられる物質を含むかばんが、放置されていたものだ。この事態を受け、施設内の職員や利用客らかが避難した。このかばんの中からは、花火を改造したとみられるものが見つかっている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■忘れられたハイチ El Comercioの記事
社会闘争が続くハイチは、国際社会から忘れ去られようとしている。同国では9月16日から、ジョブネル・モイーズ政権の退陣を求めるデモが繰り返されている。ラテンアメリカ各国でデモが連鎖的に起きている中、同国で長期化する闘争は報じられることもあまりない。この闘争で、疲弊した経済のさらなる悪化が起きている。

■ボウソナロ、誰も送らず Infobaeの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ政権はアルゼンチンには誰も送らない。10日、左派のアルベルト・フェルナンデス政権が誕生するが、右派の同大統領は就任式欠席を表明していた。同大統領に代わり、副大統領や閣僚などの名代を送ることが予想されたが、結局だれも送らないことを決めたという。

■キューバ、沈黙守る On Cuba Newsの記事
キューバ政府は、沈黙を守っている。大統領を辞任しメキシコに亡命したボリビアのエボ・モラレス氏が、健康診断などを受けるため同国入りしたことが伝えられた。しかしハバナ政府側はこの件に一切言及せず、モラレス氏の動向をまったく伝えていない。モラレス氏はこの後、アルゼンチンに向かう予定であることが伝えられている。

■メキシコシティで銃撃 Caracol Radioの記事
メキシコシティ中心部、大統領府近くで銃撃があった。市の安全局が明らかにし、ラジオを通じて市民に注意を促したものだ。カジェホン・プリモ・ベルダーの住宅の中庭でこの銃撃があったもので、現場からは4人の遺体が発見されているという。このほか3人の負傷者が、病院で手当てを受けている。

■プエルトリコ沖で2人救助 Caracol Radioの記事
プエルトリコ沖で、漂流中の2人を、通りかかった船が救助したという。現場はマナティから10マイル沖で、救助されたのはフランス人男性と米国の女性だ。2人はボートに乗っていたが難破し、ほぼ沈みそうな状態で船に発見された。2人は海上警備艇で、コスタリカに戻っている。

■LGBTQ攻撃の60%は警官 Noticias de Gipuzkoaの記事
ホンジュラスでは、同性愛者やレズビアンなど、性的マイノリティへの攻撃、人権侵害の60%は、警官によるものだという。LGBTQ団体が指摘したものだ。国内では依然として、ホモフォビア(同性愛憎悪)の言動被害が報告されているが、このうちの多くを警察官による被害が占めている現状だ。

■パラグアイでバス事故 ABC Colorの記事
パラグアイで、バス同士の衝突事故が起きた。事故が起きたのはサッパティーニで、乗客の乗り降りのため停車していた一台のバスに、別の車輛が追突したものだ。この事故で、双方のバスの乗客ら合わせて10人が負傷しているが、重篤な状態の者はいない。



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