2019.12.10

【ボリビア】

■元知事、11年ぶり釈放 El Díaの記事
元パンド県知事のレオポルド・フェルナンデス氏が、11年ぶりに釈放された。同氏は在任中、同県のポルベニルで起きた襲撃事件の責任を問われ逮捕され、起訴されていた。この事件は、エボ・モラレス前政権が主張していた事件で、背後に米国があったとされている。政権交代を受け、解放に至ったものだ。

■カマチョ氏、プマリ氏を批判 El Díaの記事
やり直し大統領選への出馬を表明しているサンタクルス前市議、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏が、ポトシ市民団体のマルコ・プマリ氏を批判した。両氏は選挙に向け共闘するとみられたが、交渉が物別れに終わった。カマチョ氏は、プマリ氏がエボ・モラレス氏の「MASのやり方」を模倣したと批判した。

■カマチョ氏、盗聴録音を否定 Los Tiemposの記事
ルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、音声の盗聴録音を否定した。マルコ・プマリ氏との交渉の過程の音声が公開され、プマリ氏が25万ドルを要求したことが明るみにになった。プマリ氏は「下劣な手段」とこの音声公開を批判したが、カマチョ氏は無断で録音したわけではないとした。

■カマチョ氏、ヌニェス大臣発言を問題視 Página Sieteの記事
ルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、大統領府のジェルコ・ヌニェス大臣の発言を問題視した。ヘアニネ・アニェス暫定政権は、ヘルヘス・フスティニアノ前大臣を更迭したが、ヌニェス氏はこの背景に、公費をカマチョ氏の選挙運動に使用しようとしたと発言した。しかしカマチョ氏は「根拠のない発言だ」として説明を求める姿勢を示した。

■MAS、政府に質問状 El Díaの記事
エボ・モラレス派であるMASは、ヘアニネ・アニェス暫定政権とルイス・フェルナンド・ロペス国防相に、質問状を出した。モラレス氏辞任後闘争で多くの死傷者が出たことの責任について説明を求めたものだ。MASは今もなお、議会では第一党となっており、「モラレス後」の結束が強まっている。

■アニェス「コンディションでない」 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、米州機構の人権機関CIDHに「コンディションではない」との回答を出した。モラレス氏辞任後闘争で多くの死傷者を出したことについて、CIDHは国内での独自調査を行なう姿勢を示した。しかしアニェス大統領は現時点で、この調査が行なえるようなコンディションではないとした。

■オルティス氏「モラレス氏は捜査対象」 La Razónの記事
先の大統領選に出馬したオスカル・オルティス氏は、選挙不正の捜査の対象に、前大統領のエボ・モラレス氏が含まれるとの見解を示した。選挙法廷を舞台としたこの不正だが、背後に同政権があったことは明白としたものだ。オルティス氏は、モラレス氏との対峙姿勢を前面に押し出していた。

■プマ・カタリ、火炎瓶使用 El Díaの記事
ラパスの市営BRT、プマ・カタリに対しては、火炎瓶が使用されたと結論づけられた。エボ・モラレス氏辞任後の闘争で、この専用車輛36台が燃やされる事態が生じたが、この現場では用意された火炎瓶が使用されたことが状況から判断された。またエルアルト、センカタの闘争でもやはり火炎瓶が使用されたという。

■伝統衣装、拒絶せず El Díaの記事
外務省は、伝統衣装を拒絶していない、とした。11月26日に同省が行なった会合で、ネクタイ着用などのドレスコードを敷いたことに、批判があった。これに対し、インディヘナ(先住民)文化を尊重するボリビアでは、伝統的な衣装の着用を一切拒絶していないと、この批判を一蹴したものだ。

■ラパス、エルアルト新水道枠組み Página Sieteの記事
ラパスのルイス・レビジャ市長と、エルアルトのソレダー・チャペトン市長は、新しい水道の枠組みについて協議を行なう。公営の水道システムの刷新に向け、意見を交わすものだ。隣接する両都市は共通の水道システムを導入することで、コストの削減などを図る方針だ。

■エルアルトで竜巻か La Razónの記事
エルアルトでは8日、竜巻が発生した可能性がある。この日の午後、一部の地域で局地的な強風が吹き、建物のガラス窓が破れたり、屋根の一部が破損するなどの被害が相次いだ。この直前、空にろうと状の雲が目撃されており、竜巻が発生した可能性が指摘されているものだ。

■ピシガ道で事故 Red Unoの記事
チリ国境のピシガと、オルーロを結ぶ道路で事故があった。サバヤとワチャカリャを結ぶ区間で、走行中の車輛がトンネルに激突したという。この事故で車に乗っていた29歳と25歳の男性2人が死亡した。交通警察は、この運転手の不注意が原因とみている。


【ペルー】

■スカイ2路線開設 Perú21の記事
スカイ航空は、新たに2路線を開設する。来年2月から、リマとフリアカ、プエルト・マルドナードを結ぶ路線を運航すると発表した。前者は最低運賃が20ドル、後者は25ドルとなっている。チリのLCCである同社はこの4月に国内線に参入し、LCCのビバ・エアと激しくシェア争いを展開している。

■ピスコ空港、LCC拠点に Gestionの記事
イカ県ピスコの空港を、LCCの拠点にしようという提言がなされた。パラカスの観光議会が行なったものだ。この空港は、2007年の地震復興のため整備されたが、旅客、貨物とも利用が伸び悩んでいる状態だ。LCC拠点として、リマのホルヘ・チャベス空港を補完する機能を重視すべきと提言された。


【チリ】

■ガス弾で頭蓋骨骨折か BioBio Chileの記事
サンティアゴで、警官隊が放ったガス弾が当たり、27歳の男性が頭蓋骨を骨折したとみられる。国内では10月18日から社会闘争が続き、各地で今もデモが行われている。イタリア広場でのデモで、鎮圧展開の警察の対応でこの事態が生じたと、男性の家族が告発したものだ。一連の事態で、公権力による過度の武器使用が問題視されている。

■メトロ2号、完全再開 BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)2号線は、完全再開した。9日、同路線の2駅の営業が再開し、全路線の駅が復旧したものだ。10月18日の社会闘争初日、メトロ網はバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、甚大な被害を受けた。今も多くの駅が閉鎖されている状態だが、2号線はいち早く復旧したことになる。

■キジョタ、抜け穴を発見 BioBio Chileの記事
第5(バルパライソ)州キジョタの受刑施設で、抜け穴が発見された。施設内の受刑者が脱走を試み、この穴を掘ったとみられる。施設側はこの穴に関わったとみられる受刑者2人を特定し、事情を聴いている。穴はの入り口は、人一人が出入りできるほどの大きさの30センチほどで、継続して掘られていたとみられる。

■トロリーバス、廃止の見込み BioBio Chileの記事
バルパライソのトロリーバスは、廃止される見込みとなった。この交通機関の運営会社が財政難から、行政側に支援などを求めていた。しかし行政側は、資金を投じても今後の運営は厳しくなるとの見方を示し、事実上これを拒絶した。67年間続くこのサービスは、このままでは3~4か月以内に消滅することになる。


【アルゼンチン】

■ブラジル、副大統領参列へ Télamの記事
ブラジルのアミルトン・モウラオ副大統領が来亜する。10日、アルベルト・フェルナンデス新大統領の就任式が行われる。極右のジャイル・ボウソナロ大統領は早々と欠席の姿勢を示し、名代も派遣しない姿勢を示していたが、これを転換した。ブラジル側も、アルゼンチンとの決定的な関係悪化は避けたい姿勢とみられる。

■ディアス-カネル氏が一番乗り La Vanguardiaの記事
キューバのミゲル・ディアス-カネル大統領が、来亜一番乗りとなった。10日のアルベルト・フェルナンデス新大統領の就任式参列のための来訪だ。9日にブエノスアイレスに到着した同大統領は、国内財界関係者との会合に参加し、積極的に意見交換している。

■マクリ、交代に手応え Télamの記事
マウリシオ・マクリ大統領は、今回の政権交代への手応えを示した。10日に政権交代し同氏は退任するが、この政権交代が過去に例がないほどスムーズに進んだ、とした。同大統領は経済などの環境の悪化の中、右派も左派もなく、国が抱える問題とその対応を円滑に委譲できた、としている。

■イグアス空港が好調 Misiones Onlineの記事
プエルト・イグアスの空港が、好調だ。今年11月のこの空港の利用者は、昨年同月に比して実に、22%も増えている。参入が相次いだLCCが、こぞってイグアスに就航し、さらに今年はエア・ヨーロッパによる初の欧州直行便も就航した。観光の中核であるイグアス国立公園の入園者は、今年すでに過去最高に達している。

■ネウケン、車が運河に転落 NotiFeの記事
ネウケン州で、車が運河に転落する事故が起きた。サンパトリシオ・デ・チャニャルで、8人が乗ったワゴン車がこの事故に遭った。この事故で若者3人が死亡し、3人が負傷し病院に搬送されている。この事故は、車輛が突然コントロールを失ったことによるもので、警察が原因を調べている。

■首都圏、突然の暑さ Télamの記事
ブエノスアイレス首都圏は9日、突然の暑さに見舞われた。朝から晴天に見舞われ、さらに上空に熱い空気が入ったため、気温がぐんぐんと上昇した。市内では最高気温は摂氏35度を記録している。気象機関は10日も最高気温は37度に達するとの予想を示している。


【エクアドル】

■キト-トロント線就航 El Universoの記事
9日、キトとカナダのトロントを結ぶ直行便が就航した。エア・カナダ傘下のエア・カナダ・ルージュがこの日から運航を開始したものだ。8日深夜にトロントを発った第一便は、満員の282人の乗客を乗せ、9日早朝に到着し、放水の歓迎を受けた。この路線は5月11日まで、週3往復の体制で運航される。

■キト中心部、カメラ78台 El Comercioの記事
キト中心部、歴史景観地区には防犯カメラ78台が設置されているという。市側が明らかにしたものだ。この地域はユネスコ世界遺産に登録され、訪れる観光客も多い。しかし以前から路上犯罪が多いことも指摘され、このようなカメラを通じた防犯対策が強化されている。

■キト近郊でバス事故 El Comercioの記事
キト近郊の道路で9日早朝、バス事故が起きた。グアイリャバンバとカハスを結ぶ道路で、トランス・エスメラルダス社のバスが、衝突事故を起こしたものだ。この事故で2人が死亡し、重篤な状態の3人を含む20人が負傷し、病院に搬送された。バスがコントロールを失った原因について、調べが進められている。

■マチャラ、巨大ツリー El Universoの記事
エル・オーロ県都マチャラには今年も、巨大ツリーがお目見えした。この町では毎年この時期、巨大なクリスマスツリーが飾られており、今年も高さ28メートルのツリーが設けられ、イルミネーションが施された。このツリーは、来年1月7日まで、楽しむことができる。


【コロンビア】

■警察、空港でのデモ認めず La FMの記事
警察は、空港でのデモは一切認めない姿勢だ。先週末、SNSなどでボゴタのエルドラード空港でのデモ実施が呼びかけられたが、集まった22人が警察に一斉検挙された。警察側はこの理由として、空港でのデモは、航空交通の安全を脅かしかねないためとした。国内では11月21日以降、ストが続くが、空港でのストに警察が明確なNOを突きつけた。

■ボゴタ空港、天候の影響か Pulzoの記事
ボゴタのエルドラード空港は9日、天候の影響を受けているとみられる。空港の管理側は明らかにしていないが、最大手のアビアンカがツイッターを通じ、この影響を指摘した。同社便の多くに、遅れが出ているなどとして、利用者に事前の注意を促している。


【ベネズエラ】

■グアイド氏、交代の観測 La Repúblicaの記事
フアン・グアイド暫定大統領が「交代」となる観測が高まっている。同氏は今年1月21日、ニコラス・マドゥロ体制が憲法上失効したことを受け、議会議長の立場から暫定政権を樹立した。しかし野党の汚職疑惑を受け、来る1月5日の議会内投票で、議長に選出されない可能性が高まっている。

■トランプ氏、プラン立て直し Informe21の記事
米国のドナルド・トランプ政権も、対ベネズエラのプランの立て直しに迫られている。同政権はフアン・グアイド暫定政権を後押しし、ニコラス・マドゥロ体制に圧力を加えた。しかしグアイド氏の失速を受け、「グアイド後」の対応に迫られる事態となっている。

■インフレ率、1万3500% Télamの記事
国内の今年の年間インフレ率は、1万3500%になる見通しだという。経済統計の発表を見合わせている中央銀行に代わり、野党が多数を占める議会が明らかにしたものだ。昨年末時点で、今年のインフレ率は1千万%に達すると国際通貨基金(IMF)が示したが、この観測は外れた。それでも、ハイパーインフレは継続していることになる。

■レケセンス氏裁判、9日も EVTV Miamiの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は、9日も続いたという。テロ未遂への関与を一方的に指摘され拘束された同氏への裁判が、先週から行なわれている。しかし裁判は非公開で、本人が出廷しているかどうかすら確認されない異様な状況だ。野党は、同氏の拘束はニコラス・マドゥロ体制による弾圧と断じている。

■ドミニカ共和国、ビザ請求 NTN24の記事
ドミニカ共和国はこの16日から、入国するベネズエラ国民にビザ取得を義務づける。現在同国は、ベネズエラ国民のビザなしでの入国を認めているが、大量の難民流入などを受け変更するものだ。今年すでにペルー、チリ、エクアドルなどが同様の措置をとっている。

■ガソリン不足、悪化 2001の記事
国内でのガソリン不足は、さらに悪化しているという。産油国であるベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で産油体制が維持できず、ガソリンなどの不足が繰り返されている。現在国内ではスリア、メリダ、ララ州など複数の州でこの不足が顕在化している状態だ。

■クリスマスの食卓は高嶺の花 ACNの記事
クリスマスの食卓は、ベネズエラ国民にとっては今年も「高嶺の花」だ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による物資不足で、国内のクリスマスの食卓を彩る「アヤカ」や「パン・デ・ハモン」などの料理はコスト上昇により、一般家庭で用意することは難しいとみられる。

■マラリア、50万件か La Prensaの記事
国内でのマラリア感染は今年、50万件に達する可能性がある。国内ではこのハマダラカが媒介する感染症が、アマゾンのインディヘナ(先住民)コミュニティを中心に広がっている。その60%が集中するボリバール州では、国内では14年ぶりとなる、黄熱病の感染も確認されたばかりだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アルゼンチンとの通商は変わらない Télamの記事
ブラジル、ジャイル・ボウソナロ大統領は、「アルゼンチンとの通商は変わらない」とした。10日、左派のアルベルト・フェルナンデス新政権が誕生するが、ボウソナロ氏はこの就任式に参列しない方針だ。極右の同氏は左派政権を毛嫌いしており、メルコスルの中核を占めるこの2か国の関係の今後に、注目が集まる。

■ラカジェ・ポウ氏も同行へ 970Universalの記事
ウルグアイの次期大統領、ルイス・ラカジェ・ポウ氏は、タバレ・バスケス大統領に同行する。10日のアルゼンチン新大統領就任式に、バスケス氏が同行を呼びかけていた。これに応じ、専用機で両者はブエノスアイレス入りすることになった。ウルグアイでは左派から右派への政権交代となる。

■ニカラグア、自由は風前の灯 100% Noticiasの記事
ニカラグアでは、表現の自由はまさに「風前の灯」だ。同国では昨年4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権は力づくでの抑え込みを行なっている。同時に、メディアに対しても弾圧を加え、複数のメディアがすでに、取材や報道の活動がままならない状態に陥っている。

■ワクチンで31歳男性死亡か Milenioの記事
メキシコ、タマウリパス州で、インフルエンザワクチンを受けた31歳の男性が、急死したという。タンピコでこの男性は接種を受けたが、その後体調が悪化、容体が急変し死亡したものだ。保健局は、このワクチンと死亡の因果関係について、調べを進めている。国内では現在、このワクチン接種を多くの人が受けている。

■エミレーツ、メキシコ就航 Oinkoinkの記事
中東のエミレーツ航空が9日、メキシコシティに就航した。同社が開設したのはドバイとメキシコシティを結ぶ路線で、スペインのバルセロナ経由での運航となる。バルセロナ線はアエロメヒコが開設したばかりで、この路線開設には同社が強い反発を示していた。エミレーツはこの乗り入れに合わせ、インテルジェットと提携した。

■インテルジェット、1億人 Aviación21の記事
メキシコのインテルジェットの輸送旅客数が、1億人を突破したという。同社は2005年に旅客航空に参入し、14年でこの大台に乗ったことになる。同社によると利用者の拡大は今も続いており、今年は1500万人を超えると予想されている。同社はコロンビア、エクアドル路線を開設するなど国際線にも力を入れている。



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