2019.12.14

【ボリビア】

■モラレス氏、オランに拠点 Página Sieteの記事
エボ・モラレス氏はアルゼンチン、サルタ州のオランに拠点を設ける。同氏はアルゼンチン入りし同国に亡命申請した。来るべきやり直し選挙で、MASはモラレス氏を顔に据えており、モラレス氏はボリビア国境に近いオランから、MASに指令を出すという。追って同国に来たアルバロ・ガルシア・リネーラ氏もオランに向かうとみられる。

■モラレス氏、アニェス批判 Infobaeの記事
エボ・モラレス氏が、ヘアニネ・アニェス暫定大統領を厳しく批判した。SNSを通じ、自身はクーデターで追われたと繰り返し、現政権を批判した。さらにやり直し大統領選に出馬するルイス・フェルナンド・カマチョ氏、カルロス・メサ氏に対しても、批判の言葉を並べている。

■フェルナンデス氏、アルゼンチンへ El Díaの記事
エボ・モラレス氏のもっともコアな支持母体である、チャパレ地方のコカ葉農家団体のアンドニコ・ロドリゲス氏が、アルゼンチンに向かった。団体ナンバー2の同氏は、モラレス氏とアルゼンチンで面会するとみられる。来るべきやり直し選挙に向けた、調整が行われる可能性がある。

■モラレス氏、政治的発信はなし El Díaの記事
エボ・モラレス氏は政治的発言や、SNSを通じた政治的発信を避けている。同氏は一次亡命先であるメキシコから、アルゼンチンに移った。同国政府から、亡命申請は受け入れられたが、政治的発言などは禁じられているとみられる。アルゼンチンでは、モラレス氏にシンパシーを抱くアルベルト・フェルナンデス氏が10日、大統領となった。

■アニェス、出馬を完全否定 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、やり直し大統領選への自身の出馬をあらためて否定した。早ければ来年3月にも行われる選挙に、出馬するとの噂が今も広がっている。しかし同大統領は、暫定政権は公正選挙を実現することを第一義としており、自身が出馬する考えはない、ときっぱり否定した。

■難民200人受け入れへ Los Tiemposの記事
カレン・ロンガリック外相は、ベネズエラ難民200人を受け入れると発表した。エボ・モラレス前政権は「ベネズエラ難民は存在しない」というニコラス・マドゥロ体制の姿勢を支持していた。しかし新政権は、「ベネズエラ難民が存在することは事実」として、200人の難民申請を受け入れることを表した。

■モンタニョ氏らも亡命申請か Correo del Surの記事
前保健相のガブリエラ・モンタニョ氏、前国連大使のサチャ・ジョレンティ氏も、アルゼンチンに亡命申請した可能性がある。両氏はエボ・モラレス氏とともにメキシコに亡命した。モラレス氏がアルゼンチンに再亡命したことを受け、側近である両氏もアルゼンチンに拠点を移す可能性がある。

■外相「快いことではない」 Página Sieteの記事
カレン・ロンガリック外相は、エボ・モラレス氏のアルゼンチン「移転」について、「快いことではない」と述べた。モラレス氏は来るべきやり直し総選挙の指揮をとるため、より国内に近いアルゼンチンに拠点を設ける方針だ。同外相はこの一報について、通信アプリを駆使して選挙に影響を及ぼそうとするだろう、と述べた。

■政府、CIDHと合意 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権と米州機構の人権機関CIDHは、合意した。選挙後闘争、エボ・モラレス氏辞任後の抗議闘争で、人権侵害がなかったかなどのCIDHの調査を、暫定政権が受け入れることとなったものだ。同機関の前の報告書について、暫定政権は事実誤認があるなどの指摘を行なっていた。

■ブラジルと3月までに合意を El Díaの記事
天然ガス相のビクトル・ウゴ・サモラ氏は、来年3月までにブラジルと、天然ガスの輸出入についての合意を取りつけたいとした。ブラジルは国産天然ガスの最大の輸出相手で、この輸出量や価格についての合意を、早期に妥結させたいとしたものだ。暫定政権発足後、同国のボウソナロ政権からは好意的なコメントが目立つ。

■パネトン安全銘柄23点 El Díaの記事
サンタクルス市は、安全な「パネトン」23点の銘柄を発表した。スポンジケーキのパネトン(パネットーネ)は、国内ではクリスマス時期に消費が増えるが、一方で粗悪品の流通が毎年問題となっていた。品質調査などを行ない、安全とした銘柄を公表したものだ。すでにラパス、オルーロ、コチャバンバなどで同様の発表がなされている。

■オルーロ、グラン・ポデールを牽制 La Patríaの記事
オルーロ市はラパスと政府文化省を牽制した。ユネスコ無形文化遺産に登録されているカルナバルのプロモーションは、適切な予算と体制で行なわれていると強調したものだ。新たにラパスのグラン・ポデールが登録され、政府側から予算などの「肩入れ」が行なわれないよう、牽制した発言だ。


【ペルー】

■ケイコ氏に24年求刑か Gestionの記事
元大統領候補のケイコ・フヒモリ氏に対し、検察は24年10か月を求刑する見通しだという。ケイコ氏はブラジルの建設会社を舞台とする汚職容疑で36か月の予備拘束を受けたが、妹のサチ氏の申し立てが認められ解放されている。しかし捜査は続き、起訴がなされればこの求刑がなされる見通しとなった。

■クエラップ道が竣工 Perú21の記事
アマソナス県のクエラップ要塞へのアクセス道が、竣工した。マルティン・ビスカラ大統領参列のもと、竣工を祝う式典が行われたものだ。この道路は県都チャチャポヤスと、この遺跡があるティンゴを結ぶもので、観光客の移動がより便利になる。この要塞は俗に「北のマチュピチュ」と呼ばれ、観光開発が期待されている。

■ウチサ、5千棟浸水 El Comercioの記事
サンマルティン県トカチェのウチサで、大雨により川が氾濫し、5千棟の住まいが水に浸かっているという。パンパヤクの小川が溢れたもので、一部では土砂災害も発生している。地域行政によると30世帯は避難したが、残る世帯は水に浸かった状態の家にとどまっているという。

■チンチェロに遺跡はない Perú21の記事
クスコ県のヘアン・パウル・ベナベンテ知事は、チンチェロには遺跡はないと断じた。この地には、アレハンドロ・ベラスコ・アステテ空港に代わる新空港の建設が決まっている。しかし地域の遺跡などに影響が及ぶおそれがあると、ユネスコ側が慎重な対応を求めている。同知事はこれに回答したものだ。


【チリ】

■11人は公権力により死亡 BioBio Chileの記事
10月18日からの社会闘争で死亡した26人のうち、11人は警察など公権力による暴力で死亡したという。国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏が13日、明らかにした数字だ。この闘争では警官らが過剰な武器を使用するなどし、多くの死傷者が出たことが報告されている。この件について国連側が調査を進めていた。

■化学物質使用禁止を判断 BioBio Chileの記事
コンセプシオンの司法は、化学物質の使用禁止を判断した。社会闘争のデモの鎮圧行動の際、警官隊が放水を行なったが、この中に化学物質が混ぜられていたことが明らかになっている。この水を浴び、火傷を負ったり、アレルギー反応を起こす人が続出した。司法はこの措置を違法と断じた。

■メトロ、23時まで BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)の営業時間は、16日から23時まで延長される。メトロ網は10月18日の社会闘争初日、バンダリスモ(破壊行為)の標的となり甚大な被害を受けた。今も復旧作業が続いている状態だが、運転時間は徐々に元の水準に戻りつつある。またメトロは、休止している3つの駅の営業も16日から、再開することも明らかにした。

■トロリーバス、2月いっぱいは運行 BioBio Chileの記事
バルパライソのトロリーバスは、この夏の間、少なくとも2月いっぱいまでは運転される。運営側が明らかにしたものだ。同交通機関は運営費が確保できず、廃止は避けられない情勢となっている。一部で年内での休止の可能性が伝えられたが、少なくとも夏の間は運転する、とした。


【アルゼンチン】

■ガルシア・リネーラ氏も来亜 Télamの記事
ボリビアの前副大統領、アルバロ・ガルシア・リネーラ氏も12日夜、ブエノスアイレスに空路で到着した。同氏はエボ・モラレス氏と同様、亡命申請をしたみられ、アルゼンチン外務省はこの申請があったことを認めた。同氏はモラレス氏とともにメキシコに亡命していた。

■小型機墜落のデマ情報 El Ancastiの記事
航空当局が一時、小型機墜落のデマ情報を流した。カタマルカ州のアンカスティで、新たな森林火災が発生した。この事態について当局側が、小型機墜落によるものとの情報を出した。しかし現場を空から確認したところ、墜落機の残骸などは見つからず、後にデマであったことが判明したという。

■麻疹、劇的に変わるおそれ Página12の記事
国内では麻疹(はしか)をめぐる状況が、劇的に変化するおそれがあると警告された。ブエノスアイレスの保健局が発したものだ。今年国内では、すでに73件の麻疹感染が報告されているが、これが今後激増する可能性があるとした。この背後に、反ワクチン主義者が自身やこどもに接種を受けさせない事実があるという。

■SUBE、一時停止 Infobaeの記事
交通運賃決済に使用されるIC「SUBE」は一時、使用が停止されるという。交通当局によるとシステム刷新などのため、13日20時から14日朝6時にかけ、SUBEによる決済やチャージ、さらにインターネットを通じた対応などがすべて停止となる。この週末全体にわたり使用できなくなるというフェイクニュースが広がっていた。


【エクアドル】

■イベリア、グアヤキル再開 El Universoの記事
スペインのイベリア航空は、グアヤキル乗り入れを再開する。再開第一便はマドリードを発っており、13日19時頃にホセ・ホアキン・デ・オルメド空港に到着する予定だ。使用機材はエアバスA330-200型機でマドリードとを往復する直行便となる。同社は2年前まで、キトとを結ぶ三角運航路線を運航していた。

■ロシアがバナナに警告 El Comercioの記事
ロシア政府が、エクアドル産バナナに警告を発した。国産バナナは同国に輸出されているが、このバナナから寄生虫が検出されたという。この対応をとらなければ、この輸入の制限を行なうことになるとの警告を発したものだ。バナナはエクアドルにとって有力な輸出農産物だ。

■ホオズキ、米国市場へ El Universoの記事
国産の食用ホオズキが、初めて米国に輸出された。ゴールデン・スピリット社がこの第一便を送ったもので、これらのホオズキは果物として、ニューヨークやマイアミのスーパーで売られる。国産のホオズキはとくにトゥングラワ火山の火山灰降灰地域で生産が盛んで、果物だけでなく飼料としても流通している。

■シモン・ボリバール通り改良工事 El Comercioの記事
キトの幹線道路、シモン・ボリバール通りでは、改良工事が進められている。アスファルト舗装道路に、多くの穴が開いており、ドライバーなどから改善を求める声が上がっていた。交通公共事業省は今月20日までの日程で、これらの穴をアスファルトで埋める工事を行なっている。


【コロンビア】

■警察、2か国への捜査開始 Caracol Radioの記事
警察は、ロシアとベネズエラに対する捜査を開始した。国内では11月21日と12月4日にゼネストが行なわるなど、社会闘争の激化が起きた。政府は、イバン・ドゥケ政権に揺さぶりをかけるため、この2か国がこうした動きの背後で「糸を引いていた」との見方を示している。警察がこの具体的捜査を開始した。

■ボゴタ空港で交通事故 El Tiempoの記事
ボゴタのエルドラード空港内で、交通事故が起きた。12日14時頃、搭乗客を輸送するバス車輛に14歳の少年が轢かれ、死亡したものだ。またこの少年と一緒にいた人物も負傷し、病院で手当てを受けている。この少年と家族は、コロンビアで年末を過ごすためベネズエラから到着したところだった。


【ベネズエラ】

■米国、グアイド再選支持 Venezuela al Díaの記事
米国のマイク・ポンペオ国務長官は、フアン・グアイド暫定大統領の「再選」への支持を表した。議会議長であるグアイド氏だが、1月5日の議会内投票で再選されない可能性がある。とくに野党議員の新たな汚職疑惑が問題視され、グアイド氏の求心力の低下が懸念されている。しかし米国は、グアイド氏とともに対ニコラス・マドゥロ体制を進める姿勢を強調した。

■グアイド、教員に共闘求める El Carabobeñoの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、教員らに「共闘」を求めた。教員らの会合に参加し、2020年の公正選挙実施実現、そしてニコラス・マドゥロ体制の終焉を目指す闘争に置いて、ともに闘うことを呼びかけたものだ。一方教員たちは、賃金で生活できずきわめて厳しい環境にあることをグアイド氏に訴えた。

■レケセンス氏裁判、さらに続く El Impulsoの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は、16日に続く。同氏はテロ関与への容疑を一方的に指摘され、昨年8月に拘束された。この裁判が今月初めから行なわれているが、非公開のため内容は明らかにされておらず、また本人が出廷しているかどうかさえ不明となっている。

■ガソリン不足、18州に拡大 Cinco8の記事
ガソリンの不足、涸渇が起きている州は、18に拡大した。産油国のベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政により産油体制が維持できず、こうした不足が繰り返されている。カラカスやスリア州などで起きているこの不足が、23ある州の大半に広がったことになる。

■史上最大の難民か El Periodiquitoの記事
ベネズエラ難民の規模は、人類の歴史上最大となる可能性があるという。ブルッキンクス研究所が見方を示したものだ。来年末には、国外に逃れ難民化するベネズエラ国民が600万人に達する可能性があるという。国連難民高等弁務官事務所もこの数が450万人となるとの予想を示している。

■ブラジルへの難民、12万4千人 El Impulsoの記事
現時点で、ブラジルにはベネズエラ難民は12万4千人いるという。同国は難民流入の抑止を早期に図ったが、それでも今、毎日500人が同国側に難民申請している状態だ。難民は国境のロライマ州に集中している状態だが、サンパウロなど都市部でも増加が続いている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■アブド、トランプ氏と面会 ABC Colorの記事
パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス大統領が、米国のドナルド・トランプ大統領と会談した。アブド大統領はワシントンを訪れ、ホワイトハウスでこの会談に臨んだ。両者はとくに組織犯罪や密輸対策など、安全面についての意見交換に長い時間を割いた。両者は「建設的な話し合いができた」と評価している。

■オルテガ氏の息子、制裁対象に Telesur TVの記事
米国政府は、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領の息子、ラファエル・オルテガ氏を制裁対象に加えた。この理由について、同氏がマネーロンダリングなどに関与したことを挙げている。ドナルド・トランプ政権は左派であるオルテガ政権に対する圧力を強めている状況だ。

■サンディニスタ党、憲法改正承認 El Universoの記事
ニカラグアの与党、サンディニスタ党が憲法改正手続きを承認した。ダニエル・オルテガ政権が図るこの改正だが、この承認内容には同国の野党が求めたものはまったく含まれていない。同国では昨年4月から反政府行動が続き、オルテガ政権は野党やメディア、国民に対する弾圧を強めている。

■サンタクロースが武器をくれる Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は武器が「サンタクロースの贈り物」であると述べた。同政権は、銃器などの武器保有の自由化の方針を示している。野党などから強い反発を受けているが、この正当性をあらためて訴えたものだ。この中で「サンタクロースは、各人に自衛権があると述べた」とも語った。

■パンディージャ373人への裁判終了 Télamの記事
エルサルバドルでは、パンディージャ373人に対する裁判が終了した。暗躍が続く犯罪組織、マラ・サルバトルーチャの構成員であるパンディージャに対する裁判が行われていたもので、もっとも重い判決を受けた者は74年の量刑となった。同国ではパンディージャの活動で、治安の著しい悪化が起きていた。

■スピリット、ホンジュラス新路線か La Prensaの記事
米国のスピリット航空が、ホンジュラスへの新路線開設を検討している。同社は12年前からサンペドロ・スーラに乗り入れており、現在はフォート・ローダーデール、ヒューストン、オーランドを結ぶ3路線の展開だ、これらの路線が好調であることから、新たな路線開設を検討しているという。



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