2019.12.15

【ボリビア】

■アニェス、逮捕を勧告 El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、エボ・モラレス氏が国内に帰還すれば、逮捕拘束すると勧告した。モラレス氏はやり直し総選挙に向け、アルゼンチンのオランに拠点を設ける方針を示している。国内への影響力維持を図る同氏について、アニェス大統領は国内に足を踏み入れれば逮捕され、裁きを受けることになると断じた。

■モラレス氏、不関与を主張 El Díaの記事
エボ・モラレス氏は、選挙不正への不関与を主張した。10月20日の総選挙での組織的不正が明らかになり、同氏は大統領を辞任し、国外に亡命した。アルゼンチンに滞在中の同氏は、メディアの取材に答え、この不正とは関わっていないと断じた。この不正は、監査を行なった米州機構が確認している。

■ムリーリョ「黙っておけ」 El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、エボ・モラレス氏に対し「黙っておけ」と呼びかけた。アルゼンチンにいるモラレス氏は、やり直し総選挙への指示を出すとしてオランに拠点を設ける。しかしアルゼンチン政府は亡命の条件として政治的言動を禁じており、同大臣は「沈黙の中で選挙運動をしろ」と語った。

■カマチョ氏、隠し撮りを指摘 Correo del Surの記事
やり直し大統領選に出馬するルイス・フェルナンド・カマチョ氏は、隠し撮りの「被害」を指摘した。米国を訪れている同氏はCNNの取材に答えた。ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏とのやり取りの音声が公開された件について、本人が知らないまま隠し撮りをされていたと訴えた。

■モラレス派企業にもメス Los Tiemposの記事
オスカル・オルティス氏は、モラレス派の民間企業にも捜査のメスを入れる姿勢を示した。14年にわたるモラレス政権で、民間企業との「結託」が複数あったことも指摘されている。この実態を明らかにし、モラレス政権時代の「膿を出す」方針を示したものだ。前副大統領と関わりのあった企業も、捜査の対象になるとした。

■予備費投入へ La Razónの記事
ホセ・パラダ金融財政相は、予備費28億ボリビアーノを投入することを明らかにした。政権交代があり、さらにやり直し総選挙と、支出が膨らむことが予想されている。この資金を賄うため、前政権が定め、中央銀行に委託されていた予備費を供出するという。この予備費を投入するのは、14年ぶりだという。

■カンペシーノ層も新体制へ El Díaの記事
カンペシーノ(農業)層も、新体制に刷新した。CSUTCBはその新リーダーに、ロベルト・コアリテ氏を選出した。政権が交代し、変化の局面となったことを受け、人事を一新したものだ。カンペシーノ層はモラレス政権を支えたが一枚岩ではなく、同政権崩壊後もいち早く、この変化を受け入れていた。

■テロリスト入国を阻止 El Díaの記事
ルイス・フェルナンド・ロペス国防相は、「テロリスト」の入国を断固阻止する姿勢を示した。社会闘争の混乱の中、国内では国際的犯罪組織のメンバーらが、要人の暗殺を謀ろうと暗躍していたことが明らかになっている。同大臣は「ボリビア国民に銃口を向けるテロリストは、入国させない」と断じた。

■ツイート、政治一色 El Díaの記事
ボリビア国民のツイートは今年、政治一色となった。ツイッターのハッシュタグの分析から明らかになったものだ。選挙、そして政権交代と政治的な変動期となった今年、国民のツイートは政治家の名前が多くを占めることとなった。トップは前大統領のエボ・モラレス氏で、ヘアニネ・アニェス現暫定大統領が続く。

■牛乳輸出、26.5%増 La Razónの記事
国内からの牛乳の輸出はこの10月、26.5%と高い伸びを示したという。最大手のPILが明らかにした数字だ。国内ではこの月、選挙後闘争の混乱が生じ、国内消費が停滞したことから、輸出に回す牛乳が増えたとみられる。このPIL社は、国内の乳製品市場のおよそ80%を占める。

■禁酒法、裏づけを La Patríaの記事
オルーロでは、禁酒を裏づける法整備を求める声が上がっている。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルなど、市内ではイベントが多い。この都度市側は、禁酒の条例が出されるが、実際にはほとんど守られていない状態だ。イベントの際、毎回過度の飲酒による問題が浮上していることから、法制化、厳格化を求める声が上がっている。

■ラパス、クリスマス装飾 Página Sieteの記事
ラパスではようやく、クリスマスの飾りつけが目立つようになった。今年は10月20日の総選挙以降の闘争が激化し、また政権交代が起きたことから、クリスマス商戦が遅れを見せていた。しかし国内が落ち着きはじめ、クリスマスが近づくにつれ装飾もなされるようになった。テレフェリコ(ロープウェイ)駅やプマ・カタリの車輛などに、施されている。


【ペルー】

■ピスコ空港、資格剥奪か Gestionの記事
イカ県ピスコの空港について、空港としての資格が剥奪される可能性が生じている。この空港を抱えるサンアンドレスの行政が明らかにしたものだ。この空港により、地域行政の財政悪化が起きているためだ。同空港はピスコ地震からの復興のため整備されたが、今は旅客、貨物ともに航空便がほとんど飛来しない状態となっている。

■メサ・レドンダ、今も不安 El Comercioの記事
リマ中心部、メサ・レドンダの商店主らは、今も不安を抱えているという。この地では2001年12月、大規模な火災が生じ、500人以上が死亡した。市場エリアである同地区では防火などの体制が今も整っておらず、同様の事態が繰り返されるのではとの不安が根強いという。


【チリ】

■事故機、以前にもトラブル BioBio Chileの記事
南極近くの海域に墜落した空軍のヘラクルスC130型機は、以前にもトラブルを起こしていた。空軍側によると、2016年にこの機は緊急着陸していたという。この際、事故と同じプンタ・アレーナスと南極の基地を結ぶ区間で、この事態に陥っていた。今回の事故では、38人の乗組員全員は死亡したととみられている。

■バルパライソ、火炎瓶攻撃 BioBio Chileの記事
バルパライソ市の施設が13日、火炎瓶による攻撃を受けたという。国内では10月18日から社会闘争が続き、この日も市内でデモが行われたが、この前後にこの事態が生じた。火は消し止められ、大事には至らなかったが、警察は重大事態に至るおそれがあったとして、火炎瓶を投げた者の特定を急いでいる。

■メトロ駅火災、容疑者特定か BioBio Chileの記事
10月18日の社会闘争初日に起きた、サンティアゴのメトロ(地下鉄)駅放火で、容疑者が特定されたという。5号線のペドレオ駅で起きた火災について、35歳の男が容疑者に浮上した。またこの男の甥にあたる16歳の少年も、この放火に関わった疑いが強いという。警察が裏づけ捜査を続けている。

■海軍兵らがホモフォビアか BioBio Chileの記事
海軍兵らが、ホモフォビア(同性愛憎悪)の言動をしたとの告発がなされた。LGBTQ団体Movilhが告発したものだ。サンアントニオのレストランで、兵ら4人が同性カップルに因縁をつけ、嫌がらせとみられる言動をしたという。SNSを通じてMovilhが報告を受けたもので、海軍側に対しこの回答を求めている。


【アルゼンチン】

■危機の連帯意識 Télamの記事
国内では今、危機感の連帯意識が高まっている。この10日、左派のアルベルト・フェルナンデス政権が誕生し、右派政権からさまざまな変化が起きつつある。しかしこの転換にも関わらず混乱も生ぜず、安定感すら見えるのは、多くの国民が国内の経済、社会への危機感を共有しているためだという。

■モラレス派、オランに集結か Página 12の記事
ボリビアの前大統領、エボ・モラレス氏とその関係者らが、サルタ州のオランに集結する可能性がある。同氏はアルゼンチンへの亡命が認められ、国境に近いオランを拠点に、ボリビア国内に「指示を出す」方針を示した。同前政権の副大統領や閣僚などが次々とアルゼンチン入りしており、この地に集合する可能性がある。

■バス、酒酔い運転 Télamの記事
フォルモサ州で事故を起こしたバスは、酒酔い運転だったという。国道11号を走行中のバスが、州都から10キロの地点で衝突事故を起こしたものだ。警察が駆けつけた時点で、運転手は基準以上のアルコール濃度を示していた。このバスは40人ほどの若者らを、地域で行なわれる祭に向け輸送していた。

■フライボンディ、乗り継ぎ可に Aviacionlineの記事
LCCのフライボンディは、同社便の乗り継ぎが可能となる。同社は現在、ウェブサイトでチケットを購入する際、便ごとに購入する必要があった。これが、ブエノスアイレスのエル・パロマール空港などを経由し、乗り継ぎで購入することができるようになったという。この対象に国際線も含まれる。


【エクアドル】

■クリスマス商戦、腰が重い El Comercioの記事
キトでの今年のクリスマス商戦は、消費者の「腰が重い」という。クリスマス前のこの商戦は、国内ではもっとも売り上げが高い。しかし今年は、例年に比して消費者の反応が遅く、売り上げは各店とも昨年同期に比してマイナスとなっているという。ツリーや飾りつけなども、予想よりも売れていない。

■トレーラーが横転 El Comercioの記事
アロアグとサント・ドミンゴを結ぶ道路で、トレーラーが横転する事故が起きた。13日15時46分頃、このトレーラーは走行中に衝突事故を起こし、路上に倒れた。この事故で乗っていた1人が、軽傷を負っている。車体が道路を塞いだため、この区間の通行に支障が生じた。


【コロンビア】

■ドゥケ「全員解放が条件」 Caracol Radioの記事
イバン・ドゥケ大統領は、ゲリラ組織民族解放軍(ELN)との和平交渉再開には、人質の全員解放が条件、とした。同政権とELNは和平交渉を行なっていたが、この1月にELNがボゴタで大規模デモを行なったことから、政権側が凍結している。この再開条件をドゥケ大統領が、初めて具体的に示した。

■ジャノ道、2月に復旧へ Caracol Radioの記事
ボゴタとビジャビセンシオを結ぶ道路は、来る2月に完全復旧するという。交通省が明らかにしたものだ。この7月、この区間のジャノで大規模土砂災害が生じ、今も通行車輛は制限を受けている状態だ。復旧に向けた工事は今も続いており、2月に完全再開できる見通しであるという。


【ベネズエラ】

■トランプ氏、マドゥロ体制側と接触 Portafolioの記事
ニコラス・マドゥロ体制側と、米国のドナルド・トランプ政権側が秘密裏に接触したという。トランプ氏の経営する企業の幹部と、マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏が会談していたことが明らかになった。トランプ政権はフアン・グアイド暫定政権を承認し、マドゥロ体制を否定してきた。

■グアイド側、衝撃 El Pitazoの記事
フアン・グアイド暫定政権側に、衝撃が走った。米国のドナルド・トランプ政権の関係者と、ニコラス・マドゥロ体制側が接触したことが伝えられた。汚職疑惑浮上などで求心力が低下するグアイド政権にとって、米国からの後ろ盾は重要となっている。両者間のやりとりの内容は明らかになっていない。

■不当逮捕から解放 El Mundoの記事
フアン・グアイド暫定政権は、野党議員を不当逮捕から「救出」したことを明らかにした。ジャネット・フェルミン氏が突然、拘束を受けたが、暫定政権などの動きで解放にこぎつけたという。マドゥロ体制側は同議員が、同体制に対するテロを企てたと、逮捕企図の理由を示している。

■ガソリン不足、日に日に悪化 Informariaの記事
国内でのガソリン不足は、日に日に悪化している。現在、カラカスやスリア、カラボボ州など18の州でガソリンの不足、涸渇が報告されている。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で産油体制が維持できないことが最大の理由で、国営オイル会社PDVSAもこの件について、口をつぐんだ状態だ。

■マドゥロ氏が難民を作り出した Imfobaeの記事
ニコラス・マドゥロ氏が「史上最悪の難民」を作り出した、と指摘された。米州機構の難民担当官であるダビド・スモランスキー氏が語ったものだ。生活困窮を逃れ国外に流出し、難民化したベネズエラ国民は、来年までにはシリア難民の数を超えると試算されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■キューバでALBAサミット Télamの記事
キューバでは米州ボリバル代替統合構想(ALBA)のサミットが開幕した。ALBAはベネズエラの前大統領、ウゴ・チャベス氏が提唱した枠組みだ。政権交代のあったボリビアは脱退したが、エボ・モラレス政権下で長く外相を務めたチョケワンカ氏が姿を見せた。サミットではボリビアの「クーデター」が批判された。

■ハイチ、議員外遊に批判 Radio Habanaの記事
ハイチ国民の間では、議会議員の外遊に対する批判が噴出している。何人もの議員が、欧州などを訪れることが相次いで発表された。同国では9月16日から、ジョブネル・モイーズ政権の退陣を求めたデモが続くが、この背景には同国の経済への根強い不安がある。こうした中、議員らが「浪費」をすることに批判が集まった。

■刑務所長殺害される El Nuevo Heraldの記事
ホンジュラスで、刑務所長が殺害される事件が起きた。13日、同国内でもっとも高い警戒態勢が敷かれている、テグシガルパの施設の所長が、武装したバイクの一団に襲われ、殺害された。この刑務所内の犯罪グループ間の抗争から、何らかの怨みを受けた可能性が高いとみられる。

■入り江に大量薬物 Diario Libreの記事
パナマの入り江で、大量の薬物が発見された。同国の太平洋側、プンタ・マラの入り江で警察が摘発したもので、この薬物の量は実に1000キロにのぼる。この大半はコカインとみられ、この地が薬物輸送の中継地になっていた可能性が高いとみられている。同国では昨年、73トンの薬物が摘発された。

■バラデロ、宿の供給過剰に Ciber Cubaの記事
キューバの海岸観光地バラデロでは、宿の客室の供給が、過剰となる可能性がある。米国との関係正常化以降、同国の観光は大きく拡大した。これを見越してこの地には新たなホテルの建設などが相次いだが、ドナルド・トランプ政権からの経済締めつけの強まりから、観光客数は減少に転じた。それでも2020年、客室は1000室ほどの新規供給があるという。

■アスンシオンで断水 ABC Colorの記事
パラグアイの首都アスンシオンでは、広い範囲で断水となる。水道会社が注意を呼びかけているものだ。水道システムの刷新工事のため、各地で時間を区切り、断水となるという。長いところでも数時間程度だが、市民に対し注意と、必要な水の汲み置きなどが呼びかけられた。

■警察官4人、誘拐され殺害される Télamの記事
メキシコ、グアナフアトで、警察官4人が誘拐され、その後殺害されているのが見つかった。ビジャグランの道路付近で、この遺体が見つかったものだ。同地域では犯罪組織の暗躍が続いており、この誘拐殺害との関係性が指摘されている。



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