2019.12.17

【ボリビア】

■ボリビア出血熱の疑い El Díaの記事
エルアルトの病院で、ボリビア出血熱が疑われる事例が報告された。ラパス医科大学のルイス・ラレア学長が明らかにしたものだ。ノルテ病院に搬送された患者が、この症状を示しており、現在確認が進められているものだ。アレナウイルスによるこの感染症は今年6月から7月にかけ、ユンガス地方で4件発生した。

■アルゼンチンに失望 Página Sieteの記事
ヘアニネ・アニェス暫定政権は、アルゼンチンに失望している。大統領府のジェルコ・ヌニェス大臣は、同国のアルベルト・フェルナンデス政権がエボ・モラレス氏に「肩入れ」し、暫定政権を認めない姿勢であることを批判した。暫定政権はモラレス氏を、人権侵害などで国際機関に告発する姿勢を示している。

■コッシオ氏が帰国 El Díaの記事
元タリハ県知事のマリオ・コッシオ氏が、帰国した。同氏は当時のエボ・モラレス政権から汚職疑惑を追及され、身の危険を感じたとしてパラグアイに事実上の亡命をしていた。今回、政権交代があったことから帰国したもので、国内到着時メディアに対し「自由の身となった」と述べた。

■モラレス氏の側近を批判 El Díaの記事
モラレス派であるMASのホセ・キスペ上院議員が、モラレス氏の側近を批判した。モラレス政権時代を支えたフアン・ラモン・キンタナ氏、アルフレド・ラダ氏、カルロス・ロメロ氏らが、モラレス氏を唆し、「悪い道を選ばせた」としたものだ。MAS党員から、側近への批判がなされたのは初めてとみられる。

■ロドリゲス氏擁立に動く El Díaの記事
コチャバンバ県のMAS支部は、コカ葉農家団体の指導者アンドロニコ・ロドリゲス氏の大統領選擁立の姿勢を示した。ヘアニネ・アニェス暫定政権が準備を進める総選挙に向けた動きだ。このコカ葉農家団体は、モラレス政権のもっともコアな支持母体だ。MASからは、前経済相のルイス・アルセ氏も出馬を準備している。

■プマリ氏、選挙戦参画に意欲 El Díaの記事
ポトシの市民団体を率いるマルコ・プマリ氏は、選挙戦への何らかの形での参画に意欲を示した。同氏は、出馬表明しているルイス・フェルナンド・カマチョ氏とのアライアンス形成が決裂し、今後については未定とした。しかし出馬するどこかの陣営に、協力する姿勢を示したものだ。

■アルゼンチン、制限せず El Díaの記事
アルゼンチン政府は、エボ・モラレス氏に対し、政治的活動の制限はしない姿勢だ。先週、同国に亡命申請した際、この禁止の姿勢が示されていた。しかし以後モラレス氏は、サルタ州オランを拠点に総選挙に参画する姿勢を示すなど、政治活動を意欲的にこなしている。

■USAID復帰へ La Razónの記事
ボリビアは、アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)からの支援受け入れを再開する。エボ・モラレス政権は2013年、この受け入れを停止していたが、アルトゥロ・ムリーリョ大臣が受け入れ再開を発表したものだ。米国政府はヘアニネ・アニェス暫定政権を支援する姿勢で、この枠組みによる支援の再開を打診していた。

■エバ・コパ氏、更迭へ Página Sieteの記事
議会第一党のMASは、党首代行のエバ・コパ氏を更迭する方針だ。MAS所属のコパ氏だが、その言動などをMAS側が問題視したとみられる。新たな党首代行にペドロ・モンテス氏を充て、またコパ氏が務める上院議長職は、モラレス氏辞任までその職にあったサルバティエラ氏が復帰するとみられる。

■チャパレ、警官と兵らが突入か La Razónの記事
コチャバンバ県のチャパレ地方に、警官と兵らが突入する可能性がある。この地方のコカ葉農家はエボ・モラレス氏の支持母体で、この地方はモラレス氏辞任後闘争以降、事実上の無政府状態となっている。未だに警官らがこの地に入れない状態で、軍と協力し秩序回復展開が行なわれる可能性がある。

■北部から北東部、川氾濫のおそれ El Díaの記事
国内北部から北東部のアマゾン地方で、これから20日頃にかけて川の氾濫が起きるおそれがある。大雨の影響で同地方の複数の河川が大幅に増水しているものだ。これらの水が大河に流入する頃、氾濫が起きるおそれがあると気象機関が警告した。ラパス県北部、ベニ、パンド県に注意が呼びかけられた。

■バス運賃、早くも上昇 El Díaの記事
国内のバス運賃が、早くも上昇しつつある。クリスマスから年末年始、国内を旅行したり、帰省する国民が多く、バス移動の需要が増える。サンタクルスのビモダルバスターミナルでは、コチャバンバやスクレ、オルーロ、ラパス行きのバス運賃が、すでに上昇し始めている。この「高値」は、年明けまで続く見通しだ。


【ペルー】

■マクド、全店舗2日間休業 Gestionの記事
ファストフードチェーン、マクドナルドは国内のすべての店舗を2日間、休業する。リマ、プエブロ・リブレの店舗で15日、器具使用中の職員2人が感電死する事故が起きた。フランチャイズ展開する企業は、同様事故が起きないか全店舗を調べるためこの措置をとると発表した。

■豚の輸入を制限 El Comercioの記事
農業省は、豚の輸入を制限することを明らかにした。現在世界各地で、アフリカ豚コレラが流行していることを受けた措置だ。豚各種の個体だけでなく、国外産の豚肉製品なども制限の対象となる。この流入阻止のため、国境や空港、港湾での検疫体制を強化する方針も示した。


【チリ】

■ピニェラ不支持、79% BioBio Chileの記事
セバスティアン・ピニェラ大統領を「支持しない」と答えた国民の割合が、79%となった。Cademの行なった調査で、支持すると答えた人は13%にとどまっている。10月18日の社会闘争突入以降、その後のピニェラ政権の対応などから、同大統領への支持は劇的に低下し、不支持が歴代最高レベルとなっている。

■社会闘争、鎮静化の傾向 BioBio Chileの記事
国内での社会闘争は、確実に鎮静化の傾向だ。10月18日以降、国内には社会闘争の嵐が吹き荒れ、今も各地でデモが行われている。しかしこのデモの暴徒化や、混乱に乗じた略奪などの事件発生は、大きく減少するに至っている。警官、民間人を問わず、こうした事態で負傷した件数も大きく減っている。

■イタリア広場、販売半減 BioBio Chileの記事
サンティアゴのイタリア広場周辺の店舗では、社会闘争開始以降、売り上げが半減したという。10月18日以降、この広場は首都サンティアゴの闘争の中心地となった。連日警官隊との小競り合いがあり、また混乱に乗じた略奪の被害にあった店舗もある。これら闘争で、もっとも大きな被害影響を受けたのが、この地の店主らとみられる。

■日蝕特需、準備呼びかけ BioBio Chileの記事
第9(ラ・アラウカニア)州では、日蝕特需への準備が呼びかけられた。2020年12月14日、同州では皆既日蝕が観測される。この日には、国内外から多くの観光客が押し寄せる見通しだが、一年を切った今も準備が進んでいないと同州の観光業界が指摘した。


【アルゼンチン】

■ツーリストドルを導入 Cronistaの記事
アルベルト・フェルナンデス政権はツーリストドル制度を導入する。国外旅行などでカード決済をしした場合、オフィシャルレートから30%上乗せしたレートで換算するものだ。16日時点の1ドル63ペソのレートを基準とすると、国外向けにカード払いする場合、ドルは81.90ペソとなる。

■ウルグアイ、嘆く Infobaeの記事
ウルグアイは、ツーリストドル制度導入を嘆いている。国内経済対策として、オフィシャルの為替レートから30%上乗せしたレートをカード決済に適用する。アルゼンチン国民にとってもっとも身近な国外渡航先であるウルグアイは、この措置で訪問者が大きく減る可能性を指摘している。

■旅行の国内シフト進むか La Nacionの記事
政府がツーリストドル制度を導入したことから、国民の旅行先の国内へのシフトが進む可能性がある。国外でのカード払いによる対米ドルのレートが悪くなる措置であるため、この影響を受けない国内に、旅行先を変更する動きがすでに出始めている。イグアスやバリロチェといった国内観光地にはプラスにはたらく可能性がある。

■コレクティーボ、突然のスト Infobaeの記事
ブエノスアイレスでは16日、コレクティーボ(路線バス)が突然のストを行なった。「グルーポDOTA」が運行するおよそ70の路線が、突然運転を止めたものだ。組合側の要求行動にともなうもので、組合員らは中心部でデモ行進を行なっている。この事態で市内の交通は大きく乱れた。

■フライボンディ、3日で26便欠航 Aviacion en Argentinaの記事
LCCのフライボンディの便は、直近の3日間で26便が欠航となったという。同社が保有する機材の一つが、故障のため使用できなくなったためだ。同社は少ない機材をやりくりしているが、全便をカバーできない状態となっている。現時点で、この故障機材の復帰がいつになるかは分からない。


【エクアドル】

■コトパクシで脱走 El Comercioの記事
コトパクシ県の受刑施設から、3人の受刑者が脱走する事件が起きた。施設側によると集団脱走が試みられ、多くは身柄を確保したがこの3人は逃げ出したという。しかしその後、このうちの1人はコスタ(海岸)のエスメラルダス県内で発見、拘束されている。残る2人の捜索が続いている。

■航空便、混雑傾向 El Universoの記事
この年末年始、国内航空便は混雑の傾向がすでにみられている。週末の便などでは、満席となっているものが続出している。クリスマスや年越しに旅行、帰省をする国民は多く、例年混み合うが、今年は席の予約などがより活発な状態にあると航空業界が指摘した。


【コロンビア】

■ヨパル、新滑走路 Caracol Radioの記事
カサナレ県都ヨパルの空港に、新しい滑走路が完成した。50億ペソが投じられ建設されたもので、この完成により輸送力の向上に資すると、ヨパルの市長も挨拶した。現在同空港にはアビアンカ、EasyFlyなどがボゴタ、ブカラマンガとを結ぶ路線を運航しているが、今後国際線の就航も可能となる。

■ベネズエラの新生児、1300人 Caracol Radioの記事
今年カルタヘナでは、ベネズエラ人の子、1300人が生まれているという。同国からの難民増加の一因となっているのが、同国で出産が難しくなっているという事実だ。国境の町ククタではベネズエラ人妊婦の出産が多いが、離れた町であるカルタヘナも同様の状況にあるという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、議会崩壊を狙う Caracol Radioの記事
ニコラス・マドゥロ体制は、野党が多数を占める議会の、事実上の崩壊を企図している。マドゥロ氏は議会を「テロの巣窟」と位置づけ、議会議員の逮捕などを進める姿勢を示した。フアン・グアイド暫定大統領を含む議員らを今後、逮捕するという。マドゥロ体制はこの1月、政権としての憲法上の効力を失効している。

■グアイド「ただの物語」 Télamの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、ニコラス・マドゥロ氏が「頭の中で作り上げた物語だ」と批判した。マドゥロ体制が、議会がテロの巣窟だとして議員らの逮捕を進める方針を示した。グアイド氏は議会が、国民の投票の末に選ばれた民主主義の「最後の砦」であることを踏まえ、独裁簒奪政権が架空の話で民主主義を壊そうとしていると断じた。

■グアイド氏側にも焦り El Paísの記事
フアン・グアイド暫定大統領側にも、焦りの色が見え始めている。この1月に発足した暫定政権を、世界の60か国がすでに承認している。しかしながら実権はニコラス・マドゥロ体制が握ったままで、かつ議会が1月5日、同氏を議会議長に再選するかどうかも不透明な状態となっている。

■EU、裁判を批判 Infobaeの記事
欧州連合は、野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判を批判した。昨年8月、テロ関与容疑で拘束された同氏に対する裁判が、今カラカスで行なわれていることが伝えられている。EUはこの裁判が、きわめて「異例の体制」で行なわれていることを指摘し、法の正義とかけはなれていると断じた。

■マドゥロ体制、76%を社会投資に El Universalの記事
ニコラス・マドゥロ体制下で副大統領の立場のデルシー・ロドリゲス氏は、2020年には国費の76%を、社会投資に回すと断じた。16日、制憲議会を訪れ宣言したものだ。米国の経済制裁のため食料や基本物資の不足が続くが、こうした対策に同体制は全力を尽くすとした。

■発電用のエネルギーがない El Nacionalの記事
再び発生している燃油不足で、発電用のエネルギーが不足、涸渇しているという。現在国内ではカラカスを含む18の州で、ガソリン不足が起きている。発電用の燃油も同様に不足しており、この3月から4月に起きたような、メガ停電が再発する可能性もあるという。産油国でありながら、産油体制が維持できていない状態だ。

■ロシアから肉 El Universoの記事
ロシアから、肉が届いたという。クリスマスには国内でも、多くの世帯が伝統的に特別の料理を作る。しかしニコラス・マドゥロ体制の経済失政で、食料の不足や価格高騰が生じ、こうした伝統も損なわれている。こうした中、ロシアから、国内で不足している肉類が届いたという。

■高速道でバス事故 El Carabobeñoの記事
カラカス近郊のラ・ビクトリアで、バス事故が起きた。ファルコン州のコロを発ちカラカスに向かって走行していたバス車輛が高速道路上で衝突事故を起こし、横転したものだ。この事故でこども1人が死亡し、20人が負傷している。警察が原因を調べている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■グアイド、アニェス支援で一致 Nova Paraguayの記事
パラグアイ、米国はベネズエラのフアン・グアイド暫定政権、ボリビアのヘアニネ・アニェス暫定政権の支援で一致したという。訪米を終え帰国したマリオ・アブド・ベニテス大統領が明らかにしたものだ。13日、ドナルド・トランプ大統領と会談し、この地域の民主主義を守るため、両政権を支えることで意見が一致した。

■ボウソナロ、教育者を批判 Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、同国の有名な教育者を批判した。国営の教育テレビなどに出演するパウロ・フレイレ氏を「頭のおかしい人」などと呼んだものだ。極右の同大統領は、フレイレ氏が「左派に汚染されている」と指摘し、同氏とその一派が、こどもを洗脳しようとしていると指摘した。

■ニカラグア、5.3%マイナス Estrategia y Negociosの記事
ニカラグア経済は今年、5.3%のマイナスとなる予想だという。国連のラテンアメリカ・カリブ経済委員会(Cepal)が示した数字だ。同国の国内総生産(GDP)はこの幅の落ち込みとなる予想だ。昨年4月からの反政府行動と、この動きへのダニエル・オルテガ政権による弾圧で、経済に大きな影響が生じた。

■ベネズエラ人よりキューバ人 Asereの記事
ウルグアイでは、ベネズエラ人よりもキューバ人のほうが多いという。ベネズエラでは経済問題を受け、多くの人が国外に流出し難民化している。各国が多くのベネズエラ難民を抱える状態だが、ウルグアイはキューバ移民のほうが、この難民よりも多い状態だ。現在、毎日33人のキューバ人が国内に到来しているという。

■サポーター、撃たれ死亡 Infobaeの記事
ウルグアイ、モンテビデオで、フットボールチームのサポーターが銃で撃たれ、死亡した。15日、この日の試合でタイトルを得たナシオナルの24歳のサポーター男性が、市内のクラブでのパーティの途中で銃撃され、その後死亡した。この事件に同チームのサポーターだけでなく、非難の声が高まっている。

■黄熱病ワクチンを用意 La Naciónの記事
パラグアイの保健省は、黄熱病のワクチン22万7千本を用意する。ネッタイシマカが媒介するこの感染症がブラジルで発生し、国内にも広がるおそれがある。これを防ぐため、ワクチンを大量に調達するものだ。同国保健省は、ブラジルなど他国に渡航する国民に対し、この接種を受けることを推奨している。

■アマスソナス、リオへ Panrotasの記事
ボリビアのアマスソナス航空が、ブラジルのリオデジャネイロに就航した。同社が開設したのは、ハブであるサンタクルスとリオを結ぶ直行便だ。新たに調達したエンブラエル190型機を使用し、この路線を開設したものだ。また同社は、同じくサンタクルスとフォス・ド・イグアスを結ぶ路線も開設する予定だ。



最近の記事