2019.12.20

【ボリビア】

■選挙法廷、1月2日選出 Infobaeの記事
選挙法廷の判事らは、1月2日に選出される。19日、議会がこの日程を承認したものだ。ヘアニネ・アニェス暫定政権は公正選挙の実施を第一義に掲げるが、この判事らの選出がその前提となる。選挙法廷発足後、新たな選挙のプロセス、日程が決まることになる。すでに判事選出の条件などは決定している。

■OEA、選挙プロセスを評価 El Díaの記事
米州機構(OEA)のルイス・アルマグロ総裁は、公正選挙実施に向けたプロセスを評価した。10月20日に行なわれた総選挙を監査し、不正を指摘したのがOEAだ。その後発足したヘアニネ・アニェス暫定政権が目指すやり直し総選挙に向け、選挙法廷判事選出のプロセスが決まったことを、同総裁は評価した。

■外相、アルゼンチンに註文 El Díaの記事
カレン・ロンガリック外相は、アルゼンチンに註文をつけた。同国に身を寄せるエボ・モラレス氏の逮捕状が出されたが、同氏を擁護するアルベルト・フェルナンデス政権は、送還などには応じない姿勢だ。同外相はアルゼンチン政府に対し、国際規約を守るよう呼びかけた。

■フェルナンデス氏、擁護の姿勢 La Razónの記事
アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は、エボ・モラレス氏をあくまで擁護する姿勢を示した。モラレス氏に対してはテロ、暴動企図などの容疑で逮捕状が出されたが、同政府はモラレス氏の送還などを認めない姿勢をあらためて示した。国内に身を寄せるモラレス氏と、密に連絡を取っていることも明らかにした。

■モラレス氏、無効と主張 La Razónの記事
エボ・モラレス氏は、自身に出された逮捕状について無効と主張した。テロや暴動企図などでこの逮捕状が出されているが、この法の手続き上の欠陥を指摘し、憲法161条に抵触するとして無効だ、としたものだ。この上で自身が今もなお「大統領である」との見方を示した。

■パッチ知事、選挙参戦の意向 El Díaの記事
ラパスのフェリクス・パッチ県知事が、来るやり直し総選挙参戦の姿勢を示した。現段階で関わり方は明らかにしていないが、政党MTSとしてこの選挙に参加するという。同知事はヘアニネ・アニェス暫定政権が公正選挙実施を発表した直後、大統領選に出馬する可能性を示していた。

■国民を守る準備進める Página Sieteの記事
フェルナンド・ロペス国防相は、国民の命を守る準備を進める姿勢を示した。先の選挙後闘争、エボ・モラレス氏の辞任後の闘争で、国外の反社勢力の国内侵入などが明らかになっている。国防省として、こうした事態への対応を強化する方針を示したものだ。国民の命を守ることは、国家の使命とした。

■建設業界に不安 El Díaの記事
国内の建設業界では、不安が広がっている。長引いた社会闘争と政権交代の影響で、公共工事の先行きが不透明となっているものだ。すでに一部の工事では、工事費の支払いの遅れなどが生じている状態で、零細企業が多い建設業界で、資金がショートする企業が続出するおそれがあるという。

■ラ・アスンタで事故 El Díaの記事
ラパス県ユンガス地方のラ・アスンタで、ミニバスが谷に転落する事故が起きた。19日朝5時頃、サンバルトロメの近くでバスが150メートル下に転落した。この事故でこれまでに5人が死亡し、現時点で2人が不明となっている。ユンガス地方はアンデスとアマゾンの間の巨大な崖の地形で、道路事情が悪い。

■密輸車輛市場形成か Página Sieteの記事
国内では密輸車輛市場が、すでに形成されているとみられる。2011年頃から、チリから違法に車輛を密輸する手口が横行し、ラパス、オルーロ、ポトシ県の国境地域での警戒態勢が続く。とくにチリから密輸車輛が、偽造書類を添付し持ち込まれる「カー・ロンダリング」の手口が多いことが指摘される。

■トレド、カニャワ作付け La Patríaの記事
オルーロ県のトレドでは、1000ヘクタールの農地に「カニャワ」が作付けされる。同県などアルティプラーノ(高地平原)では、栄養価の高い穀物キヌアが知られるが、このカニャワも同じアカザ科の穀物だ。キヌアと並ぶ新たな生産物として、今季広範囲での作付が行なわれるものだ。

■シマウマは18年 La Razónの記事
ラパスに「シマウマ」が登場して18年となった。市内ではシマウマの着ぐるみを着た若者らが、交通整理などを行なっている。この事業は若者の雇用創出と、市民の交通マナー向上のため導入されたものだ。今はシマウマは、さまざまなイベントにも登場し、地域文化に欠かせない存在となっている。


【ペルー】

■ラ・リベルタ、緊急事態 El Comercioの記事
ラ・リベルタ県は大雨を受け、緊急事態を発令した。パタス、ルイス・ロドリゲスなどで大雨による川の増水が相次ぎ、コミュニティ同士を結ぶ橋3個所が破損した。今も複数のコミュニティが孤立状態に陥っている。国内では同県のほか、パスコ、アヤクチョ県でも局地的雨の被害が報告されている。

■ビスカラ、マクド批判 Gestionの記事
マルティン・ビスカラ大統領が異例ながら、ファストフードチェーン「マクドナルド」を批判した。リマ、プエブロ・リブレの店舗で、10代のアルバイト定員2人が、職務中に感電死する事故が起きた。ビスカラ大統領はこの事態に強い憂慮を示し、マクドナルドを展開するフランチャイズ企業の体制を批判した。

■アルパカ毛、価格下落 Correo Perúの記事
アルパカ毛の価格が、大きく下落しているという。アンデス原産のラクダ類の一種、アルパカはペルーが飼育数世界最大だ。この毛は1ポンドあたり最大で20ソルまで上昇していたが、今は8ソルまで下がっている状態だ。アレキパ、プーノ、クスコ、アヤクチョ県などでこのアルパカ毛は、重要な収入となっている。

■パネトン輸出、12%増 El Economistaの記事
国内からのパネトン(パネットーネ)の輸出は、12%増えているという。スポンジケーキであるパネトンは、国内やラテンアメリカ各国でクリスマス時に消費が増える。ペルー国内の業者が広く生産し輸出しているが、今年の輸出総額が480万ドルに達する見通しだという。米国向けが20%、チリが9%増えたが、一方でボリビア向けは13%減った。


【チリ】

■警察、化学物質使用を否定 BioBio Chileの記事
警察は、化学物質を混ぜたとの指摘を否定した。10月18日からの社会闘争の鎮圧行動で、装甲車から撒かれた水に化学物質が混ぜられたとの指摘がなされている。この水を浴びた者が火傷を負ったり、アレルギー反応を起こしたりしたものだ。しかしここにきて警察は、この事実はないと否定した。

■ソトマヨール、イベント中止 BioBio Chileの記事
バルパライソ、ソトマヨール広場での年越し時のイベントは、中止となった。例年、大晦日の夜から新年にかけ、この場ではさまざまなイベントが行われる。しかし10月18日からの社会闘争を受け、市側はこの費用を社会保障などに回す姿勢を示した。一方、港湾で行なわれる花火大会は、例年通り実施される。


【アルゼンチン】

■ロカ線が大混乱 Télamの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道ロカ線が19日、大きく混乱した。アベジャネダの区間で運転できない状態となり、30万人の利用者らに影響が広がった。この事態は、同路線の労働組合員らが、線路を塞いでデモを行なったことによる事態だという。非正規雇用者の正規雇用などを求めた動きとみられるる。

■マクリ氏、カタールへ Perfilの記事
前大統領のマウリシオ・マクリ氏は、カタールを訪れる。10日に退任した同氏は、フリアナ・アワダ夫人をともない休暇を利用し同国を訪れた。21日に、クラブワールドカップのフラメンゴ-リバプール戦を観戦する予定だという。同氏は退任後、目立った動きは示していなかった。

■強盗殺人犯ら、3日前にも Infobaeの記事
先週末、ブエノスアイレスのプエルト・マデーロで強盗殺人をはたらいた窃盗団らは、この事件の3日前にも類似の事件を起こしていた。英国人男性がホテル前で殺害された事件だが、この事件と同様にエセイサ国際空港から旅行者を追跡し、強盗をはたらいていたという。この事件で、ベネズエラ国籍の2人の男が逮捕されている。

■タクシーのないクリスマス Télamの記事
コルドバでは24日のクリスマスイブ、タクシーが利用できないという。運転手らの組合が、この日にストライキを行なうことを通告した。収入増などを求めた動きで、午前0時から24時までの、時限ストとなっている。市内すべてのタクシー車輛が参加する見通しだ。

■ティグレ線、大増便 Infobaeの記事
ブエノスアイレスの近郊鉄道、ミトレ線のティグレ支線では22日から、便数が大きく増やされる。新たに一日64便が増え、ラッシュ時の間隔が現行の16分から11分に短縮されるものだ。またミトレ線では一部、ディーゼル列車で運転されている区間の電化が行なわれるという。

■ネウケン、観光好調 Télamの記事
ネウケン州の観光が今季、好調だという。今年1月以降、同州を観光で訪れた人は昨年に比して110万人も増加し、観光によ収入は140億ペソに達した。ネウケン空港に乗り入れる航空会社がLCCを中心に劇的に増え、アクセスが大きく向上したことが寄与したと同州側は分析している。


【エクアドル】

■大統領機でこどもを輸送 El Universoの記事
大統領専用機で、こどもを輸送するという異例の措置がとられた。グアヤキルの空港から、米国マイアミに向かったのは、小児癌を患う少女だ。国内で対応できず、現地の高度医療機関に向かうため、大統領専用機が使用されたものだ。この機は19日朝9時、ホセ・ホアキン・デ・オルメド空港を発った。

■クリスマスの食卓は「近代化」 El Comercioの記事
グアヤキルでは、クリスマスの食事はより「近代的なもの」が好まれるようになっているという。カトリックの社会的影響力が強い国内では、クリスマスは重要な日だ。各地で伝統的な料理がつくられるが、グアヤキルでは伝統料理よりも、シチメンチョウ料理や豚肉料理などのほうが好まれるようになっているという。


【コロンビア】

■サンアントニオ・デ・プラド、土砂災害 Caracol Radioの記事
メデジン南西のサンアントニオ・デ・プラドで19日10時48分頃、土砂災害が起きた。大雨の影響などで地盤が緩み、大量の土砂が崩れ、住宅などを襲った。この土砂災害でこれまでに2人が死亡し、2人が負傷したという。現在同地域を含む広い範囲は雨季で、土砂災害が起きやすい状況となっている。

■チバ、川に落ちる Caracol Radioの記事
メデジン近郊で、乗合自動車「チバ」が川に落ちる事故が起きた。サバネタの道路を走っていたこの車輛が、突然コントロールを失い、メデジン川に落ちたものだ。この車輛には20人が乗っていたが、全員が駆けつけた消防に救助されている。チバは特徴的な見た目で知られ、国内やエクアドルの農村部で使用されている。

■OECD、汚職対策求める Caracol Radioの記事
経済開発協力機構(OECD)はコロンビア政府に対し、汚職対策の強化を求めた。同機関は、コロンビアの法システム上、汚職を取り締まり、罰する制度が弱いと指摘した。コロンビアはOECDの加盟を目指しており、この加盟の前提条件の一つが新たに示されたことになる。


【ベネズエラ】

■グアイド、メディアとの連帯 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、メディア「ベネプレス」に対する連帯を表した。このメディアは18日、ニコラス・マドゥロ体制による弾圧で閉鎖に追い込まれた。グアイド氏は表現の自由が損なわれたことを嘆き、マドゥロ体制を批判するとともに、同メディアと同じ心を持つと断じた。

■バチェレ報告を歓迎 Infobaeの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、国連人権高等弁務官のミチェル・バチェレ氏の報告を歓迎した。バチェレ氏はニコラス・マドゥロ体制による人権侵害などを報告した。グアイド氏はこの報告が、「独裁政権」がベネズエラ国民を死に追いやりつつある実態を示したと、評価した。

■レケセンス氏裁判、20日終了か El Nacionalの記事
野党議員フアン・レケセンス氏に対する裁判は、20日に終了するとみられる。同氏はテロ関与を一方的に指摘され、昨年8月に拘束された。今月、裁判が始まったとされるが、非公開で内容は伝えられず、また本人が出廷しているかどうかも不明だ。野党や国際機関などは、同氏の即時解放を要求している。

■欧州議会が紛糾 La Razónの記事
ベネズエラへの対応をめぐり、欧州議会が紛糾したという。欧州の多くの国々はフアン・グアイド暫定政権を承認し、ニコラス・マドゥロ体制を独裁簒奪と見なす。しかしマドゥロ体制に対する制裁強化などで意見が分かれ、結論を出すのが延期されるに至った。

■牛肉自給、37% Analiticaの記事
今年の国内での牛肉の自給率は、37%となったという。畜産業の団体Fedenagaが明らかにした数字だ。この割合は1990年代と同水準で、同様に牛乳の自給率も30%となったという。産油国であるベネズエラは、農業や畜産などへの政府からの関心が薄く、食料自給率が低い水準のままだった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■第二のベネズエラになる Noticias Netの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領は、アルゼンチンが第二のベネズエラになると警告した。同大統領はこの10日に就任した左派のアルベルト・フェルナンデス政権に触れ、現在のベネズエラと同じ道を歩みつつあると断じた。経済数値などを引用し、語ったものだ。極右の同大統領は、左派政権を毛嫌いしている。

■ルラ氏、ボウソナロ批判 Télamの記事
ブラジルの元大統領、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルヴァ氏が、ジャイル・ボウソナロ現大統領を批判した。ルラ氏はボウソナロ政権が、あたかもナチスドイツのルドルフ・ヒトラーのように、国内の文化を破壊していると断じた。この上で国民は、こうした動きに抵抗する必要があると断じた。

■パナマ侵攻から30年 Página Sieteの記事
米国によるパナマ侵攻から、この20日で30年となる。当時のマヌエル・ノリエガ将軍が非民主的立場をとり、さらに麻薬組織との関係が指摘され、米軍が1990年にかけ侵攻したものだ。米軍とパナマ軍との間で激しい戦闘となり、最終的にノリエガ氏は米軍側に拘束された。

■ホンジュラス、若者に高リスク Radio HRNの記事
ホンジュラスでは、15歳から30歳の若い世代には、居住するにはリスクが高いという。国内で活動する人権団体が明らかにしたものだ。この世代の若者は、国内で台頭が続く組織犯罪の標的となりやすく、組織に引き入れられたり、殺害されるなどの事件に巻き込まれる確率が高いという。

■キューバ、ホテル空洞化 Ciber Cubaの記事
キューバ国内のホテルの客室の15%にあたる、1万1千室は「開店休業」の状態にあるという。近年の観光開発ブームでホテルの客室供給が激増した一方、メンテナンスの不足やホテルそのももののコンセプトの薄さなどから、営業できない状態のホテルが増えているという。

■フットボール選手に死の脅迫 El Observadorの記事
ウルグアイのフットボール選手に、死の脅迫があったという。モンテビデオのチーム「ナシオナル」に属するマティアス・ビニャ選手のSNSにこの脅迫があったとして、警察が調べを開始したものだ。このチームでは、先週末の試合時、サポーターが銃で撃たれ死亡する事件が起きたばかりだ。ビニャ選手は22歳のディフェンダーで、代表招集歴もある。

■アビアンカ・ブラジル、消滅へ Globoの記事
アビアンカ・ブラジルの機材が、間もなく消滅する。オーシャン・エアが運営する同社だが、昨年12月に破産を申請し、アズールを中心に各社が分割し路線を引き継ぐこととなった。同社保有の最後の2機が、近く売却されることになり、同社保有機材が間もなくなくなるものだ。

■日本と友好植樹 La Naciónの記事
パラグアイ、アスンシオンでは日本との友好関係を記念して、100本の植樹が行われた。今年、パラグアイと日本が国交を樹立して100年となることを記念して行われたものだ。植樹は大統領府であるパラシオ・デ・ロペス付近で行なわれた。植えられたのは日本の象徴的樹木であるサクラだという。



最近の記事