2019.12.21

【ボリビア】

■アニェス、選挙にゴーサイン El Díaの記事
ヘアニネ・アニェス暫定大統領は、やり直し総選挙に事実上のゴーサインを出した。選挙主体となる選挙法廷判事を選出する法案にサインしたものだ。1月2日に選挙法廷の概要が固まり、いよいよ国内は選挙に向けて動き出すことになる。同暫定政権は、公正選挙の実現を第一義に掲げている。

■アルゼンチンと「冷戦」 La Razónの記事
ボリビアとアルゼンチンの間では、冷戦状態が続いている。11月12日、ヘアニネ・アニェス暫定政権が成立したが、大統領選で勝利していたアルベルト・フェルナンデス氏とはその後、一切のコミュニケーションがとられていない。フェルナンデス氏は公然とエボ・モラレス氏擁護の姿勢で、アニェス政権を「クーデターによるもの」と批判している。

■モラレス氏の送還を求める姿勢 El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、前大統領のエボ・モラレス氏の送還を求める姿勢を示した。モラレス氏はアルゼンチンで亡命生活を送っており、同国のフェルナンデス政権が擁護姿勢を示していることから、送還を実現することは難しいとの見方も示している。モラレス氏には、暴動企図とテロの容疑がかけられている。

■チョケワンカ氏「MASも反省必要」 El Díaの記事
モラレス派であるMASからやり直し大統領選に出馬する可能性がある元外相、ダビド・チョケワンカ氏は、MASも反省の必要があるとした。モラレス氏辞任、亡命後の混乱を招いた責任は、当時の与党だったMASにもあるとしたものだ。しかしチョケワンカ氏は、現暫定政権に至った経緯は不当であるとも指摘している。

■EU、先の選挙は「カオス」 El Díaの記事
欧州連合(EU)は、10月20日の総選挙について「カオスだった」と総括した。米州機構の監査でこの選挙の不正が指摘され、エボ・モラレス氏が辞任するに至った。EUはこの一連の事態を精査し、選挙の集計そのものが混沌とした状態であっただけでなく、選挙運動そのものにも重大な不平等があったことを指摘した。

■ボウソナロ氏、モラレス氏を批判 Los Tiemposの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、エボ・モラレス氏を批判した。アルゼンチンに亡命したモラレス氏について、同氏は「地域を再び不安に陥れようとしている」と述べた。モラレス氏が遠隔で、やり直し選挙への指示を出そうとしていることを牽制したものだ。極右の同氏は、モラレス氏など左派を毛嫌いしている。

■キンタナ氏の自宅捜査 La Razónの記事
警察は、前大臣のフアン・ラモン・キンタナ氏の自宅を捜索した。同氏はエボ・モラレス氏とともにメキシコに亡命し、その後アルゼンチンに逃れた。ラパス、ソポカチにある同氏の自宅の捜索を警察が行ない、疑われている汚職疑惑など資料などを押収した。政府は同氏の、国際手配の可能性を示している。

■貿易自由化、1月以降に El Díaの記事
ウィルフレド・ロホ大臣は、貿易の自由化が1月以降になるとの見方を示した。エボ・モラレス政権は貿易政策においては保護主義的姿勢で、国内の貿易業者からは不満があった。この解消のため、ヘアニネ・アニェス暫定政権はこの自由化を図る姿勢を示している。

■アレナウイルスと確認 La Razónの記事
エルアルトで報告された症例が、アレナウイルスによるものと確認された。保健省が明らかにしたもので、米国に検体を送り確認を行なったという。このアレナウイルスによる「ボリビア出血熱」を、この6月から7月に4人が発症し、うち3人が死亡している。今回のケースは、症状は軽いという。

■オルーロ、ボリビア歌謡祭 La Patríaの記事
オルーロでは、27回めとなるボリビア歌謡祭が開幕した。ユネスコ無形文化遺産のカルナバルの前哨戦の一つとして開催されている音楽、ダンスのイベントだ。この祭は、とくに国内の若手演奏家、ダンサーの登竜門となっている。また国内の有名音楽グループなども、参加している。


【ペルー】

■サンマルティン、豪雨被害 El Comercioの記事
サンマルティン県で豪雨による、川の氾濫被害が生じた。局地的な大雨が降り、川が暴れたため、トカチェでは道路が侵食され、また橋が流される被害が相次いだ。県側によるとこの雨被害で、現時点で36世帯が避難を強いられているという。今後、浸水による被害の概要が、明らかになるとみられる。

■トレッキング客、川に転落 Correo Perúの記事
マチュピチュに向けトレッキングをしていた観光客2人が、川に流される事故が起きた。サンタテレサ付近で、メキシコ国籍の28歳男性と、25歳女性が川に転落し流された。その後周囲で捜索が行われ、2人は無事発見、救出された。トレッキングの一団が歩いていたところ、チャラン川が突然増水したという。

■リマ-コンセプシオン線就航 Pura Noticiaの記事
リマと、チリ第二の都市コンセプシオンを結ぶ直行便が就航した。チリのLCC、ジェットスマートが新たに開設した路線だ。リマとチリを結ぶ路線はサンティアゴのほかは、アントファガスタやイキケなど北部に集中しており、南部とを結ぶ定期便の就航はこれが初めてだ。

■マクドへの抗議デモ El Comercioの記事
マクドナルドに対する抗議デモが20日夕方、リマ市内で行われる。プエブロ・リブレの店舗で、10代の職員男女が職務中に、感電死する事故が起きた。この事故は、マクドナルド店舗の安全管理の問題から起きたとみられ、この店のほかの職員や労働組合連合などが、このデモを行なうという。


【チリ】

■プラヤ・ブランカで事故 BioBio Chileの記事
第4(コキンボ)州のプラヤ・ブランカでバス事故が起きた。20日午後、コロネル付近でタクシーブス「タコラ」と長距離バスが衝突したものだ。この事故で双方のバスの乗客ら合わせて20人が負傷している。このうちの二人は、身体を挟まれるなどし身動きが取れない状態となった。

■国内中部、暑い週末に BioBio Chileの記事
国内中部はこの週末、暑くなるという。第5(バルパライソ)州から第8(ビオビオ)州の範囲が熱い空気に覆われるもので、気象機関はこの週末所によっては、気温が摂氏36度まで上昇すると予報している。この暑さは、23日頃まで続く見通しで、熱中症予防への留意が呼びかけられている。


【アルゼンチン】

■年金特権、廃止の方針 Télamの記事
アルベルト・フェルナンデス大統領は、年金特権の廃止の方針を示した。議会に緊急扱いで法案を提出し、180日以内にこの措置をとりたいという。同大統領は、年金受給権者が「等しい額、機会」で年金を受け取るべきとの考えを示した。特権層からは反発を受ける可能性もある。

■ツーリストドル、運賃一部除外 El Tribunoの記事
政府が打ち出したツーリストドルについて、アルゼンチン航空やブケブス、長距離バスの運賃は除外される。国内カードで決済した場合、ドル換算でオフィシャルレートから30%上乗せされるものだ。いわば増税がなされるものだが、これらの運賃決済についてはこの措置導入を見送るという。

■フライボンディ機、緊急着陸 Aviacion Argentinaの記事
LCCのフラン本ディの旅客機が、ブエノスアイレスのエセイサ国際空港に緊急着陸した。19日夜、この事態を起こしたのはブラジルのフロリアノポリスを発ち、エル・パロマール空港に向かっていた便だ。異常を知らせる装置が作動したことから、機長がこの着陸を判断した。乗客や乗務員に負傷などはない。

■クリスマス費用、97%上昇 Télamの記事
クリスマスにかかる平均的費用は今年、昨年に比して97%上昇しているという。フォーカス・マーケットが試算した数字だ。標準家庭が、クリスマスの一般的な料理をあつらえ、準備するのに必要な費用は2930.40ペソと、昨年の1490ペソから倍近くに上昇した。インフレと通貨の下落の影響が大きい。

■LATAM、サルタ-イグアス線就航 La Voz de Cataratasの記事
LATAMアルゼンチンが、サルタとプエルト・イグアスを結ぶ路線を就航した。同社は174座席のエアバスA320型機を使用し、週2往復でこの路線を開設した。同社はこの路線をこの夏の間季節運航し、通年運航するかどうかを判断する。同路線はアウストラル航空とジェットスマートがすでに運航している。


【エクアドル】

■川増水で橋が崩落 El Comercioの記事
キトを流れるマチャンガラ川が増水し、マルドナード川にかかる橋が崩落した。この事態による負傷者などはないが、この橋の復旧には1か月程度を要するという。このため市内の主要交通機関であるトロリーバスは、一部区間の休止などを発表している。この橋は、一日に8千台の車輛が通ると試算されている。

■ガラパゴス、古タイヤ禁止 El Universoの記事
ガラパゴス諸島では、古タイヤが「禁止」された。独特の生態系をはぐくむこの島は、ユネスコ世界遺産にも登録されている。この環境を守るため、古タイヤを燃やすための燃料とすることなどが全面的に禁じられたものだ。国内でこの措置が取られたのは、この諸島が初めてだという。


【コロンビア】

■国連、ディラン・クルス氏事件批判 Télamの記事
国連が、ディラン・クルス氏殺害事件の捜査について、イバン・ドゥケ政権を批判した。11月21日からの反政府デモの際、警官隊の放った銃弾で17歳だったクルスさんが死亡した。しかしこの件について、ドゥケ政権が事実上の「不問」の姿勢を示していることに、国連は人権上の重大な問題があると批判した。

■アビアンカ、合理化策まとまる Reporturの記事
アビアンカ航空の合理化策がまとまった。同社は現在、財政上厳しい局面を迎えており、合理化の必要性が指摘された。これを受け、来年にかけて21路線を休止し、さらに保有機材24機を削減する方針を明らかにした。休止路線数、機材売却数ともに、当初見積もりよりも多い数となっている。

■航空便、全体的に遅れ Caracol Radioの記事
航空当局は、国内空港を発着する航空便に、全体的な遅れが生じていることを明らかにした。クリスマスから年末年始の、旅行や帰省の繁忙期となり、利用者が急増している。このため、多くの空港で処理に時間がかかり、遅れが慢性化しているものだ。とくに需要の多い、ボゴタのエルドラード空港では多くの便に遅れが出ている。


【ベネズエラ】

■小型機墜落、マドゥロ氏の側近ら死亡 Caracol Radioの記事
カラカス近くで小型機が墜落し、ニコラス・マドゥロ氏の側近ら9人が死亡した。ボリバール州の鉱山町からカラカスに向かっていたキング・エア機は、空港から8キロの地点に墜落した。マドゥロ体制関係者や鉱山会社社長などが死亡している。この航空会社は、マドゥロ氏の側近で制憲議会議長のディオスダド・カベジョ氏の関連だという。

■ベネプレス「発信つづける」 NTN24の記事
メディア「ベネプレス」の関係者は、情報発信を今後も続ける姿勢だ。同メディアは、ニコラス・マドゥロ体制の弾圧を受け、報道活動ができない状態となった。しかし記者らは、今後も情報を発信すると強い決意を示したものだ。フアン・グアイド暫定大統領は、同社に対し連帯の意を示している。

■カプリレス氏、人権侵害を嘆く 2001の記事
野党指導者のエンリケ・カプリレス氏は、人権侵害を嘆いた。野党議員のフアン・レケセンス氏がテロ容疑を一方的にかけられ、昨年8月から拘束されたままだ。今月、同氏への裁判が行われたとされるが、すべて非公開となっている。カプリレス氏はこのような人権蹂躙行為が、公然と行われている事態を強く嘆いた。

■米国、ベネズエラ支援立法 NTN24の記事
米国上院議会は、ベネズエラ支援の法を可決した。可決したのは「ベネズエラ支援・民主主義救済法」だ。米国政府が承認するフアン・グアイド暫定政権向けに、4億ドルの支援を行なう内容となっている。1月にグアイド氏が暫定政権樹立を発表した直後、ドナルド・トランプ政権はこの暫定政権をいち早く承認した。

■難民の子、74%は未就学 La Repúblicaの記事
ペルーに身を寄せるベネズエラ難民の子の実に74%は、教育を受けられない状況にある。同国の統計機関INEIが明らかにした数字だ。同国はコロンビアに次いで多い86万人の難民を受け入れている。しかしその子らが教育を受ける機会は乏しい現状にあるという。

■最低賃金の37倍必要 Diario La Regiónの記事
標準的な世帯が生活を送るためには、現在の最低賃金の37倍の額が必要だという。国内物価をもとに、4人家族の平均的な生活費が産出されたものだ。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で物資不足とハイパーインフレが進み、最低賃金額で生活することは無理となっている。

■家庭用のまき販売 NTN24の記事
メリダ州では、家庭用の「まき」の販売が公的に始まった。産油国のベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で産油体制が維持できず、ガソリンやガスなどの不足、涸渇が国内に広がっている。同州では家庭用エネルギーが不足しており、これを補うため、まきの販売が始まったという。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■カルテス氏を告発 ABC Colorの記事
ブラジルの検察は、パラグアイの前大統領、オラシオ・カルテス氏を正式に告発した。同氏とその側近について、同国の建設会社を舞台とする汚職容疑とマネーロンダリングに関わった容疑で、告発に踏み切ったものだ。検察は元大統領に慎重に捜査を続けていたが、容疑が固まったと見たことになる。

■野党、モイーズの呼びかけに反発 Noticias SINの記事
ハイチの野党は、ジョブネル・モイーズ大統領の呼びかけに反発を示した。同国では9月16日から社会闘争が続き、モイーズ政権の退陣を求める声が上がっている。モイーズ大統領は事態打開のため、野党に対話を呼びかけたものだ。しかし対モイーズ政権で足並みをそろえた野党は、受け入れられるのは辞任表明だけ、との姿勢を強めた。

■ボウソナロ、ホモフォビア発言 Télamの記事
ブラジルのジャイル・ボウソナロ大統領が、ホモフォビア(同性愛憎悪)発言をした。同氏の息子に汚職疑惑が生じていることの質問を報道記者から受けた際、同性愛を汚職よりもさらに「恐ろしいこと」であるかのように表したものだ。極右の同大統領は、選挙戦時からホモフォビア発言が散見されていた。

■ムヒカ氏「フェミニズムは無意味」 Caracol Radioの記事
ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏は「フェミニズムは無意味」と述べた。昨今、同国では新たなフェミニズム運動の台頭が起きつつある。ムヒカ氏は、男性優位主義が歴史的に続いた背景から、女性たちが立ち上がろうとする意義は認めたものの、現在のフェミニズムについては否定的見解を示した。

■圧力のないクリスマスを El Diarioの記事
ニカラグアの野党は、「圧力のないクリスマス」を求めた。同国では昨年4月から反政府行動が続き、ダニエル・オルテガ政権はすべてのデモを「テロ」と見なして徹底的弾圧を加えた。今も野党などへの圧力が続くが、野党はあらためてオルテガ政権の強権的手法を批判し、こう呼びかけた。

■メキシコシティ、3千人避難 Caracol Radioの記事
メキシコシティで大きな火災があり、合わせて3千人が避難した。イスタパラパにある地下変電施設から火が出たもので、この周囲の住民らに避難勧告が出されたものだ。この火災で、煙を吸うなどして10人が手当てを受けている。この火災は、施設の電圧の異常が生じたことによるものとみられる。

■カンクン、ビーチ襲撃 Télamの記事
メキシコ、カンクンのビーチで襲撃事件が起きた。現場となったのは商業施設プラサ・デ・ラス・ティエンダスの前のエル・クルセーロと呼ばれるビーチだ。銃器による無差別攻撃があり、男性1人が死亡し、こども4人を含む7人が負傷した。犯人は逃走中で、事件の動機も不明となっている。

■クルーズ船同士が衝突 El Universoの記事
メキシコ、コスメルで、クルーズ船同士が衝突する事故が起きた。カーニバル・クルーズ・ライン社が保有する「カーニバル・グローリー」が、同じく同社保有の「カーニバル・レジェンド」に衝突したものだ。同社はこの事故で、双方の船に被害が生じたことを明らかにしたが、人的被害は出ていないという。

■グアテマラ、M6.0の地震 TRTの記事
グアテマラで19日朝6時35分頃、やや強い地震が起きた。観測機関によると震源はエスクイントラ県のサンホセ港の南35キロの太平洋で、震源の強さはマグニチュード6.0、震源の深さは35キロだ。この地震の揺れは同国の太平洋岸やエルサルバドルの一部で感じたが、被害報告はない。

■インテルジェットでトラブル El Economistaの記事
メキシコの航空会社インテルジェットで、システムトラブルがあった。同社によると、運航を管理するシステムにトラブルが生じたため19日、多くの便に遅れなどが生じたという。同社はこの影響、被害を受け、便変更の必要が生じた利用客に、無料での対応を行なっている。

■フェリー運航、1月6日から ABC Colorの記事
パラグアイのアスンシオン港と、ビジャ・アジェスを結ぶフェリーボートの運航は、1月6日に始まるという。このサービスを提供するモンテアレグレ社が明らかにしたものだ。片道運賃は1万5千グアラニで、現金だけでなく交通ICカードでの決済も可能だ。



最近の記事