2019.12.27

【ボリビア】

■外相、メキシコとの対話受け入れ El Díaの記事
カレン・ロンガリック外相は、メキシコ政府から提案された対話を受け入れた。エボ・モラレス氏が最初に亡命した同国の、ラパス市内の大使館を警官隊が取り囲むなどの事態が生じ、同国政府はウィーン条約違反などを指摘していた。同国政府側から、この件を含む事案の対話申し入れがあり、同外相が受け入れを表明した。

■キロガ氏、AMLO批判 El Díaの記事
元大統領のホルヘ・キロガ氏は、メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール政権を批判した。エボ・モラレス氏の一次亡命を受け入れた同政権は左派で、未だにボリビアでは「クーデターが起きた」としている。キロガ氏は強い言葉で同大統領を批判し、国内でクーデターは起きていないと断じた。

■ドリア・メディナ氏、近く意思表示 El Díaの記事
実業家で政党UNを率いるサムエル・ドリア・メディナ氏は、1月までに意思を示す。5月3日にやり直し総選挙が行われることが濃厚だが、同氏と同政党はこの選挙に向けた態度を明らかにしていない。同氏はこの選挙に自身、または候補者が出馬するかどうかを、近く明らかにする方針を示した。

■マクリーン氏、カマチョ氏陣営に El Díaの記事
ラパスの元市長、ロナルド・マクリーン氏が、ルイス・フェルナンド・カマチョ氏の陣営に加わる。サンタクルスの元市議のカマチョ氏は、やり直し大統領選に出馬する意向だ。この選挙戦において、マクリーン氏がこの選挙運動の陣頭指揮をとることが明らかになった。

■モラレス氏、ホットライン開設 Los Tiemposの記事
アルゼンチンで亡命生活を送るエボ・モラレス氏が、国内とを結ぶホットラインを開設した。来るやり直し総選挙で、同氏はモラレス派であるMASの指揮を執ることが明らかにされている。この指揮をとるためのホットラインが設けられたもので、さっそくこれを通し、MASの結束を呼びかけた。

■Adepcoca、モラレス氏を告発 Los Tiemposの記事
ラパス県ユンガス地方のコカ葉農家団体Adepcocaは、エボ・モラレス氏を告発した。Adepcocaの若いメンバーが死亡する事件が起きたが、これにモラレス氏と当時の閣僚2人が関わったという。モラレス氏はコチャバンバ県チャパレ地方のコカ葉農家をコアな地盤とするが、ユンガス地方については黙殺し、時に弾圧したことが指摘されている。

■5月広場の母ら、モラレス氏と行進 Página Sieteの記事
アルゼンチンの軍政時代にこどもが行方不明となった「5月広場の母」たちと、エボ・モラレス氏がブエノスアイレス市内を行進した。母たちの行進にモラレス氏と前外相のディエゴ・ペリー氏らが参加したものだ。同国のアルベルト・フェルナンデス政権は、モラレス氏の全面支援の姿勢に傾いている。

■リサラガ「アルゼンチンは悪の巣窟」 Página Sieteの記事
ロクサナ・リサラガ政府広報官は、アルゼンチンが「悪の巣窟と化している」と述べた。エボ・モリレス氏を始めとした前政権関係者らがこぞって、同国に集結している。モラレス氏など国内で逮捕状が出ている者も含まれている状況だ。一方、ヘアニネ・アニェス暫定政権と現アルゼンチン政権との摩擦が増している。

■オルーロ、医療崩壊 El Díaの記事
オルーロで、医療崩壊が起きつつあるという。市内のオブレロ病院で診療を受ける人が激増し、現場で対応ができなくなりつつあるという。この10月の選挙対策で当時のエボ・モラレス政権が国民皆保険制度を準備なく導入したことがきっかけだ。同様の医療の危機は、各地で指摘されている。

■LAB、不法占有を告発 El Díaの記事
元フラッグキャリアのリョイドボリビアーノ航空(LAB)が、告発した。コチャバンバにある同社の保有する敷地に、建物が建てられているという。同社は資金繰り悪化などからゼロ年代末に運航停止しているが、企業としてはペーパー上、存続している。この企業側の許諾なく、建物が建造されたという。

■スクレ、バス横転 Correo del Surの記事
スクレ市街で、バス車輛が横転する事故が起きた。市内のマルセロ・キロガ・サンタクルス通りで、バスが突然コントロールを失い、衝突し横転したものだ。このバスには乗客はおらず、唯一乗っていた運転手の命にも別状はない。警察が事故原因についての詳しい調べを進めている。

■今季初のデング死者 La Razónの記事
コチャバンバ県で、今季初のデング感染による死者が出た。保健省が明らかにしたもので、同県熱帯地方に住む32歳の女性が重症化し、出血熱を起こして死亡したという。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内のアンデスを除くすべての地域で感染リスクがあり、特にこれからの雨季に、その感染数が激増する。


【ペルー】

■ケイコ氏、再拘束か Perú21の記事
元大統領候補のケイコ・フヒモリ氏が、再拘束される可能性がある。汚職容疑で予備拘束を求める裁判が開かれたものだ。26日のこの裁判では結論は出ず、週明けに再度開かれることとなっている。同氏はブラジルの建設会社を舞台とした汚職関与で1年あまり拘束されたが、妹の申し立てが認められ解放されていた。

■マクド、事故の調査結果公表 El Comercioの記事
国内でのマクドナルドのフランチャイズ展開企業が、事故の調査結果を公表した。今月14日、リマのプエブロ・リブレの店舗で、アルバイト店員2人が感電死する事故が起きた。この事故の原因となった6点を挙げたものだ。この事故を受け同チェーンへの批判が高まり、行政側も84万ソル相当の制裁金を科す方針だ。

■ナスカ、鉱山で男性が不明 Perú21の記事
イカ県ナスカのソル・デル・オーロ鉱山で5日前から、男性作業員が不明になっているという。作業に使う爆発物が誤って爆発し、中で落盤が生じたことによる事態だ。この男性は地下35メートル付近で作業を行なっていたが、以後の安否が確認されていないという。

■リマ空港、2300万人 Gestionの記事
リマのホルヘ・チャベス空港の今年の年間利用者は、2300万人規模となる見込みだ。空港を管理するLAPが明らかにしたものだ。同空港の利用者は右肩上がりで増えており、現在は19か国の世界50都市、国内の19都市との間に便がある。今年は4月に、チリのスカイ航空がこの空港をベースに、国内線運航を開始した。


【チリ】

■火災被害、245棟に BioBio Chileの記事
バルパライソで発生した大火災の被害を受けた住宅は、245棟に拡大した。このクリスマス、周囲で起きた林野火災の火が広がり、住宅の多くに延焼したものだ。これらの住宅の住民ら1000人が焼け出された状態で、市側と国側がこの支援にあたっている。地中海性気候のこの地では、今は高温乾燥の時季だ。

■政府、徹底捜査を指示 BioBio Chileの記事
政府側も、バルパライソ大火災の徹底捜査を捜査機関に指示した。林野火災の火が住宅街に延焼し、大きな被害を出したものだ。しかし当局側によると、何者かが人為的に火を起こした可能性が否定できないという。2014年に発生した類似の火災の事例もあり、この捜査の徹底が求められている。

■クロエリハクチョウの危機 BioBio Chileの記事
第14(ロス・リオス)州都バルディビアで、野生のクロエリハクチョウの危機が指摘されている。州名の通り川が集まるこの地では、多くのこの鳥が羽を休める。しかし同時にこの地に棲息するオタリアが、この鳥を襲う事態が相次いでいることが報告されている。

■遊泳可能、800個所 BioBio Chileの記事
国内834個所のビーチについて、遊泳可能と判断された。第12(マガジャネス)州を除く各州のビーチについて、夏に向けた水質調査などが行なわれたものだ。この結果、312個所は遊泳不適とされたが、この834個所は遊泳可能とされた。この年末年始から2月頃まで、各地のビーチは水浴客で賑わう。


【アルゼンチン】

■LATAM、突然のスト Diario Financieroの記事
LATAMアルゼンチンが26日、突然のストライキを行なった。操縦士らが会合を持ち、このままストに入ったものだ。ブエノスアイレスの二つの空港を発着する多くの便にキャンセルや遅れが生じ、年末で混み合う空港が、さらに混乱した。経営側への抗議がストの理由で、この状況は6時間にわたり続いた。

■LATAM、さらにスト予告 Télamの記事
26日に突然のストが行なわれたLATAMアルゼンチンで、新たなストが予告された。組合の一つが、この30日に24時間の時限ストを行なうとしたものだ。インフレにともなう賃上げなどを要求したもので、スト決行となり全便休止となれば混雑する時期だけに、混乱は必至とみられる。

■不明パラグライダー、発見 Cronicaの記事
不明となっていた、パラグライダーの男性がカタマルカ州内で発見された。この40歳の男性はサンティアゴ・デル・エステーロ州のロレトからこのアトラクションを行なっていた。しかしその後消息が分からなくなっていたが、州境のラパス付近で、発見に至ったという。男性は病院に運ばれたが、命に別状はない。

■グラフィティの4人を拘束 Infobaeの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアHの車輛にグラフィティと呼ばれる落書きをしたとして、4人が拘束された。この4人は車庫に入り込み、車輛にこの落書きをしていた。この際、警備員に暴力をふるったことも明らかになっている。拘束されたのはアルゼンチンの1人、フランスの2人、ポーランドの1人だ。

■地方首長、給与削減 Télamの記事
ブエノスアイレス州ヘネラル・プエイレドンのギジェルモ・モンテネグロ首長が、自身の賃金を20%引き下げた。同首長は、同地域行政の運営費が逼迫している現状を受け、この措置をとることを明らかにしたものだ。この措置は2020年1月分の給与から、とられるという。

■スーパー販売、続落 Télamの記事
国内のスーパーでの販売は、この10月も下落した。国の統計機関INDECが明らかにしたものだ。この10月の販売は前年同期比で、1.3%のマイナスとなったという。この一年間のインフレ率を換算すると、売り上げは5.2%落ち込んだことになる。国内では昨年以降、経済の先行きに対する不安が強まっている。


【エクアドル】

■9001人にビザ発給 El Comercioの記事
ベネズエラ難民9001人に対し、国は人道ビザを発給したという。大量の難民流入を受け、政府は入国ベネズエラ国民にビザ取得を課した。しかし人道的な見地から、より簡易なビザの発給を行なっているものだ。この人道ビザを取得すれば、国内に180日間、とどまることができる。

■信号待ち商売、禁止へ El Comercioの記事
キト市は、信号待ちの車輛相手の商売を、禁止する方針だ。交通に関する規則を改正し、こうした行為を全面的に禁止するという。市内の幹線道路の信号では、物品を販売したり、窓ふきをするなどの商行為が一般的に行われている。しかし交通安全などの観点から、問題を指摘する声があった。


【コロンビア】

■身代金、30億ペソ支払か Caracol Radioの記事
左翼ゲリラ組織民族解放軍(ELN)に、身代金として30億ペソが支払われたという。元大統領のアルバロ・ウリベ氏が見方を示したものだ。チョコ県で、長期間にわたりこの組織に誘拐されていた商業主ら2人がこのクリスマスに解放された。この解放の背後で、この額の身代金のやり取りがあったとみられるとした。

■メトロカリベから避難 Caracol Radioの記事
メデジンの都市交通型テレフェリコ(ロープウェイ)、メトロカリベから利用者が避難する事態が生じた。26日午後、リネアKでシステムトラブルが生じ、およそ30分にわたりこの運転ができなくなったものだ。空中で足止めされる利用者らはその後一人ずつ救助され、避難したものだ。

■プラス・ウルトラ、カルタヘナへ Reporturの記事
スペインのLCC、プラス・ウルトラが新たに、カルタヘナに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、マドリードとを結ぶ直行便を来年にも開設するという。使用機材は同社主力のエアバスA340型機となる見通しだ。現在この路線は、エア・ヨーロッパが運航している。

■難民、観光に翳 Caracol Radioの記事
ベネズエラ難民の存在が、国内の観光にも翳を落としつつあるという。今週移民局は、国内には163万人余りのベネズエラ難民が身を寄せていることを明らかにした。こうした難民の増加を受け、とくに治安に対する不安が高まり、外国人、国内観光客ともに「悪いイメージ」が広がっている実態だという。


【ベネズエラ】

■マドゥロ、夜間外出禁止令 Infobaeの記事
ニコラス・マドゥロ体制がこのクリスマス、カラカスの軍基地に夜間外出禁止令を出したという。23日にこの措置をとったもので、21時以降の外出などが禁じられたものだ。この措置について、セキュリティ上の理由としている。クリスマス時期には、兵らの外出や、兵らへの訪問が一般的に行われていた。

■グアイド、再選信じる El Economistaの記事
フアン・グアイド暫定大統領は、自身の「再選」を信じるとした。議会議長の同氏だが、1月5日にこの議長を選ぶ議会内投票が予定されている。しかしニコラス・マドゥロ体制による野党議員の買収工作が明らかになり、再選されるかどうか微妙な情勢だ。同暫定政権を、世界のおよそ60の国々が承認している。

■カロ氏らの解放を要求 Diario Las Americasの記事
議会は、野党議員のヒルベル・カロ氏、記者のビクトル・ウガス氏の即時解放を求めた。両氏は先週、カラカスで身柄を拘束されたまま、外部と連絡がとれなくなっている。ニコラス・マドゥロ体制の命を受けたインテリジェンス機関による拘束で、議会で多数を占める議会は、明らかな弾圧だと反発し、解放を要求した。

■レケセンス氏、家族と面会 RunRunの記事
野党議員のフアン・レケセンス氏は、家族と面会できたという。同氏はテロ関与を一方的に指摘され、昨年8月から拘束されている。今月には裁判が行われたが、非公開であるため内容は分かっていない。家族や弁護士との接見が制限されていたが、クリスマスイブの24日に面会が認められたという。

■給油、20時間待ち NTN24の記事
カラカスではガソリンを給油するのに、20時間は待つ必要があるという。産油国のベネズエラだが、ニコラス・マドゥロ体制の経済失政によるメンテ不足で、産油体制が維持できていない。国内の大半の他地域で今、再びガソリン不足、涸渇が生じている状態で、クリスマス時期を通してこの状態が続いたという。

■経済ドル化が進む El Comercioの記事
このクリスマス、国内では経済の「米ドル化」の進展がさらに色濃くなったという。経済失政による物資不足やハイパーインフレが続く中、商業主や国民は、より信頼できる通貨として米ドルを今、国内で広く使用している。こうした状況下でも一応のクリスマス商戦はあったが、支払いの多くは米ドルが占めた実態だった。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■パラグアイ、エネルギー改革 Télamの記事
パラグアイでは26日から、アルゼンチン国境のヤシレタダムの電力を、すべて使用できるようになった。このダムの発電の50%が国内に割り当てられているが、送電網などの不備で6.3%しか活用できていなかった。三菱商事などによる9か月の工事が完了し、アスンシオンなどに送電できるようになったものだ。この工事には1千万ドルが投じられている。

■パラグアイ、成長0.2% Ñandutiの記事
パラグアイの今年の経済成長は、0.0~0.2%にとどまる見通しだという。エコノミストが分析した数字を示したものだ。主要輸出品である農産物や畜産品が、気候条件などから今年、落ち込んだことが響いたという。しかしこうした気候条件が改善すれば、2020年の経済はより上向く見通しであるとも示している。

■ブケレ、養父になる RTの記事
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は「養父になる」とツイッターで宣言した。この24日、サンサルバドル近郊のイロパンゴで、生まれたばかりの女児が捨て子として保護された。同大統領はこの事実に心を痛め、この女児の養育にかかる費用を自身が負担するとしたものだ。またこの女児を育ててくれる家庭などを探すことも明らかにした。

■ハイチの奴隷労働調査へ El Universoの記事
国連は、ハイチでの奴隷労働の実態調査を行なう。同国では、とくに若い世代が奴隷労働に従事去られるケースが多く、また女性が売春をさられることも少なくない。国内の経済疲弊で就労機会が限られる中、こうした陥穽にはまる労働者の実態について、国連が明らかにする方針を示した。

■ホンジュラス、殺人増 La Prensaの記事
ホンジュラスでの殺人件数は今年、また増加している。1月から12月22日までに国内で起きた殺人件数は3920件と、前年同期よりも254件多い。国内では犯罪組織マラの構成員パンディージャの暗躍で殺人などの重大犯罪が多く、人口当たりの殺人発生率は世界でもっとも高い水準にあることが指摘されている。

■ブラジル、カカオ再生 El Universoの記事
ブラジルではカカオ生産の再生が試みられている。同国では1986年には45万8700トンの生産があり、世界2だった。しかし2018年にはこの生産量は25万5184トンまて下がり、7位となっている。しかしカカオの世界的需要の高さに加え、国内のチョコレート生産者からの要望もあり、再生の動きに至っている。

■ボラリス機で爆弾騒ぎ Infobaeの記事
メキシコのボラリスの旅客機で、爆弾騒ぎがあった。25日18時30分、メキシコシティの空港からチアパス州のトゥストラ・グティエレスに便が飛び立った。しかしその後、この便に爆発物があるとの連絡があり、引き返し緊急着陸したものだ。この機内から不審物などは見つからず、悪質ないたずらとみられている。

■アスンシオン空港、新滑走路へ ABC Colorの記事
パラグアイ、アスンシオンのシルビオ・ペティロッシ空港の滑走路が、新設される。リノベーションの計画が明らかになったものだ。現行滑走路の隣接地に、同じ長さの滑走路を新設するものだ。横幅は現行の23メートルから、ほぼ倍の45メートルとなる。この空港の滑走路はこの12日で、50年となった。



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