2014.05.16

【ボリビア】

■エボ、原子力エネルギー開発 El Solの記事
エボ・モラレス大統領は15日、国家として原子力エネルギー開発に取り組むことを明らかにした。同大統領は以前から、原子力の平和利用について意欲を示していたが、すでに原発を抱えるアルゼンチンからの協力を得て、国内でのエネルギー開発に取り組む姿勢を明確に示した。一方、同大統領は国民の安全性の担保に全力を尽くす方針も示している。

■スタバ、ついにボリビアへ El Deberの記事
スターバックスが早ければ2015年にも、ボリビア国内に進出することが明らかになった。国内の Delosurがフランチャイズ出店することに米国本社と合意したものだ。同チェーンは南米ではチリ、ペルー、ブラジル、アルゼンチンの4か国に出店し、さらに年内にはコロンビアに進出する予定だ。実現すれば南米6カ国めのオープンとなる。

■メディアセンターにPC千台 La Razónの記事
通信省は、サンタクルスに設けられる「メディアセンター」にコンピュータ千台を置くという。6月14、15日にサンタクルスでは77カ国グループのサミットが開催され、世界各国のメディアが集結する。この報道の発信地となるセンターに、報道向けに大量のコンピュータ危機を置くという。

■コレア、ボリビアの海を支持 La Razónの記事
エクアドルのラファエル・コレア大統領は、ボリビアの海を支持した。ボリビアはチリに対し海岸線を要求し、国際司法裁判所に裁定を求めている。コレア大統領はチリを訪れ、ミチェル・バチェレ大統領と会談した際、ボリビアの海への支持を伝えた。外国大統領がこの件について、意見を表明するのはきわめて異例だ。

■キヌア輸出、さらに増える La Razónの記事
ボリビアからのキヌアの輸出は今年、さらに増えているという。農村開発省が明らかにしたもので、この第一四半期の輸出は前年同期比で117%の増加となった。2013年は国連が定める「国際キヌア年」で、国際需要の増加から輸出が大きく伸びた。この勢いは2014年になっても衰えず、さらに増加したと同省は分析している。

■セメント工場建設を発表 Página Sieteの記事
エボ・モラレス大統領は15日、オルーロ県のカラコリョにセメント工場を建設することを正式に発表した。国内にはサンタクルス、コチャバンバ、チュキサカ県にセメント工場があるが、供給の不足が慢性化している。これを補うため、この地に工場建設が計画されていて、これを正式に発表したものだ。工場は2018年の操業、国内市場の22%の生産を目標とする。

■空港の鳥問題は県に La Patríaの記事
オルーロのフアン・メンドサ空港の「鳥問題」について、その責任は県にあるとロシオ・ピメンテル市長は語った。この空港ではゴミの埋め立て地に野鳥が集まり、離着陸する航空機が「バードストライク」を起こす可能性がある。同市長は、空港立地、建設にかかる責任は市ではなく県にあるとし、県に対して対策を求めた。

■狂犬病接種でギラン・バレー症候群 La Patríaの記事
オルーロで、狂犬病の予防接種を受けた人が、その副作用により難病のギラン・バレー症候群を発症したことが報告された。市内の労働病院が明らかにしたもので、この人物は犬に噛まれたことからこの接種を受け、その後副作用を起こしたという。同様の症例は過去にもあるが、同県の保健局はこの件について、因果関係が明らかではないとの見解を示した。

■タリハに石油化学コンビナート La Razónの記事
エボ・モラレス大統領はタリハに、石油化学コンビナートを建設することを明らかにした。アルゼンチン国境に位置するタリハは石油、天然ガスの採掘場所とも近い。国内初となる同施設の、建設の入札に向けた手続きを進めることを、モラレス大統領は明らかにした。この建設予算は15億ドルだ。

■チュキサカ、A香港型 La Razónの記事
チュキサカ県で、A香港型と呼ばれるインフルエンザH3N2型が検出されたという。国内は現在、冬に向かいつつある時季で、インフルエンザなどの感染症の広がりが指摘されている。これまで国内では、2009年にメキシコを震源に感染が広がったH1N1型が多く検出されていたが、今季初めてA香港型が見つかったという。

■博物館の夜、音楽演奏も Página Sieteの記事
ラパスでこの17日に開催が予定されている「博物館の夜」では、100組以上が音楽演奏も行なうという。毎年5月に行なわれているこの行事は、博物館や美術館、文化施設が営業時間を深夜まで延長し、一部は無料開放するものだ。これに合わせ、こうした施設や広場、街路などで音楽演奏が繰り広げられる。

■テレフェリコ、支払いは5パターン Página Sieteの記事
今月下旬に開業が予定されるラパスのテレフェリコ(ロープウェイ)の運賃支払いには、5つのパターンがあるという。ドッペルマイヤー社が明らかにしたもので、チケットはカード式だが、一回限りの切符や一日券、回数券、前払券などの5つの種類が設けられるという。先行するのは赤線で、残る黄色線と緑線は年内開業が予定されている。

■ボリビア、70%は離婚 Página Sieteの記事
ボリビアでは、結婚する男女の70%は、その後に離婚しているという。プロ・ファミリア委員会が15日の「家族の日」に合わせ、データを示したものだ。10年前まで離婚そのものが難しかったチリのように、ラテンアメリカは離婚を忌避する傾向が高いが、ボリビアはまさに例外だという。国民間の家族に対する考え方の変化が、とくに大きいと同機関は指摘した。


【ペルー】

■ウビナス、鎮静化と指摘 La Repúblicaの記事
モケグア県のウビナス火山について、観測機関は鎮静化しつつあるとの見方を示した。この火山は昨年9月から新たな噴火周期に入り、3月から4月中旬にかけ、活発な状態となった。同機関によると、4月19日の大きな爆発以降、同規模の活動はみられず、今は落ち着いた状態にあるという。一方で、火山への警戒度の引き下げについては、否定した。

■ウビナス、オレガノの被害 La Repúblicaの記事
モケグア県では、ウビナス火山からの火山灰により、オレガノが被害を受けている。同県はタクナ県と並ぶオレガノの産地で、これら産品は北米や欧州に輸出されている。産地であるチョハタでは、オレガノ畑40ヘクタールが灰に覆われたため、80トンの収穫が損なわれる見通しだという。

■パスコ、インカ古道が損傷 Perú21の記事
パスコ県内で、インカ古道(カパック・ニャン)の一部が、破壊されたという。この事態が起きたのはワラウタンボ遺跡の近くで、道路建設工事により、インカ古道の一部が壊された。インカ古道はクスコとアンデス各地を結ぶ交易ルートで、国内ではアンデス一帯に張り巡らされている。

■コンドル保護法が成立 La Repúblicaの記事
ペルー議会では「コンドル保護法」が賛成多数で成立した。アレキパ県出身議員と、野生のコンドル33羽の棲息が確認さるコルカの自治行政が、制定を目指していたものだ。この法では、コンドルの保護とともにその環境保全を行ない、さらに密猟を防ぐことなどが定められた。

■タクナ、オリーブの危機 La Repúblicaの記事
タクナ県では、オリーブの生産が今後、危機に瀕するおそれがあるという。地中海性気候の同県は、国内最大のオリーブの産地だ。しかしこの生産にかかる水は地下水に依存しており、この水の涸渇や海水流入により、水が得られにくくなる可能性があるという。ラ・ヤラダではこの水不足の事態で、収穫の90%が損なわれた。


【チリ】

■第7州、観光ディーゼル列車 La Teceraの記事
第7(マウレ)州では、歴史的なディーゼル車輌を活用した、観光列車が運行される。24日にタルカとペンカウェのゴンサレス・バスティアスの間で運転されるのは、電化前に使用されていた古いディーゼル車輌だ。その外観から鉄道ファンの間でも知られており、観光用の便に活用されることとなった。運賃は8500ペソで、電話を通じて予約できるという。

■23行政が6色旗 La Terceraの記事
この16日、国内の23の地方行政が、同性愛者の尊厳を示す6色旗を掲げる。同性愛者団体Movilhが、ホモフォビア(同性愛者憎悪)を抑止するため、旗を掲げる呼びかけを行なった。この結果23の行政と、5つの大使館が応じたという。チリは同性愛に保守的な考えが根強いが、ホモフォビア暴力で若者が命を落とした事件をきっかけに、認識が変わりつつある。


【アルゼンチン】

■7月9日通り封鎖で麻痺 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスの7月9日通りがこの15日、封鎖されたためミクロセントロなど中心部の交通が麻痺した。社会団体などが、仕事の機会を求めたデモを行ない、この目抜き通りを11時30分頃に封鎖した。この影響で、この周辺道路に車輌が集中し、一帯全体の交通が乱れる状況となった。

■銀行、時限スト La Nacionの記事
アルゼンチン国内の銀行は15日、営業時間内の13~15時、営業を停止した。銀行員らの労働組合が、トゥクマンで行なわれた銀行員らのデモに対する圧力に強く反発し、とった措置だ。トゥクマン州では24時間ストが行なわれ、国内のほかのすべての地域で、この2時間にわたる同調ストを行なったという。

■交通相、サルミエント線ストを批判 La Nacionの記事
フロレンシオ・ランダッソ交通相は、ブエノスアイレスの近郊鉄道、サルミエント線のストをあらためて批判した。同路線の労働組合が賃上げを求め、12日から4日間にわたり断続的ストを行なっている。同大臣は組合、労働者がするべきことをしていないと語り、安易なストを行なっていることを厳しく批判した。組合側はストを継続する姿勢を示している。

■コレクティーボ衝突、20人負傷 Clarín.comの記事
ブエノスアイレスでコレクティーボ(路線バス)が衝突事故を起こし、乗っていた20人が負傷した。事故が起きたのはサンフストのエイサギレ通りとアルマフエルテ通りの角だ。185番のコレクティーボが、スクールバスと衝突し、コントロールを失いね立木に突っ込んだ。乗客らの負傷はいずれも軽いという。

■ネウケン空港、霧の影響 La Mañana Neuquénの記事
ネウケンのペロン大統領空港は15日朝、濃霧の影響を受けた。しかし不良のためこの空港では14日夜から、15日午前10時まで、滑走路が閉鎖される状態となった。このためアルゼンチン航空、LANアルゼンチンの便の離着陸ができなくなり、運航スケジュールが組み直された。

■リネアB、水漏れの影響 Télamの記事
ブエノスアイレスのスブテ(地下鉄)リネアBは15日朝、運転開始がおよそ1時間遅れた。この路線は朝6時から運転するが、運営側によるとビジャ・ウルキサのラクロセ駅で水漏れが発生し、施設の一部が水没したという。この処理に時間を要し、7時過ぎの運転開始となった。

■BoA、サルタに就航 La Gacetaの記事
ボリビアの国営ボリビアーナ航空(BoA)が15日、サルタに就航した。同社が開設したのはサンタクルス-サルタ線で、第1便がやや遅れて11時45分、この空港に降り立った。同機は放水アーチの歓迎を受けている。この路線就航で、サルタ市民が欧州や北米に向かう利便性が、大きく向上することになる。

■4G、サンティアゴから El Liberalの記事
無線通信の第4世代移動通信システム(4G)は、まずサンティアゴ・デル・エステーロ州で実験導入されるという。フアン・デ・ビード大臣が15日、明らかにしたもので、同州で試験的に導入し、2015年12月までに国内各地に広げる方針だという。アルゼンチンは周辺国に比して、無線通信技術導入の遅れが指摘されている。


【エクアドル】

■ガラパゴス、非常事態 El Universoの記事
ガラパゴス国立公園は、船の座礁を受け、非常事態を宣言した。この9日、サンクリストーバル島の港で船が座礁し、今も現場から動けなくなっている。この座礁船から油が漏れ出る可能性があり、独特の生態系を育むこの諸島の環境に影響が生じるおそれがある。

■ガス欠のキト El Universoの記事
キトでは「ガス欠」が起きているという。市内では家庭用のエネルギー源として、ボンベ入りの液化ガスが使用されているが、このガスの流通量が減り、入手しづらくなっている。このガスを生産する、エスメラルダスの製油施設でストライキが起こり、出荷量が激減しているためだ。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■レシフェで略奪発生 La Terceraの記事
ブラジル北部のレシフェで15日未明、組織的な略奪が発生した。警察官らが賃上げを求めたストを行なう中、数十人の人々がスーパーや食料品を運んでいたトラックを襲い、品を次々と奪った。ジルマ・ルセフ大統領は緊急の声明を出し、市民の安全を担保することを語っている。この町ではワールドカップの日本-コートジボワール戦などが開催予定だ。

■メキシコ、商業施設で爆発 El Universoの記事
メキシコ、タマウリパス州のレイノサの商業施設で15日、大きな爆発が起きた。12時42分頃、「バジェ・デル・ベルヘル」の家具売り場付近で爆発があり、この施設の建物の一部が崩落した。この事故で2人が死亡し、7人が負傷している。この爆発原因はガス漏れが原因とみられている。


【サイエンス・統計】

■シャキラはスズメバチ El Universoの記事
科学者らは、新たに発見されたスズメバチに、「シャキラ」という名前をつけた。スペインのメディアが報じたもので、この名前はコロンビア出身の歌手にちなむという。エドゥアルド・シンブリ氏とスコット・ショー氏はエクアドル国内で、この新種のスズメバチを確認した。