2019.12.28

【ボリビア】

■外相、主権侵害を指摘 El Díaの記事
カレン・ロンガリック外相は、主権侵害を指摘した。在ラパスのメキシコ大使館に、スペイン大使館の車輛2台が入ろうとしたのを、警察らが止める事態があった。スペイン大使館がこの事態がウィーン条約に違反すると指摘したが、同外相はスペイン側のこの行為が、ボリビアの主権を侵害したと抗議の書面を送ったことを明らかにした。

■メキシコ側が抗議 Infobaeの記事
メキシコ側が、あらためてボリビア政府に抗議した。在ラパスのメキシコ大使館が11月15日以降、過度の「警備体制にあることを告発していた。新たに、スペイン大使館の車輛が止められたことを受け、再びウィーン条約違反を指摘したものだ。メキシコは、エボ・モラレス氏の一次亡命先となっていた。

■スペイン、キンタナ氏逃亡幇助か El Díaの記事
スペイン大使館の車輛は、逮捕状が出されている前大臣、フアン・ラモン・キンタナ氏の逃亡を助けるため、メキシコ大使館に向かったとみられる。警察がメキシコ大使館前の警備を厳重にしている背景に、同大使館内にキンタナ氏が身を寄せているとみられるためだ。キンタナ氏はエボ・モラレス政権で大統領府の大臣を務めていた。

■カマチョ氏、共闘表明 El Díaの記事
前サンタクルス市議のルイス・フェルナンド・カマチョ氏が、元ラパス市長のロナルド・マクリーン氏との共闘を表明した。5月3日投票が濃厚のやり直し大統領選で、同氏とタッグを組むことを正式に認めたものだ。マックリーン氏は1987年から4年間、ラパス市長を務め、このほか経済相を務めたこともある。

■マクリーン氏「モラレス氏は戻らない」 La Razónの記事
大統領選に出馬するルイス・フェルナンド・カマチョ氏とタッグを組むこととなった元ラパス市長、ロナルド・マックリーン氏は、「エボ・モラレス氏は国内には戻らない」と断言した。モラレス氏はアルゼンチンで亡命生活し、いずれ国内に戻るとしている。米国に滞在中の同氏は、モラレス政権から弾圧を受けていたことを明らかにした。

■チュキサカ農業層「離脱」 Página Sieteの記事
チュキサカ県のカンペシーノ(農業)層は、モラレス派であるMAS支持団体から事実上、離脱した。MASの選挙戦をモラレス氏は、アルゼンチンから指令することを明らかにしている。MASの支持団体が今、次々とアルゼンチンを訪れモラレス氏と意見調整しているが、チュキサカのカンペシーノ団体はこの動きをとらないことを明らかにした。

■チョケワンカ氏支持を変えず Los Tiemposの記事
ラパス県のカンペシーノ(農業)団体トゥパック・カタリは、元外相のダビド・チョケワンカ氏を次期大統領選候補とすることを「譲れない」とした。MASの支持団体である同団体は、モラレス氏からの信頼も厚い同氏の擁立を求めている。MAS内部では、チャパレ地方のコカ葉農家団体の指導者を推す声も高まっている。

■モラレス氏へのバーチャル捜査 El Díaの記事
アルトゥロ・ムリーリョ大臣は、エボ・モラレス氏への「バーチャル捜査」を開始するとした。ヘアニネ・アニェス政権はモラレス氏に対し、テロと暴動企図で追及する姿勢だ。すでに逮捕状も出ているが、同氏がアルゼンチンに身を寄せているため、身柄の拘束などはできない。しかし捜査機関はこのバーチャル捜査を展開するという。

■MAS内部の差別を告発 El Díaの記事
モラレス派であるMAS内部の差別が、告発された。同党所属の下院議員、コンセプシオン・オルティス氏が指摘したものだ。インディヘナ(先住民)出身のモラレス氏を顔とする同政党だが、この党内部で民族主義などによる差別が蔓延しているという。また政策の中でも、インディヘナの要求がことごとく無視されたことも指摘した。

■安全なカルナバルを La Patríaの記事
オルーロ市は、「安全なカルナバル」実現に努力する姿勢だ。ユネスコ無形文化遺産のこのパレードは、来年2月22日に予定されている。この国内を代表するフォルクローレの祭典が安全に行われるよう、市側もさまざまな対策をとる。近年、この開催中に事故や事件が起きるケースが相次いでいた。


【ペルー】

■マクドに制裁金 Infobaeの記事
政府は、マクドナルドを国内でフランチャイズ展開する企業に、84万5千ソル(24万5千ドル)の制裁金を課した。14日、リマのプエブロ・リブレの店舗で、アルバイト店員2人が感電死する事故が起きたことを受けたものだ。マクド側はこの事故を招いた6つの理由を発表し、説明したばかりだ。

■観光列車とタクシーが衝突 Correo Perúの記事
クスコ県で、観光列車とタクシー車輛が衝突する事故が起きた。クスコとマチュピチュを結ぶ鉄道で、線路を渡ろうとしていたタクシーに、観光列車がぶつかったものだ。このタクシーには31歳の運転手が乗っていたが、奇跡的に助かったという。ペルーレイル側は、無理な横断が事故原因との見方を示している。

■ペルーレイル、電子チケット化 Agencia Orbitaの記事
ペルーレイルは、鉄道チケットの電子化に踏み切る。同社はクスコとマチュピチュ、さらにプーノ、アレキパを結ぶ旅客便を運行している。現在は紙のチケットが使用されているが、観光列車を対象に電子化を図る。インターネットを通じた販売だけでなく、窓口やエージェントを通した販売も、電子チケットに漸次切り替える。

■キンビリ、緊急事態を La Repúblicaの記事
クスコ県ラ・コンベンシオン郡のキンビリは、緊急事態の宣言を行政に求めている。この地では24日、地域を流れるビルカノタ川が大雨で増水、氾濫し、59人が避難を続けている。住宅や農業の被害が甚大であるとして、この緊急事態宣言を求めているものだ。同地域を含むシエラ(アンデス)一帯は、これから本格的な雨季を迎える。


【チリ】

■バルパライソ、火との闘い続く Cooperativaの記事
バルパライソでは、火との闘いがなお続いている。このクリスマス、林野火災が住宅地に広がり、これまでに245棟の住宅が全半焼した。この林野火災は今も続いており、この消火に向けた活動が今も続いているものだ。この事態を受け、セバスティアン・ピニェラ大統領も現地を訪れている。

■見舞金支給は1月から BioBio Chileの記事
バルパライソ大火災で被災した人への見舞金支給は、1月からになる。政府側が明らかにしたものだ。クリスマスの大火災で245棟が全半焼し、1000人が避難を強いられている。政府は一世帯当たり30万ペソの見舞金を支給し、被災者の生活再建を図る方針だ。住宅復興についての支援体制についても、検討を進めている。

■学生への暴力で警官6人に有罪 BioBio Chileの記事
10月18日からの社会闘争の混乱の中、21歳の男子学生に暴力を加えたとして、警官6人に有罪が言い渡された。被害を受けたホスエ・マウレイナさんの告発で発覚したものだ。警察署内でこの学生は警官らから暴行を受け、性的な辱めも受けた。サンティアゴの法廷は、警官らの人権侵害を認めた。

■サンパブロ駅、再開へ BioBio Chileの記事
サンティアゴのメトロ(地下鉄)5号線のサンパブロ駅が、この30日に再開する。10月18日の社会闘争初日、メトロ網はバンダリスモ(破壊行為)の標的となり、甚大な被害を受けた。大きな被害を受けたこの駅はそれ以後使用が見合されていたが、復旧工事が終了したとしてこの日から再開するという。

■難破船の6人救助 BioBio Chileの記事
第8(ビオビオ)州タルカワノ沖で、難破船の7人が海上警備の船に救助された。港湾側によるとこの船は、航行中にコントロールが利かなくなり、乗組員らは緊急用のボートで脱出していた。警備の船がこのボートから、全員を無事救助したという。7人は現在、タルカワノ市内の病院で検査を受けている。

■建設業で大量馘首 BioBio Chileの記事
12月に入り、建設業で大量馘首が起きているという。労働省と建設業の団体が明らかにしたものだ。国内経済の悪化にともない、新たに失業する人が増加傾向だが、12月は建設業界だけで6万5千人が、人員整理で職を失ったという。10月18日からの社会闘争拡大で、さらにこの状況が悪化したとみられる。


【アルゼンチン】

■労働省、斡旋に努力 CBA24nの記事
労働省は、斡旋への努力を続けている。LATAMアルゼンチンの組合がこの30日、24時間の時限ストを行なうことを通告した。賃上げなどの要求によるものだが、年末の混み合う時期にストが決行されれば、混乱は必至だ。労働省はこの労使間の斡旋を図り、スト回避に向け力を尽くしている。

■フフイ、パラグライダー事故 Infobaeの記事
フフイ州でパラグライダーの事故が起きた。41歳のブラジル人男性がこのアトラクションを行なっていたところ、墜落し死亡したものだ。目撃者によると突然の強風でこの男性は、コントロールを失ったという。この男性は休暇を利用し、国内やボリビア、チリへパラグライダーの旅を行なっていた。

■国道2号で事故 Infobaeの記事
ブエノスアイレス州ビボラタの国道2号で、事故が起きた。27日朝、マル・デル・プラタに向かっていたルタトランティカ社のバスの便がこの地で衝突事故を起こしたもので、この事故で乗客ら18人が負傷している。警察が事故原因を調べるとともに、この運転手から事情を聴いている。

■サンティアゴ、異常な暑さ Diario Panoramaの記事
サンティアゴ・デル・エステーロは27日、異常な暑さに見舞われた。気象機関によるとこの日、州都では最高気温が摂氏49.6度に達した。国内の中北部はこの日、暑さに見舞われ、コルドバでもコリ日、42.2度を記録している。国内はこれから、本格的な夏を迎える。


【エクアドル】

■キト、花火抑止 El Comercioの記事
キト市は、花火の使用の抑止に動いた。市内ではさまざまなイベントや年越し時などに、花火の打ち上げが一般的に行われる。しかし過度の使用で、騒音に悩まされる人が多く、さらに家庭で飼われるペットへの悪影響も指摘されている。このため、市側はこうした花火使用を、原則禁止とする措置をとった。

■難民流入は抑止 Expresoの記事
国内へのベネズエラ難民流入は、抑止されている。大量の難民が国内に流入したことを受け、レニン・モレノ政権は入国ベネズエラ人にビザ取得を義務づけた。この措置発動後、ピーク時の昨年9月には6万8千人のベネズエラ人が入国したが、今は1300人程度に落ちついている。


【コロンビア】

■地雷被害者319人 Caracol Radioの記事
今年国内では、319人が対人地雷の被害にあった。国内ではゲリラ組織の活動の長期化で、各地に今も地雷が残存している状態だ。この爆発に巻き込まれる人は毎年出ている状態となっている。今年のこの数は220人だった昨年から99人増えており、このうちの142人は民間人、このうちこどもは15人だった。

■失業率、9.3%に上昇 Caracol Radioの記事
国内の失業率は、9.3%に上昇した。国の統計機関DANEが示した直近の数字だ。前の3か月の失業率、8.8%から0.5ポイント上昇した。とくに主要都市での失業率は10.4%まで上昇している。建設業などは比較的堅調だが、農業や交通業、不動産業などは雇用総数が減ったという。

■ククタ、両替ピーク Caracol Radioの記事
ベネズエラ国境のククタでは、両替がピークとなっているという。この町にはベネズエラから、買い出しに来る人が多く、クリスマスから年末年始の買い物の高需要で、両替をする人が今、一年を通してもっとも多いという。その多くは米ドルだが、ボリバール・ソベルノの両替も少なくない。

■アンティオキア、泥流被害 Caracol Radioの記事
アンティオキア県のシウダー・ボリバールで、泥流による被害が生じた。雨などによる土砂災害の影響で、山から大量の泥が住宅地などに流れ込んだものだ。これまでに7棟の住宅が、この泥流の被害を受けている。また地域行政によると、周辺の45棟と現在、連絡がとれなくなっているという。


【ベネズエラ】

■不当逮捕と訴える El Pitazoの記事
野党議員らは、不当逮捕と訴えている。先週、カラカス市内で野党議員のヒルベル・カロ氏と記者のビクトル・ウガス氏が拘束された。ニコラス・マドゥロ体制の命を受け、インテリジェンス機関が拘束したとみられる。しかしこの逮捕理由などが明確ではなく、野党議員らはマドゥロ体制による単なる弾圧であると訴えた。

■レデスマ氏「マドゥロは死に体」 El Impulsoの記事
前カラカス市長のアントニオ・レデスマ氏は、ニコラス・マドゥロ体制が「死に体」であると断じた。同氏はマドゥロ体制が、野党の誤りにつけ込んだ対応しかとっていないと断じ、自身の政策実行力が損なわれていると断じた。同氏はマドゥロ体制からの弾圧を逃れ、スペインに亡命している。

■送金でも生活できず El Comercioの記事
国内では、国外からの送金を受けても、生活が維持できなくなっている。国内に残る国民の生活を支えるのは、国外にいる家族などからの受取送金だ。しかし国内ではすでに通貨が米ドル化しており、ドルベースでも物価が上昇しているため、多くの世帯がさらなる困窮に至っている状況だという。

■2020年、さらなる停電か Noticias por el Mundoの記事
国民の多くは、来年はさらに停電が増えるのではと心配している。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政で電力網のメンテナンスが不足し、国内では停電が頻発している。この3月から4月にはメガ停電が発生し、国内経済はほぼストップする状態となった。この事態は改善されておらず、来年にかけて悪化することが懸念されている。

■経済、さらなる悪循環 El Impulsoの記事
国内経済は、さらなる悪循環に陥った。ニコラス・マドゥロ体制の経済失政による影響が続くが、ハイパーインフレなどに加え、今年は大規模停電やガソリン不足による公共交通の停止などが生じた。こうした事態で、国内経済はさらに悪化が進んだとみられる。国内総生産(GDP)は2013年と2018年を比較すると、52.3%のマイナスだ。

■依然として「危険な国」 Noticieroの記事
ベネズエラは引き続き「危険な国」だ。今年、国内で殺害された人の数は1万6506人となったと警察機関が明らかにした。この数字は前年よりも7千人少ないが、人口10万人あたりの殺人発生は60.3件と、ラテンアメリカ地域でのトップとなる見通しだ。経済困窮を受け、人心の荒廃が起きていることが指摘されている。


【ラテンアメリカ・カリブ海】

■ハイチ経済、弱まる Diario Libreの記事
ハイチの経済が、さらに弱まっているという。同国では9月16日から、ジョブネル・モイーズ政権の退陣を求める社会闘争が激化、長期化した。この事態で、もともと疲弊した経済がさらに悪化している状況だ。国際通貨基金は今年のハイチの国内総生産(GDP)が、1.2%のマイナスとなるとの予想値を示した。

■ブラジル、失業率改善 Télamの記事
ブラジルの失業率は、改善したという。国の統計機関IGBEによると、この11月時点の国内の失業率は11.2%と、今年に入りもっとも低い値となったという。前の3か月との比較では、0.7ポイントの改善となった。それでも、国内には1190万人の失業者がいる状態で、雇用創出は引き続き課題となっている。

■ウルグアイ、過去最大のコカイン El Observadorの記事
ウルグアイで、同国史上最大のコカインが摘発された。同国の税関が明らかにしたもので、モンテビデオ港のコンテナの中から、純度の高いコカイン4418キロが見つかったという。このコンテナは、アフリカ向けの大豆を装っており、アフリカを中継とする欧州などへの麻薬カルテルが関与したとみられる。

■殺人発生率、42.8に La Prensaの記事
ホンジュラスの人口10万人あたりの今年の殺人発生は42.8件と、依然として高い水準となる見落としだ。マラと呼ばれる犯罪組織の構成員、パンディージャ暗躍で国内では殺人発生が高水準だ。2012年の85.5件をピークに、年々この数字は下がっていたが、今年のこの数字は昨年の41.1件を上回ることとなる。

■ブラジル、火炎瓶攻撃捜査 El Universoの記事
ブラジルの警察は、火炎瓶攻撃についての捜査を開始した。Netflixを通じ、ヘスス・クリストが同性愛である内容の番組を制作していたリオデジャネイロの会社が、攻撃を受けたものだ。この件について、マスク姿の3人の男らによる犯行声明の動画が公開されている。この攻撃があったのは24日だ。

■インテルジェット、4千人に影響 Milenioの記事
メキシコのLCC、インテルジェットの利用者4千人に、影響が出ているという。この25日以降、同社便に遅れやキャンセルが相次いでいるものだ。消費者保護行政が告発を受け調べたところ、この規模の利用者に影響が出ていることが明らかになった。同社では機材やりくりなどの関係から、同様の事態が繰り返されている状態にある。

■デング、首都圏に集中 ABC Colorの記事
パラグアイでの今期のデング感染は、アスンシオン首都圏に集中しているという。同国保健省が明らかにしたものだ。ネッタイシマカが媒介するこの感染症は、国内ではこれから本格化する雨季に、感染が広がりやすい。同省によるとこれまでの感染確認の93%が、首都圏に集中しているという。


【国際全般】

■ターキッシュ、赤道ギニアへ Guinea Info Marketの記事
トルコのターキッシュ・エアラインズが、赤道ギニアの首都マラボに乗り入れる。同社が明らかにしたもので、ハブであるイスタンブールとを結ぶ路線を週3往復の体制で、2月7日から運航するという。この路線はナイジェリアのポート・ハーコート経由となる。同社の定期便乗り入れ地点数はこれで311個所となる。



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